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2010年4月

2010年4月29日 (木)

どん底でこそ笑え 人気漫画家・西原理恵子さん 追記版

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「毎週かあさん」から2008年11月 小学館

先日、NHKの番組で心の遺伝子、「どん底でこそ笑え 漫画家・西原理恵子」を見ました。もともと私は、西原理恵子の漫画が好きで、いろいろ買ってきて人間学研究所にも、だいぶ移転のために本を捨てたにも関わらずまだ7冊残っています。ごく最初のころの、ギャンブル関係のものから、よんでいます。最近では、私のところでは、毎日新聞をとっているために、週一回連載の「毎日かあさん」を楽しみにしていますし、ときどき、そのテレビアニメ版も見ます。

 西原理恵子は1964年生まれで、高知県の漁師の家に生まれ、兄が一人です。三歳のときにアルコール依存症の実父と死に別れます。母は再婚しますが、義父もやはり、アルコール依存症で、暴力をふるい、娘の貯金までも使ってしまうという悲惨な生活のあげく自殺してしまいます。父は暴力をふるったとも言いますが、理恵子を溺愛したとも言われます。高校は裁判闘争をして中退します。その悲惨さから逃れるように19歳で、単身上京し、美大に合格するが生活のために、皿洗いや、ホステスなどを続けました。アルバイトで成人雑誌のカットを書いていましたが、みとめられ1988年に「ちくろ幼稚園」でデビューしました。

 ギャンブルマンガを書くために、自分もやり始めて、ギャンブル依存症になり、10年で5000万ほど使ったと言われます。テレビでは、あとで結婚するフォトジャーナリストの鴨志田穣が、マージャンしている西原理恵子の後ろで、ギャンブルなんて、そんなに面白いのか、と言って、もっと面白いものがあるよとカンボジアの戦地に西原を連れていく場面が出てきます。その内容はルポマンガ「鳥頭紀行」のマンガにもなります。西原理恵子は親が戦争で殺されても、子どもたちが、カメラの前で笑い顔を見せるのに、ショックと感銘を受けます。まさに「どん底でこそ笑え」だったのです。その後、西原理恵子は鴨志田と結婚し、一男一女が生まれます。その子どもたちは、毎日かあさんに毎回登場してきます。上のお兄ちゃんは今度中学生になりました。

追記 : 2017年6月30日

「毎日かあさん 終了―卒母、クローズアップ現代でも」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitibjog/2017/06/post-9a05.html

鴨志田さんと結婚してから

 しかし、結婚後鴨志田のアルコール依存症が悪化し、暴力をふるうようになります。奥さんが有名となり、自分はなかなか認められない。西原理恵子は色白ぽっちゃりタイプで中なか美人で何よりもいろっぽいのです。『できるかな』という漫画でも、西原理恵子のタニマチを自称する高須クリニックの院長が、どの超えた援助をし、スポンサーでなくフーリガンだと言う状態で、家族会議兼ねての鍋での食事のとき夫の鴨志田が、「一歩離れて付き合えよ」、といい、「はいそのとおりですね、おとうさん」という場面が出てきます。同じ「できるかな」という企画で、キャバレーのホステスにチャレンジするのがありますが、有名人がたくさんやってきて、ナンバーワンになってしまいます。そのような忙しい状況ですからともかくすれ違いが多く、一緒にいられない夫にも不満が高まります。その結果アルコール依存症が進み、酔えば暴力をふるうということになったのでしょう。夫の状態も、笑ってということでマンガに出てきますが、パンツもはかないで、酒を飲みエロ本まみれで寝てしまうなんて書かれたらいくらなんでも、プライドが傷つくでしょう。生みの父、義父、そして夫とアルコール依存症と暴力の負の連鎖が続きます。それがよくまたその子どもまで続けてしまうことが多いのです。

 その結果、離婚することになりますが、鴨志田はアルコール依存症が進みます。しかし恩師の写真家が戦地で死んでから、このままではいけないということで、病院に入り、アルコール依存症を治そうとします。そして治ってきてから西原理恵子と実質的に復縁します。しかし、今までの不節制の積み重ねで、アルコール依存症が治ったころには、末期の腎臓がんになってしまい、2007年に死去しました。でもしばらくの間でも、子どもたちに、やさしいお父さんと一緒に過ごせることができ、恨みを持ったままという状態で終わってしまわないでよかったと言っていましたが。また早く治すようにできればよかったとの悔やみも生まれました。

西原理恵子の漫画

 西原理恵子の漫画は、表面を飾らずに本音をずばりと、出してしまうことです。ときにその漫画にはどぎつさや毒まで含んでいたりします。でもどん底を見てきた強みがあり、また貧しい人困っている人に対しての心の底からのやさしさがあります。私は共産党にしか入れたことが無いなどとも平気で書いてしまいます。周りに登場する実在の人物も、かなりオーバーに、誇張されて登場してきます。 何々は、どうしようもない馬鹿と、そのひどさを散々書いてかいてもその底にはやさしさがあります。「ぼくんち」や「毎日かあさん」「上京ものがたり」そして、2007年に、「ベストハウス123」の番組でもっとも泣ける本の第1位になった「いけちゃんとぼく」などの抒情マンガは人々の心をうつ素晴らしい作品です。それらは、映画になり、テレビドラマになりマンガで放送され、いろいろな賞もとっています。

 皆さんの中にはマンガなんて、と読まない方も多いと思いますが、時には、テレビを見たり、書店で読んでみたらいかがでしょうか。

 あと追加です 西原理恵子は、怪しげな宗教や神秘主義をズバッと切り捨てます。

マンガの中で  

○ サイババ インド人てなんであんなインチキ

手品師を信じちゃうんだろう ー信じちゃう日本

人もいましたよ

ーサイババ死にましたね すごい隠し財産とか

○ 恐山のいたこ 死んでいない人物の霊を

 呼び出させるー西原がやったのではないが

○ 阿含の火祭り キャンプファイヤーで金儲け

しておかしいなとー笑いー               

○ 原理の教会 あれは金集めの宗教だから

教会なんかないの               

 佐野厄除け大師 自分から日本の三大師

と言って大もうけしている 42が厄年なんて

いい加減

 収監されている殺人犯 おれは人を何人も

苦しめて殺したけれど、一度も幽霊なんて出て

こなかったぞとー幽霊なんていないということ  

 

◎他にも忘れたけれどずばりと言ってしまう

ところが凄いですよね。

 追記  毎日かあさんの映画は泣けました

今も毎日新聞で毎日母さんの漫画、つづい

ています

2017年6月追記

 毎日新聞で「毎日かあさん」を楽しく見ています。

 世の中の変わった夫婦として、西原理恵子さんと整形外科医の高須院長との変わった夫婦として紹介していました。西原さんも、高須院長も連れ合いをなくしました。

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西原さんは今やマンガを何本も書いている売れっ子で、10LDKの豪邸に住んでいます。籍を入れているかどうかわかりませんが、運転できない西原さんに「おろち」という車とゴルフができないのにゴルフ会員権を相続させるようです。

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 今まではどん底に近い状態から、ともに普通では考えられないような金持ちです。いろいろと話題作りをしてマンガの題材にしています。それにしても月30本というのはすごいですね。

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 高須さんも話題作りの名人です。安倍首相を支持しフリーメイソンに入りということで、西原さんとはかなり違います。西原さんも昔と今では違うでしょうけれど。高い肉のステーキを飲むようにして食べてしまうそうです。昔は忙しかったでしょうが、今はもう少しゆっくり食べられるでしょうに。西原さんと目的地にヘリでいって、すぐ帰ってしまうとかだそうですが。。。

 

2010年4月27日 (火)

認知症について 「イ サンの英祖」と私の母の場合

「イ サンー正祖大王」の英祖の認知症

 NHKのBS2で毎週日曜日に放映されている、「イ サン」は4月24日(日)に37話となり、全77話のちょうど折り返し点になろうとしているところです。この回では、イ サンの祖父である英祖の認知症の話が中心になっています。英祖は生母が低い身分にうまれ、若い時に苦労した人だっただけに、その政治は李朝朝鮮王朝の4人の聖君の一人と数えられるような立派な人物でした。しかし、認知症となってしまい、世子をなきものにしようとしたため謹慎を命じられている王妃と、流刑になっていたその兄のキム ギジュを許してしまいます。また気分が変わりやすく、怒りっぽくなっています。そして、世子のイ サンが、王の代わりに大臣たちの政務報告を受け、又実の父のサド セジャ(世子)な墓があまりに荒れ果てているので、修理しようかと論議しているところに、英祖が突然あらわれ、なぜわたしを呼ばないのか、王の代わりに政務をおこなうなど、そんなことを許可していない。また、イ サンにお前の父は誰だと聞き、実の父のサド セジャが実の父ですと答えるイサンに、謀反を起こした罪人を父だというならお前も世子の資格がないと言って、みなを驚かせます。

認知症について

 年をとってくると、物忘れがひどくなります。私は前から、人の名前がなかなか覚えられず。またすぐ忘れてしまいます。ところで、そのものわすれと、認知症はどこに違いがあるのでしょうか?                   

認知症の定義として、「脳や身体の疾患を原因として、記憶や判断の障害がおこり、普通の社会生活を送れなくなった状態」と言われています。これは明らかな病気であって、物忘れが多いというだけとは異なります。認知症には質問形式でテストを行います。今日は何月何日ですかとか、住所や電話番号を覚えているかとか、いろいろです。丸い図形の中に何時何分の時の時針と分針を書いてくださいなどというのもあります。これは75歳以上の人の運転免許の更新のときに使います。                           また認知症の人は、同じことを何度でも繰り返して言います。すなわち言ったことを忘れてしまうのです。また物事に関心がなくなり財布をとられたとか、しょっちゅう言いだします。それからささいなことで怒りだしたりします。  認知症の原因には、アルツハイマー型が一番多いのです。アルツハイマー病は、なんらかの原因で脳が委縮していき脳の機能が減退していきます。アルツハイマーは若い年齢からでも始まります。それに対して脳血管性の認知症があります。これは、くも膜下出血などや脳こうそくなどにより、脳の機能が低下したものです。これは、脳細胞が死滅したところに障害が起き、いわゆるまだらぼけになります。わたしのかみさん(刑事コロンボみたいですが)のすでになくなった父は研究者でしたが、これは何といって、面白がって物を見せると、何でも「石けん」と言ってみたかと思うと、子どもたちが話している中で、難しい英語の単語を言いだしてびっくりしたりしたそうです。まだらぼけなんです。

私の母の場合

私の母親も10数年前にくも膜下出血を右脳で起こし、手術の結果少しは回復しましたが、なにぶんもうすぐ92歳ということもあり、だんだん症状は重くなってきています。 私の母のばあい  母親が脳の手術をしてから自宅へ戻り、父親と一緒にずっと自宅ですごしていました。同じビルの3階に両親が、5階に私たち夫婦が住み、三食食事を持って行きました。ところがしだいに母親の妄想がひどくなり、いろいろと幻覚の症状も出て、高齢な父親も耐えきれなくなるような状況になり、母親に養護老人ホームに入ってもらいました。そのご、父親は自宅の部屋で昨年末滑って頭を強打して、一日でなくなってしまいました。としは92歳でした。その話はすでに私のブログでも書きました。その時は父親の遺がいを見てお父さん、死んでしまったんだと涙を流していました。その時に息子の私、(ちなみにそのほかに妹が一人だけです)をみて、「ゆきお」か?というのです。ちなみに母のところには月に一回は外に妹も交えて外に食事にいっています。あるいは「のぼる」か?とも言います。「ゆきお」とは昭和20年に中国で戦死した、母の兄、私から見たら伯父さんです。年齢は確か28歳でした。どうもその伯父に私はよく似ているようですが。それにしても私はもう67歳ですから、ずっと母と一緒にいて、はるか昔の伯父と混同されてしまうとは私もちょっと情けないきがします。あとのぼるというのは、親戚にもいなくてわからない名前です。そのご、又食事に一緒に行っても完全に私は、ゆきおで、そうではなくて、私はむすこのこういちだと、何回も言って帰るころに、ようやくこういちか・と頼りなげに言います。その後あっても同じです。  母親の親は結婚する前は,千住で八百屋をやっていました。どうも母親は自分の娘時代に戻ってしまったようで、目の前にいる67歳のもうおじいさんかという人物は、よくて兄で息子のはずがないのでしょう。私のうちは創立から100年になる、おけやと、井戸掘り業だったのですが。母は嫁いでからの婚家の仕事を忘れ、もう八百屋をやめたようだけど(私は65歳で仕事を辞めました)生活は大丈夫なのかしらと心配しています。母はうちのかみさんの名は覚えているのですが、うちのかみさんが、私はこういちさんの妻だというと、それではゆきおからこういちに名前を変えたのね、といったそうです。かみさんは私は、わたしはついにおかあさんの兄嫁になってしまったと笑っていました。食欲あり、身体はまだまだ元気なのですが、このまま認知症が進んでいくと、私などは全く忘れられてしまうなど、いろいろ困ったことになってくるのではないかと心配しているのです。

