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2016年2月

2016年2月28日 (日)

近況1、退院して2年がたちました2、ブログアクセスが120万件に3芳林堂倒産4高田馬場へ

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2016年2月28日、6時16分の朝日です。天気は快晴ですが朝もやがかかっています。普通ですともうとてもまぶしくなります。太陽は楕円形に見えます。
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6時17分の朝日です。防衛省の電波塔よりスカイツリーに近くなります。太陽の形は楕円形です。あと3週間で春分の日になります。
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6時20分の朝日です。普通はまぶしくて、よく撮れません。靄がかかっていていたのでよくうつります。とても大きく見えます。また少し楕円形に見えます。
1,退院して2年がたちました
2016年2月25日、代々木病院を退院して、ちょうど2年になります。
 
 この2年間で、だいぶ回復してきたことと、あまり変わっていないところがあります。
生活面では、前のブログに書きましたが、洗面所のところに段差をつける板が置いてありましたが、取り外してもらい、今では洗面所に車いすで直接入り、顔を洗ったり歯を磨いたりすることができます。
 今度、今までシャワーキャリーでベッドから浴室まで、ヘルパーさんに連れて行ってもらいましたが、今度は浴室内の高さを上げるすのこを取り去り、足で浴室への段差を上ることにしました。すでにその練習はしていましたが、浴室内は椅子にして、浴室内へは歩いて中に入るようにします。今まで風呂が終わるたびにすのこをとって干さなければならず手間がかかりました。
 
 すでに電動車いすで出かけるとき、押してもらわずに、自分で走りましたが、見守りはしてもらいました。電動車いすで部屋を出て自分でドアを開けまた閉め、鍵をかけるのはやってみましたが、よりスムースにできるように訓練します。
 それができるようになりますと、家内が2泊以上の旅行に出かけても、一人で買い物ができるのです。あと自分で洗濯ができるようにならなければなりません。昨年、家内は1泊旅行に出かけますが、今年は2泊以上をしてもらいます。
 右手で字を書く練習を続けていますが、左手のほうがスムースに書けるようになり、まだまだ左手で書いたほうが速いのです。パソコンのキーは左手だけでうち、右手も使おうとすると大変苦労します。
 体調は、規則正しい生活をしていますので、今年初め、少し風邪気味になった以外、順調です。2年間病気はしていません。
2、「こういちの人間学ブログ」のアクセスが120万件になりました。
2016年2月26日
記事数   719件
コメント   683件
アクセス  120万件
 ほぼ1年前の2015年2月にアクセス100万件になりました。
 2009年にブログを書き始めてから、次第にアクセスは多くなり、2年前に脳出血を起こすまで、だいたい1日に1000件ほどのアクセスがありました。何か出来事が起きたとき、すぐブログがかけ、1万冊の図書が人間学研究所にありましたから、資料も豊富でした。
 病気後は、すぐに手での記録ができず、本も2000冊だけになり、その本も取りにくくなりました。(本棚は家内の部屋で高いところにある本は取れない)それでも、レベルが下がったにもかかわらず今も1日400人ほどの方に500件ほどのアクセスをいただいております。ありがとうございました。
  検索キーワードは、半分のgoogleはyahooに比べほとんどキーワードがわからないのですが、各月の10日ほどで1000件を超えてしまいます。それ以上の記録は出てきません。いろいろな言葉で検索されています。
 コメントはとら猫イーチさんが、外国語に詳しいという筆者の弱いところを補い、いろいろ素晴らしい英文の資料を提供していただきます。ありがとうございます。
3、芳林堂書店倒産,シャープを台湾の鴻海が買収
 各地で10店舗を展開し、筆者も高田馬場の芳林堂書店へ何度も行っていたのですが、20億円の負債で2月26日倒産しました。書泉が引き継ぐそうですが高田馬場店はどうなるのでしょうか。書籍取次業者の太洋社が自主廃業それに伴い10店ほどの書店が廃業になります。書店の営業は本当に厳しいですね。みんなスマホで済ましてしまいます。雑誌はコンビニで買いますし。
 またamazonなどにメールしますと新刊も古本もすぐ届きます。書店に買いに行くのが面倒でつい頼んでしまいます。
 新大久保でも、一時は書店が5店ほどありました。それが現在では自社ビルで営業している盛好堂だけです。そこも自社ビルだからやっていけるのでしょう。新大久保という土地柄多くの韓国のスターの本などをたくさん並べています。
 電気屋さんなどもそうですが、うんと規模の大きな店しか生き残れなくなってしまうのでしょうか。
 2月25日の新聞には日本のシャープが台湾企業の鴻海に買収されるという記事がありました。いろいろな新製品を生み出したシャープも、ちょっと経営を誤ると買収される羽目になってしまいます。衣料品店などもほとんどなくなりました。ユニクロは海外製それも中国製からベトナム製がふえています。いずれミャンマー、ラオス製などが増えるのでしょう。筆者が着ている服もユニクロ製が多くなっています。三井と住友銀行まで合併する有様です。企業の独占と集中と富の偏在は、ますます進みそうです。
4、日曜に自分でドアを開け閉めして、馬場の香港亭で昼食
 2月28日の日曜日、天気が良かったので、家内とお出かけしました。電動車いすで、自分で、ドアを開け示してみました。2回目でしたが問題なくできました。一人で、出かけても大丈夫、ということになりました。
 昼食は高田馬場方面へ。早稲田通りを高田馬場駅から小滝橋方面へ行きました。昼食はスーパーのオオゼキ近くの香港亭へ。高田馬場周辺は坂道が多く、店へはいるのに段差があって入れない店が多いのですがここは大丈夫でした。
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 いろいろなメニューがありましたが、注文したのは、豆苗炒め480円、五目チャーハン580円、牛肉入りそば、480円、牛肉甘酢あんかけ780円でした。なかなか値段が安いわりにおいしく味付けがしてありました。これを2人で分けましたが量が多く少し残しました。全部で2400円です。昼のランチセットはいろいろあって680円です。お店はみんな中国語で話していました。
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 高田馬場は庶民的な店が多く、比較的安くておいしいお店が多いです。少し食べ始めてから、写真を撮りました。
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お店自慢の牛肉の料理4種類 そのうちの1品を注文しましたが、骨付きの肉でおいしかったです。
香港亭グループは東京周辺に22店があることが分かりました。
 

2016年2月26日 (金)

東京のカラスが激減 唐沢孝一さんの「都市鳥研究会」調査,唐沢さんテレビ朝日に

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唐沢孝一さんから、メールがありました。

2016年3月3日、テレビ朝日で、朝7時から7時30分の間、延期されていた、「2015年都心のカラス調査」が放送されました。以下は番組の内容です。

 東京におけるカラスを5年ごとに数えているのは、都市鳥研究会です。都市鳥研究会は唐沢孝一さんが1982年に立ち上げました。会員数は全国に120名。現在は顧問となっています。都市に適応して数を増やしている、カラスやスズメなどを研究している団体です。絶滅したトキも昔は都市鳥でした。唐沢さんは東京教育大の動物学専攻で、筆者と同じ動物生態学のグループでした。唐沢さんは昔からいろいろな本(95冊)を出版され、本を人間学研究所に寄贈していただきました。

都市鳥研究会ホームページ

 urbanbirds.eco.coocan.jp/

幅広く唐沢さんの取り組みを紹介したもの

 「唐沢孝一のページ」(カラサワールド)があります。

 興味のある方は是非ご覧ください。

 

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カラスの個体数の変化です。2000年にピークとなり、18,664羽でした。(3か所のカラスのねぐらに帰るカラスの数。この3か所以外にもカラスの巣はありました)その後だんだん数を減らしています。(2015年は4,816羽でした。)

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渋谷における、ゴミの出す場所とカラス。渋谷、新宿特に大久保地域に韓国系の店が多くなり、そのごみをあさるカラスが増え、それについては筆者もブログに書いたり、テレビに出たりしました。

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石原都知事のカラス捕獲の取り組みと、兵糧攻めが効いてきた。

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唐沢さんの話で詳しく話されました。カラスも適正な数がいるのは、問題ないし、むしろ必要だと話されていました。

 

 東京新聞2016年2月22日の夕刊1面トップにカラスの記事が載っていました。

 東京教育大学の同窓の唐沢孝一さんからのメールで、2月24日のテレビ朝日の「グッド・モーニング」で朝7時15分頃唐沢さんが東京のカラスのことでお話をされる連絡をいただきました。しかしテレビ放送は全国自治体の爆破予告事件の放送で急きょ変更になりました。改めて、連絡をいただきます。テレビの内容は後日放送があった後に追記します。

 唐沢孝一さんは東京教育大学の動物学専攻、高校の教諭や大学の講師をしながら、都市鳥研究会を立ち上げ、いろいろな活動をしながら、著作も多く出してておられます。

東京記事の要約をお伝えします。まず見出しから。

都心カラス激減、調査3地区ピーク時の4分の一                        

ごみネットで兵糧攻め大型罠捕獲作戦

生態系維持に適正数は必要

 カラスのねぐら、文京区の豊島岡墓地、渋谷区の明治神宮、目黒区の自然教育園の3か所、都市鳥研究会のメンバーが76人がかりで調査、ビルの屋上で1か所25人づつで数を数える。カラスが激増して問題になった、2001年石原都知事の時から捕獲開始。また大型のごみネットで兵糧攻めにした。都内にオオタカやノスリなどの猛禽類が増えてきた。皇居のタヌキの糞の中にカラスの羽があった。オオタカの食べ残しをタヌキが食べている。それらの取り組みにより、カラスの数は年々減少してきている。

しかしカラスにも一定の役割がある。カラスが植物を食べた後、種をまき散らしてもらうなどの役割。-生態系の維持に必要。

唐沢さんは「子供たちに自然と共存することを伝えるためにも、カラスは一定の数は必要。1960年から1970年ころの3000羽ぐらいが適当ではないかと言っています。

憂楽帳 カラスでわかる

 毎日新聞2016年2月22日夕刊

 カラスやツバメなど身近な鳥類と都市との関係を調べる「都市鳥研究会」の顧問、唐沢孝一さん(72)ら76人は昨年末、東京都心のカラスの個体数を調べた。5年に一回のペースで1985年から続く調査の7回目。明治神宮など都内3か所のねぐらに帰る個体数を、ビルの屋上から数える。方々から飛来するため、1か所あたり約25人を張り付ける人海戦術だ。

