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2010年4月29日 (木)

西原理恵子 「どん底でこそ笑え」 追加 大胆に宗教批判も

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「毎週かあさん」から2008年11月 小学館

先日、NHKの番組で心の遺伝子、「どん底でこそ笑え 漫画家・西原理恵子」を見ました。もともと私は、西原理恵子の漫画が好きで、いろいろ買ってきて人間学研究所にも、だいぶ移転のために本を捨てたにも関わらずまだ7冊残っています。ごく最初のころの、ギャンブル関係のものから、よんでいます。最近では、私のところでは、毎日新聞をとっているために、週一回連載の「毎日かあさん」を楽しみにしていますし、ときどき、そのテレビアニメ版も見ます。

 西原理恵子は1964年生まれで、高知県の漁師の家に生まれ、兄が一人です。三歳のときにアルコール依存症の実父と死に別れます。母は再婚しますが、義父もやはり、アルコール依存症で、暴力をふるい、娘の貯金までも使ってしまうという悲惨な生活のあげく自殺してしまいます。父は暴力をふるったとも言いますが、理恵子を溺愛したとも言われます。高校は裁判闘争をして中退します。その悲惨さから逃れるように19歳で、単身上京し、美大に合格するが生活のために、皿洗いや、ホステスなどを続けました。アルバイトで成人雑誌のカットを書いていましたが、みとめられ1988年に「ちくろ幼稚園」でデビューしました。

 ギャンブルマンガを書くために、自分もやり始めて、ギャンブル依存症になり、10年で5000万ほど使ったと言われます。テレビでは、あとで結婚するフォトジャーナリストの鴨志田穣が、マージャンしている西原理恵子の後ろで、ギャンブルなんて、そんなに面白いのか、と言って、もっと面白いものがあるよとカンボジアの戦地に西原を連れていく場面が出てきます。その内容はルポマンガ「鳥頭紀行」のマンガにもなります。西原理恵子は親が戦争で殺されても、子どもたちが、カメラの前で笑い顔を見せるのに、ショックと感銘を受けます。まさに「どん底でこそ笑え」だったのです。その後、西原理恵子は鴨志田と結婚し、一男一女が生まれます。その子どもたちは、毎日かあさんに毎回登場してきます。上のお兄ちゃんは今度中学生になりました。

鴨志田さんと結婚してから

 しかし、結婚後鴨志田のアルコール依存症が悪化し、暴力をふるうようになります。奥さんが有名となり、自分はなかなか認められない。西原理恵子は色白ぽっちゃりタイプで中なか美人で何よりもいろっぽいのです。『できるかな』という漫画でも、西原理恵子のタニマチを自称する高須クリニックの院長が、どの超えた援助をし、スポンサーでなくフーリガンだと言う状態で、家族会議兼ねての鍋での食事のとき夫の鴨志田が、「一歩離れて付き合えよ」、といい、「はいそのとおりですね、おとうさん」という場面が出てきます。同じ「できるかな」という企画で、キャバレーのホステスにチャレンジするのがありますが、有名人がたくさんやってきて、ナンバーワンになってしまいます。そのような忙しい状況ですからともかくすれ違いが多く、一緒にいられない夫にも不満が高まります。その結果アルコール依存症が進み、酔えば暴力をふるうということになったのでしょう。夫の状態も、笑ってということでマンガに出てきますが、パンツもはかないで、酒を飲みエロ本まみれで寝てしまうなんて書かれたらいくらなんでも、プライドが傷つくでしょう。生みの父、義父、そして夫とアルコール依存症と暴力の負の連鎖が続きます。それがよくまたその子どもまで続けてしまうことが多いのです。

 その結果、離婚することになりますが、鴨志田はアルコール依存症が進みます。しかし恩師の写真家が戦地で死んでから、このままではいけないということで、病院に入り、アルコール依存症を治そうとします。そして治ってきてから西原理恵子と実質的に復縁します。しかし、今までの不節制の積み重ねで、アルコール依存症が治ったころには、末期の腎臓がんになってしまい、2007年に死去しました。でもしばらくの間でも、子どもたちに、やさしいお父さんと一緒に過ごせることができ、恨みを持ったままという状態で終わってしまわないでよかったと言っていましたが。また早く治すようにできればよかったとの悔やみも生まれました。

西原理恵子の漫画

 西原理恵子の漫画は、表面を飾らずに本音をずばりと、出してしまうことです。ときにその漫画にはどぎつさや毒まで含んでいたりします。でもどん底を見てきた強みがあり、また貧しい人困っている人に対しての心の底からのやさしさがあります。私は共産党にしか入れたことが無いなどとも平気で書いてしまいます。周りに登場する実在の人物も、かなりオーバーに、誇張されて登場してきます。 何々は、どうしようもない馬鹿と、そのひどさを散々書いてかいてもその底にはやさしさがあります。「ぼくんち」や「毎日かあさん」「上京ものがたり」そして、2007年に、「ベストハウス123」の番組でもっとも泣ける本の第1位になった「いけちゃんとぼく」などの抒情マンガは人々の心をうつ素晴らしい作品です。それらは、映画になり、テレビドラマになりマンガで放送され、いろいろな賞もとっています。

 皆さんの中にはマンガなんて、と読まない方も多いと思いますが、時には、テレビを見たり、書店で読んでみたらいかがでしょうか。

 あと追加です 西原理恵子は、怪しげな宗教や神秘主義をズバッと切り捨てます。

マンガの中で  

○ サイババ インド人てなんであんなインチキ

手品師を信じちゃうんだろう ー信じちゃう日本

人もいましたよ

ーサイババ死にましたね すごい隠し財産とか

○ 恐山のいたこ 死んでいない人物の霊を

 呼び出させるー西原がやったのではないが

○ 阿含の火祭り キャンプファイヤーで金儲け

しておかしいなとー笑いー               

○ 原理の教会 あれは金集めの宗教だから

教会なんかないの               

 佐野厄除け大師 自分から日本の三大師

と言って大もうけしている 42が厄年なんて

いい加減

 収監されている殺人犯 おれは人を何人も

苦しめて殺したけれど、一度も幽霊なんて出て

こなかったぞとー幽霊なんていないということ  

 

◎他にも忘れたけれどずばりと言ってしまう

ところが凄いですよね。

 追記  毎日かあさんの映画は泣けました

今も毎日新聞で毎日母さんの漫画、つづい

ています

 

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