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2017年1月

2017年1月29日 (日)

新宿新聞に「ネパール店が急増!」リトルカトマンズと、新大久保

 2017年1月25日発行の新宿新聞の第2面に、見出しとして「ネパール店が急増!!」新大久保、コリアタウンから多国籍タウン。「リトルカトマンズ」出現、1年内、韓国料理店跡などに11店進出。ネパール区民が2割増。関東一円から新大久保に集う、などがありました。
 すでに、新宿新聞の方から、今度ネパール料理店のことを記事に書きますと、聞いていました。筆者のブログもお役に立ったようです。
 大久保地域は韓国・中国の店が多いが店舗の多国籍化が進み、特に特にこの2年で一気に23店に急増した。1年以内に11店が出店し、韓国の料理店の閉店した後に入った店も多い。
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最東端の店、アラジンは2011年の開店だがすでに古株だ。出展当時は3店しかなかった。
店の種類はいろいろ。(明治通り地下1F)
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大型店では結婚式も
以下の3店は共に昨年出店
 ワタミの後に入った東京ロディクラブは、85坪150席を誇る大型の店。客の9割はネパール人で、ネパールの歌や演奏がが聞けるときもある。パーティーや、結婚式やセミナーにも使われている。
 
 新大久保駅西側の、郵便局通りの、ナマステ・ギットガザル(54坪は、150席)も夜は生歌が聞ける店。戸越銀座から韓国料理店の後に出店。
◎ この店は食事に行ってきました。
 
 大久保通りのビル4階にはいるアーガン(50坪、120席)も韓国料理店の後に入った。
◎新大久保のネパール料理店については
「新大久保のネパール料理店、急激な増加、24から25店、リトルカトマンズ?」
     2016年11,9
全店の写真があります
 
”ネパール区民が2割増し”
 ネパール人が増えたのは留学生などネパール住民が急増。日本にネパール人が約6万人いるが、新宿区のネパール人は都内最多で3千4百人余り、国別では4位だ、国別では19,5%で上位5カ国中最多。4年前の3倍弱。
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在日ネパール人の街
 地方からくるネパール人も多い。在日ネパール人向けの新聞(株)GMTインターナショナルのティラク・マッラ」代表は、料理店急増の割には日本人客が少なく1,2年後が心配。
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日本語より英語が普及
 在日ネパール人は本国から家族を呼ぶ傾向が強い。家族滞在の在留資格を持つ区民が22%、留学生の45%に次いで多い。日本語に弱い人が多く宛名も英語でと。
 13年に阿佐ヶ谷にインターナショナルスクールを開校した。役170人が通う。
タイ・ベトナム17店
 エリア一帯にはネパールの他アジアのエスニック料理店が多数点在。タイが10店、ベトナムが7店、インドが3店、インドネシアが2店などがあり、近年はトルコのケバブを売る店も増えている。
◎新大久保の他のエスニック料理は
百人町・大久保の料理、チュニジア2店、ベトナム8店、タイ10店、ケバブ8店
     2016年11月
 

2017年1月27日 (金)

日本人のルーツ 縄文系と弥生系の混血 松凰山は縄文系の典型?ゲノム分析などから

 日本人のルーツという問題は、大変興味深い問題です。私も、2011年11月18日の第27回実用的人間学研究会の例会で「日本人のルーツと顔のいろいろ」と言う題でお話ししました。その時にも色々な例をあげて、日本人がもともとあった縄文系の人々に、渡来系の人たちが、混血して日本人となったということ、そして、沖縄と北海道のアイヌの人たちには、渡来系の影響が少な九共通性があるということを。お話ししました。それについては様々な人が提唱していますが、例をあげてみます。

◎2017年1月27日 記事を加えて更新しました。

高安、御嶽海などが日本人とフィリピン人の混血であるということを、書き加えました。松鳳山もハーフではないかと言われますが、純粋の日本人です。けれども日本人のルーツに南方系の毛深く、浅黒く、丸顔の縄文顔をした人が多いということです。