 速報値によると、2000年の1万8664羽をピークに減少が続き15年12月は4816羽。最少だったバブル景気直前の85年6727羽を下回った。唐沢さんいわく予想される原因は、えさとなるゴミが分別収集や防護ネットで減った。▽カラスを襲うオオタカなど猛禽類が都心の緑地に増えた▽都の捕獲が続いているーだという。

 「自然って、数十年の単位で調べてみないとわからないものですね」と唐沢さん。前々回あたりから、建物の屋上を借りにくくなり、調査を通して世相の変化を体感しているという。次回は東京五輪後の年末。カラスはどんな都市の変化を伝えるのか。

◎ブログ筆者も新大久保のカラスのことでNHKテレビのニュースに出たことがあります。

ブログ3つ書きました。

1、2011年2月21日「こういちの人間学ブログ」

 「新大久保のカラス取材 3月20日 NHK、アインシュタインの眼」

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ブログに載せた写真です。カラスに穴をあけられています。

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2011/02/nhk-f136.html

 カテゴリー「大久保の街紹介」

百人町1丁目の大久保通りに面した店の、朝のごみの置き場所に集まる、カラスを撮影。

ビニール袋に穴をあけて韓国料理店がだす鳥のガラなどを、カラスが引っ張り出すのをNHKが撮影。そのあとにアナウンサーの方から取材を受けました。お礼にNHKからいただいた、温度計などがついて時計は枕元に置いて重宝して使っています。

2、2012年1月11日「こういちの人間学ブログ」

 「新大久保のカラス ベランダにおけるヒヨドリなど鳥の状況」

 百人町1丁目の店のあるビルの3階のベランダにいろいろな鳥が来ます。カラスが植木鉢の草花の中に肉の切れ端を隠して置き、それがなくなっているということで、腹いせにレタスの葉を食い散らかされていました。このブログは上記のブログより前に書かれたものです。このブログを見て、NHKさんが取材を申し込んできました。その後記事を加えて更新しました。

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2012/01/post-61f1.html

カテゴリー「日記、コラム、つぶやき」

3,2012年5月4日「こういちの人間学ブログ」

「5月初めの庭の状況。蘭が咲く。カラス隠した肉が無くなり腹いせにレタス食い散らす」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2012/05/post-ae7d.html

 すみません、うまくつながりません。

◎2016年3月11日

 新宿のスカイフォレストレジデンスの屋上にカラスの群れが集まっていました。この写真に23羽ほどその周辺に7羽ほど。西戸山公園が近いせいでしょうか、またカラスは高いところが好きです。このマンションは26階建てです。だいぶカラスの数が減ったそうですが、まだまだいますね。

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2016年3月16日 NHKニュース

 渋谷で、カラス退治のために鷹を放すことを試みたといっています。

鷹匠がカラスが集まっているところに放します。たくさん集まっているカラスが食べている肉は大きな肉で、ちょっとやらせかもしれないな思いました。皇居などに住む鷹がカラスを襲っているようですが、たまたま鷹狩りの鷹を使っただけでは効果がないように思います。

 

2016年2月23日 (火)

鼻づまりを解消するために ためしてガッテン 付ー点鼻薬について

NHK「鼻づまりを解消するためにーためしてガッテン」2016年2月17日
「あってよかった鼻づまり」
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川野ケンジ先生
「もともと人間の鼻はつまるものなんですよ」
鼻の役割
 ちょうど良い、温度(37度)と湿度(100%)を与える役割
 ごみの8割が除去される
 口で呼吸すると冷たく乾いた空気が直接のどへ、咽頭炎さらには肺炎などダメージが
 
ネイザルサイクル
 鼻はどちらか一方のみを使う。時間ごとに片方を休ませるという仕組み。
 なくてはならない仕組み
 
ペットボトルを詰まっている鼻と反対側の脇にに20秒ほど挟む
すると1時的(2分ほど)に鼻が通る
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鼻甲介
鼻甲介が腫れて、鼻が詰まっている状態
 鼻水が1日に1~1,5Lほど出ている。
鼻くそなどが詰まって鼻が詰まっているわけではない。
(目ヤニは夜間就寝中、目のごみが涙によって流されたもの、昼間はそれは鼻に流れ、鼻くそになる。
目くそ、鼻くそを笑うということわざがありますが、もともと同じものです)
 鼻甲介の入口は鼻から2センチほどから
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鼻甲介の形 鼻の中に左右3枚の鼻甲介がある
空気の通り道をつくる
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外から冷たい空気などいろいろ侵入してくる 温め湿気を与える役目
 
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鼻甲介
鼻甲介の働き 細菌やアレルギー物質に過剰に反応して腫れてしまう。
鼻が通らないと、息苦しいと寝不足になる。イライラする。
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インドのヨガにジャラネティという行法がある
鼻の片方から水を入れて片方から出す方法。-なれないと苦しい。
 
鼻の洗浄は先の部分だけでよい 奥までいかないで大丈夫 
2000~3000円ぐらいの水を噴霧する器具を薬局で売っている、37度、0,9%程度の生理的食塩水を作る。200mlのお湯に食塩2g程度。
点鼻薬について
 筆者は20歳ごろから50年以上市販の点鼻薬を使い続けています。
はじめ、ルル、その後ナザール。他にいろいろ種類があります。
使い続けてはいけないということになっています。また使い続けていろいろな障害が出ているにもかかわらずやめられない。
 鼻が詰まっていると苦しくなります。鼻の粘膜がただれて鼻血が出たりすることもあります。鼻がすぐに詰まり、しょっちゅう点鼻薬を使うようになります。
 症状があまりにひどくなると定期的に耳鼻科にいっていました。鼻がひどく詰まって口呼吸をしていると、イライラして本当に苦しくなります。鼻が市販の点鼻薬を使うと1瞬よく通ります。しかし根本的には治らず、使い続けるようになります。
 
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1、最近、訪問のお医者さんからもらった薬 副腎皮質ホルモン(ステロイド)入り 市販されていません。血管収縮剤のように、すぐ鼻が通るわけではありません。
夜、就寝前に左右の鼻に2回づつ ガラス瓶に入っているので残量の中が見える
1つで半月分です。
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2、市販点鼻薬、ずっと使い続けて手放せなくなっていた。
血管収縮剤なので、すっと鼻が通る。
30ml(大)と20ml(少)の2種類があります。
使用説明書には連用を避けるとなっていますが、結局
使いすぎてしまう、手放せなくなる(依存性がある)
長期連用を避けるとなっているが、根本的に治すわけではないので、長期連用をしてしまう
鼻がただれたようになってしまうことがある。そうなると耳鼻科へいくようになる。耳鼻科はいつも混んでいます。
 
 
点鼻薬について
1、アラミスト点鼻薬
  フルチカゾンフランカルボン酸エステル

  (副腎皮質ホルモン)使い続けると炎症が

  グラクソ・スミスクライン株
 
2、ナザールスプレー
  ナファゾリン塩酸塩  血管収縮剤 即効性
  クロルフェニラミンマレイン酸 抗ヒスタミン剤 
  ベンザルコニューム塩化物  細菌を抑える
 
  サトウ製薬 使い続けると薬剤性鼻炎に
3、抗ヒスタミン剤
  サンデンAL鼻炎スプレーなど

2016年2月20日 (土)

「人はなぜ争うのか」若原正己」さん、生物学的人間学よくまとめた本

 2016年1月25日、「『ヒトはなぜ争うのか』進化と遺伝子から考える」-「争う遺伝子を克服する力とは」が、新日本出版社から発行されました。その内容を目次の各章の内容で概略をご紹介します。
 1700円+税 著者 若原正己
 おもしろそうだと思われた方はぜひ直接お読みください。
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各項目のなかから、主要なテーマだけを書き出しました。
目次
まえがきわれわれは何者か
第1章 全宇宙の中でヒトを考える
 宇宙の歴史を1年で置き換えてみる
   生命とは何か、生物とは子孫を残すために生きている
       生物と非生物はどこが違うのかー全宇宙の物質の
      階層 性 ヒトは60兆個の細胞からなるという神話
 
第2章 アリの微小脳、ヒトの巨大脳
   動物は大きく2つの系統にわけられる 古い口は昆虫へ
       新しい口はヒトへ、脊椎動物と脳の歴史、霊長類の進化
   ミクロセファリン遺伝子の登場
       難産と引き換えにヒトの文化が生まれた
 
第3章 ヒト、人になる―人間の条件
   ホミニゼーション、なぜヒトは成功しチンパンジーは
   動物のままなのか、人類の起源と歴史、猿人、原人、
   旧人、新人という分け方は古い なぜ現生人類は
   1種しかいないのか 民族は定義できるが、人種
   の定義は難しい
 
第4章 日本人はどこから来たのか
   日本人の由来、縄文以前、縄文時代、戦争はなかった
   縄文と弥生、日本人の特徴、ミーム(文化遺伝子)と
   ジーン(DNA遺伝子)、縄文人の楽園に弥生人が
   流入した
 
第5章 ヒトと野生動物を分けるもの
   チンパンジーとヒトの遺伝子は98,8%が共通、ヒトの
   DNA、ヒトのネオテニー的特徴、物まね、模倣の起源
   ~ミラーニューロン 人と言語 言語遺伝子
   FOXP2の分化 文字の発明 
   言語は敵味方を見極めるために分化した
 
第6章 ヒトの心の進化
   喜怒哀楽はヒトだけのものか、ヒトの利他的行動、ヒト
   の行動と遺伝子,道徳の起源
   老人力にも生物学的な意味がある、道徳の起源
      FOsB遺伝子は保育行動に関係した遺伝子
 
