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2010年10月

2010年10月23日 (土)

血液型による差別 ブラハラとは 追加 松本復興相B型発言

ブラハラとは

 ブラハラという言葉があるというのを私は、今まで知りませんでした。最近新聞の投書欄で、ブラハラというのは、ひどい差別だと書いてあるのをみて知ったのです。自分の友人が、事あるごとに、血液型でAB型の人を、自分勝手で、協調性がないとかいろいろな悪口を言っているのを聞いて、自分はB型だけれど、聞いていていやになったというのです。

 そこでブラハラというのを、ニフティで検索してみますと、14600件もあってすでに、いろいろ問題があり、書かれているということがわかりました。ブラハラとは、ブラッドタイプ(血液型)ハラスメントを略したもので、もちろん、和製英語です。その中で、福岡の自動車試験場の講師がO型が最も事故率が高いと言って、物議をかもしたとかいうことがかいてありました。自分が正しいと思った考え方を一方的に人に押しつけて、人を差別するとしたら、まさにそれは嫌がらせであり差別でありいじめに(ハラスメント)なります。

 私のブログでも昨年7月に「血液型人間学」について書きました。日本ではやらした元凶である、能見親子はなくなりましたが、まだ収まる気配はありません。血液型がどうのという国は日本と、日本の影響を一部受けた韓国だけです。ところで私もしばしば血液型はと聞かれます。私は血液型性格判断は全く科学的根拠はないですよと、そのたびにいいますが。ちなみに私は、O型です。

 差別されるのは、もっぱら、少数のB型と、AB型です。私の家内も、非科学的なものなど絶対に信じないほうなのですが。ブラハラの話をしたら、昔息子たちが同居していたころ、母親にむかって、母親がAB型なので、はらだちまぎれに「けちで、うそつきで、意地悪なAB型」といったそうです。「まったく失礼しちゃうわね」と言っていましたが。母子の関係の中で、悪態をついて口走ったのならまだ笑い話ですみますが。それが会社の上司や、先生などうえにたつものが血液型の迷信を信じて人を差別するとしたら大きな問題です。

 血液型性格判断などを信じやすい人は、新興宗教や、さまざまな迷信なども信じやすい人です。詐欺にもかかりやすいのです。科学的に、批判的にものを見ようとはしません。そういう人は自分の持っている考えは絶対に正しいと思っています。ですから、批判されるとむきになって反論するか、相手を毛嫌いします。メールで身の上相談もしているのですが、霊だとか怪しげなものにこっている人に、それらが科学的に根拠がないなどというと、そのまま、連絡を斬ってしまう人が多いです。

 人間というものはとても暗示にかかりやすいものです。バーナム効果と言って、多くの人々に当てはまることを言われると、勝手に当たったと思いこむのです。あなたは普段明るくしていますが時に凄く落ち込むことがありますね。なんていうのはおそらく8割の人がそうでしょう。そういうのが続くとだんだんあたって凄いと思いこみます。占いの技法もそうです。また、占いなどが好きな人は暗示にかかりやすく、あなたはこれこれの性格だといわれ、信じていくとしだいしだいにそうなっていく傾向があります。ですから、血液型性格判断を支持している人同士では驚異的な的中度があり、その結果、さらに信仰の度合いが増すのです。

 前のブログにも書きましたが、長谷川芳典氏は血液型性格診断などは単なるお遊びで、面白ければいい。自分の持ち味を知りそれを生かして向上できればいいというニーズにこたえるものだから心理学の専門家が科学的根拠がありませんなどと言っても意味がないというのです。おみくじをひいているひとに、おみくじはあたりませんと言っても意味がないのと同じであるというのです。

 これも前に書きましたが、実用的人間学の考え方を広めて、科学と一般の人とのしきいを低くして、科学的根拠にもとづいた性格判断ができるようになればよいと思うのですが。なかなかうまくいかないので、残念ながらあやしげな非科学的な簡単なものはすたれないでしょね。

