経営人間学シリーズ (2)はじめに
今から17年ほど前に株式会社キウイという、広島の池田佳隆という人が始めた、異業者交流会に佐竹は参加していました。年会費22,000円で、いろいろな例会があり、「KIWI」という週に一回出される、社長インタビューや、連載記事、いろいろなニュースなどを紹介するクリッピングというものを乗せた情報誌を出していました。私も、その会の例会にも熱心に参加しました。そして、東京事務所の責任者の方と親しくなり、わたしが当時もやっていた人間学の話を「KIWI」に乗せてくれませんかというお話がありました。
そこで、1993年の4月9日号から、全12回の「佐竹幸一の人間学入門」というものを連載することにしました。会員は経営者の人達ですから、人間学入門といっても、経営人間学的なものにしました。内容は以下の通りです。内容は1ページの簡単なものです。
1、 経営人間学 「人を知らずして良い経営はできるのか」 2、 顔の人間学Ⅰ 「人間の心は外から分かるのか」 3、 顔の人間学Ⅱ 「経営に生かす人相術」 4、 顔の人間学Ⅲ 「身振りで知る人の心」 5、 心と身体の人間学Ⅰ 「心と体のコントロール」 6、 心と身体の人間学Ⅱ 「若さをと持つ秘訣とは」 7、 歴史人間学Ⅰ 「歴史人間学とは」 8、 歴史人間学Ⅱ 「上杉鷹山」 9、 歴史人間学Ⅲ 「劉邦と、劉備」 10、経営人間学と未来Ⅰ 「人間のための企業」 11、経営人間学と未来Ⅱ 「環境問題と経営」 12、経営人間学と未来Ⅲ 「人間の未来と経営」
以上のような内容でした。編集の方の話ではなかなか面白いと、好評だったと聞いております。すでに16年が経過して、だいぶ状況が変化しておりますが、基本的なところはそれほど変わっていないように感じます。これから若干手を加え、あたらしいものを加えて紹介していこうと思います。すでにブログで書いたことと重複するものがありますが。こちらの流れを優先として再度書くことにしました。
その後この異業者交流会は、どの様になって行ったかといいますと、もともと、池田社長 は神秘主義的なものが好きだったようですが。会員の中に、神秘主義的なものを持ち込む方が増えてきまして、何かオカルト的な雰囲気が強く出てきました。これはまずいことだなと思っているうちに、会員の減少により、会は消滅してしまいました。
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