人間学研究所年誌2015、NO13(2016,3,10)が発行されました
人間学研究所年誌2015、NO13が発行されました
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BULLETIN OF THE INSTITUTE OF
HUMANOLOGY NO.13
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依頼論文
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p.1 アムールトラの保護と生物多様性
関 啓子
一橋大学名誉教授、関の森環境文化研究所
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論 文
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p20 薬物依存症からの回復プログラム
ーNAの12ステップのコア・クオリティを
中心に 西田隆夫
自由の森学園学校カウンセラー 臨床心理士
埼玉ダルク理事長 人間学研究所研究員
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p32 避難をめぐる政治と被災者のニーズ
権利の付与と履行をめぐる諸相 白村直也
浜松学院大学 人間学研究所研究員
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p48 「学校での学習指導12年計画
基本計画試案づくり」序
科学教育のあり方を考えるために 岩田好宏
子供と自然学会顧問、人間学研究所副所長
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p67 道徳の教科化と問題解決型学習授業
高橋喜代治
立教大学専任講師、人間学研究所研究員
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p81 気候変動・温暖化、大気汚染とCOP21
倉田 眞
元新聞社編集局長、人間学研究所研究員
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補足 二酸化炭素地球温暖化説について
・ 佐竹幸一
(「こういちの人間学ブログ」に、倉田氏の文章とともに掲載しました)
p93 他民族国家における文化と教育
-20世紀末から21世紀初頭の
ロシアの教育変動を中心に 森岡修一
大妻女子大学教授、人間学研究所副所長
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エッセイ
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p116 ネアンデルタール人などと
私たちと人類 佐竹幸一
人間学研究所専務理事、実用的人間学会長
(「こういちの人間学ブログ」に全文書いたものがあります)
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p124 2015年度活動報告
・ 木村廣子、佐竹幸一
例会9回、人間学ニュース3回
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p129 編集後記 岩田好宏
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◎ 筆者のコメント
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今号は投稿者も多く、内容も129ページと充実した内容でした。前号あたりから査読をしっかり行って、間違いのないようにしました。学術研究誌としても一定の権威をもつことができるのではないかと思います。
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関 啓子氏は一橋大の名誉教授であり、また、貴重な里山を残しておられる、関さんの森の所有者(関の森環境文化研究所)です。以前、人間学研究所で、アムールトラのお話をしていただきました。今回、特にお願いして、特別以来の論文としてまとめていただいた次第です。
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筆者は、論文という形ではなく、エッセイという形で、書きました。今までブログにたくさん書いてきた、ネアンデルタール人についてです。いろいろ書いてきたことを、わずか8ページにまとめるのは大変でした。
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また、倉田氏の論文の査読を依頼されましたが、気候変動については、異論があり、文章を変えてもらうより1ページほど補足の文章を付け加えました。日本においては、圧倒的に二酸化炭素地球温暖化仮説のほうが有力です。
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この年誌の抜き刷りを岩田好宏氏が、送っていただきました。気候温暖化の問題に関しては倉田眞の論文要旨を掲載し、それに関連して、筆者の補足を焼く1ページ、「ネアンデルタール人などと私たち人類に関しては、8ページのエッセイをそのまま、掲載しました。
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