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2011年6月

2011年6月28日 (火)

うちのベランダの庭の状態 6月末

4月6日に「ベランダの草花の状況と、千鳥が淵にお花見に行ってきました」というブログを書きました。

その後、3カ月近くなってのベランダの状況を、写しました。日が陰ったあとでの写真です

 サボテンの黄色い花です。まだちらほらですが、全部咲くと見事です。狭い鉢に入っているのにサボテンは丈夫、とびっくりしています。

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 松葉ボタン・のような花、わからないので開いて書き直します。モンシロチョウが止まっているのでとりました。後ろの小さい木はボケで、ずいぶん長い間花を楽しみました。下書きでは上でしたが実際には一番下になっていました。

 その下の写真はパセリの花です。ほおっておきましたら、花が咲きました。とても小さい花で、蠅が好きなのかいつもたくさん集まっています。

 さらに下の写真は、松葉ボタンに止まっているモンシロチョウをちがった角度から。でも気をつけないと卵を産まれて、青虫が出てきます。

 その下の写真は野菜をとりました。手前は、ミニトマトで、たくさん実がついています。咲く縁も作って大変よくできて楽しみました。後ろは見にくいですがシソです、シソはしょっちゅう葉をむしって料理に使います。他の鉢でも去年植えたシソの種から新たに葉が出てきました。あときゅうりと、なすが順調に育っています。

 イチゴは三種類植えましたがしっかり育って、結構おいしい実がなります。どんどん葉とつるを伸ばすので新しい鉢に分家させます。

 最後の写真は、家の中からとった庭の3分の2ほどの写真です。後ろにロッカーがあり、またいくつか木などが植わっています。かなりごちゃごちゃに植えています。

 

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2011年6月27日 (月)

人間学研究所 2011年7月例会のお知らせ

第36回実用的人間学研究会例会

 日 時 : 2011年7月21日(木)  18時30分より

 テーマ : 「成人後見人制度について」

 講 師 : 星野征朗氏 東葛市民後見人の会会長

        本来6月例会にて、お話ししていただく予定でしたが、

        手違いにより、今月に変更になりました。また7月

        例会でお話ししていただくことになっていた田中

        稲生氏に6月に「宇宙について」というテーマでお

        話ししていただきました。

 懇親会 : タイ、ベトナムレストラン ソムオー

  *なお6月例会には田中稲生氏にお話しいただき、

   11名の方に参加していただきました。

第75回 新教育人間学部会

 日 時 : 2011年7月29日(金) 18時30分より

 テーマ : 未定

 講 師 : 生田清人氏 前開成中高校教諭 地理学

 懇親会 : 越路 豆腐料理

 * 6月例会には、「プーシキンとロシア歌曲」というテーマで

   木村廣子氏にお話ししていただき、12名の方が参加されました。

 ◎ 場所はいずれも人間学研究所

 ★ 人間学研究所

新宿区百人町1-3-17 佐竹ビル 3階 03-3209-1888

1、毎月例会を開催しています

2、人間学研究所年誌を毎年発行しています。現在8号

3、人間学研究所通信(HUMANOLOGY)を二~三カ月に一回発行しています。               現在54号

★ 年会費  3000円

   例会には会員以外の方も参加できます。参加費無料

   お問い合わせ、お申し込みは

   佐竹幸一まで  090-6549-2677

2011年6月25日 (土)

「人間になる」、ための家族の役割 河合雅雄氏家族をもったサルを”ヒト”とよぼう

今、霊長類からいかにして人類への道に進んで行ったかについてはかなりわかってきています。東アフリカの大地溝帯は現在も分離しつつありますが、熱帯雨林だったものが、山が生じたために、雨が降るところと乾燥地帯いわゆるサバンナに分離しました。霊長類は森林の樹上で生活しやすいように進化してきました。ところがサバンナの発生で、そのまま森林にとどまるものと、サバンナに進出したものとが、ほかの霊長類と、人類の祖先が分かれた元になりました。

 最初の猿人の骨は約400万年前のアウストラロピテクス・アファレンシス(猿人)です。特徴的なことは脳容積はそれほど外の類人猿とかわらないのですが、直立2足歩行をしていたと思われる骨が特徴です。他の類人猿ではナックル・ウオークというこぶしを地面につけて歩くのですが、さいしょの人類は完全な直立二足歩行でした。そして直立することにより、手があくことになりそこで、道具を作ったということが大きく他の類人猿との差が生じました。

 京都大学のサル学は今西錦司氏が大変ユニークな研究法によって発展し、様々なことが明らかになってきました。今西錦司氏は以前から、人類の誕生に関して、人類の誕生には、男女老若を含む30人くらいのグループ(バンド)を作り、危険な肉食獣から身を守ったり、集団で狩りをしたといいます。バンドの中では家族(オイキア)が単位となっていたといっています。

 河合雅雄氏は1924年生まれで、京都大学で、霊長学を学び霊長類等の様々な観察をした結果を『人間の由来』(上下、1992年刊、小学館)にまとめました。河合雅雄氏は著名なカウンセラーである河合隼雄氏のお兄さんです。

 河合雅雄氏はその本の中で、様々なサルの社会を比較研究しています。霊長類はもとより、サバンナで生活する、マントヒヒやゲラダヒヒの社会も比較研究しています。またゴリラや、オランウータン、チンパンジー、そして最も人類に近いピグミー・チンパンジーの社会を比較研究しています。

 ピグミー・チンパンジーは普通のチンパンジーよりも一回り身体が小さく、ネオテニー的(幼生成熟)で額が高く、眼窩上隆起がなくあごが突出してません。雄と雌の差も少なく、二本足で歩くのが外のチンパンジーよりも上手です。ピグミー・チンパンジーは雌の生殖器が発達し、様々なストレスは雄雌問わず性行動で解消するという特徴があります。雄は雌や子どもに対してたいへんやさしいという特徴もあります。

 人類の祖先が、サバンナの中に進出するということは大変大きな危険がありました。たくさんの猛獣に狙われるからです。人類の祖先は、家族(オイキア)という社会単位を作って、その家族がいくつか集まって、集団を作り、狩猟をし、肉食獣から身を守ったといわれます。雄(男)はまとまって狩猟に出かけ、雌(女)は家の周辺で採集をするという分業となります。

 狩猟をするためと肉食獣から身を守るためにに、武器(道具)を作りました。また狩猟をうまく行うために合図なども必要になってきます。その中でしだいに言語が発達して行きます。狩猟をすることにより、肉を手に入れることがおおくなり、食物の変化は大脳の発達を促しました。

 男は手に入れた肉をその場ですべて食べてしまうのではなく、それをもちかえり、仲間や家族に分配します。外の家族との採集したものとの交換も発生してきます。ゴリラなどでも雄が子供たちと遊んであげるなどという行動が見られます。ピグミーチンパジーと同じように性を介して男女のつながりが深くなります。人間には発情期はなくなり、いつでも性交可能となりました。男女は対等、平等なものとなりました。家族への愛情が家族の結束も生まれます。また家族の中ではインセストタブーの意識も生まれ、ほかの家族との結婚によって、他の家族との結束も深まります。河合雅雄氏は家族という社会単位を生み出しことによって、500万年くらい前に類人猿からヒト化(ホミニゼーション)への道が開かれたと言うことがこの『人間の由来』の結論として提起しています。

 原初の人間社会は、アフリカの採集民族であるサン族やピグミー族の生活を見るとだいたい同じようであると推測できるといっています。

 付録としてついている小冊子に森 毅氏との対談がのせられています。河合雅雄しによれば、河合氏は次のようにいっています。「今ぼくがが考えている家族の概念から外れた人間が出かけている。人類が家族の概念から外れた社会を作るようになれば、もう別の社会になったと考えたほうがいいと、いう考え方です。極端にいったら家族は全部なくなってしまうとか、そうなったらそれは人間ではなくてほかの生物です。ホモ・サピエンスではなくホモなんとかになるんでしょうね」

 同じく京都大学の山極寿一氏は『家族の起源 父性の誕生』(1994年、東大出版会)で、動物の父性は雌が特定の雄を父親と認知するところから始まるといっています。そして人間の場合は、配偶者間の認知から、集団全体の認知として、集団の規則の中で徹底されるといっています。父と息子の世代が一緒になってインセストの回避と外婚制の導入によって人間独自の社会へと高めて行ったといっています。

 現在の日本の社会では、年収300万の壁があり、それ以下の男性の結婚率は大幅に下がるそうです。小泉内閣以後の、正規社員のパート化により、年収が減少し、結婚をする人の数が減少し、生まれる子供もどんどん減少しています。フランスなどの手厚い政策がある国では人口は増加し始めています。政府の政策により、人間が人間となった基本である家族の減少、また様々な家族の崩壊現象は、日本の社会に暗雲をもたらしています。このような政治は変えなければいけないのではないでしょうか。

追記 :2011年12月に、「NHKBSプレミアム」放送で放送された、「人間進化はるかな旅 人間らしさって何?」もこのような基本的な考えを元にして放送されました。

 

2011年6月21日 (火)

日本の子供にみられる身体の異変 正木健雄氏の話から

このテーマのサブタイトルは「学級崩壊」子供の「新しい荒れ」はなぜ起こるのか?というものです。今から11年ほど前の1999年10月1日にその当時は、日本体育大学大学院教授(現在は名誉教授)の正木健雄氏に、人間学研究所の第4回実用的人間学部会でお話ししていただいた内容の要約です。人間学ニュース(HUMANOLOGY)に掲載されました。10年以上前のお話ですが、現在正木氏が指摘された状態は進みこそすれあまり改善されていないように思えます。そこで改めてご紹介します。

 当時は多数のスライドにもとづいてお話ししていただきました。

 1974年ころから、子供の体がおかしいと言われ始めた。視力の低下は有機リン系の殺虫剤とテレビからの電磁波、さらに、86年ころからのTVゲームによると言われている。不登校の増加と視力の低下は比例します。さらに転んでも手をつけず歯を折る、子供の時からの肩こり、アレルギーの増加、自律神経失調、姿勢不良、虫歯や歯並びの悪さなどが起きており、それは1995年ころから特に悪くなっている。

 アレルギーは1991年には30%だったものが97年には、50%の子供に出ている。黄色4号などの食品添加物が、アトピー性皮膚炎の、大きな原因になっている。この事態に、厚生省は懸命に対策を立てているが、文部科学省は対策を立てていない。