第7章 戦争と平和の生物学
   戦争の歴史~有史以来戦争は続く 農業の始まりが 
   身分格差を生んだ 都市の成立と分業制 争う遺伝
   子の発動と教育、理性と教育が地球を救う ヒトへの
   進化と ホルモン 理性と教育が地球を救う アンド 
   ロジェンとオキシトシンーホルモン
 
第8章 宇宙船「地球号」はどこへ行く
   核の時計(終末時計)、地球温暖化と異常気象、                       
    生物多様性問題、人類と地球の未来像1,2,3 
   許しと融和にこそ地球の未来はある スポーツの
   祭典と地球の未来
 
あとがき―われわれはどこへ行くのか
主要参考文献
記事よりいくつか
物質の階層性  p18
 
 主系列  素粒子 原子核 原子 分子 マクロな物質
 
              ー星 銀河 銀河団 宇宙
 
 二次系列   生体高分子 細胞小器官 細胞 個体
 
                    -種  生態系
 
 三次系列
                               ヒト   人間社会
(それぞれの階層は還元不能)
 地球温暖化と異常気象p211
 21世紀に入り、世界的な異常気象が続いている。地球温暖化が続いているのは間違いなさそうだ。地球温暖化の大きな原因の一つは二酸化炭素の排出だ。このまま進行すると4度C上昇すると警告されている。
 地球史からいえば当面する温暖化より寒冷化が厳しいという意見もある。もし氷河期が来れば10万年のオーダーで地球表面が覆われてしまうので、そうなれば人間が生き残れる保証は全くない。しかし今問題にすべきは地球環境を急速に変化させることによって引き起こされた地球温暖化だろう。
 
 この見解に対しては、筆者のほうで異論がある。詳しくは「こういちの人間学ブログ」をご覧ください。
追記  
 とら猫イーチさんの、コメントの中にある、森幸也氏の文章をぜひお読みください。
「CO2主原因仮説」はあくまでも仮説である。その3つの根拠のうち、2つは科学的根拠として通用する代物ではない。また最後のIPCCのコンピューター・シミュレーションそのものも、科学的に論争中のもので科学的定説として認められるものではない。
 その理由については森氏(山梨学院大教授)の本文をお読みください。
 縄文人の楽園に弥生人が流入したp95
 厳密にいうと、弥生人といっても、渡来系弥生人と、縄文系(在来型)の弥生人がいる。すべてが、渡来系の弥生人に変わったわけではない。北九州から近畿地方にかけて渡来系弥生人が多数住んでいた。
若原氏の略歴
 若原正己氏は1943年北海道生まれ、北海道大学卒、同大学院修了、理学博士、1970年から北海道大学に勤務。専門は両生類の実験発生学が専門。2007年に北海道大学を定年退職 各種著作があります。著書「黒人はなぜ足が速いのか」、「シネマで生物学」「なぜ男は女より早く死ぬのか」
ブログ筆者のコメント
◎この本は、ブログ筆者の本の位置づけとして、「生物学的人間学」を基本としたものということになりますが、非常によくまとまっている本です。この本では人間とは何か、そしてどうしたらいいかということをきわめてよくまとめています。
 筆者が高く評価している山本宣治の「人生生物学」-「生物学的人間学」の著作によく似ています。
「こういちの人間学ブログ」
「山本宣治の『人生生物学』について 実用的人間学の先駆、哲学的人間学との違い」
 
 
 山本宣治は、同志社大学で、生物学を教える傍ら、一般市民向けに、生物学から人間社会の問題までの講座を開いていました。
 
 ブログ筆者とたまたま生まれ年が同じで生物学出身、そして、人間とは何か、どうしていったらよいかについての関心など共通性があります。ここには書いていませんが、山本宣治氏が京都の人々のために市民講座を開いたこと、そして、ブログ筆者が人間学研究会から人間学研究所などで人間学講座などを開いて一貫して人間とは何かを考えること、それから、若原氏も市民向けの「人間理解講座」を開いていたことが、共通しています。そして、、現代の政治により多くの人々が苦しめられその仕組みを明らかにすることを目指してきました。
 ヒトが争いをやめるにはどうしたらよいかを明確に答えています。それについては、京都大学の学長で霊長類学者の山極寿一の著作が同じようなことを書かれています。山極氏については下記のブログをご覧ください。..
「こういちの人間学ブログ」
「敵」を作り出す人間ー相対的に見る必要、ゴリラ研究の山極寿一氏ー時代の風から」
 
なかなか、若原氏の書いていることを、すべて紹介するのは、難しいことです。今後も追記の形で、折を見て文章を付け加えていきたいと思います。
「まえがき」と「あとがき」
「まえがき」
 21世紀の幕開けは2001年9月11日のニューヨークの貿易センタービルのテロ攻撃事件、2011年3月11日の原発事故は私たちの価値観を大きく転換させるものであった。
 石川啄木の「時代閉塞の状況」を東京朝日新聞に書いたのが1910年、今の私たちを取り巻く閉塞感はその時とあまりによく似ている。平和憲法を改悪し、海外で武力攻撃をできるような動きも強まり、戦前に回帰したかのような空気も漂っている。
 しかし最近の動きの中には、インターネットを使った草の根運動などが広がっている。
 人間とは何者か、を考えるのはきわめて哲学的なもので、ある意味で普遍的なテーマだから、昔から様々な議論がなされてきた。-ゴーギャンの絵「われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへいくのか」
 このように多くの人は、人間とは何か、ヒトはどこからきてどこへ行くかを昔から真剣に考えてきた。私は専門が生物学だから、ヒトも間違いなく生物の一種であり、生物進化の流れに乗っている点を強調しながら「人間とは何か」、「ヒトはなぜ争うのか」を考える。
「あとがき」
 日本の歴史を見ても争いと殺し合い、勢力争いがほとんどだが、縄文時代の1万年の間には大きな争いはなくきわめて安定した時期を過ごしたようだ。
 縄文以来の「争わない遺伝子を引き継いだしかも唯一の被爆国である日本と日本人が、核兵器のない平和な世界を作っていく先頭に立たなければならない。
 争う遺伝子の発動を抑え助け合いの遺伝子が十分発揮できる世の中を作るために声を上げていこうと思う。
私は高校時代からの友人、安岡譽氏から誘われて札幌学院大学の市民向け講座の「人間理解学講座」を2人で担当する機会をいただいた。この本はその時の話を中心にまとめたもので、内容の一部は安岡氏の話に大きく触発された。
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どうも、うまくアクセスできないようです。
申し訳ありません
 
 

2016年2月18日 (木)

新大久保の変化、竹見ビルがホテルに、韓国料理店がネパール料理店に

新大久保駅前、8階建てホテルを建設
 2016年3月10日付の新宿新聞1面トップに、竹見ビルが8階建てのホテルに変わることが書いてありました。すでにこのことは、ここで伝えてありますが、詳しい内容が書いてあるので、追加の記事を書きました。以下は新宿新聞の記事です。
 
 新宿・渋谷・池袋の訪日客ビジネス
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 今年1月の訪日外国人客数は前年比52%増の185万2000人に達した。急増する訪日客の”受け皿確保”に向け、新宿、渋谷、池袋の副都心地区のホテル建設が活況だ。不動産会社のビーロットは昨年からインバウンド向けのホテル改装、建設事業を強化。新大久保駅前の土地・建物を取得し、来年2月の完成を目指し、200名程度が宿泊できるカプセルホテルを建設する。
 不動産会社ビーロットは店舗ビル(354m2)を取得、来年2月の完成を目指し、最大200名程度が宿泊できる8階建てホテル(ナインアワーズ北新宿)へと立て替える。既存建物の解体は今年2月末からスタート解体後の本体工事着手は4月を予定している。
 ホテルの運営は高級感のある次世代型カプセルホテルを展開するナインアワーズがおこなう。
 「成田空港などにホテルを構え、70万人超の宿泊実績を持ち外国人への知名度も抜群だった。」(ビーロット)のが選んだ理由だ。
 稼働率も好調。収益性が高いことから、新大久保駅前では既存施設の改修によらない初のホテル建設に踏み切ることになった。
◎後半に最初に書いた記事が載っています。工事は少し遅れているようです。
二年ぶりに韓国料理、大長令(デ・チャングム)へ
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入口に少し段差があります。ヘルパーさんがいないと車いす1人では入れません。
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タン焼、後でカルビを頼みました。左上がチャプチェ(春雨炒め)、右側はナムルです。
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石焼ビビンバです。あと海鮮チジミ、生マッコリを頼みました。1人前づつ頼み2人で分けました。(生マッコリは日本の山梨県で醸造している生マッコリを売っている、生マッコリ家がおいしいのですが昼はやっていません)2人で税込み8000円と少しぐらいです。
 事前のインターネットでのメニューの価格表には、上カルビ、上タン塩がありましたが、実際にはもうやっていないそうです。そのかわりに、5色ダッカルビというのを、宣伝していました。鶏肉を5種類の味付けをしたもので2150円です。
 今、新大久保の肉の主役はサムギョプサルです。はじめこういう料理は日本ではありませんでしたが、新大久保の百人町の「トンちゃん」で始めました。豚肉の脂身を傾斜のついた鉄板で焼き。野菜で巻いたりして食べるものです。一時はトンちゃんの店は本店支店ともにすごい行列になりました。今はどこのお店でも主力商品です。その代り古くからのカルビ、ホルモンなどはすたれました。一時の狂牛病の騒ぎも影響しました。
 大長令での、サムギョプサルの値段は1人前980円です。2人前で注文するように、お願いとなっています。若者には向いています。店によっては注文がほとんどサムギョプサルという店もありました。全体に若者の所得が減り、安くで、腹がいっぱいになるというところが受けたのでしょう。一時韓国の化粧品が爆発的に売れましたが円高と日本の庶民の貧困化が原因とみています。円安となり韓国化粧品などが高くなり、売れにくくなりました。
 
