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2013年10月

2013年10月30日 (水)

第3サタケビル建設中(テナント募集中) 第2サタケビルのテナントが変わる

佐竹ビルのテナントの状況

 2013年5月に東京ガスライフバル百人町のテナントからの撤退に伴い、佐竹ビルの1,2,4階を韓国のお店、美学空間や、オルチャンにお貸ししたのはすでにブログに書きました。一階のコスメ店はなかなか苦戦していたのですが、2階のスターグッズ店はお客も多く入り販売好調です。一階にスターグッズ店の看板商品も置くなど努力して、お客さんもだいぶ入るようになってきました。

 この件に関しては筆者の2013年10月10日のブログ「大久保の街の変化 韓流バブルはじけ地価が低下、賃料値下げ交渉が」に書きました。賃料はわずかですが引き下げしました。他のところでは店によっては半額になったところもあります。筆者のところでは一階を坪4万で貸したのですが、店によっては坪10万で貸したところもあるのです。これではとてもやっていけないでしょう。

第2サタケビルのテナント交代

 第2サタケビルの1,2,3階を借りてもらっていた、韓国ショップのギルズハウスさんが、10月いっぱいで店をやめることになりました。すでに大久保通りに面した小さい店でも営業していたので、それで十分だということでしょう。だいたい4年ぐらい営業を続けていました。

 昨日新しく入るテナントさんが、不動産屋さんとともに契約に見えられました。大久保通りで、韓国のショップ店と、地下1階で韓国レストランをやっておられる方です。また不動産業もやっている方です。11月から内装にかかります。基本的にあまり大きな変更はしないようです。店の名前などはまだ聞いていません。

 地下1階のバーの宮(クン)はそのまま営業を続けています。

第3サタケビルの建設中 12月25日完成目指し

 東京ガスライフバル百人町の倉庫と駐車場に使っていた土地が。移転とともに、空いてしまいました。どう活用するか検討した結果、ビルを建設することになりました。初め簡単な2階建てにと思っていたのですが、3階建てのしっかりした建物にすることに設計変更しました。初め11月末完成の予定でしたが、今建築現場が多く鉄骨の製作が間に合わないということで12月のクリスマスには完成というように変わりました。建設費は1億2000万ほどで、自己資金が2000万、銀行からの借入金が個人分8000万、会社(株サタケ)分が2000万です。個人分は30年の借金で、筆者がちょうど100歳になる年に完済します。相続対策も兼ねているのです。

 建設する土地は90坪、バブル崩壊後値下げになった直後に購入しました。8億円のものが2億7300万(坪300万)に下がった直後に購入しました。しかしその後さらに下がり坪150万にまで下がりましたが最近は200から250万くらいなっているのではないかと思われます。場所は職安通りから入って3軒目のところで、職安道りから看板が見えるところです。道はイケメン通りの隣の道で大使館という韓国料理店から入ったところです。

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これが完成予想図です。ウイルという設計事務所さんと、多摩美の建築科を出た息子がいろいろ相談して作り上げた図面です。屋根を円形にするななどお金はかかりますが少しおしゃれな作りになっています。写真をゆがめたので画面もゆがんでいます。

1階と2階が各50坪で3階が30坪です。家賃は一階が坪3万、2階が坪2万、3階が坪1万と想定しています。住居表示は東京都新宿区百人町1-1-26です。

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鉄骨が組み上がりました。狭い道を長い鉄骨を運び込むのに苦労しました。

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テナント募集の張り紙と完成予想図を張り付けてきました。お問い合わせは大創ホーム(株)さんの井上さんへお願いいたします。03-3200-3070

4月11日付記

 2月末に完成しましたが、ざんねんながら、まだ1階の11坪ぶんしか決まっていません。洋服屋さんです。飲食店はだめというのがきいています。1,2階50坪3階30坪あるのですが。不動産屋もふやして取り組んでいます。ビルの管理をお願いしている玉屋不動産さんです。

2013年10月29日 (火)

大久保商店街の歴史と現状 組合名簿から 貸しビル業、韓国系増加

2013年10月28日、新大久保商店街振興組合の名簿と、理事会便りが届けられました。

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商店街の名簿です。天使の棲む街ということで表紙に天使がえがかれています。

商店街の歴史

 新大久保駅前通りの商店街に、街灯建設のために昭和22年夏に商光会を設立しました。商光会の範囲は新大久保駅から大久保通沿いで明治通りまでの商店が含まれました。範囲は百人町1,2丁目の一部、大久保1,2丁目の大久保通り沿いのところです。新大久保から左の小滝橋通りまでのところは明るい会商店会ができました。

昭和52年に商光会30周年記念行事として第一回大久保祭りを開催しました。

昭和57年10月 第二回大久保祭りで歩行者天国始まり、以後現在まで続く

昭和63年10月 新大久保商店街振興組合に改組 電線が地中化した

平成6年      新大久保美化推進協議会(3町会1商店街)

平成9年      カラー舗装工事実施

平成10年     公式HP「大久保リンク」。ガード下壁画完成

平成21年     第6代理事長に諏訪信夫氏

平成25年     理事42から50名を25から35名に変更

        (組合員の大幅な減少による。現在組合員74名)

 筆者も、現役の社長のころは、一応理事として、最低限の仕事をしていましたが、とちゅから息子に代わってもらいました。

新大久保商店街振興組合の組織

組織

現在の役員 理事33名  監事2名 事務局長1名

  役員 理事以外の班長副部長なども含む 35名      

      顧問5名 相談役2名含み 合計 42名

 1から10までの班に分かれ、それぞれ班長を置く

 (組合員の56%が役員になっています)

 組合員74名  準組合員 90名 合計164名

準組合員は 

  すでに上記のように準組合員のほうが多くなっています。銀行や信用金庫、医院、コンビニなど、また最近入会したところもあります。その中で韓国系のお店が37店あります。役員の副部長に一人だけ、準会員の韓国の方がなっています。

 本来、韓国の方たちも、正組合員に迎え役員にも多く入ってもらうようになると、新大久保の商店会も、横浜中華街のようにさらに発展していくのではないかと思います。

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見にくいと思いますが、緑色をしているところがビルオーナーの会員さんです。

店舗なしでビルオーナー(貸しビル)の会員の数

 1、 商店街全体 22名(74名のうち) 組合員のうちの約30%    

 2、新大久保駅からイケメン通りにいたる地区(1,2班と9,10班)

 ここでは、組合員31名のうち13名が、自分で店舗を運営していなくて貸しビルのみをやっているところです。筆者のところもそうです。実に42%が貸しビル業になっているということです。筆者のところも含めそれぞれ、従来はそれぞれ商店を営んでいたところです。

韓国系の会員の比率

 準組合員90名のうち37名が韓国関係のお店です。比率は41%です。

 その同じ場所(1,2班と9,10班)では組合員と準組合員を含め、63店中に29店の42%のお店が韓国関係のお店になっています。

★ その他付け加えることがありましたら、追記いたします。

2013年10月28日 (月)

脱法ハーブの現状と課題 第98回新教育人間学部会 西田隆男氏のお話し

 はじめに

 2013年10月25日(金)に開催された、人間学研究所、第98回新教育人間学部会のテーマは、西田隆男氏による、「脱法ハーブの現状と課題ー予防教育による効果的な防止」というお話でした。西田隆男氏は、人間学研究所の研究員で、臨床心理士、自由の森学園の学校カウンセラー、埼玉ダルク理事長、帝京大学の講師などをしておられます。

 西田隆男氏にはすでに、2011年3月25日の第72回新教育人間学部会で、「世界のアルコール問題 ヘルスプロモーション」というお話しをしていただき、2010年5月にも「日本の薬物問題、恐るべき海外での実態」というお話しをしていただきました。この内容は、「こういちの人間学ブログ」のブログでも紹介いたしました。(2010年5月23日付)

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2010/05/post-5d8b..html

(すみません、これはうまくジャンプしないようです)

「こういちの人間学ブログ」を開いて頂きそれぞれの月のバックナンバーでご覧ください。

また『人間学研究所年誌』にも、毎号執筆していただいています。ちなみに「人間学研究所年誌2012 第10号」(2013年3月31日発行)は「脱法ドラッグの現状と対策」という内容で書いておられます。当日配布された6ページの資料に基づいてお話しいただきました。極めて重要な問題なので、その要旨をお伝えいたします。

NHKの番組を見る

 最初の15分ほどは、NHKで2012年6月25日に放送された、「クローズアップ現代」での「危険性増す脱法ハーブ」という番組を記録したDVDを見ました。最近この脱法ハーブを使ったものが自動車を運転して死傷事故を起こすということが起きている。脱法ハーブは簡単に作れ、お香などとして売られているので、簡単に手に入る。また取り締まられても化学式の一部を変えれば、すぐ新しものが作られ法の網を潜り抜けるなどの問題を提起していました。

1、脱法ハーブとは

定義:麻薬や覚せい剤に化学構造を似せて、作られた物質を乾燥植物に添加したもの

ー多幸感や快感を高めるものとして、販売されている。名称、お香、アロマ、バスソルト、ガラスクリーナーなど。簡単に作れるのが特徴。

2、種類とどのように販売されているのか

 インターネット販売が90% ほかにハーブ専門店、アダルトショップ、雑貨店 路上自販機(最初に見つかったのが岐阜県)など

★ 実際にインターネットで、「合法ドラッグ」として検索してみると、様々なものが通販で販売されています。現在の麻薬よりも強烈なものが簡単に手に入るところが恐ろしいです。一方、ドラッグ経験者の「脱法ドラッグなんてやめとけ、おれ失明しかけてこともある」など危険性についての、書き込みもたくさんあります。

