館山にみる、店舗集中とシャッター通り、(館山にマンションを借りてみて
館山にリゾートマンションを借りました。
すでに、前のブログにも書きましたが、館山にリゾートマンションを借りました。会社で借りるという形にして、会社の人たちにも使ってもらいます。先月末から、契約、第一回目の家具や荷物の購入と搬入そして、昨日三回目の訪問、16,17日にほぼ準備が完了しました。最低限の電化製品と家具を買うことにし、イオンタウンに行きました。ここは、館山の海岸通りに出るメイン通りに面していますので、否応なしにその存在が分かるのです。そこで電気製品やテーブル、布団などを購入しました。
イオンタウン館山の驚くべき大きさ
新宿に住んでいるときには、買い物は近場の店か新宿のデパートや電気店に行きます。イオンタウンは2050台がとめられる、広大な駐車場があります。分かりにくい写真ですが、ご覧になっていただきますと、そこに実に多くのお店があることがわかります。またそのイオンタウンのほかにも大型店があり、平日なら二貫で90円という大きな回転ずし店などがあります。二人ですしをかんり食べて、ノンアルコールビールを飲んでも2000円以下でした。
地図の右上側がスーパーマーケットのイオン館山店です。左下がヤマダ電気、左上が家具のニトリです。そのほかに、洋服の青山や靴のABCマートなどファッションの店12店、マグドナルドなどレストラン10店、ニトリやダイソーなどグッズ店が13店、その中には、このたび購入した、大きな自転車販売店があります。旅行会社や携帯電話の店など17店、銀行やクレジット会社など8店がはいっています。ようはここにきて一回りすればすべて用事がすんでしまうのです。電気製品もテレビ、冷蔵庫、全自動洗濯機、電子レンジすべてで配達設置込みで12万円でした。買う方は安くて助かるようですが、この価格では一般電気店ではとても太刀打ちできません。ただ、車がなければ少し遠方のところでは買いに来られまっせん。運転のできないお年寄りにとっては買い物がとても大変なことになります。
シャッター通り化している館山銀座商店街。
館山駅東口の前からのメイン通りが、館山銀座商店街となっています。インターネットで見ると、所属店舗数は85店で、ホームページに店名がのっているのは70店ほどでした。この通りは車で何回も通るのですが、ともかくシャッターを閉め閉店している店が多いのです。たとえ開けていても、人気はなく薄暗い感じで、活気がありません。ホームページを見ると、手作り甲冑教室の実施などいろいろやっていますが、商店街振興組合でも組合員が減少し、財政が苦しく、何かの取り組みもできないと嘆いていました。この状態では息子や娘の代に継承していくのはなかなか困難な状態だといえましょう。
シャッター通りが増えたのはアメリカの外圧によるもの TPPが心配
1974年(昭和39年)に施行された大規模小売店舗法は新しく大規模な店舗を出すとき、その周辺の焦点とうまく調整をとるように定めていました。ところが、アメリカが1990年2月に、新潟市に大規模な玩具店であるトイザらスを出店しようとした時に、大規模小売店舗法により、規制を受けることになりました。アメリカは、1992年に大規模小売店舗法を廃止するように求めてきました。そして、その圧力を受けて日本政府は大規模小売店法を廃止し、1998年(平成10年)大規模小売店立地法を成立させ、それにともない街づくり三法という大規模店出店に有利な法律を通しました。そしてついに2000年(平成12年)にこの法律が施行され、小規模店を保護する大規模小売店法が廃止されました。1997年には消費税が5%にアップされ、価格転嫁がしずらい小規模店はますます苦しくなりました。これにより、全国の商店街がシャッター通り化していったのです。
TPPと消費税増税によるさらなる庶民の暮らしの悪化か
アメリカの圧力と、それにより利益を得る大企業は政府に働きかけて、大企業や大店舗に有利な法律を通していきました。しかし今度日本が加入しようとしているTPPでも極めて広い範囲で、アメリカなどの外資や、大企業に有利な政策を迫るのは目に見えています。また、一部の株の利益などで、大きな利益を受けた人たちが、高級品を買い始めたということであたかも景気が良くなっていくように錯覚させていますが、現実には円安による輸入品の高騰から、ガソリン代など消費者物価がすでに上がり始めています。給与が上がらずに、物価だけが上がったら悲惨な結果になります。これに加えて、また消費税を上げようとしています。マスコミはアベノミクスをほめたたえ、それに影響されて支持率が異常な高さになっていますが、それにより今度の参院選で憲法改正により9条廃棄と国防軍の設立を狙うをたくらむ自民党と維新が伸びていくとしたら恐ろしいことになります。
館山のリゾートマンションからの眺めと釣り
さて、部屋からの海の眺めと、目の前のとっていからの投げ釣りの写真を加えます。
釣りのほうは、一時間ほどいろいろな方角に投げてみましたが全くあたりはありませんでした。先端のいいところにいた夫婦に様子を聞きましたが、一日二人でやって小さなキス4匹とヒイラギだけだそうです。左側で釣っている人たちもヒイラギが多かったのです。前回館山港で釣ったときにもヒイラギは良く釣れるのですが、小さくて癖があり、とっても持ち帰りません。館山湾の日の入りはとてもきれいです。
夏になると目の前の浜に海水浴客がたくさん来ます。左側に眼にうっすら見える突堤の内側が浅くなっており、子供が安全に遊べます。
投げ竿でかなり飛ばしましたが残念ながらあたりはありませんでした。キス狙いなのですが、もう少し後になるとキスも釣れるようになるでしょう。
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