追記 2011年7月6日

 松本 龍復興相が、暴言によりわずか9日で退任しました。話しているのをテレビで直接見ましたが、なんという上目線でえらそうな発言なのに、びっくりしました。そして釈明の言葉として、「九州生まれの、B型ですけん、語気が荒い」といいました。こういうところにまたまた全く根拠のない発言をするとはとんでもないことです。ちなみに後任の平野達男氏もB型らしいですが。血液型性格判断をもっとたたく必要があります。

2010年10月22日 (金)

みんなの家庭の医学 イキイキ血とヘロヘロ血 について

10月19日のテレビ朝日の「みんなの家庭の医学」の番組で、「長生きできるイキイキ血、長生きできないヘロヘロ血」というのをやっていました。ビートたけしの司会番組です。すべてを丁寧にみたわけではありませんが。感想を書いてみます。

年をとったら、肥満に気をつけて、肉をあまり食べないで魚中心の食事をとると長生きできると盛んに言われています。それには、魚の脂はサラサラしていて体にいいのだとかって、しょっちゅうテレビコマーシャルが流れています。体にいいのだがそんなに青魚を食べられないのでDHCなどの錠剤を買ってくださいとの宣伝です。

 ところが、65歳以上の4人に一人の720万人が栄養不良で、特にたんぱく質不足で、このままでは体の抵抗力が減って、さまざまな病気を起こしてしまうというのです。KTさんという72歳の例ですが、10年前から、体にいいと思ってカロリーを抑え、肉を食べないで、魚を食べてきました。ところがひどい栄養不良で、特にたんぱく質不足で、このままでは細胞がもろくなり、脳卒中や、心筋梗塞を起こすと言われたというのです。魚のタンパク質は規定以上に食べているのにどうして、という話です。

 それは全体のカロリーが低いため、食べた魚の蛋白が、エネルギー不足を補うためにぶどう糖に変えられてしまっていたというのです。それでたんぱく質不足を起こします。それに加えて、魚の蛋白には、アルブミンがあまりありません。60代では1900キロCalが1日に必要ですが72歳の人は1500キロCalで、せっかく必要基準のたんぱく質50から60グラムをとっていてもその一部がぶどう糖に変えられてしまったのです。

 肉や特に卵に多い、アルブミンというたんぱく質と、血液を運ぶ、ヘモグロビンが十分にあるかどうかで決まってくるというのです。アルブミンや、ヘモグロビンの多い血液は、酸素が十分に行きとどいて、長生きできる生き生きとした血でそれがない血液は長生きできないヘロヘロ血だというのです。

 アルブミンは卵白の65%を占めるたんぱく質群で、その名前の由来も卵白からきます。血液の中の、血清アルブミンとして、重要な働きをしています。また乳の中にも含まれています。アルブミンは物質と結合しやすいたんぱく質で、肝臓の昨日と大きく関係しています。酸素を運ぶ、ヘモグロビンは赤血球の中で、アルブミンの仲立ちで酸素を細胞に運びます。

 いろいろなテレビなどマスコミで、肥満はいけない、肉よりは魚が良いといい続けています。ところが私のブログでも前に書きましたが、一番長生きできるのは少し肥満気味ぐらいの人が一番長生きできるというのです。そうすると、推奨する標準体重というものがおかしいのではないですかといいたいのです。健康で一番長生きできる体重が標準体重であるべきです。また老人の脂肪率でも、かなりの肥満という人より、「やせ」が一番死亡率が高いのです。でもマスコミはやせているのは良くないなんて言いません、なぜならやせは食べればいいわけで製薬会社には関係がないからです。でもその結果で誤った情報で、あまり食べないようにしてカロリー制限をし、魚主体にして、その結果血管がもろくなり、脳梗塞脳溢血、心筋梗塞などが増えるということはトンデモないことだと思いますがいかがでしょうか。