★ 2011年11月 母はついに私の名前を完全に忘れてしまいました。

2010年4月26日 (月)

5月の人間学研究所例会について

実用的人間学研究会例会

 テーマ:

   「気温の変化と人間の歴史ー二酸化炭素は温暖化の主たる原因か」

    「こういちの人間学ブログ」(NIFTY) にもいくつか書きました19時30分ころまで

 講師: 佐竹幸一 実用的人間学研究会会長

 場所: 人間学研究所

 懇親会:19時ころから1時間程度 研究所内にて軽食と飲み物用意します。その後

      希望者は新大久保カラオケ館に行きます。(シダックスにて1月開催したコース

      は今はないために、カラオケ館にしました)

 * 前回の4月の例会は、関根秀樹氏の「火おこしと、原始の楽器」の実演も交えた大変、楽しく有意義な例会でした。参加者は11名でした。

 新教育人間学部会

 テーマ: 「薬物問題について」

 日時 : 2010年5月14日(金) 18時30分より

 講師 :西田隆男氏 自由の森学園 学校カウンセラー 臨床心理士

 場所:人間学研究所

 懇親会: 越路

 * 前回の4月例会は、開成中、高校の地理学の教諭である、生田清人氏により、開成

  中学校の三年生の地域学習で、三人ひと組で東京の地域とその歴史について調査した結果についての報告がありました。その代表的な取り組みが「トウキョウ作品集」としてまとめられています。そのレベルの高さにさすが、開成中学と思いまたそれを、教育する生田先生の凄さを見ることができました。人間学研究所にその本が保管されています。参加者は11名でした。

 お問い合わせは 佐竹幸一まで 090-6549-2677

2010年4月16日 (金)

鳩山首相は普天間をグアムへと、断固主張すべきである

 普天間飛行場の移転問題で、5月末には決着をつけると鳩山首相が言ってきたが、どうもそれは実現不可能で、5月には方向を見出すぐらいのところで逃れようとしています。キャンプシュワブの陸上部に滑走路を作り、徳之島にも移すなどという案が出ていますが、その両方とも現地の人の了解は得られないのはわかりきっています。このままでは、どうにもならなくて、鳩山首相は退陣せざるを得なくなり、民主党はさらに支持率を失うことでしょう。

 鳩山首相に提案します。断固、グアムにすべてを移すべきです。すでに海兵隊の多くが日本からグアムに移転し、その膨大な移設費用を、払うことになっているようです。以前、小沢幹事長が、日本の防衛は第七艦隊があれば大丈夫だと言っていましたが。その通りです。そういう見地から言えば、普天間をグアムに移転するので十分なはずです。鳩山首相も沖縄県外がいいと思っているでしょう。でも今のままでは、民主党は支持を失い参議院選挙でも負ける可能性があります。

 今自民党を飛び出して次々に新党を作っていますが、なんとか、民主党を過半数割れに持って行きたいのです。今の民主党もどうしようもないのですが、自民党を再び政権につけてはなりません。もう皆さんもいいかげん、眼をさまし、だまされないようにしましょう。自民党は今度の参議院選挙の公約で、法人税減税、消費税増税の大企業よりの政策を掲げています。法人税を下げたらそこで生まれる利益を、労働者や下請けに還元などはしません。今までも、景気が良かったときにも、その利益を社内留保や投資に振り向けるだけで、労働者の給与は減らし続け、中小企業にも無理を押しつけてきたではないでしょうか。この人々の所得の低下がこのひどいデフレの原因だということは誰でもわかっています。経団連も、あいもかわらず公然と大企業よりの政策を要求しています。はじめは民衆の支持を得ていても政権をとると、さまざまな支配層、権力層との妥協によって、はじめ主張してきたことを変えてしまいます。都議会でも石原都知事と、自民党が推進していた、築地の豊洲移転の問題も公約とことなりあいまいな決議にしてしまいました。

 そこで、鳩山首相に心からのお願いです。断固、前にもおっしゃっていたとおり、アメリカのいいなりにならないで、全部とまではいかなくても、ともかく普天間基地はグアムへ移ってもらいたいと強く主張することです。民主党内でも強い反対が出るでしょう。そして小沢幹事長も鳩山首相と協力して、党内の反対勢力を抑えて、国外移転を、強力に推し進めてもらいたいと思います。その結果として5月末にアメリカとの合意と決着が、つかなくともそれは全く問題ではありません。鳩山首相がはっきりした態度を示せば多くの人々が賛成し、支持率は一気に回復するはずです。人々も首相支持の大デモを行う必要があります。

 もう周りの状況は、アメリカばかりに気を使う必要がなくなってきています。お互いの貿易量でも日米よりも、日中のほうが大きくなりさらにその差は開いていくでしょう。いまだに中国を仮想敵国とするのは根本的な間違いです。日本のトヨタ自動車でも、さんざんアメリカでたたかれ、中国では温かく迎えられたではないですか。あと、北朝鮮の脅威とか言います。今一番北朝鮮が民主化してほしくないのは、アメリカと日本の軍需産業並びにその支持を受けた、右翼勢力です。それがなくなると、大幅に軍事費を減らしてよいことになってしまいます。今の日本の自衛隊の戦力単独でも、北朝鮮を打ち破るだけの強力な力を持っています。それに韓国にまず攻め入らなければならないし、もうそれだけで、簡単に北朝鮮は破れてしまうでしょう。

 アメリカは、日本に基地を置いて、日本に多くのお金(思いやり予算)を出させています。日本の基地がなくなれば多くのアメリカ軍人が行き場をなくして失業せざるを得ないと言っています。アメリカは戦争をやめることができないという、恐るべき危険な経済の体質になっています。オバマ政権になっても、イラクが終わったから、今度はアフガニスタンだといいます。それぞれの国の本当の自治に任さない限り、どんなに軍隊を送り込んでも、だめです。結局現地の人々を殺しつづけ、自爆テロをも出さない恨みを買いつづけるのです。その国の政治を安定させ経済が発展し人々の暮らしが良くなれば、テロはなくなっていきます。今つぎ込んでいる軍事費の1割でも人々の暮らしを良くするほうにむければ、ずいぶん違います。これはまさに世界中の国々で言えることです。

 鳩山首相ここで、お坊ちゃまの、どうしようもない首相だと馬鹿にされ、さんざんたたかれ、言われて5月ごろにぼろぼろになって退陣するか。(いまの状態ならそうです)国民の声をバックに断固アメリカと戦い、とりあえず普天間だけでも国外に出すかで、後世の評価が大きく変わることでしょう。もし移設できなくても断固戦った英雄と評価されます。でも、主張が強いとアメリカや日本の謀略機関に気をつけねばなりませんが。鳩山さんここで、腹を据えてだめもとで、はっきりアメリカに出て言ってくれと言ってください。私たちも心より支持しますがいかがでしょうか。皆さんもどのように思われますか。

★ 2011年結局だめでしたね

 

2010年4月14日 (水)

経営人間学シリーズ(12)ほめることが大切 日経新聞 外山滋比古氏の話から

 日経新聞の2010年4月の「あすへの話題」で、お茶の水女子大学名誉教授の外山滋比古氏の文章が、面白いのでご紹介します。「ブタも木にのぼる」という題です。ご存じのように、「ブタもおだてりゃ、木に昇る」というものです。一緒に作っている同人誌の編集者Kさんのお父さんが脳こうそくのリハビリとして絵を書いているということを聞き、同人誌に表紙の絵やカットを書いてもらったそうです。素晴らしい絵で、Kさんに素晴らしいと絶賛の手紙を書いたら、「父は涙を流して喜びました」と返事が来たそうです。それ以後、お父さんは、人が変わったようにリハビリに精を出し、夢中になって描いているそうで、「おかげさまで思わぬ親孝行ができました。ほめられるのはクスリよりよく効くみたいです」とKさんが感心しているというのが最初の話です。

 2002年に島津製作所社員で、ノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんは富山県の小学校の理科の実験で、回ってきた澤柿教誠先生に質問したそうです。いい質問だったので、先生が「きみはすごい!」とほめました。この一言で田中少年の科学志望が決まって、ノーベル賞につながったということです。ノーベル賞を受けて、帰国した田中さんは自宅より、先に澤柿先生のところに直行し、感謝の報告をしたとのことです。澤柿先生も教師冥利に尽きると、感慨無量だったでしょう。  

ほめる言葉には驚くべき力があるようです。1964年にアメリカの教師であるロバート・ローゼンタールが40人のクラスを成績が同じように20人の半分づつにして、一つのクラスにはよくできたとほめるようにし、期待を込めたまなざしをかけたということです。もう一つは普通に採点をして返すだけでした。ほめられた生徒も自分たちが期待されていると感じながら勉強しているうちに数カ月で、ほめられ続けたチームの成績が上がり、大きな差が出てきたということです。これを教育心理学ではピグマリオン効果と言います。逆にけなしてしまう、その反対をゴーレム効果と言います。ピグマリオンとはギリシャ神話でピグマリオン王が、素敵な女性の彫像にほれこんで、恋焦がれていたので、アフロディテがそれを人間に変えたというところからきているそうです。ただこれにはその説が間違いであるという反論もあるそうです。  

山本五十六元帥は「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」という有名な言葉を残しています。経営学やリーダーシップの勉強などでは必ず言われる言葉です。私も永年会社経営をやってきましたが、なかなかその通りにはいかないものです。またほめれば力以上の力が出るというのが「「ブタもおだてりゃ木にのぼる」(新聞では、ほめればブタも木にのぼる)と言う言葉です。なんかマンガ映画によく出てきましたね。  あいにくのこと、人間はほめるより、叱り、くさし、ケチをつけるほうが好きだ。と最後に書いてありました。本当に、せっかく頑張ったのにほめられるどころか、ケチをつけられたらもう頑張るもんかということになってしまいますね。みなさんも、もしかしてときにそんなことをしてやる気をなくさせていないか、反省してみるとよいでしょう。

 

『人間学研究所年誌2009』ー第7号が、発行されました

『人間学研究所年誌2009』(Bulletin of the Institute of Humanology No7)2010年3月31日

発行 人間学研究所 代表 柴田義松 P105 が発行されました。編集責任者の中江和恵氏には大変お手数をおかけしました。ありがとうございます。発行部数は80部で、発行部数が少ないので、原価が800円となってしまいました。人間学研究所関係の方には、無料でお送りいたします。追加ご希望の方には人間学研究所の方は、原価800円で、その他の方には1000円でお願いいたします。 4月、15,16日の例会に参加された方には直接お渡しします。他の方にはメール便でお届けします。また、この、ブログをご覧になってほしいという方には1000円とメール便代をいただきます。よろしければ、前の号もたくさんありますのでお分けします。『人間学研究所年誌』の内容についてというブログを開いてください。