ドラッグの標準タイプ

 ①アッパー系: 覚せい剤、コカイン(アジアや日本主力)                           

 ーこれは、日本で戦後ヒロポンの名で薬局で販売した

 ②ダウナー系: アヘン、ヘロイン(鎮痛系)ヨーロッパ

 ③幻覚系  : 大麻、MDMA

 ハーブも同じような分類でネットを中心に流布

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脱法と違法ドラッグの違い 幹となるところが同じで、少しだけ構造を変えたものが「脱法」となる=心身への影響は、麻薬と同じかそれ以上

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末端の一部だけをかえれば次々にいろいろなものができてしまう。ヨーロッパを中心に新しいものを研究し作っている研究者がいる。

 ハーブの値段 ネットおよび店頭 (昨年の価格)

 1パック3000円から6000円 ばら売り 1グラム500円

ハーブの使用者のタイプ 大麻や覚せい剤から移行するものと、最近はハーブだけのものが増加 年齢・学歴・職業に関係なく多様化

お香とかバスソルトとか、普通に使っている場合は麻薬の硬貨はでない。吸引してはいけないことになっているが、吸引すると麻薬の効果が出てくる。

最近の購入者の傾向、特徴 「ちょいワル(グレ)」の傾向へ

3.危険性:脳、中枢神経への被害

 幻覚、妄想、意識障害、嘔吐、手足の痙攣、錯乱、他人への危害、死亡                  何が起きるか誰も予測できない

従来の麻薬販売では、これこれの使い方で使うようにとと売り手による説明と指導があるが、脱法ドラッグの場合はそれがない。普通、従来の麻薬では5から10年で依存症の症状が出たのだが、脱法ハーブでは、覚せい剤系で、数倍から10倍の効果、大麻系で20~30倍の効果があり、 危険性依存性が増大するので、わずか1年で中毒を起こすこともある。従来の麻薬より危険性があるにもかかわらず、依然としてインターネットなどで簡単に手に入ることが大きな問題なのである。

緊急搬送のベスト3

1、気分がわるくなる 29件                                              2、精神錯乱      25件                                             3、意識朦朧      16件

  (大阪府警察本部 2012年調査)

  搬送されないケースはどのくらいあるのか?

4、ハーブによる事件・事故

 乗用車の暴走で2人けが、女子高生をはねて死亡、小学校に乱入怪我、20代女性が吸入で死亡、路上で女性を刺殺逮捕などなど多発

★ 最近、脱法ドラッグが売れているのは、世田谷成城、等々力、高井戸(男が多い)や田園調布(お嬢様が多い)石神井(奥様が多い)、と国立などの高級住宅街で、比較的収入の多いところで売れている傾向がある。

5、脱法ドラッグの社会的経緯

1998年「合法、脱法ドラッグ」として販売

2007年、31物質を指定薬物に

2012年全国的に普及、自販機が発見

2013年3月包括指定を772物質に

 取り締まってもどんどん増えるイタチごっこ

 指定薬物は製造輸入販売は規制。所持は規制なし

逮捕されないから大丈夫、ハーブだから安心と宣伝

政府による包括規制の効果

脱法ハーブの販売店、包括規制後に94店が減少したがまだ約200店残る(実態はもっと多い)

今までは薬事法では所持使用の規制がない。今度は10代が脱法ハーブを持っていると補導に(たばこと同じ扱い)

6、中高生の意識調査

首都圏の中高生 2012調査 6150人

 脱法ハーブなどを使うかという問いに対し

 使うかどうかは個人の判断と13,2%(32人が使用0,6%)

中学生の意識調査 全国5万4486人

 脱法15,6%ドラッグ、入手可能と 使用経験あり120人

 今の中学生は正直だがーだまされやすい

 意識調査 所持も使用もダメ 75,4% 使用は悪いが所持は悪くない7,1%、使用しても法律に反しなければよい 5,7%

7、世界の状況

NPS 国際条約で規制対象(234)以外の新規薬物 現在250以上あり

 脱法ドラッグの乱用状況 2011年15から24歳

 アイルランド16,3%ポーランド9%ラトビア8,8%英国8,2%

北米アメリカ・カナダでは 2012年 全158種作られる

 合成ガンビノイド 大麻系 合成カチノン覚せい剤系 フェネチルアミン(抗うつ剤PEA)

ヨーロッパでの販売

 インターネットでー88%有人経路も多い

世界の薬物、生涯経験率

国        大麻      覚せい剤     MDMA

アメリカ     41%      5%         5%                                フランス     30%     1,4%        2%                              日本       1,4%    0,3%        0,2%

大麻はアメリカで21州以上で、カナダは全州医療用として合法化

大麻(マリファナ)使用者の状況

 世界の大麻使用者 1,25億~2,03億人 欧州では23%

 オーストラリア、カナダでは50% 留学生が経験すること多

 アメリカで大麻使用率高校3年約(2012年 )50%

 向精神薬、鎮痛剤で使用 過料服薬の死者14800人

8、脱法ハーブ使用者の特徴 ーダルクの相談から

 :ダルクとは、民間の麻薬からの更生を推進する施設

従来はやくざとか高校中退者などが多数であったが

1、高学歴 2、自閉症スペクトラムの傾向 3、家族会の相談で大多数を占める

  ー違法ドラッグなら使用しない層への拡大

 9、薬物乱用の心理学的背景

「生きていても、何もいいことはない」「人生に希望なんて持てない」

生きづらさーサバイバルー酔いー理性の遮断ー感情の荒波、妄想状態

リスキーな行動ー病気、けがー自由の喪失、不幸ー死

 10代の死亡 一位 事故 二位 自殺

10、薬物が引き起こす問題と薬物乱用

1、家族の問題 家庭内暴力、家族崩壊  2、対人関係トラブル、孤立 3、社会生活の問題 退学、失業、借金 4、社会全体の問題 事故、犯罪、治安悪化

OD(過剰服薬)

 向精神薬、睡眠剤、鎮痛剤、こう不安剤、抗うつ剤、精神安定剤などの大量服用

国立精神神経センター 依存性原因薬物で2008年13%

武蔵野日赤病院 処方薬による緊急搬送 2012年180件

予防はどうしたらよいか

11、心理教育的予防

 自己のポジティブな感情を高める 自尊感情、自己効力感、レジリエンス。セルフコンパッション

 自己効力感の高め方ー予防回復に役立つこと

1、成功体験

2、他社の行動から学ぶ:モデルとなる人物

3、助言、説得;代理体験

4、気づき:自分の行為へのフィードバック

抑止となるのは薬をやめたいと 気づき

レジリエンス(心の回復力)ピラミッド型になっている

1、乳幼児期の基本的信頼関係

2、児童期の自己効力感(やればできるということ)

3、思春期の心理的離乳

4、成人期の自立

:この1から4がかけている人が薬物依存になりやすい

★ 西田氏が理事長をしておられる埼玉ダルクでは施設長は麻薬からの回復者である。そうでなければうまくいかない。西田氏のお話では、入所者のうち20%ほどが麻薬などの経験者である川越少年刑務所などに、薬物依存から抜け出すという話をするとき、普通の人が話すと受刑者は馬鹿にして、聞こうとしないそうです。ところが自分が薬物依存だった人がダルクでの経験により、それから抜け出した体験談を話す時には真剣に聞くそうです。

 今までは、ダルクに来る人、思春期に麻薬を始めた人が多く、2,30代から始めたという人は少なかったが、脱法ハーブなどにより、40代の重役の人など最近は大人になって始めた人が多い。

 ダルクでは更生プログラムに基づいて、3週間から数カ月で、麻薬からぬけ出していくようにする。精神安定剤や坑うつ剤などの薬物と、認知行動療法などを組み合わせてやっていく。しかしそういう取り組みをしているところは全国でも10くらいしかない。全国的に見て、医師とも結合してきちんとしたした、取り組みをしているところは、東京、埼玉、神奈川くらいしかなく、大阪や京都にはない。

12、まとめ

*シンプルで効果的な防止法

1、予防教育 :危険性、有害性の啓発

2、心理教育 :ポジティブな感情の育成

 アジアでは絶対ダメという考え方が浸透、中国では死刑。しかし欧米では甘い

参考  ダルクとは

ドラッグ D アディクション(病的依存)A リハビリテーションR センターC

からとった名前で、薬物からの解放プログラムを持つ民間の薬物依存症リハビリ施設です。全国に施設があります。スタッフは、薬物から解放された人々がなります。

参考書

『リカバリー・ウイズダム 回復の智恵』 埼玉ダルク支援センター 500円

『JUST FOR TODAY 3 今日一日薬物依存からの回復』

  東京ダルク出版編集委員会 西田隆男 500円

『アディクションカウンセラ-養成講座』

  東京ダルク支援センター 西田隆男 1000円

 申しこみは 03-3807-9978

埼玉ダルク機関紙 「スピリチュアル・ハーモニー」

 内容がホームページで見られます。

2013年10月25日 (金)

幻解超常ファイル(5)NHK ツチノコ、クリスタル・スカル他 2013,10,24

 2013年10月24日(木)幻解超常ファイル ダークサイド・ミステリーの第5回目の放送がNHKBSプレミアムで放送がありました。この番組は、世の中にいろいろある、超常現象や迷信などを科学的に解明する番組で、今回は5回目になります。今までにこのブログでもその内容を取り上げ、紹介してきました。様々な非科学的な超常現象などを信じ込んでいる人にとってこの番組はいささかしゃくにさわるものでしょうが、筆者にとつてはとてもすばらしい番組です。

1、ツチノコについて

 ツチノコは、日本において、様々な目撃情報があり、かなりの賞金がかけられているにもかかわらず、実際にその存在が確認されていないものです。

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これがツチノコといわれるものです。翌日にはなくなっていたといわれます。