 話が前後しましたが、2016年2月16日(火)、久しぶりに新大久保の街へ行き、韓国料理を食べました。新大久保に住み、病気をする前は、韓国料理店によく行ったのですが、どういうわけか、病気後一度も行っていませんでした。
 今まで、よく行く店は16日に行った大長令で、昔、「チャングムの誓い」という韓国歴史ドラマが流行ったときに、できた店で、大久保では古い店です。あとは、大久保どうりに面した2階にある海鮮韓国料理の店の「テジョンデ」です。
 「大長令―チャングムの誓い」は韓国で2003から2004年放送され日本では2004から2005年にNHKBS放送で、NHKとしては初めて放送され、いわゆるヨン様ブームとともに韓流ブームの先駆けとなりました。その名前にあやかってお店も作られたようです。店ができてから10年くらいたち、韓国料理店では古いほうです。
 大長令は、山手線のすぐ外側、大久保通りから歌舞伎町のほうへ向かった、郵便局通りにあります。新大久保郵便局はいろいろな国の人々が、自分の国へ小包を送る人でいつも混んでいます。以前紹介した、タイ・ベトナム料理店、ソムオーもすぐ近くにあります。また古くからやっているタイ料理店クンメーが本店、支店があります。この郵便局通りに2店ほど新しい中華料理の店ができていました、前は韓国料理の店でした。
 この通りには以前、チュニジア料理の店、ミャンマー料理の店などがあり変化に富んだ店が多い通りです。ほかに楽器店も何店かあります。
◎このお店については2月にブログに書きました。しかし2016年11月現在ネパール料理、「ナマステ・キットガザル」」に変わっています。
韓国料理店が減り、ネパール料理店などが増える象徴的な出来事です。
「こういちの人間学ブログ」2016年11月15日
「ネパール料理、ナマステ・キットガザルに行ってみました」
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竹見ビルがカプセルホテルに
 ー新しい記事をトップに加えました。
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 竹見ビルは、新大久保でも一番早くビルになったという古いビルです。以前は「相模屋」という南京豆をいろいろに加工する工場と店がありました。その後、竹見さんはそこにはすまなくなり、ほんの一部だけを店にして、あとはいろいろな店や事務所に貸していました。
 場所は新大久保駅から1~2分ほど、大久保通りに面しています。以前、並びの近くの柳谷文具店もビルを売却しました。百人町の山手線の内側で、大久保通りに住み、お店を自分でやっているところは、前商店会理事長の、円満屋さん(熱帯魚販売)、盛好堂書店,内藤シューズさんのビルぐらいになってしまいました。後は筆者のようにテナントに貸してしまっています。大久保通りの南側、歌舞伎町よりは百人町1丁目です。旧竹見ビルも1丁目です。
 今度、土地を売却したようで、ほかのところの所有者になっています。土地は約100坪ほどです。近隣に配布された建築計画では、1~2階が店舗、3階から8階までがカプセルホテルになるということです。外国人がたくさん泊まりに来る現状から、それを当て込んでいるのかもしれません。来年春完成予定です。
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追記
 2016年9月の状況です
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2017年1月3日の状況です。 今年中に完成です。
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2017年3月もうすぐ完成です。4月オープンと聞いています。1,2階は店舗だそうです。
大久保の街の変化-急激な変化
 大久保百人町の街は山手線新大久保駅と総武線大久保駅周辺の地域です。昔、百人町の鉄砲隊の、百人同心の屋敷があり、百人町と呼ばれました。昔の細長い屋敷に沿った短冊形の地形に沿って道路があります。新大久保駅から4,5本までが百人町(1丁目から4丁目まで)で、それ以後明治通りまでが大久保(1丁目から3丁目)の街です。大久保は昔の地図では雑居地が多くなっていました。
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車いすで街を回り百人町の山手線の内側のところの一部を写しました。
大久保通りの百人町2丁目のお店。
右側のビルは、永沢ビルを改造したものです。1階のお店はそのまま営業し、上を新しいビルにしました。
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百人町2丁目、右は道路で、戸山小学校へ向かう道です。右側のかすかに見えるビルは成好堂書店です。戦前から書店をやっています。周辺で書店は1店だけになってしまいました。経営者の方は筆者の戸山小学校の同級生道岡さんです。
 1階は韓国系中国人が経営する延辺料理店、延吉香です。地下にも同じお店が経営しています。隣の青い看板は不動産屋です。3階はコーヒープリンス。
 新大久保駅近くの8階建て(だと思いました)のビルは、前はいろいろな韓国のお店が入っていましたが、全部カラオケ店になっていました。
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  ここは大久保通りから職安通りへ抜ける、いわゆる、イケメン通りの入口です。右方向が新大久保駅方面、左側がその入口です。1階、2階の店もほとんど入れ替わりました。ここは、大久保1丁目になります。
 新大久保駅周辺は変化が激しく、行くたびにお店が変わっています。今日電動車いすで走った新大久保駅からいわゆるイケメン通りまでは、かなり人通りが回復しているようです。職安通りと、イケメン通りは客数がかなり減少しているようです。
◎2016年の途中にこの1階も2階もお店が変わりました。
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2016年2月13日 (土)

ネアンデルタール(N)人由来遺伝子、現生人類の病気に関係?N人10万年以上前に混血

2月12日の「ネイチャー」誌の 記事
 新聞やネットで報道
 2016年2月12日、13日(土)のインターネット記事や新聞の報道で、「ネアンデルタール人由来遺伝子、現生人類の病気に関係?」というのがりました。
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◎この画像は上野の国立科学博物館に展示されているものです。赤い髪、青い目で顔つきが現生のヨーロッパ人、特に北欧人とよく似ています。
 記事によれば、ネアンデルタール人の”遺産”が、現生人類(ホモ・サピエンス)にさまざまな病気を引き起こしている可能性があるー。ネアンデルタール人由来の遺伝子と、ヨーロッパ大陸に起源をもつ人々の病気に関するデータを比較した結果わかったと、米バンダ―ビルト大学などの研究グループが、12日発行の米科学誌『サイエンス』に、発表しました。
 2010年にネアンデルタール人のゲノム(全遺伝情報)が解読された結果、アフリカ以外に住んでいる現代人はネアンデルタール人の遺伝子をゲノムの1~4%受け継いでいることが明らかになりました。6万年前ごろからアフリカ大陸を出た現生人類が、以前からユーラシア大陸に住んでいたネアンデルタール人と混血したためと考えられています。
 現代のヨーロッパ出身成人2万8000人を対象にした研究によると、ネアンデルタール人由来の遺伝子によって、心筋梗塞や血液疾患などのリスクが高まっていることがわかりました。これはネアンデルタール人から血液が固まりやすくなる遺伝子を受け継いでいるためだといいます。
 ネアンデルタール人にとっては、血液が固まりやすいことが、けがをしたときなどに血液を介して病原菌に感染するのを防ぐのに役立ったと考えられています。アフリカ大陸を出て新たな環境に適応する必要があった現生人類にとっても有益だったとみられます。
 ネアンデルタール人由来の遺伝子から12の病気に関する遺伝情報を受け継いでいるといいます。うつ病や、気分障害、「日光角化症」(日光を浴びるといろいろな皮膚の障害が起きる)2型糖尿病、などであります。
 オックスフォードとプリマスの大学ではガンもネアンデルタール人の遺伝子が影響しているという。
 しかし、悪い面だけではなく体内に入った細菌などから防御するHLAシステム(白血球をサポートするシステム)などを、ネアンデルタール人から受け継いでいる。ほかにもネアンデルタール人が住んでいた地域にある様々な疫病に対する免疫力も受け継いだことだろう。
 しかし、当時とは現生人類が生きている環境が大きく変わった今、ネアンデルタール人由来の遺伝子が弊害となっている可能性があるといいます。
ネアンデルタール人と現生人類、10万年以上前に混血(2月18日追記)
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 ドイツのマックスプランク研究所などの研究グループが18日発行の科学誌「ネイチャー」に、ネアンデルタール人と現生人類の(ホモ・サピエンス)が10万年以上前に混血していた証拠が見つかったと発表しました。
 これまで考えられていたより少なくとも数万年前に混血していたことになります
 ロシアのデニソワ洞窟で見つかったネアンデルタール人のゲノムを解読し現生人類のゲノムと比較した。デニソワ洞窟のネアンデルタール人のゲノムには現生人類由来のDNAが含まれており、そのDNAから、両社が10万年以上前に混血していたことがわかったといいます。
 すでにネアンデルタール人と現生人類は混血したことが明らかにされていましたが、最も古くとも6万5000年前頃と見られていた。
 研究グループはスペイン、4万9000年前、クロアチア、4万4000年前のネアンデルタール人のゲノムには、現生人類由来のDNAを持っていないことが明らかにされた。
 ヨーロッパのネアンデルタール人とシベリアのネアンデルタール人が異なる集団だったことを示しています。
 研究グループは10万年以上前にアフリカを出た現生人類の集団が中東でネアンデルタール人と混血し、その子孫がシベリアへ移動したとみています。
 3万7000から4万2000年前前にはルーマニアで現生人類の化石で、4代前の高祖父母にネアンデルタール人がいる個体が見つかったという。その個体には6~9%のネアンデルタール人の遺伝子が含まれているといいます。最大でも4%が限度だといいます。
 
