韓国コスメ店、グッズ店の新しいテナントのお店ほぼ完成しました。開店は6月7日に。
新しく入るテナントさんの内装工事がほぼ終わりました。
五月の連休終了時に、前のテナントさんだった、東京ガスライフバル百人町店が撤退し、(株)インヨンさんという新しく韓国コスメなどをあつかうお店が入るということはすでに前のブログに書きました。ひと月ほどたって、新しく入るテナントさんの内装工事が終わりました。今商品をこれから展示して、6月7日のオープンの準備をしているところです。
内装工事は1階、2階の店の部分は、(株)インヨンさんから依頼され平井工務店さん(社長 平井 弘さん)が担当しました。社長さんは荒川区の韓国系の工務店の方ですが、本来は2か月もかかるような工事を毎日6時ころには店に来て仕事を手配していました。他の仕事をすべてストップして、こちらの工事をしたそうですが、よく一カ月で終わらせたものです。ビルオーナーの私にもあまりお金をかけないでいいのではと、とてもよく気を使ってくれました。例えば、ステンレス製のポストがあってかなり古くて痛んでいたのですが、新しく買って取り付けようとしたら、6つ並んだポストのうちかなり傷んだ2つの部分を、カッターで切り落とし、周りを木の枠で囲い、表面は銀色の他で使っている壁紙を張ってくれました。できるだけ無駄なお金を使わないようにと配慮してくれました。内装工事もかなり安くでやっているようです。
ビルオーナーが改修したところ
ビルの、1階から5階までの階段部分の床の取り換えと塗装、テナントの入る1階と2階とをつなぐ階段の新設、4階の二部屋の内装工事、配電盤の移設工事などが、うちのほうで担当する部分です。何せ、ビル建築から35年もたっているために、さまざまなところが老朽化しています。水道配管工事の補修、排水管の詰まりの補修、ビル側面の壁の補修、屋上の電気設備キュービクルの内部のスイッチ、配線等の取り換え工事、1階入り口の時間で締まるドア設備の取り換え等々様々な工事が発生しました。1,2階のエアコン工事の4割と、ビル前面の壁工事の折半等を含め、総額で900万円位の費用が発生しました。かなりの金額ですが今後まだビルを使用するには仕方がないなと思います。
韓国コスメ店「美学空間」のお店の内装
この写真は、一階の道路からの入り口から奥を撮ったものです。左側に新しくつくった階段があります。赤く塗られています。
、店の中ほどで、新しく階段をつくり、2階につなげました。右側にはいろいろな韓国の化粧品が、各ブロックごとに展示されます。
さらに奥にいったところです。一階のお店は43坪ですが、極端に細長く、間口2間半、奥行き20間といったところです。入り口からみるとかなり遠くまであるという感じです。1階の店として化粧品(コスメ)だけを扱うところとしては、新大久保で、一番広いのではないかと思われます。新大久保駅から3分で、イケメン通りに向かう途中という地の利から、かなりのお客さんが入ってくれることでしょう。
二階のお店、「オルチャン」
ここは1階の階段から上がってくる、2階の大久保通りから見ると奥のほうにある店で、韓国スターグッズを展示する「オルチャン」というお店です。まだ展示の途中ですが、よくこんなにいろいろな種類のものがあるのかと、驚きます。左側は階段部分です。オレンジ色の壁の奥には事務所的な小部屋があります。
2階の道路から見て、手前のお店です。ここは前面に全面ガラスが入っていて、前には、大きな宣伝用のテレビ画面がみられるところです。
4階の2部屋は、事務所として使われるようです。以前は会議室とロッカー室に使われていたところです。
これから、空いた駐車場のところに第3佐竹ビルをつくるほうに移行します。
