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2014年10月

2014年10月30日 (木)

身体障害者は、投票しにくい、他にいろいろな街の不便さが

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◎ 横向きで暗い画像で申し訳ありません。

新宿区長選があります

   ―障害者は投票しにくい

 2014年11月9日に、新宿区長選が行われます。今回はなかなか評判のよかった、中山弘子区長が退任し、その後継者として、自民党の吉住健一都議が立候補します。そのほかに僧侶の中根善弘氏、共産党推薦の弁護士,岸松江氏などが立候補を予定している。

 新聞の折り込みで広報新宿が配られ新宿区長選挙の内容がしめされました。裏面には、旅行等での不在者投票、郵便等における不在者投票、病院等に入院している方の不在者投票などが、書かれています。

 2014年2月9日の都知事選は、まだ代々木病院に入院中で、病院の中で不在者投票をしました。退院後今度は郵便等による不在者投票ができるかどうかを、区役所に聞いてみました。わたしは、障碍者手帳によれば、上肢3級、下肢3級合わせて2級の障害者ということになっております。郵便等における不在者投票ができる人は両下肢1,2級あるいは体幹・移動機能の障害のひとのみでした。あるいは心臓などの機能1・3級、免疫・肝臓の障害の1~3級の人までです。要は寝たきりの状態の人です。残念ながら私は該当しません。投票所の小学校は、急な坂があり、家内が車いすを押していくのが困難なのです。その場合移動に関する支援というのもありますが、内容を読むとどうも難しそうです。それで今回は投票を断念することにしました。郵便等における不在者投票を、もう少しゆるめてくれればいいのですが。

 病気になり、もうすぐ1年、退院してから8か月ほどが経過します。障碍者手帳をもらいましたが、残念ながらその特典を何も使っておりません。タクシー券などももらいましたが、まだ一度も利用したことがありません。今までのタクシー利用は、障害者専用の車いすのまま乗れるタクシーです。予約して来てもらいます。むしろ、もう少し軽い症状なら、いろいろ利用できるのですが、今の状態では難しいのです。ところが、選挙の投票となると上記のように、また使えないのです。

車いすが通りにくい、諏訪通りのガード下工事

 天気の良い日に、くるま椅子を家内に押してもらって、コンビニに買い物にいく、少し距離がありますが、高田馬場駅前の新栄堂書店へ行き、本を買ってくる。そしてその帰りにス-パーにより買い物をする、のが最大の楽しみです。ところが、いま住んで居るマンションから駅に行くまでに、諏訪道路の拡張工事に伴う、山手線とのガード下をくぐらなければなりません。この工事はずいぶん前からやっていますが、いったいいつ終わるのでしょうか。(拡張工事が終わったらそこにエレベーターを新設することになっていますが)。それほど急な坂で後ろ向きで車いすを支えないと危ないのです。私も片手だけですが車いすを一所懸命回します。また、下手をすると横向きに倒れそうなところもあります。普通に歩ける人にとってはどうということも無い坂でも、障碍者にとっては大変です。

 新大久保駅には、エレベーターがなく、高田馬場駅には住んで居るところに近い戸山口にエレベーターはありません。また高田馬場駅周辺には、いろいろ食べるところがたくさんあります。しかし、神田川に向かってかなり道が下がっており、ビルに段差があり車いすでは入りにくいのです。前に言った書店とスーパーは段差がなく入れるのですが。ともかく、いろいろな面で障碍者にとってほいろいろな障害があり、大変だということが、自分が障碍者になって始めてわかりました。

追記:11月1日

 新聞に折り込まれた、日本共産党新宿区議団ニュースで、「2014区制報告アンケート集計報告」を見ますと、(有効回答者1800人)区制への要望の中で、「住宅・まちづくり・震災対策」の第一位は653名で「バリアフリーのまちづくりの推進」でした。私だけでなく、困って居る人が多いことがわかります。

 

2014年10月26日 (日)

日本は「火山列島大変動」にはいった 鎌田浩毅氏 原発再稼働と関連

御嶽山の噴火について 

 2014年9月27日11時52分、63人という死者、行方不明者を出した、戦後最大の御嶽山の噴火以後、さまざまに今後の噴火活動について語られている。今までは91年の雲仙、普賢岳の噴火で死者、不明者43名が最大であった。

 それと同時に九州の川内原発の再開についても語られている。サンデー毎日の2014年10月19日と10月26日号では「2週連続緊急報告!」という形で京都大学の火山学者である、鎌田浩毅教授の報告を載せている。鎌田浩毅氏は1955年生まれ、京都大教授で、専門は火山学、地球科学。著書は「火山と地震の国に暮らす」岩波書店など。同じ鎌田氏の監修の本で最新の資料がわかりやすくオールカラーで書かれた本が「地震と火山』1400円、2014年10月28日学研、である。早速この本を購入した。

 御嶽山の噴火は35年前にも同じような噴火が起きたが朝5時という早朝だったため1人の死者も出なかった。7年前にも小規模な噴火が起きた。今回は噴火が起きたのが最も悪い日でまた時間帯であった。35年前の噴火では噴煙は1日でおさまった。しかし、今回はずっと噴火活動が続いている。今は水蒸気爆発だが、マグマ噴火になるかどうかはわからない状況であるという。

 御嶽山噴火は『大動乱時代』の幕開か?