筆者の追加の見解
◎ スヴァンテ・ペーボにより、ネアンデルタール人の全遺伝子配列がわかったのが2010年、ペーボの自伝的書物が出版されたのが2014年、それが日本語に翻訳されたのが2015年6月でした。この書物は大きな反響を呼び、それに関連して、いろいろなネアンデルタール人のに関する、ほかの著作も注目されました。筆者も、ネアンデルタール人や他の様々な人類について、多くのブログを書きました。(下記参照)
 脂肪を蓄えて、飢餓になっても、体重が減りにくいというのは、飢餓が多かった時代には生き残るために優れた能力でした。すぐ体重が減ってしまう人より生き残るチャンスは多かったのです。しかし飽食の現代では、飢餓の時代には有利だった性質が、なかなか痩せにくい体質になっているのです。
 この調査は、ヨーロッパの人々だけを対象に調べられました。アジア人なども、やはり2%ほど、ネアンデルタール人の遺伝子を受け継いでいます。アジア人はシベリア南部に住んでいたデニソワ人の影響もうけています。
 白い肌や、赤い髪や金髪などのネアンデルタール人の遺伝子は特に北欧人などに、多く引き継がれました.これらは日光がよわい地域には適していました。白い肌はビタミンD合成に有利です。ネアンデルタール人の復元図を見ると北欧のバイキングや、ゲルマン人を思わせます。多くの遺伝子が受け継がれているのかもしれません。(ヨーロッパ人では、体ががっちりして、毛深く、額が後退した、うちの旦那はネアンデルタール人系ではないかと、思い、有料でネアンデルタール度を調べるサーヴィスがあるそうです。)
 心筋梗塞や、血液疾患などは、ヨーロッパ人に比べるとアジア人は少ないように思われます。ヨーロッパ人は肉食が多いため。心筋梗塞などが多くなると思われます。アジア人はヨーロッパ人ほど多くありません。
皮膚の色は日光の強さに比例して、太陽の光が強い赤道に近いところでは黒い皮膚が適しており、日光が弱い北ヨーロッパでは白い皮膚が適しています。白い皮膚のほうが紫外線を多く吸収して、 ビタミンD合成に有利であり、赤道に近い皮膚が黒い人には不利です。逆に、アフリカやオーストラリアの赤道に近いところに住む白い肌の人は皮膚がんになりやすいのです。
 ヨーロッパ人だけでなく、アジア人の病気との関連も調べてほしいと思います。
 ネアンデルタール人は、マンモスなど大型獣を多く狩っていました。ネアンデルタール人は男だけでなく女も仮に参加したようです。化石を見ると、けがをしてそれが治った跡があるものが多いそうです。けがをして出血しても早く血が固まる性質は生き残るために大切な能力だったと思います。2型糖尿病などが、現代ヨーロッパ人に引き継がれたといっているそうですが、ネアンデルタール人が生きていた時代、2型糖尿病になるほど、糖質の食物を食べていたとは思われませんし,だいたい飽食があったと思われないのですが。
 10万年以上前に混血の記事について
 今までデニソワ人という形で、書かれてきたことが、ここでは。デニソワ洞窟のネアンデルタール人という表現に代わっています。今まで、デニソワ人の全ゲノムが、歯と小さな小指の骨だけで解析されたと聞いていますが、その後新しい骨が見つかったということは聞いていません。
 いずれにしてもヨーロッパとアジアのネアンデルタール人は系統が違うということになります。さらに詳しい研究成果が望まれます。
参考の「こういちの人間学ブログ」過去の記事
  (ネアンデルタール人関係)
カテゴリー「人間とは何か」
「ネアンデルタール人とわたしたち人類人間学例会で話」
    2015,10,17
「ネアンデルタール人の首飾り~岩城正夫氏」
    2015,9,20
「ネアンデルタール人とわたしたち人類、リンク集」
    2015,9,16
「わたしたちだけがなぜ生き残れたのか」ティップ・ウオルター
    2015,9,5
「ネアンデルタール人は私たちと交配した」 スヴァンテ・ペーボ
    2015,8,23
「ネアンデルタール人とわたしたちの50万年史」クライブ・フィンレンソン
    2015、8、17
「人類は多くの人類と共存した」ネアンデルタール人、デニソワ人、赤鹿人、~
    2015、8、14
「ネアンデルタール人について、図像の変化」
    2015,8,8
 
 

2016年2月 8日 (月)

「人間学研究所年誌」の年次別内容 NO1~14号(2000~2017)更新版

◎「人間学研究所年誌」No14 は2017年3月10日発行です

7号から13号は別のブログに掲載してありましたが、ここでまとめて掲載しました。

10号まではたくさん在庫があります。人間学研究所にありますので、興味あるテーマがありましたら、是非お買い求めください。1000円です

申し込みは佐竹まで pcr92240@nifty.com 

人間学研究所年誌 

”BULLETIN OF THE  INSTITUTE 

          OF HUMANOLOGY

1、人間学研究所年誌 2000 NO,1 

                             2000年12月1日発行

巻頭論文 「人間学」概念の現代化を超えて         

                                       小原秀雄                         

「人間」を学ぶ学習総合カリキュラム の開発                        

                                       柴田義松                     

随想 慈育論承前          北原眞一                          

幼児の発語例・「ある玄関」の生成について    

                                       飯田啓介                        

心と予測との関係          永井 治                         

環境的人間学の構想          岩田好宏                       

人間学の概要            佐竹幸一

人間学研究所の概要          佐竹幸一

教育的人間学部会の活動記録                                     

実用的人間学部会の活動報告                                    

トピックブック「道具と人間」との取組み

               p166

2、人間学研究所年誌 2002 NO,2   

             2002年11月30日発行               

巻頭論文 人間をめぐる科学概念     小原秀雄

21世紀の学校と学びのあり方を考える 柴田義松

自然史と自然誌をめぐって          岩田好宏

慈育論 (2)                北原眞一

幸福の混迷と幸福の実態           永井 治

人間学をとりまく状況            佐竹幸一

第一回人間学シンポジウムの記録

基調講演 子どもと人間にとっての危機とは    

                                                      正木健雄                      

提案 人間観の再構築をめぐって     柴田義松

パネラーどの子も勉強がよくわかり楽しく

               安心して通える学校へ     糀谷陽子       

教育の現状と回生の試み         大森 享

現代の子どもの心身問題         尾関周二

人間学研究所部会の報告                                                     人間学研究所の現状

                      p133

3、人間学研究所年誌 2003 NO3 

  2004年8月1日発行

巻頭論文 新世紀教育はどこへ向かうか

                                                     柴田義松

 

特集 -思春期を明らかにする

なぜ思春期を研究課題とするのか   柴田義松 

ヴィゴツキーの思春期研究―その1  柴田義松

動物の思春期と人間の思春期     小原秀雄

現代の子供における思春期の問題                                      ・  アディクションの視点から      西田隆男

高校生は授業に何を求めているのか

1996年入学のある高校生たちの                                                                            

3年間の学習の軌跡             岩田好宏

文学に表れた思春期           北原眞一

慈育論(3)                 北原眞一

”よい”の実体                永井治

デカルトの誤り              北村和夫

思春期問題について             横湯園子

「ゼネラリスト養成講座」について    佐竹幸一 

人間学研究所の活動報告        佐竹幸一

人間学研究所規約                              

人間学研究所年誌刊行規則

人間学研究所年誌編集委員会運営規定

人間学研究所年誌原稿執筆要綱

人間学研究所年誌投稿規定

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4、人間学研究所年誌 2006 NO4  

           2007年6月30日発行

特集 思春期その2

論文

なぜ思春期を問題とするのか      柴田義松

思春期問題についての総合人間学的一考察                          

・動物の思春期と人間の思春期を進化生態学                           から考える    

                     小原秀雄

江戸の少年に見る思春期                                              ・鈴木桃野と勝小吉          中江和恵

思春期の薬物乱用防止教育

・カウンセリング理論から見えてくるもの 

                                                    西田隆男

少年期課題を併せもつ思春期の子どもたち 

                     横湯園子

実践報告

                                                         詩の授業 中野重治作「波」    麻生信子

授業「自然」の中の高校生        岩田好宏

一般論著

万葉の人                  北原眞一

人間学ノート                佐竹幸一

人間学研究所2006年度の活動報告 佐竹幸一

                   p135

5、人間学研究所年誌 2007 NO5  

              2008年5月31日発行

特集 新学習指導要領

新学習指導要領を斬る          柴田義松

無題                    小原秀雄

国語科に見る人間観・教育観     小林義明

新学習指導要領「社会科」を「地理」と「歴史」

          の関係から考える   生田清人         

算数・数学ー子どもの知力を見くびった

       愚民教育のきわみ      銀林 浩         

2008小学校・中学校学習指導要領理科編と

        自然科学教育について  岩田好宏          

保健と生きる力の関係           西田隆男

新しい体育はなぜ失敗したのか     大貫耕一

家庭科の学習指導要領を読む      鶴田敦子

改定学習指導要領の批判的検討 外国語(英語) 

                  阿原成光

「要」・推進教師で、徳目主義が一層進行する      

                  高橋喜代治

一般論著

火の道具史火打石と火口)    関根秀樹

                                                          家族と子ども             中江和恵

                                                        人間学研究会のあゆみ 1      佐竹幸一

人間学研究所2007年度の活動報告 佐竹幸一

                 p109

6、人間学研究所年誌 2008 NO,6  

               2009年3月31日

「授業」の本質を問う              柴田義松

地球についてー生物多様性から     小原秀雄

「ル・コルビュジェ建築論」散見        岩田好宏

現代母親考                    宮坂琇子

リテラシーとコミュニケーション理論に関する一考察

・ヴィゴツキーとルリヤの文化的・歴史的理論を中心に 

  前編                    森岡修一 

若者の薬物依存防止のための心理教育                                     ・二次予防を中心として            西田隆男

「悲しみの学校」から「喜びの学校」へ    南 隆洋

人間学研究会のあゆみ (二)        佐竹幸一 

7世紀以前の文献にみるアジアの油彩絵画技法

材料について・『晋書』と『陀羅尼集経』を中心に             

                     関根秀樹                      

江戸時代の家族と子ども―『浮世風呂』から-1

                     中江和恵

人間学研究所2008年度の活動報告    佐竹幸一

                   p111

                                                                                              ◎主な著者の紹介 研究所役職は2016年(敬称略)    