◎2017年9月9日(土)フジテレビのFNS27時間テレビ「にほんの歴史、楽しく日本を知ろう!4万年を1日で旅する」

 縄文人・弥生人ルーツ 縄文度、弥生度何%か 例に挙げていた人々

弥生系の顔ー北方系の日本人のルーツとして、シベリヤ、バイカル湖近くのブリヤート人

    寒冷地適応したのっぺり顔 耳垢・粉耳 笑福亭鶴瓶みたいな顔 新モンゴロイド

         ブリヤート人はモンゴル系の人々で、丸顔が特徴 日本人と共通した顔が多い

縄文系の顔―彫りが深い顔、インドネシア、バリ島の人たち  特徴追加 歯が小さい

    片岡鶴太郎のような顔 古モンゴロイド

◎「縄文人と『弥生人』について、NHK[日本人のルーツ解明 縄文人続々発見」

  「こういちの人間学ブログ」 2015年11月26日

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2015/11/post-c6ce.html

 ツングース系はバイカル湖近くから、中国東北部(旧満州)に住む人たち。面長、キツネ顔

 マルガり、女真族などと呼ばれ、扶余国、高句麗、百済などの国を建国。中国では金、清王朝を建国。ハプロC2グループ。お雛様の顔、日本へ日本の支配層へ。出雲地方に多いとも。

 南方系では中国南部の少数民族、トン族が日本人にそっくりな顔とも

1、ベルツの長州型と薩摩型の分類

 ドイツ人医師のベルツは、日本人の顔や体つきを観察し分類すると、背が高く顔つきが上品で、色白、面ながな長州型と、背が低く、毛深く、目鼻立ちのはっきりした顔立ちである薩摩型(武骨型)に分かれるといいました。そして、琉球人とアイヌは、薩摩型に似ているということで、「同系」であると1911年に唱えました。

2、埴原和郎氏の「二重構造説」

 東大教授から国立国際日本文化研究センター教授になった埴原和郎氏は1980年代に、日本人は縄文人と渡来人の混血によって成り立ったという「二重構造説」を提唱しました。

『日本人はどこから来たか』埴原和郎編1984小学館                                  『日本人の成り立ち』埴原和郎 1995人文書院                                  『日本人の骨とルーツ』埴原和郎 1997角川書店 など

3、尾本恵一氏の集団遺伝学から

 人間の様々な対立遺伝子の地域的な差を調べました。耳垢、色盲、赤血球、白血球の型、ガンマグロブリンの型など様々な因子がどのように変化しているかです。そして各民族いより遺伝子がどれほど近いかがわかるということを示しましたその結果、近畿と九州は近くアイヌと琉球が近いと言うことがわかりました。

4、国立遺伝研の1996年の人類、民族合同学会での発表

 「ミトコンドリアDNAから見た、日本人の成立」と題して発表しました。そこで、琉球人や、アイヌ人は大陸由来の遺伝子は20%以下で、本土日本人は50%以上が中国人や、韓国人など大陸由来のものであると、発表しました。本土日本人の遺伝子プールの65%は弥生時代以降大陸からもたらされた。

5、筑波大原田勝二助教授のお酒の強さで

 アセトアルデヒドを分解する能力(酒に強いかどうかの能力)はの分布図をつくりました。その結果、北九州から、中国、近畿、などは酒に弱いことがわかりました。(渡来系の多いところ)。また、南九州、四国(土佐県)そして、東北、北海道、沖縄など、縄文系の因子の強いところは酒に強いことがわかりました。それは酒の消費量も比例するそうです。

6、ハブロタイプといわれる遺伝子の分布

白血球の一種の表面に抗原表示するHLA(ヒト白血球抗原)には色々なタイプがあります。そのタイプにより色々な遺伝子のセットが現れます。それをハブロタイプと呼びます。ハブロタイプを比較することで人類集団の近さを推定できます。アジアをハブロタイプで分類すると、いくつかのタイプがあり、モンゴル地方、韓国地方、南中国地方、東南アジアに近い地方などのグループに分類されます。日本人はそれらのグループの混血で、今の日本人でも、ある人のタイプを調べればその人のルーツがわかるといいます。

 勝永勝士「HLA遺伝子群からみた日本人の成りたち」一部 1995 東大出版会

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図は、はるかな旅より

B52-DR2 ツングース系(北方系) 朝鮮経由 百済系 桓武天皇から現在の天皇家

       面長、色白、体毛薄い 北九州、近畿、 関東、北陸は新羅系

B44-DR13 南朝鮮、(元は南方系) 前方後円墳を作った人達 伽耶系 仁徳朝など

       近畿、北陸、東海地方に多い

B46-DR9 中国中南部がルーツ 倭の人々 北九州、山陽。近畿に多い

B54-DR4 中国南部、タイ、ベトナムなど東南アジア 色黒、毛深い 沖縄、南九州 アイヌ

 

7、ウイルスに対する抵抗度

 成人T細胞や白血球ウイルスなどに抵抗性が強い形質を、カリブ海やパプアニューギニアなどの地域に持っていて、南方の海から来た人たちが多い、縄文系と思われるれ人たち(沖縄など離島部や北海道など)に同じ形質を持っている。