 「サンデー毎日」緊急報告の下では、こう書いている。地球科学者たちは、3年半の東日本大震災以後、日本列島の地盤が長期的に見て、変動期に入ったことを、各種の観測でつかんでいた。いわば、「3,11」が引き起こした1000年ぶりの『大地動乱の時代」である。

 御嶽山が活動期に入り、富士山や箱根山などの活火山の地下にあるマグマが、いつ活動を再開しても不思議ではない状態にあるのだ。

過去の歴史を振り返ると、海域でマグニチュード9という巨大地震が発生すると数カ月から数年以内に、近隣の火山の噴火を誘発する事例がある。

20世紀以降、全世界でM9クラスの巨大地震は6回起きたが,その全てで,地震の数日もしくは数年後に噴火が発生している。

「9世紀」の日本と似る

 869年に起きた「貞観地震」と極めてよく似ている。9世紀には、地震と火山の多い特異な変動期にあったが、それは貞観地震をきっかけに始まった。3,11以後、日本列島は9世紀同様の『大地動乱の時代」に入ったに違いない。

江戸時代の1707年に、 M8,6という巨大地震「宝永地震」が起きたとき、その49日後に富士山が爆発した。これは巨大地震によって、誘発されたといわれている。

今後2030年代に予想されている「南海トラフ巨大地震」によって、富士山のマグマが活動を始める可能性もゼロではない。

噴火活動レベルは1から5まで区分されている。今回の御嶽山ではレベル1だったが、現在は3に引き上げられている。鎌田氏の「地震と火山の日本を生き延びる知恵』メディア、ファクトリー刊が、参考になる。

 御嶽山の噴火は人間の予想を裏切る想定外が、ごく普通に起こりうることを見せつけた。

1000年ぶりの『大動乱時代』を生き延びるには、こうしたハイレベルな柔軟性が求められる。

以上が「サンデー毎日」の記事の要旨である。

川内原発の再稼働に関して

 上に書かれたように、日本が1000年ぶりの大動乱期に入ったということを前提とすると、原発の再稼働をどのように考えたらいいでしょうか。今は1台も原発は稼働しておりません。しかし九州電力の川内(せんだい)原発の再稼働申請がいまだされています。

 東京電力は結婚して福島を離れたからといって今までに支払った補償金を返せといっているようです.いろいろな申請も却下したり値切ったりしています。それなのに、利益を計上しています。

また、太陽光発電が予定したよりも増えてきたからと、単価を下げようとしています。もともと、値段の高い分は消費者に払わせているのにです。

 日本がはじめに書いたように1000年の火山の活動期に入ったとしたら、果たしてどうでしょうか。もともと川内原発の周辺は桜島や霧島などの、活火山があります。また姶良カルデラは九州の縄文文化を滅ぼしたようなものでした。このような、危険が迫っているとき、さらに、火山以上に壊滅的な被害をもたらす原発は絶対に再稼働させてはいけないのではないでしょうか。

川内原発だけでなく、このように火山や地震の危険が迫っているときに、原発はすべて廃炉にすべきです。

参考 ブログ「風知草」から 火山と川内原発

追記 2015年5月

 2015年1月16日BS日テレの「深層ニュース」で、火山噴火予知連絡会の藤井会長(東大名誉教授)は、2014年の65人の死者、行方不明者の出た、御嶽山噴火が起き、西ノ島は噴火が続き、島が拡大を続けて居る。阿蘇山も口永良部島の噴火活動も活発になっている。草津白根山、我妻山、十勝岳、桜島のいずれも活発になっている。

2015年5月18日NHKニュースWEB

 それに加えて、箱根の大涌谷もレベル1から2に引き上げられ、周辺は立ち入り禁止になっている。より大きな噴火活動が起きるのではないか心配である。

 18日のニュースでは、大涌谷で、地表が最大12センチ隆起していることが観測された。

 

 

2014年10月25日 (土)

人間学研究所通信NO70の発行、11月合同例会にて話をします

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1,HUMANOLOGY,No70(人間学研究所通信)の発行

 2014年10月24日、人間学研究所通信第70号が,発行されました

 目次  1、合同例会開催通知 p1

      2、倉田 眞:「朝日新聞誤報問題とジャー

                               ナリズム」 p2

            3、「人間学研究所年誌2014」第12号、

                          原稿募集 p8

      4、2014年度会費納入のお願い p9

     5、岩田好宏 :植物の名をめぐって p10

○人間学研究所通信も第70号の区切りの号になりました。第65号10月号までは、人間学研究所通信の編集を、ブログ筆者がしておりました。ところが急病で、現在は岩田好宏氏にお願いしております。どうも、ありがとうございます。

 

2 合同例会」(人間学研究会・実用的人間学研究会

  日時:2014年11月21日(第3金曜日)17時30分より

  講師:佐竹幸一 実用的人間学研究会会長、

      人間学研究所専務理事、事務局長

  主題:「視床出血1年が経過して、

                   -過去、現在、未来」

  会場:西戸山タワーホームズ・ノースタワー

                  1階集会室

     開会が普段より30分間早くなって居ます。

 1時間ほどお話をします。内容は年誌11号に書いた内容を元にしております。残り1時間は久しぶりなので懇親のお話しあいをいたしましょう。

 

 

3、「人間学研究所年誌2014」第12号、原稿募集

 なお「人間学研究所年誌2013」、No11は遅くなりましたが、2014年12月中旬に発行いたします。

 第12号は11号に書いていない方を中心に書いていただければと思います。

原稿の種類: 原著論文、短報、エッセイ、研究活動報告

刊行日 :2015年3月31日

原稿締切日:2014年12月31日

応募締切日:2014年10月31日

追記;2014年10月27日、年誌第12号に短報

「こういちの人間学ブログ」について、ということで

書くことを申し込みました。 

○ これで、年に1回のペースでの発行にもどることになります。

2014年10月15日 (水)