柴田義松  人間学研究所所長 東京大学名誉教授 

         教育学 総合人間学会元副会長

小原秀雄  人間学研究所名誉所長 女子栄養大学

         名誉教授  生物学・人間学

         総合人間学会元会長                  

岩田好宏  人間学研究所副所長 子どもと動物学

         会元会長 教育学・生物学

         総合人間学会理事

佐竹幸一  人間学研究所専務理事・事務局長 

         実用的人間学研究会会長   

森岡修一  人間学研究所副所長  大妻女子

         大学教授 教育学 

西田隆男  人間学研究所研究員  自由の森学園

         学校カウンセラー 臨床心理学 

関根秀樹  人間学研究所研究員  和光大学講師、

        原始技術史研究所所長 

中江和恵  元人間学研究所研究員 元東京家政大学

        和光大学講師 教育学

宮坂琇子  人間学研究所理事  東海大学名誉教授 

        教育学  総合人間学会理事

木村廣子 女子栄養大学名誉教授 

        人間学研究所理事 栄養学

天野幸子 女子栄養大学名誉教授

        人間学研究所理事 心理学

倉田 眞  元新聞社編集局長 人間学研究所研究員

        実用的人間学研究会幹事 

永井治   人間学研究所研究員

生田清人 元開成高校教諭 駒澤大講師 地理学

        人間学研究所研究員

白村直也  人間学研究所 研究員 教育学

                  浜松学院大学

高橋喜代治 立教大学専任講師 教育学

        人間学研究所

松本 孚   元 相模女子大教授

        人間学研究所理事 心理学

◎以上は人間学研究所関係

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

関 啓子  一橋大学名誉教授

北原眞一  作家 元人間学研究所員

飯田啓介 元人間学研究所員

正木武男 日体大名誉教授

横湯園子  元中央大学教授

銀林 浩    明治大学名誉教授 数学

鶴田敦子  聖心女子大教授

尾関周二 東京農工大教授

佐藤由紀 明治大学専任講師 言語学

麻生信子 元人間学研究所員

北村和夫 元人間学研究所員 一橋大講師

南 隆洋 読売新聞社防災セミナー事務局長

阿原成光 和光大学教授 英語教育

大森 享 北海道教育大学教授 教育学

毛塚恵美子 群馬県立女子大学 心理学

小林義明 国語学

大貫耕一 学校体育研究同志会

糀谷陽子 教育学

◎以上は元会員および投稿者です

 

◎『人間学研究所年誌』はすべて在庫がございます。

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各一冊  価格   1000円(税込) 送料サービス

◎2010年1月のブログを一部変更して更新しました

7,「人間学研究所年誌 2009」、No7  

 2010年3月31日発行

教科書教材の教授学的研究       柴田義松

現代の人間界の一つの新しい課題   小原秀雄

評価に翻弄される時代         宮坂しゅうこ

リテラシーとコミュニケーション理論に関する1考察

ーヴィゴツキーとルリヤの文化的・歴史的理論を

   中心に                 森岡修一

ウシンスキー著・柴田義松訳・新読書社刊

 「子供と大人のための童話集」で教師が変わり

 子供が変わる」              麻生信子

人は自分の考えに固執する エセ科学と懐疑論

 -真の科学者となるための実用的人間学

                        佐竹幸一

思春期の問題行動からの回復と成長

 -心の回復力」の概念を中心として

                        西田隆男

江戸時代の家族と子ども

  -浮世風呂から2           中江和恵

人間学研究所2009年度の活動報告

                        佐竹幸一

             p105

8、「人間学研究所年誌 2010」、No8 

 2011年3月31日発行

デカルトからスタニスラフスキーへ

   ポドテキストの概念        柴田義松訳

見方のちがい               小原秀雄

授業「若者の関心に即して」の人間学を基礎にした

    検討メモ              岩田好弘

電子メディアは子どもの発達にどのような

   影響を与えるか          宮坂しゅう子

人間学・人間科学の状況ー大学の講座等に見る

                       佐竹幸一

学校教育におけるヘルス・プロモーション

 -アルコール健康教育を中心にして

                       西田隆男

乳児にとっての人と物:視線の追随を媒介する

 大人の手の効果     天野幸子・毛塚恵美子

菅原道真をめぐる物語の変容(1) 天神記にみる

  家族と子どもの登場         中江和恵

人間学研究所2010年度の活動報告 佐竹幸一

            p102

9、「人間学研究所年誌 2011」、No9  

  2012年3月31日発行

日本自然保護協会の「自然観察」の検討メモ

                       岩田好弘

「聞く行為」の研究はどのように行われてきたか

                      宮坂しゅう子

大人、子ども、そして繋ぐ手―ことばと道具の

 獲得に必要なこと           天野幸子

放射能から子どもたちを守ろう―生命科学の

 視点から                木村廣子

原発のウソについて          佐竹幸一

中高生のスクール・セクハラとデートDV

 -その現状と対策          西田隆男

菅原道真をめぐる物語の変容(2)

―「菅原伝授手習鑑」における道真 中江和恵

人間学研究所2011年度の活動報告 佐竹幸一

           p84

10、「人間学研究所年誌 2012」、No10 

              2013年3月31日

巻頭特集 柴田義松氏の講演と質疑応答

                柴田義松・森岡修一他

中内敏夫著「住民運動と学校の教育過程」

 に学ぶ                 岩田好弘

生涯発達的観点から見た高齢者の知的能力

                      宮坂しゅう子

食物選択行動から見た好き嫌いの考察

                       天野幸子

世界史におけるソヴィエト障害者の位置づけ

                      白村直也

脱法ドラッグの現状と対策      西田隆男

胎教から胎児期の発達保障へ   中江和恵

将来予測と予知            永井 治

コンフリクト事例研究会への道   松本 孚

不可視の越境             倉田 眞

2013年度の展望-備忘録として   佐藤由紀

人間学研究会、人間学研究所の歴史

  と実用的人間学          佐竹幸一

人間学研究所2012年度の活動報告

                      佐竹幸一

           p119

11、「人間学研究所年誌」2013、No11 

             2014年11月1日

ヘイトスピーチ問題の考察      倉田 眞

東日本大震災避難者が抱える暮らしのニーズ

                       白村直也

危険ドラッグの現状と予防教育    西田隆男

軽度発達障害児教育の現状と課題 宮坂しゅう子

生命概念の検討             岩田好弘

短報

視床出血からの回復に向けて     佐竹幸一

世の中の複雑化と対応         永井 治

本研究所2013年度活動報告

                 佐竹幸一・木村廣子

          p93

12、「人間学研究所年誌 2014」、No12 

             2015年3月15日

ロシアにおける民族文化と教育の諸問題

                       森岡修一

自由学習「学友を作って」における学びのテーマ

 設定の推移              岩田好弘

道徳の心情読みの実践的改善   高橋喜代治

学校における性的少数者への対応西田隆男

震災と教育の越境           白村直也

朝日新聞誤報問題とジャーナリズム 倉田 眞

「こういちの人間学ブログ」について  佐竹幸一

本研究所2014年度活動報告

                 佐竹幸一・木村廣子

            p105

13、人間学研究所年誌」2015、No13 

        2016年3月10日  p129

依頼論文

アムールトラの保護と生物多様性   関 啓子

論文

薬物依存からの回復プログラム    西田隆男

避難をめぐる政治と被災者のニーズ 白村直也

「学校での学習指導12年基本計画試案づくり」序

                        岩田好宏

道徳の教科化と問題解決型授業学習 

                      高橋喜代治

気候温暖化・大気汚染とCOP21  倉田 眞

 二酸化炭素地球温暖化説について 佐竹幸一

多民族国家における文化と教育  森岡修一

エッセイ

ネアンデルタール人などと私たち人類 

                      佐竹幸一

2015年度活動報告

編集後記

 

14,「人間学研究所年誌 2016」 NO14

      2017年3月10日発行 p90

論文

思春期におけるメンタルヘルスリテラシー

ー中高生への予防教育の視点から

                    西田隆男

中内敏夫の「教育課程研究と住民運動」1977から

                    岩田好宏

ロシアにおける婚姻と出産をめぐる動向と

           母親(家族)資本

                    白村直也

多民族国家ロシアにおける文化と教育改革

                    森岡修一

アクティブ・ラーニングとひとりひとりの

           学びの形成

                   高橋喜代治

エッセイ

「どこまで人間と見るか」その歴史と未来

                   佐竹幸一

まやかしの言葉         倉田 眞

2015年度活動報告       佐竹幸一

                   木村廣子

編集後記

2016年2月 6日 (土)

新大久保駅にエレベーター、”もっと国際色豊かな駅に”新宿新聞

  1. 新大久保駅”韓流ブーム後も賑わい持続”
 山手線では新大久保駅だけが、駅にエレベーター、エスカレーターの設置がない。バリアフリー化から唯一取り残されていた新大久保駅も、2020年までに現在の駅舎を4階建てに建て替える。しかしエスカレーターが設置されないので地元商店街からは不満の声が上がっている。
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 新大久保駅にエレベーターが設置されることはすでに2015年5月21日の、筆者のブログに書きました。沢田あゆみ区議の議会報告です。そこで駅舎が4階建てになるということとエレベーターが設置されることを書きました。
2016年2月5日発行の新宿新聞の1面の記事で大きく取り扱われています。
 新大久保駅もっと”国際色”豊かな駅に!、
 ”韓流ブーム”後も”賑わい”持続
 乗降客4万人、新駅舎には店舗エレベーター
 JR山手線新大久保駅の1日あたりの乗降客数は3万9千8百14人(2014年度)。韓流ブームに沸いた11年度の4万2千4百33人より落ち込んでいるものの通勤・通学者(定期)以外の観光客以外の利用客が全体の6割近い2万2千9百43人にも達している。
 新宿屈指の観光エリアでありながら、新大久保駅は敷地が狭く、土地の利用関係の協会が確定されていないことから、老朽化した駅舎を建て替えることができなかった。
 ホームドア設置はされたものの身障者用エレベーターやエスカレーターは旧い駅構造から設置できない状況が続いていた。
 今回、土地利用の境界線が確定したことを受け、JR東日本は、駅舎を建て替え、エレベーターを整備することで、バリアフリー化を図ることに決めた。
◎新大久保駅の乗降客の推移 参考
1992年(H4) 38167人
2003年(H15 )33369人 最も少ない年
2011年(H23)42433人 最も多い年
2014年(H26)39814人
 
