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2016年12月27日 (火)

1,「ネアンデルタール人たちと私たち人類」リンク集、2「,ナレディ原人」発見、追記版

2016年12月27日 追記版
 2016年12月26日のCSの「ナショナル・ジオグラフィック」の放送(午後7時より8時まで)で、「ホモ・ナレディ」-「ナレディ原人」についての放送が、有りました。その番組を見て、またほかの資料を加えて、追記版としました。追記は記事の一番下に書きました。
・ 
2015年10月15日に、人間学研究所、実用的人間学研究会合同例会で「ネアンデルタール人たちと私たち人類」と題して、筆者は講師としてお話をします。現在、新しい図書を購入し、そのまとめを「こういちの人間学ブログ」に書いておりますが、今後もまた資料を加えていきます。
 資料がバラバラですと分かりにくいので、今までのブログおよび新しいブログをまとめて、リンク集を作ることにしました。興味があるところを改めて読んでいただければと思います。
 ネアンデルタール人のことを中心に書きましたが、その前のブログで、他の人類について書いたものも参考までにのせてみます。
 各テーマの年月の後に―接続、となっているものだけがつながります。他は、うまくつながりません。申し訳ありません。
「ネアンデルタール人の首飾り」岩城正夫氏の解説について
・ 2015年9月-接続
 
「1、ネアンデルタール人とわれわれ人類―リンク集、2、ホモ・ナレディを南アで発見」
 2015年9月
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「こういちの人間学ブログ」において、今まで、人類の起源と進化に関して書いてきたブログです。それとともに、発見されたばかりのナレディ原人についても伝えます。
 この記事は新しいものに更新しました。
 
「私達だけがなぜ生き残れたのか」 C・ウォルター ネアンデルタール人早く大人へ、現生人は幼児化  2015年9月 接続
「ネアンデルタール人は私たちと交配した」 スヴァンテ・ペーボ 金髪の白人はネアンデルタール度が高い? 2015年8月 接続
「ネアンデルタール人と私たちの50万年史」なぜ絶滅したのか 付人類進化資料
ネアンデルタール人や古代の人類に関する図書一覧
 2015年8月 接続
 
 
「人類は多くの人類と共存した ネアンデルタール人、アカシカ人、デニソワ人、フローレス人
  2015年8月 接続
「ネアンデルタール人について 図像の変化―赤い髪、白い肌、イメージ大きく変わる」
 -ネアンデルタール人に関するいろいろな画像を出してみました、年代により大きく変化しているのがわかります。 接続
  2015年8月
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参考資料
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「生命大躍進」展上野の国立科学博物館を見る
  2015年7月6
 (生命の起源から、人類までの進化の歴史)
「ケニアで最古の石器、エチオピアで新種の猿人 化石相次いで発見
  2015年5月30日
http://koiti-ninngen.cocologo-nifty.com/koitiblog/2015/05/
「ホモ属最古?原人の化石発見 エチオピア原人いろいろ」
  2015年3月
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「台湾に第4の原人 ドマニシ原人3種の原人の祖先といわれていたが本当は1種」
  2015年,1月,31日
「200万年前のセディバ猿人チンパンジーの特徴を持つ猿人」 
  .    2013年4月
.
.「人類の起源に新発見いろいろ」
  2013年6,18
「ホモサピエンス、ネアンデルタール人と混血」
  2010年5月7日
「人類の起源1ラミダス猿人以後」
  2009,11月04日
http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2009/11/
「人類の起源は道具使用と重なる 猿人から石器使用」
  2010年8月12日4日
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◎ウィンドウズ10に変わってから、ブログのスペースを開けておいても、つながってしまうので、行間を開けるためには、・とか、、をつけておかなければならなくなりました。
 それから、重要なことですが、今までは青色のアンダーラインが出てブログにつながりますが、今度はブログのアドレスを書いておいても、アンダーラインが出ず、ブログも開けません。大変困ります。どうすればいいのでしょうか。
その後アンダーラインが出てブログにつながると思いましたら、すべて一番最初のブログになってしまいます。
2、「ホモ・ナレディ」を南アフリカで発見
毎日新聞9月13日
.
 このところ、新しい人類の化石が相次いで発見されている。2015年9月13日の毎日新聞夕刊には、「人類含むホモ属最古の「新種」?発見」、「南アで化石発見」と小さい記事で乗っていました。
 「南アフリカの最大都市ヨハネスブルク近郊の洞窟で、現生人類を含むホモ属の新種と見られる15体分の化石が見つかったと、南ア・ウイットウオーターズランド大などの研究グループが科学誌「イ―ライフ」などに発表した。
 同大のリー・バーガー教授は英BBC放送に、ホモ属として最古のものの一つとしてみられ、人類と二足歩行の霊長類の架け橋となりうる存在だと述べている。
 グループは化石を発見後、骨や歯を採集し研究。脳の大きさは原始的な猿人であるアウストラロピテクスと同じくらいだが、手足の骨格は人類に似ているという。ホモ属の新種に「星」を意味する原地の言葉をつけた「ホモ・ナレディ」と命名した。
「NATIONL GEOGRAPHIC」 2015年10月号 特集号
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ホモ・ナレディの復元模型
 ナショナル・ジオグラフィックNewsより
  ヒトとアウストラロピテクスの特徴をあわせもつ。700時間かけて復元したそうです。
 頭が小さく部分ごとに、原始的な特徴と現代的な特徴を併せ持つ。洞窟はライジング・スター洞窟。多数の人骨が発見され、「人類のゆりかご」と呼ばれた。腰より上、特に脳は500ccと、原始的。ところが足は現代人のようである。
 成人男子は身長150センチ、45キロ。アウストラロピテクスからヒト属に進化する移行期の人類。
/
 
