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2010年1月

2010年1月21日 (木)

街中での韓国人、中国人、日本人の見分け方

 私の住んでいる、新大久保界隈(大久保と百人町)の中で、歌舞伎町よりの百人町1丁目と、大久保1丁目は、外国人比率が7割を占めていると思われます。正式に外国人登録している人はそんなにいませんが、観光ビザで、往来を繰り返している人は大変多いのです。以前よく行っていた、中国(台湾)のマッサージ店の従業員は、ほとんどそうでした。新大久保駅から明治通りに向かっての大久保通りは、毎日旅行鞄をカラカラさせて引っ張って行く人がとても多いのです。ただ普通は、顔を見ただけでは、日本人と、韓国人、中国人の区別はなかなかつきません。そこで永年この大久保に住んでいて感じた違いを、お話してみます。

顔の違い

1、韓国の人の顔は、日本人の中で、いわゆるしょう油顔と呼ばれている、北九州から、瀬戸内海、関西にかけて多い、いわゆる弥生系の顔の人が多いのです。色白細面、目がややつりあがり、一重まぶた(女性は二重に整形している人が多い)、いわゆるキツネ顔、お雛様のような顔です。なかなか美男子、美人が多いのです。

2、ただ日本人でも韓国人中国人でも、大きく、都会型と非都会型があるのです。ようするに、軟らかい食べ物を食べ続けた結果、顎が小さくなった、小顔の都会型と、顎ががっちリとした、顔の大きな、非都会型です。都会型では日本、韓国、中国ともに、かなり同じような顔になっています。これは特に女性において著しい傾向です。

3、日本人や中国人はとても顔のバラエティに富んでいます。日本人のルーツが、南方の黒潮に乗ってインドネシアあたりから来た人。南中国から来た人、北中国から来た人、韓国からの渡来人、北方から来た、ツングース系の人やアイヌ人などいろいろだからです。中国ではさらに多くて、漢民族の顔でも、南方と北方で違いあがり、さらには、韓国系の人モンゴル系の人、チベット系の人、さらには、新疆ウイグル自治区の西方のイスラム教の信者たちなどいろいろです。そのほかにもさまざまな少数民族があります。

その他の違い

1,韓国人と中国人は帽子をかぶっている人が多い。特に韓国の人は、帽子をかぶっていることが多いのですが、野球帽を、男女ともにかぶっています。日本人の女性では野球帽をかぶる人はあまりみません。女性で、野球帽をかぶっていたら、韓国人の可能性が高いのです。

2、タクシーの止め方 日本人は少し手を上にあげて、タクシーを止めます。ところが中国韓国人ともに少し下のほうに手を出します。このような仕草は、人によってほとんど変わりないので、一発で見抜けます。タクシーの運転手さんもそう言っていました。

3、韓国の女性は友達同士で手をつないでいることが多いのです。女性二人で野球帽をかぶり、手をつないでいたら、まず100%、韓国(朝鮮)の人と思って間違いありません。

4、韓国の女性も中国の女性も、話声が大きいですね。またかなり早口です。上海の女性同士でしゃべっていると、その早口に驚きます。韓国の女性も、中国の女性も話していて、何かけんかしているようにも聞こえます。私は大久保通りに面したビルの5階に住んでいますが、夜、大声でいい争っている声がよく聞こえます。日本人どうしということは少なく、5階まで響いてくるのは、韓国、中国の人たちです。

5 韓国の女性、特に若い女性に、太った女性はほとんどいない。日本人は最近、ぽっちゃりタイプもこのまれるようになってきたが(ぽっちゃり女性シンドロームと言うらしい)。韓国では太った女性は嫌われる為に、整形でもしてもやせるようにしているとのことです。ただ日本の若い女性も、やせているのであまり区別はつきません。かなり太ったわかい女の子は日本女性かもしれません。

 今のところ、私が感じているのはそんなところですが、お読みになった方で、ほかにもこんな違いがあるよと、教えていただければありがたいと思います。

◎ 参考 中国における少数民族  中国には55の少数民族が存在します。

それぞれ、自治区政府を作って独自性を認めています。                    内モンゴル自治区    モンゴル人                                     チベット自治区      チベット人                                新疆ウイグル自治区   ウイグル人、回族など                          延辺自治区 朝鮮族 (新大久保で韓国風中華料理店経営)                                             広州チワン族自治区   チワン族 タイ族他多数                                   他に 自治区になっていませんが、昔女真族、満州族                        金や清朝の支配層 だった人たちです