近況1、ブログ件数600件に、9,10月多いブログ2カンホドン順調、3大久保祭り4リハビリ

1、「こういちの人間学ブログ」の件数600件に

 「こういちの人間学ブログ」の件数が、今日現在で600件となりました。どのようなブログを書いてきたかは、基礎人間学、応用人間学に分けて、また分野ごとに分類されています。前に書いたブログで興味あるものはぜひ、ご覧ください。

 又アクセスも10月15日現在、累計93万3000件となりました。右の欄に累計件数が出ているのですが,100万件以上はありません。また0からスタートなのでしょうか。コメントは約500件です。これはとら猫イーチさんにおうところが大きいのです。参考になるご意見いろいろとありがとうございます。

10月27日、午後3時、94万件です

9月のアクセス数と多いブログについて

 参考までに9月は18877件のアクセスがあり、訪問者は14000人ほどでした。

アクセスの多いものは

1、多い射精により長生き、唾液健康法と関連                     2、こういちの人間学(長寿はごちそう食べること)                                          3、人相術、額                                               4、人相術、耳                                                   5、長寿はごちそう食べること、116歳大川さん                     6、こういちの人間学                                     7、TBS 世界の怖い夜                                             8、館山の沖ノ島の釣りをやってみました                                   9、尿路結石になった時 チョイス                                                  10、南雲義則氏の一日一食健康法について                                 11、美人について白い肌とピンクの頬                          12、大久保の街 第三ビルテナントきまる

13、肉を食べずに新型栄養失調で老化                      14、高塚光の超能力本当にあるのかしら                                  15、中国の三大悪女と傾国の美女        

16、その健康法では早死にする                           17、村上春樹の「IQ84]と、カルト宗教                        18、人相術 口                                    19、千葉岩井漁港 の釣り                                                    

以上の順でした

追記 11月1日 10月アクセス

10月末、アクセス累計943,800件 10月は19531件でした。

多いアクセス 「TBS世界の怖い夜、お粗末絶叫~」昨年のブログですが 同じような番組放送されたので、急に増えました。

-これは11月に入ってもアクセスは減りません。検索の仕方で、トップに出てくるからでしょう。「お粗末、絶叫番組」で検索すると一番最初に出てきます。

「韓流K-PLUS閉店~」、「多い射精により~」が同じくらい多いアクセスでした。

追記、11月7日

 昨日で、病気になってから、ちょうど1年になります。アクセス数累計、約948,000件、記事数605件、コメント505件でした。11月の昨日までのアクセス数は2549件でした。                    

新大久保に関するブログのアクセスが多い

 10月8日に書いたブログ、「韓流百貨店K-PLUS閉店、最大の要因は貧富の差拡大と円安」が「韓流百貨店K-PLUS閉店」という項目で検索すると、私のブログがトップになっていて、アクセスが急増しております。とくに今日26日閉店ということでアクセスが増加しています。(最初間違って15日と書いてしまいました。申し訳ありません)韓流ブームの衰退の原因に嫌韓デモの影響をあげて居ますが、貧富の差拡大と円安で、韓国の商品が値上がりしたのが 最大の要因と見ています。世界的に大富豪と庶民の差が拡大しているのが問題だとピケティ教授が指摘しています。「CAPITAL」という本で、いわば、新しい「資本論」です。15日のNHKでも取り上げていました。改めて取り上げてみたいと思います。

2、「カンホドン678チキン」盛況

 第3サタケビルにオープンした、カンホドン678チキンはなかなか繁盛しているようです。インターネットでもすでに多くの紹介があり、好意的な記事が多くなっています。3顧の礼ではないですが、断っても是非にといわれ3回目に御貸ししたところです。残念ながらまだ食べて居ませんが、持ち出しもできるそうです。1階のカフェも一緒に紹介されることも多く上品なお店と、評判のようです。3階はまだきまっておりません。

 「大使館」は閉店しましたが、評判の良いお店は相変わらず混んでいます。今まで、多くの人が来ているときはすこしくらい味が落ちても、サービスが悪くてもやっていけました。ところが、お客が減り客単価が減少している今、歴然と差が出ています。

3、大久保祭り 今年は見られず

 前に住んでいたビルでは 大久保通だったので毎年写真を撮り、ブログに載せて居ました。今年は残念ながら大久保祭りをみられませんでした。おととい13日は台風がせまり、すこし雨模様でした。でも何とか無事に終わり、トウモロコシも全部売れたそうです。今年は新大久保駅も100週年ということで参加と聞いています。昨年あった、韓国の学校の女生徒たちによる踊りも今年もあったのではないかと思います。

4、リハビリ進む

 今、リハビリでは部屋の外の中廊下を一周するのが終わり、建物の外に出て、屋根のついた廊下を歩いてだんだん距離を伸ばしています。それと10センチぐらいの高さを上がり降りする練習です。降りるのは簡単ですが、上るのはちょっと大変です。

 字も右手で書く練習を始めて居ますが、まだまだです。

2014年10月14日 (火)