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 新駅舎は4階建て、(敷地面積は約520平方メートル-157坪くらい、延べ床面積約1470平方メートル)工期は今年5月30日から20年6月30日まで。東京オリンピック・パラリンピックまでに完成させる。エレベーター部分は2019年度までに整備する。
 1階はコンコース部分もひろげ、多機能トイレも設置する。2,3階部分は店舗・駅施設、4階は駅事務所。
 バリアフリー化は、駅舎とホームをつなぐ上空通路を4階レベルに設置。エレベーターは1階と、ホームに設置する。.階段は現状のまま。
◎韓流ブームが最も盛んな頃には改札口を出たところに人があふれ、そこで待ち合わせる人が多いと、身動きができないほどの込み方でした。駅員さんが立ち止まらないで下さいと言っていました。
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 周辺の商店街では使い勝手が悪いと、対策不十分の声が上がっている。1月22日には近隣説明会が開催。近隣には病院が点在し、そこをおとづれる高齢者、身障者も多い。今回のエレベーターはあくまで車いすの利用者のためのもの。エスカレーターの設置は困難と説明された。
 ほかの東京の駅でも新大久保駅のほかに、御茶ノ水駅、板橋駅、浅草橋駅を含めた4駅にエレベーターがないのですが、オリンピックに向けて、順次取り付けていくそうです。
 ◎ 身障者の筆者にとっては、新大久保駅にエレベーターがないのは大変困っています。
今は電車に乗るときは高田馬場駅まで行っています。また高田馬場駅には住まいにより近い戸山口にはエレベーターがなく、遠い早稲田口まで行かなければなりません。山手線をくぐる道は工事中で狭く急な坂です。とても不便です。新大久保駅にエレベーターができれば、電車に乗るのが大変便利になります。ただエレベーターも2019年完成なので4年も待たなければなりません。4年後にはもう階段を上がれるようになっていればいいのですが。
 2016年10月 新大久保駅の改装工事が始まりました。
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2020年の東京オリンピックまでに完成させる予定でしょう。
駅の業務をつづけながらの工事で長引くのでしょう。この程度のビルは2年もあればできるでしょうに。
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2017年4月ようやく鉄骨の一部が組み上がりました。
 

2016年2月 5日 (金)

退院から2年目、現状、新しいつえのレンタルと洗面所をもとにもどす

2016年2月25日で、病院を退院してから2年がたちます。
 非常にゆっくりではありますが、少しづつ病状は回復しております。それに伴って、今年になってから、いろいろと生活スタイルを少しづつ変えようとしています。
電動車いすに変える
 1月から車いすを電動に変えました。このことはすでにブログにも書きました。今までは誰かについて行ってもらわなければ、近くのミニスーパーに買い物にも行けませんでした。今は電動車いすで新大久保、高田馬場どちらの駅の方向にも行くことができます。まだ付き添いの人についてもらってですが、押してもらわず、見守りだけです。タクシーにも電動車いすをトランクに詰めて乗っています。そのうちに、一人で電動車いすで出かけられるようになるでしょう。
 電動車いすを使うようになってから、左足のふくらはぎの運動量が減り、筋肉が少なくなった気がします。室内では電動にできるだけしないようにしています。電動車いすでは手と足で動かすと前より重くなっています。
足の小さいつえをレンタルで
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 左側が足が小さいつえです。軽く縮めやすくなっています。車いすに乗せやすくなっています。
 今まで、つえのあしの部分がとても広く安定していました。そのつえでかなりの距離を歩くことができるようになりました。日常でもベッドから食卓までは毎回つえで移動しています。
 しかし足の部分が広いために持ち運びには、たいへん不便でした。ヘルパーさん同伴でのお出かけでもまず、身障者用のトイレがあるかどうかを確認して出かけました。車いすから立ち上がって歩くのは前からやっていましたし、つえがあればトイレから立ち上がることもできます。
 それで、軽量で足が小さく、小さく縮めやすいつえがあれば、車いすに積んで持ち運びできます。それで普通のトイレに行けるようになれば行動範囲がづっと広がります。
 足の部分が小さくなったつえで、理学療法士さんの指導のもと歩いてみましたが、緊張して上体に力が入り首筋と肩がすこしいたくなりました。徐々に練習して上手に歩けるようにしたいと思っています。
洗面所の台を取り外しました。
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7センチの段差がある洗面所
 今まで、入浴の時には、ヘルパーの斉藤さんに、ベッドのところで、服を脱いで、シャワーキャリーに乗せてもらい、まず洗面所の床面を7センチ上げてあるところを上がり、さらに7センチの段差のある浴室に入れてもらいました。浴室には平らになるように内側のタイルの上にすのこを作ってもらいました。
 洗面所には作り付けの台が入れられたので、そこへは車いすで行けず、3度の洗面は台所でしていました。
 家内が洗面所で洗顔をするときなぞ、7センチ高くなるので腰をかがめなければならず、腰が痛くなったそうです。
 それで、台を取り外してもらいました。
早速、洗面所で洗面し、歯を磨きましたが、台所で歯を磨くのより、ずっと楽になりました。
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段差を取り除き平らになった洗面所
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風呂場への段差14センチ高くなります。入浴時はタイルの上にすのこを置きます
 

2016年2月 2日 (火)