総合研究大学院大学の斉藤成也教授也国立遺伝学研究所などによる 

11月1日付の日本人類遺伝学会学会電子ジャーナル版への発表

 11月1日の新聞各紙に発表されました。それをとっておき、私のブログで紹介しようと思いましたが、11月26日付の赤旗で、大変詳しい話しがのっており、それをようやくして書くよりも、そのままを、お伝えしたほうがわかりやすいと思い転載しました。

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途中の文章は字が細かく不鮮明で読めないかもしれません。申し訳ありません。

上記の地図で、「現在」は、あまりはっきりしませんが沖縄地方は北海道と同じ赤っぽい、縄文系が強く残っていることを示しています。

三番目の写真の図は極めて重要なので2倍に拡大して、下図のように示しました。

色々複雑に絡みあって日本人が成り立っているのが良くわかります。

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追記  2013年1月14日 新小結、松凰山は縄文系の典型か?

 初日横綱、白鵬と初日を闘った、新小結 松凰山関はこのところすばらしい成績を残しています。いつも思うのは、松凰山関ほど、縄文系を色濃く残している力士はいないのではということです。ともかく肌の色が濃く、茶色に近い色です。色白のモンゴル系白鵬に比べるとその違いが、極めて大きいのです。また毛深いことです。胸毛もあり背中にも濃い毛があります。ひげを伸ばしたらいかにも濃そうです。顔つきも丸顔で、目鼻立ちはいかにも縄文系でいわゆる濃い顔立ちです。フィリピンやインドネシアなど南方にいる人たちの顔立ちです。出身は福岡だそうですが、縄文系の遺伝子を色濃く受け継いだように思えます。韓国の人には、あのようなタイプはほとんど見かけません。

 松鳳山は毛深いのでハーフではないかと、いう人もいますが、純粋の日本人です。インターネットで見ると、松鳳山はハーフ?という記事がいくつもあります。みんなそう感じるのですね。

追記 2017年1月27日 高安、御嶽海、舛ノ山は日本人とフィリピンの混血だそうです

 毛深さにおいては松鳳山といい勝負で、肌の色も浅黒い高安は、日本人の父親とフィリピンの母親の混血です。高安は今度横綱になった稀勢の里と同じ、田子の浦部屋で、強力な大関候補と注目されています。本名、高安晃で茨城県土浦の出身で、元AKBの秋元才加とは、幼馴染だそうです。

 御嶽海も2017年の初場所で大活躍しました。彼もお父さんが日本人で、お母さんがマルガリータというフィリピン人です。松鳳山や高安ほど毛深くはないですが、色は浅黒く、丸顔の南方の顔をしています、

 桝ノ山もフィリピン人の混血だそうですが、(桝ノ山はフィリピン生まれです。混血かどうかわかりません)色白で毛深くもありません。フィリピン人といっても、中国系やスペイン人系とかいろいろなルーツの人がいます。心臓病のせいか、すぐ息が苦しくなり、20秒だけの力士ともいわれるそうです。

 

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明治神宮での稀勢の里の初の横綱土俵入り、太刀持ち、高安、露払い松鳳山の色黒、毛深いコンビです。稀勢の里に比べると色黒、毛深さが目立ちます。

古モンゴロイドと新モンゴロイド

 アジア人の内、もともとのアジアに住んでいた人たちを古モンゴロイドといい、寒冷地適応をした人たちを新モンゴロイドといいます。古モンゴロイドの人たちはインドシナ半島からアイヌ人や日本の縄文人など多様である。ポリネシア、フィリピン、台湾、沖縄、などに広く分布している。新モンゴロイドは、ツングース、蒙古、北部中国人、朝鮮人など。

古モンゴロイド

 顔つきは、彫りが深く、比較的小柄で、二重瞼、厚い唇、湿った耳垢、多毛、波上の髪などである。いわゆるソース顔とも。濃い顔ともいう。

 沖縄、南九州、四国の南側、関東の山間地、東北の一部、北海道などに多い。

新モンゴロイドは、寒冷地適応した、

 顔つきは、のっぺりとした、比較的大柄、一重瞼、薄い唇、渇いた耳垢(粉耳)直毛、など。いわゆるしょうゆ顔、お雛様顔である。渡来人系でお公家様の顔とも言え。北九州、中国、近畿、日本海側に多い。大部分は混血型。

