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2016年6月 5日 (日)

野生動物の(特にイノシシ)増大、原発事故の福島と人口減の農村

2016年の3月6日にNHK「原発事故5年目の記録が放送され、6月4日(土)に後編「無人の街は今」が再放送されました。たまたま後編だけをテレビで見ました。
 福島での原発事故が起きてからすでに5年が経過しました。放射能量は事故直後より減少していますがまだまだ高い放射能量です。
 原発事故により空き家となった家と取り壊した家は4万棟に達します。避難している人は7万人。住民避難のため無人地帯は東京23区の1,5倍の広さとなっています。
 前編はYou Tubeでみました。前編は「被爆の森」。今や福島の避難区域は野生動物の王国と化している。2011年の原発事故以来、少しづつ放射能は減少してきている。しかし2015年8月現在、元の放射能量の65%程度ぐらいにしか減少していない。まだまだ100マイクロシーベルト以上のところが多い。世界中の学者が研究をしている。チェルノブイリで は精子の異常がみられる動物が増えている。福島でもすでにテェルノブイリと同じ現象が起きている。日本野鳥の会の調べではツバメの尾羽が左右違っている個体が現れている。またレントゲン撮影をすると放射能で汚染された虫を食べるため、内臓部分に放射能が集まってきている。
 
 福島大の奥田圭氏(福島大特任助教)事故後の哺乳動物の活動を研究テーマにしています。野生動物は、イノシシ、アライグマ、ハクビシン、サル、ネズミ、キツネ、ネズミなど多様になっている。空き家になった家にいろいろな野生動物が住みついています。
 今や野生動物の天国になっています
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イノシシが最も多く1500頭以上。以後ニホンザル、タヌキ、ハクビシンキツネなど。
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アライグマの撮影回数726回
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2015年の時の放射線の状況 。2013年当時よりは減っているがまだ高い放射線量です。
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イノシシに発信機をつけて、行動を見る。赤い丸で囲ったところが特に集中しているところ
 増えた野生動物の駆除も困難を極めています。イノシシなどを撃っても、放射能汚染のためにその肉を食べることはできない。処分は猟師に任されているが大きな負担となっている。
 南相馬地区で根本こういち氏は稲作を再開しました。田んぼの稲に放射能の影響なしとなったが、稲を守るため野生動物とに格闘している状態です。特にイノシシの害が多く、電気柵で守っている状態です。
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発信器をつけたイノシシが通った道筋。特に集中しているところがある。
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人や車を恐れず、工事車両のすぐ近くまで来ている。
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道路を横断するイノシシ。子どもも連れて11頭で行動している群れもあった。
 自宅までイノシシに入られている。また、ハクビシンが自宅の天井に住みついている。
 避難地域に特にイノシシが多い。富岡町の駅の周辺にも多数。減る気配なし。人を怖がらない。牙が鋭いので人身事故が起きないか心配。
富岡町の、安藤さん家に帰る準備をしているが、自宅が野生動物に荒らされて元に戻すのが大変。鮭の養殖をしていたが、今年鮭が富岡川に戻ってきた。
 奥田さんは自宅になっている柿の木を切り倒しました。野生動物を引き寄せることになるからです。
 このような状況では、帰還してもよいと言われても、イノシシがわが物がをに走り回っている状況では、危なくて実際はなかなか帰れないということになります。
付記、1、「耕地の子どもの暮らしと遊び」高橋喜代治氏の本~」
  2016年5月29日
 ブログを書いたばかりですが、秩父の山間部の限界集落における、野生動物の状況が、福島と同じような状況なので書いてみました。
高橋喜代治さんが自宅の庭に、柿の木を植えようとしたところ、熊が来るかもしれないので、おっかないので植えないでくんなと言われた。空き家にイノシシやハクビシンなどが住みついている。
付記、2、「原発事故2年、福島をたずねる。帰還困難地区の浪江町請戸へ」
  2013年5月9日
 筆者は今から3年前、原発事故から2年がたったころ、最も放射線の汚染がひどい浪江町の山間部を通った経験があります。そこから浪江町請戸港に行きましたが、その当時についての記録です。
 

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