2011年7月 追記

 『こんなに違うよ 日本人 韓国人 中国人』(造事務所編著 2010年10月  619円 PHP教養文庫)という本があります。三つの国の国民性の違いを面白く紹介しています。

2010年1月20日 (水)

宇宙の起源についてーそして星空の素晴らしさ

 人間とは何かを知るに当たっては、この宇宙というものが、どのようなものであるか知る必要があります。キリスト教では、この宇宙を作ったのは全能の神様です。天文学者のなかでは、後で述べるビッグバンの始めだけを神様が起こしたという人もあります。いずれにしても、宇宙とは何か、そして宇宙の起源は何かということは、物の考え方にきわめて大きな影響を与えます。

 アメリカの天文学者である、E,ハッブルが1929年にさまざまな銀河を観測していて、遠い距離にあるほど、光が赤みがかっていることを発見しました。光や音には、ドップラー効果というものがあります。救急車などが近付いてくるときと、去って行くときには音が違いますね。それと同じように、星や銀河が赤みがかっているということは遠い銀河ほどどんどん早い速度で遠ざかっているということがことが分かったのです。それを整理して時間をさかのぼっていくと、ついにある点の時間に到達するということが分かってきました。すなわち、ビッグバンと言ってある瞬間に爆発的に宇宙ができて今、それが膨張しつづけているということです。それ以前はいわば無の世界で時間も発生しません。

 素粒子論では、分子、原子、陽子、電子と小さくなっていき、最後には、クオークという最小の単位の粒子になるということが分かっています。クオークの数と、それがもとになっていかにしていろいろな物質が生じたかについて予言して、日本人のノーベル賞受賞者が多く出ました。さて、物質には物質と、反物質というのが存在しているというのです。そして物質と反物質がぶつかると膨大な光のエネルギーを生じて、物質は消滅してしまいます。物質と反物質がまったく同じ量なら、エネルギーに変わって物質は完全に消滅してしまいます。ところが、物質のほうが反物質よりほんの少し多かったため、物質は残り、現在の宇宙が存在しているのです。

 ビッグバンの始まりは、今からだいたい150億年くらい前であったと言われています。宇宙のはじまりはごく小さいものできわめて高温の塊でした。それが急速に膨張していく間に次第に冷えてきて、ビッグバンから38万年位して、水素やヘリウムなどが生まれ、次いで宇宙の星雲や星星も誕生してきました。太陽系ができたのが、45億6600万年、地球ができたのは45億5000万年から、44億5000万年前の間です。地球に最初の岩石ができたのが約40億年前で、地球上に最初の生命が生まれただろうと考えられているのが、38億年ころであろうと言われています。現在細胞化石が見つかっているのは34億6500万年前です。それから以後は、生物の爆発的な進化となり、今から400万年前ほどから、人類の誕生へと続きます。

 それから宇宙はその後、どうなるかですが。太陽は、しだいしだいにエネルギーを使い果たして、膨張し赤い大きな星と変わっていきます。50億年後には地球は太陽に飲み込まれてしまいます。100億年後には我々のいる、天の川銀河とアンドロメダ銀河は衝突するであろうと言われています。そして、最後に宇宙は冷めきった宇宙として、無に帰すという考えと、又次第に収縮していき又ビッグバンを起こして、1兆年周期でそれを繰り返すという説とがあります。まだ確定されたものではありません。

 私たちにとっては気の遠くなるような壮大なスケールの話ですが、そういうことも覚えておく必要があります。そういう宇宙の中で果たして神が存在し得るものであろうかと。現在の天文学が考える宇宙の中で私はどう見てもキリスト教がいうような意味での人間の姿に近いといわれる全能の神が存在するとは思えません。

都会の真ん中に住んでいる私にとって、星空はなかなかその素晴らしさを感じられません。流星群を見ようとして、ビルの屋上に行っても、隣の歌舞伎町のネオンの明かりなどで明るく、一等星が見えるのがせいぜいです。ところが、いままでに二度星空の素晴らしさを感じたことがあります。

 はじめは、オーストラリアのケアンズの隣のポートダグラスのシェラトンミラージュホテルに泊まって、星空を見たときです。海の面してゴルフ場がついていて、専用ビーチが延々と続く海にはほとんど照明がありませんでした。一緒に旅行した人も誘って、星を見に行きました。ホテルの人が、あれが南十字星、あれがニセの南十字星と教えてくれました。雲ひとつなくて、遮るものもないところで、素晴らしい星空を見るのは感激ものでした。天の川(銀河)が、こんなにもきれいに見えるものかと感嘆しました。他の人もいろいろ観光しましたが、後であの星空に一番感激したと言っていました。