 沖縄が今まで一番長生きだと言われたのは、伝統食の豚肉をよく食べることでした。でも最近食生活が変わり、沖縄は1位でなくなってきています。それから肉もいいのですが、もっと卵を食べるべきでしょう。卵は、きわめて優秀な栄養源です。何しろ卵白はアルブミンそのものみたいなものですから。安価で食べやすいし。でも、コレステロール値を高くするから食べないとかいいます。うちの家内でもそうです。しかしコレステロール値が、だいたいそんなに高いと思いますし、閉経後の女性はだいたいコレステロール値は高くなるものです。コレステロールは体の重要な構成要素となるものです。家内のように低血圧の人が、境界位のコレステロール値を心配する必要などないはずです。しかし健康診断では少しでもオーバーすると×印がついて改善しなさいと医者に言われます。

 このように誤った、製薬会社の儲け本位の宣伝にのらないような基本的な知識が必要だと思います。またえてしてこういう番組をみると急に今度は肉ばかり食べたりする人がいます。こういう番組のあとスーパーで特定の食品がなくなったりします。一方肉をたくさん食べると大腸がんが増えるとも言います。あくまでもバランスが必要です。この番組では肉のそぼろみたいなものを作っておいて、ご飯にふりかけたりして補充すれば、という程度のことなので良いとも思いますが。我田引水になりますが、私の提唱する実用的人間学などで、健康問題についても総合的に人間についての知識を得ておくとだまされないで済むのですが。

2010年10月21日 (木)

奇跡のダイエット 常盤えりかさん TBS  10月20日姿見せる

 先週シルエットだけ見せて、翌週にとなっていたのが、今日の番組で、ようやく姿を現しました。「常盤さん、一年半のダイエット、涙でかたる」というのですが。番組はまたはじめから190キロのからだと、前から言っている、おなかの肉を持ち上げて下に落とす、プールで水流を受けて、おなかのたるんだ皮が、恐ろしく波打つ、腹這いになって、ぶらぶら下がったおなかの皮を上げ下げするという、いささかグロテスクの場面を放送していました。一体それぞれの場面を何回放送したことでしょうか。

 190キロで、ウエスト165センチで10L、そんなものがあるのが驚きですが、昔のスカートを持ってきていました。昨年3月から始めたとのことですが、一年半引っ張ってきたのはすごいです。何か怖いもの見たさで、どうなっただろうかと、見てしまうのです。皮を切除する手術で5,7kg減ったそうです。

 現れた常盤さんは、髪を長くしてお化粧をして、「少し」きれいに見えました。55キロの若い時の写真と比べるのは酷ですが。体重計では77キロでした。75キロになったのですがまた食べて2キロ戻ったそうです。でもまだまだ身長から見れば太っていますが、何しろ113キロ落としたのだからたいしたものです。番組が続いていなかったら、恐らくまたリバウンドしてしまうことでしょう。

 常盤さんは、今後どうするかという問いに対して引き続き続けますとのことでした。あとで服を着ても76,4キロになっていました。ダイエット番組のスーパースターですから、簡単にテレビ局でも手放さないでしょう。あと半年ぐらい引っ張るのでしょうか。でもそのたびごとに、あの凄い190キロの状態を繰り返し放送するのでしょうね。あと声がずいぶん低くなってしゃがれていますが、太っての影響が残っているのでしょうか。普通うんと太っていてもソプラノ歌手のように高い声が出る人が多いのですが。常盤さんで20分が経過しました。

 続いて第一回ミラクルチェンジオーディションとかで、常盤さんのような、スーパースターを探そうとしています。32名で2961キロとか言っていました。その中で、次の有力候補者は中島タリサさんで38歳、昔は56キロで、モデルにもなったという美人だったとのことですが、現在身長166センチ(常盤さんと同じ)でバスト115、ウエスト119、ヒップ125です。下にいくほど大きくなります。結婚した時には80キロだったのが結婚後たべるのが進み仕事のストレスもあり、120キロになったそうです。元の顔立ちがいいのでやせた後のえーっと驚かすのにはうって付けだと思いました。

 番組ではキッチンパークという売れないお笑いタレントのことも出ていました。

 私のブログも常盤さんのおかげで、連日アクセスが多く、今まで一日での順位が1万位ぐらいが1000位位にもなりました。アクセスが多いのはうれしいので、常盤えりかさんには大いに感謝しております。累計でも二万件になりました。それにしても先週常盤さんについて書いたブログがTBSと書いただけで発信され、それを取り消した書きなおしたのですが、今でもTBSとしか出ません。常盤さんの名前があれば、もっとアクセスがあったのに残念です。10か月も前に来たブログが連日たくさんのアクセスがあるのですから。

