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2013年10月10日 (木)

大久保の街の変化 韓流バブルはじけ 地価が低下 賃料値下げ交渉が

新宿区新聞の10月5日号に、『街の勢い』地価に反映

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 新宿の地価が、副都心線がのりいれた新宿3丁目は最高で3,1%の増で、逆に歌舞伎町は1,6%の減となった。また、百人町1丁目のマキバビル前も0,6%の減となったという表を載せていました。昨年は、この地域だけ少し(坂田ビル前0,4%)上昇したのですが、韓流ブームの陰りも影響して下落しました。

 新宿区新聞の記事によれば、一昨年の韓流ブームでは、大久保通りとイケメン通りの一階部分の月額賃料相場が3年前の月2万円から坪6万円台に上昇した。大久保通りに出店した、コスメの場合、貸し手が4万5千円でいいというのに、借り手が競争に勝つために坪10万円にもなったそうです。ちなみにその店は筆者のビルの斜め前に有ります。

 しかし昨年の竹島問題を”境”に暗転。反韓デモが多発し、客足が遠のいた。さらに、「コリアンタウンに並ぶ飲食店はどこも同じ。素材や盛り付けの工夫も足りず、横浜中華街と違って再び行きたいという店がない」ことで客から飽きられ、ブームは消えた。

 今ではブーム時に比べ、店舗の売り上げは軒並み6割から7割減の落ち込みだ。賃料相場も坪6万円から3万5千円まで引き下がった。高額賃料で出店した店舗からも引き下げ交渉が相次いでいるという。土地売買もイケメン通りで坪500から550万だったのが300から350万までに下がっている。

 ただブームが去ったとはいえ、コリアンタウンの知名度は高い。賃料が下がったことで、日暮里の韓国街から転入する動きもでてきた。大久保通り、イケメン通りの界隈の店舗数は減っていないが、その周辺エリアで出店している店は減少している。

筆者のところでも、店舗家賃の値引き交渉と、テナントの交代

 今日、筆者のビルで貸しているお店の不動産仲介の業者さんと話していたら、あの、記事は私が取材を受けたのだと話していました。筆者のところにもよく、新宿区新聞の人が取材に来ます。

 今年(2013年)の5月にオープンしたばかりの筆者のビルでも、まだ半年もたたないのに早くも賃料の値下げの話しが出てきました。当時相場1階の店舗を坪5万と言っていたのを、坪4万としました。新大久保駅から3分の大久保通りに面する店舗で4万とは安いということで申し込みが殺到しました。しかし、値を釣りあげたりせず、4万円で最初に話が出たところで決めました。ところが、2階のグッズ店はなかなか繁盛して、はじめ1フロアだけだったのがもう1フロア借り増しするようなのですが、1階のお店にあまりお客さんが来ていないのです。わずか半年経たないのに値下げ交渉とは困ったものです。多少の値下げには応ずるつもりなのですが。同じ韓国のお店でも、いろいろな営業努力をしている店は売り上げが落ちないのですが。

 また、もう一つの4年前から貸しているビルのほうでも、1,2,3階部分を11月から借主が変わることになりました。地下1階のお店も家賃を催促しなければ入れないという状況が続いています。

 新宿区新聞にもある通り、昨年以降大久保通りで日曜日のたびに行われた反韓デモの影響は大きいのです。日曜日のもっとも人が多い時間帯にデモ隊と機動隊それに反対している人たちで騒然となっているところなどに来たくなくなります。身の危険も感じられるのです。先日京都の朝鮮学校への街宣デモで、損害賠償の裁判で在特会に賠償金を支払うように命令が出ました。韓国の人たちにかりてもらっているビルのオーナーはほとんど前からここに住んでいる日本人です。うちも含め、賃料の大幅な値下げで大幅な収入減となれば、その一つの要因に在特会のデモがあるなら、われわれも損害賠償を請求するようなのです。

新大久保駅周辺から筆者のところまでの店の変化

 新大久保駅を出てガードをくぐり、イケメン通りに行く道が一番混むところです。以前はあまりに混んで歩けず、急ぐ人は車道を歩いていたりしました。その道での変化です。

 新大久保駅のすぐそばのパンを製造販売している店が閉店しました。よく買っていたのですが。また新大久保の駅のすぐそばのマッサージ店が閉店しました。またすぐそばの昔からやっていた中村屋系列のさくらやさんも閉店したままです。マッサージは最近1時間で2980円というお店が増えて、それに比べ値段が高かったので客数が減ったのでしょう。筆者の家の近くの前よくいっていた、台湾のママさんが経営していて上手だったマッサージ店もごく最近閉店しました。韓国のお店もよく店が入れ替わります。

 少しづつ町の様子も変わっていきます。

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大久保の街紹介」カテゴリの記事

コメント

とら猫イーチ様 地価と家賃の変化は一時異常に上がり、今さがりつつありますが、そのうち落ち着くと思います。家賃や地価が下がったのは、デモも大きな要因ですが、ほかにもいろいろな要因があります。まとまって、商店街などが損害賠償を支給するのは実際には難しいでしょう。でも、今度の判決で、損害賠償請求の可能性があるとなれば、もう反韓デモをやめる可能性があります。
 商店会と韓国の経営者などが協力して、大久保の街をもっと前のようにお客さんが来る街にできればいいのですが。

 反韓デモ等で、商店街に売上減少等で損害があり、賃借人・賃貸人ともに金銭的損害があるならば、デモ等の責任者を訴えれば、金銭的損害を償って貰える見込みはあります。
 在特会等に、民法上の損害賠償責任を果たして貰えば良いのです。 そもそもデモは表現の自由の範囲内であれば、自由ですが、その範囲を超えて、他人に損害を与えれば、損害賠償責任が生じるのは当然です。京都の事例では、在特会の行為は、表現の自由を超えている、と判断されたのです。 デモの実際を映像等で記録し、損害の実体を第三者に証明出来るように記録しておけば良いのです。 
 但し、有能な弁護士に依頼しなければならないでしょう。 また、個人でするよりも商店街や、その他商工会等の団体で纏まって訴訟を提起した方が良いでしょう。 一部には誤解がありますが、日本の司法(裁判所)は、まだまだ信頼に値する存在です。 裁判官には、尊敬出来る方々が多いですし、事実、今日、社会に警鐘を鳴らす判決が出ることもありますので、如何なる問題であっても絶望するのは早計です。

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