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2014年9月21日 (日)

「幻解超常ファイル」、ツタンカーメンの呪い、黄金財宝と謎怪死

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はじめに

「幻解超常ファイル」はNHKで、継続的に行われてる番組です。私が病気になる前の2013年11月以前は、よくその紹介をしました。今も時間をちじめて放送されています。民放で行われている怪奇現象をあるがごとくに放送しているものにとっては,この放送は痛手でしょう。2014年9月20日(土)の午後10時20分から30分ほど放送された番組を紹介します。「ツタンカーメンの呪い、黄金財宝と謎怪死」という番組です。「ファイル15」だそうです。これは確か前に見た ことがあるのですが、ブログに書いていないようなので改めて簡単に内容を紹介いたします。

番組の紹介

 今から90年前の1922年11月、イギリスのハワード・カーターとスポンサーのカーナボン卿は、未発掘のエジプトの墓を見つけました。これは大発見で大きく報道されました。特にロンドンタイムスは独占取材権を持っていました。しかし発掘の途中で、半年もたたずにカーナボン卿は敗血症で倒れて死亡し、X線技師、またカーナボン卿の弟と次々に死んで行きました。それで、発掘は中止されました。

 2年半後、発掘は再開され、1925年に黄金のマスク、そして、ツタンカーメン王のミイラも見つけ出しました。しかし、関係者が次々に死亡しついに20人を超えました。新聞は大きく書きたて、人々はツタンカーメン王の呪いとして恐れました。

 噂の出所を調べ上げたウインドックは、次のように述べました。それぞれの段階での死者をしらべたのです。その結果、死者はすでに病気を持っていたものや高齢者でした。またあまり関係のないものまでカウントしていました。一番たたられるはずの、ミイラの包帯を外した関係者は最もたたられるはずですが、10人いてだれも死者はいないのです。確かに、ほかの墓には呪いの言葉が書かれている墓もありましたが、ツタンカーメンの墓には呪いの言葉は書いてありませんでした。

 これらの記事の出所は独占取材の権限を持っていた、ロンドンタイムズに対するねたみでした。一つはニューヨークタイムズなど、ほかの新聞社であり、もう一つは外国人に暴かれることに反感を持つ、現地人でした。

 しかし呪いの話はその後も続き、2004年には、匿名の女性から、ツタンカーメンの指輪を持っているが次々に悪いことが起こるので返したい、といってきました。しかし、よく調べるとツタンカーメンと関係がないことが明らかになりました。

○以上のような内容です。物事を冷静にとらえれば,よくないようがわかるというものです。でも、これに似た事柄はたくさんあるのではないでしょうか。

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占いと神秘主義批判」カテゴリの記事

コメント

とら猫イーチ様 コメントありがとうございます。空飛ぶ円盤の話は衰えることなく続いていますね。円盤型のアメリカの飛行機の写真は見たことがあります。秘密に作られた円盤状のものが飛んで居たらだれでも空飛ぶ円盤と思うでしょうね。
 家の近くに急に飛行船が現れたらびっくりしますよね。何だろうと、人によりUFOと一瞬思うのも無理がありません。アメリカではUFOの存在を信じている人が、日本人に比べとても多いみたいですね。

>これに似た事柄はたくさんあるのではないでしょうか。

 こういち様が御指摘のとおりに、たくさんあるでしょうね。 
 例えば、UFO(空飛ぶ円盤等とも)でしょう。 自然現象や、航空機等の視認錯誤や、目撃者自体の精神異常等や、甚だしきは、虚構等々で説明出来る現象が大半でしょう。 
 また、極秘の軍用機等を目撃した経験もあることでしょう。 これは、特に米国で多いことでしょう。 例えば、ステルス戦闘機や爆撃機、それに無人軍用機等を目撃した人が、UFOと信じることは実際にあったことでしょう。 
 実用段階にあった軍用機で、円盤型の機体は、事実、あったのです。 極秘で試験中の軍用機を
目撃しても、軍は、その事実を発表はしませんから、UFO目撃談になってしまうでしょうね。 
 数十年前に我が家であった事件(?)ですが、有る日の夕方に、我が家の上空に鉛色の大きな楕円形の物体が大きな音とともに現れたので、亡母と妹が驚いていました。 これは、当時、宣伝用に使われていました飛行船でした。 我が家の近くには、飛行場があり、飛行船は着陸態勢で地上に近づいていたのでした。 
 この事件から飛行船でも、地上に接近すると全体を良く観ないとUFOに誤認することはある、と思った次第です。 
 これと似たことはたくさんあるでしょうね。 

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