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2015年6月

2015年6月25日 (木)

コンゴの食料品店開店、南大門市場閉店、大久保の多国籍化進む

コンゴの食料品店が、ようやく開店しました。

 新宿の百人町にコンゴの雑貨屋さんが開店と書いてから2度ほどこのブログに書きました。その後契約してからもうすぐ3か月になろうかという今週、(2015年6月22日頃)ようやく、開店しました。開店したお店を見た家内の話では、雑貨屋さんではなく食料品が中心だそうです。大きな干した魚があったり、(今度写真に撮りますが、黒っぽくてカチカチに乾燥していてとぐろをまいたような形で、大きいそうです。)肉の塊が冷凍になったり、食料用の白い粉など(サゴヤシの澱粉?)、日本ではあまり見かけない食料品が多いそうです。日本人向きということでなく、アフリカの人たち向けの食品です。

 お店の名前は、Malaika African Exotic Store(マライカ アフリカン エキゾチック ストア)です。場所は新宿区百人町1-4-19 第2サタケビルの2,3階です。経営者の方は、コンゴ民主共和国の、ルシクさんです。正式なお名前は、もっと長い名前です。奥さんが日本人で、日本語を上手に話します。

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赤い階段の上、2,3階が新しいお店です。家内がお店に行った時カメラを持っていかなかったので、すみませんが店内は後で、ご紹介します。

 珍しいから行ってみようという方は、山手線の新大久保駅降りて右、ガードをくぐり、そのまま歩くと、靴屋さんとファミリーマートの間を入り、3軒目です。黒い変わった建物です。2,3階です。1階はソウルレコード、地下は「宮」クンというバーです。

「コンゴの食料品店、店内の写真を撮る~」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2015/07/post-212e.html

 

コンゴとスワヒリ語について

 コンゴ民主共和国の歴史は、はじめコンゴ王国でした。その後ベルギー領コンゴとなりました。赤道直下で、アフリカではアルジェリアに次ぐ非常に大きな面積を持っています。1960年独立後、1971年モブツ大統領になってから32年間という長い間,独裁政治が続きました。その時の国名はザイールです。現在は1997年成立したコンゴ民主共和国という名前です。公用語はフランス語、首都はキンシャサ、国の東部はスワヒリ語が通じます。スワヒリ語はケニア、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、マラウィ、モザンビーク、マダガスカルなどで通じます。人口は2012年、6780万人、宗教はキリスト教信者が80%と最も多くなっています。鉱物資源が主な輸出品です。隣に、コンゴ共和国があります人口は420万人、首都はブラザビルです。2012年日本に住むコンゴ人は339人。東京には、2015年50人が住んで居ます。

 マライカとは、スワヒリ語で天使という意味です。すでに、アフリカだけでなく幅広くエスニックの雑貨、食料品を扱っている全国に店を展開しているマライカバザールとは、まったく関係がないようです。

 

南大門市場が閉店

 職安道りに面した、14年間営業していた、南大門市場が今月あたりで、閉店するとの情報を、韓国化粧品の販売店をやっておられる、青山さんから連絡が入りました。青山さんは現在アメリカにいっておられて、そこから連絡が入りました。南大門市場は、新宿区百人町1-1-3、葉山ビル1階で、職安通りに面して営業してきました。店は韓国広場やチョンガーネ、ソウル市場ほど、広くはありませんでしたが、それなりに繁盛してきました。すでに、職安通りの韓国スーパーKプラスに続く閉店です。職安道りの人通りの人通りは大久保通りに比べると少ないのです。大久保通りも、いわゆる、イケメン通りまでです。

「どうする万作」

http://heiten-sale.jp/archives/3516

 前にも書きましたが、韓国のお店が減ってきましたが、家賃が急速に下がり、それにつれて、いろいろな業種や多国籍のいろいろなお店が増えてきています。ハラルフードの店、ベトナムの店などです。今度開店したコンゴの食料品店などはその典型です。韓国のお店でも堅実に、商売をしているところは、一時よりは客数が減っていても閉店に追い込まれることはありません。一時のブームでお客が非常に増えたときに、粗雑な商売をしていたところがやめています。この間の、テナントさんの動きを見ると、よくわかります。

やめていったテナントの例

 あるテナントの飲食店からバーになったお店の例です。 一時期は、お客さんが行列をして、待っていた時期がありました。雑誌などにのったりしてどこのお店もずいぶんとお客が入りました。それがいろいろな状況の変化で、お客さんの数が減ってきました。それに応じて従業員を減らせばいいのですが、ある店では、通りに2人立ってお客を呼び込んでいました。お客の数に比べ従業員が多く、これでは採算が合わないだろうと思っていました。