90坪の土地を駐車場と倉庫として東京ガスライフバルさんに貸していましたが、撤退しました。そこに、第3サタケビルをつくることにしました。初めは2階建をと思っていましたが、3階建てにして少なくとも20年は使うことにします。(はじめ、裏にすんでいる方の土地が空いたら改めて大きなビルを建てる計画でした)設計や調査はおわっています。建て坪130坪くらいのビルにする予定です。10月末完成を目指します。
« 唾液健康(長寿)法 2013,6 修正版 驚くべき唾液の効用 | トップページ | テナントの店仮オープン 韓国コスメ、美学空間 2階グッズ店オルチャン »
「大久保の街紹介」カテゴリの記事
- 本日、第41回大久保まつりが開催されます。その概略を紹介します。パレードは別に紹介します。(2024.10.14)
- テレビ東京の「出没!アド街ック天国」で、「新大久保の街ランキング20」が放送されました。長年、新大久保に住んでいるものが追加します。(2024.10.02)
- 1階が韓国化粧品店のリメイクの佐竹ビル3階に、BTSファンクラブARMYが経営するUri Cafeがオープンしました。(2024.09.10)
- エスニックの街、新大久保に唯一残っていた盛好堂書店さんが閉店しました。旧店主の道岡君とはブログ筆者と小学校同級です。(2024.08.19)
- 大久保の文学碑を見る、小泉八雲 下村湖人 鈴木三重吉、島崎藤村の碑があります。 昔の大久保の様子も追加します。(2024.05.14)
コメント
« 唾液健康(長寿)法 2013,6 修正版 驚くべき唾液の効用 | トップページ | テナントの店仮オープン 韓国コスメ、美学空間 2階グッズ店オルチャン »
お母さんが、アパート経営をして、子どもさんたちの生活を支え、それをイーチさんが引き継ぎ、さらにはその不動産を処分して均等に分けられたとのことですね。今度の人間学の例会でもやりますが、相続のときにお互いに仲たがいし争族となるということが多いようです。
金銭よりも精神的な自由を獲得することを求められたのは、すばらしいと思います。世の中にはわずかなことでも金銭の争いになり、人間関係も悪くなれば、マイナス面が大きくなります。精神上のストレスで、病気になってしまうかも知れませんね。うちの場合でも祖母のわずかな遺産をめぐって、父と叔父夫婦で争いました、もう親戚の縁をきるとかの騒ぎになって。
でも前のアパートでいろいろな相談に乗ってこられて、信頼されてきたことはすばらしいことだと思います。世の中にはそのように信頼されて、相談を受けるような大家さんなんてあまりいませんから。
投稿: こういち | 2013年6月 5日 (水) 18時53分
不動産関連の御仕事は大変ですね。 こういち様の場合は、賃貸業ですが、この場合には、優良なテナントを獲得するのが第一です。
実は、我が家では、亡母がアパートの経営をして私達兄弟姉妹を育ててくれたのです。 亡父は証券業に従事していまして、家庭を顧みない人でしたので、固定収入を確保するために亡母が一切を経営していました。
亡母が亡き後には、一時、私が経営をしていましたが、全てを割り切り、一切の不動産を整理・処分して相続に関わる整理を終えました。
私の考えは、金銭よりも精神的自由を獲得したかったので、全て均等割りで整理しました。 自分一人なら生活に不自由はありませんし、我が家の猫達さえ守ることが出来る金銭さえあればそれで良いので気が楽でした。 相続が争族になれば苦しいですから。
でも、度々、思い出すのです。 安アパートに住んで居られた人達を。 私を信頼して、色々と相談をされていた御年寄や、定年退職後に一人住まいされていた陽気な方、収入は全てお酒に使っていた飲んだくれの方、等々です。 仕事を持ちながらの経営は精神的にも堪えましたが、これ等居住者の方々に信頼して貰える管理人として務められたのかどうかが、今にしては心残りです。 時折、路上で、その当時の賃貸人に会うことがあり、その折には、当時の思い出を語りながら、亡母に代わって御礼を云うことにしています。
投稿: とら猫イーチ | 2013年6月 4日 (火) 23時23分