 男子の肥満傾向と女子の痩せも共に増加して、両極化している。体格は、よくなっているが体力は落ちている。運動能力では、特に背筋力が落ちている。このままでは、子育てや介護ができなくなってしまう。体力維持には、体育の授業は大切であるが105時間から90時間に減らされようとしている。

 今、自律神経失調を訴える子供は、70から80%に及んでいる。特に体温調節の力が落ちていることが著しい。朝起きた時には35,5度、給食の時には37,4度になる。一日にこれだけ変わってしまうのはまるで変温動物のようである。体温調節能力は、生まれてから、2~3週間の間に、寒さを体験することによって生ずるが、病院で常に25度に保たれていると、体温調節能力が発達しない。

 体温が低く、交感神経が十分に働いていないと、ぼんやりして、学校へ行こうという気分になれない。また昼間の運動量が少ないと、なかなか寝付かれない。それで、朝から頭がさえている子は10%しかいないということになってしまう。パブロフが、4つの神経系のタイプに分類した場合、興奮も抑制も弱い子供が増えている。ギャングエイジに思い切り外で遊んで、興奮を強めたり、それを抑えたりすることを経験できなかったことによる。

 この状態では、抑えのきかない子は先生の授業を5分しか聞けないことになる。そういう子がクラスに半分もいれば授業が成り立たないわけである。また、女の子はおませだが、男の子は体力はあっても子供っぽく抑えの利かない傾向がある。環境ホルモンの影響があるのかもしれない。

 朝1時間目に、体育の授業をすると、授業が成り立つようである。また宇都宮の幼稚園では、朝、先生も混ざってじゃれあったり、取っ組み合いをして遊んで良い成果を上げている。哺乳動物は皆でじゃれあって、遊んで成長する。今子供たちに一番欠けていることである。

 今病気とまではいかないが、何かおかしいという子供が80%もいる。現状はほおっておいて自然に育つという状態ではない。身体の全面発達のために、大人は守りはたらきかけてやることが大切である。

 最後に学校の荒れの問題を、単に教育問題にだけ限定してとりくむのではなく、総合的多面的に取り組む必要を感じました。と書いてあります。

 現在はどうなのでしょうか、若干体力は改善したという新聞記事はみたように感じます。基本的な問題はますます厳しいようにも感じます。さらには福島原発事故により、子供たちがばらばらに避難し、放射能により校庭や公園で遊べないという事態も生じています。少子化はますますひどくなっています。これこそ政治の力で何とかしなければいけないと思います。

2011年6月19日 (日)

『(二酸化炭素温暖化説)懐疑派バスターズ」と槌田 敦氏の名誉棄損裁判

私が6月15日付で書いた「地球の気温に影響を与える要素を順に」というブログにたいして、同じ日にコメントがあり、「ここに全部書いてあるんだよ、情報弱者さん」として、下記のアドレスを書き、英語を読めない人は科学を論ずるのは不可能」、「おまえは騙されているんだ」という内容でした。すでに前のブログにも同じようなコメントがいくつかあり、同じ人物ではないかと思われます。「名無しさん」ですからどんな人かはわかりません。ただ水戸黄門の印籠のように、「こういうものがあるんだ、おそれいろう」という感じですね。

それは http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/pages/236/all.pdf                      で、開けて概略を読んでみましたが字が小さく字の色が薄く読みにくいものでした。その内容は、『地球温暖化懐疑論批判』というもので、文部科学省科学技術振興調整費として、国の経費で支払われています。東大のサスティナビリティ学連携研究機構のもと、IR3Sプロジェクトとして住 明正教授名で東大の出版物として無料で発行され、多くの人に配布され、またホームページにも無料で公開されているものです。12名のなざしして批判している人たちに資料をおくって、科学的な議論をしようというものではないのです。

 その内容は東北大学の経済学学者明日香壽川教授を中心として、気象研究所、海洋研究開発機構3名、国立環境研究所3名、国立極地研究所そして東京大学として1名の10名の連名の文章です。そこで94ページに及ぶもので、温暖化懐疑論者12名の主張にたいしてそれぞれ批判を加えたものです。その文章にたいして現在、槌田 敦元名城大学教授が、東京大学と東大前総長の小宮山氏などを、名誉棄損で訴えています。そしてその内容は、「CO2温暖化議論を封じ込められた 槌田敦を応援する会」のホームページに詳しくかかれています。http://www.tokyodaigaku.info/saiban 002/news

 ここにのっている原告準備書面によれば、この文章の元は初めは明日香氏を中心とする私的グループの印刷物であったが、小宮山 宏氏(東京大学の前総長で、現在は三菱総研理事長で「CO225%削減などで国の重要政策に深くかかわる人物です)が、東京大学総長であったときに東大の住明 正教授に指示してこの本を書かせたといっています。

『地球温暖化論批判』を書いている人たちは、明日香壽川氏が経済学者であり、そのほかの名前が挙がっている人たちは、すべて国立の研究所所員です。また東京大学とされて紹介されている山本政一郎氏はこの本の当時は東京大学の大学院生であり、現在は産業技術総合研究所に所属するということで、裁判では経歴詐称も問題にしています。裁判原告準備書面には、東大の名前で出す出版物に東大の名前の研究者がいないとまずいと思ってのせたのだろうが、ほかの東大の研究者はここに参加していないと言っています。

 「地球温暖化懐疑論」者を、1、既存の知見や観測データを誤解あるいは曲解しているから、2、すでに十分に考慮されている事項を、考慮していないと批判する、3、多数の事例・根拠に基づいた議論に対して、少数の事例根拠をもって否定する・・9、三段論法の間違いなどロジックとして誤謬があるまで、9項目にわたって、非難しているが、それは名誉棄損に当たり、またその根拠を明らかにすべきだといっています。詳しくは実際の原告準備文書をお読みください。

 いずれにしても、ちょうど原発擁護論者が大学や政府関係の研究機関で要職を占め、反原発論者を抑圧してきたことと同じ構造が、この「地球温暖化懐疑論者」に向けられているように思われます。地球温暖化懐疑論者にたいして、擁護論者は「懐疑派バスター」ととして、懐疑論者の意見を抑圧しようとしています。私の書いたブログにたいして、科学的な見地から、具体的に批判するのではなく、名前を書き間違えた、あるいは英語の論文を読んでいないから、科学を論ずる資格がないなどと、個人攻撃をして、だからこんなものを読まないほうが良いといっています。同じ傾向があるのではないでしょうか。

さて、『地球温暖化懐疑論批判』のすべてを論ずるのは難しいので、その一項目だけを検討してみることにします。資料の議論1、「温暖化、特に温暖化への人為的な影響に関する世界的合意はない」という懐疑論者の意見にたいし、「証拠」と書いたものにたいして批判者の批判が書いてあります。その「証拠3」は、丸山茂徳氏の書名に書いてある「温暖化は科学者の9割が、二酸化炭素が原因ではないと考えている」ということに関して批判を加えています。(p5)書いた人は明日香壽川氏です。それは大会の参加者から聞いた話だとしています。

 その批判によれば、

1、地球惑星連合大会は特別セッションの主催者が丸山茂徳氏本人で、彼の考えに近い人物である。

2、前週に日本気象学会の大会があり、参加した気象学者や気候学者は少ない

3、アンケートのきき方が非科学的で一方的だ 

4、セッション参加者は200人ほどで、挙手によるアンケートで参加した人は少ない

5、アンケート結果を発表しないと言ったのに発表した

 結果は、21世紀は一方的に温暖化するとした人が10人に一人、一方的に寒冷化するといった人は10人に2人、わからないとした人が10人に7人だったそうです。

 懐疑論批判者たちはいいます。気象学、気候学者はほとんどすべて、「二酸化炭素地球温暖化説」を支持しているのだ。懐疑論者はほんの少しだといいます。私のブログを批判した人物は、気象学者には一人もいないとまで言いました。私は著名な気象学者の根本順吉氏から直接聞いているし、一人もいないということはないと言いました。それにたいして、大会は丸山氏を支持する学者が多いとか、気象学者はほとんど参加していないはずという憶測とかを述べていますが。いずれにしてもセッションに参加した人が200人もいて、その聞き方がどうのとか言うことはあったにしても、積極的に人為的な二酸化炭素の増加により、(一方的にという言葉がうんぬんというのはあるにせよ)10人に一人しかいなかったということのほうに注目すべきなのです。7割の人がわからないというのは、正しいことなのでしょう。発表しないというのに発表したとかは直接関係ありません。

 少なくとも、細かい内容はさておき、「二酸化炭素地球温暖化説」をほとんどすべての学者が支持しているわけではないということが重要なのです。9割と言わずとも半分以上の人は、その説をそのまま支持しているわけではないということが重要なのです。

 『地球温暖化懐疑論批判』の著者もほとんどが国立の研究所の所員で大学の研究者ではありません。またほとんどの部分を書いた明日香壽川氏(中華人民共和国出身で、張 壽川)は環境学者、経済学者で東北大学東北アジア研究センター基礎研究部門、中国研究分野教授で、気象学の専門家ではありません。また、中国環境問題研究会代表や海外環境センター理事などをやっています。前にかいたように書いたメンバーはかなり政府寄りの政策を支持する立場で、書いているのではないでしょうか。

 

 

2011年6月16日 (木)

ミュージカル 『フェラ!』を見ました アフロビート NHKBSプレミアム

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テレビの画像から直接とりました

 6月15日(水)NHKBSプレミアムで放送された、ミュージカル『フェラ!』を見ました。21時から3時間に及ぶもので、最初は何げなく見ていたのですが、その迫力に圧倒されて最後まで見続けてしまいました。私はそれまで、このミュージカルも、主人公の「フェラ・クティ」も全く知りませんでした。

 この作品は、ナイジェリア生まれで新しいアフロビートを生み出した、フェラ・クティの生涯をえがいたミュージカルで、2008年にオフ・ブロードウエイで試演されたとき、それに惚れ込んだ、ジェイ・J やウイル・スミス夫妻、アリシア・キーズらが出資者となり、ブロードウエイで本公演されたものです。ミュージカルに授与されるトニー賞にはなんと11部門でノミネートされ、3部門で受賞しました。