 飲食店やバーで、お客さんを大事にしないと、リピート客が少ないのです。特に経営者がお店にいないことが多くて従業員に任せっぱなしだったことや、監督が不十分だったりすることがあると、リピーター客は来ません。採算を取るためにか、お店で頼んだ食事が時にひどくお粗末だったことがあります。こんな状態では二度と店に来ないだろうと思いました。また、従業員が観光ビザで来るため3か月おきに変わり、お客さんが定着しにくいこともあります。お客様名簿を作り、ネットや電話や色々な方法で宣伝し連絡することを怠っていたこともあります。さらに一つの店を大事にせず、次々と借金をしてほかにお店を出したり、赤坂にエステの店を出したり、しかし、そこもうまくいかなかったこと。色々原因がありますが、つぶれて当然の結果です。一時期いろいろこうしたらと若い店主にアドバイスをしましたが全くダメでした。

今年はいったテナント、韓国系無し

 今年になって入ったテナントさんは、第2ビルの、コンゴのお店、第3ビルの101が(株)オリーブという化粧品店ですが、経営者は中国の方、301は、関西の会社の事務所で日本人の経営です。ずいぶん、様変わりしてきました。

2015年6月20日 (土)

噴火、地震だけでなく、政治,経済も安保法案で大動乱の予感が

1,火山、地震による大地動乱の予感

 前に書いたブログで,日本は大地動乱の時代に入ったと書きました.新聞や週刊誌などでも、このことに関して、いろいろ書かれています。

「火山列島に異変、火山、地震、クローズアップ現代、それでも原発」

  2015年5月30日

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2015/06/post-52a9.html

 毎日新聞の2015年6月18日の特集ワイドで、〝大地動乱の時代”突入?口永良部島、小笠原沖、浅間山ー

 サンデー毎日の特集でも、「要警戒、富士山も、首都直下、南海トラフ…、大変動期に入った日本列島」、というのを表紙にしている。

 下の図は毎日新聞の記事である。

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毎日新聞より 上は9世紀の大地震、下は近年の大地震

現在の状態は、大地震、噴火が相次いだ9世紀と酷似している、というのだ。

9世紀は貞観地震の前の864年に、富士山での史上最大規模の貞観噴火が発生した。869年には三陸沖で貞観地震が起きた。887年に仁和地震が起きた。新旧の日本列島をくらべると近年の地図にないのは首都直下地震と南海トラフ地震の巨大地震です。

 戦後しばらく日本列島の地震、火山活動は静かすぎた。備えをしっかりしなければいけないといっている。

 又、すぐにどうかというのではないけれど、毎日新聞に「地球の盾」地磁気弱まる記事が載りました。有害な太陽風増え,寒冷化、大停電の恐れ、というのです。

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 宇宙線が強くなると雲ができやすくなり、地球が寒冷化する可能性がある。今までの歴史を見るならば、温暖化と,寒冷化を繰り返してきたが、人類や、動植物に大きな悪影響を及ぼすのは、温暖化より、寒冷化である。現在地球の人為的な二酸化炭素の増大による、温暖化が問題となっているが、温暖化により、異常気象、海水面の上昇、北極の氷の減少と、シロクマが困るということ。等が叫ばれているが、実際に歴史的に見てみるならば、甚大な被害が出るのは、むしろ寒冷化のほうである。寒冷化により農作物ができなくなり飢饉が生じる。だからと言って石油や石炭などの消費増大が好ましいわけではない。

2,政治における大地動乱の時代へ

 一方で、政治の状況を見るならば。日本の将来にとって、大地動乱の状況と同じような状態である。それは何といっても安保法案についてである。

 安保関連法案は14日閣議決定され現在、国会中で論戦中である。各党の態度は公明党が自民党べったりであり、19日の衆院平和安全法制特別委員会で、浜地雅一議員が質問している、民主党の辻本清美議員に対し「馬鹿か」とヤジを飛ばして謝罪しているありさまである。全く自民党そのものある。ヤジといえば同じ辻本議員に5月28日に「早く質問しろよ」と安倍首相がヤジを飛ばして謝罪している。維新の党は、安倍首相が橋下氏を取り込んでいこうとしている。維新の党は早晩分裂するだろう。