人間学研2月合同例会、高橋喜代治氏「アクティブ・ラーニング~」について

間学研究所・実用的人間学研究会合同
 2016年度第8回例会通知
 次のように人間学研究所第128回・人間学研究所第88回、合同の例会を開催します
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2017年1月28日の朝の状態です。下の朝焼けはもっと鮮やかでした。上はきれいな光線が見事でした。
日 時 : 2017年2月24日(第4金曜日)18時より
テーマ : 「アクティブ・ラーニングとひとりひとりの学びの形成」
・ 
 今後改定・発表される学習指導要領の目玉になっています「アクティブ・ラーニング」の問題点とそれをどう乗りこえるかという視点からの大事な分析と提言についてお話いただきます。
講 師 : 高橋喜代治氏 (立教大学特任教授、本研究所会員)
会 場 : 人間学研究所
        新宿区百人町1丁目 佐竹ビル3階
人間学研究所からの連絡
1、『人間学研究所年誌2016』第14号は、2017年3月に刊行する予定です。現在編集に取り
 掛かっています。
2、1月例会は諸事情で中止になりました。
 問い合わせ・連絡は
     木村廣子氏 090-4064-5174

2017年1月23日 (月)

後漢光武帝のドラマ「秀麗伝」が1月よりCSで始まります。史実と違い違和感が

◎2021年10月22日に、このブログへのアクセスが急に増えてきたので新聞を見てみたら、BS12チャンネルで午後5時からまた放送が始まっていました。
 2017年1月23日(月曜日)の夜11時から、後漢初代皇帝光武帝とその皇后、陰麗華のドラマ、「秀麗伝」が始まります。

 

 23日の毎日新聞朝刊のテレビ欄にカラーの広告が載っていました。

 

放送はスカパーCS305チャンネル銀河で韓国や中国のドラマなどを多く放送しています。

 

 加入料0円でチャンネル銀河が月1069円で見られますということです。今日の分と24日昼1時からの第一話が無料放送と宣伝しています。

 

 

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 日本初放送だということですが、中国のドラマをこれだけ大きく宣伝するのは、珍しいことです。50回の放送で月曜から金曜日まで、放送します。夜11時からということが普段10時ころに寝てしまう身から見ると厳しいです。録画をする準備をしました。午後1時から2時再放送するようです。

 

 光武帝は私が書いた小説「第五倫伝」(旧、人相食む)の中でも重要な役割を果たします。

 

「秀麗伝」という名前は、光武帝が「眉目秀麗」と言われたことから来ています。陰麗華も絶世の美人で、まだ皇帝になっていなかったときにあこがれた美人でした。

 

 ドラマでは、光武帝と、陰麗華の恋模様が中心となるでしょうが、貧しい身から皇帝にまで上り詰める、光武帝の人間的魅力も描かれるはずです。皆さんもぜひご覧になってください。

 

 原作は中国の小説「秀麗江山」 李 シン、をプロデューサー、ルビー・リンが制作

 

 2014年 中国作 陰麗華にルビー・ツー、劉秀にユアン・ホン

 

 陰麗華が男装して劉秀と戦うなどだいぶ創作しているようだ

 

 また今日見た感想をここに追記いたします。

 

1月24日、テレビを見た結果を書いてみます。

 

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眉目秀麗と言われた、光武帝劉秀。若い時「くらいにつくなら執金吾(警視総監にあたる、きらびやかな服装だった) 妻に娶らば陰麗華」といったという。

 

 

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追ってくる軍から逃げる劉秀を守るために、陰麗華は獅子奮迅の働きをする。

 

史実にはそのようなことはない。主役は劉秀より陰麗華のようだ。

 

25日、第2話をテレビで見て、第3話以下の話のあらすじをインターネットで読みました。

 

大筋は、後漢書の記述と極端に変わってはいませんが、主役が陰麗華で活劇が主体であることは、まったく違います。ドラマですから仕方がないのでしょうが、立ち回りなどもなんとなく韓国歴史ドラマを思わせます。

 

 後漢書では、劉秀は早くに父を亡くし(自殺)叔父に養育されます。太学に行きますが、お金がなくロバを共同で買いそれを賃貸しして学費にするほど困窮していました。

 

 陰麗華が太学の同級生ということも作り話です。劉秀が郷里に帰ってももっぱら劉秀は農民としての仕事をしていました。農家で馬がなく、自宅の牛に乗って軍に参加したという話は有名です。新野尉を殺害して馬を得たとあります。

 

王莽の末期の時代は私の小説「第五倫伝」(旧題ー「人相食む」)にも書きましたが、人が人を食い、盗賊が跋扈し、人口が激減した時代です。そういう悲惨な状態が表現されず、大豪族のきらびやかな生活だけが表現され、違和感を感じました。