 フェラ・アニクラボ・クティは1938年にナイジェリアの比較的富裕な家に生まれました。ロンドンの音楽大学で学び、音楽グループを結成しました。大学卒業後、故国のナイジェリアに帰国しました。しかし音楽活動は不調で1968年にアメリカに行く時、自分の音楽を「アフロビート」と定義しました。しかしアメリカで黒人差別に直面し、政治的にも目覚め、アフリカ土着音楽への転換をするようになりました。

 その後ナイジェリアに戻りますが、ナイジェリアは軍事政権が続き、民衆を弾圧していました。クティは1976年にキリスト教の洗礼名から、名前を変えました。そして、キリスト教徒も、イスラム教徒も距離を置き、パンアフリカ主義の立場に立ちます。音楽を通じて、軍事政権を批判したため何度も弾圧を受けました。特に1977年には鉄条網で囲った自宅を1000人の軍隊で攻撃し、多くの人を傷付け、ナショナリズム運動家であった母親のフンミラヨ・クティが二階の窓から突き落とされそれがもとで死亡するという弾圧を受けました。

 1984年には無実の罪で10年の刑を受けますが反対運動がおこり1986年には釈放されました。フェラ・クティはサックス、ピアノ、ヴォーカルと多彩な技術を誇るマルチミュジュシアンであるとともに黒人解放運動家として「黒い大統領」とも呼ばれています。多くのヒット曲を生み出していますが、軍事政権での軍隊を皮肉った「ゾンビ」はアフリカで100万枚売れたといいます。1997年8月に58歳で死去しました。その音楽は息子に受け継がれています。

 ミュージカルはその『フェラ・クティ』の生涯をえがいたもので、多くのバンドとアフリカの原色の衣装をまとったダンサーにより、クティの歌とともに披露されます。一部と二部に分かれています。振り付けはビル・T・ジョーンズで主役はサー・ウガランジャーで、顔もせたけもフェラ・クティにそっくりだそうです。全く本人に成りきっているそうです。

 二幕では1974年のカラクタ襲撃事件を基にしたアルバム「カラクタ・ショウ」にもとづいています。その有様をミュージカルで表しています。大変盛り上がった場面は白い民族衣装をまとった母親が階段の上で、息子のフェラに歌いかけるシーンです。そして母の遺体とその時犠牲になった人の棺を国会議事堂に向けて皆で行くシーンが最後になります。

 このミュージカルを実際に見た人の感想がなかなかよくまとまっていますので、ぜひそちらを見てください。                                                        http://www.chacott-jp.com/magazine/world-report/from-newyork/ny1101a.htmlです。

 また Fela プロモーション・ビデオを見ると実際の映像の一部が見られます

わたしも、フェラ、クティのアルバムを買いに行ってきます。                                                   

2011年6月15日 (水)

地球の気温に影響を与える要素を順に 二酸化炭素わずか 丸山茂徳氏により

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暗くみにくい写真で申し訳ありません。詳しくはぜひ直接本をお読みください。

NHKのコズミック・フロントでの「迫りくる太陽の異変」に関して私が書いたブログが、いろいろ話題となり、ほめていただくのと、非難の言葉とがコメントとしてきました。そこで私がいろいろ読んだ中で、大きな影響を受けた丸山茂徳氏の本『科学者の9割は「地球温暖化」CO2犯人説はウソだと知っている』 (2008年8月 宝島新書)の中で、地球の気温に影響を与える要素について、影響の大きい順に書いてあるものを紹介して補足としたいと思います。また、広瀬 隆氏の『二酸化炭素温暖化説の崩壊』(2010年 集英社新書)も詳しくかかれていますので、参考にしてください。

 丸山茂徳氏は東京工大大学院教授をしており、地質学者で専攻は地球惑星科学です。研究成果により紫綬褒章も受章した優れた科学者です。東京工業大学では、惑星科学や物性物理学などの専門家が集まり、理学研究流動機構を新設し気候変動原理の解明と21世紀の気候予測を目指して過去二年間研究を進めてきました。

2008年5月25日~29日に日本地球惑星科学連合で「地球温暖化の真相」と題するシンポジウムが開催された。この学会は地球に関する科学者共同体の47(現在は48)の学会が主催する日本国内最大の学会です。そこで、地球科学者や物理学者、天文学者たちが「二酸化炭素地球温暖化説」批判してたくさんの資料を示したのです。参加者にアンケートを取ったところ、「IPCCがいうように21世紀に一方的な温暖化が進む」という考え方の人は1割にしかならなかったといいます。むしろ多くの学者が、寒冷化による被害を心配していました。しかしこのことは意図的にマスメディアで報道されず多くの人は知りません。

 理学研究流動機構の気候予測では、温室効果ガスによる温暖化だけでなく、地球の気温に影響を与えられると考えられる様々な要素を盛り込んでいる。その要素とは影響の大きい順番に列挙すると

1、太陽の活動度

2、地球磁場

3、火山の噴火

4、ミランコビッチのの周期 (サイクル)

5、温室効果ガス

の5つである、(同書p42)としています。

1、太陽の活動

11年周期(小周期)で強弱を繰り返しています。またそのグラフを見ると55周年の大周期ももあります。この本が書かれた2008年では大周期のピークが過ぎて太陽の活動が徐々に弱まろうとしていることが予想される。2008年の当時では11年の周期では最低期にいる。今後は活発になって行くのではと予測している。ところが、この前のNHKの番組では活発にならず停滞している(太陽の異変)ということで問題にしているわけです。太陽活動が弱まれば、太陽が受ける熱エネルギーが減少する(この前のNHKの番組では光の量の変化はほとんど影響がないといっていました) 。また太陽風が弱まれば地球に降り注ぐ宇宙線が強くなり雲量は増加して寒冷化する。太陽光の反射率が高まり地球は寒冷化する。

2、地磁気の影響  

1600年以後地球の地磁気は400年間で16%減少している。地磁気が弱くなると宇宙線のは増加し地球を寒冷化させることになる地磁気が3分の一になれば宇宙線の量は10倍になるという説がある。地球では過去極端に宇宙線が増大し赤道まで氷におおわれたという説がある。またその宇宙線が生物の突然変異を高めたという説もある。NHKの番組では太陽の磁場が地球まで大きく影響するといっていました。

3、地球を寒冷化させる火山噴火 

 1991年におこったピナツボ火山は噴煙が太陽熱をさえぎり2年間地球の気温を平均0,5度下げた そのほか、大噴火のたびに世界的な気温低下が起きています。

4、ミランコビッチサイクル  

地球軌道が楕円であるために太陽に近づくか遠ざかるかで気温に影響するという考え方 これは10万年サイクルで起きる これによれば地球の寒冷化がいつ始まってもおかしくない時期にあるといいます。この寒冷夏が始まると北半球の中緯度で7度の温度低下が起きる可能性がある。

温室効果ガス  

温室効果ガスもいろいろあります。メタンガスやフロンガス、水蒸気も影響します。その中で、問題とされる二酸化炭素は1ppm高まってようやく0,004度C気温を上昇させることしかできない。影響力は極めて低いのです。

この書物では温暖化よりも「地球寒冷化」の方がはるかに恐ろしいといっています。またいろいろなニュースで、温暖化のことについてはよくニュースとなるが、厳しい寒波についてはニュースにしない傾向があるということ。2011年のシベリア寒気団は大変強かったのです。

 『二酸化炭素温暖化説の崩壊』で広瀬氏は地球の温暖化を示す気温上昇を測定する都会がヒートアイランド現象で温度が上がっておりその気温の上昇を測定しているとすれば、温暖化の表れとは言えないといっています。いわゆる田舎ではあまり上昇していないと。また原子力発電所でおこす排熱も気温上昇に大きな影響があるともいっています。

  二酸化炭素地球温暖化説を広めたノーベル平和賞を受賞したIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の説が正しいのか、丸山氏らのグループが 主張する予測が正しいかは、この数年でわかってくることでしょう。

                                                                                                   、

2011年6月12日 (日)

『人間にとって顔とは何か』(5) 夫婦の間の幸福

私たちは、常日頃、多くの人にあうが、相手がどのような人物であるか早く知る必要があります。私は会社の社長をしていましたが、それは特に必要性がありました。相手の顔を見、その表情を見て声とその話の内容、しぐさなどそれらを総合して判断することによって、相手の人を比較的正しくつかむことができるのです。「男は40歳になったら、自分の顔に責任を持たなければならない」とはリンカーン大統領の言葉です。人間性の内容がしだいに顔に刻まれてくるのです。しかし顔写真だけでは正しい判断はできないということは改めて言っておきます。以前上映された「ブレーブ・ハート」の主演、監督のメル・ギブソンは、配役を決めるオーディションで15分も話せば相手がどのような力量があるかがわかるといっています。

 また医学の面では高橋 良氏の鼻に関する総合研究で、栄養状態と鼻の形、それと性格などの対応がわかってきています。また歯とあごにかんする研究により、顔と歯と性格などについての関連なども研究されてきています。ひとを外面によって正しくはんだんすることは私たちにとって極めて大切な技能であります。今後は総合的な顔の人間学が確立されることによって、それが可能になることでしょう。

 本書によれば、魅力的な妻は幸福であろうか、ということに関して美しい女性は、デートの相手としては好まれるが、妻としては幸福な結婚をしない、と人々はみているといっています。ただ単に顔が美しいというだけで、他の人間的な人間的な魅力を伸ばす努力をおこたれば、あきられてしまうだろうと。そして真に魅力的な、ということは、ふつう我々は顔のみでなく、その人全体をトータルなものとして、魅力的と見るのです。その場合には魅力的な妻は幸福になりうるのではないか。また逆に、幸福な妻は魅力的な妻になる可能性が高いといえましょう。ピ-ターソンとミラーは結婚して40年以上の人は、自分のの配偶者の外見をより魅力的であると、評定するといっています。そこで、グロスとクロフトンの「善なるものは美しい」という考え方がここでも当てはまるのです、とかかれています。

 夫婦の間での幸福は何よりも夫婦の間での人間関係の良さを前提としています。お互いの生活の中で、にこやかな顔をしている状態が顔に刻まれ、誰が見ても、魅力的ないい顔となるのでしょう。しかし若い時に美人であっても、夫婦関係がぎくしゃくしたものであれば、きつい魅力的でない顔に変化してしまうことでしょう。ちょうど白雪姫に出てくる王妃のように。