新大久保駅 開設100年 新大久保の変化 「毎日母さん」にも

JR山手線新大久保駅について

1、新大久保駅のできたころ

 JR山手線新大久保駅は、今年で駅開設100年となります。1914年( 大正3年)11月15日に開設されました。それまでは、1895年(明治28年)に開設された甲武線の大久保駅だけだったのです。そして後で大久保駅は国鉄の駅に変わりました。新大久保と大久保駅は距離が大久保通りで300mほどしか離れて居ません。

 私の曽祖父さんのころに新潟の長岡から転居してきました。そのころはまだ新大久保駅ができて居ない頃で大久保駅に近いところで桶屋と井戸掘りをしていました。今もお米屋さんをしているお店の隣で百人町2丁目です。昔の店の名前が出ている地図に桶商佐竹と載っています。私の伯父さんは井戸掘りをしていて、酸欠事故でなくなりました。弟の父も危うく命を落とすところだったそうです。それで、次男の私の父が引き継ぎました。父は大正6年生まれ、小学校の時、1923年(大正12年)関東大震災に会い、幸い家は大丈夫でしたが、余震がおさまるまで古川男爵の別邸で今は教会になっているところの竹やぶで過ごしたそうです。地震はお昼の11時56分におき、大好きなとんかつが昼ご飯のおかずで、地震がおさまって家に戻ったら、とんかつが埃をかぶって食べられなくなったのが残念だった、といっていました。この大震災の後、比較的地盤が高いこの辺りに下町から、転居してくる人が多くなり、町がにぎやかになったそうです。百人町1丁目には、横綱の太刀山が住んでいて井戸掘りに行ったそうです。すごい力持ちだったそうです。この辺りは軍の施設が多く、たくさんの軍人が住んで居ました。また文化人も多く大久保小学校のところには、小泉八雲が住んでいて石碑があり、記念公園もあります。

 おばあさんがいっていましたが、当時の新大久保駅は高架ではなく、小さい駅で裸電球がぽつんとある状態で、北側には,戸山が原があり、タヌキが電車にひかれたりして話題になったそうです。店は後で、現在の山手線の内側の場所に変わりました。戦争末期この辺りは焼夷弾で丸焼けとなりました。うちの店は大久保通に一番最初にバラックを建てたといっていました。戦後間もなくのころは私も記憶が残っています。はじめ戸山小学校の講堂は壊れたままで授業は二部授業でした。西戸山小学校ができてから普通の授業に変わりました。歌舞伎町2丁目は昔は西大久保1丁目でした。今立て直しているコマ劇場辺りは、昔は小さい池がありました。

 2、最近の新大久保

 新大久保駅は山手線内では鶯谷駅、目白駅に次いで、乗降客がすくない。前は銀行や信用金庫などがたくさんありましたが、今は大久保通には1店もなくなってしまいました。2001年には新大久保駅乗客転落事故がおきました。その記念碑が駅構内にあります。

 新大久保駅の、一日平均乗降客数は1992年に38,167人それから次第に減少2003年には、33363人に減少しました。韓流ブームが始まった2007年に増加、36133人となり、その後少し減少しましたが、2010年ごろに37344人に増加、2011年に42433人とピークになりました。一番混んでいたころは狭いところに人がぎっしり入り改札をでても身動きができにくいこともありました。

 新大久保駅は山手線の駅の中で、一番みすぼらしい感じの駅です。三角形の屋根をした平屋建ての小さい駅です。今度エレベーターか、エスカレーターをつけるようです。

 しかし嫌韓デモやブームが下火になったこと、所得格差などいろいろな問題が生じ、2012年に41545人、2013年には39629人と減少していきました。2014年の状態はわかりませんが、少し昨年より増加しているかもしれません。人出は極端に減少していません。ですから、貧富の差の拡大と所得の減少による購買力の減少が大きく響いているように感じます。お店ではお客さんが来てもあまり買ってくれないと言っています。また、一番盛んな時はテレビ、新聞などのマスコミが新大久保の紹介をいろいろやって居ました。お笑い芸人何街を回らせるだけで安く番組ができ、それでも番組を見てもらえますから、効率がよかったのです。テレビなどでは韓国のドラマが盛んに放送されました。それが今はあまり見られなくなってしまいました。再放送ばかりでは魅力に欠けます。

(こういちの人間学ブログ「韓流百貨店K-PLUSの閉店、最大の要因は貧富の差の拡大と円安」をご覧ください)

 隣の大久保駅の2012年度の一日乗降客は約24000人です。ここは入り口が北口と南口とがあり、エスカレーターもついた、駅なのですが、新大久保駅には駅の入り口は一つだけ、エスカレーターもエレベーターもなく、もし車いすで電車に乗る時には,駅員にいって特殊な昇降機に乗せてもらわなければなりません。今はエレベーター等を付ける用地がないとのことですが、ようやく土地のめどがついたようです。

 新大久保とそれを構成する百人町と大久保の街は変化にとんで居ます。大久保、百人町の1丁目は歌舞伎町の延長のような雑然とした街です。外国人が住民の三分の二を占めて居ます。大久保通りの北側の、百人町、大久保2丁目は学校が多く文教地区です。落ち着いた住宅街です。早稲田大学理工学部、学習院女子大,戸山高校、海城高校、保善高校,後小、中学校が多数あります。3丁目は、一つは研究所などと、最近は高層マンション、一方で都営住宅が多く、住民の老齢化が問題となっています。4丁目のきたのほうは高田馬場のほうが近いです。

