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2009年10月17日 (土)

経営人間学シリーズ(7) 心と身体の人間学 ①勉強が進まないと風邪をひく

 昔、私が都立戸山高校に在学していたころ、ガンマというあだ名の数学の先生がいらっしゃいました。講堂などで生徒がざわざわしていても、その姿が見えた瞬間に、シーンと静かになるという、怖い名物先生でした。教室で答えるとき、「エーと」というと、「エーとはや(8)だよ」とダジャレもいう側面もありましたが。その先生が、よく、「勉強がうまく進まないと、風邪をひくよ」と言っていたのが思い出されます。

 気が入っていて、仕事や勉強がうまくはかどっているときは、かなり無理をしても平気で、乗り切ってしまいますが、どうも気が進まない、いやだなというときは、なにかと体調が悪くなってしまう傾向があります。学校や職場にどうしても行きたくないと思っていると熱が出たりして、皆さんは経験がありますか。私の場合、昔は、血圧が上がり、風邪をひき、口内炎ができたり、ぜんそくが起きたりします。そうなると仕事も勉強もますますはかどらなくなります。

 人間の身体と心というものが、きわめて密接に結びついているということを、今科学がさまざまな角度から明らかにしています。                                おこったり、イライラしているときには、アドレナリンが分泌され、交感神経が興奮し、脳ははβ波中心で、、体の筋肉も緊張してきます。いわば臨戦態勢になっています。しかしこれが続くと、副交感神経が支配する内臓系はてきめんに弱ってしまいます。そしていろいろな身体の不調が出てしまいます。こういうときは、どうも何事もうまくいかなり、悪循環になることが多いのです。

 逆にリラックスしているとき、笑っているときや、気分の良い時には、セロトニンが分泌されます。またドーパミンも分泌され、副交感神経が働き、脳波もα波が出てきます。当然内臓の働きも良くなります。このようなときには多少の困難も乗り切れるし、何事もうまくはかどるのです。物事を悲観的に考え絶えず緊張するのではなく、できるだけ、困難やストレスは、成長のための薬だと考えて、ゆとりを持ち前向きに対応するような心構えを持つことが必要だと思います。なんとかその局面から少し離れてみて、うまく気分転換もすることも大切です。

 今、気功や、ヨガ、セルフコントロールなど、さまざまな身体の訓練法の教室があり本が出されています。しかし、実際に教室できちんと習うのは大変です。そこでその中で、私自身がやっていて、簡単で、誰にでもできるものをご紹介します。

 その一つは「操体法」です。力を出すためには、その前に、筋肉をゆるめておく必要があります。また、筋肉の緊張をほぐすには、そこの部分に思いっきり力を入れ、グニャと力を抜くという方法です。たとえば首筋が痛い時には首筋をゆっくりまわしていき、一番痛くない、楽な所になったら、思いっきりそこの筋肉に力いれ、そのあとグニャっと、力を急に抜きます。そのように身体の各部の痛みを、痛くない方に逃げて、筋肉に力を入れて急に弱めるといいのです。詳しくは本を読んでみてください。この方法を知っていると簡単で、効き目もあります。

 また、どうしてもイライラして、気持ちが高ぶっているときや胸がドキドキして、どうしようもない時には、「意識的に深呼吸」をすることです。鼻で、思いっきり息を吸って、少し止め、ゆっくりと口から吐く。これはもっとも基本的な呼吸法ですが、これだけで、脈拍が落ち、血圧が下がり、気分的に落ち着いてきます。医者で血圧を測ってもらうとき、ドキドキして高めになります。医者は、深呼吸してくださいとかならず言いますね。それと同じです。必ずしも、前に示した方法でなくとも、最初は普通の深呼吸で、まず、落ち着いてそのあとで、鼻でゆっくり吸って口から吐くようにしたらよいのです。大勢の前で話すときにも有効です。

 さて、何事も一生懸命に物事に取り組めば、ストレスや困難は出てくるものです。でもそれを乗り越えることで成長し、より大きな困難に立ちむかえます。安易な道ばかり選んで進んでいると、あとで自分の人生がつまらないものであったと後悔することにもなります。簡単で自分なりに、できるストレス解消法を見つけ出してください。そして困難を切りひらいて行ければ素晴らしいと思います。また改めてご紹介しますが、気持ちの面でストレス解消する河合隼雄さんの本などをぜひお読みください。

本の紹介

「操体法の実際」  茂貫雅高 農文協   その他いろいろ出ています               「病は気からの科学」 高田明和 講談社ブルーバックス                     「心の処方箋」 河合隼雄 新潮社 文庫本も                             「ストレス善玉論」 中沢正夫 情報センター出版局

               

 

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