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追記:これはテレビの画面から取りました。190キロから100キロに落ちた比較の写真です。

2010年10月20日 (水)

伽耶の初代王キム・スロ BSフジ 日本と任那との関係も

 韓国歴史ドラマ「鉄の王 キム・スロ」の第一回がBSフジで、10月19日19時(火曜―再放送は木曜10時から)から始まりました。いままで、韓国歴史ドラマではいろいろな時代のいろいろな国を扱ってきましたが、ここで扱う伽耶(かや)は始めてです。この地は加羅とも任那(みまな)とも呼ばれて、日本とは大変関係の深い国です。

 ドラマの第一回では、後漢の光武帝がでてきます。年老いた光武帝が北方民族を倒し、族長が死に、子どもをはらんだ妻を逃亡させるというところから始まります。私の尊敬する光武帝は後漢として天下をとってから、異民族と戦わなかったので、違和感があります。時代は紀元一世紀のころです。キムスロの母親が船内で男の子を生み、それが難破し流れ着き、子どもが拾われるというのです。伽耶の神話では黄金の卵が天から下りてきて、6人の子が生まれ、一番最初に生まれたのがキム・スロ(首露)だと言われます。日本の神話での天孫降臨に良く似ています。

 中国では、南方系の高床式の建物に住み、米を栽培し、断髪、文身(いれずみ)をした人々を倭人と呼びました。そうした民族、倭人は日本だけではなく、中国の揚子江一帯から南の地方、遼東半島、朝鮮南部、そして日本と幅広く住んでいました。伽耶は43年に建国されたといわれます。優れた鉄を生産し、中国、朝鮮、日本の貿易の拠点とし多海洋国家として栄えました。それぞれの国が独立できる経済基盤があり、他の朝鮮三国が、高句麗、百済、新羅とまとまった王国になっていたのに、伽耶は最後まで小国(6国の連合政権)のままで、その連合政権のような形をとっていました。その小国の中でも金官伽耶が最も、大きく、キム・スロは西暦42年金官伽耶を建国し、そこを拠点に各国連合をまとめあげたのです。

 伽耶は日本にもっとも近く、その一族が日本に渡り、日本の天皇家のもとになったのではないかと考えられています。すなわち、加羅を拠点として倭人の協力も得て、筑紫(北九州)に侵入した。その天皇が350年ころの第10代天皇である崇神天皇ではないかというのです

 崇神天皇以前は伝説的ですが、崇神天皇からはっきり歴史に記載されているのです。その理由の一つに伽耶では日本にあるものと同じ前方後円墳がたくさん見つかっており、その近さの証拠とされています。新羅や百済にはそれがありません。そのご日本人もまた伽耶にたくさん住んでいて、交流はとても深かったのです。任那日本府がおかれていたといいます。任那の呼び名は伽耶と重なるところが多いが、同じとは言えないということです。このあたりは日本と韓国の歴史家が論争しています。400年高句麗の広開土王(韓国歴史ドラマ「大王四神記」の主人公)が任那、加羅(金官伽耶)と倭(日本)の連合軍とたたかったと記録されています。日本では四一三年から五〇二年まで、中国の南朝が倭の五王について書いていますが。讃王が仁徳天皇、最後の武王が雄略天皇と言われています。

 5世紀になると、高句麗次いで新羅が強大となります。532年には金官伽耶が新羅がわに付きます。百済と伽耶の連合軍を破った将軍が金武力で今放送されている、「善徳女王」の金ユシンのおじいさんです。そして562年には16代の王を最後として伽耶は滅びます。

 ざっとお話をしましたが、あとはじっくり、今後の放送を見てのお楽しみとなります。

 

2010年10月14日 (木)

