男性の更年期障害 うつが治らない男性は試しに泌尿器科へ追加
11月18日付のブログで、「男性ホルモン不足で不元気に」ということでNHKの「ためしてがってん」の紹介をしました。もう少し詳しくここで書いてみます。
LOH症候群とは正式には、「加齢男性性機能低下症候群」といいます。これは、「男性の更年期障害」ともいわれます。女子の場合は閉経というはっきりした区切りがありますが、男性にはそれがなく、又、比較的若い時からも生じます。今の社会がひどいストレスを生み出していることが大きいと思います。さまざまなストレスがその大きな原因です。また、食べ物の偏りも大きく影響しています。たんぱく質(男性ホルモンのもとのコレステロールを作る)不足や、亜鉛の不足(精子をつくる、無いと性障害や味覚異常を起こす)は男性の性機能を低下させます。そして、その結果、まだ若くても、性欲がわかず、性行動もなくなるためにますます男性ホルモンが出なくなり、という悪循環に陥ります。
さらに私の男性のメル友さんのお話で、うつ病の治療薬として飲んでいる抗うつ剤である、トレドミン(SNRI)という薬は、性機能障害を起こす副作用があるということです。先日のブログでもNHKでは今600万人もの患者がいると言っていましたが、今まで原因がうつ病であるということで精神科に行っていた、そして抗うつ剤をもらって飲んでいた、しかしますますLOH症候群がひどくなるという悪循環に陥っている人が多いのではないでしょうか。
男性で、性障害があり、うつ症状の方は試しに、精神科ではなく泌尿器科へ行って診察を受けてみたらいかがでしょうか。そして、男性ホルモン注射と共に、バイアグラや、シアリスといった薬ももらってきたらいかがでしょうか。急激に人生が明るく転換するかもしれませんね。
インターネットのWEBでLOH症候群などを開いてみればいろいろのっています。泌尿器学会でつくった、テェックシートが2415円で、(株)じほうというところでうっているようです。また八重洲望みクリニックというところのサイトでは10のポイントが出ていました。
性欲の低下と勃起力が減退し、以下8問中3つ以上あれば、LOH症候群の可能性が高いと言っています。
1、元気がなくなる 2、体力維持力低下 3、身長の低下 4、日々の楽しみが少なくなった 5、物悲しい気分、怒りっぽくなった 6、運動能力低下 7、夕食後うたたね 8仕事の能力低下。
いかがでしょうか。該当すればもっと詳しく調べるか泌尿器科へ行ってみたらいかがでしょうか。人生が大きく明るく変わるかもしれません。
1、落胆、抑うつ、不安、神経過敏 疲労 生気がなくなる
2、間節や筋肉の力の低下 発汗、ほてり、睡眠障害、記憶力集中力低下
3、性機能低下 勃起障害
この三つが同時にあるようでしたら、LOH症候群の可能性があるといいます。
詳しくはご自分でいろいろ調べてみてください。うつ病で悩んでいる方、もしかしたら半分ぐらいはこちらの方かもしれませんよ。
泌尿器科では、自分の性器をみられるのではないかなどと、それがいやで行かないなんて言う人もあるでしょうが、そういうことは一切ありませんので安心していかれることです。
11,29 追加 うつ病の最近発売された、治療薬SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)薬名ではバキシルとかルボックスは2008年の薬害オンブズマン会議によると、海外では、62から70%の人々に性機能障害の副作用があると報告されているということです。日本ではまだその報告例がないということですが、かなり、日本においてもそのような症状が出ているのではないかとおもわれます。
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