 

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 手製の空を飛ぶ道具を使って、飛ぼうとする陰麗華。すごいおてんばむすめということになっているが、当然そんなことも作り話。

 

この時代は王莽の時代で、戦乱の世で人口が激減している時代であるはずなのに、みんなきらびやかな衣装である。

 

 劉秀は畑を耕す農民の暮らしをしていた。兄が兵をあげたとき、農耕用の牛しかいないで、牛に乗って参加したと言われます。

 

 主役は陰麗華で、小説として脚色してありますから、後漢書によるイメージでいると、気にいらないようになるかもしれません。

 

2話見ただけですが違和感が多いです。作風が韓国ドラマみたいです。

 

 

 

「こういちの人間学ブログ」でも、カテゴリー「第五倫伝 ~」に小説を転記しています。そこを開くと飛び飛びですがいろいろ書いてあります。2016年12月29日の「9章 第五倫、光武帝と会う」も参考にどうぞ

 

◎後漢書は長い間、全訳がなく、中国語の全集しかありませんでした。初め小説を書くために、中国語の後漢書全冊を買いました。中国語を勉強し、和訳もしました。

 

 2001年ごろに、相次いで後漢書の邦訳が出そろいました。岩波版と及古書院版です。両方とも必要なところは購入しましたが、岩波版は漢文と訓読のみで、及古書院版は漢文、訓読、現代語訳があり便利でした。

 

 「全訳後漢書」 本紀1、光武帝紀~和帝 2001年12月26日発行

 

 1-2冊 本紀 3-10冊 志 11冊ー18冊 列伝 となっています

 

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後漢書 光武帝紀 及古書院版

 

2017,2,2 追記

 

 後漢書の光武帝紀と違うと書きましたが、結局、テレビを見ています。後漢書とドラマが違うのは、三国志と三国志演技が違うのと同じで、仕方がないのでしょう。

 

 陰麗華役の女優は今度中国人と結婚する、卓球の福原愛とよく似ています。

 

2017.2、10 追記

 

 今日は前半の山場、昆陽の戦いです。面白いので続けてみています。

 

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ドラマ終盤と感想
3月28日第45話。 全50話のドラマももう終わりになります。結局ずっと見てしまいました。

 

光武帝の最初の皇后は史実では真定王の姪の郭聖通で、皇后を廃され、皇太子も変わります。光武帝は郭聖通と王子だけで5人もうけました。母は郭氏で真定王の妹です。真定王は景帝の7代の子孫です。真定王が謀反の疑いで殺されたあとも郭聖通は皇后となります。郭聖通の弟は郭況は慎み深いと言われました。16才で黄門侍郎となっています。

 

 郭聖通は次第に精神的におかしくなり、建武17年に郭聖通は皇后を廃されます。皇太子も変わります。

 

 
ドラマでは皇后は過珊とう(丹というヘンに杉のつくり )となっています。母親の過主と兄の過康とも多くの政敵を殺す相当な悪者になっています。

 

3月31日の昼49話です。夜11時からは50話最終回です。4月1日、昼最終回を見ます。

 

4月1日土曜日はやっていませんでした。

 

 光武帝についての小説やドラマはいくつかありますが。私が書いた小説「人相食む」~「第五倫伝」とはだいぶ、違います。私の小説では光武帝から明帝、章帝、和帝の4代の皇帝の時代について書きました。

 

 主人公は3代の皇帝に仕えた名臣、第五倫が主人公で,紹興周辺出身の謝夷吾、鄭弘、王充が重要な役割を果たします。

 

 第五倫は王莽の混乱時代は一族が餓死する寸前までになります。人が人を食べざるをえない厳しい時代を生き延びました。人口が激減しました。秀麗伝では、そういう状況は描かれていません。

 

 劉秀は宮廷の経費を切り詰めて、木簡に細かい字を書いたり、宮廷の道具をほかの宮廷に使っていたのをまたつかったりして切り詰めます。建武6年に人口が減っているにも関わらず残っていた10の国を廃止し400余県を統合した。外国と仲良くなり警察ていどをのこして軍隊をなくします。また不要な役人も減らしました。辞めた軍人や役人には生計が成り立つように配慮した。そして税金をおもいきりやすくします。元元(民衆)を第一とする、ということは、ドラマでも少し出てきました。

 

 劉秀は皇后の一族の位をあげないようにします。それは陰皇后もよくわきまえていました。息子の皇太子も質素で民衆を大切にするよう教育しそれは4代皇帝まで続きます。光武帝の後の明帝も馬皇后が大変優れた皇后でした。