 今回問題になっているのは、個別的自衛権だけではなく、集団的自衛権を持つかどうかといっている。憲法を変えるのは、そう簡単ではないから、政府の解釈で、集団的自衛権を持とうということです。そしてその対象はアメリカ軍だけではなくオーストラリア軍まで含めるそうである。集団的自衛権とは、直接日本が攻められていなくとも、アメリカや、オーストラリア軍が攻められたら、アメリカ軍や、オーストラリア軍に協力するということです。直接日本軍が攻撃されていなくてもです。ただ、日本は後方支援をするということです。今までは、何か援助をするといっても限定的でした。今度はもっと本格的支援です。後方支援は兵站といって戦争の重要な部分です。戦争があればまず第一番に狙われる可能性があります。実際に戦闘に参加せざるを得なくなるでしょう。戦死者が出てきます。このようなことに一歩足を踏み込めば際限がなくなります。

景気が良いからと自民党の支持率は高い

  さて各党の支持率は2015年6月現在、(時事)自民党、24,2、民主党6,4、公明党2,7、維新1,5、共産党2,8、支持政党なしが61,1%で最高となっている内閣支持率は45,8%で不支持率34%を上回っている。朝日新聞の調査では内閣支持率39,8%で、不支持率33,9%を上回っている。又内閣支持率は45,8%で不支持率39%を上回っている。民主党がどうしようもないということがわかってすっかり支持率が下がった。

 この内閣支持率の高さが安倍内閣が強気の原因となっている。景気が良くなっているというのに、多くの庶民の実際の生活はかえって苦しくなっている。しかし、この景気が続いていてくれれば、自分たちの暮らしがよくなるかもしれないと期待しているからだろう。しかし、利益や所得がうんと上がっているのは、第一に外資であり、大株主である。大企業の正社員も給与が上がっている。しかし、大部分の人たちには、そのうちに自分たちにと思っていても、恩恵が回っては来ない。トリクルダウンはないのです。

安保法案反対の声は高い

 瀬戸内寂聴(93)さんは6月18日、永田町の国会前の安全保障関連法案に反対する集会に参加した。毎日新聞にその内容が書かれている。瀬戸内さんは「日本は本当に怖いことになっているぞと言いたい。前の戦争がいかにひどく大変かいって、ことを、身にしみている。最近の日本の状況は怖い戦争にどんどん近づいている感じがする。」朝日新聞にも同様な記事が載っている。

 保守系の4人(亀井静香、山崎拓、武村正義、藤井浩久各氏)も、反対している。日弁連も、全会一致で意見書をあげている。安保法案に反対する学者も3千人以上が声を上げている。しかし、自民党、公明党の議員は自民党の村上議員以外ほとんど声を上げない。若手の自民党ハト派が元気がない。(6月9日日本記者クラブで、河野洋平元自民党総裁、村山富市元首相が、週刊朝日の7月3日号で反対している)実際に戦争を経験している、あるいは戦争の恐ろしさを聞いている人がすくなくなっていることもあるだろう。戦争に巻き込まれて、死者が出るようになれば、自衛隊への応募者も減り、徴兵制へと進む暗黒時代が来るかもしれない。

 追記 6月27日

 6月25日の自民党の若手勉強会で講師の百田直樹氏が、「沖縄の2つの新聞は、つぶさなければいけない」と発言。自民党の大西英男衆院議員は、「マスコミを懲らしめるには広告収入がなくなるのが一番だ」、などと発言。自民党の一部若手議員の思い上がりぶりがよくわかる。百田氏と安倍首相は盟友でNHKの経営委員に推薦したりしている。野党の追及に、首相、弁明に終始と書いている。ただこれも毎日は1面トップに出ていて、日経は小さい扱いでしか書いていない。読売、産経もそうであろう。このような自民党の思い上がりが次第に、自分の首を絞めて居るように思います。

 今の憲法を変えないままで、安保関連法を通すことは,違憲であることを、自民党推薦の憲法学者も議会で発言している。これは自民党にとっても誤算であったろう。少数の御用憲法学者は安保法案に賛成の声を上げているが。政府はいかに反対があろうが、政府が解釈すればそれでいいのだという態度である。

 しかし、自民党公明党が強気で、法案を押しとおそうとするのは、いわゆる景気が良い?からである。しかしこの先どうであろうか。

世論調査によれば今国会中に安保法案を通すのは6割がた反対だそうである。でものんびりしていると、法案が通りのちに大きな災いを招きかねない。読売、日経、産経新聞は政府の立場に立った論調を繰り広げている。放送への政府の圧力も高まっている。

追記 6月28日

 日経新聞の6月28日の社説に「懲らしめられるのは誰だろう」という文章が掲載された。

 「開いた口がふさがらない。自民党若手議員が開いた勉強会で報道の自由を制限するような発言が相次いだことだ。批判の広がりに慌てた、党執行部は~火消しに躍起となっている。〜、彼らは言論・報道の自由をどのようにかんがえているのだろうか。

 自民党という政党の習い性といっていいサイクルがある。選挙に勝つと空気が緩み、おごりや油断でスキャンダルや失言が相次ぎ有権者にお灸をすえられ、選挙に敗北し、更生を約束し立て直していくー。

 昨今の自民党を見ていると、1強多弱で緊張感を欠いているのは間違いがない。〜このままでは懲らしめられるのはマスコミではなく自民党になってしまうだろう。

百田氏は強気 「朝日、毎日と東京もつぶれて」毎日新聞

 ツイッターで百田氏は「本当につぶれてほしいと思っているのは、朝日新聞と毎日新聞と東京新聞」といい、理由を問われ「嫌いだから」と答えた。

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毎日新聞、6月28日朝刊、社会面。

  社会面トップは、報道圧力 自民議員雲隠れ

◎ 日経新聞もまともな社説が載ってよかったと思う。それにしても安倍首相は、彼ら自民党の若手や百田氏と同じ考えで、謝罪しようとしないのは、いずれ、自分の墓穴を掘るだろう。

3,このさき景気の大地動乱の予感が

 これから、株価の急落により、景気が悪化するかもしれない。現在の景気の良さは、アベノミクスによる、円安、株価上昇により作られた。所得が上がり、消費が本当に底堅くなっているならば、景気は持続する可能性がある。

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 しかし、6月19日の日経新聞第3面に、「外国人の株保有、最高」14年度31,7%とある.。株価上昇が現在の景気の良さの中核をなしている。それも外国人投資家によってもたらされたものである。いささか見にくい表で申し訳ないが、25年前の1990年には外国人の株式保有率はわずか5%程度であった。それが2005年ごろから20%となり1位となってからはどんどん比率は伸び15年3月末時点で現在は31,7%を超え断然1位となっている。.個人その他はずっと17,3%程度で比率が低くなっている。信託銀行の比率もも増えているが、現状はやや横這いである。それでも個人投資家を上回った。外国人は日本企業最大の株主であり、一層の資本効率の良さを求める。14年度の売買高は2兆5247億円の買い越しとなって居る。今の株高によって恩恵を最もうけるの外国人であり、株を持つ日本人個人の比率が下がり、さらに株を持たない人は何の恩恵も受けない。韓国も日本以上に、企業の独占が進み、外国人の持ち株比率は高い。世界中どこでも、一般の人々のことなど考えずに、ひたすら、目先の利益を考える。

 今後も株は上がり続けるのだろうか。日銀の円安誘導も限度に来ている。外国人投資家は、利益が上がるとみられる間は、日本の株を買うが、下がり始めるとみるや一斉に引揚げる。そうするとババをつかむのは日本人の一般投資家となる。

 6月19日の日経新聞には、19日午前の東京株式市場は、前日の米国株の値上がりを好感して買い注文が優勢となった.日経新聞平均株価は反発し一時2万円台を回復した。米国での当面緩和的な金融環境が続くとの期待から上昇した,と書かれている。

 アメリカの好景気に支えられ、中国経済にも支えられているが、中国は不動産バブルとなり、破裂する危機をはらんでいる。アメリカも大資本家の景気の良さの反面で、一般庶民は貧困にあえいでいる。この先どうなるかわからない。ヨーロッパの経済もギリシャ問題を抱えている。どこもかしこも、いつなにがしかでつまずくような、危うさである。      

 また、日本も地震や噴火などの不慮の大災害で大きな打撃を受けるかもしれない。今は”温暖化”で騒いでいるが,寒冷化して大打撃が起きなければいいけれど。

追 記

 アベノミクスの本質について,「ちきゅう座」の熊王信之氏(コメントではとら猫イーチ氏)の文章をぜひお読みください。コメントにかかれているのですがより多くの人に読んでいただきたく本文にも書きました。経済部門の分析は、ずっと詳しいのです。

「アベノミクスはハーメルンの笛吹」 2014年8月28日

http://chikyuza.net/archives/46959

 はじめ、間違えて、つながりませんでした。正しく書き直しました。

 

2015年6月11日 (木)

初めての一泊旅行 箱根強羅方面へ 身障者は泊まりにくい 

 2015年6月8日(月)~9日と箱根方面の宿泊旅行に初めて行ってきました。脳出血で入院してから約1年半初めての泊りがけの旅行で、泊まり先を選ぶのと、車の運転を上の息子がやってくれました。

 6月8日月曜日、1時ころに息子が車で迎えに来てくれました。車はレンタカーで、トヨタマークXです。ある程度車が大きくないと車いすがトランクに入らないのです。天気は曇り、道は行きも帰りも空いていました。ちょうど平日の、おまけに大涌谷の噴火騒ぎの最中の箱根ですから空いているわけです。

かまぼこの鈴廣による

 行く途中にかまぼこで有名な鈴廣によりました。小田原厚木道路を出たところです。箱根登山鉄道の風祭駅と直結していました。ここで、いつも買うかまぼことさつま揚げを買いました。平日なのに結構混んでいました。かまぼこ製造の工場も見てきました。かまぼこづくりの実習もやっていました。

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かまぼこつくりの実習中です


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建物がたくさんあります。


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お店の中です。いろいろなものを売っています。

強羅のホテルへ

 宿泊先は箱根の強羅駅のそばで、強羅公園でした。2014年7月オープンしたばかりの新しいホテルです。レジーナリゾート箱根雲外荘というホテルで2階建てで部屋数は10室だけ、へやは55m²ぐらいあり全室バリアフリーのつくりです。東京建物の系列のホテルです。全室露天ぶろ付き1階にはプライベートドッグラン付きです。また宿泊料金は1名税抜き25000円くらいでした。3人で2部屋でお酒も飲んで9万円すこしまあまあでした。繁忙期の土日は高いのでしょう。このホテルのグループはは犬と一緒に泊まれるというのがうりになっています。私たちは2部屋を頼みました.車イスOKというだけあって床はすべてバリアフリーでした。トイレと洗面所は車いすで使いやすくなっていました。風呂も車いすで入れます。ところが浴槽の周辺に手すりがありません。自宅から入浴用のいす(シャワー)キャリーを持っていったのですが、体を持ち上げてもらわなければ浴槽に入れません。結局風呂には、面倒くさくて入りませんでした。あと、家内によれば浴槽の蛇口が壊れていて4割がたお湯が外に流れ出てしまったそうです。

 このホテルの「トリップアドバイザー」の口コミですと、10件のうちとても良いが2件、とても悪いが4件もありました。1件は今年の5月5日に2人で泊まり、1泊10万円、2度ときません。とにかくうるさくがっかりしました、とありました。逆に犬と泊まった人は犬に優しい宿と好評でした。極端に評価が分かれている宿です。

食事は懐石料理でした。まあまあおいしかったです。息子も含め3人で部屋食でした。

 いつも自宅で使っているベッドは病院のベッドと同じですが、普通のベッドで、夜中に使う尿瓶の場所がなくとても不便でした。これはしょうがないことでしょうが。車いす使用の身障者が出かけるとき、まず調べるのが、身障者用の多目的トイレがあるかどうかです。にぎやかな都内の新しい施設はだいたい整っていますが、郊外はまだまだです。郊外では、大きな駅、施設以外にはほとんどありません。結局尿瓶を車の中に持ち込んで、家内に後で、トイレに捨ててもらうしかありませんでした。国際的な大観光地箱根でもそうです。

 風呂場にも浴槽の側面の壁に木のバーを一本つけておいてくれれば、病院に入院中でも自分で風呂に入れました。トイレもそうですが横のバーがあればそこにつかまって横に移動できるのです。今住んでいるマンションは借りて居るマンションで浴室の中に、水漏れをするといけないということで、横のバーが取り付けられません。代わりに浴槽のヘリにつかまる用具をつけていますが、不便です。浴室の段差もあり、ヘルパーさんの助けがないと入浴できません。横の手すりなどお金もかからず、簡単なのですが、ほとんど付けてありません。ホテルのトイレもそうです。

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部屋からの眺め。後ろにベッドがあります。かなり,大きなベットです。


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愛犬用の飲み物のメニューです。この裏に愛犬用の食べ物のリストがあります。


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トイレと洗面所は車いすで使いやすいです。洗面所は下が空いていてくるま椅子を中に入れられます。


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お風呂場です。左の青いいすは、家からもって着たシャワーキャリーです。結局使いませんでした。

 このホテルは犬の大好きな人が一緒に泊まるには向いているように思えました。身障者用にはまだまだです。

 食事前にホテル周辺を散歩した息子の話によりますと、7割が他が外国人だったそうです。外国人な旅行者はかなり目立ちました。予報どうり夕方からあめが降りだしました。

 

昼食にウニ清へ、その後海老名のサービスエリアへ

 翌日も朝方から雨でちょうど梅雨入りしたそうです。霧でしょうか雲が垂れこんでいました。

 帰りは真鶴半島ののウニ清によりました。予約しておきましたがすこし雨模様でさすがに空いていました。ここは以前、自分で車を運転しているときには必ずよりました。真鶴半島の海岸沿いにあります。ここはなかなか豪勢な船盛料理が特徴です。あまり食べられないので船盛は5000円のを2人用と別に金目鯛の煮つけを頼みました。石鯛の生け作り、アワビ、サザエ、イセエビ、ウニ、アジの刺身とエビとエボダイの塩焼きがつきました.刺身はすべて生け作りです。イセエビは後で味噌汁を作ってくれます。

帰りにお店の売店でアジの開きなどを買いました。

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横向きで見にくくてすみません。

 帰りも空いていて順調に帰ってきました。途中海老名のサービスエリアによりトイレにより、買い物もしました。それほど疲れないで帰ってきました。何度も車から乗りおりしましたが、車の右側運転者側から後部座席に乗り込んだので、順調に乗り降りできました。

2015年6月 3日 (水)

神楽坂の街散策 街の賑わい ルクロ・モンマルトル フランス料理を食べました

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2015年6月3日新宿の神楽坂に行ってきました。以前人間学研究所の合同例会でみんなでここへ来たことがありました。

 昼食で入ったお店は、ル・クロ・モンマルトル・ワイという、フランス料理のお店です。神楽坂仲道りすぐのまた右の小道を入ったところ。小さいお店ですが雑誌でフランス料理周辺で80店もある中で4店ほどが紹介されている中の1店でした。フランス人が店長さんです。-オーナー・シェフといわなければいけないんでしょうね。フランス語で何と言うんでしょうか。あとで調べましたら、ワインをたくさんそろえて居るのが自慢でソムリエと呼んでいました。名前はデュラン・ジャンリクさんのようです。

 写真は店の入り口の看板。ランチメニューは2種類。1760円と2760円です。2760円で前菜、メイン、デザートから、好きなものを選びます。他に、ワインかウーロン茶、パン、紅茶かコーヒーがつきます。はじめからコースの中にワインが付いているのが素晴らしいです。赤ワインを頼みました。

新宿区神楽坂2-12 Ryo神楽坂1F 03-5228-6478

 ◎神楽坂は早稲田通りにあり、大久保通りと飯田橋駅の間のところです。

江戸時代からにぎわっていました。神楽坂と四谷の大木戸までは江戸のうちで、大久保は大久保村でした。古い日本の情緒が横道に残り、フランスのおしゃれな雰囲気もあります。


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お店に入るときの段さ、2段ありました。右下に車いすが写っています。上がれないと思っていたらフランス人のソムリエさんが引揚げてくれました。いかにも大柄で力持ちです。1時過ぎに入りましたが満員でした。テラスは3組のテーブルがありました。一組はフランス人4人組でした。


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テラスから店内を見たところです。雰囲気の良いお店です。

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2760円のコースのメインディッシュです。手前は豚肉のソテー(正式な名前書き損ねました、向こう側はカモ肉です。なかなかおいしかったです。あと、メインディッシュは,鯛のポアレと、ビーフストロガノフです。日替わりのようです。





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神楽坂のお店と看板 いろいろなお店があるのが魅力


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善国寺の毘沙門天 神楽坂の中心です。このお寺の門前町として発展しました。他に光照寺、赤城神社,筑土八幡神社、若宮八幡神社などがあります。

いろいろ名前がついた横丁があります。芸者新道、かくれんぼ横丁,本多横丁、検番横丁などなかなか風情があります。前はいきましたが今回は階段も多くいきませんでした。


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 PAUlというパン屋さんで、お買い物をしました。フランスパンにハムやチーズを挟んだサンドイッチがあり、高田馬場のバインミーというサンドイッチ店を思い出しました。バインミーはレタスの代わりにパクチーが入っています。