 続いて、以前惑星直列があるという日に北海道の見幌峠に行ったことです。ホテルに頼んで妻と何人かのガイドさんとが一緒にきました。見幌峠には周りに照明が無く、遮るものがありません。雲も月明かりもほとんどなく360度の星空です。こんなにまでも星というものが多いものかと感激です。ガイドの若者が3人ほど来たのですが、惑星直列をみんなよくわかっていなくて私が説明するようでした。よく惑星直列があると世界的な天変地異が起きると言っていた人がいました。でも何事も起こりませんでした。それから人工衛星がいくつも飛んでいるのが見え、いかに人工衛星が多いかにも驚きました。

 砂漠などでは、これ以上の素晴らしい星空なのでしょう。昼の猛烈に暑い太陽が消え、涼しくなってきたところに満点の星が輝いているのを見れば、宇宙の神秘を感じられるでしょうし、神の存在を感じたかもしれません。砂漠のあるイスラム教国の国旗が多く月と星で描かれているのがよくわかります。

2010年1月14日 (木)

”真の”科学者として生きるー実用的人間学的な生き方とは(カールセーガンと池内了氏)

 「人は自分の考えに固執するーニセ科学と懐疑論」という名前で以前、ブログを書きました(2009,11,17)。そこで、カールセーガンの『科学と悪霊をかたる』(1997、新潮社)という本の内容を紹介しました。この本の最後に書かれている解説は、池内 了氏(名古屋大学教授、宇宙物理学、総合人間学会、ジャパンスケプティクス会員)が書いたものですが、本の内容を大変うまくまとめています。以下それを要約して改めて紹介してみます。(総合人間学会はその後退会されました)

池内 了氏の解説

 現在は科学の時代でありながら、驚くほど似非科学が氾濫している。それらが言うには現代科学には限界があり、新しい分野の「超科学」が必要であると。しかしそれらは信じるか信じないかの世界である。科学とは、信じるか信じないかの世界ではなく「万人に、どこでもいつでも、なりたつ(証明できる)か、成り立たないか(反証できる)か」がその成立条件である。

 似非科学の跳梁は日本だけでなく先進国に共通している。科学の成果を満喫しながら、科学が地球を破壊してしまうのではないか、科学の力で築かれた資本主義の不公平感・閉塞感。科学からの逃避と科学への復讐。それらがないまぜになって、「理科離れ」がすすみ、似非科学への傾倒となっているのだ。それを助長するマスコミの動きもある。

 しかし現在まで、科学の力によって、より豊かな人生を生きることができ、飢えや病から解放されてきたのではないか。逆に似非科学や神秘主義が横行した時どれだけ悲惨な死が人々に強制されたか。(魔女裁判や、ナチスのアーリア科学など)科学とエセ科学を区別する眼を養うことが大切である。今いろいろな問題が多発しているが、問題の根源を探り、その解決の方策に知恵を絞り、時には政策を変更するように政府に要求する必要もあるだろう。そのような態度こそが科学的な知を獲得した現代人のなすべき義務なのである。人類が生き延びるために。

 科学には限界があり誤りがつきものであり、「科学に権威はいない、せいぜい専門家がいるだけ」であり、「科学の価値は、民主主義の価値と相性がよく、この二つが区別できないこともある」のは、両者とも自由な意見の交換が不可欠であり、互いの誠実な証拠の開示こそが最善の道を発見することにつながるからである。しかし似非科学に置き換えたらその文章は成り立つだろうか。

 トンデモ話にひっかからない一番の方法は、懐疑的思考、つまり、前提なり出発点が正しいかどうか、、そこから筋の通った議論が組み立てられているかどうかを常に疑い追試することである。これは科学そのものの方法ともいえる。そのためには、裏付けをとれ、権威主義に陥るな、仮説は複数立てろ、身びいきするな、弱点をたたきだせ、反証可能性などで比較すれば科学と、似非科学とを見分けることができる。

