中国の期限切れ肉問題 儲かれば何でもする 人間学例会で説明も
7月は後残り少ないのですが、ブログの更新が大変少なくなっております。6月は前に書いたブログに加筆したものも加え、16も更新したのに7月は今書いているものも含めたった5つです。なんとなく気力にかけて居ます。
マック、中国製鶏肉中止 26日土毎日新聞 1面トップ記事
タイ製に 品切れの恐れ
日本マグドナルドは、25日中国の食品会社「上海福喜食品)が期限切れ鶏肉を使用していた問題を受け、中国製の鶏肉を使った「チキンマックナゲット」など8種類の商品すべての販売を中止した。
鶏肉は中国産38%で、2013年に1万6925トンを調達していた。残りの62%がタイ産で今後はすべてタイ産に切り替えるが。多くの店舗で鶏肉を使った商品の品切れが発生する能性がある。(7月26日毎日新聞朝刊)
古い肉の混入、保証期間Oの書き換え、検査対策ー、中国メディアは日常的におこなわれていた不正工作を暴露し、取引先の一部商品などを中国国内で販売停止した。映像には床に落ちた肉をそのまま使ったり、品質保持期限を過ぎていたりした肉を使っていたという。作業員は死にはしないと平気で言っていたそうである。
同社はアメリカ食肉大OSIグループの傘下にあり、同グループの傘下の工場は上海以外にも5か所にある。この問題は上海の衛星テレビ局が2か月に及ぶ潜入取材を経て20日に報道した。同局の記者が袋の表示を見ると多くが品質保持期間をすぎていた。その18トンの肉を機械に運び込んで加熱加工し商品に仕上げていた。中国では国内の食品に対し信用がなく、外資系だからと、はじめ信用されていた。
また作業員たちは「混ぜるには割合がある、古い肉は5%を超えると食感が変わるから」などといっていたという。
日本では、日本マクドナルドとファミリーマートが同社から鶏肉を調達していた。
日本でも以前北海道の精肉業者が同じようなことをして逮捕されました。
毎日新聞「余録」
イグノーベル賞に、落ちた食品を5秒以内に食べれば大丈夫という説を否定した研究結果を発表した人に与えられたという。5秒でもダメなものは、ダメなのである。
さてこれらを見ると昨年、実用的人間学研究会の例会で「食の危機と多国籍企業)というテーマで、2013年10月17日にお話ししたのが思い出されます。それは6月14日に「モンサント、世界が食べられなくなる日、~」というブログで書いた続編になります。10月17日の例会ではいくつかの映画の紹介の中で、アメリカで作られているチキンナゲットの材料がちょうどピンク色をした鎌首をあげた蛇のように映されているのが印象的でした。鳥のいろいろな本来食用としない部分まですりつぶして、それにピンク色の着色をして、それがナゲットの材料になるのです。マグドナルドは、いまはそれを使っていないというのですがいかにも気味の悪い代物です。今は使っていないということは前は使っていたということです。これ以外に遺伝子組み換え作物の危険性について、映像を見ながら説明しました。
そして狭いところで大量に鳥を飼い、抗生物質漬けにし、あまりに不自然に太らせるために、鶏の足が動くと折れてしまうそうです。また多くの鶏が死んでしまいそれが踏みつけられ、恐るべき状態でした。
だいたい今までナゲットをあまり食べませんでしたがそれ以後ナゲットは絶対食べないようにしています。、
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