 

 しかし第五倫、鄭弘が三公となった素晴らしい時代の、章帝が死ぬと皇后の一族の専横が始まります。

 

 秀麗伝は光武帝の善政も少し描きますが、戦闘場面と、過皇后(ドラマのみ)一派との闘いが中心です。陰麗華を主人公として前面に押し出すためかなりフィクションを加えていました。

 

 

 

 

2017年1月22日 (日)

トランプ大統領と安倍首相、日本が戦争の道走るのか、旧陸軍の施設をみて熊王氏

トランプ大統領に変わる 
 米共和党のドナルド・トランプ氏が2017年1月20日、第45代大統領に就任した。前オバマ大統領の政策を大幅に修正する。「米国第一」と自国中心主義をかかげる。
1、TPPからの離脱、NAFTAについての再交渉
2、皆保険を目指すオバマケアの見直し
3、対話外交から「力による平和を」
4、気候行動計画の見直し(人為的二酸化炭素温暖化説否定)
5、国境に壁を作り、移民流入を抑える
6、国境、製造業、雇用を守る
7、米国を誇り高く安全な国へ
8、権力を(エリートから)国民に返し、国家を再建
9、他国支援で米軍は消耗した
10、イスラム過激派によるテロの根絶
 こういった大幅な政策変更により、世界のあり方は大きく変わってくる。
 2016年12月29日の熊王信之氏の「この国は、もう一度、『今は無き掩体壕』を子どもに見せるのか」という、「ちきゅう座」の文章が印象に残るので紹介します。大阪には掩体壕、東京には陸軍の射撃場があり、戦後はアメリカ軍の射撃練習場となった。筆者もそれを見聞していることも紹介します。
以下、熊王信之氏の文章です。一部要旨ですので原文をお読みください。
 トランプタワーは成金趣味丸出しの金ンキラ金で、ヘップバーンの「ティファニーで昼食を」の撮影には似つかわしくはない。映画の最終章で雨中に雨が大嫌いな猫を車内から投げ捨てるのは虐待でいただけない。
 アベ・トランプの「会談」(?)に激怒されたオバマ大統領に促されて真珠湾に赴き、大統領引退の花道の添え物よろしく、賛助に努められたのは属国首相としては当然のお勤めでしょうが、その際の長々しい物言いには呆れます。
 そして、一瞬驚き、わが耳を疑ったのは以下の1節でした。
「戦争の惨禍は、二度と繰り返してはならない。私たちはそう誓いました。そして戦後、自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを貫いてまいりました。戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は、静かな誇りを感じながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。」
 「ひたすら、不戦の誓いを貫いてまいりました」との一節。
 俗な言葉でいえば「あんたにだけは言われたくない」と云うことです。
 祖国を米国の傀儡国家としてとして差し出している国の首相が、何を偉そうに云うのでしょう。この国の姿を正確に捉えているロシアは、この国が米国の属国であるからこそ、北方領土返還の道筋さえも示さないのが真相でしょう。先走って経済援助の実のみを「食い逃げ」されるのが運命である己の姿が見えないのでしょうか。
 ロシア大統領付き付属戦略調査研究所のイーゴリ・プシェニチコフ所長顧問の下の言明を読めば、首肯せざるを得ないのが事実です。
 すなわち 「日本領内にある94の軍事基地は、アジア太平洋における米国の最も大きな軍事プレゼンスである。その際、日米安保条約は、日本にとって、明白な隷属的性格を持っている。米国は、在日米軍基地を完全に自分たちの判断で、使用する権利を持ち、そこに必要とみなすあらゆるもの。米国防総省にとって必要な兵器や武器、部隊を置くことができる。このように日米安保条約では、米国は宗主国であり、日本はその家来、属国に過ぎない」と。
 真珠湾:倒されし敵はいかにして同盟国となったか? suputniknews.com
つながります
属国の「統領」が己の判断で「外交」等は出来得ないのは当然で日銀に国債の金利上昇を抑え、政権維持のためのバラマキ資金供給役を押し付けて得た資金を世界にバラマキしても、精々、国費で外遊出来るのみ。
 あほな国民に目つぶしで、GPIF その他に株買いで官製相場を演出させて景気上昇を装い、各種指標を誤魔化せば、ご追従笑いで揉み手する報道人と似非学者が辻褄を合わせてくれる、と胡坐をかいているのでしょう。
 しかし世界は、英国のEU 離脱と米国のトランプ氏勝利で、新しい局面を迎えます。米国一筋ですがる属国にも、肝心の米国から三下り半がもたらされるかもしれず、またトランプの米国が、中露との関係が以下になるかによっては、この国が戦争への道をひた走る結末を迎えることになるのかも知れません。
 現在、トランプ氏と中国との関係は、危険な水域に近づいているとも思えますので、来年(2017年)には、それがこの国を交えて明白かつ現存する危険に恐れも感じます。
 本当にこの国はアベ化して戦争するのかも。そして、もう一度、戦争で、戦争の跡で何もない彼方を観ることになるのかもしれません。
 私事ですが、私自身が、戦後の風景の中にあった旧日本軍の掩体壕(軍用機を空襲から防備する施設)の天蓋に上り、東にそびえる生駒山を眺めたことがあり、何と、その折の姿が写真として残っている事実をネットで知りました。
 当時の経緯は詳しく記憶していないものの、たまたま、通りかかった道筋で、他の子供たちと一緒に掩体壕に上り、居合わせた大人に撮られたものでした。その当時に、写真を送付しましょうと申し出ていただいたのですが、記録が残れば将来に見られるでしょう、と応募した覚えがあります。掩体壕を撤去するのでその記録を残す作業であったのでしょうか。
 私のおかげでよい写真が撮れた、と喜んでおられたことを今でも覚えています。何しろ家屋でいえば、二階から三階もある建築物でしたので、その天蓋に上るには工夫がいりました。
 下にあげましたブログ中の「今は無き掩体壕(昭和33年)」と題された一様の写真です。
大日本者神国也(おおやまとはかみのくになり。主に西日本方面を中心に大東亜戦争期の軍跡を紹介)
つながります。いろいろ写真がたくさんあり、興味深いです。
出典 サイトちきゅう座
以上は途中からはほぼ全文熊王氏の文章を掲載させていただきました。日本とアメリカの関係をズバリと本質をついておられます。まったく同感なので紹介させていただきました。
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大阪府八尾市にあったかまぼこ型の掩体壕。飛行機を爆撃から守る建造物
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昭和30年ころの掩体壕。下の写真で高い掩体壕に上っている、子供時代の熊王氏たち。
上のサイトを見ていただければ鮮明な画像が出てきます。
ブログ筆者の追記
◎安倍政権は属国の棟梁としての宗主国アメリカの方針に従うのでしょう。しかし、それにより、対中国、北朝鮮、イスラム過激派などといさかいを起こし戦争に巻き込まれ、テロの標的になる恐れがあります。核兵器を持ってもいいというトランプ氏の言説です。米軍。駐留費はたくさん払うようでしょう、恐ろしいことです。
 またTPPや温暖化対策などでアメリカのお先棒を担いだことなどがトランプ登場で霧散してしまいます。
 