 3、「毎日母さん」にのる

 毎日新聞の10月13日の朝刊で,西原理恵子の「毎日かあさん」(第583回)に、新大久保のことがのりました。

 西原理恵子さんの親戚の友ちゃん(67歳)がりえさんに、「これ御願い、東京におるやったら新大久保がちかいろう?新大久保を歩きゅう韓流スターのサインをもろといて。ついでの時でかまんき」という依頼があって、西原さんがぺ,ヨンジュンとチャンドンゴンのサインをネットで調べて、真似て書いて、韓国美容パック同封で田舎に送る。すると、「あんたコレ全然筆跡が違うやんかー、だいいちペ、ヨンジュンとチャンドンゴンが新大久保歩きゅうワケないろう」当然だがバレテ怒られる、というのがありました。

今では日本全国に韓国好きの人は定着しています。

 田舎の友ちゃんは、土佐(高知)だろうし、西原さんは吉祥寺で、大久保には近いと、いえましょう。大久保駅で降りたら乗り換えなしで近いから。ちょうど新大久保に関して書かれていたので紹介しました。

2014年10月 9日 (木)

ノーベル賞、名大の関係者6人、21世紀日本の受賞者の半分くらい、2015年地方国立大卒

2014年度のノーベル物理学賞決まる

  ー青色発光ダイオードの(ELD)の発明

 10月8日の新聞には、ノーベル物理学賞に、発光ダイオードの開発にたずさわった、赤崎勇氏(京大卒、名城大終身教授)、天野浩氏(名大卒、名大教授)、中村修二氏(徳島大卒、カルフォルニア大教授)の3人が決まったと書かれた。これで、12年の京都大学の山中伸弥京大教授、08年の物理学賞の南部陽一郎小林誠益川敏英氏に続くものです。。

 毎日新聞の8日の夕刊の、3面記事トップには、「名大「科学で世界へ」と題して、ノーベル賞関係者6人目、として、21世紀に入ってノーベル賞受賞者13人のうち約半数の6人が名大関係者であると報じた。旧帝大では後発で、伝統作るという気概にあふれているという。2001年の野依良治氏、08年の小林誠氏、益川敏英氏、下村 脩氏である。そして今度の2名である。

 これは、物理学の故坂田昌一氏や化学の故平田義正氏の旧帝大の権威主義を嫌った教員が多く後進の指導にあたった。

東京大学は7名のうち、川端康成、大江健三郎氏、平和賞の佐藤栄作を除けば4人だけとなる。 南部、根岸、 江崎、小柴の4氏だけである。                                                                                                      

 中村修二教授は勤務していた日亜化学工業において、創業者の小川信夫氏が思い切った投資をしたことに大きく感謝している。しかし青色発光ダイオードの製品化に成功しても発明の対価はわずか2万円、また、海外の研究者仲間から「スレイブ(奴隷)中村」とよばれるほど極めて待遇が悪かった。そこで、発明の対価を求める裁判を起こし、裁判所は日亜化学工業に対し総利益約1200億円の半分を中村さんの貢献とみなし、発明の対価を604億円と算定。しかし中村さんの請求額が200億円だったため支払命令額は200億円だった。

その後05年高裁で8億4391万円を支払うことで和解が成立した。中村氏は怒りが原動力となったと話している。

「イチロー並みの給料を要求して、何が悪い」、「超難関のウルトラクイズみたいな大学受験システムがつまらない人間を作り出す元凶」歯に衣着せぬ直言で、独創の価値を社会に訴えた。

以上、毎日新聞

 東京教育大関係では、ノーベル賞受賞者の朝永振一郎氏が私が学生時代に学長で、授業も受けた。前にも書いたが、授業の後朝永氏の書いた本を買いに朝永氏の部屋へ行き直接本を受け取ったことがある。少し話もさせていただいた。学長室なのに小さい部屋だったのが記憶に残る。

 関東生物科学生懇談会(略して生懇)で私が代表だった2代ほど後の代表が,同じ東京教育大動物学科卒(1967年卒)の浅島 誠氏である(1944年9月6日生まれ)。その後東大の大学院に進み、東大副学長にもなり、文化功労者でもある。イモリをつかった発生学の学者で、ノーベル賞を取ってもおかしくない業績をあげている。1988年胚発生における誘導物質であるアクチビンを同定しました。アクチビンの濃度により胚発生が制御されることを発見した。これはのちのIPS細胞にもつながった。

ノーベル賞を取ってくれたらうれしいのだけれど。

2015年10月追記 地方国立大学卒でノーベル賞

 2015年のノーベル賞は、物理学賞に梶田隆章氏で、埼玉大卒、現東大教授で、ニュートリノに質量があることを発見しました。

生理学・医学賞は大村智氏で、山梨大卒現北里大特別栄誉教授で、熱帯の病気に対する、治療薬の発見でした。

ともに地方の国立大学卒業です。2014年は中村修二氏が、徳島大学卒業です。地方の国立大学出身者が次々にノーベル科学賞を受賞しています。

2014年10月 8日 (水)

韓流百貨店K-PLUS閉店 最大の要因は貧富の差拡大と円安

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いつも、いろいろな情報をいただいている、韓国の化粧品販売会社の青山さんから、職安通りのK-PLUSという韓流百貨店が閉店が決まったという、貼り紙の写真を送ってもらいました。