本書は、人は他人を、意識的、無意識的に「顔」で判断してしまいますが、それらは多くの場合、ステレオタイプによる誤った判断をもたらしていることを示しています。そしてそのステレオタイプを自分が持っているということをまず気付くことが大切である、といっています。

また、多くの社会心理学者の研究が、現実の場面を無視して、つくりものの実験的な研究によって結論を出す事例を多く示しています。また私たちは、社会生物学的な、生物学的決定論にもとづいた誤った考え方や、人間の心、精神面だけをを神秘主義的にとらえる考え方も、人間を正しくとらえることができないといっています。

 私が大学を卒業してから、小原秀雄氏(女子栄養大学名誉教授)とともに人間学研究会を始めて、46年になります。(この文章を最初に書いたのは実は16年前でした)今は人間学研究所を作り、研究活動を続けています。

  人間を正しくとらえるには人間は自然的存在であり、また文化的社会的な存在であり、また自分自身を批判的にとらえ、創造的に変えていく存在でもあるということを総合的にとらえて行くことが大切ではないかと思っております。それらは相互に関連しあっているので、一局面だけをとらえたのでは誤ってしまうことがあります。

私は、総合的で、科学的で、実用的見地に立ち、なおかつカントの言うような、世界市民的な立場の人間学、すなわち「実用的人間学」を作り上げようとしています。それに基づいた総合的な知識と、実践力をもった「人間に関したゼネラリスト」を養成しようとしています。

 いささか我田引水となりましたが、いずれにしても本書がより多くの人々に読まれ、顔に関するステレオタイプの改善に役立てられることを期待してやまないものです。

 *だいぶ前の本で、手に入れられるかどうかわかりませんが、昔書いた文章に少し内容を変えてここに書いてみました。

2011年6月10日 (金)

『人間にとって顔とは』(4)顔の各部と魅力と人相術

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日本顔学会 1999年「大顔展」資料から。日本人の顔の過去現在未来の予想がかかれています、特徴はあごが細くなっていうことです。

本書によれば容貌における魅力ということに関しては、外見の魅力は基本的には定量的な特性ではなく、ランキングや評定によって決められます。そしてイギリスやアメリカでは、地域や年齢や階層によって大きな変化は見られず、人々の意見は一致するということです。そして全体の魅力度と顔の各部の相関をみると、口が第一位で、目が第二位でした。またべビーフェイスは魅力度にプラスになりました。

 これらは、現代人になるにつれ、やわらかい食物を食べることにより、あごの部分がどんどん縮小行く方向、すなわち小顔を、美しいと感じているようです。徳川家の将軍の骨をさぐっていくと、徳川家康のようながっしりとした顔立ちから、最後の将軍に近づくにつれ、細面であごは小さく、現代人の顔立ちを先取りしたような顔に変化しています。現代の若者たちは、あごが小さく、かむ力も弱く、よく噛まないので、唾液も十分でない状態です。やわらかい食品、ファーストフード、などのバランスの悪い食事をとっている若者が多くなっており、そのためたとえば亜鉛などの微量元素が少なくなり、味覚異常や、精子の数の減少など憂慮すべき事態となっています。これらは、下手をすると、生物学的生命力の減退により、人類の滅亡の方向に進みかけているとも思われます。

 さて、顔の各部の魅力度については、カニンガムが研究しているが、この研究はかれによれば。「過去の骨相学と観相学というえせ科学が、科学者に顔についての計測をする気をなくさせたのかもしれない」といっています。

 カントの『人間学』という本の中には、「観相術」という項目があり、「人間の内面を外面から判断する方法である」と定義づけています。この「醜悪について」など内容はなかなか面白いことが書いてあります。

 さて人相術や手相術ははたしてあたるのでしょうか。私の見解をお話しします。人相術や手相術の多くは洋の東西をとわず占星術などに由来しています。占星術は全く科学的根拠のないものですから、それに基づく人相術、手相術も科学的な根拠はありません。

 巷にはたくさんの占い師がいますが、その中には良心的な街のカウンセラーとして、役立っているものも多いのです。占いには人相、手相術のほかに誕生日で運勢を占う、東洋系の四柱推命や気学などと西洋占星術があります。それらも全く科学的根拠はありません。普通はその結果は説明のための方便で、長年人を見てきた経験から、よく話を聞いて適当なアドバイスをするというものが多く、だから長く続くのです。

 ただ誤った理論に基づいて、あなたは何歳で大病になるとか、死ぬとか脅かしてみたり、男運が悪いから結婚できないとか言われると、占いの好きな人は暗示にかかりやすいので、それを信じ込んでしまいます。そうするとその暗示によりいわれたとおりになってしまうことがあります。

 歴代のローマ皇帝は、占星術によって自分の死期が決められてしまいました。それを信じたものは、さまざまな異常行動を起こして、本当に死んでしまうこともありました。そうすると、占星術があたるものだと、さらに人々に信じ込ませるもとになってしまうのです。

 しかし人相術をすべて誤りであると、捨て去ってしまうのは早計です。江戸時代における人相術中興の祖といわれる、水野南北は髪結い3年、風呂場の三助3年、死体処理の「おんぼう」3年と日本人の顔と体を徹底的に調べつくし(科学的態度)、その結果、「事の吉凶はすべて食にあり」ということを発見しました。そして食を慎むこと、と陰徳を積む(心にやましさがなく精神的に安定している)ことによって、顔に現れた凶相も吉相に変化するということを示しました。これは素晴らしい発見であり、真実です。人年の顔や身体(人相)はその人の努力で変えていくことができるのだということです。しかし残念ながら今街の人相術師の人々は顔のあれこれを見るだけで、じっくり食事についてまでアドバイスなどしていないように感じられます。

 

2011年6月 9日 (木)

「人間にとって顔とは」(NO3) 美人と魅力について

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女性の顔がどう描かれてきたかをしめしています。美人の基準も時代により変わりました。

『人はなぜ心を病むか』という本において、吉田脩二氏は、心を閉ざし22歳で死ぬと思いこみ、まったく表情がなかった女性が、病気の回復とともに、「ほんまにあんたかい!」とびっくりするほど生き生きと美しく魅力的に変わったと述べています。健康であればそれぞれに美しく、ブスなんかいない、といっています。また大島 清氏は『人は恋するとなぜ美しくなるか』において、人は恋するとホルモン分泌は活発になり、肌もきれいになり、目が輝き、生き生きとした表情になる。そしてまた、男女を問わず、相手を美しくするのはパートナーしだいであるといっています。

 恋愛にかぎらず、相手の表情や魅力というのは、相対する人の感情によって大きく変化するものです。相手にたいして好ましい感情をもって相対しているときは、相手もそうなってくるものであり、魅力的にも感じられることが多いのです。正面を向いた写真によるテストだけでは表情によっての微妙な変化や、人がそれぞれの状況次第で顔が大きく変化するという点を見のがしてしまうのです。

 美人の基準は、民族により、時代により、大きく変化してきます。日本においても奈良平安時代の美人のしもぶくれの顔は、オカメ顔として、今美人とされないし、戦後のわずかな間でさえ大きく変化してきました。中国では唐の時代の世界の三大美人とといわれる楊貴妃は極めて肥満していて、現在の美人の基準には到底あてはまりません。しかし心理テストではこのような変化をほとんど無視せざるをえないのです。しかし、だいたいにおいて、自分たちに似たものを美しいとみる傾向があり、例のコンピューター合成によって作り出された平均顔に少しプラスアルファーされたもの(目を少し大きくするとか)をもっとも美しく、魅力的と感じるようです。

さて、化粧品会社、美容整形手術医、ダイエット食品メーカーなどは、コマーシャルによって、「これが美人だ」と宣伝し、「美は金で買える」と思わせています。エステ会社は広告で、すでにちょうどよい足の形をさらに細くさせ、私が見るかぎりではちっとも魅力的ではない状態が良いと思わせています。さまざまなかたちでこれが美人であるというモデルを次々に出すことで、多くの一般女性は自分の容姿に自信が持てなくなっているという報告があります。そして引っ込み思案となり魅力を減じることがあります。困ったものです。現在の日本では、メタボ症候群についてあれこれ厳しく、太りすぎと非難はしても、もっとも死亡率が高い「やせ」については問題にしません。結果として日本人女性は、男性に比べ、やせがかなり多いということになります。

 そして本書によれば、聖書からコーラン、トーマス・マンにいたるまで、容貌にハンディキャップのある人たちを、異質な人と疎外する傾向があるといっています。テレビや映画でも善玉は美人かハンサムで、悪人は醜いと相場が決まっています。今、さまざまな社会情勢の中で、事故などにより、容貌が損なわれるケースも増加してきています。その中で、ハンディのある「状態」を肯定する考えかたにもとづいて行くように、メディアを建設的によく批判していく必要があると述べられています。また、コンプレックスをもつがゆえに暗くなり、対人関係が悪くなることによって、いっそうイメージが悪くなる悪循環を断ち切るためのリハビリが必要があるといっていますが、まったく同感です。

2011年6月 8日 (水)

「迫りくる太陽の異変」NHK コズミックフロント 近い将来 気温が下がる ?

