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2011年12月15日 (木)

教育に関しての名言 研究会例会から その1ウシンスキー追記版

 2010年9月16日(木)に第26回の実用的人間学研究会の例会があり、そこで佐竹幸一が講師となって「役にたつ、格言、名言」というテーマでお話をしました。そのために18ページの資料を作ったのですが、そちらの方に精力をとられ、ブログを書くのがおろそかになってしまいました。私は、学生時代に哲学的な問題に興味を持ち、自分のノートに、思ったことを書き連ねた「思索」というノートを書きました。それは大学ノートで23冊になりました。また一方で、いろいろな本を読みあさり、これはという文章をノートに書いて行きました。それは、「名言集」という名前を付け8冊ほどになりました。名言格言のような短いものではなく時には3ページに及ぶものもありました。これは大変良い勉強になりました。

 例会ではそのノートから少しと、『ギフト』というNHKの英語のーE名言の世界ーや宮城谷昌光の『歴史の活力』、河合隼雄の『こころの処方箋』なども参考に付け加えました。今後いくつか紹介しますが、今回はあまり私が取り上げていない教育に関する言葉を紹介してみようと思います。

 人間を教育するということは―その人間のあすの喜びが、目指している未来の方向を、その人間に則して育成することである。この仕事は要するに新しい展望をつくることであり、すでにある展望を利用し、次第に価値のあるものに置き換えて行くことである。おいしい食事から始めてもいいし、サーカスに連れていくことから始めてもいいし、池の掃除から始めてもいいが、しかしどんな場合でも常に生活に目覚めさせ、集団全体の展望を次第に押しひろげ、それを国全体の展望にまで達せしめるようにすることが必要である。

                      マカーレンコ 「教育叙事詩」

 教育に血が通わなくなったことは前にも述べたが、金のないものできないものにとっては、今の学校ほどみじめな思いをする所はない。テストができなければ、進学ができなければ価値のない人間にされてしまう。他人に親切であろうが、どんなに仕事をしようが、誠実であろうが、協調性に富んでいようが何の意味をなさない。                        教習所のような学校が、どんな人つくりをしつつあるのか。子どもが一番よく知っている。~テストのためだけの学校だったら、テレビクイズのずばり当てましょう式に商品で釣りながら百科事典で学ばせた方がもっと効率的であろう。

                  近藤廉治他「あなたはどこまで正常か」

 もし子どもを悪党にしようと思ったら、おさない時から、彼がありとあらゆる道徳的格言を繰り返すことになれるようにすればよい。こうすればこれらの格言葉もはや何らの影響も彼にもたらさないようになるであろう。

                  ウシンスキー 「教育的人間学」

 ウシンスキーの「教育的人間学」は、当人間学研究所の所長である柴田義松氏(東大名誉教授)が1967年に明治図書から出版し(世界教育学選集 1と2)、2010年1月に学文社から、再版された本です。ウシンスキーは革命前のロシアで教師をしていました。ウシンスキーは「教育的人間学」という言葉を始めて使い始めました。今ではかなりその言葉が流布されていますが、ウシンスキーが最初です。

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 ウシンスキー「教育的人間学」ではいいます

 教育学は、科学ではなく技術である。しかしあらゆる技術の中で最も広範で複雑な、もっとも高級の、もっとも必要な技術である。~教育技術をの発展を促進することは、それの基礎となる多様な人間学的知識を教師の間に普及することによってのみ一般に可能になる。

 われわれは教師に 人間の本性―その教育に従事するのだが―に関する全面的知識を得んがために、できる限りの努力をすることは要求しうるし、又要求しなければならない。

 教育者は、人間を、現実の人間におこるものを―人間のすべての弱点、人間のすべての偉大さ、その日常のあらゆる小さな要求からすべての精神的要求に至るまで―知るように努めねばならない。

 残念ながら現実には、このような観点から、人間についての人間学を学びながら、教育について学ぶようにはなってはいません。

追記: 『教育的人間学』新訳版 ウシンスキー 柴田義松訳                    2010年1月 2800円+税   学文社

 

 

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