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2012年5月 8日 (火)

原発再稼働をと思う方ドイツ ZDFテレビ「フクシマの嘘」をご覧ください

 5月5日に北電の泊原発が止まり、ついに日本では原子力発電所が一台も稼働しなくなりました。でもこれで安全かというと、福島第一原発の4号機でも明らかなように、当時発電はしていなくて、使用済み核燃料がおいてあるだけでも、4号機はいまもっとも危険な原子炉といわれています。ですが、やはり運転中よりは、休止中のほうがいくらかでも安全なので、このまま一台も再稼働しないままで、原発を廃棄できればいいなと思っています。

 5月8日の新聞各紙をそろえて、各紙が、原発停止後、どのような記事を書いているかを比較研究してみようと思いました。そして、それと関連して原発に関してのニュースをインターネットで、見ていく中で、表題のような、ドイツのテレビのドキュメンタリー番組があり、早速みてみました。(新聞記事の状況は改めてブログに書きます)

 このYoutubeは今年の3月20日ごろに出されたものですから、だいぶアクセスがあります。パート1、パート2、日本語バージョンとあり、一つ42000回ほどのアクセスがありました。時間は29分ほどで、ドイツの記者が、作業者のふりをして原発事故現場に潜入するところから始まります。そして、原発の作業をしていた会社の社長、菅直人元首相、佐藤元福島県知事、河野太郎氏、東電社員など、さまざまな人にインタビューをしています。

 そして様々な問題提起を無視して、経済性優先で、事を進めてきた、東電、政治家、学者などを「原発村」と紹介しています。そのビデオには、コメントを見ますといくらかの間違いもあるようですが、それにしても、私は約30分間画面を見続けてしまいました。

 ここであれこれ、書いているよりも実際に見ていただくのが一番です。ぜひ直接ご覧ください。最後にドイツの記者が、東電の原発事故管理の責任者に、今後大丈夫なのかと、聞いているのに対して、極めて長い沈黙の後、わかりませんというのがとても印象的でした。

 新聞社によっては、特に関西電力で、大飯原発を再稼働してもまだ、電気は足りないと盛んにいっています。このままでは産業界が大変であると。でも先日テレビを見ていましたが大阪市、府の担当者の古賀氏が、原発が再稼働しない場合の電力不足がどのくらいかという質問に対し、関電の担当者が、あくまでも再稼働したときの資料しか出せないと言い張っているのが印象的でした。それを出したら、何だなくともなんとかなるではないかといわれたくないのです。何が何でも、再稼働しようというのが、見え見えです。

 もう、原発事故は冷温停止したから大丈夫で、早く原発を再稼働しなければならないという方こそ、ぜひ見ていただきたいと思います。

https://bblog.sso.biglobe.ne.jp/ap/tool/news/wtdisplay.do

うまくつながらないようです。「ドイツ フクシマの嘘」で検索すると、最初に出てきますので、そちらでお願いいたします。

www.at-douga.com/?=5052

これは開きましたら@動画ということでいろいろな動画がはいっています。ドイツARDテレビの「フクシマをめぐる日本の沈黙、ウソ、隠ぺい」という9分のものもありました。いろいろな原発関連の動画がはいっていました。

2012年5月11日追記

 もう一つ、ドイツWDR テレビの映像がYoutubeで流されています。「『希望的観測』のほか何もない」です。「ドイツWDR 希望的観測」で検索すると出てきます。それはPart1,2,3と別れていて、12分から14分くらいの番組です。

Part1は、福島原発の爆発事故のときの様子と、たまたま、4号機の中にいたドイツ人技術者の証言が含まれます。放射線が強い中での原発作業員の過酷な仕事ぶりが紹介されています。

Part2は、爆発により排出された放射性セシウムはチェルノブイリの半分だが、爆発事故以来の風の流れにより、放射性廃棄物の多くが(79%)海に流れたということが示されました。いずれにしても原子力の事故において、福島と、チェルノブイリは全く同じような状況が現れている(同じようなシナリオ)ということ。またチェルノブイリでも福島でも正しい情報を出さないということも同じであるといっていました。

Part3,では福島原発以降の諸国の対応を示しています。ドイツやイタリアのようにただちに脱原発の方向に決まった国もいますが、変わらない国もあります。今最終処分場を作ろうとしていますが、10万年単位では地殻の変動などがあり、安全な場所というところはないといっています。今世界ではどんどん核廃棄物が出ているにも関わらず、最終処分場はどこにもないという、現実を報じていました。

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