 科学にとって民主主義が不可欠であることを再び強調しつつ、逆に民主主義を確固としたものとするために、科学者が果たすべき役割は重要である。

セーガンにとって、「科学する精神を持ちそれを現実の社会で実践した人は、学歴や職業にかかわりなく、すべて科学者なのである。」

 以上が、池内 了氏の紹介の要約です

カールセーガンと似非科学

 さてカールセーガン氏はこの著作を書いてまもなく、1996年12月62歳の若さで亡くなりました。そしてカールセーガン氏が指摘した神秘主義が横行する状況は、2010年の現在、悪くなるこそあっても少しも改善される状況にはありません。先ごろ私のブログに書いたように、長時間を使って、テレビで「超能力」に関しての番組が放送されています。しかし、カールセーガンも言っているように、さまざまな似非科学が受け入れてくれて、科学が受け止めてくれない限り、似非科学への需要は高まり、その科学的なものや懐疑的な批判本などは売れないのです。たとえば、細木数子の占い本は大変なベストセラーなのに、科学的な本など、ほとんど売れません。私の書いているブログもそうです。

(民放は相変わらず神秘現象や超能力をテーマにした放送を流しつづけています。しかしNHKではそれら超常現象をを科学的に解明する番組を続けています。ブログ筆者の神秘主義批判のブログは、放送のたびごとに、アクセスがあります)

 似非科学や神秘主義に基づいたものは、まったく役に立たないかと言うと、一定の確率で、ある人々には効果があるのです。プラシーボ(偽薬)も、一定の人には効果を表します。特に暗示にかかりやすい人には、大きな効果を表します。効果のあった人は人に薦めます。ただそれはあくまでも、当たるも八卦、当たらぬも八卦の世界ですが。でもきわめてお手軽なのが、現代人にはよいのです。科学がいかに正しくても、すなわちどれほど栄養価が高いものでも、ちゃんと調理されて食べやすくなっていなければ、それは利用されません。いささか毒性があろうとも、栄養がなくとも、おいしいあるいはおいしそうに見える物に飛びついてしまいます。

実用的人間学とは

 筆者の提唱する実用的人間学(Pragmatical Humanology)は、さまざまな人間に関しての科学の成果を、現実に生きる人たちのさまざまな要望に基づいて、調理してきちんと消化できる(活用できる)ものにしていこうとするものです。また、人々が、科学の成果を身につけていきやすいように、現実社会で生かして“真の”科学者になるように手助けをしようとするものです。各部門の専門家の先生の多くは、自分の研究に忙しく、一般の人のために科学をわかりやすく、実際の生活に生かすように手助けをすることなどとても無理なことだと思います。そこで、諸科学の成果を科学の立場に立ってわかりやすく解説し、実生活の上でも生かせるようにしたい、というのが、実用的人間学の立場です。

 人間学研究所の、実用的人間学研究会では、そのような立場で研究活動と啓蒙活動を進めています。

科学的ヒューマニズムとは何か

 そのためには、第一段階として、人間諸科学の成果をもう一回、わかりやすく身につけてもらうことが大切です。宇宙の起源から生命の起源、人類の起源、人間の歴史、人間社会の仕組み、人間の身体、人間の精神活動(脳の働きから、心理学、さまざまな文化など)さらには哲学、宗教、芸術などの成果など人間の全分野をできるだけわかりやすく系統的に、勉強しなおす必要があります。そのためにテキストをできるだけわかりやすく面白いと興味を持ってもらうように各レベルで用意する必要があります。現在は大変優れた映像でわかりやすく面白く表現されたものも多く作られています。また巧みな比喩も使って、わかりやすく説明する必要もあるでしょう。  人間に関して、総合的で、系統的な知識を身につけるにあたっては、「科学的ヒューマニズム」の立場に立つ必要があります。「科学的ヒューマニズム」とは、P,Dハチョンが書いた『科学的ヒューマニズムの歴史』<(理性への道、ブッダからドーキンスまで、2004年 新幹社)に書かれている内容のものです。すなわち、それは最初のヒューマニスト、ブッダに始まり、草分け的ヒューマニスト孔子、さらにはルクレティウス、D,ヒューム、、デューイ、Jハクスリー、アシモフ、カールセーガンなどのヒューマニストについて書いてある本です。

 ここで、科学的ヒューマニズムとは、人間が自然の現象の一つとして自然に発生したものであって、神が作ったものではないこと。そして何か霊のような存在を否定する立場を言います。人間を超越する神の存在を否定することによってこそ真のヒューマニズムが成り立つと主張しているのです。

 そして第二段階です。重要なことは、ただ一般的な知識を身につけることだけではなく、現実にさまざまに、現実社会で生じている諸問題に、どう生かしていくかという能力を身につけることです。これはなかなか難しいことですが、これがないと単なる、知識の羅列に終わります、いわゆる「単なる人間学(Anthropology)-例えば「哲学的人間学」、のレベルにとどまります。実用的人間学と呼ばれるには、いろいろな問題解決にいかに生かせるかを、考えて行き又実践していくことができるかどうかです。

①現実に起きている問題をまず正しく科学的につかむこと、

②いくつかの実行案のもとに実行してみること、

③その結果がどうであったかを検証していくこと。この科学的なプロセスを持って問題解決をする訓練を重ねることです。

そうすることができるようになれば、怪しげな占い師などに問題解決をゆだねて、その結果さまざまに問題がより深刻化するなどということを防げます。

 そのためにも、多くの人が頼ろうとする、占いや似非科学の手の内をよく調べる必要があります。場合によっては方便として、一見占いなどのような形で、人々をひきつける必要もあるでしょう。私はそういう観点から占いや特に人相術などを詳しく研究してみました。人相術などは、顔学会などもできて、かなり科学的な根拠を持つようになっています。いろいろなお悩み相談も、実際にうけてみて、いろいろな具体例をと方策を探る必要があります。ともかく、正しくてもとかく敬遠されがちな科学をもっと身近なものにする必要があります。実用的人間学が科学と多くの一般の人々との間の橋渡しをして、科学がより身近なものと感じられるようにしたいと思っているのです。

 又これを実現するには、その趣旨に賛成する人が多くでなければなりません。そして具体的な活動を始めなければなりません。さまざまな怪しげな新興宗教がそれなりに人を集める中で、真に科学的な実用的人間学に基づいた組織が成り立たないようでは、どうしようもありません。また一定の組織が作られて初めて実現性を持ってきます。そして宗教各派の信者が、一生懸命勉強しているように、実用的人間学を学ぶものも、よく学ぶとともにお互いにサロンのようなものの中で、良き人間関係を作り上げ、お互いに助け合えるようなものでなければなりません。最初に学んだ人たちはその後の人たちへの良き援助者になることでしょう。それはその人の生きがいにもなると思います。特別な教祖も超能力的神秘的な占い者なども要りません。そいう人に依存してはいけないのです。ごく普通に生きているそれぞれの人々が自立していることがとくに大切です。何よりも、学び、実践することがよりよく生きることにむすびつき、生きていて良かったとなるように、したいものです。

 このような試みに賛同してくださる方が一人でも多くいてくださることを期待しています。

 現在は、ささやかに実用的人間学研究会をやっているだけですが。  

毎月第3木曜日 実用的人間学研究会例会を開いています。

◎1991年に人間学研究所準備室が作られ、その中で第3次人間学研究会が作られました。、1993年4月には、筆者の提唱で、実用的人間学研究会ができました。実用的人間学研究会は2016年3月現在も続いております。(25年間)  

お問い合わせ、ご連絡は お気軽に

人間学研究所 実用的人間学研究会

〒169-0073

 東京都新宿区百人町1-3-17 佐竹ビル3階   

 実用的人間学研究会会長  佐竹幸一  090-6549-2677へ。

 

 

 

2010年1月 6日 (水)

人間学研究所 2010年1月例会のお知らせ

第20回実用的人間学研究会例会

日時: 2010年1月21日(木)18時30分より

テーマ:「超能力とは何か?あるものなのか」

    TBSテレビで、長時間「2010超能力スペシャル」という番組をやっていました。

    やらせや、インチキの多い番組で、ブログに書いたところ多くの反響がありました。

    改めて超能力というのは、あるものなのかについてお話します。また、今はもうネタ

    われしていますが、スプーン曲げをお見せします。

講師: 佐竹幸一 実用的人間学研究会会長

場所:人間学研究所

参加費:無料

懇親会: 希望者のみです シダックス  カラオケと料理とが両方楽しめます          20時15分ころより  会費 : 男性4000円、 女性 3000円 ライトセレクトコースですべての料金こみです

