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2012年11月21日 (水)

衆議院選挙、支持政党比較、もっとも多いのが支持政党なし、しかし結果は政治が右傾化か?

野田首相が突然の解散をすることによって、12月4日公示、12月16日投票日と決まりました。この急な解散により、約束を守ったとのことで、民主党の支持率が5%アップしたそうです(NHK調べ)。各報道機関は一斉に各党の支持率を発表しています。また週刊誌などでも、獲得議席の予測をしています。

11月19日時点での各政党の支持率の比較です (%)

      朝日   日経    毎日   NHK  時事

自民    22     25     17    24,7   16,6

民主    15     16     12    17,4    6,6

維新    6      11     10    3,9    2,5                                                         太陽    1      4      3    0,6    

公明    4      3      4     4,3    3,3 

国民    0      3      0     1,1    0,4                                                            第一

共産    2      2      2     2,6    1,3

みんな   1      3      4     1,5    1

減税    0      1      1                                                   日本

社民    1      1      1     0,3    0,4

その他   2            18           0,4

わからない 46    33    46     34,8   65                                                        支持なし

野田内閣                                                      支持    22     27     23           17,3                                      しない   57     63     54           62,3

* 時事とは「時事.com」が11月16日インターネットを通じて集計したものです。

総選挙を前にして、第三極を目指して、たくさんの党ができたということは、私のブログに10月30日「第三極乱立なんとたくさんの党があることか」と書きました。その後、石原慎太郎氏の[太陽の党]が[立ちあがれ日本」から変わって、できてから数日で橋下氏の日本維新の会に合流しましたが、その後、「反TPP 」党を亀井静香氏らが作るということで党の数は同じです。

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2012/10/post-b10e.html

民主党は前回の選挙で絶対多数の300議席を超える議席をとりながら、人々の願いを踏みにじり次々と公約を反故にし、逆に財界や官僚の立場に立って、約束していない消費税増税をはかり、今度の政策ではTPP推進もすすめています。国民の生活が第一と言った政策をことごとく破ったために、人々の支持を失い、沈みかけた船からネズミが逃げていくのと同じようにぼろぼろと離党者が出て、ついに衆院で過半数を割ってしまいました。今後離党者はまだ出てくることでしょう。衆院での民主党の獲得議席予想は様々ですが、11月29日の「週刊文春」の予想によれば、86議席だそうです。300議席以上が現在230にそして86議席と言う急減です。野田首相もあれだけ財界に奉仕したのに、民主党を惨敗させた首相と言うことになります。一時首相までとった社会党が壊滅したのと同じパターンです。その結果、各方面の予測によればより財界により近い自民党などが政権をとる公算が強くなっています。財界や官僚やさらにはアメリカにとっては、してやったりと言う状態でしょう。おそらく、自公民連立政府になってやりたい放題になるかもしれません。

★参考までに 「週刊文春」の予測議席です。(  )は現有議席

 民主 86(230)、自民 244(118)、国民の生活 16(45)、

 公明 26(21)、共産 9(9)、維新 64(9)、みんな 21(7)

 社民 5(5)、減税 3(5)、大地 1(3) 日本 1(1)  

 みどり 0(4) 与党無所属 0 (7) 野党無所属4(12)

 合計 480

 民主党は308議席から減って、86良くても100議席でしょう前の選挙の3分の1以下になってしまうとは歴史的惨敗です。民意に背いたむくいです。

週刊朝日でも 自公で280で、民主80と予測しています。

 問題は維新がどれだけ伸びるかです。上記の支持率でも最高15%で、最低2,5%です。

政権をとるためにと、維新と太陽が一緒になりましたが、もともとかなり違う政策を無理やり政策を変えています。石原氏は小異を捨ててと言っていますが、原発問題など決して小異ではありません。特に維新は原発反対から、原発容認に変わりつつあり、党首の石原氏は日本も核兵器を持つシミュレーションを始めるべきだなどと言っています。石原氏は尖閣に施設をつくり、尖閣を守るには血をながしてもいいなどと言っています。今以上に中国との間にあらそうが続き、中国に進出した企業には大きな打撃になります。そして景気がさらに悪くなる要因となります。また維新はさらに、企業献金を禁止するといっていたのが、石原氏に遠慮して容認に変わりました。他にも多くの妥協をするはずです。いままでも橋下氏の話はどんどん変わってしまいます。維新の政策に期待していた人は、失望することでしょう。

 反原発、消費税反対、TPP反対の立場をとっている党は、「国民の生活が第一」や、「共産党」や「社民党」ですが、元気がありません。一緒になって戦うなど全く気配が見られません。以前の選挙で民主党に入れた(東京一区で与謝野さんを落とすために海江田さんに入れた私もそうでしたが)人々は、下手をすると政治不信から、棄権になりかねません。朝日、毎日で支持政党なしが46%、時事の調査で65%と言うのが現在の状態を良くあらわしています。ヨーロッパではオリーブの木運動やフランスでサルコジ大統領を破って社会党が政権をとりましたが、そのような動きが日本でどうして出てこないのか、残念でなりません。

追記 12月10日 自民党の右傾化批判と石原氏の批判

 自民党の元総裁である、河野洋平氏が9月16日のTBSテレビの「サンデーモーニング」での発言が話題となっています。河野氏は、「自民党総裁選に出馬下5候補を見ると、自民党がずいぶんと幅の狭い政党になってしまった。昔は保守全体を網羅していたが今は『右翼』ばかりだ」といいました。河野洋平氏は慰安婦問題で謝罪をしたのですが、それらを含めて、ネット右翼(ネトウヨ)などでは、国賊だの「極佐」と言われ非難しています。本当に自民党もひどく右翼かしたものです。

 また急に都知事を投げ出した石原慎太郎氏も批判しています。

詳しくは、「kojitakenの話し」ブログをご覧ください。

 http://.d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120916/1347755169

 うまくでないので、「河野洋平 自民批判」で検索すると、ほかにもいろいろ出てきます。

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