15年後に地球が寒冷化?太陽の観測からーー地球温暖化の歪曲、田中宇氏

1,15年後に北半球が寒冷化?太陽の活動から予測 英研究
CNN報道、2015,7,15
 英国のバレンチーナ・ザーコバ教授の研究チームが、このほど、太陽の活動を予測する数理モデルに基づき、15年後(2016年現在は14年半)には、地球が寒冷化して北半球全体が氷に閉ざされる可能性もあると指摘した。
ーCNNはアメリカのテレビ向けのニュース専門チャンネル、全世界に報道されている
 英王立天文学会によると、英ノーサンブリア大学の数学者らが、1976年~2008年にかけての太陽磁場の観測結果を分析し、黒点の数の平均値と照合した。
 その結果、2030年代には太陽の活動が60%低下するとの予測が導きだされた。チームによれば、モデルの的中率は97%に上る。
 1900年ごろに訪れた「ミニ氷河期」(小氷期)と同様な現象が起きる可能性があるという。当時はロンドンのテムズ川が凍るほどの寒さとなった。このころに描かれた絵画の内容も極めて寒い状況が描かれている。
◎10世紀から14世紀が比較的温度が高い中世温暖期、14世紀から1900年ごろまでが寒冷期だとされる。日本でも平安時代は寝殿造りなど風通しが良い建物が多かった。1900年ごろから温暖期に入っていった。21世紀に入り寒冷期になるかもしれないと、一部の学者が言っているが。(人為的)二酸化炭素地球温暖説のIPCCは、中世期の温暖期などもなく、その後の寒冷期もなかったといっている。
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◎ 参 考
 中世の温暖期と14世紀の中ごろから19世紀前半の寒冷期
 中世は比較的気温が高かった。中世の温暖期は10世紀から14世紀にかけてヨーロッパが温暖であったとされる。太陽の活動は中世に極大期を迎えた。しかし14世紀中ごろから地球は寒冷化してきた。その原因は太陽活動の衰退と、火山活動の活発化によるものである。1645年から1715年には、太陽の活動が著しく低下した。それは黒点の数の減少によって示される。この時期は、マウンダー極小期と呼ばれる。また1815年のインドネシアのタンポラ火山の大噴火があり、火山灰が世界を覆い1816年の夏のない年を迎えた。1900年のテムズ川の氷結もこれによるものである。
◎ほかに、ダルトン極小期(1790-1820)やシュペーラー極小期(1420~1570年ころ、1450~1550年という説も)などが知られている。
 ところが、中世の温暖期があると認めることは二酸化炭素が温暖化の大きな原因であるというIPCCにとっては都合が悪く、IPCCは地球全体が現在より高かったと断定できる証拠がないと言っている。
◎日本も寒冷化による3大飢饉(1、享保の大飢饉、1732の冷夏、2、天明の大飢饉、782-1787、浅間山噴火、アイスランドの火山噴火、冷夏、3、天保の大飢饉、1833-39、冷夏で稲刈りの時期に雪が降ったなど)が続き、江戸幕府の滅亡の一因となった。
 気候の変動には、太陽の活動や火山活動などが大きな影響を与えることを示している。
 しかしIPCCはこれらの自然現象による寒冷化の影響を過小評価し、せいぜい1度の減少しかないといっている。
ともかくも恐ろしいのは温暖化よりも寒冷化である。
 1970年代まで、多くの気象学者は将来の寒冷化を心配していた。ところが1980年ごろから地球温暖化人為的二酸化炭素説が唱えられると、一斉にその流れに乗った。そして気象学者は懐疑派に対して様々な弾圧をしてきた。懐疑派は宇宙物理学者などの中に唱える人が多い。
 ただ、CNNの気象専門家は同チームの報告について、査読を受けての正式発表研究ではないと指摘。「太陽周期の予測はハリケーンの予報よりも精度が低いのが現状だ」と指摘した。
 米海洋大気局〔NODA)の研究者も「地球が寒冷化するなら温暖化を心配しなくてもいい、と考えるのは間違い。問題ははるかに複雑だ」と話している。
温暖化が正しいのか、寒冷化が正しいのか 白黒の決着に期待
 マウンダ―極小期とは約1645年~1715年の70年間の太陽の黒点活動が極めて低かった時期を表す。この時期、普段なら年間数十~数百個観測される黒点数が年に数個しかされなかったという。(太陽の黒点の数は歴史的にずっと観測されている。それと気温との関連の観測は極めて厳密なものである)
 この時期の北半球の平均気温はその前後と比べて0,1から0,2度C低下したと考えられている。黒点の数は太陽の活動度を表す。
 近年のCO2地球温暖化説に対して強力に反論する科学者グループは、地球の決めている主な要因が太陽活動であると考えるグループである。彼らは「温暖化していない、逆に寒冷化する」と主張している。
近年の異常気象がCO2によるものなのか、太陽活動によるものなのか白黒はっきりさせるチャンスが来るかもしれない。
 黒点数には11年周期のものと(10~12年)、より長期のものが(25年)あるという。11年周期は極めて明確に観測されているが、より長期のものは数学的な統計処理で見るしかない、と言っている。
 ◎ 冒頭の記事のように 、太陽学者バレンチーナ・ザーコバ教授率いるノーサンブリア大学の研究者たちは、数学モデルに基づき、2030~2040年に太陽活動が60%低下し、地球の気温が急低下すると予測した。
 はたして、IPCCの言うように、人為的な二酸化炭素の増大が、地球の気温の上昇をもたらしているのであろうか、それとも、太陽の活動や火山活動などの、それ以外の要因のほうが大きな影響を与えているのであろうか、明白になっていくことでしょう。
 いずれにしても、もし今後IPCCの計算通り気温が上がらず、人為的な二酸化炭素説の誤りが明白になってきたとしたら、懐疑論の学者を弾圧し、膨大な国家予算(日本では年1兆円から今後1兆3千億に増大するという)を無駄遣いさせてきた責任をどうとるのでしょうか。
田中 宇(さかい)氏の解説
 「まだ続く地球温暖化説の歪曲」2015年2月16日
-すみません、うまくつながりません
直接、検索してください
下記に要旨を載せました。
(「田中 宇の地球温暖化説」で検索するといろいろな文章が、検索されます2005年の「地球温暖化説は政治と投機の問題」以後いろいろです。
 田中 宇氏は、共同通信外信部にて、英語ニュースを多読、1996年国際ニュース解説を始める。
 2015年1月中旬、海洋大気局、航空宇宙局が2014年の世界の平均気温は世界最高の気温だと発表した。その発表から数日後、英国のテレグラフ紙に生の気温データに調整を加えて次第に高くなっているように見せる仕掛けが施してあるとする記事が出た。(クリストファー・ブッカーが書いた)
 地表気温の世界的な変動を研究している世界の3つの公的機関は、米国のNOAAとNASA傘下のゴダード研究所英国のイーストアングリア大学という、米英勢で、いずれも地球温暖化人為説を強く主張している。
 GHCN(Globai Historical Climatology Network)が収録する気温の測定地点は以前、1万2千地点ほどあったが、温暖化問題が騒がれだした1990年ごろを境に、6千地点以下に半減した。残った地点の多くは都市の周辺にあり、ヒートアイランド現象など温室効果ガス以外の要因で気温が上昇傾向にある地点が多い。田舎より最大2度C高い都市周辺の観測データを田舎にも適用する手法がとられた。この操作(歪曲)を考慮するだけで、温室効果ガスの影響を全く考えなくとも、1990年以来の世界の平均気温の測定値の上昇を説明できてしまう。
◎東京の気温は気象庁から北の丸公園に変わった。それだけで1,7度も平均気温が下がることになった。測定場所次第でいかに気温が変わってしまうのか。また、いかにヒートアイランド現象がひどいかを示すものである。 
 都会に住んでいる人にとって、ヒートアイランド現象による極端な暑さは、地球温暖化説は実感として、納得しやすいのである。
熊谷などの都市が、最高気温の競争をしている。その気温の測定場所は温度が高くなるところにしているようです。ー近年競争をやめたようです。
 データの変更を修正すると称して、都市の観測点が増えて気温を低めにしなければならないのに、逆に気温が右肩上がりに描くのに好都合のように行われた。何度も最高気温が右肩上がりに更新されるのは当然だった。
 テレグラフの記事で、気温の上昇が大きいとされるパラグアイで調べると、いなかの地点は3つのみだ。気温が低下傾向なのを「調整」した後温暖化の方向に歪曲している。
 テレグラフの記事は、今の時期が長期的に見て、200年前に小氷河期が終わった後の循環的な温暖化の傾向の終わりの時期にあり、だから気温が横ばいか、やや低下傾向にあるとする説を紹介している。
 米フォックスニュースが、温暖化人為説に疑問を持つ分析者の話として報じた記事によると、NOAAやNASAは、過去の平均気温全体を見直す調整を何度も行っており、そのたびに昔の気温が低めに、最近の気温が高めに変更(偏向)され、温暖化傾向の粉飾に拍車がかかっている。~「調整」が実際に起きていない温暖化傾向のグラフを描く結果を生んでいるのだから、懐疑派の指摘は軽視すべきではない。
今年に入り、ブルームバーグ通信社も、発表されている温暖化傾向に疑問を呈し、実際は寒冷化が起きているのではないかとする記事を出している。米英マスコミで、温暖化と人為説に否定的な論調の記事が出るのは珍しいことではなくなっている。
 地球温暖化問題は、科学でなく、国際政治の問題だ。
 気温データに粉飾的な調整を加えて横ばい(寒冷化)の傾向を温暖化に歪曲するのは犯罪だが、国際政治の問題なので、かなり暴露しても犯罪とみなされない。歪曲は、国際的な学界とマスコミのプロパガンダの機能を使って行われている。国際政治のプロパガンダ機能は、いったん走り出すと方向転換が難しい。米国は同様なプロパガンダ機能を使って「大量破壊兵器」の濡れ衣をイラクやイランなどの敵国に対して相次いでかけ、あとから濡れ衣が暴露されているが、濡れ衣をかけたことが犯罪とみなされず、いまだにイランには濡れ衣がかけられたままだ。
(失効に向かう地球温暖化対策)
 温暖化人為説は米英が同盟国だった90年代に、もうあまり工業生産の二酸化炭素を出さず、省エネ技術が進んでいる先進諸国が、これから二酸化炭素を出す工業発展を行って経済成長する中国など新興諸国から成長の儲けの一部をピンハネしたり、先進国の省エネ技術を新興国に買わせるための枠組みとして、おそらく英国の発案で始まった。世界の気温を分析して温暖化人為説を唱える5つの公機関すべてが米英の機関であることから、それがうかがえる。米国側の発案なら、英国の機関を推進役に含めないはずだ。米英がG7などを通じて温暖化政策の必要性を先進諸国内で定着させ、先進国が、京都議定書で模範を示した後、新興諸国を枠にはめる予定だった。(地球温暖化の国際政治学)
 しかし米国の議会は、この英国産の謀略を拒否し、京都議定書を批准せず、最終的には無効化した。米国では共和党が温暖化対策に反対の傾向を続けた。民主党のオバマ政権になって米政府は温暖化対策を積極的に推進したが、オバマは英国を捨てて中国を温暖化対策の主導役の伴侶に選んだ。09年末のCOP15以来、先進諸国の代表である米国と、新興・途上諸国の代表である中国が渡り合う構図が中心となった。(新興諸国に乗っ取られた地球温暖化問題)
 中国は表向き、米英が捏造した温暖化人為説の構図に異議を唱えていない。しかし、まだ工業生産による経済発展が続く中国やBRIKSは、捏造を下敷きにした温暖化対策を本気でやりたくない。本気で異議を唱えるなら、中国などBRIKS諸国の政府の気象部門が、米英に対抗して測定気温のデータベース化と傾向分析を手がけるはずだが、そんな兆候はない。
 オバマ大統領は表向き「温暖化はテロより大きな脅威だ」と宣言しているが、実のところ、中国など新興諸国に対し、温暖化対策を本気で求めていない。
 もともと温暖化ピンハネ策の発案者の英国は、米国に外され、しかも金をもらうほうから払うほうに転落させられそうな中、温暖化対策の分野から静かに足を洗おうとしている。英国は、世界で最初に産業革命で石炭利用の工業化で二酸化炭素の排出を急増した国だから、今まで出した分を払えと言われると弱い。
(日本政府も開発途上国の援助-それに伴う企業進出ーが重要で、温暖化対策など本気で取り組もうとしない)
 米欧の2大政党制の中で、左派(米民主党、英労働党など)は温暖化対策に積極的で、右派は温暖化に懐疑的な傾向だ。英国は保守党政権であることを理由に昨年、温暖化対策費を41%削減した。
 オーストラリアが炭素税の廃止を決めた。カナダも温暖化対策が嫌いで、京都議定書から早々に離脱した。
 アングロサクソンの世界謀略としての温暖化対策は、米国の妨害工作によって失敗し、足抜けの動きが広がっている。
 英国のマスコミでは、BBCがいまだに温暖化推進派だが、新聞社では懐疑派の「活躍」が許容されている。冒頭で紹介したテレグラフのクリストファー・ブッカーが温暖化懐疑論を言い出したのは08年ごろからで、米国がオバマ政権になってから英国ではなく中国と組み、中国の優勢を許容したうえで温暖化対策を開始した時期だ。貴族のモンクトン卿など、英国はエリート層の中にも力強い懐疑派がいる。
 地球温暖化は大ウソだと何人もの議員が公言し、懐疑派の巣窟だった米議会の上院が、98対1という圧倒的多数で「気候変動はインチキではない」とする決議を1月末に可決した。米上院議員たちはアングロサクソンの国として自覚にようやく目覚め、英国に対するこれまでの非礼をわび、改心して温暖化対策をやろうとしたのか?ちがうだろう。米上院は気候変動の事実は認めたものの、人為説を盛り込んだ別の決議を否決しており、いまだに懐疑派だ。
◎次期大統領のトランプ氏は、共和党の大統領として、当然のことながら、人為的二酸化炭素温暖化説に反対である。
田中 宇氏の文章はいずれも英文の資料が検索されるようになっています。詳しく知りたい方は直接お読みください。
参考1
「黒点数の変動」でインターネットを開くと、「寒冷化になる地球環境?」というものがあります。「黒点数から寒冷化を予測する」ミカンのHP、となっています。いろいろ資料がたくさん入っています。
参考2
「COP会議のばからしさ、だまされる日本人」 一栁ひろし氏(横須賀市議)
とら猫イーチ様より紹介していただきました。
ー申し訳ありません。うまくつながりません。
「こういちの人間学ブログ」2月5日の「退院から2年目~」のとら猫イーチさんのコメントをご覧ください。
改めてとら猫イーチさんが、のせてくれました。コメントをご覧ください。
参考3
「こういちの人間学ブログ」
 「地球温暖化に歯止め?~」2016年1月15日
参考4
「こういちの人間学ブログ」
 「迫りくる太陽の異変、NHKコズミックフロント~」2011年6月
 

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