TBS 10月13日放送「奇跡のダイエット」常盤えりかさん 姿は翌週

 13日にTBSから二時間近く放送された「奇跡のダイエット」は私は途中まで、NHKの「試してがってん」の唐辛子の話をみていました。生で食べると唐辛子は辛くないとかこれから面白いところに移るというときに、テレビを見る場所を今から寝室に移して、テレビをつけて見たら、ちょうど、TBSで上記の番組をやっていました。あわててそちらに移りました。だから前半はみていません。FAINALということで、やせて、姿を石田純一などが待つスタジオに登場することになっていました。

 私が書いたブログの中で最も多くのアクセスがあったものは、昨年の12月から今年の1月はじめに書いた、「あの日に帰りたい、常盤えりか」についてのものでした。なんと10ヶ月くらい前に書いたブログが昨日だけで、460件のアクセスがあり、その中で、320件もアクセスがあったのです。前に書いた、ブログでは、たるんだおなかを持ち上げて下に落とす画面を繰り返し、それは、昔の芝居小屋の蛇女のような見世物みたいだと書きました。ずっとアクセスがあったため、最初の一ページめに乗り続けたのです。460件のアクセスにより、昨日のニフティのブログのアクセスの順位は1730位でした。いつもは1万位くらいですから大幅な飛躍です。

 さて常盤えりかさんは失恋の痛手から13年前には55キロの体重が、なんと190キロになったのです。いままで何回かにわたって、減量の状況が特集され、最近では体重78,7kgで、10Lの服がLにまでなったというのです。バスト175センチが95センチに落ちました。ちなみに比較するとバスト175-95、ウェスト168-96、ヒップ163-94だそうです。でもやせたといっても現在でもほとんど筒状ですね。番組の前半はいろいろな減量の努力について放送されていたようでした。

 ただ太っていた時の脂肪は落ちたのですが皮はのこりました。また、みにくいのを強調する、ぶよぶよになった皮を持ち上げて落とす「遊び」をしたり、おなかの皮がたるんで腹這いになると4つの部分に分かれて垂れ下がっているのを何度も強調していました。もう皮で遊べなくなるねなんて言っていました。そこでたるんだ皮膚を手術で取り除く手術を東邦大学、大森病院で行いました。おなかだけではなく、あごの下、わきの下、足の皮膚も取り除くということです。

 その手術の結果、スタジオに登場と言ってやせた影が移り出され、会場の、えっー、うわ―という驚きの声で期待していると、下にコマーシャルが流れ始め、又来週ということになってしまうのです。えっ、ファイナルではないの?まだ引っ張るんだと、驚きです。

2010年10月11日 (月)

女の盛りは50歳から 瀬戸内寂聴 修正版 男も50かな65かな??

 昨日か一昨日か、テレビ番組で、AKB48の女の子と国生さゆりなどの40以上の女性を生徒にして、授業をするという番組がありました。いい加減に見ていたので詳しくはかけませんが、道徳の時間ということで、瀬戸内寂聴が校長先生ということになっていました。恋は(  )に似ている、というのと女の盛りは(  )歳からという問題でした。いろいろととんちんかんな答えや世代の違いを面白く見せながら。瀬戸内さんは以下のように答えていました。

1、 「恋は天災に似ている」と。急に恋に落ちてしまうものでそれは自分では避けることができないというのです。いわゆる恋に落ちてしまうのでしょうね。「避雷針をかぶって歩くわけにはいかないでしょう」という表現を使っていました。

、「花の盛りは50を過ぎてから」生徒たちは30からというのと、40からというのがありました。50からという答えはありませんでした。主人や子供のために、かかわってきたのが、50歳を過ぎてから、本当の自分を取り戻して自由と楽しみを手に入れる。そして花の盛りになるというのです。それから本当の恋愛もできると。旦那が死んだら、自由に新しい恋人を見つければいいと。主人が死んだら身を守って静かに菩提を弔ってという普通の仏教とは違いますね。瀬戸内寂聴さんは、死んだ旦那さんの魂は、奥さんが楽しくしているのを喜ぶので、いつまでもメソメソしていたらいけないというのです。