第61回新教育人間学部会

日時 : 2010年1月22日(金) 18時30分より

テーマ: 「大学の危機と当世学生気質」

講師 : 宮坂琇子氏 東海大学教授 教育学

    前回は学生の立場から大学の現状について、大槻さんに話をしていただきました。

    今回は、教授という立場からどうなのかについてお話していただきます。

場所:人間学研究所

参加費: 無料

懇親会: 越路にて

人間学研究所

  新宿区百人町1-4-19 第2佐竹ビル2階 JR山手線新大久保駅徒歩3分

     TEL・FAX 03-3209-1888

  実用的人間学研究会例会は、どなたでも参加できます。参加ご希望の方は

  佐竹幸一までご連絡ください  090-6549-2677

あの日に帰りたい(3) TBS 常盤えりかさん

 1月5日(火)のTBSの「あの日に帰りたい」の番組を見ました。常盤えりかさんの三回目の登場です。この番組の視聴率はかなり高くなっているのではないでしょうか。それは、なんといっても、常盤えりかさんの功績です。他の人も出てくるのですが、だいたい100キロぐらいで、比較的短時間で元の体重かそれに近い体重になり、少しスマートになったからだと、素敵な服ときちんとした服装で出てきて、素晴らしい、きれいになったー、ということでおしまいになります。

 私も、このブログを書いていて、かなりの大きな反響があり、常盤えりかさん関連で、3回も書きました。一番初めは、「ブスとデブ」についてという、いささかひんしゅくを買いそうなテーマで、書いてきました。ちょうどその時に、体重190キロの常盤えりかさんの番組を見たのです。これはブスとデブを兼ね備えているなと。でも本人の努力で、次第に減量が進むにつれて、「ブスとデブ」の表題は合わなくなってきました。もともと、この番組では若い時にはスマートだけでなく、もともとかなり美人系であった人を選んでいます。ですから、体重を減らすと、「ほー」美人になったねということになります。常盤えりかさんの17歳の時の写真ではとても美人でしたから、そのギャップを見せるにはうって付けだったと思います。

 今回の番組では前回までに190キロから、159キロになったところからのスタートです。すでに31キロ減っているので普通ならこれで終了です。普通ならもとに戻れなければしっぱいということになりますが、継続していきますと宣言しました。前に詰まってしまったCTスキャンにもすんなり入り、3人がかりで起きていたのが2人で済むようになりました。内臓脂肪が大幅に減りました。その後、自転車に乗れるようになり、バランスボールに乗り、散歩も続け、水泳もと。運動をして筋肉をつけました。筋肉がつくと、基礎代謝が高まり、熱を発生してやせるもとになります。夏のこのころが140キロぐらいです。

 テレビに出てから、頑張ってと応援してくれる人も多くなって来たそうです。人間関係がよくなり、精神的に安定することは、ストレスを生じないで、ダイエット成功の大きなカギです。夏になると、外で友達と水遊びができるようになりました。食事もバランスよく食べているために肌も良くなってきました以前は肌あれで、身体中にぶつぶつの吹き出物ができていました。途中で少し停滞期もありましたが、あまりに糖質制限したということもあり、適度な補充をすることによりさらに減量が進みました。このころになると一人で起き上がれるようになりました。そのうちに、好きな人もできてきたと言っています。好きな人ができればその人のためにも余計減量に頑張れるものです。

 昨日の番組では、元の体重には戻らなかったけれど、でも今後も頑張るということで、会場に現れました。体重はちょうど100キロほどで、7か月で90キロ減らしたことになります。かなり太めの私の体重以上に減りました。美容外科で、余分なたるんだ皮膚も切り取ったようです。常盤えりかさんは、お化粧もし、とても魅力的な女性に変わっていました。前に着ていた10Lのスカートにはちょうど2人が入れるぐらいになっていました。それにしても10Lなんていうのがあるのですね。私でも3Lなのですが。

常盤さんは今後も継続して、テレビに出て、いずれもとの体重に戻るのだと思います。会場には、小錦も来ていましたが。そのやせぶりにびっくりしました。確か胃を縮めるかバイパスをする手術をしたそうですが。

 あと、姉妹で同じ量の食事をとっていながら、姉は42キログラムで、妹は107キログラムになってしまったという桜井みほさんという人が出てきました。不規則な睡眠がもとだったそうです。朝8時に起きられなかったのです。食べ物と、朝早く起こしてもらうことでやせましたが、まだ一人で起きられないというのが問題でした。

超能力スペシャル2010 TBS (2)

 前回のブログには、当たらないもの、やらせやインチキなものについて書いてきました。詳しく記録しなかったのですが、生まれたときに700グラムぐらいの超未熟児で生まれて、脳も大きなダメージを受けましたが、他の人のひくピアノを、すぐそのまま再現できるという「超能力」のことが出てきました。また、透視などに使う記号を並べて、それを一瞬見て、その順に書いてみせるというのがありました。マイケルジャクソンのスリラーを、どんどん早回しにしていき、そのあとで、同じ記号をみると、記憶力が高くなっているというのもありました。