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ツチノコの想像図です。体長は50センチぐらい三角形の頭、太い胴体、短い尻尾、瞼が動く、毒がある、2mも飛び上がるなどなどです。

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ツチノコが、尺取り虫のように這って歩いているという想像図です。

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奈良県五条市の地副寺で保管されている、ツチノコの骨といわれるものです。

昭和62年ころに奈良県下北山村で目撃情報が7件もありました。横向きに歩くとか毛が生えているとか角が出てきたとかいろいろに言われました。特徴がばらばらすぎます。

 それらを詳しく見ると、猫がうずくまっている姿(毛がある)、アオジタトカゲ(日本に輸入されたトカゲが野生化 (三角形の頭、瞼がある、形が似ている 足が小さいので間違えやすい しかし足があるのでちがう)。ヤマナメクジ(角がある) オオサンショウウオ(かたちが似ている)などではないかといわれています。もっとも多いのがヤマカガシという蛇(鎌首を持ち上げて威嚇するなどです。ツチノコの死がいとされるのはヤマカガシのことが多いであろうといわれています。

ツチノコの歴史

 日本の神話時代 古事記によればいざなぎ、いざなみの神の娘でカヤノヒメ(萱ーかや)は草の神様です。別名が野椎(ノズチ)の神といわれ、野の精霊の神様です。ノズチとは昔から稲を脱穀するときなどに使う横ツチが年を経て付喪神(つくもがみ)となったものではないかという説があります。坂を転がってくる。大きくて黒い槌(ツチ)で、見たら毒けにあたられて死ぬなどと言われました。ツチノコはそれらにつながりいずれにしても神や精霊に近い存在と見られていたようです。縄文土器にもツチノコではないかと思われる模様がついているものがあります。ともかくかなり古くからいわれてきたようです。

 昭和38年にこんな蛇をご存知ですかという蛇の絵のついた手配書が配られました。それの元になるのは、昭和34年に山本素石と言う人が、ツチノコについて書き、研究をはじめ、賞金もかけました。ツチノコについては全国にその話があり、その名前の方言だけでバチ蛇とかコロとか全国で50近くもありました。それだけ人々にとってもみじかな存在だったのです。その後昭和40年ころから以後は日本全国が開発され始め、自然がなくなりつつありました。それにつれてツチノコは聖なるものから2億円もの賞金がかけられるような俗化したものに変わっていきました。ツチノコへの関心が高まると下北山村では、ツチノコの村としてイベントが開かれました。岐阜県にはツチノコ資料館も作られました。またツチノコ神社も作られました。このように村おこしのキャラクターにもなってきました。そこで山本素石は昭和48年には「逃げろツチノコ」というように話しを変えるようになりました。もともと昔は山に入るということに対しての恐れからツチノコを時に神として時に妖怪として、とらえていたようです。1970年ころには水木しげるのゲゲゲの鬼太郎などのブームもあり、自然の大切さとそれに結びついた妖怪にも関心が及ぶようになりました。

追記:いろいろなところで賞金をかけているようですが

 岡山県の赤磐市では掲示板にツチノコを生け捕りしたものには、賞金2011万という立て札があるようです。

2、人魚(海中人間)について

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2013年3月 グリーンランド沖で潜水艇が潜っていたときに、人魚というか海中人間が手を広げ写っている写真というのがとられました。それはフィクションドキュメンタリー番組であると断って放送されたのですが、インターネットで画像が拡散する中で本物ものだという人が出てきました。

3、巨大宇宙船?

 モスクワで空に宇宙船のようなものが空に浮かびました。写真を載せていませんが、雲を飛行機が突き抜けるとできる穴あき雲という説とまったくのねつ造写真だという説もあります。

4、巨人伝説と巨人の骨の発掘

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 ギリシャで、体長5メーターの巨人の骨が発掘されたと写真が写されました。しかし他の写真を見ると影が掘っている人と巨人の骨の影が同じでなく、合成されたということがわかります。1993年サハラ砂漠で大型恐竜の骨の発掘現場と巨大な作りものの人骨の合成写真であるとわかりました。しかしインターネットで本当のように発信されました。

5、クリスタル・スカルについて

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 古代のマヤ文明で、水晶で作られた極めて精巧なドクロがあり、クリスタルスカルとよばれ、超古代文明が存在する証拠だといわれてきました。全国に13ある特別なクリスタル・スカルを集めると人類が滅亡から逃れる特別な力をえることができるといわれています。

 シアトルに100個のスカルの前で瞑想すると特別な力をえることができるというグループがあります。インディアナ州のアンナ・ハッジスはヘッジスカルという5,3キロの特別なスカルを持っていて、これは前の所有者がマヤで発見したものだといっていました。神秘主義が好きな人には信奉者が多くいます。

 1970年にヘッジ・スカルの分析の結果古代の技術では作製困難なものであるとしてオーパーツと呼ばれるようになりました。古代に特別な文明があった証拠とされてきました。

 しかしその後スミソニアン博物館でくわししく調べた結果、ダイヤモンドコーティングで削られたものであり、19世紀に作られたものと判明しました。そして、ロンドンのオークションでヘッ・スカルはアンナの父親がヘッジスカルを落札していたこともわかりました。1950年に発見と言っていたのに1943年にオークションで落札されていたということもわかりました。取引記録によれば、19世紀末パリでユージン・ボバンという古物商が本物も作りものも含め古代マヤやインカ文明のものを売っていたということがあきらかになり、その中にクリスタル・スカルもあったということです。昔からドイツの小さな村で昔から宝石などの加工を行っている村があり、、クリスタル・スカルはそこで作られたということが確認されました。

サイコップの   氏は、(後で記入)

 物事を幻想や希望に基づいて判断してはいけない。事実に基づく証拠に基づかなければならない。と言っています。

 ベーコンは言います

 人の知性は、いったんこうだと認めたことによって、これとすべて合致させようとするものを求め続けるものだ。

 (間違ったものでもいったん信じ込んでしまうと、他のものが目に入らなくなり、その信じたものと合うものだけを追い続けるものである。)

追記 :2008年に上映された「インディジョーンズのクリスタルの王国」で、広く世に知られました。

また日本では「神秘の結晶龍 クリスタルスカル」などのゲームで名前をつけられています。

2013年10月22日 (火)

ドマニシ原人、三種の人類の祖先(原人ーホモ属)といわれていたが本当は一種だった

原人はいくつかの種に分かれているといわれていました

現在のホモ・サピエンス(現生人類)の祖先は、猿人から分かれた原人(ホモ属)であり、いくつかの種に分かれていると今まではいわれていました。

人類学者、イアン・タッタソールの分類によれば、猿人と原人との中間型ともいえるホモ・ハビリスには大型のホモ・ルドルフェンシスと小型のホモ・ハビリスがあり、その後より現生人類に近い、ホモ・エレクトスには、ホモ・エレクトス(以前はジャワ原人とよんでいた)ホモ、ハイデルベルゲンシス(ハイデルベルグ人 ドイツで発見され、大型で脳容積は1100から1400mlで60から40万年前に存在したといわれている)、ホモ・アンテセッサー(Homo・antecessorハイデルベルク人に近い),とホモ・エルガステル(Homo・ergaster アフリカで発掘、トゥルカナ、ボーイとよばれている)の4種があるといっています。

  イアン・タッタソール 『化石から知る人の進化』三田出版会

様々な原人について

1891年にインドネシアで発見されたジャワ原人は、脳容積が900mlで、180から110万年前に現れ数10万年前から数万年前ぐらいに生息していたと思われています。 邪w原人は今ではホモ・エレクトス・エレクトス(亜種)とよばれています。

1929年中国北京の周口店で発見された北京原人も以前はシナントロプス・ペキネンシスとよばれていましたが、現在はホモ・エレクトス・ペキネンシスです。北京原人は脳の大きさが現生人類の4分の3の1000ml程度ありました。年代は50から20万年前と言われていましたが、最近では75万年前ころから存在していたようです。

 ホモ・ハビリス(Homo habils)は1964年にタンザニア北部のオルドヴァイ渓谷でルイス・リーキー博士により発見されました。230万年~140万年前に生息していたと思われ、、もっとも古いヒト(Homo)属です。身長は130センチ、脳容積は400から800mlで現生人の半分程度、長い腕をしていました。

 ホモ・ルドルフェンシスは1972年リーキー夫妻によりアフリカのトゥルカナ湖で発見され約190万年前に生息し、猿人に比べ大きな脳とを持ち二足歩行をしていたと推測されています。

 ドマニシの初期原人 1936年から、グルジアの首都トビリシから南東に85キロ離れたドマニシから原人の骨が見つかった。これはユーラシア大陸では最も古いもので180万年前くらいのものであるといわれています。頭骸骨から原人の顔が復元された。(国立科学博物館)男性はゼズワ、女性はムジィアとなづけられました。2004年には国立科学博物館で展示されました。

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ドマニシの原人を調べた結果3種の人類祖先は本当は一種であると発見

 以下は赤旗「自然の不思議」より(原文通りに掲載)

 2013年10月の新聞各紙に、現生人類(ホモ・サピエンス)を含む人(ホモ)属の源流に位置づけられる3種の人類祖先は、本当は同一の種だったー。黒海に面したグルジアで見つかった約180万年前の人類の化石を詳しく調べた結果分かったと、同国やスイス、イスラエル、米国の研究グループが科学誌『サイエンス』(10月18日号)に発表しました。

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発掘がおこなわれているドマニシの風景 原人の復元図

 人類が猿人から初期のヒト属である原人へ進化したのは200数10万年前から180万年前ごろのころにかけてのことだったと考えられています。この間には240万年前ごろホモ。ハビリスが、190万年前ごろ、ホモ・ルドルフェンシスが180万年前ごろホモ・エレクトスがアフリカで出現し、それぞれ別種の原人とされています。