1、教科書教材の教授学的研究・・・・・・・・・・・・・・・柴田義松 

2, Pedagogical JappaneTextbooks  (yosimatsuShibata) 

3、現代の人間界の一つの新しい課題・・・・・・・・・小原秀雄 

4、評価に翻弄される時代 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮坂琇子

5、リテラシーとコミュニケーション理論に関する一考察 (後編) ーヴィゴツキーとルリヤの文化的・歴史的理論を中心に・・・・・・・・・・・・・・森岡修一

6、ウシンスキー著柴田義松訳・新読書社刊 『子どもと大人のための童話集』教師が変わり、子どもが変わる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・麻生信子(麻生氏も訳編者です)

7、人は自分の考えに固執する エセ科学と懐疑論ー「真の科学者」となるための実用的人間学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・佐竹幸一

8、思春期の問題行動からの回復と成長ー「心の回復力」の概念を中心にして         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西田隆男

9、江戸時代の家族と子どもー『浮世風呂』から(2)・・中江和恵

10、人間学研究所2009年度の活動報告・・・・・・・佐竹幸一

* 2番目の論文は、1の英語版です

執筆者のご紹介

柴田義松 所長          東京大学名誉教授                                      小原秀雄 名誉所長       女子栄養大学名誉教授                            宮坂琇子 理事          東海大学教授                              森岡修一 研究員         大妻女子大学教授                                   麻生信子       元中学校教諭 「授業塾」主宰                                                                 佐竹幸一 専務理事       実用的人間学研究会会長                            西田隆男 会員          自由の森学園学校カウンセラー                     中江和恵 理事          東京家政大学、和光大学講師         

                                       

2010年4月13日 (火)

地球は今後温暖化ではなく、寒冷化して小氷期に入るかも 火山爆発追加版

4月2日に私が書いた、「地球温暖化は二酸化炭素のせいか」というブログに「札幌生活管理人NAO」さんからのトラックバックがあり、そのブログが大変参考になり、コメントさせていただきました。早速お返事をいただきましたが、その中に、宇宙天気情報センターの黒点情報によれば、「4月11日に太陽黒点がゼロであった黒点が増えなければ太陽活動の11年周期で、活動が高まるはずなのに、むしろ黒点がなくなり太陽活動が低下するとその11年周期が崩れ、小氷期に入るのではないかと心配ですと書かれていました。具体的には、私の前のブログをご覧ください。コメントが書かれています。

 「札幌生活管理人NAO」さんは、この名前で、ブログ検索していただければ上位に出てきます。毎月の二酸化炭素の排出量と、気温との年次比較、国際北極圏研究センターの海氷面積の人工衛星から見た写真など貴重な資料が出ております。ブログランキングにも出ておられるので、ぜひご覧になって、ポイントを入れて差し上げてください。かなり高いランキングです。地球温暖化に関して高い位置です。お読みになると大変参考になる資料です。

 『科学者の9割は「地球温暖化」説CO2犯人説はうそだと知っている』という本があります。帯のところに、今日本国中でCO2の排出量をゼロにしても気温はたったの0,00004℃しか下がらない。とかいてあります。著者は東京工大大学院教授で、紫綬褒章にも輝く地球惑星科学の権威です。宝島新書2008年8月出版です。それによれば、太陽の活動は11年周期の小周期と55年周期の大周期があって、大周期は2008年は大周期Ⅵのピークが過ぎて、太陽の活動がそろそろ弱まる傾向にあるといいます。2008年は小周期では太陽活動が弱く、アメリカ太陽天気局は2011年から2012年にかけて太陽の活動が活発になっていくのではないかと予測していました。ということはそれが過ぎると低下していくということです。ところが、2010年4月に太湯の黒点がゼロ(黒点がないということは太陽の活動が低下しているということ)と言うことは予測より外れて、太陽活動が早く低下しはじめているということです。もともと大周期では弱まる傾向に入っています。今年の4月1日に、北極海の氷が極大になっていることは既に書きました。日本における4月半ばまで、気温が低く、今でもストーブをガンガンつけていることなどを見ても、どうしても温暖化よりも寒冷化が眼につきます。

 いろいろな本を見ても、温暖化よりも、大飢饉が出て、文明が崩壊したりしているのは、寒冷化のときです。中世の温暖期のあとの小氷期を繰り返すたびに飢饉が生じ人口が激減しました。浅間山が噴火して急激に気温が低下した時日本は天保の大飢饉が生じました。小氷期になったら、穀物生産は激減し、世界中大変なことになるのではないでしょうか。温暖化して白クマが絶滅しそうだとか言うことは何度もテレビに出てきますが。温暖化ではなく、逆に寒冷化しそうだなどということは今のところ新聞でもテレビでも出てきません。二酸化炭素「地球温暖化説」がおかしいということになってしまうからではないでしょうか。ただ念のために、化石燃料をできるだけ節約することは大切なことですが

4月19日 追加記事です  アイスランドの南部の氷河のところで、火山の大爆発があり、その噴煙でヨーロッパの主要都市の飛行機が、相次いでストップしてしまいました。1万mぐらいまで上がり、まだ広がりつつあります。1、火山の噴火はその噴煙で太陽を遮り、低温化を引き起こします。2、黒点が消えた(太陽の活動が低下)と3、北極海で、結氷面積が大きくなっている(太陽熱を反射して気温低下になる)などが起きていて急速な低温化が引き起こされる可能性があり、心配です。

 

ヘンリー五世 イギリス軍の長弓 自立した農民 (続き その2)

 イギリス軍の戦術と長弓 自由農民出身のイギリス兵

ヘンリー五世の軍は、森をバックにし、先をとがらした逆木をずらっと敵側に並べます。馬は入ってこられません。ぎりぎりまでに敵を引き寄せて、一斉に矢を放ちます。イギリスの弓兵については私のブログ『戦争の人間学』にも書きましたが、改めて紹介します。この文章の内容は『戦場の歴史 コンピューターマップによる戦術の研究』(ジョン・マクドナルド1986年、河出書房新社)によるものです。この本では、ローマ軍とカルタゴ軍の戦いから始まり、ベトナム戦争でのディエンビエンフーの戦いまでを戦場の地図で再現した大変面白い本です。

 さてウエールズ人のつくり出した長弓は射程256mで、フランス軍の主力の武器である、石弓(現在のボーガン)と比べると320mと射程には劣るものの、イギリス軍では熟練した弓兵は一分間になんと10本も矢を射ることができたのに石弓は一分間に一本しかうてません。これでは機関銃と単発の小銃の戦いのようなありさまです。イギリスの弓兵は自由農民出身が多く、よく弓の訓練をし給与もよく、誇りに満ちていました。一方フランス軍は前にクレシ―の戦いで、イギリスの長弓兵に散々破れたのにもかかわらず、その教訓を生かし、フランスの貴族は、お金をかけて農民に長弓を持たせて訓練するようなことをしなかったのです。そのような強力な武器を持たせて、反乱でも起こされてはたまらないと思ったということもありました。それが、イギリスの5倍もの人口があり、資源も豊富であったフランスが、イギリスに負けた原因であると、その本にはかかれていました。     

 さて雨のように降り注ぐ弓の雨で、多くのフランス騎士がうたれます。馬は混乱し、うたれた馬が倒れれば、重装騎士は起き上がることも出きず、身軽なイギリス歩兵に喉を切られます。さらにその逆木を超えた騎兵が森の中に入ると、木の上から跳びかかれたイギリス歩兵に馬から落とされます。馬から落ちたら、身軽なイギリス兵の餌食です。それにも関らずフランス軍は無謀にも突撃を繰り返し、犠牲を重ねます。これは信長の鉄砲隊に対して武田軍の戦った、長篠の戦いと同じです。騎兵を失った歩兵はもう戦意がありません。追い打ちをかけてイギリスの騎兵が襲いかかります。もともと、フランス軍の一般兵士は、フランスの貴族に隷属した小作や農奴上がりの兵士で最初から戦意が低かったのです。騎士たちが破られればたちまち四散します。王とともに最後の一兵になっても戦おうというイギリス兵士と最初の戦意とくらべまったく違いました。

 フランス軍死者1万、イギリス軍500人

この戦いで、フランス軍は死者1万人それに対して、イギリス軍はわずか500人でした。この戦いはアジンコートの戦いとも、アジャンクールの戦いとも言われます。  その後ヘンリー五世はフランス王の王女カトリーヌ姫と結婚し、フランスの精神異常を起こしていたというシャルル6世が死んだあとには、ヘンリー五世が後を継ぐことになりました。ヘンリー五世の映画はその少し後で終わっています。すでにフランスの北半分はイギリス領とイギリスの同盟国のブルゴーニュ侯国のものになっていました。ところが、ヘンリー五世は1422年に、赤痢のために在位9年、37歳の若さでフランスの地で死んでしまいました。おなじころに、フランスのシャルル6世が死去しました。ヘンリー五世の息子は、ヘンリー6世として、イギリス、フランスの国王となりますが、シャルル6世の王太子だったシャルルがオルレアンで反旗を翻します。しかしイギリス軍に攻められ、もうオルレアンが陥落するかというときに、立ちあがったのがあのジャンヌダルクです。そしてイギリス軍を打ち破りオルレアンで、シャルル7世として即位させます。しかしシャルル7世は、ジャンヌダルクを裏切り、ジャンヌはブルゴーニュ侯国につかまってしまいます。もうこれから先は別のお話になっていきます。

長弓と石弓(弩)との比較については下記をご覧ください。

「こういちの人間学ブログ」 2011年10月

「戦争の人間学 エンゲルスの戦争論とヘンリー五世」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2011/10/post-62b6.html

 

『ヘンリー五世』 オリヴィエ、プラナー版 二つの映画を見る(その1)

 ふたつの『ヘンリー5世』を比較してみた

今日たまたま、『ヘンリー五世』ローレンス・オリヴィエ版の映画を途中からテレビでみて、感想をブログに書くことにしました。「ヘンリー五世」はシェークスピアの有名な戯曲です。むかしからグローブ座などで、上演されてきました。サ―、ローレンス・オリヴィエ版は1945年に作られ、まだ、フランスがドイツ占領下にあったため、イギリスで撮影されたそうです。ローレンス・オリヴィエはこの作品で監督と主演となりました。この、ローレンスオリヴィエ版では、劇場で説明役が話をすすめていくのから始め次第に劇場から出ていくようになっています。ローレンス・オリヴィエは気高くセリフも格調高いし、背景も絢爛豪華です。最後のアジンコート(アジャンクール)の戦いで、イギリス軍は長い戦いで泥に汚れうんぬんと言いながら、服やよろいかぶとやテントはきらびやかで、ピカピカです。そして背景は中世の美しい絵画の景色がそのまま、使われています。いわば、舞台をそのまま広げた感じです。歌舞伎とかと同じように、やけに着ているものがきれいな日本の時代劇映画みたいです。一方の1989年の、ケネス・プラナーが監督主演した『ヘンリー五世』はがぜん、リアリズムです。ちょうどプラナーは28歳で、当時のヘンリー五世と同じ年でした。そこでのイギリス軍の服装はひどく汚れています。アジンコートの戦闘場面でのぬかるみの中での戦いでは、泥まみれでどちらがかっているかわからないほどです。まさに黒沢映画みたいです。ちなみにこの作品はアカデミー衣装デザイン賞をとっています。

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この画像は、ケネス・ブラナー版の『ヘンリー五世』のビデオです。上の場面は兵士たちを集め、少数の兵で戦う方が後で大いに名誉になると、鼓舞している場面です。