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1947年の射撃場と三角山の写真
 戸山が原一帯は幅広く陸軍の用地で、陸軍病院、陸軍戸山学校、幼年学校、演習場、陸軍研究所などの施設がたくさんあった。その関係で大久保、百人町には高級軍人もたくさん住んでいた。
 大久保にあった陸軍射撃場の写真。右側にあるのが射撃所で左側の三角山は人口の山で着弾地であった。戦後も射撃場は米軍が使用した。ブログ筆者はこの近くに住んでいたので、小学生時代、機関銃の射撃の音はよく聞こえた。射撃場の跡地は都営住宅が建てられたが、三角山はしばらく残った。小学生時代、三角山はとても良い遊び場だった。
 三角山がなくなった後、周辺はバタヤ部落となった。東京オリンピックの時そこは強制撤去されました。
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はじめはコンクリートは無かったが、流れ弾が市街地に飛び散り大変危険であった。市民の反対運動が強まった。それで軍は流れ弾が飛ばないようにかまぼこ型のコンクリートで覆った。それでも流れ弾が飛び散ることがあった。戦後は引き続きアメリカ軍の管理下の射撃場となった。小学校の同級生は空薬きょうを拾いに行ったことがあるとと言っています。
 アメリカに占領された日本は、一時期民主的な方向になり、日本国憲法もその流れでできました。ところが1950年6月に朝鮮戦争が起き、連合国軍(アメリカ軍)と中国軍の戦いとなりました。それに伴い、アメリカは方針を一転させ、日本を防共の盾に変える方策に変えました。7月には警察予備隊という軍隊を復活させ、旧日本軍の幹部も急きょ登用しました。
 1951年9月には一部の国で対日講和条約が結ばれ、日米安保条約が結ばれました。
日本が直接的占領から。間接的占領に変わっていきました。
 筆者は1943年2月の生まれですから、戦前の様子はわかりませんが、1950年の小学生ごろからはよく覚えています。
 また戦争に巻き込まれてこのような軍事施設を子どもたちに見せる時代にならないようにしなければなりません。現代の戦争はもっと悲惨な事態を引き起こすでしょう。
 