上の写真にある通り、今年の10月26日をもって閉店するというお知らせです。この店は職安通りにある店で、以前3階建てでビルができて、半年ばかりで閉店しその後長い間店が決まらなかったところです。ちょうど上の張り紙にある通りまだ韓流ブームが強かった2年半前ごろに再び開店しました。 しかし、このビルは新大久保駅から遠く、やや不利な点がありました。そこに加えてこのたびの韓流ブームの衰退です。採算が合わないだろうと思っていました。

 2012年6月30日オープンの,韓国アミューズメントメントビルDESIGN89(新宿区大久保1-8-4)は、、新大久保最大の面積を誇るショピングモールがうたい文句でした。K-PLUSは、1Fは日本一世界一の韓国食材ショップ、2Fは日本一世界一の韓国コスメショップ、3階はレストラン、それに新大久保最大のイベントホールも作られましたというのがうりでした。

 少し前に大使館という老舗の韓国料理店に続く閉店はショックなことだと思います。大使館の経営者は、ヘイトスピーチが大久保の韓国街に大きな打撃を与えたといっています。前にも書きましたが、それも影響があるかもしれませんがほかの影響も大きいと思います。

2017年9月追記 

 新大久保駅の周辺から、いわゆる、イケメン通りにかけてが今、韓国のお店が増えております。初め新大久保駅の周辺より、韓国広場という韓国のスーパーのあるあたりがにぎやかでした。しかしK-プラスは新大久保駅から遠くお客さんが行きにくいことが影響したと思われます。

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現在の店。中国人のための免税店ショップが大繁盛。

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 一つは安倍内閣の元における政策で貧富の差が著しく開いてきていることです。一部の金持ちは株などで、どんどん所得を増やしています。大会社の社員も所得があがりました。しかし一方、中小企業や非正規の一般の人の多くは所得が減少しているのです。それに加えて円安の進行です。円高でデフレであるということは一面低所得者にはいいところもあったのです。ところが消費税のアップ、諸物価高騰、なのに多くは所得が上がらなければ消費が上がるわけがないのです。さすがに自民党の中でも消費税10%は難しいという人が増えて居ます。新大久保も人出はもうだいぶ回復しています。しかし、買ってくれなくなったといいます。あるいは客単価が低下しています。新大久保に来る人は低所得者なのです。今まで韓国の化粧品が売れたのも円高、ウオン安で韓国の化粧品が極めて安かったからです。それが韓国の化粧品が高くなれば売れないのは当然のことと思います。しかし今はコスメ店はどこも苦戦し売り上げは半分くらいになっています。この点を強調する論調は少ないように思えます。ヘイトスピーチも昨年のオリンピック決定の時のデモの前2か月なくて、それ以後一度もないのです。人出はだいぶ回復しています。しかし購買力が大きく減少しているのです。大久保に来る人の貧困化が大きな原因と思います。

◎追記

「新大久保駅、開設100周年新大久保の変化 毎日かあさんにも」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2014/10/100-0b63.html

 

2014年10月 6日 (月)

「風知草」から、火山と川内原発・科学的な不安 毎日新聞 山田孝男氏

「風知草」は毎日新聞の毎週月曜日に掲載されるコラムである。2面のトップの目立つと頃に書かれていて、山田孝男氏が担当している。昨年のコラム(2013年8月26日I)、「小泉純一郎の原発ゼロ」で、小泉元首相が原発反対にまわったことをいち早く紹介して、日本記者クラブ賞をもらって、2014年6月9日に受賞パーティがひらかれたことを、ご覧になった方もあるかもしれません。山田孝男氏は政治部長から、さらに上にいくことをことわりコラムニストになった。牧太郎氏によれば毎日新聞の宝であるそうだ。ついでに言えば、人間学研究所の役員をしていただいている倉田 眞氏はもと上司だったそうである。ちなみに風知草とは日本の山地のがけなどに生える多年生のイネ科の草だそうです。毎日新聞ではほかにも「火論」とか「水説」とか言ったコラムががあります。みな興味深い話が載せられています。

 「科学的な不安」というテーマで、以下のように書かれている。

   -10月6日毎日新聞朝刊

 「科学的な判断」と「非科学的な判断」の区別は案外、むずかしい。        木曽の御嶽山が噴火して九州電力・川内原発に関心が集まった。本邦屈指の活火山、桜島の北西50キロに建っているからである。              物理学者の田中俊一原子力規制委員長(69)がこういった.「いっしょに議論する方が非科学的」(1日記者会見)。火山学者はこう指摘した。「川内原発の火山対策の論理は非科学的」-。これが、火山と原発再稼働をめぐるすれ違いの核心だ。

 九電は1万2800年前の桜島薩摩大噴火でも大丈夫に作られているから「川内の火山対策は十分」であると考える。

 それは、「桜島薩摩」を超えるウルトラ級の「破局的噴火」が起きる可能性の判定法である。九電の説明に基づく政府資料にこうある。「破局噴火の活動間隔は約9万年、直近はやく3万年前に起きているので、川内原発運転期間中に発生する可能性はじゅうぶん小さい」~

 この9万年周期説に不信がある。巨大噴火の間隔の評価は本来、個別のカルデラ(変化に伴うくぼ地)ごとに行われるべきだが、九電の評価は、桜島を含む姶良カルデラと、周辺のカルデラをまとめて周期を求めている。

 この点について、井村隆介鹿児島大準教授の(50)=火山地質学はこう言っている。「ごちゃ混ぜの推計は科学的な議論とは言えない。火山学的にいえば全く粗い議論をしている。学会誌や専門誌の査読に堪ええないレベルです」