 ヘンリー五世は、1387年生まれで、まだ、35歳という年齢で、1422年に、急死しました。イギリスの勝利で、老齢のフランス王が死んだ場合にはヘンリー五世がフランス王位も次ぐと決めました。しかし戦いのあとわずか二年で、ヘンリー五世が急死したため、フランス王の方が長生きしました。

 さてこの映画の背景を少し見てみましょう。すでに、イギリスとフランスは百年戦争を戦っています。1346年にはクレシ―の戦いがあり、ウエールズの弓兵と歩兵がフランスの重装騎士隊を壊滅しました。1348年にはエドワード黒太子がポアティエの戦いでシャルル2世を捕虜にしました。そのころ1348年の黒死病(ペスト)の大流行でフランスの国力は大きく低下していました。ジャックリーの乱など農民の反乱もありました。当時のフランスは北部のブルゴーニュ公フィリップと、オルレアン公ルイとにわかれてたたかっていました。父王が死ぬまで、飲み仲間のフォルスタッフなどと放蕩をくりかえしていた仲間ときっぱり別れたヘンリーは1413年にヘンリー五世として28歳で即位しました。早速、イギリスの教会の利害も関係し、教会は王にすすめ、フランスの王位継承を要求させます。しかしフランス皇太子の使者に侮辱され、戦いを決意します。このころ他の国ではどうかというと、中国では、明の永楽帝の時代、李朝朝鮮、日本では室町時代といったところです。

ヘンリー5世の戦い

 1415年にヘンリー5世はノルマンディーに上陸し転戦します。戦いの中で、兵士は減り戦いに疲れています。一方フランス軍は体制を固め決戦を挑みます。それについては諸説あり映画ではフランス軍の新手の6万、イギリス軍4分の1とも、ほかの歴史書ではフランス軍4万、イギリス軍6000人いずれにしても、圧倒的に戦い疲れたイギリス軍不利です。大軍をほこるフランス軍はもうすでに勝った気でいます。

 映画では、前夜王が姿を変えて、陣営をまわります。そして有名な、「庶民はぐっすリ眠ることができるが、王はそれができない」と言う言葉をつぶやきます。そして、翌朝、もう少し味方の軍がいればいいのにという兵士の言葉を聞いた国王は皆を集めて言います。

「今日は聖クリスピネスの日の前の日である。今ここで王と戦う人たちは、この日になると、本国に帰ってから、そなたたちは王と共に戦って勝利した、といつまでも自慢できるであろう。そしてそれを聞く人はそこにいなかったことを悔やむであろう、そのためには今ここにいる戦士は少ないほうがよい」、と演説します。

 それを聞いてみなはいっぺんに奮い立ちます。王「もう応援の兵は期待しないか」。兵士「はい私一人となって戦います」そこでみんな歓声を上げます。ここが劇でも映画でも大きな見せどころで、言葉は重い、感動的な演説はこうでなければならないと、私は思ったものです。

 フランス軍はもう勝ったも同然として疲れ切った少数のイギリス軍をなめてかかります。王の身代金を払って降伏しろと言ってきますが。「勝っても得られるのは私の死がいだけだ」と王は拒否します。きれいに着飾った、馬に乗るのに滑車でなければ乗れないような重装備のフランス重装騎士団(オリヴィエ版による)は一斉に突撃を始めます。 (その2に続く)

『ヘンリー5世』 2 イギリス軍の長弓 自立した農民兵

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2010年4月12日 (月)

笑いで難病が治るー笑い学会の昇幹夫先生

 もうずいぶん昔の話ですが、産婦人科医で、日本笑い学会の副会長である昇幹夫氏に、人間学研究会の例会に来ていただいたことがあります。その時は、20人以上の参加者で、前の人間学研究所の部屋は人でいっぱいでした。参加者の一人に、有名な漫画家である弘兼憲史氏もいました。黄昏流星群という今もビッグコミックスで連載されている漫画の取材で、きていたのです。ともかく昇氏の話は笑いの連続、かなりだじゃれが多いのですが、ともかく笑いの渦の中で話が終わり、懇親会でもいろいろ話を聞きました。昇氏が当時から参加されていた、現在の杉山靖夫実用的人間学研究会副会長の卒業した、熊本の名門校ラサールの後輩であるということが分かりました。

 その後、ビッグコミックスの黄昏流星群にのったマンガでは、佐竹という(お礼の葉書で弘兼氏は同じ名前にしましたと書いてありました)60過ぎの頭の薄くなった主人公が、末期がんと宣告されて、最後に自分の故郷へ帰る話です。もう残り少ない人生だからと、思い残すことがないようにのびのびと楽しく笑って暮らします。また愛する女性もできました。そして、再び戻って、ガンの検査を受けたら、なんと、ガンが小さくなっていると。医者はよほど楽しいことがあったのですねと言います。その医者の顔は昇先生の当時の顔そのままで、昇先生は、その顔のはんこうを押して今も使っています。ただ現在の昇先生は当時と違って真っ白な長いあごひげを生やしています。 参考 (『黄昏流星群』 わが星の果てるまで4 七夕七年会 弘兼憲史  1999年6月1日 小学館)

 先日、新宿の厚生年金会館で、昇先生の公開録画があり、無料で参加できると言う案内が杉山先生からきました。当日は、ホールに満員の人が参加して、最初に笑いヨガの全員立って参加しての実演でした。その後昇先生の笑いに満ちたお話と、最後にアコーディオンの演奏があり終了しました。終了後私も本とDVDを買いました。当日参加した実用的人間学研究会のメンバーは4人でしたが、新大久保で、韓国豆腐料理を食べました。

 昇 幹夫先生は、産婦人科医を続けながら、笑い学会の副会長として、又昇氏が設立した「元気で長生き研究所」の所長として、笑いの効用を全国にひろめる講演をしています。自称が「健康法師」です。97年夏には、ガン患者15名とともにモンブラン、2000年8月にはがん克服日米合同富士登山さらには、2003年4月には、「第一回千百人集会」(末期ガンから生還した百人が千人の闘病者にその体験を語る会)にも参加し、ガンはその原因を改めると平和共存できるということを確信したと言っています。

 笑いが身体の免疫力を増すというのは、いろいろ実験がなされています。吉本興業の漫才を聞かせた後、抗体である、ガンマグロブリンが増大すること、NK(ナチュラルキラー)細胞ー(がん細胞を攻撃する細胞)が活性化すること、リュウマチ患者の痛みが軽減するなどのさまざまな臨床結果が出ています。楽しいことウキウキすることがたくさんあるとがん細胞が消滅するというのは、最初の弘兼氏の漫画にあるとおりです。だいたい、ガンの患者が、ストレスを多く受けやすい人がなりやすいようです。がんセンターの歴代院長が全部ガンで死んでいるようですが、それだけストレスも多いのでしょう。ガンがあっても、笑いのある生き生きした生活そして、昇氏も進める食を改めて健康になるということです。玄米食や無農薬野菜をすすめています。

 ガンの原因は、ライフスタイルが2割、食事が3割、心も持ち方が5割だと、昇氏は言います。人間の身体は六十兆の細胞でできていて、それが毎日細胞分裂して入れ替わっていきます。コピーしそこないの細胞が、がん細胞で一日5000個だそうです。誰にでもがん細胞があり、できてくるのです。ただそれがどんどん大きくなるかどうかです。ガンができたからと言ってすぐ手術するかどうかは他の医者の意見も効いたほうがいいといいます、うまく共存したほうがいいと。

昇氏が書いた『笑いと食と健康と』(2008年芽ばえ社)によると、NK(ナチュナル・キラー)細胞を元気にするためには5つの方法があるといいます。

1、笑うこと 前にも説明したとおりです

2、泣くこと もいいのです、涙の中にストレスも出てしまうと

3、話を聞いてもらうこと 配偶者以外に最低2人の聞いてくれる人、聞いてあげる人を作るといいといいます

4、お化粧して、楽しく歌って 年をとっても華やかに みられることに気を使う

5、歌うこと 一緒に楽しく歌うこと

 食(食べること)、動(運動すること)、息(息の仕方ー腹式呼吸)、思(心の持ち方)の全部を心持よく行うということで過ごすことが大切であると言っています。一品健康法はよくありません。

 実用的人間学研究会副会長の杉山先生も、楽しく団らんしたり、カラオケで楽しむと、たくさん食べた後でも、翌日の血糖値が下がると何回も言っておられます、ガンだけでなく上記の健康法は万病に効くということです。

2010年4月11日 (日)

エホバの証人 ハルマゲドンを待望する人々 追記 上級天国は144000人

だいぶ前になりますが、前の人間学研究所に私がいたとき、女性(おかあさん)の三人連れで、それぞれ子どもの手を引いてきた人たちが、訪ねてきました。「エホバの証人」の人たちです。みなさんも、そういうひとに会ったことはないでしょうか。子どもと一緒に来ることが多いのです。でも子どもも本当はいやなのかもしれません、友達と遊んでいたほうがいいでしょう。さて人間学研究所に1万冊以上の本があり、本の多さに驚いていましたが、私も暇だったのと興味があったので、どうぞお座りくださいと、話を聞くことにしました。そこで、人間とは何かという話になりました。あまり頭から非難せずに、いろいろ聞いてみようと思ったのです。私は進化論の立場ですが当然彼女らは、宗教の立場です。その時に、普通の薄いパンフレットではなく、こんな本がありますと、『生命―どのようにして存在するようになったか 進化か、それとも創造か』という255ページの本を出しました。無料でという話もありましたが、私は本代を払いました。その本は生命の起源、人類の起源や、進化論のこと、細胞の構造など詳しく書かれています。一見すると高校の生物の教科書レベルです。当然のことながら、進化論の誤りを指摘し、創造論(神がすべての生命人間をつくった)正しいと書いてあります。そして次第に、進化論は誤りだと「エホバの証人」の立場の説明になっていきます。その本の内容はすべて聖書に書かれているもののそのままの引用です。その日は子どもいるので長くはいず、改めてということになりました。玄関払いが多い中で、話を聞き、本までかったので、大いに見込みがあると思ったのでしょう。彼女たちの信仰から言えば「エホバの証人」を知らないで、神の教えに従わないで、ハルマゲドンで死んでしまうのはかわいそうだと思うのでしょう。

 そのご同じ3人ですが、子どもはいませんでした。彼女らは、気に触るようなことを言ってもおこるようなことはなく、穏やかで確信に満ちていました。                         さて、前にあげた本と、彼女らの話を少し紹介します。1914年という第一次世界大戦がはじまった年が現代史の歴史の転換点だと言います。すなわち末期的な状況、そう「ハルマゲドン」が近いと言っているのです。「エホバの証人」は聖書に書かれていることをそのまま信じる聖書根本主義の一つで、それらの考え方はアメリカに根強く存在しています。彼らの考えでは、聖書に書いてある通り「ハルマゲドン(世界の破壊と消滅)」があって、キリストの再臨があり、最後の審判があって、それぞれの立場の信仰をしている者のみがパラダイスに行き、永遠の生を受けます。その信仰を守って死んだものも墓場からよみがえってきます。信仰をしていないものは滅亡します。ですから、そういう人は、ハルマゲドンが早く来ることを熱望します。ハルマゲドンになる可能性が最も高いのは核戦争です。『核戦争を待望する人々』(グレース・ハルセル1989朝日選書)という本があります。そこには聖書根本主義者(ファンダメンタリスト)についてかかれています。「エホバの証人」もその一つと言えましょう。その本によれば彼らは世界は6000年前に創造されたこと、イエスの母マリアが処女だったこと、ユダヤ人は神に選ばれた民である、又神はユダヤ人に聖地イスラエルを与えたと本当に信じるのです。アメリカには、4千万人を超える聖書根本主義者がいて、アメリカの元大統領、レーガンも1986年までは、ハルマゲドンを世界最終戦争に結び付け、その必然性を信じる解釈をしていたと書いています。この右派キリスト教徒の人たちは、共和党の右派として、また、イスラエルを熱狂的に支持する人たちであると言っています。 

