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2012年3月30日 (金)

「原発に関するウソについて」人間学研での講演資料と私が以前ブログに書いたこと

 2012年3月23日に人間学研究所の第81回新教育人間学部会でお話しした「原発に関するウソについて」は、資料をまとめるのに、かなりの労力を費やしました。三月の「こういちの人間学ブログ」が少なくなった理由でもあります。ここで資料の概略をお話しをするとともに、私が昨年の原発事故以来、ブログに書いたことを整理してみたいと思いました。

原発における20の大ウソについて

1、原発事故は想定外であった

 様々な提言があったが経済性優先で無視してきた

2、原発は発電コストが極めて(けた外れに)安い

 吉本隆明など 現在では補償費を含めると政府側もかなり高くなるといわざるを得ない。                 

 今では、天然ガスによる優れた発電で5円(1KWあたり)を切るようになった。

3、原発事故は想定外の津波によって起こった

 地震そのもので、配管のはずれ、プールの損傷(三号機)などが起きた

 (NHKテレビ放送など)三号機が爆発したら80キロまで危険が及ぶ。

4、原発稼働させないと大規模停電が起きる

 すでに原発なくても十分余力があるのはわかっていた

                                                             2011年夏原発なしで電力は足りていた 東北電力を応援

5、原発は安全で絶対事故は起きない

 安全神話、次々に事故が起きてその神話は覆された

 日本のように地震の巣のようなところは、どこでも安全ではない。

6、原発事故で死んだ人はいない

津波の生存者いたの分かっていたが、翌日原発で立ち入り禁止で

救援に行けず病院や老人施設で移送の途中で次々に死ぬ 

相馬市の酪農家が絶望して自殺

今後がんなどでの死者がどのくらい増えるのか想像つかないほど

7、原発事故とそれによる放射能はただちに影響はない

 多くの原発擁護学者が言う。原発30キロ以内でも人体に影響しないとか

 放射線のつよいところ、30キロより遠くても柏市など広域に

8、放射線は大丈夫、プルトニウムは飲んでも大丈夫

 大橋弘忠東大教授の話テレビ放映 原発の子供用の展示でもプルト君 飲んでも大丈夫と、さすがにこれは原発賛成派からも注意された

9、むしろ放射賤を浴びるのは身体に良い (ホルミシス効果)

 原発擁護者がよく言うことどのような量でも放射線を浴びるのは危険というのが現在では一般的に。人体に影響のない程度の被ばくなどない。

10、12月原発は冷温停止した

 政府は早く、原発を再稼働したいのでこのように言う。

 そこの抜けた(メルトスルー)原子炉で、冷温停止はあり得ない

 (小出裕章氏 「原発のウソ」)

11、今回の放射能事故はチェルノブイリに比べるとはるかに軽い。死者が出なかった

 死者の件は6で述べた。放出されたセシウム137は広島原発168個分、今も原子炉は多くの放射能を放出し続けている。これからどうなるか全く分からない

12、原発は二酸化炭素を出さず地球を温暖化しないクリーンなエネルギー

 原発擁護者が必ず言うこと原子炉稼働には石油燃料の支えが不可欠 原発発電で熱の3分の2は海へ直接温暖化させている 二酸化炭素の増大は、地球温暖化の原因ではなく結果である、(根本順吉 気象学者)

13、化石燃料が枯渇するので、原子力を使う

 ウランは石油よりも先に枯渇してしまう(『原発のウソ』小出氏)。 天然ガスはシェールガスやメタンハイドレードなど、どんどん増えている。アメリカでは天然ガスはだぶつき暴落している。日本は高い天然ガスを買う仕組み。

14、自然エネルギーによる発電は原子力に代われない

 原発一基分を太陽光では、山手線の中全部変えてもダメという(石原知事など)   スペインでは風力が21%で原発の19%を抜いて首位に 日本でも地熱発電の可能性大

15、脱原発のドイツは原発大国フランスから電気を輸入

 多くのものが言うしかし逆に2011年の冬、フランスはドイツから電気を輸入した

16、福島第一原発は最長60年まで、使用できる(2010年3月東電)