 しかし、1990年代にグルジアのドマニシでエレクトスの出現時期とほぼ同じ時代の原人の化石が見つかり、その由来について様々な議論が行われています。

 研究グループは、2005年にドマニシで新たに見つかった5体の化石に注目しました。これらの化石には脳の大きさが546ミリリットルとホモハビリスの最小レベルなのに、顔が長く歯が大きくて、別々の場所で見つかっていれば異なる種類に分類されるほど違っているものが含まれるなど多様で、ハビリスやルドルフェンシス、エレクトスの特徴が混在していました。

 同様の違いが、ほかの種でも見られるかどうか、チンパンジー5頭と現生人類5人の変異の程度を調べました。その結果、五体の化石の変異の大きさは、チンパンジーや現生人類で見られる変異の範囲に収まっていることがわかりました。研究グループはこの結果をもとに、ハビリス、ルドルフェンシスはエレクトスと同一種であり、ドマニシの原人はエレクトスだと指摘しています。

★ 現生人類(ホモ、サピエンス)が、人種による様々な変異があっても、同じホモサピエンスであると同じように、ホモ属の人類がすべて同じ種であるという発見はとても興味深いものです。

2013年10月21日 (月)

日経新聞のウソ 日本の農業保護は手厚い、農業保護は低所得者ほど負担と

はじめに

 このところ、10月17日の第58回実用的人間学例会で、「食の危機と多国籍企業」というテーマでお話しをしたのと、20日の『第65号人間学ニュース』ー10月の制作と送付などで忙しく、ブログの更新が遅れました。

カテゴリーは「原発、エネルギー、食の問題」とします。

日経新聞の主張は正しいのだろうか

 2013年10月21日(月)の日経新聞朝刊の記事の、エコノフォーカス、というところの記事に 「米などTPPの重要5項目 農業保護一人2万円負担、低所得者ほど重荷」という見出のものがありました。民間試算とし、記事は山崎純という記者の署名入りです。以下ほぼ記事の内容をそのまま転記しました。

 また別資料として、農家「保護率」日本は3位というグラフをのせています。これはOECDの推計で日本は平均の3倍である、というのです。

 またその隣の記事にはEUが経済連携協定で「TPPと同待遇を」ということを要求しているという記事がありました。TPPが締結されれば、EC諸国も当然、日本に食糧関係の関税引き下げを求めてくることでしょう。

 さて、記事によれば、米などの農作物の重要5品目を日本は関税撤廃の例外とするように各国に求めているが、関税で日本国内の価格が高止まりし、家計に「隠れた負担」を強いていることはほとんど論じられていない。民間試算では国民一人当たり年2万円以上。来年4月の消費税率引き上げによる負担増を上回り、低所得者ほど重荷になっている、というのです。 

 海外では農業規模が大きく生産が効率的なため、多くの農作物が日本より安い。輸入砂糖が1キロ80円。同じ品質の国産が200円なら差額の120円は「国内農家を守るために国民が払っている余分なコストにあたる」(日本経済研究センターの猿山純夫研究本部長)。日本が守っている5品目は国内産が高い。これは農業保護のための国民負担である、というのである。この価格差から算定した一人当たり負担額は年24000円である。これは低所得者ほど負担が大きい。キャノングローバル戦略研究所の山下一仁研究主幹は「低所得者の財布からひそかにお金を抜き取っているようなもの」として関税の撤廃を訴える。

 静岡大の土井名誉教授は「関税が撤廃されれば家計は負担が減って、新たな消費が生まれる」が農機具メーカーなどは打撃を受けると。しかし、交渉では5項目も加工品は関税が撤廃削減される方向で、「聖域」を完全に維持するのは難しい状況だ。関税撤廃に伴う収入減を政府が税金で補償するのが所得補償制度で、TPPで自由化した農作物に導入される公算が大きい。税負担は関税と違って富裕層のほうが重いため、日経センターは「所得補償のほうが低所得者の負担は軽くなる」と結論づけている。

農家「保護率」日本は3位 、OECD推計、平均の3倍 

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日本の農家の収入の半分以上は政府の支援である。経済協力開発機構(OECD)は各国の農業収入のうち、関税や補助金といった保護策による収入の割合を算出している。日本は2012年で55,9%。前年より4,5ポイント上がり、OECD平均(18,6%)の3倍だ。21国の中で日本の保護率は3位である。OECDは日本の保護策の中身で関税など「貿易をゆがめる政策」は80%超で、平均を大きく上回っている。「政策を目的を絞った補助金に転換すべきだ」と訴えている。 

★ 聖域として守ると約束した自民党の公約を破り捨てて、TPPで、安い食品をどんどん輸入したほうが、低所得者のためにもなるのだという論理です。

上の記事ではウソと重大なことが抜けています。以下にで説明いたします。 

実用的人間学研究会例会で話したこと   

2013年10月の実用的人間学研究会では、筆者が「食の危機と多国籍企業」というテーマでお話しをしました。

 例会には16人の会員の方が参加されました。そして最初に18ページの資料を配布しました。最初の30分間は「モンサントの不自然な食べ物」と「世界が食べられなくなる日」という現在日本で上映中の映画の予告篇を見ていただきました。また、人間学研究所で購入した「キング・コーン」「フード・インク」「ありあまるごちそう」 の3本のDVDの予告編。そのほかに「チキンナゲットはなにから出来ているの」も見てもらいました。資料にはそれぞれの映画の説明をのせました。 

 筆者はそのすべてを見ましたが、アメリカのモンサントをはじめとするアグリビジネスの恐ろしさを痛感いたしました。本当は時間をかけて見てもらいたいので、DVDは希望者に貸し出し、見てもらうことにしました。

 みなさんに配布した資料には、

食の戦争 米国の罠に落ちる日本ー

 アグリビジネスの“怪物”による侵略と収奪』 鈴木宣弘

  2013年8月刊 710円+税 文春新書

遺伝子組み換え企業の脅威 モンサントファイル』

 エコロジスト編集部 2012年 増補版』 1900円+税 緑風出版

自殺する種 アグロバイオビジネスが食を支配する』

 2006年 安田節子 720円+税 平凡社新書

の3冊を元に、資料を作成、添付し、ご説明しました。

1、「食の戦争」

 著者の鈴木宣弘氏は元農林水産省に勤務し(現在は東大教授)、様々な具体的なデータでTPPの危険性を指摘しています。さまざまな書評が出ていましたが、研究会では10月6日の毎日新聞朝刊に掲載された松原隆一郎氏の書評をそのまま資料としてのせました。

 松原氏の書評によれば「TPPは「外交交渉」という紳士的な語感から連想される生ぬるいものではなく、ズバリ「食をめぐる戦争」、「今だけ、カネだけ、自分だけ」の利益を追求する米国の巨大企業が認可官庁や研究機関をも総動員し、経済学の初歩の理論も悪用して日本の食を価格競争に巻き込むものだ、そう警鐘を鳴らしている。

 「初歩の論理」とは、次のようなものです。すなわち、農業保護のせいで、貿易交渉では製造業が譲歩を強いられ、農家自体も弱体化・高齢化している。農業保護は百害あって一利なく、規制を緩和し貿易を自由化すれば競争力がつくし、消費者もより安い商品を選択できる。貿易量が増えれば農産物の価格が安定、危機にも備えられる。「食の安全」も各国で基準を決める自由が保障されるはずだ、と。

 本書の読みどころは、具体的なデータを紹介しつつ、以上の論理を突き崩し、交渉の狙いを痛快なまでに暴く点にある。

 その1日本の農業は(聖域とされる米、乳製品など1割の品目を除き)激しい競争にさらされており、世界のほうが過保護である。日本の平均関税率の11,7%は大半の国より低く農業生産額に占める予算にしても日本の3割弱に対し、フランスで4割強、米国で6割。多くは政府から農家への直接支払である。。日本が(農業を)5兆円規模で保護していると叩かれるか。からくりはOECDが公表しているPSE(生産者保護推定額)にある。スーパーで国産のネギひと束が158円、外国産が100円で売られているとして、消費者が国産を選べば、品質で選んだにもかかわらず差額の58円が「非関税障壁」として保護額に算入されてしまうのだ。一方米国は、国内販売にも援助しているという理屈で否定しているが、農産物の輸出にWTOで禁止されたはずの輸出補助金を実質一兆円規模で拠出している。まるで丸腰で武装勢力と戦う様なものである。

★ これが、上記の日経新聞の表で農家の「保護率」が、日本が3番目に高いといわれる理由である

★ 筆者の注 映画「キング・コーン」を見ると大学生二人が試しに作った、トウモロコシは原価を引くと赤字となってしまう。そして政府の補助金でかろうじて、黒字になる状態であることを示しています。日本の大豆は1955年まで41%あった大豆自給率が93~95年には2%にまで落ち込みました。(2006年は5%に)1961年の輸入自由化と、72年以降の関税ゼロ化により、アメリカでは巨額の補助金を受けて生産原価より安く輸出し、国産大豆の3分の一以下の価格にしてしまった。これで日本の大豆は壊滅状態になりました。トウモロコシなども同じ状況なのです。地場の農業が壊滅したとき、独占状態になると値段を釣りあげるというのがアメリカの常とう手段である。それにより、発展途上国で食べ物が急上昇し、買えなくなり、餓死者が出る大きな騒ぎとなりました。