 その具体的内容は、2回目に来た人たちにはじっくり聞くことができました。それによれば世界最終戦争があって、人々が殺し合いをしている間、エホバの証人を信じていた人のみ、地球上の上空で、ういているのだそうです。そして信じなかった人が完全に死滅すると、その浮いていた人たちが、地球に戻ってきます。地球に戻ってくるというのが他の宗教の極楽や天国と違い、非常に厳密さを帯びてきます。ただ地球に帰ってくる人たちは、人数に制限がないのだけれど、「エホバの証人」の幹部の人たち、14万4千人は天上の極上の楽園(パラダイス)に行くのだそうです。ずいぶん具体的ですが、現在の「エホバの証人」の幹部の数でしょうか。あなた方はいかがですかと聞いたら、三人は笑ってとてもとてもと首を振っていました。身分制はあるのですね。審判を受けて、地球の楽園に戻った人は、みんな若くなり、病気も治り、もう死ぬこともなくなります。でも仕事はまだあるようなのです。疑問に思ったのですが。子どもは、そこでは大きくなるのかどうか、どこの時点で成長が止まるのか、いつまでも子どもではいられないでしょう。そのおじいちゃんおばちゃんもその前のじいちゃんばあちゃんも若くなります。そうすると20~30ぐらいの年の人ばかりになりますね。だいたい私は、100歳まで生きれればもう十分で、千年どころか万年以上も生きなければならないなんてまっぴらごめんです。生物は死んで世代交代していくのが自然です。

 それから、楽園(エデン)においては人間と動物とが仲よくなります。花園で女の子が虎の親子を抱っこしている図が書いてあります。そこではライオンも雄牛のようにわらを食べると書いています。そんな馬鹿なと思って本をみると、イザヤ11:6-9と書いてあります。そこで聖書を見ると、旧約聖書のイザヤ書のその部分に、「おおかみは小羊とともにやどり、、子牛、若じし、肥えたる家畜はともにいて。。。ししは牛のようにわらを食い、乳飲み子は毒蛇のほらに戯れ。。。」と書いてあります。まさに聖書に書いてある通りなのです。藁しか食べられないししがなにかかわいそうな気がするのですが。でもそうならば動物たちも神に許されて、エデンの園にいるのですから、もう人間に殺されて肉にされたりしないはずですね。エデンではもう肉も魚も食べられなくなります。人間中心主義ですから食べてのいいのかもしれません。でも植物は本当に食べてもいいのでしょうか。さてバクテリアというときりがないのですが。いろいろな発酵食品も食べられないのかしら。食物連鎖が途絶えます。そして人によりそんな肉が食べられないエデンには行きたくないというかもしれませんね。

 この「エホバの証人」やヤマギシ会、前のオーム真理教などのカルト宗教では、親が子供を強制的に自分の信仰に引き込みます。「エホバの証人」では子どもを懲らしめることを差し控えてはならないと聖書に書いてあるとのことで、教えに従わない子供は鞭打たれるそうです。それが後遺症となり問題になっています。親は自分の考えに従わない子はサタンの側になったということで、無視したり虐待したりすることがあるそうです。自分だけが信仰するのならまだしも、子どもまで引き込むのは、恐ろしい犯罪ではないでしょうか。

追記 :2012年1月13日

 モルモン教についてブログを書こうと思って、調べていました。ここのブログで、「エホバの証人」では上級の天国。楽園へいける人は14万4000人と回ってきた人たちが言っていたのですが、始めその理由がわかりませんでしたが、その理由がわかりました。モルモン教でもそう言っていて、それは聖書の「ヨハネの黙示録」から来ていることが分かりました。聖書に書いてあることをそのまま信じるキリスト教原理主義では、ヨハネの黙示録の書いてある通りに信じることになります。聖書が書かれた当時の人口での14万4千人はそんなに少ない数ではないのでしょうが、世界の人口が70億人となる現在となってはあまりに少なく、「エホバの証人」ではそれで一部の幹部以外のその他の信者は、地球上の天国(人数は信者すべてで無制限)へ行くことにしたのではないかと思われます。

「ヨハネの黙示録」 第七章

 もう一人の御使いが生ける神の印をもって、火の出る山から上がってくるのを見た。~(彼は)地と海を損なうことができる4人の御使いに向かって大声で叫んで言った。「私たちの神の僕らの額に、私たちが印をおしてしまうまでは、地と海と木を損なってはならない」私は印を押されたものの数を聞いたが、イスラエルの子らのすべての部族のうち、印をおされたものは14万4千人であった。(以後ユダの部族のうち、1万2千人が印を押され~と各部族の数が示される。それ以外の人は、そのあと地と海を損なう事のできる御使いが、地球をそこなうことによってー破滅させられる事になります)

 本当に聖書の通りなら、あくまでも、救われるのは、イスラエルの子らだけで、後世の我々は数に入っていないのではないかと思われます。また、14万4千人からもれた「ものみの塔」などの信者が地球上の天国(パラダイス)に戻るなどは聖書に書いて無いように思われますがいかがなものでしょうか。

 ★次に書くモルモン教についてと関連します。

幸福の科学と幸福の科学学園 参院選得票 7.15追加版

幸福の科学学園4月に開校

 幸福の科学学園が、2010年4月に開校しました。大川隆法の幸福の科学が作った中学、高校で、全寮制、中学は1学年2クラス60人、高校3クラス100人となっています。栃木県の那須に10万平方メートルの敷地のところに建てています。現在の教育界では、いじめや学級崩壊、学力低下などがあるが、ここでは人間にとって、最も大切な宗教教育によって精神性を高め、「徳力と学力」を備えた人材を作ると言っています。

 最初に「宗教教育」を根本に据えるというところから、幸福の科学の考え方を徹底的に植え付けようとしていることが考えられます。また、「ノーブレス、オブリージュ」を身に付けた、「天才」にしようとしています。将来は大学も作り、ちょうど創価学会が、創価高校から、創価大学を作り、創価学会の幹部育成を行っているのと同じことを目指していると言えましょう。しかし、創価大学を出て、裁判官や高級公務員に成っているように、幸福の科学の裁判官や、高級公務員が出てくることを考えると空恐ろしい感じがします。それにしても、カルト、もしくはそれに近い宗教団体が、およそ科学とは無縁であるはずなのに、学会とか科学とか言っているのは何か科学的な装いが必要なのだろうと思います。幸福の科学に入校するには、幸福の科学の信者の幹部の子弟が優先的に入れられるのは当然なことでしょう。

 幸福の科学がどのようなことを言っているのか知らない方のために少しご説明します。大川隆法は、歴史上の偉人が霊界に存在し、大川隆法にチャネリングを通して現在の人々に語りかけていると言って次々に霊言集を出したことから始まりました。それはいままでに仏教では日蓮から親鸞、道元など14人、キリスト教ではキリスト、モーゼ、内村鑑三など、神道系でも天照大神から卑弥呼までいろいろ、孔子、孟子、さらには、出口王仁三郎、谷口雅春、高橋信次などの新宗教の教祖 リンカーンエジソン、ソクラテス、坂本龍馬、紫式部など誰彼かまわず、語らせていて驚くばかりです。最近でも吉田松陰の霊言なども宣伝しています。それぞれの宗教団体とすれば、自分たちの教祖が、大川隆法の口からいろいろ言っているなどということは許しがたいことでしょう。はじめは研究会だったのが1986年には宗教法人とし、本尊は宇宙の最高神エル・カンターレでそれは大川隆法そのもので、昔、ブッダであり、ヘルメスでもあったと言うのです。大川隆法は東大法学部を出ているというのが売りで、一時商社に勤めていました。幹部候補生の登用試験にマークシート方式を採用するなど、今までの古典的宗教と変わったところがあります。この前の選挙に立候補した人を見ても東大、京大、早慶などの有名校の卒業生を前面に出していました。それらの人は学力はあっても、科学的批判的精神は全く学んでこなかったようです。

 大川隆法は、「太陽の法」とかいろいろな書物を出し、信者はそれを他の人に広める必要があるらしく、私と私の息子がたまたま戸山高校で、戸山高校の名簿で見たのでしょう、戸山高校の卒業生の信者の人物から、幸福の科学の紹介とたくさんの本が届いています。それを私はあきれながら、こんなことを書いていると批判する資料にしています。そのような大量のほんの売り上げで、かなり宗教団体としては大きな利益を得ています。また本を買った、あるいはすすめた登録した人をすべて信者としてしまうらしく、1995年には1000万人を突破したと言っていますが、昨年の衆議院選挙での幸福実現党の得票を見る限りではせいぜい30から50万人くらいであろうかと言われていますが。信者は平均3万円位をつぎ込むそうなので、毎月120億円が集まることになります。大量の衆議院選挙の立候補者が供託金没収となりましたが、問題にもならないのでしょう。本の売り上げには、税金がかかるはずですが、その他のお布施は無税なので、相当な実収入が入ることと思います。宗教法人は各政党にとっては有力な支持団体となるので、お布施は無税となっていますがこれは絶対におかしいことです。

 大川隆法は他の新興宗教団体と同じように、幸福の科学を中心とした「ユートピア社会」をつくろうとしています。選挙に出てきたのもそのためでしょう。1991年の「フライデー事件」以来はあまり反社会的な行動に出ていませんが、「オーム真理教」が選挙に出て、惨敗し、それを政府が弾圧して得票を少なくしたのだと考えたのが、サリン事件などを引き起こした原因だと言われています。幸福の科学が1000万以上の信者がいるはずで大量の得票を得るはずなのに、衆議院選挙で惨敗しました。こんどの参議院選挙で又惨敗した時、つじつま合わせに、おかしな行動を起こさなければいいのだが、と思っています。何しろ、大川隆法は釈迦もキリストも、含めた全宗教の教祖が、いわば彼に乗り移っているのです。そしてかれは全知全能の神様、仏様ですから、抵抗がなければすぐに、幸福の科学の理想的な「ユートピア」が建設されるはずです。そしてその信者も、頑張ればだれよりも「偉い」人物になれるのだと思っているのだと思います。でもこのような宗教に入る、社会の状況、人々の心の状況を、なんとかしなければならないと思っています。 幸福の科学はインターネットを通じてお悩み相談を受けています。どの宗教でもそうですが、まず熱心に悩みを聞いてくれます。そして、連帯感を感じアドバイスを受けます。それだけで、悩みがだいぶ解消することが多いのです。いろいろ勉強して、間違っていようが何かしらの信念ができれば気持ちが強くなります。他の人よりも信仰している自分のほうが偉いと思わせられます。その人を感心させるためには、たくさんの人が信じているんだということ、立派な建物や海外にも支部があるんだというお膳立てが必要です。そこで悩みが解決した人は、その人の本心から周りの人に、信仰をすすめるのです。これが新興宗教の信者が増える過程だと思うのですが。

 参議院選挙が終わって、幸福実現等の得票がわかりました。東京都で22,281票で、全国で229,026票でした。前回の衆議院選挙に比べ、候補者が少ない分さらに得票は減っています。信者1000万人を自称していてこの差をどう説明するのでしょうか。その中でドクター中松が幸福実現等から立候補していて38242票をとっています。 彼も最近はお目にかからなくなったのですが、どこでもいいから出てみようということなのでしょう。立候補者の家族や知人などの票もありますから。信者は前は20万人ぐらいはいると思っていましたが、実際は7から8万人ぐらいなのでしょう。

2010年4月 9日 (金)