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「瀬戸内寂聴の人生相談」というビデオです

 瀬戸内寂聴名言ということでインターネットを開くと、いろいろな名言が出ています。その中で、「恋を得たことのない人は不幸である。それにもまして、恋を失ったことのない人はもっと不幸である」というのがありました。特に若い女性の悩みの大半が失恋の悩みかもしれません。そういうときに、この言葉で、また「失恋こそ、自分をもっとも成長させるのですよ。失恋を乗り越えられた人ならだれでもそう言える気がします。「大丈夫よ」、と言ってもらったらずいぶんと気持ちが違ってくるでしょうね。

 瀬戸内寂聴さんは、みなさんご存じのように、瀬戸内晴美と言って小説を書きながら奔方な恋愛をしたので有名です。ところが、あるとき、人生を変えようと思い、カトリックの門をたたいたら、その今までの生活が良くなかったからということで断られたそうです。その後今東光天台宗大僧正により得度しました。今は瀬戸内寂聴さん自身が天台宗大僧正で、文化勲章も受章しています。これもみなさんご存知のように、いろいろな法話を話し、身の上相談も多数うけています。カトリックのほうに入っていたらずいぶんとカトリックの、いい宣伝になったでしょうにおしいことをしました。

 瀬戸内寂聴さんの魅力は、自分自身が恋愛で泥沼のようにもがいてきた経験に裏打ちされています。そしてどきりとするような思い切った言葉で話します。きれいごとだけの名言なんて誰も共感しません。融通無碍というか、そういうことも言えるのが仏教の良さかもしれませんね。キリスト教では永遠に愛を誓うので、旦那が死んだら、好きな人をつくって、花の盛りになんて言えないでしょう。この思い切ったことを言って共感を得るという点では、西原理恵子に似ているなと思うのですがいかがでしょうか。

 瀬戸内寂聴さんは現在88歳ですが、顔もつやつやしていてとても若々しいと思います。おそらくなんらかの恋をしているかもしれません。女性は長生きですから、50までは人にあわせる人生、それ以後100までの折り返しの人生は自分のためにと生きられたらすばらしいと思います。私は男ですから、女性だけが50から花の盛りにというのではなく、男は50歳ではなく65歳から花の盛りといいたいですね。定年以後自分の好きな人生を生きるのです。女性が50から100まで、男性は65歳から90歳くらいまで、と男性のほうが短いのはしょうがないでしょう。夫が早く死んでくれたらいいのにとか離婚しようとか思われないで、ともに楽しく夫婦で過ごせるかどうかは男性次第です。女性はいやならすぐに離婚しますが、男は離婚されると早死にしてしまうようではしょうがないです。夫が自分の人生を楽しそうに生きていたら、妻は別れようとなんか思わないと思います。自分の人生を楽しんでいる人は。男女にかかわらず人にやさしいものですから。それに、花の盛りと言えるには、65歳でも、セックスができるようでなければ花の盛りとは言えないでしょうね。それがなければある面で花がしぼんでしまったともなりますから。

 10月13日修正版

 男の花盛りは65歳と書きましたが。あとで考えなおしまして、花盛りというのはやはり65歳では言えないなと思いました。男もせいぜいが40から50歳でしょうね。女性に比べて花盛りということ自体がふさわしいかどうか。男の65歳は 花盛りではなく、むしろ花が咲いた後、有用な実がなって世の中に役立つようになるということのほうがよいようです。

 

 

2010年10月 6日 (水)

