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2011年8月15日 (月)

首相は公選にすべし、野田氏は大連立へ、松下政経塾の悪影響 週刊ポストにも

さんざん悪口を言われた、菅 直人内閣もとうとう今月中に終了するということで、今度は次期首相をめぐっての駆け引きが始まりました。新聞によれば次期首相にと支持率が高いのは前原誠司氏らしいのですが、今は何かと野田佳彦財務相が話題となっています。前原氏は今回は代表選への出馬をとりやめ、野田氏を支持し、来年9月の党代表選を目指すというのです。そして岡田幹事長も野田氏を支持しているということで、野田氏は最有力候補者です。

 毎日新聞には増税と原発を巡って各候補者の立場が書かれた表がありましたが、野田氏は消費税増税と、原発維持という点できわ立っています。そしてまた、毎日新聞の8月14日付の朝刊では、野田氏は与野党協力をし、大連立をしようという立場です。前原誠司しの支援と、前原氏の後見人的存在の仙石由人官房副長官が自公協力を重視する立場であることも影響していると書いています。

 すでに、菅政権末期に子供手当廃止など、民主党政権の公約を取り下げて、自公の応援を取り付けようとしています。菅政権があれほど悪く言われたのは、原発からの撤退などの方針を出して、財界から嫌がられたせいです。それにマスコミがのってさんざん悪口を書いたので、支持率が余計下がりました。では、こんど、野田政権ができて、自公協力や大連立内閣ができたらどうなのでしょうか。それは、財界の思うがままになる、消費税増税、法人税減税、原発再開の政権です。多くの人々にとって長年の自公政権による、一般庶民いじめの政治からの転換は見事にひっくり返され、財界や官僚のの思うがままの政治が行われてしまいます。

 首相公選でないので、原発反対、消費税増税反対の声が高くても、議会の多数派が勝手に総理大臣を選んでしまいます。首相公選なら70%以上も反対のある原発を推進しようとなど思わないはずです。また野田氏も個人的にいろいろ問題が明らかになるかも知れません。普通の議員でいる間は放置されている問題も首相になったとたん、大きな問題にされることがあります。そういう点は菅直人首相には個人的なスキャンダルなどはあまりありませんでした。

 ここで問題を感じるのが野田氏も前原氏も松下政経塾の出身者だということです。松下政経塾は1979年に松下幸之助氏により70億円のお金を出して作られました。主眼は「21世紀理想の日本を実現する」というものです。Wikipediaによれば。

 松下政経塾は22歳以上35歳までの青年で、4年間の集団生活をおくり研修を行うものということです。在籍中は授業料はなく逆に月20万のお金の他に研修資金が支給されるそうです。200名ほどの出願者の中で10名ほどを選ぶそうで狭き門ということになっています。研修は政治、経済、財政学などから茶道、書道、座禅、伊勢神宮参拝、武道、自衛隊体験入学などだそうです。

 「財界人である松下幸之助氏の意向で設立されたこともあり、結果としては。卒塾生の多くが新保守主義・新自由主義志向を示す傾向にある。自民党、民主党にまたがり2010年8月30日現在で衆議院議員31名、参議院議員7名がいる~民主党内では右派に位置する勢力をしめている」

 自民党より民主党のほうが多く、民主党では野田佳彦(一期生)、樽床伸二、原口一博、玄葉光一郎, 前原誠司などの各氏です。それぞれ代表候補に挙がるメンバーです。

 「松下政経塾」でサイトを開けば『日本を滅ぼす松下政経塾」というものがあります。

http://www.nct9.ne.jp/s12/sub3html/magajinn/magajinn0724.html

松下政経塾の本質は「小さな政府」で、「財政の均衡主義」「供給サイド重視の経済学」でこのような考え方が主流となっており、そうでないものは「守旧派」と呼ばれ落ち目であると。この考え方は小泉元首相もそうであるが、「日本の経済の問題は大きな政府であり、社会主義であるということである。経済が成長するには社会主義的なところを削ってこれを資本主義に変えなければならない」と主張する。いわゆる新自由主義の政策です。

 しかしそれは低血圧の患者に血圧降下剤を服用させるようなものだとサイトでは言っています。景気を良くするために手を打つより(財政支出を増やす)よりは、財政を緊縮させる。消費税を上げるなどの財政均衡策をとる。筆者は、松下政経塾イズムは日本が貧乏なころの古い考えであるといっています。

 確かに、低賃金をつづけさせ、国内の消費は伸びず、一向にデフレから脱却できないのはそういうわけがあったのでしょうか。詳しくは直接お読みください。

 日本の政治が、松下政経塾出身者に牛耳られているようでは、庶民の位は一向に良くなりません。政治家がこそこそ国民の意思を無視して野合して、今までなかなかやろうとしてもできなかった消費税を上げるための(経団連やアメリカの思惑のとおり)自公民の大連立内閣が作られようとしています。この事実を少なくともそうなのかと知っておく必要があります。

 改めて言いますが、首相は直接、国民の投票で選ばれるべきです。

追記 8月16日

 8月16日の日経新聞には民主党代表選と題して、7人の議員の立場が示されています。そのなかで、野田財務相、樽床元国対委員長、仙石官房副長官が大連立に前向き、マニフェスト見直し、復興増税の実施で、共通しています(樽床氏は復興増税には反対)。ここに出ていない前原氏も同じ考えです。

 しかし毎日新聞の社説では「大連立論議再燃」というテーマで、「実現性と大義」はあるかと、否定的な態度をとっています。

 さらに加えて、野田財務相は閣議の後の、記者会見で、以前国会で「A 級戦犯は戦争犯罪人ではなく、A級戦犯を合祀した靖国神社を否定する根拠はない」と発言したことを改めて、現在もそうであると発言しました。菅内閣では大臣で参拝したものはいませんが、野田氏が首相になれば、当然先頭になって、参拝するのでしょう。そうなればほとんど自民党と変わらなくなります。いったいどこが違うのでしょうか。

靖国神社参拝は、あの昭和天皇でさえ、A級戦犯が合祀されてから、参拝をひかえられたのにです。

追記 8月29日 「週刊ポスト」 松下政経塾に「総理の器」なし、と特集

 今日民主党の新代表が決まる。海江田氏が小沢、鳩山連合に支持されているがはたしてどうなることでしょう。反小沢連合が勝つのでしょうか。松下政経塾の総理候補は「軽くてユルくて節操なし、幸之助翁も草葉の陰で泣いている」と書かれていますが。松下幸之助の考え方の批判は改めて書きますが、本当に庶民のための政治家を育てるのではなく大企業に都合のよい人物を育てるのが目的なのですから、そうなって当然なのです。

 上杉隆氏が、「大本命・前原」は記者クラブのでっちあげだ書いています。また前原氏にはすでに様々な問題と疑惑があります。総理になる前は騒がれなくても総理になると、さらに細かいところまで追及されます。もし前原氏が総理になると、驚くほど速く退陣ということになるでしょう。

決選投票で、215対177で野田氏が代表と決まりました。結局、もうほとんど自民党と同じ民主党という路線、すなわち、財界と官僚の言いなりになる政権です。民主党に投票した人はこんな政権を選択した覚えはないのです。野田氏は個人的にも政策的にもにいろいろな問題を引き起こして、早々に退陣になると思います。あとで菅 直人氏のほうがまだましで良かったと思うにちがいありません。海江田氏を推薦したグループは早々に新党を作り、解散をもとめ国民の信を問うべきです。

 

 

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