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2011年5月25日 (水)

辺野古は無理!沖縄嘉手納統合案も考えたら? 現状では最悪の普天間そのままに

アメリカ上院軍事委員会のカール・レビン上院軍事委員会委員長(民主党)と共和党のジョン・マケイン筆頭理事が5月11日に、東アジアでの米軍再編計画を「非現実的」だとして見直しを求める声明を発表したと、13日の新聞各紙は報じました。

 レビン氏らは米海兵隊普天間基地を辺野古に「移設」する日米両政府の現行計画は「行き詰った」との認識をしめし、米空軍嘉手納基地への統合を検討するように提言しました。沖縄では嘉手納市を中心としてさらに負担が強まると反対し、日米両政府も辺野古への移転を日米合意通りに行うと声明しました。

 日米合意は、民主党の鳩山前首相が、最低でも県外といっていたものを急きょアメリカに押し切られ、辺野古に決まったものです。28日で一年になります。ところが辺野古では大反対が起こり、2014年までに移転のめどをつけるといっていたものが、北沢防衛相は無期限延期と声明し、事実上断念しております。

 レビン氏は沖縄の政治状況や日本の深刻な財政状態、日本で東日本大震災が起きて、財政的にもさらに困難であろうということで現行案は「非現実的で」実行不可能であると批判しています。またアメリカも辺野古移設でお金をかけたくないという思惑もあります。軍事委員会は国防関係の予算の承認権限を持ちますから、軍事委員会のトップが辺野古移転に反対したということは大きな影響力を持ちます。

 レビン氏らの声明は極めて現実的なものです。ところが日米両政府はあくまでも辺野古案に固執するといいます。実質的に無理なのに、そのままで押し通すということは、本気で普天間を移転する気がないということです。国民新党の下地議員は嘉手納の負担を実質的に減らすことを基に嘉手納移転も考慮すべきだといっています。

 米民主党のジム・ウエッブ委員はグアムにある弾薬庫を活用すれば沖縄の6千エーカーの弾薬庫をグアムに移せるかもしれないといっています。私はちょうど東日本大震災の時に沖縄に行っていて、そのおおきな目的はアメリカの普天間飛行場などの基地をこの目で見ることでした。その結果は私の3月15日のブログ「沖縄の個人旅行に行ってきました、米軍基地そして大地震」に書きました。ともかく普天間飛行場は本当に町中ですぐ隣に小学校や大学などがありました。車でいくと左が海で商店が並ぶ幹線道路の右側は延々と普天間飛行場、キャンプズケラン、嘉手納飛行場、弾薬庫と基地が続きます。

 沖縄の海兵隊をグアムに移転しその費用を8千人くらいとか言っていたのが実は2,3千人で、費用を多くいってきていたとか.またグアム移転に伴う日本側の負担割合を小さく見せるために米軍が特に必要としない高規格の軍用道路を整備費10億ドルを米軍負担ということにして日本の負担割合を低く見せるなどということがウイキ・リークスで、明らかになったそうです。それを減らすということになると日本はグアム移転費用の66%も負担することになるのです。沖縄の海兵隊をグアムにもっていき、また嘉手納の機能もグアムに統合し、嘉手納に今以上の騒音が生じないようにして、嘉手納の人々に納得してもらいその代わりに、嘉手納以南の普天間とズケランの基地を返してもらい、さらには嘉手納の弾薬庫も返してもらえば、大変大きな土地が返還されます。海に近い一等地ですからうまく活用すれば、沖縄の産業振興にも大きく貢献するのではないでしょうか。また、辺野古に比べ費用は日米共に大幅に減ります。そういう現実的な交渉をしないで、ただ日米合意したからといって、何もしないで結局放置するのは本当におかしいことだと思います。

追記 嘉手納にすんでいる方々は、今まで米軍は騒音問題でも軽減するなどという約束をしてもことごとく、それを米軍側が破ってきて、もう信用できないと思っています。そのあたり、よほど、きちんとした約束と破ったときどうかということをきちんと責任を持って政府側が対応しなければ無理でしょう。

 同じようなことは、北方領土としている4島返還問題にもいえます。すでに実効支配しているロシアにただ返せといっても返さないに決まっています。現実的にロシアにも利益になると感じさせることによってのみ一部返還は可能です。建前だけでただ4島全部返せといっているのは全く意味がないように思います。

 歯舞、色丹島は無条件に返してもらい、国後島は半分づつにして、国後の人は日本ロシアの人ともに国境関係なく自由に行き来し、日本は平和条約締結後択捉も含め開発を共同で行い共存共栄しお互いに経済的にも文化的にも交流して、お互いに発展できるようにしたらどうなのでしょうか。いろいろと観光的にも楽しい展望が生まれるような気がしますが、いかがなものでしょうか。

追記 6月2日 垂直上昇機V22(通称オスプレイ)を来年普天間に配属する予定であるとのことで、オスプレイはすでに5回も重大事故を起こしている飛行機で、狭い普天間飛行場にもって来るのは極めて危険であり、早く返還させる必要があります。

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コメント

中国の空軍基地ができるとはかなり飛躍したお話ですが。実現性はゼロだと思います。
 沖縄の人たちもほかの日本人も特にアメリカが認めるはずがありません。嘉手納アメリカ空軍基地の隣に中国の飛行場ですか?普天間は小さいので、ヘリコプターぐらいしか無理です。
 沖縄県に予算なくとも一部芝生を植え木を植え公園にするぐらいならそんなにお金はかかりません。なによりも近隣の人々は心配の種が消えます。

普天間を更地にして
再開発するにしても
沖縄には予算が無い。
基地も無いので税金で
保障する必要も無い。
10年後には中華空軍基地
が出来上がるでしょう。
勿論中華資本で。
沖縄県には一銭も落ちず
民族浄化されてクリーン
な沖縄になるかも。

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