 そもそも南九州全域が壊滅するような事態になれば、原発がどうの、という段ではない。政府と九電は科学の名の下に、そういう割り切りを共有している。止まれ、破局的噴火は19世紀のインドネシアでも起きたことは銘記されていい。

 いろいろ聞いてまわったが、再稼働の是非は「科学的な判断」では決まりそうにない。結局、価値観の選択になる。川内原発30キロ圏の住民を対象にした審査結果説明会が、今週9日から始まる。

◎新聞のコラムは以上のようです。さて私の考えです。

 まだ、福島の原発事故が収束していないのに、企業の利益という観点だけで、川内原発を何とかまた、再開させようというのは狂気のさたである。3年半前の大地震以後明らかに、日本は地震や火山などの活動期に入ったとみられる。死火山とみられれていた御嶽山が大爆発をおこしたこと。富士山がどうも近いうちに噴火しそうな気配だし。西ノ島新島の火山爆発。地震の多発などである。今までが、こうだったから、という考えは通用しなくなってくる。東南海地震や、東京の直下型地震もいわれている。いつ起きてもおかしくないのです。この際、原発は一台も動かさせないようにすることが肝心です。今でも、放射性廃棄物がどうしようもなくたまり続けて居るのですから。

 今の自民党内閣は、あからさまに大企業本位の政治を行い、また巧妙なマスコミ支配で、あたかも景気がよくなっているように見せかけて居る。しかし輸出中心で円安が進めば、庶民の暮らしはますます苦しくなる。そして、何とか消費税を10%にしようとしている。女性の登用、地方創生とか耳触りの良い言葉を並べているが、あくまでも今度の地方選挙向けのポーズである。女性の大臣を増やしたというが、多くが今問題となっているヘイトスピーチの在特会の会長と写真を取っているような右翼的な人物である。朝日新聞の記事の間違いは右翼をさらに元気づけて居る。残念ながら自民党の中に少しあったリベラルな人々はどうなってしまったのでしょうか。まだ自民党の支持率が高いようですが、もういい加減生活が苦しくなっている人は、目を覚まさないといけませんね。

追記 「日本は「火山列島大変動」に入った~」2014年10月6日

   「こういちの人間学ブログ」

一匹だいぶ弱ってきました。 うちの猫 三匹で53歳、更新版

 21,5歳の雄猫にゃ次郎弱ってきました

 ほぼ1年前の、昨年の9月に「うちの猫、三匹で50歳、~」というブログを書きました。また、猫の三匹の性質の違いなども違うブログに書きました。しかし昨年の11月の初めに私は脳いっ血になり、そのまま入院、歩くことができないので、エレベーターのあるマンションを借りて、そちらに移転しましたので、5階にいる猫に会うこともできなくなりました。

 家内は、毎日午後からは餌やり、猫のトイレ掃除、3階のベランダの植物に水やりなどで出かけます。部屋全体の掃除、郵便物を取ってくるのもあります。自転車で行くのですが、雨がひどいときなどは歩いていきます。朝はあまりに大変だということで、私を入浴させてくれるところで、朝火,水と金土と行ってもらいます。しかし、午後と日月、木曜日の朝は家内がいえに戻り猫の面倒を見ます。今のマンションは動物を飼ってはいけないことになっています。毎日、毎日なので、大変です。

 すでに1年前に書いたブログにも、雄猫の老猫のにゃ次郎が時々あごが化膿してくると書きました。その後ももう4回も動物病院につれていっています。そして抗生物質を打ってもらうとよくなるのですが、もう体全体が弱って来ているのです。エサをやりに行くとやっとよろよろと歩いていくそうですが、支えてやらないと倒れてしまうそうです。食もほそくなり、いよいよもう限界かなという感じらしいのです。もう21,5歳なので、無理はないのですが。今年もつかどうかというところです。しかし、私は残念なことに会うことはできません。5階にいるわけですが、私は階段1つも無理だからです。

                           以上、2014年9月6日追記

前に書いたうちの猫にかんするブログ

うちにいる三匹の猫については今まで二度書いてきました。2009年12月31日に「うちの猫の3タイプー生まれつきの神経系の型による」でした。これは一部加筆修正して、本日2013年9月29日更新しました。よろしかったらご覧ください。今から3年9か月前のもう少し若い姿が出てまいります。

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2013/09/3-7831.html

 現在いる三匹の猫は、ニャジロウという雄猫と兄妹のにゃーまるという雌猫は、共に20,5才です。猫の20歳以上は人間でいえば100歳以上に相当するようで、さすがに衰えてきました。もう一匹、9歳ぐらいの雄の黒猫、「くろべえ」がいます。三匹の年齢をまとめると50歳というところになります。

 また12年9月11日には「凶暴そうなうちの黒猫「くろべえ」と、二匹の老猫」というのを書きました。「くろべえ」はことさら、凶暴そうな顔をしているところを写真に撮りました。今回は普通にしているところも撮ってあります。

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2012/09/25-a11e.html

「岩合光昭の世界ネコ歩き」

 ところで、NHKBSプレミウムで放送している、「岩合光昭の世界ネコ歩き」を、皆さんがご覧になっていますか?動物写真家の岩合さんは、世界中の猫の写真をとっています。もちろん日本の猫も、瀬戸内海に浮かぶ小さな島の猫なども撮っていますね。私もこの番組が好きでよく見ています。キューバやモロッコのマラケシュの猫などは二回も見てしまいました。猫に餌をあげていた人が、「猫を大事にしないと天国に行けない」なんて言っていましたが、、、ともかく、猫が町の人たちにとても大事にかわいがられているのが分かります。

