実用的人間学式 健康法、および長寿法 政治や環境の問題も重要では?(356)
このブログを完成させ、確認をして、保存を押さなかったばかりに、全部消えてしまいました。
気を取り直して、また書き直します。今度は少し簡単にしました。
1、いろいろな健康法、長寿法はその人それぞれの専門分野からの提言です。しかしそれがある人に、あった提言であるかどうかはその人によって違い、状況によって違います。内科医、歯科医、東洋医学、宗教家 当然ながら言うことはちがいます。
2、「リービッヒの最小率」というのをご存知でしょうか、植物の栄養素などがバランスよくそろわないと、ある栄養素をたくさん与えても無駄でありときに有害です。「ドべネックの樽」というのがあり、樽の板が短いものがあると、ほかの板がいくら高くても、水はこぼれてしまいます。
3、高塚光の超ヒーリングDVDとやらがある、『壮快』10月号は次々に、「なんとか健康法」というのを提唱します。骨盤時計で9キロ6キロやせた。とか「緑のスムージー」という葉野菜と果物のジュースで、13キロ、11キロやせた。高血圧、ぜんそく、がんまで克服とか。その批判は他のブログで書きました。かえって有害なものも。
4、私のブログにも書いた「義理の弟の早すぎる死」では60で定年退職してから88キロあった体重を66キロにへらし、毎日3時間以上歩き、「そんなに急に健康おたくになると、体を壊すわよ」と、女子事務員に言われるぐらいでした。入院した病院で手術した後しばらくして病院内で1万歩あるいたといって自慢していたくらいです。昨年暮れ肺がんが見つかり、今年1月以降手術やいろいろな療法を行いましたが、9月に急死しました。永年のヘビースモーカーで肺がんはずいぶん前にできていたでしょうが、急な減量やきついウオーキングががんの進行を早めたのではないかと私は思っています。
5、俗に年をとると「目、歯、まら(生殖器)」が衰えるといいます。それに、足腰が弱くなります。今の私がそうです。長寿のためにと、いろいろな健康法が言われました。私のブログでは、テレビで紹介された番組から性ホルモンの重要性について書いてみました。
6、ある人が長寿となるためには、前に述べたテレビでのように夫婦の人間関係が重要であるといいました。もちろんそのほかの人間関係も重要です。人間関係がうまくいかなくなり、ストレスが、重なると、長寿ホルモンである性ホルモンの分泌が減少してしまいます。さらに進むとうつ病にまでなり自殺に至るという最悪の結果も招きます。
7、あと、今までのテレビ番組でも扱われてきませんでしたが、長寿になるかならないかは、社会的諸条件が重要であり、それを決める政治次第であるということです。戦前の日本では天皇陛下のためにといって戦争に多くの国民が若くして犠牲になりました。これでは長寿などのぞむべきもありません。最近の大企業本位、官僚が支配する日本では、一般庶民の暮らしはますます厳しくなり将来において長寿者は減っていくことでしょう。保険制度を改悪して高齢者が医療を受けにくくすれば、長生きする人は減少します。げんに人口も減りつつあります。
政治のことを一切語らない長寿法はむなしいものなのです。
★ それらを勘案しての実用的人間学の立場の健康・長寿法です
頭から順に
目 ・ 脳 (ものを考える 新しいものへの興味 若さの基本)
歯 ・ 食 (食はすべての基本、事の吉凶すべて食にあり(水野南北)
(歯の重要性、歯周病で脳と心臓病も 唾液健康法)
性・ホルモン (いつまでもときめきを、性ホルモンが若さの決め手)
(見た目の若若差は性ホルモンによる、見た目と中身は関連)
足 ・ 腰 (適度な運動、足腰悪いと人間関係の幅も減少)
人間関係 (人間とは社会的諸関係のアンサンブル)
(良好な人間関係・陰徳を積む,適度なストレス)
政治、社会 (長寿であるかどうかはその時代の政治次第)
(庶民のための善政を行う政治を求める)
追記 健康で長生きのためには環境ということも重要でしょうね
★ 政、財、官、学 総ぐるみで 原子力発電を推進してきました。その結果が今回の原発爆発です。まだ終息していない、この放射能汚染で、どのくらいの人が、長い間に悪影響を受けることでしょうか。特に若い世代が心配です。それなのにいまだに、原発を維持しようと画策し、これくらいの放射能は安全です。プルトニウムは飲んでも大丈夫などといっている、政治家、財界人、学者を野放しにしている政治は早く倒さなければならないのではないでしょうか。
* 思いつくままに書いてみましたが、昨日の夜思いついて書いたものにすぎません。
皆さんのご意見をぜひ伺わせてください。
最近のコメント