 今よくいわれている「超能力」とは、自然科学の法則性を超えたものを言うのであって、テレパシーとか透視とか、科学的に証明されていないものを言います。ある人間が、常人を超えた能力を持っているということはよくあるのですが、それは、科学的に証明可能です。ある情景を見て、それをちょうどカメラのように脳に焼き付けて、後からそのまま写真を見るようにできる、あるいは絵を描いてそっくリ再現できるなどというのは、人間の能力の素晴らしさを示すだけで、「超能力」でもなんでもありません。私のつれあいは、学生時代に、教科書をそのまま写真を撮るように丸暗記することができたといいます。ですから、テストの成績はとてもよかったそうです。でもそのようにしてテストが終わると覚えた知識はすぐに消え去ってしまうのだそうです。また数字を覚えるのは、素晴らしく、私はとても苦手なので対照的です。でも、苦労して覚えた私のほうが、いろいろ覚えているのです。そのような能力は、税理士をしていただいている杉山先生もそうだったとのことです。又そろばんの暗算で驚異的な能力を示す人もいます。前に示した早回しの画像を見て、記憶力が上がるというのもありますが。でもこれらは「超能力」ではありません。別に自然科学の法則に背いていないからです。

 TBSのこの番組では、科学的に証明できる、あるいはそむかない人間の素晴らしい能力や可能性と、いかがわしい、透視やテレパシーなどをごっちゃにしているのです。よくむしの知らせとか言って、肉親が死ぬときに、何かを伝えていったとか、偶然ではありえないことがあるとかもよくいいます。それは、たとえば肉親が弱っているとかの潜在的な不安んが夢などに出て来たということだと思います。そういうことがないケースのほうがたくさんあるのですが、たまたま偶然そういうことがあった時には、当たったとか大げさに言うのです。

 科学で何もかも解明されているわけではなく未知の分野というのは、科学の進展によりますます広がっているのは事実です。「超能力愛好家」がよく科学でなんでもわかってしまうというのは、まちがいだとかいいますが。まったくそのとおりです。わからないことだらけです。だからと言って、テレパシーや透視が、科学的な実験で証明されたことはありません。今までたくさん出てきましたが、やってみるとだいたいインチキがばれてしまいます。いろいろな条件を付けて、いわばそれは手品の一種です。そうではなくて、だれがやっても、どのような条件でもできることが科学的な証明です。もちろんまったく、透視や、テレパシーというのがまったくないとも断言もしません。わからないし、今のところはまず不可能だろう位のところです。完全にないと証明するのは中なか難しいものです。ただ「超能力」を信奉する人は、科学的な根拠がまったくなしで、ただある、できると決めつけているのです。これはいわば信仰の世界ですからどうしようもありません。

 テレパシーにより電気のエネルギーを使わずに、意思が伝われば素晴らしいことです。携帯電話は必要なくなり、全部無料で通信できます。ただうけたくないテレパシーまでかってに入ってきたら困りますね。人気芸能人などはごちゃごちゃに入ってきて、大切な情報が入らなくなるかもしれませんね。また念力によって、物を動かしたりできればすごいものです。そういう超能力者を養成して発電すれば、究極の省エネルギーとなります。でもそれはエネルギーに関しての物理学的法則性を無視しているからまったく不可能です。

 

2010年1月 5日 (火)

超能力スペシャル2010 TBSを見て

 2010年1月4日から長時間放送された、超能力スペシャル2010を見ました。あまりに長時間なのとばかばかしいので、すべてを見たわけではありませんが。感想をのべることにしました。それにしても、5日に放送される、激やせスペシャルといい、この放送局は、視聴率があがれば何でもやるという、無節操さが気になります。「今夜奇跡が起こる」として超能力者と、最新脳科学者とが参加してと、いかにも科学的な装いをしているのですが、それは、超能力の存在を主張する人たちの常とう手段です。

 会場には、全米NO1のサイキッカーと称する、ブキャナン氏という常盤えりかさんをおもわす顎なしの「超能力者」や中国の美人姉妹超能力者などと、1500人の会場の人たちも参加するというのがよびものでした。後お笑い芸人を集めて10日間の合宿訓練をし、透視能力を高めるなんていうのもありました。そのほか、ちらほらと、脳科学者と称する人たちも参加して、超能力の存在を側面的に援助する役割を果たさせられていました。