 岩合さんはカメラを猫の目線でとっていてちょうど街を猫の目から見ているように感じます。猫もすぐに猫好きな岩合さんにすぐなついてきますね。今度は10月1日(火)の11時45分から0時45分という夜中の放送で、本当はもっと、早い時間にやってほしいところです。フロリダのキーウエストという避暑地の猫を写すようです。

 岩合さんはいろいろな土地に行って、「猫はその地の人間ににかよう」と言っていますが、たしかにそのようでしょうね。猫に優しくしてあげる人々の猫は、とても優しく人懐っこい猫が多くなるのは当然のように感じます。捨て犬、捨て猫の多い日本は殺伐としています。

「オス猫ニャジロウが死んでしまうかというピンチになりました」

 今年、2013年の夏は恐ろしいほどの暑さが続きました。うちの猫三匹は五階建のビルの中にいて、外に出るのは動物病院へ行くときだけです。猫のためにエアコンをかけ続けるばかりには行きませんでしたが、猫はそれなりに涼しいところを見つけて、移動していました。でもかなり、人間と同じで、100歳に相当する猫にはこたえたようです。

 20,5歳のオス猫ニャジロウは、去年は歯が槽膿漏になり、医者に抜いてもらいました。また今年食べにくそうにしているので、また歯を抜いてもらおうかと病院に行きましたが歯は抜けていました。今年になってから、人間でいえば眉の頭のところあたりに、まるい腫瘍のようなものができ、次第に大きくなってきました。下の写真で少し見えます。このような毛並みをした猫は結構世界中にいるようで、私たちはニャジ型と呼んでいます。

 それから、どうも顎が膨らんできているなと思ったいたら、あるとき傷口から血膿がどっと出てきました。また病院に連れていきました。医者からもしかしたらガンかもしれない、でも一週間効く抗生物質を注射したので、様子を見てくださいといわれました。

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 傷口は大きく、血うみがどんどん出て、それがあごの下の毛についてひどい有様です。ぺろぺろ舐めていましたがとてもきれいになりません。消毒薬でふいてあげましたが、身体もぐったりして弱ってきました。それでも、猫餌はなんとか食べるのです。一時期はもうがんなら、治らないから場合によっては、安楽死させようかと家内と話しをしていました。猫を拾ってきた上の息子にも、もしかしたら安楽死させるかもしれないよと電話しました。

 ところが、抗生物質が効いてきたせいか、少しづつ傷口が小さくなり始めました。病院に行ったところ、「がんではなくて、傷が化膿しただけのようですね。もう少し様子を見てください」ということになりました。医者は「それにしても(野良猫あがりで)丈夫なものですね」と感心していました。ともかく、兄妹のメス猫のニャー丸は、かないによれば、まだ小さいころ初めて動物病院に連れて行った時に、看護婦の女性に、「ほらみてごらん、良くこれだけいろいろな毛が混ざっているね』と笑いながらいったそうです。雑種強勢の極みでしょうか。

 ニャジローは、今は完全に傷もふさがり、涼しくなってきたせいもあるでしょうが、元気になってきました。ただ、お気に入りのイスの上に飛びあがれなくなり、人の顔を見て、イスにあげてくれとニャーニャーといいます。ニャジローの困ったところは猫トイレでちゃんとおしっこをしないで、こぼしても大丈夫なように新聞紙を敷いてある所にしてしまうのです。週に二回のゴミの日には汚れた新聞紙がたくさん出てしまいます。おかしなもので人が見ているときは怒られると分かっていてちゃんと砂の中にするのです。

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 手前が濡れているのがおしっこの跡です。こんなところにしてしまうのです。4つの砂箱用の砂を買ってきて、5階まであげるのが一苦労です。三匹ですとえさもバカになりません。

仲の良いニャジローとニャ(-)マル

 同じ20,5歳のニャジローとニャマルの兄妹猫は仲良しです。

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 いつも二匹で一緒になって寝ています。手前がメスのニャマルで奥がオスのニャジローです。ニャマルはかなり背中が曲がっています。以前足が立たない病気になり、その後ふらふらしながら歩きます。ニャジローはオス独特のほほのところの毛が長く立派に見えますが。身体は糖尿病のせいでしょうか、がりがりにやせています。

 ふだん、食事とトイレ以外はほとんど寝ています。

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 これは、ニャマルがお風呂場のところにある、水を飲んでいるところです。えさのあるところにも水はあるのですが、飛んでいる毛が水に入ると、水が飲みにくくなります。風呂場においてある水はお湯を入れているので温かく、飲みやすいようです。

「くろべえ」について

 以前、凶暴そうな顔をしたくろべえということで恐ろしげな顔をしているものだけを出しました。今回は、普通にしている顔のくろべえの顔をのせます。

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いずれにしても、普通の顔でも、あまりかわいいという感じの顔ではありません。でも声はかわいらしそうに、ニャーとかわいらしくないて甘えます。顔は小さいのですがお腹がだぶだぶで七キロも体重があります。室内だけなので運動ができないのです。クロベーはニャジローやニャマルと前はふざけっこで、取っ組みあいをしていましたが、今はもう二匹とも全然かなわずに逃げてしまいます。

 人間でいえば100歳を超えている二匹もいつまで元気でいてくれることでしょう。砂やえさや水やトイレ掃除とか大変ですが、三匹とも長生きしていもらいたいものです。

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