日経新聞9月14日夕刊、南アで新種化石 ホモ属最古級?
 補充記事
 南アフリカの研究グループは、2013年9月に化石を発見した後、1550片の骨や歯を採集し研究した。
National Geographic から 追記
 南アフリカのヨハネスブルク郊外のライジングスター洞窟から、2013年9月、人類の化石が多数発見された。2008年にアウストラロピテクス・セディバ(セディバ猿人)が発見されて以来、この地域も大いに注目されていた。
 それまでは、1964年10月に発見されたリーキーのホモ・ハビリス以来、もっぱら東アフリカが人類の発生場所とみられていました。
 2013年9月13日に、二人のアマチュア探検家、リック・ハンターとスチーブン・タッカーが、ライジング・スター洞窟へ入った。そこで人骨を発見。タッカーは古人類学者リー・バーガーをおとづれた。
 現場は、きわめて狭い石灰岩の洞くつで、発掘する人たちには小柄な女性6人だけが選ばれました。化石人骨はフクロウの骨があっただけで、あとは人骨だけでした。普通はほかの骨がたくさん混ざるものですが、そうではないので、あたかも埋葬されたようにも見えます。埋葬はネアンデルタール人まで待たなければなりません。
 2013年10月6日に研究者を呼び集めた。リー・バーガーらは発見された15体分の化石人骨について、詳しく研究し、1,550の人骨を700時間かけて復元しました。しかしまだ多数の骨が残っていた。そして「ホモ・ナレディ」(ナレディ原人)と名付けました。「ホモ・ナレディ」は現地のソト語で「星の人」を意味する。それらの結果を2013年の11月に科学誌「イーライフ」に発表した。
 その後、化石人骨を詳しく調べた結果を2015年9月に記者会見をし、発表しました。
 しかし、この報告には異議を唱える学者もいるようです。
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ホモ・ナレディの骨、ーCSのテレビ番組から
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下半身と手は現生人類に近いが脳は、猿人並み。
 化石人骨は,猿人から原人に移る過程の両方が入り混じった特徴を持った原人であると発表しました。成人男性は身長150㎝、体重45kg。女性はそれよりやや小柄である。直立2足歩行、樹上生活、手で道具を使う、という特徴を持っていました。
 脳容積は小さく、450から550㎝³で、ホモエレクツスの半分程度。ただ頭蓋骨はヒト属の特徴を持っている。歯と下あごの形は猿人よりヒト属に近い。硬いものを咀嚼しなくてよいということをします。上半身はヒト属のどの種より原始的である。手は大変良く発達している、などの特長を持っていた。
 年代は280~250万年前と推定されました。
 これらのことは2015年9月10日にオンラインで公開され、9月16日にアメリカ全土でテレビ放送された。日本での放送では「洞窟に眠る新種の人類」という題で放送された。
 「ナショナル・ジオグラフィック」誌で2015年9月にアメリカで出版され、日本でも、「ナショナル・ジオグラフィック」誌日本版、2015年10月号で出版されました。
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ネアンデルタール人タールを作れた!?追記
 2017年の9月1日の赤旗記事に、ネアンデルタール人がカバノキからタールをつくれることをオランダのライデン大学の研究グループが実験して明らかにしました。
 ネアンデルタール人の使った石器にタールがついていることは知れていたが、その作り方を実証して見せた。タールはドイツ語で谷を意味する。ネアンデル(谷=タール)で見つかった人類という意味で名付けた。
 
 

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