フォト
無料ブログはココログ

« 人間とは何か 「人間・このいろいろに言われるもの]追加版 | トップページ | 「人間とは何か」についての、二つの立場 唯物弁証法と哲学的人間学 »

2010年7月27日 (火)

総合人間学会とその設立に果たした人間学研究所の役割

 7月19日付の「こういちの人間学ブログ」の「こういちの人間学ブログと人間学研究所について」にたいして、suta氏から、「人間学研究所の会員と総合的人間学会の会員で重なっている方が多いが、交流されているのでしょうか。また発行されている雑誌にも関心がひかれました」というコメントをいただきました。お返事するにはあまりにも枠の字数が少ないために、改めてこのブログに書かせていただきました。このブログを見ていただけるとありがたいのですが。

 人間学研究所と総合人間学会との関係については、『人間学研究所年誌』の2007(NO5)と2008(NO6)に連載で佐竹幸一が『人間学研究会のあゆみ』一,二という形で書いたものに概略を書きました。『人間学研究会のあゆみ』は1964年から始まった、関東地方の生物科の学生組織(関東生物科学生懇談会、略して生懇といいます)の中の分科会として、「人間学」分科会がつくられてより、2009年までのあいだに佐竹がどのように人間学研究会、人間学研究所にかかわってきたかを中心に書いたものでした。

 1999年4月に人間学研究所が設立して以来、いろいろな部会において研究会を開催し、年誌や人間学ニュース(HUMANOLOGY)の発行、本の出版などの研究活動がなされてきました。2002年6月に人間学に興味を持っておられた小林直樹氏(東大名誉教授 憲法学)と人間学研究所のメンバーとの間で第一回総合人間学研究会の第一回準備会が人間学研究所で開かれ16名が参加しました。その後隔月に準備会が開かれ、500人からの人々に総合人間学研究会の設立総会への参加を呼び掛けることにしました。佐竹はその時人間学研究所の専務理事、事務局長でしたが、同時に来るべく総合人間学研究会の事務局長にもなることになり、実務の多くを行いました。

 2002年11月30日には明治大学リバティータワーにおいて、総合人間学研究会と記念シンポジウムが開催されました。これには150名の方々が参加し、立ち見の人も出るような盛況で、新聞社も何社も来て報道されました。シンポジウムのパネラーは代表幹事となった、小林直樹、小原秀雄(人間学研名誉所長、女子栄養大学名誉教授 動物学)、柴田義松(人間学研所長、東京大学名誉教授 教育学)の各氏のほか、半谷高久(都立大名誉教授、地球化学)、長野敬(独協大名誉教授 生物学)、足立巳幸(女子栄養大学 栄養学)、堀尾輝久(中央大学教授、東京大学名誉教授 教育学)、井上英治(上智大学名誉教授 宗教学)の各氏が参加して大いに盛り上がりました。総会で代表幹事3名、幹事16名参与7名、監事2名を選出しました。佐竹も幹事に選ばれました。また事務局長には人間学研究所の副所長である岩田好宏氏がなり、佐竹は事務局次長となりました。事務所は、人間学研究所におかれました。その後会員数も150名ほどになりました。その後2006年の総合人間学会までの移行する間にシンポジウムを含め20回の例会が開かれました。例会の記録をもとにして、『シリーズ。総合人間学』、全三巻も学文社から発行されました。その三巻には私が書いた文章がのせられています。

 総合人間学研究会を学会にしようという考え方は最初からあって、「総合人間学会設立準備ニュース」も発行され、準備が整えられました。各委員からの推薦に基づいて案内状が出され、発起人は146名(第一次)にものぼりました。そして2006年5月27日(土)に明治大学リバティータワーで総合人間学会の設立総会およびシンポジウムが開催されました。記念公演は小柴昌俊(東大名誉教授、物理学 ノーベル賞受賞)並びに加藤修一氏(評論家)によってなされました。講演には300名の方が参加し、補助椅子が必要な状況でした。

 会長には小林直樹、副会長には小原秀雄、柴田義松の各氏が就任しました。理事28名が選出され、佐竹は理事、事務局次長、運営委員となりました。事務局は名目は明治大学でしたが実質は人間学研究所でした。人間学研究所の所員の多くが総合人間学会の主要メンバーとなりました。しかしその後、一年と少しが経過した後、佐竹は小林会長との行き違いがあり、総合人間学会の事務局次長をおり、人間学研究所も総合人間学会の事務局としないとするようなトラブルがありました。今年2010年の総会にて小原秀雄氏が小林氏に変わり学会の会長になりました。副会長も柴田義松氏ですし、人間学研究所のメンバーが、総合人間学会の重要な役割を果たしているのは今も変わっておりません。

 以上、簡単に書きましたが、人間学研究所と総合人間学研究会との関係がおわかりいただいたと思います。また、『人間学研究所年誌』に付きましては、第一号が2000年に発行されて以来、2010年3月に『人間学研究所年誌2009』(第7号)が発行されております。第一号より現在までのバックナンバーが揃っております。ご希望がありましたら、人間学研究所までお申し込みください。売価1000円ですが、まとまってご注文の場合は1部700円といたします。

(追記:現在 年誌2010 第8号まで発行されています。年誌の内容は「こういちの人間学」の別のブログに書いてあります)

 お申込み 人間学研究所 03-3209-1888

        メール pcr92240 @nifty.com

                 佐竹幸一  090-6549-2677

« 人間とは何か 「人間・このいろいろに言われるもの]追加版 | トップページ | 「人間とは何か」についての、二つの立場 唯物弁証法と哲学的人間学 »

人間とは何か -人類学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 総合人間学会とその設立に果たした人間学研究所の役割:

« 人間とは何か 「人間・このいろいろに言われるもの]追加版 | トップページ | 「人間とは何か」についての、二つの立場 唯物弁証法と哲学的人間学 »

2022年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック