コンゴの食料品店開店、南大門市場閉店、大久保の多国籍化進む
コンゴの食料品店が、ようやく開店しました。
新宿の百人町にコンゴの雑貨屋さんが開店と書いてから2度ほどこのブログに書きました。その後契約してからもうすぐ3か月になろうかという今週、(2015年6月22日頃)ようやく、開店しました。開店したお店を見た家内の話では、雑貨屋さんではなく食料品が中心だそうです。大きな干した魚があったり、(今度写真に撮りますが、黒っぽくてカチカチに乾燥していてとぐろをまいたような形で、大きいそうです。)肉の塊が冷凍になったり、食料用の白い粉など(サゴヤシの澱粉?)、日本ではあまり見かけない食料品が多いそうです。日本人向きということでなく、アフリカの人たち向けの食品です。
お店の名前は、Malaika African Exotic Store(マライカ アフリカン エキゾチック ストア)です。場所は新宿区百人町1-4-19 第2サタケビルの2,3階です。経営者の方は、コンゴ民主共和国の、ルシクさんです。正式なお名前は、もっと長い名前です。奥さんが日本人で、日本語を上手に話します。
赤い階段の上、2,3階が新しいお店です。家内がお店に行った時カメラを持っていかなかったので、すみませんが店内は後で、ご紹介します。
珍しいから行ってみようという方は、山手線の新大久保駅降りて右、ガードをくぐり、そのまま歩くと、靴屋さんとファミリーマートの間を入り、3軒目です。黒い変わった建物です。2,3階です。1階はソウルレコード、地下は「宮」クンというバーです。
「コンゴの食料品店、店内の写真を撮る~」
http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2015/07/post-212e.html
コンゴとスワヒリ語について
コンゴ民主共和国の歴史は、はじめコンゴ王国でした。その後ベルギー領コンゴとなりました。赤道直下で、アフリカではアルジェリアに次ぐ非常に大きな面積を持っています。1960年独立後、1971年モブツ大統領になってから32年間という長い間,独裁政治が続きました。その時の国名はザイールです。現在は1997年成立したコンゴ民主共和国という名前です。公用語はフランス語、首都はキンシャサ、国の東部はスワヒリ語が通じます。スワヒリ語はケニア、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、マラウィ、モザンビーク、マダガスカルなどで通じます。人口は2012年、6780万人、宗教はキリスト教信者が80%と最も多くなっています。鉱物資源が主な輸出品です。隣に、コンゴ共和国があります人口は420万人、首都はブラザビルです。2012年日本に住むコンゴ人は339人。東京には、2015年50人が住んで居ます。
マライカとは、スワヒリ語で天使という意味です。すでに、アフリカだけでなく幅広くエスニックの雑貨、食料品を扱っている全国に店を展開しているマライカバザールとは、まったく関係がないようです。
南大門市場が閉店
職安道りに面した、14年間営業していた、南大門市場が今月あたりで、閉店するとの情報を、韓国化粧品の販売店をやっておられる、青山さんから連絡が入りました。青山さんは現在アメリカにいっておられて、そこから連絡が入りました。南大門市場は、新宿区百人町1-1-3、葉山ビル1階で、職安通りに面して営業してきました。店は韓国広場やチョンガーネ、ソウル市場ほど、広くはありませんでしたが、それなりに繁盛してきました。すでに、職安通りの韓国スーパーKプラスに続く閉店です。職安道りの人通りの人通りは大久保通りに比べると少ないのです。大久保通りも、いわゆる、イケメン通りまでです。
「どうする万作」
http://heiten-sale.jp/archives/3516
前にも書きましたが、韓国のお店が減ってきましたが、家賃が急速に下がり、それにつれて、いろいろな業種や多国籍のいろいろなお店が増えてきています。ハラルフードの店、ベトナムの店などです。今度開店したコンゴの食料品店などはその典型です。韓国のお店でも堅実に、商売をしているところは、一時よりは客数が減っていても閉店に追い込まれることはありません。一時のブームでお客が非常に増えたときに、粗雑な商売をしていたところがやめています。この間の、テナントさんの動きを見ると、よくわかります。
やめていったテナントの例
あるテナントの飲食店からバーになったお店の例です。 一時期は、お客さんが行列をして、待っていた時期がありました。雑誌などにのったりしてどこのお店もずいぶんとお客が入りました。それがいろいろな状況の変化で、お客さんの数が減ってきました。それに応じて従業員を減らせばいいのですが、ある店では、通りに2人立ってお客を呼び込んでいました。お客の数に比べ従業員が多く、これでは採算が合わないだろうと思っていました。
飲食店やバーで、お客さんを大事にしないと、リピート客が少ないのです。特に経営者がお店にいないことが多くて従業員に任せっぱなしだったことや、監督が不十分だったりすることがあると、リピーター客は来ません。採算を取るためにか、お店で頼んだ食事が時にひどくお粗末だったことがあります。こんな状態では二度と店に来ないだろうと思いました。また、従業員が観光ビザで来るため3か月おきに変わり、お客さんが定着しにくいこともあります。お客様名簿を作り、ネットや電話や色々な方法で宣伝し連絡することを怠っていたこともあります。さらに一つの店を大事にせず、次々と借金をしてほかにお店を出したり、赤坂にエステの店を出したり、しかし、そこもうまくいかなかったこと。色々原因がありますが、つぶれて当然の結果です。一時期いろいろこうしたらと若い店主にアドバイスをしましたが全くダメでした。
今年はいったテナント、韓国系無し
今年になって入ったテナントさんは、第2ビルの、コンゴのお店、第3ビルの101が(株)オリーブという化粧品店ですが、経営者は中国の方、301は、関西の会社の事務所で日本人の経営です。ずいぶん、様変わりしてきました。
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