人間学研究所 2010年10月例会のご案内

第67回新教育人間学部会

 日時   :2010年10月22日(金)  18時30分より

 テーマ  :生物多様性について

         今年は、生物多様性年です。小原秀雄氏は、現在も

          生物保全研究会で生物の多様性を保持するため

         にご活躍しております。興味深いお話がうかがえ

         ると思いますので、ぜひご参加ください。

 講師   : 小原秀雄氏 人間学研究所名誉所長 

           女子栄養大学名誉教授    総合人間学会会長

 会場   :人間学研究所

 参加費  :無料

 懇親会  : 越路

第27回実用的人間学研究会例会

 日時   :2010年10月21日(木)   18時30分より

 テーマ  : 「海運と私たちの暮らし」

          「船会社とは何か」、「船の種類」、「私たちの暮

           らしと海運」など、森氏は商船三井の役員として、

           長くヨーロッパにも駐在されていました。大変興味 

           深いお話がうかがえると思います。ぜひご参加くだ

           さい。

 講師   : 森  和樹氏 (株)商船三井元常務取締役

 会場   : 人間学研究所 

 参加費 :  無料 

 懇親会 :  六カ国料理 「屋台村」

 ★  会員でない方も自由に参加できます。お申し込みは

      佐竹幸一まで  090-6549-2677

 人間学研究所通信 HUMANOLOGY 第50号記念号 28ページです

     

      10月中に発行いたします

 

 人間学研究所

   〒 169-0073 新宿区百人町1-3-17 佐竹ビル3階

      山手線新大久保駅下車3分

             03-3209-1888

      メールアドレスが変更になりました。nifmail は使えなくなりました

   今後のご連絡は

      >pcr92240@nifty.com  にお願いいたします

2010年10月 5日 (火)

近況と、2010,10 秋のガーデニングについて

 こういちの人間学ブログも一つの区切りの200件を書き終わってから、次の目標がはっきりせずに、書くペースが急激に落ちてしまいました。今まで一日100件以上のアクセス、(それもいろいろなページに分散して)をいただいていたのですが、このところ新しいブログを書かなかったため100件をきるようになりました。9月に書いたのがわずか7件さらに、9月25日から今日のブログ214件まで10日間ほどブランクがありました。

 このブログには写真が載せられないのだとかかってに思っていて、字ばかりだったのですが、恥ずかしいことに、ちゃんとと載せられるではないかと教わり、写真を一枚載せました。それから人相などに関して写真を撮り、今までのブログに写真を追加しようとしたのですが、やり方が悪いせいで、容量オーバーとか言って、又うまく載せられませんでした。それで何か急にやる気がなくなってしまったということがありました。

 8月から9月の暑さで、なんとなく体調が落ちてきたせいもあります。しかし、又ブログを次の200件にむけて、書き続けます。「実用的人間学」の本を書くためにと言っているのですが、いままでではまだまだ半分にもいっていません。

 今月は異業者交流会二火会の総会で、京都・奈良にいってきます。観光では奈良の平城京跡に行ってみようかということです。ただ平日なので、いろいろな催しものはやっていず、だだっ広い所を歩くだけになってしまうかもしれません。そのあと、薬師寺と唐招堤寺に行く予定です。また、28日から一週間一人で、ベトナムと、マレーシアに行ってきます。ともに初めてなので、楽しみにしています。かえってきましたらブログでご報告します。

 以前ガーデニング始めましたと書きました。春にうえた苗は予備知識がないためになかなかうまくいきませんでした。それでも、ミニトマトは大量に実がなり楽しみました。さやいんげんも楽しめました。シソは葉をいろいろに使い、今は花が咲いてきました。ナスは夏はうまくできなかったのですが、涼しくなってから今元気に実をつけています。キウリや小玉スイカはだめでした。青梗菜などの葉物は農薬を使わなかったら虫に食われてだめになってしまいました。

 春から夏にかけて、ずいぶんいろいろな虫が来ました。前からある盆栽なども葉をやられました。アブラムシのほか葉もぐりバエ、軍配虫など、今までしらなかった虫や病気があることが分かりました。いまは、地面において植物に吸収させ、虫を抑える薬を撒きました。いずれにしても今年の夏の異常な暑さで水は欠かさないようにやったのですが、日当たりが良いために野菜が弱るものが多かったのです。ただ山いもは昨年いも虫に食われ育たなかったのですが、今年は日当たりも良く虫にも食われなかったために。良く成長し、むかごがたくさんできました。採集が楽しみです。

 秋まき野菜、果物は、イチゴを三種、密香、東京イチゴ、カレンベリーというのを植えてみました。そのほかに摘み取り春菊、小さいキャベツ、レタス、水菜など、花ではパンジーを植えました。そのごどうなったかは、できたら写真入りでご報告します。

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