 2001年に日本は遺伝子組み換え食品の表示が義務づけられましたが、味噌は表示義務があるが、しょうゆなどについては表示義務がないのです。TPPでは、農作物の遺伝子組み換え食品の表示義務廃止を要求する可能性があります。なぜならアメリカの首席農業交渉官は遺伝子組み換え(GM)種子のトップメーカー、モンサントのロビイストだった人物であるからです。

その2。日本では農協がもっぱら過保護の巣窟視されるが、世界ではさらに大きな流通・小売りの大型化が進んでいる。農協をつぶしても更なる巨大スーパーが支配するだけである。

その3.「自由化」時は関税という経済的規制のみにかかわるはずなのに、食の安全基準など社会的規制にも要求が及んでいる。

 すでに米国から輸入しているトウモロコシ。小麦大豆など年間約3100万トンのうち、GM作物は約1700万とに達している。日本は遺伝子組み換え作物の輸入大国である。

日本は貿易戦争の一方的被害者ではない。米国から見れば日本は国をあげて「クルマ戦争」をしかけ基幹産業を瓦解させた。政府にとってTPPは製造業のために農業を切り捨てる策なのである。だが農業抜きの立国はたして可能なのか。非GM作物を選択する自由すら奪われて、食をすべて輸入するのはまっとうな先進国ではない。米(コメ)の関税率を半減させるなど農業も改革の余地はあるが「食の戦争」は、何より社会の破壊である。

筆者の見解

 本来、もっと自国の農業生産物(食糧自給率)の比率を上げるべきである。極めて重要な食を貪欲な多国籍企業が牛耳るアメリカに任せてはいけない。

食にかかわる関税を引き下げて、外国の安い食物をどんどん輸入してくれば、低所得者にはいいのではないかというのが、日経新聞の言い分である。例えば、アメリカや中国の米がどんどん安く出入ってきたらどうなのだろう。中国やアメリカの米は日本に比べ安全基準が低く、それも非表示になる可能性がある。中国でもお金持ちは中国の米を食べないで安全な日本の米を買うといいます。米の関税を下げるとアメリカや中国の安いコメが入り日本の米作は大豆のように滅びる可能性があります。そうすると、遺伝子組み換えなど様々な危険性をはらんだ米をほとんどの日本人は食べるようになります。お金持ちだけが少なくなった日本の米を食べることになってしまいます。

 日本でもすでに単位面積当たりの農薬散布量は世界一です。世界的なネオニコチノイド農薬の散布でミツバチが絶滅しようとしています。でも三ちゃん農業といわれる農業は日本の里山など自然を守る大きな砦です。政府がいう日本の農業を集約化して単品のものを大規模に作る農業は、どうあがいてもアメリカやオーストラリアにはかないません。オーストラリアでは日本の農地の1800倍、アメリカでは150倍です。さらに近代的大規模農業はアメリカでも破綻しつつあります。(大量の水を必要とする。農地の砂漠化、塩害、などで農地は荒れ果てています)

 なにしろ、モンサント社を告発した映画をみると、その恐ろしさに身の毛もよだつようです。モンサントは枯葉剤のダイオキシンやPCBで世界を汚染してきました。そしてまた遺伝子組み換えした、モンサントが作った除草剤に耐性を持ったトウモロコシや大豆を売っています。モンサントはたった3カ月のラットの実験で安全としました。モンサントの社員がたくさん入っているFBAはそれを認可しました。しかしラットを2年飼い続けた結果ほとんどがんで死んでしまった、ということを示した映画『世界が食べられなくなる日』を見るとその恐ろしさが分かります。モンサントを告発した科学者はモンサントの圧力でみんなやめさせられてしまいます。アメリカの食の安全を管理する役人はほとんどモンサントの社員です。出たりは入ったりで回転ドアと言われます。また歴代大統領が全面的にモンサントを支援しています。

 ★ 書き上げて、よく見直さないで、公開してしまいました。後で見直しましたら、転換ミスばかりでした。書き直していますがその後、お恥ずかしい次第です。申し訳ありませんでした。

 これについては筆者のブログがあります。

 2013年6月14日「こういちの人間学ブログ」

『モンサントの不自然な食べ物』、『世界が食べられなくなる日』原発との関連

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2013/06/post-4d5f.html

★ 実用的人間学研究会例会で配布した資料の中から、いくつか表を示してみます。

以下は『食の戦争』より

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 日本の農産物平均関税率はすでにかなり低いということがわかります。日経新聞の農業保護率は上記の文章のその1にもあるように、あたかも関税率も高いと錯覚させるマヤカシである。

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日本の農業生産高は決して低くない。また日本の生産高に占める政府予算高はかえって低いのである。(日本 27,8% アメリカ55,3%)

下図は『食の戦争』から、すでに世界中でいかに遺伝子組み換え作物の割合が多いかを示しています。

またその下の図は、アメリカの米が残留農薬基準が日本に比べ極めて高いことを示しています。米の自由化をすすめればこのような米が国内にたくさん入ってくることを示します。

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上図は『自殺する種子』からのもので、アメリカの多国籍企業は地場の農業を壊滅させた後、価格を吊り上げることを示しています。

 ○まだ、例会でお話ししたことのわずかしかかけていません。また書き加えていきます。

2013年10月14日 (月)

大久保祭りについて 2012年人通り大幅に減少、昨年(2011年)は例年の1,5倍か

 はじめに

 このブログは2012年10月9日に書いたブログです。また2011年の韓流ブームが真っ盛りのころの様子もブログに書いています。このブログをアクセスできるように書いたのですがうまくつながらないために、2013年10月14日に、2013年版に更新し直しました。

○2013年の大久保祭りの状況は別のブログに書いてありますので是非対比してご覧ください。

 2011年、2012年、2013年の三年間の大久保祭りでの、街の様子の変化をご覧ください。

★以下はさらに前のブログ2012年10月2日に書いたものです。

)2012年10月8日(月)大久保祭りがありました

 昨年の大久保祭りに関しての記事に上書きします。

 大久保通りの人通りが減少したということについては、以前の記事にも書きました。大久保祭りについても、大幅な減少がありました。以前は大久保祭りがなくとも、人通りが多く、昨年は人があふれましたが、今年はそうでもありません。天気はいい天気でした。

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 この写真は私のビルの5階から撮った写真です。K-プラザのビルの前です。創価学会の楽隊が通りました。午後1時半ごろだったでしょうか、一番人が多かった時です。

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 創価学会のパレードが通り過ぎた後の状態です。昨年に比べて、人が極端に少ないということがわかります。下の昨年の写真と比べてみてください。

 人通りの減少については韓国との領土問題での紛争がやはり影響していると思われます。原因はいろいろあると思いますが、今までは新聞や雑誌、テレビなどで大久保の街の紹介が常に行われていました。そして新たにいってみようかという人が、あって。しだいに増加してきました。ところが今は新しい宣伝がないので、りピ-ターに限定されているようです。

 前に紹介したカタツムリパック、や毒蛇パック(化粧品です)も今は10枚500円ほどで売っています。コンビニにも並べられて、一時は珍しくてかったでしょうが、やはり品質に問題があり、買う人が減ってきたのではないでしょうか。

 今まで、大久保通りの韓国料理店では、行列して入るようでしたが、今では一部の店以外は、行列がなく、一斉に韓国の若いお兄さんが呼び込みをしている状況です。

2)これ以下の記事は、2011年10月の大久保祭りの状況です。

前のブログで、カタツムリクリームや、毒蛇クリームのことを書いたついでに、大久保祭りのことを書きました。両方書くのは無理なので、あらためて、大久保祭りのことを中心に書きます。大久保祭りは大新宿祭りの一環として、各地で行われる催しの一つです。大久保祭りでは10月10日の体育の日に、昼の時間、明治通りから、小滝橋通りまでを、歩行者天国として行われます。

 大久保祭りの模擬店は何箇所かで行われるのですが、トウモロコシ焼きは、全龍寺の境内で行われます。ここが一番大きな模擬店会場です。一番の人気は焼きそばで、本職の人が作っているおいしい焼きそばでお手伝い含め14名がかりで、やっています。私も行列に並んで買いました。隣が、トウモロコシ売り。7人がかりです。隣はイカ焼きでこれも長い行列です。

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上の二枚は創価学会のパレードです。毎年きますがよくそろっています

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大久保通りは人があふれています。韓流ブームで大久保に来ている人が多く、例年の1,5倍と思われます

模擬店の様子

 息子と、むすこのおよめさん、そして特に今年は9歳の孫が手伝いたいと参加しました。嫁さん、息子が中心にやっているトウモロコシやきに、冷たいビールとお茶などの差し入れをしました。天気に恵まれたのはいいのですが、大量に炭をおこしてたくさんのトウモロコシを焼くのは大変です。暑いしやけどをすることもあります。私も息子の前に10数年やってきました。あついので冷たい飲み物がほしくなります。ただ大雨で、売れいきが悪く、たくさんのこりいつまでも売っているのもつらいものです。でも今日はおそらく早めに終わるでしょう。

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 トウモロコシ売り場、まん中赤い服を着ているのが私の息子です

隣は焼きそば売り場 ,長い行列です

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今パレードの最後のおばさんたち[おばあさん?]によるヨサコイ踊りをやっています。毎年同じ曲です。

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今年は好天に恵まれ、賑やかな大久保祭りでした。

 

2013 大久保祭り 出足は昨年と同じ 韓国人学校女生徒の民族衣装での踊りが見もの

 2013年の第32回大久保祭りが2013年10月14日にありました。今筆者がブログを書いているビルの前をよさこい踊りの160人の列が通過中です。大久保祭りは11時から始まり。16時までです。大久保通りの歩行者天国は12時~15時までです。今14時になるところです。

 今年の大久保祭りの人出は昨年(2012年)とほぼ同じです。2011年には韓流ブーム真っ盛りの時で、歩行者天国には人があふれていました。前のブログも検索してその様子を見てください。