  テレビ画像は消去いたしました。申し訳ありません。

 2011年6月7日(火)NHKBSプレミアムの、「COSMIC FRONT]で、「迫りくる太陽の異変」という番組の放送がありました。毎週宇宙についてすばらしい映像を見せてくれる番組です。前回はハッブル宇宙望遠鏡についての話でした。今回は今太陽についての観測が大幅に増えて、その結果、現在太陽の活動周期が狂い始め、近い将来、地球の寒冷化が始まる可能性が高いという話でした。これは地球の気温の変化(上昇)がもっぱら、二酸化炭素が原因であるという説を真っ向からくつがえすものです。

 最初に、現在世界中で太陽の観測が増えていることを示します。今太陽を観測する人工衛星が6つあり、そのうち日本の「ひので」は2006年に作られた大変優秀な人工衛星であることが示されます。

 太陽の活動は、11年周期で強まったり、弱まったりという周期を繰り返します。太陽の活動の強い弱いは、黒点の数でわかります。西洋ではガリレオが発見して以来ずっと観測され続けてきました。余談ですが中国では2000年前の後漢において太陽に黒点があると報告されています。そして太陽にはカラスなどいないといっています。(王充の『論衡』)

 過去の気温の変化は屋久杉の年輪や、桜の開花時期についての古文書などでしらべられます。1640年から1700年にかけて、太陽の黒点があらわれない、すなわち太陽活動が極めて弱い時期がありました。この時期を発見者の名にちなんで「マウンダー極小期」と呼びます。このころ世界中で2度ほど気温が下がり、テムズ川が凍りつき、日本では低温により作物が育たず大飢饉になりました。

 太陽の活動が地球の気温にどう関係するかについて調べた結果、太陽光は0,15%しか変わらず、ほとんど影響がないことが分かりました。ではなぜなのか、それは太陽から強力な磁力線が出ているからだと説明します。地球上には大量の宇宙からの宇宙線が注いでいますが、ところが太陽系を包むようにして強力な太陽の磁力線網が宇宙線を遮断しているというのです。丸山茂徳氏の本(「科学者の9割は『地球温暖化CO2犯人説』はうそだと知っている」宝島社新書)ではそのほかに太陽風の影響もあげています。

 1997年にデンマークのH・スベンスマルク教授は「太陽の磁力の強さは地球の雲に影響を与える」という論文を発表しました。これは大きな議論を引き起こしています。宇宙線は地球に降り注ぐと雲ができるための核になることが分かっています。宇宙線が多く地球に降りそそぐと、厚い雲ができ、すぐ雨とならず地球を覆います。それが太陽の光をさえぎり気温を低下させるというのです。太陽の活動が弱いと、多くの宇宙線が多くの雲を作ります。

 今までの観測結果から11年周期が崩れ周期が伸びるようになると、そのあとにマウンダー極小期のような低温時代になるというのです。2008年に11年周期の最低期で黒点が極端に少なくなっていましたが、本来ならば太陽の活動が次第に活発化するはずなのに依然として太陽活動が弱いままという異変が現在起きているのです。すなわち今後「マウンダー極小期」のような、小寒期になる可能性が高いということです。

 今相変わらず、ちまたでは「二酸化炭素地球温暖化説」がつよく、私の書いたブログにたいして口汚く非難するコメントなども来ています。温暖化の危険性がさんざん騒がれていますが、実は特に農作物にとっては寒冷化のほうが、甚大な被害をもたらすのです。それは江戸時代の飢饉を見てもわかります。

 そろそろ全く非科学的で、原発の必要性ということに一つの根拠を与えようとする「二酸化炭素地球温暖化説」を葬りさる必要があるのではないでしょうか。

追記 2011年8月29日

 『ニュートン』(ニュートンプレス1000円)の10月号が「今起きている、太陽の’変調’と地球環境 大洋地球コネクション 温暖化?それとも寒冷化?」という特集を組みました。そのせいか、このブログもまたアクセスが増えています。70年間にわたり黒点が消えた17世紀後半のように地球は寒冷化?とかいています。そして、太陽活動の変化により宇宙線の量が変化し、太陽の活動が弱まると地上の気温が下がるというデンマークのスヴェンスマルクの説を紹介しています。しかしこの本ではこの仮説を支持しない研究者も少なくないといっています。

 私の書いたブログの表題では地球が寒冷化する、といいきっていますが、確かに寒冷化するかも?なのですが、NHKの番組や、この「ニュートン」の影響で、地球が二酸化炭素により温暖化するという説が、間違っているのではないかという人がしだいに増えてきているように感じます。原発の論議でもあまり声高に、原発が二酸化炭素を増やさないからいいという声が弱まってきているように感じます。

2012年4月20日追記

 参考までに2012年4月20日 「原発容認=二酸化炭素地球温暖化説に打撃~」をごらんください。

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2012/04/post-1727.html 

2011年6月 7日 (火)

私の減量記録(その2) 人間ドックの検査結果

6月7日(火)人間ドックに行ってきました。私の減量記録(その1)で、毎日のたべものと、簡単な行動記録も添えて、体重の変化をかいてきました。

 体重は 目標の8,3キロを少し下回り、82,8キロでした。一週間前に減量開始した時が86,5キロでしたから、3,7キロ減ったことになります。

 私のブログにも何回か書いた、「大柳珠美さんの糖質制限食」を参考にして、ご飯はゼロにはしませんでしたが、ご飯茶わんに3分の1を通しました。それから、甘いお菓子は一切口にしませんでした。お酒は日常では、夕食時に、350CCの小さい缶ビールを中心に飲んでいましたが、今回は株主総会のときにワインを少し飲んだだけにしました。毎日ノンアルコールノンカロリービールにしました。おかずは朝の味噌汁、肉の入った野菜いためや、野菜の煮物などを中心に、比較的きちんと食べました。食事をかかすことは一度もありませんでした。おなかがすいて困るということは全くありませんでした。

 雨降りなどで一日部屋にいて、パソコンに向かってばかりというときには0,2キロの減。天気よく買い物がてら、自転車で汗をかく程度に運動したときには、0,4~0.5キロほど減りました。初日に一気に1キロ落ちたのは大きいです。7日間で平均が0.5キロほどの減量です。

 さて人間ドックの検査結果です。

計測では   2011年       2010年     2009年                     身長      172,1       172,2      172,5                       体重       82,8        83,1       83,8                      BMI        28          28         28,2                      腹囲       99          94,5       99                       肥満度      26,9        27,4       27,9                        体脂肪      27,6        26,7       24,2                             

 という結果でした。腹囲が1Mほどあり、肥満度も高いのですが                       肥満度は少し減りつつあります。しかし2008年以前は体脂肪率                          が、男性の標準上限の23以下だったのが、社長をやめて階段の                         上り下りが減り、膝痛、腰痛で運動不足になって、筋肉量が減った                 のが大きな、問題です。

外の数値です    2011年     2010年     2009年                      血圧        134~93     145~89    137~92                     (血圧は薬を飲んでいます)

脂質                                                   総コレステロール   194       235        229                      HDL ”          41        41         41                        LDL ”         131       142        138                     中性脂肪        108       227        231                       

肝膵機能         A         A          A

血糖値          87         95        94                     尿糖            -         -         -                        尿酸           9,3        8,6       8,6                        

血液           A           B         A           

腎機能          A           B         A

あと 肺、消化管のレントゲン結果は異常なしでした

 血圧は治療中でF判定 尿酸が E判定(要精密検査)

以外はこのたびの減量の成果が出てA判定でした。特に

 脂質は劇的に減少しました。

 メタボ診断は腹囲は基準オーバーですが、ほかの数値がAだったために今回は予備該当者となりました。(前回は基準該当)これで気を緩めずせめて

 現在の体重を維持するように頑張ります。                                                                            

       

2011年6月 6日 (月)

「人間にとって顔とは何か」ー研究の難しさ その2 (300)

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顔学会での資料です。日本人と韓国人の好みの顔を合成しました

左側が日本人好みの顔です。

本の内容について感じるところをいくつか述べてみましょう。

一つ目の問題は、

アメリカを中心にした社会心理学では、行動主義的、実証主義的な立場のもとに厳密な理論を作るために様々な要素を除外し、実験室中心の研究が多くなります。たとえば特定の人々(特に大学生)にたいして、正面を向いた表情のない写真を見せて「評定尺度や質問紙」でその反応を測定して統計的にだす、といった研究が多いということです。その結果を集計して、それぞれのテーマにおいて、容貌に関して、顔の美しさが影響力を持つという研究結果が多数出されてくることになります。そして著者らは、それらは正しくないという本の少しの例を引いて(救いとしてこういうものもあるととして)最後の結論とせざるをえない状態なのです。

 そして著者らは日常的な自然の場面、すなわち現実的に意味のある研究を「生態学的に妥当であるか」という表現を使っているが、今後はそういう自然的状況の中での研究が必要であり、今までのような実験室的な研究は卒業すべきだといっている。まったく同感です。しかし我が国においても、このような実験室的な誤った結論を導きやすい研究が中心をなしているのではないでしょうか。

 しかしまた一方においては、先ほどあげた蔵 琢也氏などの社会生物的な見地においてみれば「美人を愛した遺伝子たち」のサブタイトルにかかれているとおり、「いい女を好きなのは僕らのせいじゃない」、「オスのDNAが悪い!」などと社会的側面を欠如した、生物学的法則をそのまま現実社会にあてはめた生物学的決定論(これは竹内久美子氏の著作などにもみられる)も誤った結論を生み出してしまうのです。

 さらには、神秘主義的、観念論的な占星術を基礎とした、顔に関する本も多数出されています。これらはいずれも人間の一側面だけを見て、人間の全体像をとらえない誤った方法論のもとに人間をとらえているのです。実際の人間のあり方には、極めてたくさんの要素が複雑にからんでいるのであり、総合的、科学的、実用的な立場で見ていく必要があるのではないかと思います。私はこれを、実用的人間学的見地と呼びます。このような見方でないと正しく本質が見極められないのではないかと思います。実用的人間学とは何かは改めて論じることにします。

二つ目の問題

言葉の問題です。この書物では「美しい」という言葉よりも「魅力的な」 (attractive)という表現がよく使われています。「美しい」は a Beauty(女性)や Handsome (男、こども)や顔立ちの良さ、good lookinng ということになります。醜いはUglyだが会話では a plain or homely woman というらしい。さて魅力的とは、単に顔の美しさだけではない。さまざまな要素が加味されているはずです。「美人」ではないが「魅力的」であったり、、その逆のケースの人はたくさんいます。また本書にもかかれていますが、魅力的ということ自体がまだ十分に研究されていないということです。ですから魅力的かどうかを顔写真だけで判定するのは最初から無理があるのがおわかりでしょう。

三つ目の問題は、

訳者が指摘していることですが、顔の研究をしていながら肝心の顔写真が絶対にない、というところです。これは研究の蓄積にとっては致命的です。不美人や魅力のない顔の典型としての顔写真なんて、とっておけないに決まっています。そのためにも魅力度の客観的評価基準が作りにくく、結局その研究者の好みにまかされてしまうというということです。

 しかし最近の顔学会などでは、コンピューターを駆使して、顔の合成写真をつくり、東大生の顔、政治家の顔、日本人が好む美人の顔、韓国の人が好む美人の顔などが示され始めました。これは大変興味深いことですが、これが「犯罪者の顔」などを作って新しいステレオタイプのもとにならぬように気をつけねばならないでしょう。

四つ目の問題は、

この書物で示された研究における写真では、表情を無くした顔を使っていますが、実は表情こそが人々に魅力的かどうかを決定させる最大の要素なのです。ダーウインは「人間および動物の表情」で、霊長類や諸民族において、たとえば「笑い顔」などにおいて表情が共通なことをもって、人類の進化の例証としています。人間が人間として発達させてきた表情をのぞいた魅力論議は本来成り立たないのではないかと思います。