誤った糖尿病対策ー根本的対策は糖質制限食

誤った糖尿病対策

 いま、糖尿病患者が急増しています。糖尿病は糖の混ざった血液が、血管をとおるときに、血管を傷つけたりつまってしまったりして、いろいろなところに症状が出てくる恐ろしい病気です。失明の大きな原因であり、腎臓病、心臓病を引き起こし、手足の血流が悪くなり、切断までせざるをえない人が多いのです。太った人、高齢者が成りやすいとされていましたが、食事内容の変化やストレスの増加からやせた人も若い人も、糖尿病が増えて、大きな問題となっています。                                                 糖尿病対策には、全体のカロリーを減らすこと、やせること、薬を飲んで、血糖値を下げるなどの対策が取られます。しかし、糖尿病患者は減るどころか、急速に増えてしまっているのです。

 高尾病院の院長である、江部康二氏は2001年に自分が糖尿病になったことにきづいてから、糖質制限食の研究を始め、2005年に『主食を抜けば、糖尿病はよくなる』を出版しました。その後、具体的にどのような食事をすればいいか、いろいろなレシピ本も出しています。2009年には、実用的人間学研究会の幹事をしてもらっている大柳珠美さんとの共著で『「糖質オフ」ごちそうごはん』(2009年アスペクト)から始まって、いろいろなレシピ本が出され、大きな反響を呼んでいます。

 今までは糖尿病の病院食でも、全体のカロリーを減らせばいいとの考えで、常に一定の糖質を食事のメニューに入れていました。脂肪はカロリーが高いということで、糖尿病患者からはもっとも敬遠されていました。                                         ところが、糖質は15分から90分で100%血糖に変わります。タンパク質は3時間前後で50%が血糖に変わり、脂質は逆に数時間から12時間で10%しか血糖に変わらないというのです。疲れて脳にエネルギーが少なくなったときに、甘いものがほしくなるのは甘いもの(糖質)はすぐに血糖に変わるからです。食後に急に高くなる血糖値が大きな災いを起こすのですから、糖質を減らしたらよいのは考えてみたら当然なことです。

 糖質とは、いわゆる主食のごはん、パン、そばうどん、などと、砂糖を使ったお菓子類です。永年人類は、糖質でないものを食べて生きてきたのに、文明が生じてから、カロリーを確保するために糖質に依存せざるをえなかったと言っています。普通の人のダイエットでも、主食を減らして、たんぱく質や、野菜類を食べれば、太りません。

糖質制限食について

 ただ、患者さんの要望もあり急速にその考えは広まっているようですが、まだまだこの考え方は異端な物らしく、「正統的」な?糖尿病の世界では、広がっていないようです。製薬会社もこの糖質制限食が広がり、糖尿病患者が減ると困るので、いろいろ妨害してくるのではないかとも言われています。

 詳しくは、NPO法人糖質制限食ネット・リボーン(理事長江部康二、大柳さんは理事)のホームページで調べてみるか、大柳珠美さん(管理栄養士、3つの病院で栄養指導をしています)のブログを参照してみてください。今糖尿病でお困りの方には絶対お勧めです。大柳さんのいろいろなレシピ本が、このところで連続で出版されます。ぜひお読みください。 追加 『健康おつまみ109』 江部康二 大柳珠美 東洋経済社 2010年5月20日発売 1500円発売です

糖質制限食とは思えない、おつまみとしてだけでなく、おいしいおかずとして109件も出ていて、とても美味しそうです。またたれやソースなども書かれていて、お勧めの本です。

『糖尿病のための「糖質オフ」ごちそうごはん』 江部康二、大柳珠美 2009年7月 アスペクト  いずれの本もそれぞれの素材と、その料理にすべて糖質量が計算されています。カロリー量は今レストランなどでも表示しているお店が増えていますが、糖質量がすべて書かれている本は他にありません。

現在の政治状況ー植草一秀の「知られざる真実」のブログ

『売国者たちの末路』という本を見ました。副島隆彦・植草一秀両氏対談を書いた本で祥伝社から、2009年7月に出版された本です。この翌月には総選挙があり、自民党は歴史的大敗をし、民主党政権となりました。副島氏は『最高指導者だけが知っている日本の真実』(2007年 成甲書房)などで、一貫して、小泉、竹中構造改革路線とそれに続く自民党政治で、新自由主義をもとにした政治がいかに人々を苦しめてきたか、それにいかにアメリカが強く後押しをし、大マスコミが世論操作をしてきたかを告発してきました。また植草一秀氏は副島氏と同じような立場を主張してきました。しかし植草氏は2004年と、2006年と続いて痴漢行為で逮捕されました。植草氏はこれらの事件は警察によって捏造された冤罪であると主張しています。そして今最高裁で戦われています。その経緯は『知られざる真実―拘留地にて』(名月堂書店)に詳しく書かれています。警察が政府、大企業の手先として、いかなることをするかは、私自身の経験からもよくわかっていますから、恐らくそうなのだろうと思います。

 民主党政権に代わっても、永年の自民党政権のもとでの官僚機構は、かわっていません。今の権力機構は、民主党政権を早くつぶして今まで通りの自民党、保守政権に戻そうとしています。そのためにいろいろな新党を作って第二自民党として民主党を第1党から落とそうとしています。でも「みんなの党」はまだしも、明日の10日に設立される、「たちあがれ日本」は「みんなの党」が馬鹿に高い支持率を得ているのを見て急きょ立ち上げたのでしょう。石原都知事が命名したようですが、平沼という超保守主義者と政治的立場の異なる、与謝野が一緒にやるという点でも、70歳ぐらいの人物たちが立ちあげたという点でも、早くも皆に馬鹿にされています。自民党にとって保守党票を食って逆効果になるのは確実です。

 植草一秀氏は「植草一秀の『知られざる真実』」というブログを書いており、そのブログは今日現在で政治部門でのアクセスランキングが第三位、ひと月で50万近くのアクセスがある人気ブログです。ちなみに、私の「こういちの人間学ブログ」は昨年7月からでようやく5,000件のアクセスがある程度です。

 今日の植草氏のブログでは、例の「たちあがれ日本」を受けて、「立ち上がらなければいけないのは主権者国民である」と言っています。「そしてだまされるな有権者」とも言っています。もともと自民党員であった、鳩山、小沢氏が中枢を占める民主党政権は、相次ぐ金の問題で急速に支持を失っていると、新聞などの世論調査で言われています。でもその世論調査自体が、かなりいい加減で誘導的であるとしたらどうでしょうか。確かに、小沢氏の資金が不透明であり、鳩山首相が多額のお金をもらっているのに、申告しなかったというのはおかしいです。でも委員会で野次を飛ばす自民党議員自身が、果たしてみな公明正大なのでしょうか。掘り出せば自民党の議員で同じようなケースがたくさんあるのに、小沢氏だけを集中的にやるのは確かに国策捜査だと言っても過言ではりません。今までの自民党の歴代首相がアメリカにべったりであったのが、唯一日本を独立的な立場にしようとし、中国とも国交を開いた田中角栄首相が、アメリカからの暴露であるロッキード事件で失脚しました。小泉政権成立のためにアメリカが、膨大なお金を宣伝費に出したという話もあります。日本は現状では依然として残念ながら、今の基地の状況を見てもアメリカの半属国です。

 植草氏はブログで、はっきりと書いています。1、天下りをなくすこと 2、企業献金を全面的に禁止すること 3、外交でアメリカに隷属しないこと、その三つが、きわめて重要であると。特に民主党が、国民の立場の党であるためには、企業献金を民主党がもらうかどうかです。経団連なども、極端な自民党支持でしたが、民主党にも献金を増やそうとしています。お金をもらえばどうしても、出してくれたところへの便宜をはらいます。ここは絶対に妥協してはならないところです。又植草氏は「だまされるな有権者」と言っています。人々は小泉に散々だまされたのに又こりないのですね。今の状況は危ういです。

 そして植草氏が言っているように「国民の幸福のために存在する政府」がぜひ実現できることを望みます。

2010年4月 8日 (木)

真理は誰が述べても真理であるか? 増田哲氏の文の紹介

”Japan Skeptics” という超常現象を科学的に解明する学会誌の2010年19巻の1号に、表記のようなEssayがあり、大変面白く参考になる文章なので、みなさんに要旨をご紹介します。  増田 哲氏は、青山学院大学の物理・数理学の准教授で、”Japan Skeptics” の会員です。

 前会長の安斎育郎氏の分類によれば、命題については「科学的命題(客観的命題)」、「価値的命題」があり、「科学的命題」については誰が主張したかにかかわらず、真理は真理であり、誤りは誤りである。つまり、命題の真偽と、誰がその命題を主張したかは独立である。

 科学研究の世界では、経験豊富な研究者でも間違えることがあり、駆け出しの研究者でも真理(の一端)を見出すことはある。「真理は誰が述べても真理である」から、権威のある人の発言だから信用し、無名の人の発言だから軽んずるという姿勢は、科学的真理を探究するにあたっては、禁物である。~そうは言っても、「偉い先生」の意見に説得力があるように聴こえたり、十分な実績や自信のない駆け出し者が自分の意見を主張する際に多少のためらいが生じるのも仕方がないことであると。

 そこで、学生や若手研究者が委縮せずに自由に議論できる雰囲気が必要になる。それがその分野の健全性を示す。素粒子論の世界では、先生と呼ばせずに、すべて「さん」で呼ぶ習慣は、益川敏英氏のノーベル賞受賞をきに、世間に知られるようになった。数学の分野でも、自分の直接の指導教員以外は「さん」でいることが多い。また、「偉い先生」が最も素っ頓狂なことを言われるので、大変気楽に議論できる。特定の人物の主張だからと言って常に正しいとは限らないと考えることは、科学者にとっては(少なくとも建前としては)当然のことであり、「懐疑的に思考する」ためのごく初歩的な事柄でもある。

 では「価値的命題(主観的命題)」についてはどうか。価値的命題であっても、特定の人間集団の間では、おおむね、正しいとされることがある。たとえば「人を殺してはならない」とか「優越的な立場を利用して相手の意にそわないことを強要してはならない」という命題などである。しかし、「真理は誰が述べても真理である」であるということで、正しい命題を主張した時、そこにどれくらいの説得力があるかということがある。

 例 1、、テロ行為は許されるべきではない

 世界最大のテロ国家が、過去現在の行為に何の反省もなしに主張しても説得力に欠ける。しかも、自身に降りかかったテロ行為に軍事力で対応するに至っては一層始末が悪い。

 例 2、 核兵器のない世界を追求すべきである。

 核超大国の大統領が、質量ともに大量の核兵器を保有し「核のない世界」までは保有すると言って、核拡散の脅威をかたる偽善と限界はもう少し強調されるべきだ。

 例 3、政治資金の原資や流れは透明にされなければならない

 与野党ともに言われなければならないが、野党のときに威勢よく追及していたが与党になったとたんに、へ理屈で言い訳するのは、おかしいし。前与党も自信を身ぎれいにしてから現与党を追及すべきだ。

 例 4、「労働なき富」は社会的大罪である 

 現実に大罪がはびこるなか、一国の首相が施政方針演説で述べたが、自身が何億という金を母親から受け取り、その使途も明らかにしないようではその言葉はうつろに響く。これに野次を飛ばした議員も野次を飛ばす資格があるのか。

 要するに「行動が伴っていなければ、いくら正しい命題を主張しても説得力に欠けるか、まったく説得力を持たない」ということである。このような「言行不一致」は、前にあげたような簡単に見抜けるものばかりではない。ただし命題の陰に隠れた(より正確には、それを主張する人の)偽善や欺瞞(時には自己欺瞞)を見抜くことは、命題の真意を見抜くことと同じくらい重要だと思うし、決してそれは簡単なことではないとも感じている。

 私自身(増田氏)は「大きな権力や権限を持った人(集団)「自分よりも優越的地位にある人(集団)の主張ほど、そして利害が絡んだ状況であればあるほど、それが正しいかどうか、仮に正しいとして、そこに偽善や欺瞞、言行不一致は潜んでいないかと考えることを、一つの実用的な指針としている。正確には、なるべくそうするように心がけている。もちろん、「偉い人の発言は常に欺瞞的である」とするのは誤りであるけれどもこれまでの経験では割と役に立ってきた。