 透視というのでは、中国人姉妹が書いた数字を会場で1から10までの数字を会場で1500人に透視させるというものがありました。姉妹が3と書いたのが、会場の人が一番多かったのが3で当たったと言っていましたが。透視などしなくてもおそらく会場の人は3をもっとも多くえらんだことでしょう。ですが、漢字を透視するなどというのでは、まったくの外れでした。姉妹は母という字を選びました。親を大事にする中国ではおそらく母と書く人が多かったのでしょうが、日本では残念ながらその字を選んだ人はわずか1人の大外れでした。でも一番多かった口に母の字が似ているなどというふざけたことを言っています。あと、箱の中のものを透視するというのでも大外れだったのですが、透明なピアノというのを当てた人が3人いて、それが奇跡だとかいって大騒ぎしていました。自転車やバイクを選んだ人が多かったのです。期待通り自転車を入れておけば当たったと大騒ぎでしょうが。その箱はピアノが入るぐらいの大きさでしたし1500人の中ではそれぐらい書く人がいてもおかしくないのです。ちょうどtosiki の透明なピアノというのが話題になっていたようでしたから3人ぐらいが選んでもおかしくないのです。それを奇跡だとかいうのです。ここでは透視などは当たらなかったという結論を出すべきでした。

 アメリカから、軍事用に超能力を活用してきたと称する人物(ブキャナン氏)に、日本のある場所を透視させて図示をするというのがありました。お笑い芸人のいるところを、東京タワーと、高層ホテルの見えるところと言って図示をして当たったとしていますが、これは明らかにやらせのインチキです。沖縄のお店が、薬やだったけれど、その後今は違う広い空間だと言って、変化を知らない人がびっくりというのもありました。それもインチキです。ふつうは家がありますねとかビルがありますとか水があるとか、どこにでもあるようなことを書いて当たったというのが常道なのですが。そんなに詳しく当たるなら、在職中にオサマ、ビン、ラディンの居所を正しく指摘して逮捕するなり爆撃なりすればいいのに、役立たずでお払い箱になったのでしょう。せめて賞金付きの指名手配者の居所の一人でも当ててみればいいのにと思いませんか。また予知ができるなどというのはどうでもいいようなことを予知して肝心な大地震や事故などの予知はできないのです。後で実は予知していたなどというのはたくさんいますが。私はブキャナン氏が、後5年のうちに心臓病や脳血管系の大病になると予知します。もしかすると死んでしまうかも。自分の身体もコントロールできないのに、よく偉そうに言えるものだと思います。

 お笑い芸人10数名を集めて10日間の合宿をして、紙コップにマジックで何かを書いてその上から紙コップのかぶせて、他の3つには何も書かないでおき、最後にマジックで書いたものをのこす、というものです。毎日毎日それをやらせて、最後には500個の紙コップの中から最後まで唯1つ書いた紙コップを残すというものがあります。そしてそれが見事に当たって、訓練すれば透視能力が上がるのだという結論にしているのですが。たくさんやっているうちに、マジックで書いた紙コップが他のものと違うということの微妙な変化をとらえられるようになったのだと思います。手品の一種かあるいはまったくのインチキかもしれません。だいたいそんな超能力を身につけてどうしようというのでしょうか。競馬、競輪や宝くじの当たる番号を予知あるいは透視できれば大金もちになれるのですが、そのような気配はありません。

 超能力や、超常現象などを科学的に解明するための学会で、「ジャパンスケプティクス」というのがあります。私もその学会の会員です。よくテレビに出てきて有名な早稲田大学の大槻義彦教授や、前会長の安斎育郎立命館大学教授などがそれらの仕組みを書いた本をたくさん書いています。テレビ朝日などでは、超能力者と大槻教授などを対決させてみている人に、超能力のインチキがわかるようにしているのですが。TBSの放送ははじめから超能力があると決めていて、出てくる科学者は部分的にうまく利用されているだけです。このような番組が好きな人はたくさんいて需要があれば、供給ありなのですが、みた人が誤った非科学的な考え方で、不幸にならなければいいものと思います。そして超能力や霊や前世などが好きな人は、まったく超能力や霊など批判する本など読まないで、超能力をたたえる本などばかり読んで確信を深めようとするものです。

 最後に、同じ超おデブさんを扱ったTBSの番組「激やせスペシャル」でも出てきましたが、細木数子が携帯を使った占いを宣伝していました。これで又細木は大もうけをし、人生を占いにかけた結果、失敗して泣く人がたくさん出てくるのだなー、と暗い気持ちになりました。

 

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