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2016年2月26日 (金)

東京のカラスが激減 唐沢孝一さんの「都市鳥研究会」調査,唐沢さんテレビ朝日に

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唐沢孝一さんから、メールがありました。

2016年3月3日、テレビ朝日で、朝7時から7時30分の間、延期されていた、「2015年都心のカラス調査」が放送されました。以下は番組の内容です。

 東京におけるカラスを5年ごとに数えているのは、都市鳥研究会です。都市鳥研究会は唐沢孝一さんが1982年に立ち上げました。会員数は全国に120名。現在は顧問となっています。都市に適応して数を増やしている、カラスやスズメなどを研究している団体です。絶滅したトキも昔は都市鳥でした。唐沢さんは東京教育大の動物学専攻で、筆者と同じ動物生態学のグループでした。唐沢さんは昔からいろいろな本(95冊)を出版され、本を人間学研究所に寄贈していただきました。

都市鳥研究会ホームページ

 urbanbirds.eco.coocan.jp/

幅広く唐沢さんの取り組みを紹介したもの

 「唐沢孝一のページ」(カラサワールド)があります。

 興味のある方は是非ご覧ください。

 

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カラスの個体数の変化です。2000年にピークとなり、18,664羽でした。(3か所のカラスのねぐらに帰るカラスの数。この3か所以外にもカラスの巣はありました)その後だんだん数を減らしています。(2015年は4,816羽でした。)

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渋谷における、ゴミの出す場所とカラス。渋谷、新宿特に大久保地域に韓国系の店が多くなり、そのごみをあさるカラスが増え、それについては筆者もブログに書いたり、テレビに出たりしました。

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石原都知事のカラス捕獲の取り組みと、兵糧攻めが効いてきた。

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唐沢さんの話で詳しく話されました。カラスも適正な数がいるのは、問題ないし、むしろ必要だと話されていました。

 

 東京新聞2016年2月22日の夕刊1面トップにカラスの記事が載っていました。

 東京教育大学の同窓の唐沢孝一さんからのメールで、2月24日のテレビ朝日の「グッド・モーニング」で朝7時15分頃唐沢さんが東京のカラスのことでお話をされる連絡をいただきました。しかしテレビ放送は全国自治体の爆破予告事件の放送で急きょ変更になりました。改めて、連絡をいただきます。テレビの内容は後日放送があった後に追記します。

 唐沢孝一さんは東京教育大学の動物学専攻、高校の教諭や大学の講師をしながら、都市鳥研究会を立ち上げ、いろいろな活動をしながら、著作も多く出してておられます。

東京記事の要約をお伝えします。まず見出しから。

都心カラス激減、調査3地区ピーク時の4分の一                        

ごみネットで兵糧攻め大型罠捕獲作戦

生態系維持に適正数は必要

 カラスのねぐら、文京区の豊島岡墓地、渋谷区の明治神宮、目黒区の自然教育園の3か所、都市鳥研究会のメンバーが76人がかりで調査、ビルの屋上で1か所25人づつで数を数える。カラスが激増して問題になった、2001年石原都知事の時から捕獲開始。また大型のごみネットで兵糧攻めにした。都内にオオタカやノスリなどの猛禽類が増えてきた。皇居のタヌキの糞の中にカラスの羽があった。オオタカの食べ残しをタヌキが食べている。それらの取り組みにより、カラスの数は年々減少してきている。

しかしカラスにも一定の役割がある。カラスが植物を食べた後、種をまき散らしてもらうなどの役割。-生態系の維持に必要。

唐沢さんは「子供たちに自然と共存することを伝えるためにも、カラスは一定の数は必要。1960年から1970年ころの3000羽ぐらいが適当ではないかと言っています。

憂楽帳 カラスでわかる

 毎日新聞2016年2月22日夕刊

 カラスやツバメなど身近な鳥類と都市との関係を調べる「都市鳥研究会」の顧問、唐沢孝一さん(72)ら76人は昨年末、東京都心のカラスの個体数を調べた。5年に一回のペースで1985年から続く調査の7回目。明治神宮など都内3か所のねぐらに帰る個体数を、ビルの屋上から数える。方々から飛来するため、1か所あたり約25人を張り付ける人海戦術だ。

 速報値によると、2000年の1万8664羽をピークに減少が続き15年12月は4816羽。最少だったバブル景気直前の85年6727羽を下回った。唐沢さんいわく予想される原因は、えさとなるゴミが分別収集や防護ネットで減った。▽カラスを襲うオオタカなど猛禽類が都心の緑地に増えた▽都の捕獲が続いているーだという。

 「自然って、数十年の単位で調べてみないとわからないものですね」と唐沢さん。前々回あたりから、建物の屋上を借りにくくなり、調査を通して世相の変化を体感しているという。次回は東京五輪後の年末。カラスはどんな都市の変化を伝えるのか。

◎ブログ筆者も新大久保のカラスのことでNHKテレビのニュースに出たことがあります。

ブログ3つ書きました。

1、2011年2月21日「こういちの人間学ブログ」

 「新大久保のカラス取材 3月20日 NHK、アインシュタインの眼」

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ブログに載せた写真です。カラスに穴をあけられています。

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2011/02/nhk-f136.html

 カテゴリー「大久保の街紹介」

百人町1丁目の大久保通りに面した店の、朝のごみの置き場所に集まる、カラスを撮影。

ビニール袋に穴をあけて韓国料理店がだす鳥のガラなどを、カラスが引っ張り出すのをNHKが撮影。そのあとにアナウンサーの方から取材を受けました。お礼にNHKからいただいた、温度計などがついて時計は枕元に置いて重宝して使っています。

2、2012年1月11日「こういちの人間学ブログ」

 「新大久保のカラス ベランダにおけるヒヨドリなど鳥の状況」

 百人町1丁目の店のあるビルの3階のベランダにいろいろな鳥が来ます。カラスが植木鉢の草花の中に肉の切れ端を隠して置き、それがなくなっているということで、腹いせにレタスの葉を食い散らかされていました。このブログは上記のブログより前に書かれたものです。このブログを見て、NHKさんが取材を申し込んできました。その後記事を加えて更新しました。

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2012/01/post-61f1.html

カテゴリー「日記、コラム、つぶやき」

3,2012年5月4日「こういちの人間学ブログ」

「5月初めの庭の状況。蘭が咲く。カラス隠した肉が無くなり腹いせにレタス食い散らす」

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2012/05/post-ae7d.html

 すみません、うまくつながりません。

◎2016年3月11日

 新宿のスカイフォレストレジデンスの屋上にカラスの群れが集まっていました。この写真に23羽ほどその周辺に7羽ほど。西戸山公園が近いせいでしょうか、またカラスは高いところが好きです。このマンションは26階建てです。だいぶカラスの数が減ったそうですが、まだまだいますね。

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2016年3月16日 NHKニュース

 渋谷で、カラス退治のために鷹を放すことを試みたといっています。

鷹匠がカラスが集まっているところに放します。たくさん集まっているカラスが食べている肉は大きな肉で、ちょっとやらせかもしれないな思いました。皇居などに住む鷹がカラスを襲っているようですが、たまたま鷹狩りの鷹を使っただけでは効果がないように思います。

 

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