「大久保祭りについて 2012年 人通り大幅に減少へ」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2012/10/201215-880

 人出は同じようですが、パレードの内容が少し違っていました。最初の画面だけ5階から。あとはすべて筆者のいるビルの3階のベランダから撮っています。

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この写真は、大久保通りが歩行者天国になって30分後の状態です。人はまばらです。

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新宿警察の少年交通団の鼓笛隊です。すごく少ないですがこの後女の子だけのバトンガールが続きます。交通少年団がいつも最初です。昔筆者の父は交通少年団の団長をしていました。

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これは名前の分からないグループでした。

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これは創価学会のバンド。よくそろって見事なものです。でも今年はバトンガール図などがいなくて少し少なめでした。

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同じ写真でごめんなさい。

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これは韓国の民族衣装で踊る人たちです。歩道は見ている人でいっぱいです。

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輪になって踊っているところ。なかなか素敵な舞踊でした。

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いろいろな踊りを組み合わせています。人数は30人ほどでした。見物の人も一番多く写真をとっている人もたくさんいました。昨年もやったのでしょうか、昨年はパレードをすべてを見ていないのですが、もしかしたら今年初めてかもしれません。

 追記2013年10月15日

インターネットで調べた結果、踊っていたのは東京韓国人学校の女子生徒たちによる舞踊だとわかりました。東京韓国人学校は、ビジネスできている韓国人の子弟などが通うために作られた学校で、小中高高がそろっています。場所は、新宿区若松町で、東京女子医大病院のすぐ隣にあります。

 さらに大がかりに、韓国の宮廷(朝鮮王朝)の行列の再現などを行って、大久保祭りの名物にしたらどうでしょうかという、韓国の知人の提案がありました。そうなると大久保祭りもさらに盛り上がり、街が活気づくでしょうね。

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これは地元の女性たちによるよさこい踊りです。毎年同じ曲です。160人と言っていました。全般にかなりの高齢な方が中心ですが、小さい子供も混ざっていました。

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この2枚の写真は渋谷初台連による阿波踊りです。中に赤ちゃんを背負いながらのお母さんがいました。この後、小さなバンドの演奏などがありました。

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大久保祭りの歩行者天国が終わるころの道路の様子です。少し最初よりは増えていますがおととしの込み具合と違います。

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これはパレードの最後のわんわんパレードです。7,8匹くらいが参加していました。

他にもかなり写真をとりましたが、これくらいにしておきます。昨年までは東京ガスの店舗があり、商店街で行う全龍寺での屋台があります。ひっあのまだ若いころからトウモロコシや木の担当で、会社のメンバーの応援も得て、地元の八百屋さんとも協力して続けてきました。雨降りなど天気の悪い時などはう売るのに苦労します。途中から息子にバトンタッチしました。昨年まではそれでも差し入れしたりとか、孫と店を回ったりとずっとパレードの様子を見ていたわけではありません。今年は、東京ガスの店が移転しましたので、最初から終わりまで3階のベランダで見ていました。

 今少し前に歩行者天国が終わったところです。早々にブログを送ります。

2013年10月29日追記

 今度の大久保祭りは第32回になります。新大久保商店街振興組合の理事会便りによれば、今年の大久保祭りは模擬店が8種類以上の増加、パレード3団体の増加などがありました。

 昭和52(1977)年10月に、第1回大久保祭りが開催され、昭和57年10月に第2回の開催がありました。その時から大久保通りの歩行者天国が始まり、毎年開催されております。

2013年10月10日 (木)

大久保の街の変化 韓流バブルはじけ 地価が低下 賃料値下げ交渉が

新宿区新聞の10月5日号に、『街の勢い』地価に反映

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 新宿の地価が、副都心線がのりいれた新宿3丁目は最高で3,1%の増で、逆に歌舞伎町は1,6%の減となった。また、百人町1丁目のマキバビル前も0,6%の減となったという表を載せていました。昨年は、この地域だけ少し(坂田ビル前0,4%)上昇したのですが、韓流ブームの陰りも影響して下落しました。

 新宿区新聞の記事によれば、一昨年の韓流ブームでは、大久保通りとイケメン通りの一階部分の月額賃料相場が3年前の月2万円から坪6万円台に上昇した。大久保通りに出店した、コスメの場合、貸し手が4万5千円でいいというのに、借り手が競争に勝つために坪10万円にもなったそうです。ちなみにその店は筆者のビルの斜め前に有ります。

 しかし昨年の竹島問題を”境”に暗転。反韓デモが多発し、客足が遠のいた。さらに、「コリアンタウンに並ぶ飲食店はどこも同じ。素材や盛り付けの工夫も足りず、横浜中華街と違って再び行きたいという店がない」ことで客から飽きられ、ブームは消えた。

 今ではブーム時に比べ、店舗の売り上げは軒並み6割から7割減の落ち込みだ。賃料相場も坪6万円から3万5千円まで引き下がった。高額賃料で出店した店舗からも引き下げ交渉が相次いでいるという。土地売買もイケメン通りで坪500から550万だったのが300から350万までに下がっている。

 ただブームが去ったとはいえ、コリアンタウンの知名度は高い。賃料が下がったことで、日暮里の韓国街から転入する動きもでてきた。大久保通り、イケメン通りの界隈の店舗数は減っていないが、その周辺エリアで出店している店は減少している。

筆者のところでも、店舗家賃の値引き交渉と、テナントの交代

 今日、筆者のビルで貸しているお店の不動産仲介の業者さんと話していたら、あの、記事は私が取材を受けたのだと話していました。筆者のところにもよく、新宿区新聞の人が取材に来ます。

 今年(2013年)の5月にオープンしたばかりの筆者のビルでも、まだ半年もたたないのに早くも賃料の値下げの話しが出てきました。当時相場1階の店舗を坪5万と言っていたのを、坪4万としました。新大久保駅から3分の大久保通りに面する店舗で4万とは安いということで申し込みが殺到しました。しかし、値を釣りあげたりせず、4万円で最初に話が出たところで決めました。ところが、2階のグッズ店はなかなか繁盛して、はじめ1フロアだけだったのがもう1フロア借り増しするようなのですが、1階のお店にあまりお客さんが来ていないのです。わずか半年経たないのに値下げ交渉とは困ったものです。多少の値下げには応ずるつもりなのですが。同じ韓国のお店でも、いろいろな営業努力をしている店は売り上げが落ちないのですが。

 また、もう一つの4年前から貸しているビルのほうでも、1,2,3階部分を11月から借主が変わることになりました。地下1階のお店も家賃を催促しなければ入れないという状況が続いています。

 新宿区新聞にもある通り、昨年以降大久保通りで日曜日のたびに行われた反韓デモの影響は大きいのです。日曜日のもっとも人が多い時間帯にデモ隊と機動隊それに反対している人たちで騒然となっているところなどに来たくなくなります。身の危険も感じられるのです。先日京都の朝鮮学校への街宣デモで、損害賠償の裁判で在特会に賠償金を支払うように命令が出ました。韓国の人たちにかりてもらっているビルのオーナーはほとんど前からここに住んでいる日本人です。うちも含め、賃料の大幅な値下げで大幅な収入減となれば、その一つの要因に在特会のデモがあるなら、われわれも損害賠償を請求するようなのです。

新大久保駅周辺から筆者のところまでの店の変化

 新大久保駅を出てガードをくぐり、イケメン通りに行く道が一番混むところです。以前はあまりに混んで歩けず、急ぐ人は車道を歩いていたりしました。その道での変化です。

 新大久保駅のすぐそばのパンを製造販売している店が閉店しました。よく買っていたのですが。また新大久保の駅のすぐそばのマッサージ店が閉店しました。またすぐそばの昔からやっていた中村屋系列のさくらやさんも閉店したままです。マッサージは最近1時間で2980円というお店が増えて、それに比べ値段が高かったので客数が減ったのでしょう。筆者の家の近くの前よくいっていた、台湾のママさんが経営していて上手だったマッサージ店もごく最近閉店しました。韓国のお店もよく店が入れ替わります。

 少しづつ町の様子も変わっていきます。

2013年10月 8日 (火)

館山の沖ノ島の釣りをやってみました。館山湾の釣り場いくつか

2013年10月6日(日)と7日にかけて、館山に行き、釣りを少しやってみました。

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また、横向きの画面になってしまいました。申し訳ありません。館山のシーサイドハイツというマンションの部屋から見た、館山湾です。前に突堤があり、左側奥(この画面では右上)にうっすらと見える島が沖ノ島です。マンション前の駐車場には車がほとんど有りません。夏の間は休憩所の売店が4けんもあり賑やかでしたが、今は閑散としています。今の状態は満潮です。

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1、沖ノ島の周辺

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 朝10時から、一時間半ほどの短い間、沖ノ島の周辺で釣りをしました。海上自衛隊の基地の周辺の道を進み沖ノ島へ行く途中の、少しコンクリートがはり出したところで釣りをしました。左上に見えるのが沖ノ島です。ここは砂州でつながっていて、散歩にもいいところです。サンゴ礁の北限地で、夏はダイビングをする人がたくさんいます。
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わずかの間ですが釣れたキス3匹とキュウセンベラ一匹です。小さな突堤の上から右側に軽く投げると、一時続けて釣れました。手前の岩場に近くなるとキュウセンべらになります。何回か仕掛けが岩に引っ掛かり、仕掛けがなくなりました。フロート天秤の10号、二本バリ、えさは青イソメで釣りました。キスは15センチほど、夏場に比べると大きくなっています。

 朝から時間をかけて釣ればかなり数が出ると思います。隣で釣っていた人は途中で移動し、沖ノ島の砂州に移動していました。そちらのほうが砂地で根がかりが少なくていいのでしょう。

