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2011年8月10日 (水)

たけしのTVタックル 武田邦彦氏 原発なくて大丈夫8月10日猛暑 追加版

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8月10日は全国的に気温が上がり、39都府県で高温注意報が出ました。練馬区では36,7度を記録しています。今日の電気使用率はは90%で、明日の予想は94%でおそらく今年のピークになるかも知れません。でも書きに書いているように、東北電力に200万KW応援してもまだ余力があります。

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2011年7月18日(月)のテレビ朝日で「たけしのTVタックル」で、「脱原発宣言で菅暴走、節電はムダ!?埋蔵電力開放せよ」という番組がありました。私は途中から見ました。ちょうど武田邦彦氏(中部大学教授)の話の最中でした。出席者はほかに司会のビート武、阿川佐和子、大竹まこと、三宅久之の各氏と、民主、自民党の議員などでした。

 武田邦彦氏はそのブログで、原発に関しての情報を流していて、参考になります。

http://takedanet.com ですが、武田邦彦で検索したほうが早いです。3月18日付で、「原発緊急情報14」を出していて、最新の原発情報を手に入れることができます。話の内容は、東京電力の発電能力は原子力1819万KW,火力水力等で5950万KWで合計7769万KWであると。7月末の最高必要発電量は5680万KWで、実は原発がなくとも大丈夫である。またさらに東電管内の自家発電能力は1650万KWダルのにその稼働率は50%で、より稼働率を上げれば,500~600万KW可能であること。結局、節電を宣伝しているのは、原発がなければ大停電を起こすといううそを信じさせるためのものであるというのです。

 ちなみに、毎日東電では電気予報というのを出していますが、7月19日はピーク時供給能力が5540万KWで、予想最高消費電力は4240万KWとなっています。今日は台風の影響で、気温が低いということもあります。武田氏が言うには、ピーク時供給能力とは、東電の供給最大能力ではなく、あくまでも本日の予定能力だといことです。火力発電所も復旧してきたので、今まで35度以上の猛暑日が続いたにも関わらず、ピーク時供給能力に対して10%以上の余力があったのです。それは、供給最大能力ではありません。かなり余裕があるのです。厳しいのは原発に半分も依存している関西電力です。

 それから電力使用制限法に基づいて大口需要家に15%の節電を命令し違反すると100万円の罰金とか言うが、それは東電のまねいたことで、企業に罰金とか言うのはおかしいといっていました。

 それから、次々に汚染したわらを牛が食べて、肉も汚染した問題で、放射能の基準もあいまいで、およそいのちに対する危機感というものが感じられないと話していました。厚生労働省が税金で300万部作ったピンク色の資料があり、そこには規制値を超えていても健康には大丈夫という内容のオンパレードで、各議員も見たことがないという代物でした。各自治体もあまりのひどさに配っていないのではということでした。ともかくできるだけ、責任を軽くしようという意識が丸見えであると。しかし、このままでは、親の収入格差で子供の体内に蓄積される放射性物質が変わってくるという事態が起きるということでした。ひごろ、企業、官僚寄りの評論家である、三宅久之氏も反論できませんでした。

 最後にビート武が、こんな大変な問題であるのに、大きなデモが起きないのが不思議であるといっていました。本当にそう思います。反対勢力が、まとまって、参加しやすい形ができれば多くの人が参加するでしょう。もちろん私も参加します。あと、感想ですが日経新聞がきちがいのようになって、原発擁護の記事と、反原発論者の批判をしているのは、東電初め大企業の広告費で成り立つ新聞の姿が丸出しです。

 今まで、私も「こういちの人間学」ブログで、反原発の立場でいろいろと書いてきました。調べなおしましたら、3月17日から14のブログを書きました。また、原発を推進する理由としての二酸化炭素地球温暖化説についてのブログも4つ書きました。6月8日の「迫りくる太陽の異変コズミックフロント今後地球は寒冷化する」というブログは大変話題を呼び、コメントがたくさんつきました。

 原発に関しての、詳しい内容は、それぞれの部門にわたって書いてあります。興味がありましたらわたしのブログをさかのぼってご覧ください。

 7月19日、7月10日、6月4日、5月18日、5月14日、5月7日二件、4月26日、4月16日、4月14日、3月19日、3月17日二件。

また、二酸化炭素地球温暖化説批判については、6月19日、6月15日、6月8日、3月17日です。

追記 2011年8月7日

 『原発大崩壊!-第2の福島は日本中にある』武田邦彦 Kkベストセラーズ

 800円+税 2011年5月24日 があります。コンビニで売っていましたから、買う人も多いのでしょう。問題点が大変わかりやすく書いてあります。

追記 2011年8月10日 朝からすごく暑い日に

 今日の新聞を読んだ方は、「え!、東京電力が東北電力に200万KW   を融通するだけの余裕があるの?」と思われたことでしょう。東北電力は先日の豪雨で水力発電所が壊れ、電力余力が危機的状態にあるということで、東京電力に応援を頼んだというわけです。「東京電力にそんな余力があったの?原発ないと停電するといっていたじゃないの」と思いますよね。気温35度の現在は電気のピーク時になるところです。その時に他を応援できるのです。

今日の東京電力の電気予報です。今日の最大供給力5460万KWで、予想最大電力使用量は5020万KWです。この最大供給力に今日の東北電力への応援分確か180万KWくらいでしたかの分が別にあります。それもいれれば、620万KWも余力があるのです。おそらく今日あたりが今年の夏のj電気需要量のピークだと思われます。

 改めて言いますが、あの原発が止まれば、電気がたりなくなり停電になるとかいうのは、うそだったのですね。

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原発、エネルギー問題」カテゴリの記事

コメント

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たけしのTVタックルは私も見ました。
8月10日の朝日新聞(38面)にニュヨーク・タイムズ紙8月9日付記事が要約され載っていました。
福島原発「情報公開怠り住民被曝か」米国一流紙が日本政府の対応を長文で論評しているそうです。
ロスの友人に依頼し、原文を送ってもらうことにします。多額の国家予算を消費(SPEEDI)しながら、何たることか。隠ぺいか、怠慢か、外国から指摘を受けるとは。現政府も政府なら、関係機関も同罪だ。
情報戦略で、未だ未熟か?太平洋戦争で米国の戦略に負けたではないか。過去を学ばないのか?情けない。少数の学者の意見も無視する体制は変わらない。
東京電力の容量(節電効果の結果)は足りていたからこそ、東北電力に供給が出来るのではないか。これも何たることか。
国民を欺くことはいい加減にしてくれと叫びたい。おまけに東京電力の負を税と言う名目で国民に負担させようとしている。東京電力会社は送電分離とか解体出直しとか、一旦責任をとってから国民に負担を求めるべきだ。株主、金融機関が責任を引き受けることになるが。原発に関することが、未だ、御用学者に守られているとしか思えない。いくら安全と言ってもそれは嘘になる。電源喪失はない。水素爆発はない。メルトダンウンはないと言っていた学者諸氏、顔を出し、再度、喋ったらどうか、出来ないだろう。
九州電力会社は、その後も証拠隠しをしている。郷原弁護士の調査委員会の調査妨害に当たる。彼らの処罰は無いのか。その行為は負け戦の逃亡である。
日本経済新聞は朝日新聞と同記事(8月10日)を掲載していた。良心があったと好意的に解釈したい。避難している福島の人々を考えれもらいたい。
電力の自由化も課題にあげられる。利権者は日本には馴染まないというに違いない。


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