 とても無理であるとわかっている。原子炉、設備の老朽化は深刻な状態であった

17、福島第一原発はあれだけの震災でよく持ちこたえられた。

 大槻義彦らがいう。事実はめちゃくちゃになっているではないか

18、原発は水力発電や自動車よりはるかに安全である。

 1975年米原子力規制委員会が、自動車や水力発電の死者より少なく安全であると    事故が起きた時の深刻さは、自動車事故や水力発電工事の死者どころではない。

すでに膨大な核のゴミがあるが、それは100万年も管理しなければならない。そしてそれを処理する場所が無い。4号機のように使用済み核燃料がむき出しで保管されている。

19、原発などの科学の進展をとどめてはいけない

 大槻義彦や吉本隆明らは反原発で人間はサルになると。

 科学の生み出したものはなんでも推進しなければならないわけではない。

 またプルサーマル計画などどこでも失敗した。

20、除染すれば大丈夫、耕作もできるようになる

 汚染された福島原発の周辺は長い間再生できない 除染はいいことだがその処理は?農業には表土が大切 セシウム137の半減期は30年間

 などなどありますが。そのほかにも様々なウソを平気でつき続けています。(上杉隆氏の本も参考にしてください)これらのウソにだまされないようにしましょう。マスコミはそういうウソを平気で言い続けます。特に、産経新聞、日経新聞、読売新聞はひどいものです。でも新聞は正しいことを書くと思っている人は知らず知らずのうちに影響を受け、自分の考えとしてしまいます。私はできるかぎり、原発の危険性を書いて、皆さんに知ってもらおうとしています。5月にすべての原発が停止します。原発を完全にストップさせる、最大のチャンスです。

◎ 30ページの資料では。以上のほかに、原発推進の歴史、福島第一原発の状況、原発の諸問題として、原子力発電は安いのか、原発が無いと停電するのか、原発をめぐる状況、放射能汚染と健康、二酸化炭素温暖化説とはなどについて書いてあります。

 毎日新聞の2012年3月15日付の記事で、ドイツのシュピーゲル誌では日本の状態をのように報道していますと紹介しました。

 日本のGenpatu Murra(原発村)降伏せず。依然として原子力村の抵抗が強いと。日本ではデモもあまり起こらず、人々はしょうがない(Shoganai)と思っていると。

★ 資料には小林よしのり氏の『脱原発論』 SAPIO 2012年 3月 14日 のマンガ

  弘兼憲史氏の『社長 島 耕作』 モーニング2011年5月18日のマンガ

  山本おさむ氏の『今日もいい天気』赤旗日曜版2012年3月のマンガ

  の紹介もしました。

 ★ ともかく東電、政府、学者、マスコミはうそをつき続けている。いくらうそをついても全く責任をとらない。

★ ナチの宣伝省 ゲッぺルス 「十分に大きなウソを繰り返せ」

参考

『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』 上杉 隆 PHP新書

震災報道「9のウソ」 2012年2月29日

1、メルトダウンはしていません                                                      2、放射性物質は拡散していません                                              3、半径20キロ圏外の地域は安全です                                                   4、年間20ミリシーベルトまで大丈夫です                                                           5、低濃度の汚染水を放出しました                                                   6、海産物は食べても安全です                                                 7、農産物は食べても安全です                                                      8、行程表のとおりに収束します                                                                        9、事故原因を徹底的に検証します                                               

参考書 

 原発に関するもっともわかりやすい書物は

『図解 原発のウソ』 小出裕章 2012年3月11日1000円 扶桑社

 図版写真が豊富です ぜひお読みください。

◎「こういちの人間学」ブログに書いてきたこと

 下記のようにいろいろと書いてきました。「原発のウソについて」詳しく知りたい方は、ブログを開いてご覧ください。「こういちの人間学ブログ」で検索し、右上のバックナンバーというところを開いて、見たいところの月を見てください。

2011年

3月18日 「二酸化炭素地球温暖化説と原子力発電所」

      アクセス多数

3月20日 「阿修羅掲示板をご覧ください 正しいパニックを起こさなければならない」

4月14日 「原発は必要なのか 『社長島耕作』に見る原発擁護の姿勢」アクセス多数

4月16日 「原発擁護の学者評論家のウソ 野口悠紀夫氏のウソも」

4月26日 「石原知事 脱原発批判 保坂展人氏に対抗して」

5月4日 「養老 孟司氏の「さかさま人間学」社会的観点の不十分さ」

5月7日  「御用学者 有馬朗人氏の考え方 想定外当然 原発擁護」アクセス多数

5月14日 「原発に対し河野太郎氏の見解 東電は破たん差すべし」

             エネルギーシフト研究会に期待

5月17日 「田中優氏の原発対策 ピーク時業務用電気料金

      あげればよい」

7月9日  「原発停止なら電気代値上げ?小出裕章氏の

      『原発のウソ』」

7月10日 「菅首相の脱原発への転換を支持します」

8月5日  「毎日新聞 脱原発方針へ」

8月10日 「たけしのTVタックル 武田邦彦氏 原発なくて大丈夫」

8月26日 「エネルギー問題 シリーズ日本再生 NHK}

12月7日 「チャイナシンドローム」

12月31日 「TBSのたけしのガチバトル 原発擁護派の

      大槻氏にはあきれました」

2012年

1月6日  「吉本隆明氏の原発擁護 原発止めたらサルになる」

      アクセス多数

1月18日 「原発問題で東電けしからんとおもったら電気会社

           変えてみたら エネットなど」 アクセス多数

1月24日 「早く家庭用電気も自由に選べるようにすべき」

2月3日  「原発と核兵器の問題 岩城正夫氏の先見性」

2月22日 「原発問題各新聞の違い 小林よしのり氏脱原発」

3月17日 「天然ガス価格下落 原発いらない根拠に」

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