2、北条海岸の突堤(館山シーサイドハイツの前)

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この写真は前回9月に来た時に夕方、マンション前の突堤で釣りをしながら撮影したものです。あまりきれいに写っていませんが、館山湾の夕日はかなり素敵なものです。
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この写真は同じ突堤から、マンション(館山シーサイドハイツ方面をとりました。夕陽が当たって太陽がガラスに反射してとてもきれいでした。この時の釣りはキスが3匹ほどでした。近いところではヒイラギがすぐ食いついてしまうのです。この突堤の先端からは夜釣りでアナゴが出ると、マンションの9階に住む方に教えてもらいました。まだチャレンジしたことがありません。

 若いころのように、朝早くから出掛けて釣りをする元気がなくなってしまい、適当に時間つぶしでやっているのであまり釣れません。

 マンションのすぐそばに釣具屋があり、釣りのボートも貸してくれます。餌も売っています。これからはキスも大きくなり、楽しめるでしょう。

そのほかの釣り場

 3、船形漁港

  3回ほど行ったのが、船形漁港です。館山湾の北のはじのところにあり、大きな漁港です。船形漁港の釣り場所はいろいろなところにありますが、防波堤の先端のあたりで釣りをしている人が多いのです。一度息子とともに、この漁港に有る船の会社から小さいモーターボートを借りて館山湾で釣ったことがあります。その時は、私はあまり釣れませんでした。船が係留してあり、仕掛けが引っ掛かってしまうので、投げ釣りよりも岸壁でさびき釣りや浮きづりをしている人が多いのです。ここもヒイラギが多く、すぐ食いついてく閉口します。

 ここにここの漁協の経営する店があり、その日に定置網で取れた魚や貝類を売っています。日替わりでいろいろ珍しい魚がおいてあります。前にはフエフキ鯛などの沖縄あたりの魚も置いてありました。食堂もあり、館山に行くと必ず寄って買い物をします。今回はイサキとアジの干物、海苔などを買いました。

4、館山港

 ここは、館山の南側にあり、沖ノ島へ行く途中にあります。下の写真はこの岸壁でみんな釣りをしていたのですが、船が入ってくるからとみんな引き揚げたところです。貨物船は石を積んでいて大きなブルトーザーが、石を積み上げています。ここは漁港ではなく貨物船が主体です。

 ここはいつも釣り人がいるところです。私は投げ釣りでキスを狙います。たくさんは出ませんが、必ず釣れるところです。手前になるとここもヒイラギが食いつきます。ヒイラギは釣っても食べないので困ります。

 9月に行った時の写真ですが、岸近くに小メジナのような小さい魚の群れがたくさんいました。また、カタクチイワシの群れがすごい速さでおよいでいました。うまく群れが来るとアジなどが釣れます。

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在特会街宣に賠償命令ー人種差別で違法 京都地裁判決

タイトルの言葉は毎日新聞10月7日夕刊の1面トップ記事の見出しです。

 以下は記事の内容です。

 「朝鮮学校周辺活動禁止。そして学校事業に損害を与えたとして在特会側に1226万円を支払うように命じた。いわゆるへとスピーチの違法性を認定したのは全国で初めて。裁判所がヘイトスピーチとして問題になっている特定の民族に対する差別街宣について「人種差別」と判断したことで、東京・新大久保や大阪で繰り返される在日コリアンを標的にした差別街宣への抑制効果が予想され、ヘイトスピーチの法規制議論を促すことになるとみられる」

 また8面にもヘイトスピーチ違法性認定 法規制議論に一石と「解説」が書かれています。以下記事の内容です。

 日本も加入する人種差別撤廃条約の第1条は、人種や民族に基づく区別や排除などを「人種差別」と定義。第4条では、人種差別の根絶や、差別を扇動する宣伝活動などの処罰などを各国に求めている。日本では4条を「留保」し、この条約に基づく国内法は未整備だが、欧州を中心とした多くの国では規制法が整備され、その対象犯罪は「ヘイトクライム」「ヘイトスピーチ」とよばれる。~今回の判決は条約が禁止する人種差別と認定。実質的にヘイトスピーチの違法性を認定したと家、今後国内の法規制議論が活発化することが予想される。~東京五輪も控え、人種的。民族的差別をなくす取り組みを速やかに進めるべきだ。

毎日新聞10月8日朝刊での取り扱い

 「JR北の特急非常ブレーキ利かず走行」というのが1面トップでしたので、トップではありませんでしたが、その次に、差別で損害認定 ヘイトスピーチ ネット公開も違法 京都地裁判決 、という記事が続きました。またそのほかに3面にクローズアップ、社会面に関連記事、25面に判決要旨と、大きな取扱記事となっています。

3ページの「総合」トップでヘイトスピーチ賠償命令」「日本法整備に慎重」として各国の比較が出ています。人種差別撤廃条約第4条をめぐる各国の態度として、

 日本× アメリカ × カナダ、ドイツ ○ フランス、イタリア、豪州、英国 △

 ○は批准 ×は批准せず △条文に独自解釈をつけて批准

 ドイツでは「扇動罪」で厳しく処罰と書いています。

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「毎日新聞」より。日本がこの分野で極めて立ち遅れていることがわかります。

 27ページの社会面では、トップ記事で、ヘイトスピーチ「違法」、「安心して学べる」、「保護者安堵の声」と、見出しが書かれています。コリアンタウン反応さまざまという項目でもおおむね判決は良かったということが書かれています。

 また、社説のトップに「ヘイトスピーチ 差別許さぬ当然の判決」と書かれています。

 また、「余録」でも、『呪いはヒヨコのようにねぐらに戻る』とは英国のことわざである。~憎悪の言葉が歩きまわるところ不信や敵意が生まれ、ことわざ通りその多くは呪詛を唱える当人に跳ね返る。だが時にその毒が夜をむしばむことがあるのが困る。京都の朝鮮学校前で、「朝鮮学校を日本から叩きだせ」「何が子どもじゃ、スパイの子やんけ」などと叫んでいた街頭宣伝である。~欧州では言論の自由を最大限に重んずる国でも人種や宗教的他者へのヘイトスピーチを法律で禁ずる国が多い。少数者への敵意や憎悪の扇動こそが自由な社会を根底からむしばむことに敏感だからだろう。

 毎日新聞では早くから在特会のヘイトスピーチの問題を取り上げてきました。

日経新聞での取り扱いはどうでしょうか

 一方、もう一つ筆者がとっている日経新聞では、10月7日夕刊の13面の社会面に、2番目の大きさの記事として「在特会の街宣『人種差別』朝鮮学校の周辺禁止 京都地裁賠償命令も」という記事がのっています。

 また10月8日(火)の朝刊では35面の社会面で、3番目の扱いで、前日の夕刊よりも小さい扱いでした。毎日新聞の取り扱いと比べるといかにも小さい記事扱いであるということが際立ちました。

 ただ社説の2番目に「ヘイトスピーチいさめた判決」として、~相手の立場を理解したうえで、批判すべきは冷静に批判する。民主主義の基本を今一度、確認したい。ヘイトスピーチをただちに処罰できるよう、法律で規制すべきだという指摘もある。しかしこれはまさに表現の自由との関係で議論のあるところだ。差別や偏見を許さず、社会の力でなくしていくべきであろう」

 ということで、法的規制には消極的な態度を示しています。

これは日本政府がこの問題に対して消極的な態度を示していることに対応しています。

★ この判決で、大久保通りを通る、在特会のデモはなくなるでしょうか。在特会のデモにより、人の通りが減少し、売り上げが減少してきました。まだデモを続けるようなら、裁判により損害賠償を請求すべきでしょう。

2013年10月 6日 (日)

輸出戻し税について(10,6追記版) 大企業に有利 経団連が消費税を上げたいわけ

 2013年10月6日追記

 消費税の輸出戻し税に関して、大阪の中小の輸出業者さんの社長さんS.Tさんから、メールで、輸出戻し税が輸出業者すべてに、有利であるというのは間違いではないかというご指摘がありました。人間学研究所の会員である税理士さんにも回答していただきましたが、結論として、輸出戻し税が単純に、輸出業者すべてにとって有利であるとは言えないということでした。

 輸出業の場合、小商社などでは輸出取引のマージンは10%もなく、取引金額が上がれば3%もあり得るそうです。支払いは5%の消費税を上乗せした金額を卸業者に払いますが、国からの還付は申請してから、1,5カ月か遅い場合には3カ月かかるそうです。毎月還付請求するのは大変で、どうしても資金繰りが大変になってしまうそうです。

 一般の販売業では消費税込で入金になるので、納税まで預かり金が増え、資金繰りが楽になります。ですから、輸出業者にとっては消費税分で逆に資金繰りが厳しくなるケースがあって、輸出戻し税が、一律に輸出企業にとって有利だと言うのは誤りであるということでした。

 確かに、仕入れ価格を下げさせたり、取引金額も大きく、マージンが大きい大企業の輸出業者と、小企業の輸出業者の場合とでは大きな違いがあるのでしょうね。S,Tさんは大企業の横暴ということは自分も感じているけれども、それと、消費税の輸出戻し税の制度そのものとは別物であるとおっしゃっていました。確かに同じ制度でも、状況により、いろいろ変わってくるということですね。ただ表題にだしたように大企業(特に多国籍企業)はに有利であるということは事実で有ると思います。

 S,Tさん、ご指摘ありがとうございました。以上のように追記させていただきました。

 NHKで「輸出戻し税」の還付悪用について放送されました

このブログは、2012年2月27日付で書いた「輸出戻し税について、~」を、新しく書いたブログの参考にと2012年10月31日に更新したものです。人間学研究会例会などで、この「輸出戻し税」について、お話ししてもほとんどの方は知らないといっておられました。