 その三に続きます

『人間にとって顔とは何か』顔についてのステレオタイプを止めるために(1)

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この文章は1995年に本書が翻訳され、出版された後、人間学研究所の小原秀雄名誉所長に書評の依頼が来て、私が当時から顔について研究しているところから、私に書かないかと依頼が来たものです。その結果、かなり詳しく本を読みこみ、B5版で6ページの文章を書きました。しかしながらそれは実際には使われませんでした。ここで改めて紹介してみます。

この本は、イギリスで、容貌の社会的影響についての研究をおこなっている、レイ・ブルと、容貌に関する対人技能訓練や援助を研究している、ニコラ・ラムズィによって1988年に出版されたものを、1995年に翻訳したものです。原題は『容貌の社会心理学』で、容貌の美しさが、人を判断するときにどのように影響を及ぼすかについて、極めて多くの文献を引用した労作です。そして資料があまりに多いために一般読者のために抄訳にしたということですが、それでも『~によれば」という文章があまりにも多く少し読みづらい感じのする書物です。(講談社ブルーバックス、仁平義明訳、840円1995年)

 この本に、監訳者の仁平氏がまえがきをかいていますが、大変よくまとまっているのでそれを中心にアウトラインを紹介してみます。                                   日本でもよく行われている心理発達検査で、三歳半ぐらいの幼児に、20~30才の二人の女性の顔が描かれている一枚のカードを見せて、「どちらの顔が美しいですか」と聞くものがあります。三組のカードについて質問がくりかえされ、三組全部の「正答」を求めるというものです。訳者は「それでいいのだろうか?」というのです。きりっとしたいわゆる「美人」にたいして、「やさしそうで」「人のよさそうな」女性は美しくなく、そちらを選ぶと誤りとしてしまうのは、容貌の「美」にたいして決まった見方(美のステレオタイプ)が存在しているということを示しているというのです。それを三歳半程度の子供に要求するのはおかしいのではないかと。

 そんなテストがあるというのを実は私は知らないのですが、ようは白人型のすらっとしたのが美人で、少しぽっちゃりしたような日本のおかめ顔の顔は美人ではないというのでしょう。

 そして訳者は続けます。そしてさらに美しい顔は、単に美しいだけでなく、そのほかにも「良い」特性を備えているだろうという、ステレオタイプ=紋切形の判断につづきます。すなわち、「美しいものは善である」という多くの人が考えているステレオタイプへの挑戦のために、本書がかかれていると紹介しています。

 容貌の問題は心理学の研究では、いわば「タブー」の一つでした。「人がどう判断されるかには、ルックスが重要だ」という不愉快な見解になるのではないかと恐れるのです。その状況は今でも変わらないといいます。

 本書は、恋愛にとって顔はどういう役割を果たすのか。「美人は得」はほんとうなのか。顔の良い人は信頼されるのか。罪を犯しそうな顔はあるのか。裁判に影響があるのだろうか。学校は、「かわいい子」には有利な場所なのか。子供の「顔」で大人の態度はどう変わるのか。親子関係や子供の親以外の大人の働きかけはどうなのだろうか、いろいろな所すべてに容貌に関するステレオタイプが社会の中にどれだけ強固に存在するかを示しています。そしてそのステレオタイプが、もし誤っていたならばそれを明らかにすることが大切ではないのかと。

 そしてまた容貌のステレオタイプの形成に、メディアが多く加担してきたことも鋭く指摘しています。そして事故等で容貌が損なわれた人や醜いとされている人は、どのようなふりがあり、それにたいして心理学はどのような支援ができるかをしめしています。そして続いて、魅力とは何かについて考察するとともに、「美しいものは善である」ではなく、「善なるものは美しい」という考え方を支持し、「魅力的な人は、魅力のない人よりも幸福になるはずである」というのは確定された結論ではない」という言葉でしめくくっています。

 この本が原著から7年もたった1995年に翻訳されたのは、この当時の「顔」ブームによるものではないかと思われます。1992年に第一回の「シンポジウム顔」が開催され、1995年の3月に日本顔学会が創立総会を迎えたことが大きな影響を与えていると思います。その当時のメンバーは東京大学工学部教授の原島博氏を代表とし、ポーラ文化研究所の村澤博人氏、心理学の大坊郁夫氏、人類学の香原志勢氏、人相学の石本有孚氏など極めて広い範囲が含まれています。私もこの年にこの学会に参加しました。また電子情報通信学会を中心とし、心理学系、歯に関する学会、日本笑い学会など多くの学界の協賛によってシンポジウムも開催されています。このころには香原氏の『顔と表情の人間学』1995年、を始め,動物生態学者の蔵 琢也氏は『美人を愛した遺伝子たち』1994年、『美しさをめぐる進化論』1993年、吉川佐紀子氏『顔と心』共著1993年、『顔と認知と情報処理』1990年訳書、村澤博人氏『顔の文化誌』1992年など相次いで本が出版されているのでもわかると思います。

顔学会は毎年シンポジウム(フォーラム顔学)を開催し、立派な学会誌(現在2010年10巻)を出しています。

 以上導入部についてお話ししました。具体的な内容については続いて書いていきたいと思います。

2011年6月 5日 (日)

パウル・クレー展に行ってきました 東京国立近代美術館

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上の絵は「獣たちが出会う」で、下の絵は今回は展示がなかった「死と浄火」です

私がとっている日経新聞が主催する「パウル・クレー展」を見てきました。かねてから日経新聞にはカラーで2ページごとに、クレーの絵が紹介されていて、私はクレー展に行くのを待ちかねていました。初めは京都で開催し、5月31日より竹橋の東京国立近代美術館で開催されました。私は初日はさけ、6月1日に行きました。10時オープンの前に、40人ほどの大人と、小学校低学年の子供たち30人ほどが待っていました。

 パウル・クレーは私が最も好きな画家で、学生時代にクレー展を見たつもりでしたが、カタログが見当たりません。学生時代には私も油絵などをかいていて、またクレーをまねした絵をいろいろかいていました。大学のコメント集の表紙になったり、第二サタケビルの地下のドライエリアに大きな絵を描いたりもしました。

 クレーの本はいろいろ買ってきました。1957年の{Klee}英語版(図版393)、1962年の「パウル・クレー」フェリックス・クレー(みすず書房)、1971年刊の「クレー」現代世界美術全集13(集英社)、そして1993年に開催されたクレー展の資料集、そして2011年今回かった「パウル・クレー」(終わらないアトリエ)などです。

 特に東京Bunkamura- ザ、ミュージアムで開催された「クレー展」の資料集「パウル・クレーの芸術」はA4くらいの大きな版で367ページ、図版が268入っている立派な書物です。このクレー展はとても充実した内容でしたので、実は今回大いに期待していったクレー展が少し見劣りしてしまいました。

 今回国立近代美術館で開催された、クレー展は特徴があります。すなわち、クレーは自分のアトリエをとても大切にしていて、そこにきちんと自分の絵を置いていること。それぞれのアトリエにおかれていた絵を、ナンバーをうって、この絵はここにおかれていたのですという表示をします。

 またもう一つは、クレーの絵の制作過程を示すもので、まず、線描画をかいて残し、改めて色彩をつけたものと対比するというやり方。最初にかいた絵をハサミで切り離し、2つ3つに分解するという方法。絵の下地に別の絵や文をかいてそこに新しい絵を描いたり、裏にもかいたりするものです。ともかくクレーはいろいろな方法を試しています。

 今回のクレー展では小さい素描画が大変多く、節電で暗くしていることもあって、非常に暗くさえないような感じがしました。それは前の文化村の大きなカラフルな絵をたくさん見たことと対比してしまったからでしょう。今回のクレー展では179点が展示され、そのほかに切り離されて一枚になっているものがありました。三分の一ぐらいが文化村のクレー展にもあったものでした。文化村ではクレーの最晩年の1940年に描かれた「死と浄火」が印象に残りました。今回のクレー展では1938年にかかれた「獣たちが出会う」の絵の印刷の複製を買ってきました。これは人間学研究所のガラス戸にはりつけました。

 パウル・クレーは1879年に、スイスで生まれました。ミュンヘンで美術学校で学び、制作を始めます。1906年結婚し息子が生まれます。それがフェリックス・クレーです。そしてカンディンスキーやマルクなどと前衛芸術の団体「青騎士」を作ります。1921年には画期的な学校であるドイツのワイマール国「バウハウス」の教授になります。さまざまな作品が生み出されます。しかし1933年にヒトラーが政権をとると、クレーらの絵は退廃的であると攻撃されます。そしてスイスに戻ります。1939年には1年で1253点の絵を描きます。1940年6月病気になり、60歳で死去しました。

 クレーの絵はとても繊細なものと大胆なものとがあります。特に初期にかかれた線描画はよくこんな細い線でかけるなという細いものです。左利きのクレーは自画像もたくさん書いていますがいかにも神経質そうです。スイスやドイツの気候風土も影響しているのかもしれません。同じ抽象画でもメキシコのホアン・ミロの大胆な原色を使った絵と対照的です。

 絵を見に来た、ふたりづれの中年女性が、このぐらいなら、私たちでもかけそうねといっていました。いろいろ試して、膨大な絵を残してきていますから。すべてが傑作というわけではありません。

 いずれにしても今回の展示会を少し前の展示会にくらべ、けなしましたが、絵の素晴らしさは変わりなく皆さんもぜひ一度はご覧になることをお勧めします。

2011年6月 4日 (土)

今本当に節電は必要なのか? しのすけの言葉も参考に 追加版

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東京電力が毎日報告しているグラフです。棒グラフがその時間での電力使用量です。

上のグラフは8月4日(土)で下のグラフが5月19日(木)です。5月19日にも昨年並みの電気使っても大丈夫であるということを示したいます。

私の妻が中野にある実家に行って、いろいろお手伝いしたときに、義理の母が、「節電には洗濯ものをできるだけためて洗濯したほうがいいといっているけれど」といっていたそうです。それから「夏にエアコンもあまり使わないようにする」とも。妻は「お母さんのところぐらいの電気は大したことがないから、そんなに、ためて洗濯しなくても大丈夫よ」といってきた、と話していました。とかく大正から昭和の初めの人は、お上がいう通りに、行動する傾向があるので、今度の夏場で、暑いのにエアコンをがまんして、その結果体温調節がうまくいかないお年寄りが熱射病などで死んだりしないか、心配しています。それを逆手にとって、やはり原発は必要だとかいう連中には本当に頭に来ます。

