唾液は長寿の元 日テレ、世界一受けたい授業から 2013更新、追記版
★ このブログは2012年8月10日に更新したものです。2013年唾液健康法に関して、新しくブログを書いたために参考資料として2013年6月1日付で更新し直しました。
唾液健康法についていろいろ書いたブログを2012年8月時点でまとめてみました。かなり重複するところもありますが、興味のある方はご覧ください。若返り方が注目されていますが、唾液の重要性について、前から書いてきて私自身でも実行しその効果を実感しております。
2011年5月29日の日テレの「世界一受けたい授業」の中の一つで、「唾液と寿命の新事実」という放送がありました。すでに私は、このブログにも「唾液健康法」として何回も書いています。昨日見てもう一度確認したい人のためにその内容を簡単に書きます。
説明役として鶴見大学の教授の斎藤一郎氏が呼ばれました。唾液には食べ物を消化する作用や、物を飲み込んだりするときの潤滑作用がある。そのほかに唾液にはEGFという体内組織の修復作用をするものが含まれています。また老化のもととなる活性酸素を抑える、酵素コエンザイムQ10や感染を防ぐラクトフェリンなどが含まれています。
一日に出る唾液の量は、平均一日1,5リットルで、日本酒一升瓶に近い量です。80年では4万リットルに成ります。しかしこれには大きな個人差があります。私は意識的に唾液をだして飲んでいますから、恐らく、人の3倍は飲んでいると思います。私の胃腸はきわめて調子よく。便秘などしたことがありません。
700人の人を調査した結果、長寿とDHEAというホルモンとは相関関係があって、唾液の出る量が多いほど、心身が健康で長寿になるというデータが示されました。
その番組に出ていた芸能人に唾液量を測定するために二分間ガーゼを噛ませて唾液量を測りました。1位の人は7,8グラムでした下の人で3グラムほどでした。2グラム以下の人はドライマウスということになります。ドライマウスの人は、下のざらざらがなくなりつるつるになっています。ドライマウスになると物が飲み込みにくくなり、しゃべりづらくなり、とても苦しいものです。
唾液の量は、自律神経の働きによって左右されます。リラックスしていると、副交感神経が働いて、さらさらした唾液がどんどん出てきます。緊張していると、交感神経が優位となり、唾液が出なくなります。緊張するとのどがからからになるのは皆さん経験していると思います。ここでは話が出ませんでしたが、緊張しているときは、固い、粘りのある唾液が少し出ます。これが、固唾(かたず)で、固唾をのむという言葉があリます。他の番組では、唾液の粘りを調べてストレス度を測っていました。ストレスの強い人は唾液の粘りが強いのです。
ドライマウスになると、口が渇いて苦しくなるだけでなく、虫歯ができやすくなります。ここで話は出ませんでしたが。宇宙飛行士には虫歯があるとなれません。なぜかというと、宇宙では重力がなくなるため、唾液が出にくくなります。そのために虫歯のある人は急速に悪くなってしまうからです。またドライマウスは、口臭の原因ともなります。焼き肉のあとにガムをくれるのは、かむことにより唾液が出てにんにくのにおいを消すからです。
ドライマウスを防ぎ、唾液の量を増すには普段から固いものをよく噛んで食べることが大切です。よく噛むことにより、口の周りの筋肉のしわやたるみを防ぎ、外見の若さを保ちます。口だけでなくときどき意識的に顔面の筋肉を大きく動かすことは顔のたるみや、しわを防ぎます。毎日少しづつやってみるといいです。
この番組では、唾液をだすトレーニングとして、舌を上あごにつけて、下に思い切り下げる、いわゆる舌打ちをして、大きな音が出るのが、よいということでした。また力を入れて、ほおをふくらませる。そして、イー、ウー、オー、というように大きく発音する方法を示していました。これを5回ぐらい、繰り返すといいます。他の人はパ、ピ、プ、ぺ、ポをすすめる人もいます。
私の場合は永年この唾液健康法をやっていますが、口を閉じて、ちょうどストローで飲み物を飲み込む時に陰圧をかけて吸い込むのと同じように、キュッキュッと吸い出す感じで圧力をかけるとどんどん唾液が出てきます。これはなれると、もっとも簡単です。この唾液健康法のおかげで、67歳になっても歯は全部そろっており、大きな病気をしません。いままで入院は今まで、腎臓結石を超音波でこわすために、1日入院しただけです。保険もずいぶんかけてきましたが、一度も、請求したことがありません。
元気で生き生きと残りの人生を過ごすためにも、私は唾液健康法をやり続けます。文献から、不老長生には唾液を飲むのがよいというブログを見たい方は、「こういちの人間学」ブログで、(特にNIFTY)「唾液健康法」で検索していただければ、出てきます。
唾液健康(長寿)法、唾液の効用 2012年8月11日更新
夫婦で長生き 長寿性ホルモンDHEA-S 2012年8月10日更新
多い射精と長生き、唾液健康法と関連 2012年8月10日更新
不老長生には歯が大事、 2012年8月10日更新
不老長生の秘訣(咽津法ーいんしんほう) 2012年8月10日更新
« 不老長生(仙人になる)の秘訣ー唾液を意識的に飲み続ける 古典に書かれた仙人になる咽津法。DHEA・科学的根拠 咽津法 追加 | トップページ | 唾液健康(長寿)法 2013,6 修正版 驚くべき唾液の効用 »
「人体と健康法」カテゴリの記事
- 「長生きのための、歯と唾液の健康法」人間学懇話会例会にぜひご参加ください。(2024.09.06)
- 新宿紀伊国屋書店、本店の健康本売り場を見る 高田馬場の芳林堂書店も見ました。その数の多さにビックリです。(2024.08.20)
- ”がんによくある誤解と迷信”上、下 食生活を変えると治る? 毎日新聞 4月17日、24日の記事 世の中には非科学的な療法に頼り死ぬ人が多い(2024.04.25)
- 現代版、「不老不死」の試みについて ブライアン・ジョンソン氏の試み(2024.03.13)
- ピロリ菌の駆除を経験しました。7日間大量の薬を飲みつづけます。(まだ途中です)2024年4月、異常なしでした。(2023.12.20)
« 不老長生(仙人になる)の秘訣ー唾液を意識的に飲み続ける 古典に書かれた仙人になる咽津法。DHEA・科学的根拠 咽津法 追加 | トップページ | 唾液健康(長寿)法 2013,6 修正版 驚くべき唾液の効用 »
コメント