大久保コリアタウンの現状ー大幅に変化、2017年、新宿新聞の元日号から
2017年の「新宿新聞元日号」を、送っていただきました。元日号は20ページで、そのうち18,19ページが大久保コリアタウンについての特集です。
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新大久保の概況として
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2016年の新大久保コリアタウンは、職安通り側で韓国の銀行など老舗2店が閉店。中国人団体客相手の”免税商戦”が夏以降、落ち込んだ。一方、大久保通りでは韓国系を軸に物販、飲食の新規出店が続き、ネパール料理店の急増など多国籍化が進行。また、一部の韓国料理店は、街中に増えた若い女性を取り込み、好調。一方で、30代以降の来街者は減り、物販店は総じて低迷している。
見出しを順に並べると、
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「大久保コリアタウン、免税店が低迷!
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「新世代”韓流客”が増加 韓国料理店がその受け皿に」、
「大久保通り、韓国と互角の出店 (ネパール、中国)
メインの1階賃料は坪5万円と高水準(新大久保駅からイケメン通り入り口付近までがメインストリート)16年は1階にコスメ4店、料理店3店の韓国系店舗が出店した。
だが賃料が下がる2階以上や通り東側を含めると、16年はネパール料理店が6店誕生、中国のネットカフェ2店と中華料理店も出店。韓国の計10店に迫る出店数だった。韓国の店が抜けた後の入居が目立つ。
2017年の2月には新築のカプセルホテルビルが竣工。1,2階(約50坪)は日本のドラッグストアになる。
新大久保駅のすぐそばのカラオケーアドアーズ(約250坪)は2年で返し空きビルに、もしも1棟借りするときは月500万円とか。一番最初は雑居ビル。
右側の「市場ダッカルビ」のお店は、多くの人が待っています。持ち帰りもあります。
となりのデジニ・ランドとともに2016年オープンしたお店です。
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「職安どうり、免税商戦、中国団体客が半減
中国の関税の税率が変わる 、売り上げ減少
免税店が低迷している。免税対象の5001円ぎりぎりで買う人が多い
ドン・キ地下、イベントスペースに転換
通りに最盛期6店あった韓流グッズ店はすでに14年末までに閉店
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「韓国の銀行、CD書店が閉店、
職安通りの韓流客が激減 販売は苦戦
16年6月にKEBハナ銀行新宿出張所、10年営業が閉鎖
7月に物販店「コリアプラザ」が閉店、コンビニに変わる
職安どうりにシャッター店3軒「南大門市場」など
賃料は坪2万から2万5千円
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「韓国飲食6店が出店、イケメン通り。
6月に「とんちゃん」が3階建てビルを建設
その中に料理店など4店ができる
賃料はピーク時は坪5から6万だった1階の賃料は、現在坪3万円前後(一時5万円程度)
コスメ店では10~20代のお客が多く、30代以上が減り、客単価が下がった。
通りの若者は増えたがライブハウスに出ている若手が目当てなので、人気グループの
DVDの売り上げにつながらない
イケメン通りにコスメ店2店(マイグッズ、She,s コスメ、のどちらかは、大久保通りの美学
空間から移転した店と思われます)
(イケメン通りのお店も入れ替わりが激しい)
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「韓国からFC店の波、
料理、スイーツ、コスメ店
ホンギ2羽チキン15年から3店出店
10月に韓国のかき氷店「ホミビン」がオープン
12月22日には「グッネチキン」が
職安通りでは「セマウル食堂」「本家」韓国ちゃんぽんの「香港飯店」がオープン
コスメ店もオープン
料理店の『席待ち』復活、チーズダッカルビに行列
ソウル市場の系列店
グッズ店にも若者客ー「オルチャン」
美学空間の後に、コスメ店「り・メイク」がオープン。経営は高麗人参社
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◎あまりチキンの店が増えてきたせいか、12月で閉店する店も出ています。
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新宿新聞の記事の地図です。新大久保駅からここまでが百人町、その隣は大久保です。
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☆印はH28年オープンの店。ここに出ているお店はほんの一部です。
この地域については、お店の状況がわかるように、写真で、提示してあります。
こういちの人間学ブログ 2016年9月2日
「2016,9月 最近の新大久保駅周辺の変化を画像で見る」
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「新大久保については、このブログの右下の「カテゴリー」というところの「大久保の街紹介」というところを開いていただければ、いろいろ書いてあります。
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◎上の地図上の右下のコスメ店、「リ・メイク」が筆者のテナントのお店です。2階にオルチャンがあります。
ホンギ2羽チキンとホミビン(かき氷のお店)が新しいお店です。
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この地図は上図の続きの、大久保地域です。下が新大久保駅、うえが明治通り。
新規開店は
ネパール料理店
アーガン(ネパール料理店)、アリババ(ネパールーケバブも扱う)、マジェク(ネパール、マジェリの間違いでしょう)、Tokyoロッククラブ(ネパール)、バラカーデ・グッド・タイム(ネパール)の5店、
、268円酒場(中華)、
韓国料理店、ザ、セム、(デジニランド?)、ソレカルメギ、市場ダッカルビ、グッネチキン
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いわゆる、イケメン通りです。
飲食店では、宋家カムジャタン、豚マダン、とんちゃんビルに飲食店4店。コスメ店ではマイグッズ、She s コスメの2店がオープン。
◎飲食店でもコスメ店でも半分以上が入れ替わっています、
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◎「こういちの人間学」ブログでは、百人町、大久保地域のエスニック料理店を調べて、掲載しています。
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2016年末現在、ネパール料理店が24店、ベトナム料理店が8店、タイ料理店が10店、トルコ料理のお店、ケバブの販売店が8店あります。特に、ネパール料理店とケバブ店が急速に増えているのが目につきます、
ほかにチュニジア料理2店、ペルー料理、そのほかに、中国系のエスニック料理もいろいろあります。例えば、韓国風(延辺料理)、東北料理系(満州、)モンゴル系、チベット系、台湾精進料理、などです。
いつか、新宿新聞でも取り上げる予定だそうです。
新しくできたコスメ店、リ・メイクは筆者のところのテナントです。2階にオルチャンが入っています。
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こういちの人間学ブログ
「百人町、大久保の料理、チュニジア2店、ベトナム8店、タイ10店、ケバブ8店その他色々」
2016,11,27
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「新大久保のネパール料理店の急激な増加24店」
2016,11,9
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◎印は、筆者のコメントです。
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2017年4月24日追記
4月23日の日曜日、新大久保駅周辺を見てきました。別のブログで。
「新大久保駅周辺の状況 だいぶ若い女性でにぎやかに」
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「2001,2008,2017の大久保エスニックの街、韓国レストランの変化を見る」
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「大久保多国籍タウンの現状ー2018 新宿新聞元日号から」2017,12,31
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