毎日新聞の今年の6月3日の「ピーピングしのすけの ふしあなから世間」を読みました。立川志の輔氏のこの連載記事については「二酸化炭素地球温暖化説」が間違いかもしれないと率直に書いていて、私のブログでも紹介しました。

今回の話は「電気使用量の内訳」というおはなしです。「ためこめない電気使用量」のピーク時をどうはずすか」雑誌も番組も特集を組んでいます。土日営業とかゴーヤを植えるとか。いつもは昼の時間帯に収録していた私のレギュラー番組も、この夏の収録は夜に変更になりました。個人の落語公演も金曜昼公演をはずして日曜夜公演に変えたと」

 「でもこれって本当に節電になっているのかどうか。定員700人が劇場で使う電気とお客さま一人ひとりが自宅でエアコンつけてテレビを見ているのとどちらが電気を使うことになるのでしょう」「変更しながら今一つ節電しているという充実感が感じられない」

「でも、そもそも何で節電しなきゃいけないのか、それを根本的に考える事のほうが大事なんじゃないだろうか」、「節電の理由は福島原発が事故を起こしたからで、事故を起こすような原発をが必要だったかというと電気を使いすぎるからでした。」「原発作るときにこれ作らないと電気が本当に足りなくなりますよと言われたんでしたっけ。」

「一人ひとりが待機電力をこまめに消したり、落語家ごときが平日の公演をやめたりしたりというちまちました努力で何とかなるものなんでしょうか?なるんだったら何もしなくても大丈夫なんじゃない?という思いもわきあがってくるのです。これらのことが具体的に何がどうなってるのか、電気エネルギーの内訳を知りたくってね」

以上のようなお話です。現在のちまちました節電ブームを皮肉っています。

10日の「時の記念日」を前にシチズンホールディングスが行ったアンケートでは、8割の家庭が今夏のエアコン使用時間を半減させるなどと回答し、節電意識の高まりが浮き彫りになったといっています。パソコンの使用時間も7割の人が短縮するそうです。また早寝早起きにしているそうです。かくして街で飲んで帰らないで、自宅で飲んでということになり、水商売は上がったり、タクシーももうけ時の深夜のお客は大幅に減ることになります。でも実は一般家庭の節減は夏場の電力使用のピーク時には関係ないのです。工場や大規模施設などの業務用が昼のピークになるのですが一般の人が帰った夕方は工場も仕事が終わり、全然電気使用量は少ないのです。

最初に提示したグラフは、インターネットで東京電力が出している「電力の使用状況グラフ」です。毎日一時間ごとに更新されています。ぜひ一度ご覧になってください。ここでは2011年5月19日のグラフと、今日6月4日のグラフをのせました。ここには本日のピーク時供給能力と、本日の予想最大電力が出ています。青い折れ線グラフは昨年の今日の数字で赤は前日の実績です。土曜日は少ないので前年とくっついていますが。5月19日では赤と青の線に大きな開きがあり、その差が現在の節電の結果を表わしています。

 ご覧になってわかる通りピーク時供給能力にたいして昨年の使用量もいずれも下回っています。すなわち現在は節電する必要がないのです。さらに、供給能力はこれがピークかというとそうではなく、予想された電気量にたいして必要なだけ発電します。ですから5月19日の供給力は4350万KWで、6月4日(土)の供給力は4000万KWです。そしてこの表の下の説明にも書いてありますが、揚水式発電所を使えばもっと発電能力はあるのです。また自家発電所の発電所の能力は、関西電力の発電量を上回るそうです。それを活用すれば実はもっともっと能力があるのです。東京電力では今のところは7月に5200万KWが可能だといっています。これでおわかりのように「今必要以上の無理な節電する必要はなく、原発がなくなるとこんなに大変なことになりますよ」といいたいためにやっている節電です。そして、本当に足りなくなる可能性があるのは、7月の平日、気温が31度以上の午後2時から3時くらいになったときにピークになるときだけです。このときだけは本当に足りなくなるので、節電すればいいのです。でも無駄な電気を無駄遣いしていいとは言いません。

詳しくは私のブログの「田中優氏の原発対策 ピーク時業務用電気料金上げればよい」をごらんください。そもそもピーク時を迎えるのは時間的に全体のわずか0.1%であり、それもそのピークに使う電力量は圧倒的に業務用です。田中氏は節電をなどといわず、業務用の電気をそのピーク時にうんと高く設定すればいいといいます。家庭用のピークは午後6時過ぎで、業務用が減れば、家庭用にはふつうにエアコン使っていても全然大丈夫なのです。業務用の電気を上記の条件のときに節電するようにすれば、もう少し天然ガスの発電を増設しその間に徐々に自然エネルギーの発電量を増やしていけば大丈夫で、原発などはいらなくなるのは明らかです。でもそれでは原発推進派は困るのでしょう。読売新聞などはやはり原発は必要だなどといっているようですが。

 もちろん省エネの電気製品に変えたり、ゴーヤのすだれで涼しくして、電力使用量を下げることはいいことです。東京電力(株)も本当はいまでも余裕があるのだから、昨年なみに電気使ってもらったほうが売り上げが上がっていいはずです。売り上げが減って、補償に困るのよりいいのではないかと思うのですが。いずれにしても、今のヒステリックな節電騒ぎは本当におかしいです。平日の落語公演を日曜日に変えるなどというのは誰がやっているのでしょか。いき過ぎはおかしいというのです。

 ぜひ皆さんもお考えになり周りの方にも是非おはなしください。よくわからないお年寄りをだまして、エアコンや洗濯機を使わせないようにし、駅のエスカレーター止めて苦労して階段であがらせるのはおかしいです。私も実はいま膝が痛くて困っているのですが。

6月23日 追加

 6月23日の毎日新聞に、「節電で交通事故?」という記事があり、静岡の伊豆の国市の韮山の交差点で、74歳の女性が乗用車にはねられ死亡する事故があったと、書いてありました。赤信号で女性が横断歩道を渡っていた可能性があるといいます。「歩行者に気がついてブレーキをかけたが間にあわなかった」と話しているそうです。

 警察では節電対策で道路灯が消され、事故現場が暗かったと指摘し、「もし街路灯がついていれば、もう少し歩行者に早く気付いていた可能性がある」とのべたといっています。そこは東京電力管内で、道路等を全部消し、防犯灯もなかったといいます。夜などは節電の必要がないのに、こういう節電をして人が死んだのなら殺人の一種といえるかもしれません。死んだ女性もはねた男性も気の毒です。

あと、車のライトはハイビームにしておかないと、照明のないところは直前にならないと、人の姿が見えないというテレビを見ました。暗いところはハイビームにしましょう。

人間学研究所 2011年6月例会のお知らせ

第35回実用的人間学研究会例会

日 時 : 2011年6月16日(木) 18時30分より

テーマ : 「成人後見人制度について」

講 師 : 星野征朗氏 東葛市民後見人の会会長

       現在。高齢化により、痴呆になる方が増加し、後見人が必要になってくること

       が多くなってきました。星野氏はNPO法人を立ち上げて市民後見人の育成な

       どに取り組んでおられます。お役に立つ話も多いと思いますぜひ、ご参加くだ

       さい。

懇親会 : 台湾料理 「帆」 おいしい料理です。お楽しみに

 *なお5月例会には8名の方が「二酸化炭素問題地球温暖化説と原発問題」というテーマに参加されました。

第74回 新教育人間学部会

日 時 :2011年6月24日(金) 18時30分より

テーマ :「プーシキンとロシア歌曲」

講 師 : 木村廣子氏 女子栄養大学名誉教授

     木村廣子氏は、ロシア民謡を、広めるためにいろいろと積極的な活動をされて

     おられます。興味深いお話がうかがえると思います。ぜひご参加ください。

懇親会 越路

     *なお5月例会には宮坂先生が「ヤロシェフスキーのヴィゴツキー論」についてお

      はなししていただきました。参加者は9名で、当日は昔の宮坂先生の教え子で

      ある野池氏が、このブログをご覧になって長野県の諏訪からおいでになりまし

      た。

◎ 人間学研究所

  新宿区百人町1-3-17 佐竹ビル3階 03-3209-1888

                      Mアドレス                           pcr92240@nifty.com

  例会に会員以外の方も参加できます。お問い合わせ。お申し込みは

  佐竹幸一まで  090-6549-2677

2011年6月 3日 (金)

新大久保駅から右の街並 (その2)4本目から先、韓国料理など 

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5本目の道の角に、韓国のポップススターが二人来ていて、カードにサインしていました。その周りに人垣ができて、それで普段でも混むのに余計混みました。風月堂あたりです。

新大久保駅からガードをくぐって右側の街並みを紹介していますが。四本目の横道から先のお店を紹介します。

角はビルで一階は「ファミリーマート」、ビルの横道入ったところには、以前エステの店だったのが、第2サタケビルのお店にお客が来るのを見て、韓国スターグッズ店の「スターストア」に変わりました。隣は熱帯魚を売っている「えんまんや」です。ご主人は商店会の会長をしています。その隣が佐竹ビルです。間口は二間半しかないのですが、奥行きが20間という、ウナギの寝床みたいなビルです。以前はエネスタ百人町でしたが、おととし合併によりSTコミュネット(株) 「ライフバル新宿百人町店」となりました。一階、二階、四階を使っています。三階は人間学研究所です。東京ガスの業務用の器具をおもに扱っています。

隣は足立ビルで、一階は洋品店の「Jポート」です。二階はできたばかりの「カフェサロン」隣は一階は「明洞のりまき」(3232-8896)で二四時間営業をしています。この店は何店もあります。二階は韓日不動産です。ここはもともとは永年営業していた扇寿司という店があったのですが最近変わってしまいました。隣で横道に隣接している店は「味咲」(5273-0691)でアサと呼びます。もとはビルの持ち主の関口さんが惣菜店をやっていました。その後店が転々とかわリ、今では安定して続いています。