 しかし、2012年10月30日のNHKニュースで放送された「消費税還付悪用問題で追徴課税」というニュースを見て、初めてそういう制度があったのだと知った方も多かったと思います。改めて、私のブログで、紹介しますが、ニュースの内容は下記をご覧ください。

http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/1030_02hyml

詳しくは別のブログに書きますが、不正な貿易を繰り返し、4億円の還付を請求したそうです。今まで不正還付を告発したのは3年間で3000件に及び、75億8300万円に上ったそうです。これは氷山の一角です。大企業は、この還付されたお金を下請け企業に戻さなければならないのですが、それをしなければ巨額なお金を政府からもらえることになります。

 また2012年10月19日には、NHKニュースで、高級ブランド品の服などを海外から消費税をもちこみ消費税をまぬがれていたことが発覚し、重加算税9億円を追徴されたという報道がありました。

 まじめな消費者は、消費税値上げで、大いに困りますが、今の仕組みを利用して、逆にもうける人々がたくさんいるのです。

以下は2012年2月27日のブログです。

野田内閣は支持率が下がろうと何がなんでも、消費税率をあげようとしています。野田首相は、消費税を10%あげると最初にいったのは自民党内閣なんだから、協力しないのはおかしいと、言います。しかし、不評な消費税を上げるのを、民主党と一緒にやれば、支持率が落ち、選挙に負けるからといって、ああだこうだと、一緒にやって責任を取ろうとしません。消費税を上げる前に様々な無駄を省くというのもできず、結局、橋下氏を中心とした第三極に支持が集まっている状態です。

 経団連などの大企業の経済団体は、自民党にどうして消費税値上げに賛成しないのだと迫っています。なぜ、消費税をこんなにあげたがるのでしょうか。一つには、法人税が高いからといって下げさせるための原資にしようとしています。すでに5%下げるという方針が出ています。

 それと大きな理由は、表題に書いたとおり、(消費税の)輸出もどし税というものがあって、輸出産業である大企業に極めて有利な税制があるからです。輸出戻し税というのは、外国の付加価値税等との、二重取りを避けるために輸出品は消費税を免除されるという仕組みです。しかし、輸出企業は仕入れの際に消費税を払っているので、仕入れにかかった消費税を政府から還付するという制度が輸出戻し税です。

 すなわち、1000円で仕入れた、商品には消費税が50円かかったとすると輸出業者は、国庫から50円を還付金としてもらうという仕組みです。トヨタのような巨大企業の場合、中小下請け企業から仕入れ価格の価格決定権を事実上持っているので、上記の取引で1050円の仕入れ代金を1000円に値引きさせることもあるでしょう。そうした場合でも輸出業者には約47円の還付金がはいることになるのです。このような場合の還付金は実体として「輸出助成金」とも言えるのではないでしょうか。消費税の税率アップを経団連が主張するのもうなずけます。いずれにしても、消費税はこれらの実態から言って経済的弱者から強者への所得転化を促す大企業優遇の税制といえるでしょう。

 この文章は「輸出企業に消費税が還付される仕組み」と題して税理士の林 明氏が書いたものです。2003年と資料は古いですがトヨタの1710億円をトップに輸出上位10社で6842億円にもなります。

http://www.hb8.seikyou.ne.jp/home/o-shoudanren/hayasi.pdf

 (上記のアドレスはこれはどういうわけか出てきませんでした。輸出戻し税で検索してごらんください。他にも色々詳しく書かれています。

あるいは消費税と「輸出戻し税」~経団連が消費税率引き上げを叫ぶわけ~るいネット

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=166366

をご覧ください。ともかく、消費税を払うどころか、膨大なお金が輸出企業に支払われているということです。上記のWEBによれば輸出企業全体で2兆円にもなるといいます。これが10%さらにどんどん消費税が上がるとそれだけで膨大な還付金が手に入るのです。このような事実をどのくらいの人が知っていることでしょうか。

 また日本は消費税が5%と低いけれども外国は極めて高いとよく言われます。しかしよく調べてみると、食品には消費税をかけないかかなり安くしているところや、低所得者には補てんする制度とかがあって、一概に外国が高いとか言えないのです。日常使われない高級品には、消費税を高くしてもかまわないと思います。

 大企業には、研究開発費に対しての減税処置があります。また、日本の社会保障費の会社負担分は他国に比べて低くなっています。それらを総合するとすでに現在の実質法人税率は決して高くありません。ところが盛んに、日本の法人税は高い、低くしなければ外国に出ていってしまうと脅かしています。

 このことは私のブログ(こういちの人間学)でもすでに書きました。

◎ 臨時増税案決まる庶民には増税、大企業には減税

    2011年9月29日

◎ 法人税の実質税率国際比較に対して~

    2010年8月16日

 大銀行は前の損失があるからといって税金をずっとはらっていません。また、ほとんどタダのような低金利で、日銀から融資を受け国債を買います。低金利といえど送金額が大きいだけにその利息は膨大な額で銀行や保険会社、証券会社などに支払われます。

 大企業は経営が厳しいからといって、どんどん国外に進出しています。そして国による様々な優遇処置により、膨大な社内留保(史上最大の257兆円。企業の手元資金は平成23年6月末で62兆円と過去最高水準)をもっているのにもかかわらず、年々賃下げ(平成9年467万円、22年412万 国税庁)と非正規社員化を行ってさらに利益を積み上げています。この中間層以下の国民の所得減が長引くデフレ、不景気を引き起こしているのです。この不景気による税収減で余計消費税を上げるんだという論理に進んでしまうのです。以前景気の良い時には今よりはるかに多い所得税、法人税の収入があったのです。ところが今度、消費税を上げれば前回の消費税アップの時のように景気の悪化で、税収は少しも伸びないことになってしまいます。公務員の給与は定時で上がっていきますから民間とどんどん差がついてきました。そして今度は大阪府や大阪市で橋下氏などは公務員も下げようというのです。これはまた民間の賃金や下請けへの支払いをさらに下げる口実になります。

 大金持ちに有利な証券優遇税制をただちに戻すのではなく、一部条件を変えたら稲盛和夫氏のように、ほとんどの人が一斉に税逃れをしました。このような、様々な大企業と、大富豪に有利な税制により、中間層は減少し、貧富の差はますます広がり、社会的にも様々な問題が生じ、停滞期を迎えてしまっているのです。そしてその不満を正しく自民党や、民主党の政権にむけるのではなく、今よりさらに保守的で危険な橋下氏などの第三極の支持の方向に向けようとしています。橋下氏らは思い切った政策実行をするというのですが、小泉元首相がやったように、基本的には新自由主義に基づいた、大企業、大富豪優先の政治です。そして民主勢力や組合などの反対勢力を一気に弱めてしまおうとする狙いがあります。それらについては改めて書くことにします。

 

2013年10月 1日 (火)

人間学研究所10月、11月、12月例会のお知らせ 人間学ニュースについて

人間学研究所の2013年10月11月、12月の例会のご案内をします。

新教育人間学部会

第98回 新教育人間学部会

日 時 : 2013年10月25日(金) 18時から

テーマ : 「脱法ハーブと現状の課題」 参加者9名でした

講 師 : 西田隆男氏 自由の森学園学校カウンセラー 臨床心理士

       埼玉ダルク理事長

懇親会 : 越路

★ 今回は台風が来るかもしれないということで、来られない方もあり、参加者は9名でした。このお話の内容は10月28日の筆者のブログでご紹介しました。

第99回 新教育人間学部会

日 時 : 2013年11月29日(金) 18時から

テーマ : 仮 「地理オリンピック、日仏地歴教師会などについて」

講師  : 生田清人氏 駒澤大学講師など 地理学

懇親会 : 越路

実用的人間学研究会例会

第58回実用的人間学研究会例会

日 時 : 2013年10月17日(木) 18時から

テーマ :「食の危機と多国籍企業」  参加者15名でした

      DVDを見てもらいながら説明いたします。

      参考資料 

    「フードインク」、「キングコーン」、「ありあまるごちそう」

講 師 : 佐竹幸一 実用的人間学研究会会長

懇親会 : 台湾料理 帆

第 59 回実用的人間学研究会例会

日 時 :2013年11月21日(木) 18時から

テーマ : 「未定」

講 師 : 関根秀樹氏 原子技術史研究所所長 和光大学講師など

懇親会 : レストランカラオケ シダックス

参加費は 3時間 コース料理、飲み放題付きで4000円です。

懇親会に参加される方は事前の、申し込みが必要です。

★ 各例会の会場は人間学研究所 1階の店が東京ガスから韓国コスメ店、「美学空間」に代わりましたので、ご注意してください。

合同忘年会

日 時 :2013年12月12日(木) 18時から

場 所 : 女子栄養大学 松柏軒 会席料理

会費  : 5000円

★ 参加希望者は事前のお申し込みをお願いします

2014年1月例会

 新教育人間学部会は、100回という節目の時を迎えます。

 実用的人間学研究会例会も60回です。なにがしかの企画を検討中です。

 お知らせ

◎ 第65号人間学研究所通信(人間学ニュース)HUMANOLOGYを発行いたしました。

 2013年10月末、発行予定 10月20日ごろまでに原稿をお願いいたします。

◎ 「人間学研究所年誌」は2014年3月31日発行です。

  投稿原稿は、2014年2月末までにお願いいたします。

人間学研究所

〒169-0073

 東京都新宿区百人町1-3-17 佐竹ビル3階

 所長 柴田義松 東京大学名誉教授 

        総合人間学会会長代行  教育学

       03-3209-1888

   お問い合わせは佐竹まで 090-6549-2677

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