 こうした「言行不一致」を見抜くことと、見抜いたうえでどう行動するかは別である。欺瞞を告発することが事態の健全な進展になるのか、そこに冷や水を浴びせることになるのかは全体の状況や告発の仕方にもよるので、一概に論ずることはできない。しかしながら、そこを見抜けなければ、選択の余地は狭いままなのである。

 ほぼ全文の要旨を載せました。私たちは、今の政治情勢なので、大マスコミなどの世論誘導にあまりに安易に載せられているのではないでしょうか。世論調査などというのも、どこまで真実を判定しているのでしょうか。おかしな世の中にしないためにも、ここに述べられたように、いろいろな物事、いろいろな発言にその真意を見抜く態度が必要であると思います。

2010年4月 7日 (水)

浮浪雲(はぐれぐも)ー街中の仙人的生き方 ついに1000回 明治では無理か

『浮浪雲』は、ジョージ秋山が漫画コミック誌の『ビッグコミックオリジナル』に連載している、漫画です。このブログを書いているとき(2010年)には862回で、1973年から現在まで、もう37年間続いている超人気漫画です。単行本も91集が発売になります。これだけ長く続くのは、私も含めて、読み続けているファンが多数いるということです。二度テレビドラマ化され、小学館漫画賞を受賞し、1982年にはアニメが作られ、なんとパチンコ台まで作られたそうです。最初の渡哲也のはぐれ雲は、気品があったのですが、ビートたけしが演じたのは何か下品な感じがしました。評判がわるく、たけしが自分で「はずれ雲」とかいったそうです。

 『浮浪雲』の主人公は、幕末時代の江戸に、東海道の宿場町『品川宿』で、問屋 「夢屋」の主人で、雲という名前です。おくさんは、美人ではないけれど、鼻ぺちゃで愛嬌がありやさしい、かめさん。子どもは11歳の長男新之助と8歳の長女、お花の二人です。雲は、お店の仕事をろくにしないで、家ではボーっとしていて、タバコをプカリ、プカリと吸っているか、街を歩いて、「お姉ちゃん、アチキと遊ばない」とか「いいうんこしてますか」とか、声をかけます。仕事をしないでどうしようもない遊び人と見られているのですが、その生き方が、幕末でも世知辛い現代でも、そういう生き方ができたらいいなーと思わせるところがあって、それが、長続きしている原因だと思います。私も、新聞や雑誌の切り抜き帳にこれはというもの を、切り抜いて保存しています。

怖い顔をしていた人が、このままでは奥さんになる人がいないということで、本物そっくりによくできた笑い顔のお面をつけて、お嫁さんをもらいました。ところがお面をつけていることに良心の呵責を覚え、嫌われてもいいからとお面をはずしました。でもいままでお面の笑顔をにあわせた顔をしているいる間に、すっかり怖い顔が、柔らかい顔に変わってしまったなどという話がありました。これは、『顔の本』という、初代顔学会の会長である、香原志勢教授の書いた本の冒頭に書いてあった、「王様とお面」から題材をとったなというのがすぐわかりました。このようにいろいろな知識を取り入れてそれぞれの時代も反映させているのが長続きしているもとだと思います。

 主人公の雲は、一応浪人した武士といことになっており、仕込杖を持っていて、いざというときには、すごい剣の腕を持っているし、実は学問もあり、勝海舟、近藤勇、土方歳三、沖田総司、清水次郎長、坂本龍馬などとも知り合いであり、将軍慶喜とも友人関係などという側面があるということになっているのですが、そういうところは全く表に出しません。ところがいろいろな難問をさらりと解決してしまいます。一部の人たちからは、こせこせしないでひょうひょうとして生きている、雲が「いいなー」とうらやましがられることもあります。私が思うに、こんな人物は理想化されているので、実際に存在しないのですが、いわば、これは街中にいる「仙人」と見ていいのではないかと思っているのです仕事をろくにしませんからとっつあん(欲次郎)とよばれる番頭さんが日常の仕事を取り仕切っています。とっつあんはいろいろ苦労します。かってに雲が店のお金を持ち出したりします。現実にはこのようにのんきにしていられないのでしょうが。でも、あらくれの人足たちも、しょうがないなーと言いながらも、ときにいいなーと共感させ、ときに示すその本当の力を知っていますから、こころから親しみまた心服しています。そういう人足を強制ではなくまとめあげること自体が凄いことなのです。ただ力もないのにぶらぶらしていたらただの怠け者で、とっくにその問屋をつぶしていることでしょう。

 『医心方の中で、養生要集にある、神仙図の言葉に「長生きする方法は、いつでもどこでも、その人の行くところ、泊まるところ座るとき、起つ時、飲食したり、又休息するとき、-つまり、四六時中の全生活の中に存在している。(仙人になるために)取得したすべての事柄を念頭に置き、精気をみだりに漏らさぬよう体内にたくわえ、神(たましい)がその人の身体を離れないようにするのがすなわち長生きの秘訣であるといっています。

そして、「だいたいにおいて、物惜しみせずに振る舞い、あくせくしない人間は長寿を保ち、けちでせかせかあせって動きまわるものは短命であると。小作人が長命で、富裕なものが短命なのは、欲望の差による、仕官しない民間人は病むことが少なく、故郷を離れて官位についている人間が多病であるのもそうである。~道に志す人は己のよくのために眼がくらんで物の本質を見失うことはめったにないと。

 古代の書にも聖人はいても、隠れていてなかなか世に明らかにならないといいます。孔子が畑の近くをあるいているときに、農夫が孔子を批判しているのを聞きもっともだと思い教えを請うとしたが、もう見つからなかったという話があります。世には隠れた聖人がいるのだなと孔子は言います。自分自身が、能力を高め、自分を磨いていてもそれが、世の脚光を浴びるのはほんの一部です。又むしろ表にあえて出ないようにする生き方があります。そして浮浪雲のように、実は素晴らしい能力を持っていても、それを自慢せず、ひょうひょうとしいて世に表れることがなく、でも人にやさしく、いろいろな面で人々を感服させる知恵で、役に立つような人こそが、隠れた仙人であると言えるのではないでしょうか。862回のマンガでも、長寿庵という医者が患者に毒をもった、と疑われて、医者が奉行所に逮捕されます。医者の娘が、浮浪の叔父さんのところに来て助けてほしいといいに来ます。雲は、こういう事件はだいたい下手人は奥さんだから、すぐに真犯人が捕まるから大丈夫と言います。それに、死んだ人の奥さんが、去年に熱海に行っているからといいます。結局熱海に幕府禁制のトリカブトが自生していてそれが原因だとわかります。そういう知識をいろいろと持っているということです。 

 私も浮浪雲のようになれたら素晴らしいなと思っています。

2016年、いましたと過去形です。

2015年2月26日追記 色々無理が

 このブログを書いてから5年たってもまだ続いているのは、大したものです。ただ、いささか無理が出ていました。先日のマンガで、はぐれが、若々しく、なんと、年が古希であると、いうのです。それはそれでいいのですが、奥さんと子供がそのままということです。上の息子はどう見ても小学生、下の娘はまだ幼稚園ぐらいです。もちろん奥さんも前のままです。はぐれが、私と同じ年とすると、子供が孫と同じ年頃です。ちょっと、無理がありすぎるのではと思いました。幕末で、前に書いた年のころから5年たつと、もう明治になるはずですが、漫画だからいいのでしょう。仕事をしないで、町をほっつき歩いていますが、番頭さんやほかの人間が働いて成り立っているのでしょうが、ちょっと無理があります。明治になって、厳しい世になれば、はぐれのような、気楽な生活は、できなくなるのです。あまり長いのも考え物です。

2016年1月4日号で、連載1000回になったそうです。1973年に始まっていますから42年以上です。最近の漫画は少し面白くなくなっています。漫画ではついに明治維新になっていますが、江戸時代と違って、「はぐれ」みたいなのんびりした生き方は不可能なはずです。どう、展開してゆくのでしょうか。

2017年7月13日追記

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 この漫画も1034回になっています。大体同じパターンで43~44年間もよく続けられるものと感心します。17,8で読み始めても60歳以上です。最新単行本も第110集好評発売中だそうです。一度明治近くと書いたがまた元に戻りました。

今回は青田という寺子屋の若い先生の家族のことです。最近は浮浪雲の事よりも周りの人たちのことが多いです。隠居のおじいさんが言います。「人は天下国家について語ったり美しさについて語るけど、心底思っていることは食べることとヤルことだけです」と。このような考え方は再三出てきます。

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2017年8月20日 1037話「娘っ子の空」

 ほとんど渋沢先生のおしゃべりです。やたらと”ざざーザザー”と波の音を入れています

あと2回で終わるそうです。

2017年8月22日

 毎日新聞や日経新聞に「浮浪雲」が、来月9月20日号で終了と載っていました。

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毎日新聞24面です

作者のジョージ秋山は筆者と同じ74才です。1973年の連載から44年間続きました。よく続いたものです。

同作品は79年に小学館漫画賞を受賞。渡哲也さん、ビートたけしさんの主演でテレビ化もされた。単行本は全112巻の刊行を予定。

 

 

2010年4月 2日 (金)

気候と文明の歴史 5月修正版

 気候と文明の歴史をのべた本は近年いろいろ出されています。『気候文明史』(世界を変えた8万年の攻防)(注1)は2010年2月に出版された、最近の本です。著者の田家 康(タンゲ ヤスシ)氏は農林中央金庫に勤めながら気象予報士に合格した人ですが、膨大な資料をよくまとめたものだと感心します。他にも、『1千年前の人類を襲った大温暖化』ブライアン・フェイガン 2008年があり、少し古いものでは、『気温の周期と人間の歴史』原田常治1977年同志社があります。

 急激な寒冷期である、600万年前にアフリカの大地溝帯が干ばつになり、森林が縮小しました。その状況に適応した類人猿から人類へと足を踏み出したのが、二足歩行をした、ラミダス猿人でした。300万年前には、寒冷な気候が数万年続く中で再び大地溝帯で森林が減少し、ホモエレクトゥス(ジャワ原人や北京原人)が誕生しました。その後旧人と言われるネアンデルタール人そして、現在の人類ホモサピエンスがアフリカの地に誕生しました。8万年前には、ホモサピエンスは世界中に広がっていきましたが。そこで厳しい環境の変化に直面したのです。そして、7万4千前にはスマトラ島のトバ火山が爆発し、大量の火山灰により、地球の気温は低下し、極地での氷の増大は太陽光線を跳ね返すことになりさらに寒冷化が進みました。15万年から、3万5千年にかけて、人口が極端に減少した時期があったのではないかと言われています。それは現在の人類の遺伝子の多様性が他の哺乳類に比べ極端にすくないからだと言われています。

 最終氷期は極寒期2万1千年から1万八千年にかけては平均気温が今より5度も低かったのです。海水面は低下し日本も大陸と陸続きでした。このころにはナウマンゾウや原日本人も日本に入ってきました。これらの厳しい時期に人類はいろいろな努力を積み重ねて乗り越えていきました。その後しだいに気候は温暖化していきました。ようやく、氷期と間氷期を繰り返す時代がおわったのです。しかし、気候の変動はその後もありました。

4から5世紀に温暖化し、その後6世紀には小氷期(氷河期ほどではないが、かなり寒冷化が進んだ時期を小氷期と言います)がありました。この小氷期は何回か繰り返しました。