5本目の道を右に曲がると、右側に韓国料理「味ちゃん」(5155-8258)本店があります。その隣は、昔駐車場だったところを二階建ての建物に変え、一階は韓国料理店「おんどる」とデリカ「おんどる」があって、デリカのほうはいろいろ韓国のチヂミなどの食べ物を売っています。私もたまに買います。二階も左が「おんどる」で右側がホルモン料理の「無鉄砲」(3209-3307)です。「味ちゃん」と、「おんどる」の前には毎日バイキング式のランチを待つ人でごった返しています。

5本目の道の角はSHKビルです。実は書いている今日気がついたのですが、そのビルの地下のお店が、同じ韓国の人が経営していたのです。そして長年カラオケとダンスの店「チロル」だったのですが韓国料理「おんどる」(6457-6333)に代わっていました。びっくりです。一階は以前から営業している「風月堂」です。ここも、新大久保の街歩きして休んでいる女性でいつも混んでいます。二階は「ガスト」です。あとこのビルには4階に「エステ陽子」というマッサージ店があります。時々行きますが陽子ママのマッサージは値段も格安で、大変上手です。予約はママの携帯で090-3694ー5867です。

隣の山水林ビルははるか昔はパチンコ屋でした。地下は「プングム2号店」でしたが、一階はすこしまえまで、ヒグチ薬局だったのが、ごく最近そこも「プングム」になりました。お昼のバイキングが評判です。二階はイタリア料理「サイゼリア」です。時々行きますが女性が多くいつも混んでいます。

隣は禅宗の全龍寺、大きなお寺で、江戸時代にはお寺の敷地が職安通りまでありました。駅に近いので、いつも斎場が混んでいます。

豊生堂ビルはオーナーは以前薬屋さんでした。いまは、一階は「ソウル市場」で以前あった韓国のメガネ屋さんも撤退し、広い敷地をすべて使った韓国スーパーマーケットになっています。隣のビルは二階は韓国料理「ハンサラン」(3208-1072)です。となりは少し前までヒグチ薬局だったのですが、ごく最近「ハンサラン」別館(3202-2400)になりました。かなり広い店です。道路の角はビルオーナーが経営する洋品店やなぎやです。

2012年2月 やなぎやさん、閉店の看板が出ていました。

6本目の道の角は秋山ビルです。以前は秋山酒店という大きな酒屋さんでした。いまは「スリーエフ」というコンビニになっています。このビルの一階は「明洞カムジャタン専門店」(3232-7887)があります。二階は「韓国料理カボチャ」(5272-5560)と海鮮料理店、海鮮宮(5755-2928)があります。その隣のビルはサンハイム大久保で一階は前からやっている「オムニ館新大久保店」(3208-6627)と炭人(スミンチュ)(3200-2986)と二階には韓国居酒屋トンマッコルがあります。ここは以前はタイ料理店でした。

隣は銭湯の万年湯です。

隣はみゆきビル一階は100円ショップ「キャンドウ」です。うえに「カイ日本語スクール」があいます。他に1階にラーメン店「福しん」があります。細い道を右に曲がると韓国料理「ヘラン」(3204-0841)があり、隣に台湾料理店の「帆」(3205-6968)があります。何回か行きましたが、味付けがおいしく、こんど人間学研究会の例会の懇親会に使います。

道の向こうはルーテル教会です。

2012年2月 以前はここまでが韓国関係が多いところでしたが、最近は明治通りに向かってたくさんのお店が増えてきました。

2011年6月 2日 (木)

私の減量(ダイエット)挑戦記録 目標1週間で3,5キロ減5月30日夜から (その1)

毎年一回定期健康診断を受けています。今年は6月7日(火曜)です。近くに新宿健診センターがあってずっと前から受け続けています。今年は、年も年なので、ミニ人間ドッグを受けることにしました。

私は現在68歳で、昨年5月の健診記録によれば身長172,2cm、体重83,1kg、BMI 28、腹囲94,5cm、肥満度27,4、体脂肪率26,7%でした。当然の結果としてメタボリックくシンドローム該当者です。一昨年も似たようなものですが、体脂肪率は24,2%でした。健常者の最高が23%なので、よかったのですが、昨年は勤務形態が変わり階段の上がり降りが減り、筋肉量が減ってしまいました。

 血圧は145の89でやや高めでした。降圧剤をも25年間飲んでいて、普段はもう少し低めになります。コレステロールと中性脂肪は高めです。肝機能は正常、血糖値は正常、尿酸値は高めです。腎臓機能も正常といったところです。月一回血圧を測り、降圧剤をもらいます。そしてビタミンEももらって25年間飲み続けています。これが血の巡りを良くしてもらっていると思っています。

 今年は一時体重計の電池が切れたため、体重をはからないでいました。はからないでいるとつい食べたり飲んだりが多くなり、太っているなと思いましたが。ボタン電池を入れて測ったらなんと88キロになっていました。それからは飲食を控え、減量スタートの31日は86,5キロになっていました。そして一週間後の健康診断までに昨年(2010)並みの83キロにしようと目標を定めました。ちなみに、2009年は83,8キロ、2008年では85,8キロでした。

 ダイエットという言葉は何かうさん」臭いので日本語で、減量といたしました。今まで、いろいろなダイエット本を読みましたが。一番効果的であろうと思ったのが、岡田斗司夫氏の『いつまでもデブと思うなよ』(2007年8月、新潮新書)という本です。この本は出版されてから爆発的にうれ、その後、実際に食べたものを記録するための本なども出版されています。

 ともかく、毎日きちんと体重を量り、三食食べた物をきちんと記録するだけという方法です。体重の変化はグラフにしていくと、下がったのが目でわかり、楽しみになり頑張ろうと言う気持ちになります。

 いろいろな減量法、特に、たとえばバナナなど単一のものを食べ続けるというものは、いろいろ次々に言われていますが全部長続きせず、体にもよくありません。でんぷん質や甘いものを控え、タンパク質は十分にとる。あとは野菜などはかかさないようにするといいようです。わたしは、ご飯中心の食事で、ほとんど自宅で食べています。毎日自宅で夜食とともに缶ビールを一本飲むのが楽しみなのですが、減量中はやめました。飲みたいとき、ノンアルコール ノンカロリーのビール?を飲むようにしました。あとどうしても自宅に甘いものがあると食べてしまうので、それは食べないようにします。あと毎日毎日家内に三食作ってもらって大変なので、月水金の昼食は自分で食べることにしました。

5月30日(月)夜~スタート 和食 お酒を飲まず ご飯茶わんに3分の一 野菜の煮物など

5月31日(火)晴れ 朝 体重86,5キロ

朝 ご飯3分の1、味噌汁、ミネストローネスープ、卵焼き 乳酸飲料                   昼 ご飯3分の1、ミネストローネスープ、卵焼き残り                                夜 ご飯3分の1、ブタ肉の味噌漬け焼き、野菜炒め

 今まで朝はコーヒーをドリップで入れのみ砂糖とミルクを入れていましたがお茶に

6月1日(水) 曇り 朝体重 85,5キロ 1キロも落ちびっくり

朝 ご飯3分の1 味噌汁、がんもどきと野菜肉入り煮つけ シャケ2分の1切れ ほうれんそうの胡麻和え                                            昼 10時から国立近代美術館のクレー展をみる。普通なら外食だが家にかえり、朝の残りを食べる ご飯3分の1 昼おなかがすいてノンカロリーゼリーを食べる                                               夜 ご飯3分の1、野菜入り卵焼き、野菜炒め ノンアルコールビール

6月2日(木) 雨 朝 体重85,3キロ ほとんど落ちない

朝 ご飯3分の1 味噌汁 昨日の卵焼き 瓶詰めのキュウネのキャベツの酢漬け(これは時々食べる)                                            昼 ご飯3分の一 豚肉と野菜の煮物 昆布巻き 夜があるのでかるめに                 夜 株主総会でそのあと{あうん」で懇親会 ごちそうがいろいろ、刺身、ピザ少し、ビーフシチュウ 牛肉だけ あといろいろ出たが、すこしづつ。普通なら生ビール2はいのあと焼酎となるが、ノンアルコールビールのみとする。パスタはほとんど残す。              

(1日は夜飲みに行こうと誘われましたが、断りました。飲みに行くと一気に戻ります。ただ2日の夜株主総会があリ、そのあと食事会があり、中断する可能性が。)

6月3日(金) 晴れ 体重85,1キロ フルコースたべたのに頑張ったかいあって0,2キロ減る

朝 ご飯3分の1 味噌汁 豚と野菜の煮物 豚の味噌漬け焼き                    昼 冷やし中華 自宅にて 少なめに                                      夜  ご飯3分の1 ぶりの刺身、野菜炒め ノンアルコールビール

6月4日(土)晴れ 体重 84,6キロ 減り方が少ない、このままでは間に合わない。ご飯は減らしているがおかず食べているせいでしょう おなかすいたという感じはありません

朝食 ご飯 3分の1 味噌汁 野菜サラダ たらこ                                昼食 ご飯 3分の1 麻婆豆腐                                                                 夕食 ご飯 3分の1 なすとピーマンひき肉入り アジの干物 ノンアルコールビール

毎食の中に、漬物類は食べていても記録していません

6月5日(日)晴れ 体重 84,4キロ

 部屋でほとんどパソコンに向かっているために運動不足で体重があまり減りません   

 天気がいいので、膝の痛みを我慢して少し動くことにします

朝 ご飯 3分の1 野菜炒め 牛乳 妻は孫の運動会で出かけました                                     昼 野菜炒め  昆布巻き 乳酸飲料 ところてん 外でカフェオレを飲む                             夜  ご飯3分の1 麻婆豆腐のこり ゼリー ノンアルコールビール

 自転車でいろいろ回り、買い物も 汗をかきました

6月6日(月)晴れ 気温高めに 体重  83,7キロ

 食べるのを抑えたのと運動をしたせいでしょか。ようやく83キロ台になりました。明日の朝から健康診断です。もうひと頑張りです。自転車に乗りいろいろ買い物をしました。

朝 ご飯3分の1 味噌汁 卵焼き 刺身こんにゃく                               昼 ご飯3分の1 味噌汁 たらこ半分 カニカマ少し                                                             夜 ご飯3分の1 肉入り野菜炒め                                                              

8月7日(火) 健康診断日 朝8時集合です 6時半体重83,4キロ

 体重 82,8キロ でした。 83キロへの減(-3,7キロ減) 目標 達成しました。

 人間ドックの検査結果等については(その2)をご覧ください。

  

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