 五十番という、中華料理店で肉まんなどを買いました。いろいろな種類を売っています。こちらへ来た時には必ず買って帰ります。

 前に来たときにはあまり感じませんでしたが、坂が急で、車いすは大変です。家内におしてもらうのはむりなようです。

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善国寺あたりが山の上という感じで、両側がかなりの坂です。

 街には身障者用のトイレがないようで、飯田橋の駅まで行かなければならないようでした。それであまり街を回らず早目に帰りました。

 まだ一度も行ったことがない方はぜひ来てみてください。飯田橋駅からすぐそばです。てください。あと地下鉄東西線、神楽坂駅、大江戸線、牛込神楽坂駅からも行けます。

◎ いろいろ書いたのに、全部消えてしまい、書き直しました。写真中心で簡単な文章になってしまいました。

人間学研究所2015年6月例会のお知らせ

人間学研究所・実用的人間学研究会

     6月例会のお知らせ

1、実用的人間学研究会例会 第74回例会

 日時 :2015年6月18日(第3木曜日)18時より

 講師 :倉田眞氏 本研究所研究員

       元新聞社編集局長

 テーマ :貧困問題  子どもの貧困2

2、人間学研究所新教育部会 第114回例会

 日時 :2015年6月26日(第4金曜日)18時より

 講師 :西田隆男氏 本研究所研究員

        自由の森学園教諭

        学校カウンセラー  

        埼玉ダルク理事長

 テーマ :学校教育における性的少数者

            への対応

○ 場所はいずれも、人間学研究所

  新宿区百人町1-3-17 佐竹ビル3階

  山手線新大久保駅徒歩3分

 △ お問い合わせは

  文京区小石川5-11-15-1001

     03-3815-2598

     木村廣子氏

2015年6月 2日 (火)

火山列島に異変 火山、地震 クローズアップ現代 それでも原発

6月1日放送の「クローズアップ現代」

 2015年6月1日にNHKの「クローズアップ現代」(午後7時半から8時)で、「間近に迫った火砕流口永良部島火砕流~噴火そして地震火山列島に異変」という番組があった。5月31日に口永良部島で大噴火が起こったことに関してである。既に同じ番組で5月20日に「箱根山に~活発化する火山』という番組があったばかりである。5月30日には小笠原諸島沖でマグニチュード8,1という巨大地震が発生した。この地震では、小笠原で震度5強となっただけでなく二宮などでも5強となり、日本列島すべてが震度1以上になるという初めての状態であった。何万台ものエレベーターが止まり、大騒ぎであった。筆者が住んでいるマンションも揺れが大きくエレベーターが止まった。又一方、6月1日の新聞夕刊には、原発比率20~22%案を政府の望ましい30年度の電源構成とする、という案を決めた。この2,3日で目まぐるしく状況が変化しているのを感じます。

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6月1日毎日新聞朝刊 1面トップ 5月31日夕方首都直下地震発生

 
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日経新聞6月1日夕刊、1面トップ 6月1日、原発比率政府決定

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5月30日毎日新聞朝刊 1面トップ(5月29日午前9時59分に爆発的噴火)

NHKのテレビ番組

 さてNHKの番組で「爆発的な噴火が起きた鹿児島県の口永良部島、火砕流が海岸線まで迫り、到達した。全国各地で火山活動が活発になっている中、今回の噴火を検証しどう備えるかを考える。」

 すでに口永良部島では、すでに震度3の地震があり、火山噴火のレベルが3に上がったばかりでした。それで避難訓練もしていました。突然の爆発で火砕流が住宅のすぐ近くまで迫りましたが、大きな混乱もなく全島避難となりました。

 噴火警報 噴火のレベル設定後初めてレベル5となった。

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黄色いところが火砕流の流れたところです。ふきこぼれ型噴火が前田地区の200mまで迫る。一方だけの普賢岳との違い。

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番組では京大名誉教授の予知連絡会副会長の石原義弘名誉教授と京都大学の井口正人教授の話がありました。

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今回は火砕流が狭いところで流れが替えられたので、住宅地まで近く迫った火砕流が住宅地に来なかった。今は谷が埋まっているので、住宅地まで来てしまうことも。

◎このような地震と火山活動の活発化については、すでに、「こういちの人間学」2014年10月26日の記事に書きました。

「日本は「火山列島大変動に入った」鎌田浩毅氏、原発と関連」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2014/10/post-2de2