また800年から1300年にかけては温暖期が続きましたこれを中世温暖期と言います。このころは、北方のヨーロッパでは、耕作地が北のほうに広がり、豊作が続き、人口が増大し壮麗なゴシック建築なども建てられました。バイキングは氷が解けた海を北上し、アイスランド、グリーンランド、アメリカ大陸まで到達しました。しかしアフリカなどの熱帯地方では、干ばつが進み、砂漠が広がってしまいました。その後は温暖な時代と寒冷な時代を繰り返しました。この温暖化は、現在言われる化石燃料を燃やすことによるCO2増加と関係なく怒りました。

 その後太陽の活動が低下し、気温が低下したのは3つの時代がありました。

1450年から1470年の、シュペーラー極小期

1645年から1715年の、マウンダ―極小期

1770年から1830年のダルトン極小期です。

 その後、1850年ころから温暖化が進み、1890年から1940年に太陽の活動は活発化しました。

そして1964年から現在に至っては太陽の活動は弱まりつつあります

二酸化炭素の増大が、地球の温暖化の主たる原因であると主張する人々は、太陽の活動によって、大きく気温が変化するという事実(説)を、無視してしまいました。それは二酸化炭素主因説に都合が悪いからです。 気温の変化に関しての影響度の大きさについては、次のような説があります。

影響が大きい順に

1、太陽の活動度 (黒点の数でわかります)                                          2、地球の磁場                                               3、火山の活動                                                  4、ミランコビッチの周期(地球の軌道が完全な円ではなく                   楕円軌道をしているということ、太陽への距離の変化が影響する)                     5、温室効果ガス(これが5番目です)です。

 なお温室効果ガスは、二酸化炭素だけでなく、メタンやフロンの影響もあります。又温水効果が最も大きいのは水蒸気だと言われています。またっ水蒸気は雲となって太陽熱を妨げる作用もあります。さてその時の地球の気温は、それぞれの要素が、複雑に絡まって生じるものです。その中でも太陽の活動が、もっとも大きな要因です。太陽の活動の変化は、太陽の活動は多いと黒点が増加すること、太陽風が強いと宇宙線が吹き飛ばされるので、宇宙線の量などで観測されます。中国などでは、黒点の数の変化が記録されていて、歴史的資料となります。太陽の活動は11年周期の小周期と55年単位の大周期に分かれるそうです。大周期は2008年を最大とし、今次第に弱くなる傾向があり、11年周期では現在、ピークになりつつあると言ったところです。それで温暖化しています。

 火山の影響も強く、1783年のラ―キ山の火山では、世界的に気温が低下し、農作物が実らず、多くの人が餓死したと言われています。日本でも1783年に浅間山が噴火した時冷害で、1833年から1837年天保の飢饉となり多くの人々が餓死しました。このころヨーロッパも低温化と凶作で、フランスではパンを求めて人々が決起し、1789年バスティーユの牢獄を破壊しフランス革命がはじまりました。 今世界が比較的温暖化しているのは、世界の気温を下げるような火山の大爆発がないということもあります。もし大爆発が起きれば、世界中は低温化します。最近アイスランドで火山が爆発しましたが、もっと大きな爆発が起きたときです。

 少しさかのぼってみますと、日本では12世紀中世の温暖期のあとに、西日本では干ばつがひどく、平家の基盤の西国はひどい不作となり、東日本では逆に豊作になり、東国に拠点を持つ鎌倉幕府が成立する原因の一つになったと言われます。また14世紀には逆に、東日本が冷害がひどく、西日本が豊作で室町幕府が京都にうつった原因の一つだともいいます。 気候の急激な変化は、中国では特に黄河地帯で、干ばつや洪水が頻発する時には、人口が激減し、そういうときに王朝が後退してきたのです。また900年にマヤ文明が干ばつで崩壊したのも急激な気温のせいでした。 1300年ころのヨーロッパでは、寒冷化が進み1322年には極寒となり、寒さを防ぐために、毛織物を使うようになるとともに発疹チフスが大流行し、すでに猛威をふるっていたペストとともに多くの人々が死んでしまいました。1346年に8000万人いたヨーロッパの人口が1350年ころには5500万人に減少しました。この急激な人口減少が中世の秩序が崩壊し、教会の権威も低下してしまいました。1431年にはアンコールの文明が崩壊しました。1900年から1907年にかけて中国で大干ばつがあり、水不足の不衛生と栄養不良で中国では2400万人が死亡しと言われます。このときには人肉が安く売られたということです。  

他にもいろいろな事例がありますが、歴史で習ういろいろな事柄の底には、気象の急激な変化と、人口の変化、それに伴う王朝の変化があるということを、知っておくとよいでしょう。また、前にも述べたように、現在の気温の上昇が単純に、二酸化炭素の増大のせいだけではないということが分かると思います。ただし、だからといって、石油や石炭などの化石燃料をどんどん使ってしまうということとは全くの別問題です。それらはできる限り無駄に使わず温存すべきでしょう。

注1、 『気候文明史』 田家 康 2010年2月 2600円+税 日本経済新聞出版社 

 

 

地球温暖化は二酸化炭素のせいか?-気候ゲート事件 ゴアについても

JAPAN SKEPTICSという、超能力や超常現象を科学的に解明する学会の研究誌(2010,VOL19,No1) が送られてきました。その中に、「気候ゲート事件」という文章が松田卓也会長によって書かれていました。その内容を紹介します。地球温暖化の原因が、人間による二酸化炭素の増大が原因であるとする正統派と、そうではなくて、自然要因が原因であるとする、懐疑派に分かれるということ。しかし、政治的、マスメディア的には、決着がついていて、米国元副米大統領アル・ゴアと、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の事務局長パチャウリはその貢献でノーベル平和賞をとって、地球の温暖化の科学的な解明がすんだので後は行動だと主張している。それがCOP15(国連気候変動枠組み条約)の基本的な立場である。この二酸化炭素原因説に対して、太陽の活動など自然的な要因によるという根強い懐疑説があり、検討違いの政策に数10兆円ものお金をつぎ込むのはおかしいと主張している。松田氏は、まだその要因は明らかになっていないという立場であるという。

 2009年11月に英国で起きた、「気候(クライメート)ゲート事件」は欧米では報道されているが日本では、ほとんど報道されていないので、ほとんどの方は知らないと思います。COP15の直前に明らかになったので、二酸化炭素減少推進派の鳩山首相に遠慮して報道しなかったのではないかと言われています。                                  その内容は、正統派の牙城であるイースト・アングリア大学の気候研究ユニット(CRU)のコンピューターが何者かによってハッキングされ、その内容が公開されてしまったというものです。所長のフィル・ジョーンズからアメリカのマイケル・マン博士に、送ったメールで、「マイケル・マンのトリックを使って気温の低下を隠すことに成功した」、と送ったのです。マイケル・マンとは、過去2000年の気候を過去の気温は一定であったが20世紀に急上昇したという図を作った人物です。それは、2000年の間に中世温暖期や、小氷期があったということを否定するものでした。そして、反対派の懐疑派の立場に立つ学者や編集者をあからさまに弾圧してきたこともメールで明らかになりました。正統派の人たちは特に問題はないという態度であるが、これは政治とかかわった現代科学の問題であると松田氏は言っています。

 ある画期的な学説があっても、論文として学会誌に掲載されるためには査読というものをうけなければならず、大多数の正統派の考えと異なる学説は、いろいろなん癖をつけて掲載されない傾向があるといいます。地球温暖化の太陽起源説を唱えた、Svensmarkが学会で彼の説を発表した時、聴衆の失礼極まりない攻撃、ロビーでの大家の慇懃無礼な批判をしたそうである。気象問題でも、ジョーズやマンたちが、異説を意図的に排除し、異説の論文を掲載した雑誌の編集者に圧力をかけたり、やめさせたりしたことが明らかになったのです。地球温暖化は政治、経済問題と深くかかわってきているということです。アメリカでは学会内では正統派でないと研究資金が得られないそうです。日本でもそうであり、科研費の配分や、スーパーコンピューターである、地球シュミレ―タ―の建設に数百億円が投じられたのは温暖化問題が大義名分であったのです。地震予知の研究も似たようなものであると松田氏は言っています。膨大な資金が投入されたが、ほとんどせいかが上がっていないと。

 付け加えると、アル・ゴア元アメリカ副大統領は、温暖化防止をすすめるためには原子力発電が必要であると主張しているのだが、ゴアは東欧のウラン利権を一手に握るオクシデンタル・ペトロリアムの経営者であるということを知っておく必要があります。彼はノーベル平和賞を受賞しましたが、英氏デイリーテレグラフによると自身のベンチャーキャピタルの二酸化炭素取引市場や太陽光発電、電気自動車、スマートグリッドなどの環境市場の出資により、資産が以前の120万ポンドから6000万ポンドとなり、世界初の環境長者になったと報道しました。6000万ポンドとは、少し前のポンドが急落する前の価値では日本円で1000億円にもなります。 日本でも、化石燃料を使わずになんでも電気にしなければならないという風潮があります。しかし、日本で二酸化炭素が大幅に増えたのは、電力会社が、原子力発電所の事故以来、石油などを燃料として発電してきたせいでした。電気はクリーンであるというのは嘘です。またさらに二酸化炭素を25%削減するには、ハイブリットカ―や電気自動車を推進しなければならず、危険な原子力発電所を増設する必要があるということになっています。しかし地球温暖化の主たる原因が二酸化炭素ではないとしたらどうなのでしょうか。二酸化炭素の増加は温暖化の原因ではなく、結果であるともいわれます。また温室効果は二酸化炭素よりもメタンガスのほうが影響しているという説もあります。

追記 気体では、水蒸気(雲)が最も大きな影響を与えているという説が有力になっています。

 すでに、人間学研究所でもお話しいただいた、著名な気象学者である故根本順吉氏は、以前から地球温暖化は太陽の活動によって変化するといっておられました。(注!)この2000年の間で1000から1250年に、現在と同じように暖かった中世温暖化がありました。また何回かの,小氷期があり、その時期には多くの文明が滅びてしまいました。これについては改めて書くことにします。またNASAでも温暖化は太陽活動が主な原因であるといっています。私たちに知らされていない間に政治的な思惑で、いろいろな政策が行われているのということを知っておく必要があるでしょう。すでにアメリカでは、地球温暖化の原因を二酸化炭素のせいだと考える人は急速に減りつつあります。しかし知らされていない日本では、ほとんどの人が、二酸化炭素地球温暖化原因説を支持するでしょう。しかし二酸化炭素を減らすために国民にも相当な負担が必要であるなどという政治家の意見を真にうけてはならないのです。

 ★ 2011年11月追記

 この二酸化炭素地球温暖化説いもとづいて、二酸化炭素の国際的的取引でもうけたり、NPO団体を作って寄付を集めたりしている人たちがたくさんいます。そういう人たちにとって、それは違うかもしれないという懐疑派説は、商売仇ということになりますから。徹底的に粉砕(懐疑派バスターズという)しようとするのです。

 この後私のブログを攻撃している人は「懐疑派バスターズ」を気取っているのでしょうか。 

注 1『世紀末の気象』 根本順吉 筑摩プリマーブックス 1992年 筑摩書房 地球温暖化の原因は太陽活動の活発化によると主張しています

 参考資料 「科学者の9割は「地球温暖化」CO2犯人説は

 嘘だと知っている」     

 丸山茂徳  宝島社新書 648円+税  2008年8月 宝島社

 丸山茂徳氏は東京工業大学大学院教授 地球惑星科学専攻

 日本地質学会論文賞 紫綬褒章受章

2010年4月11日の追加の記事です。この文章につけていただいた、トラックバックで、北極海の海氷面積が4月1日現在で、2006年2月以降で最大になったということが分かりました。よろしかったら直接ご覧ください。2007年に極端に減少したのも、大気の温暖化のせいではなく、温かい海流のせいだと書かれていました。温暖化したというのはすぐテレビでも新聞でも書くのに、こういう記事は書かないんですね。そういえば今年のはらうはいつまでも寒くて、桜がいつまでも咲いていますよね。

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