この記事は御嶽山の噴火の直後に書かれたものです。

 ぜひ、ご覧ください。

 このブログを書いた後からも箱根の大涌谷における火山活動の活発化、今度の口永良部島の火山、M8,1の大地震など、列島全体を振るわす火山、地震が生じています。

◎サンデー毎日6月14日号(2日発売)はトップ記事として、鎌田教授の特別寄稿を載せている。「口永良部島噴火、富士山、首都直下、南海トラフ・・・変動期に入った日本列島」鎌田氏の指摘がいよいよ現実味を帯びてきています。

無理に原発を再稼働する自民党政府

 まだ、現状では原発は1台も稼働せず、稼働したとしても、40年以上たった原発を稼働させるとか、無理無理でなければ20~22%を稼働させるのは無理であるにもかかわらず、政府は原発を稼働させようとしています。このような、日本列島が危険な状況にあるにもかかわらずです。

6月3日の日経新聞の朝刊5面に、「温暖化ガス26%減 壁高く」「老朽原発の運転前提」とある。政府は安全性を確認した原発の再稼働を後押しする」

 地球温暖化をふせぐためということを、錦の御旗として、事故が置きやすい老朽原発まで再稼働しようとしている。

政府は東京電力福島第一原発の事故を受け原発の稼働を原則40年までとした。原則通り40年で止めれば建設中の中国電力島根原発3号機などを勘案しても原子力の比率は15%にとどまる。20~22%の目標は複数の原発の延長運転を前提としている。

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 地球温暖化がもっぱら二酸化炭素の増大によって起こるという説に基づいて、この主張はなされる。筆者は現在の地球温暖化は産業由来の二酸化炭素の増大の結果ではなく、気温の上昇により、二酸化炭素が増大するという説に賛同している。日本のような火山や地震の多発する国に、老朽化した原発まで、再稼働させようとする根拠のもとになる、地球温暖化、人為二酸化炭素増大説の害悪ははかりしえない。 

「電力ブラックボックス」

 2015年5月28日の毎日新聞の「3・11後のサイエンス」で、「電力ブラックボックス」という記事で、専門編集委員の青野由利氏は、次のように書いている。

 いったい、どうやって算出したのだろう。先月末、経済産業省が審議会で公表した2030年のエネルギーミックス(電源構成)案に頭を抱えた。複数の委員に聞いても「細かい部分はわからない」という。特にわかりにくいのは、再生可能エネルギーの比率とその内訳の導き方だ。

 エネルギー基本計画に盛り込まれた基本条件は、省エネ,再生エネ、火力の効率化によって原発依存度を低減させること。その方針の下で「安定供給、コスト低減、二酸化炭素排出低減、安全確保」を実現する。この精神にのっとるなら、再生エネ、省エネの拡大が出発点となるはずだ。

 ところが、経産省案ではいきなり、固定価格買い取り制度(FIT)による再生エネ買い取り費用の上限が登場する。なぜなのか経産省にもたずねつつ、資料を読み解くと、次のような考え方らしい。

まず、産業界に配慮して30年の電力コストを「13年の値以下」という上限を設け9,5兆円とする。〜原発を代替できるの再生エネは地熱、水力、バイオマスだけ」という考えかたを導入、省エネ、火力の効率化による削減分を合わせて原発の発電量を導く。〜微妙な調整を繰り返して値を決める。

 変数が絡まりあい納得しがたいが、発電コストを今より減らすことを最優先し、太陽光と風力は抑制、細かい数字は確たる根拠はなく、世間の風当たりを配慮して再生エネ比率を(24から22%)がわずかでも原発より上回るようにしたと読み取れる。

「太陽光も風力もこれ以上導入を進めないということなのか」審議委員の高村ゆかり氏は言う。

 そもそも「電力コスト」がくせものだ。FIT買取費を入れる一方、火力や原発の建設費や立地交付金、事故対応費、原発廃炉費用などが除かれている。実際の電気料金がこれで決まるわけでもない。

 こうしてみると、ミックスには意図的なブラックボックスが残されているようだ。さえこのままでは、数字の根拠さえ判然としないまま、エネルギー政策が決まってしまう。

◎政府の計算では原発が一番、発電コストが安いことになっている。しかし、10円以上ということで、上限がない金額になっている。原発による事故の計算などが入っていないのだ。

◎世の中にさまざまな危険が迫っているにもかかわらず、政府は全く無関係に原発をどうしても存続させようとしているのです。

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