 

2017年1月21日 (土)

そば居酒屋太閤に行ってきました。たくさんの地酒が楽しめそう

 2017年の1月21日(土)、の昼間、新宿の大久保の端にある、「そば居酒屋太閤」に行ってきました。
 先日「ジモア」という、「わが街応援マガジン」が入っていました。この雑誌は高田馬場、早稲田、目白版ですが、筆者の住んでいるところは百人町ですが、高田馬場駅と新大久保駅の中間で、「太閤」も新宿区大久保3丁目ですが、高田馬場駅にも近いところです。
自宅からも近いので、電動車いすで事前に、車いすで入れるかどうか聞いてみました。
大丈夫ということでした。
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お店の外観です。新宿区大久保3-9-5 西大久保アパート5号棟116
高田馬場戸山口から5分。新大久保からだと10分ぐらいか。
03-3207-6868 営業は11時から24時
新しくできた高田馬場ガーデンタワーや、オレンジコートやその中の、マルエツの近くです。
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店内です。中二階が個室だそうです。お店はだいぶ古いのか、いわゆる居酒屋風です。
左奥に店の主人国井さんが、,感じの良いご主人です。
70種類の地酒があるというのがウリです。
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ジモアに乗っていた宣伝 。 ガーリックのシュリンプ550円。まぐろのなめろう430円
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壁に貼ってったポスター「トロカツオ龍馬たたき」(800円)がウリとか。
上の予定表はいろいろなセールの日。日本酒飲み放題とか。確か男性3500円とか。
日替わりで全国の銘酒が250円で飲める。980円からの利き酒セットあり。
閉めは、「ゆずそば」がおすすめとか。ランチタイムはそば定食やカレーなど多彩。
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新春利き酒セット 1350円。お正月で少し高い。左から
純米大吟醸 鍋島 富久千代酒造 佐賀
きたしずく 2017 新年しぼりたて 秋田
田酒 2017 NewYear ボトル    青森
 それぞれうまい酒でした。特に鍋島はとろりとした味わいです。昼飲むにはこれで十分
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手前からだしまき卵焼き、小、龍馬たたき、上はカツ煮
全部でお酒も入れて、3200円と少し。つまみによかったです。おなかがいっぱいになるのでご飯は頼みませんでした。
 日本酒が好きな人にはいろいろ楽しめそう。また行ってみます。
 

巻き爪、外反母趾、膝の痛み 発病後3年たち リハビリ停滞の原因

巻き爪と外反母趾について
 2016年11月にNHKの「ためしてがってん」で巻き爪のことをやっていました。巻き爪に関してはインターネットを開いてみると2008年の7月にも放送されたようです。
 筆者が巻き爪を自覚したのは半年前あたりで、右の足の親指の爪が湾曲して皮膚に食い込み(陥入爪)炎症が起きました。それ以後、抗生物質の軟膏を親指に塗り、バンドエイドでカバーしました。
 巻き爪はそれまで起きたことはありませんでした。脳出血からちょうど3年目となっていますが、どうしてもリハビリ以外には歩く回数が減り、親指の爪にかかる下からの圧力の減少が、原因のようです。
 それから、爪をあまり切りすぎると巻き爪になりやすそうです。今まで、看護師さんにしっかり切ってもらっていましたが、それ以後はあまり切らないようにしています。
 半年たって少し良くなってきましたが完全には治りきりません。
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写真は2017年1月21日の状態です。
 また、右側に麻痺があり、右側の足先を何かにぶつけてしまうことも多いのです。右足の親指の爪の付け根が黒くなり、もしかすると、抗生物質の塗りすぎで、カビが生えたのかと思い、高田馬場の皮膚科に巻き爪の対処も含めて訪問しました。
 その結果、黒いのは指をぶつけた内出血によるものであり、しだいになおると。前は爪の根本全体が黒かったのですが今は小さくなりました。
 巻き爪はワイアーを入れてまっすぐにするか食い込んでいる爪を半分はがして治療するようだが、今のところは様子を見てみるようにと言われました。
 ぶつけてだいぶたちますが、内出血の後はだいぶ小さくなりました。
親指周辺の腫れと赤みはだいぶ減ってきました。
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バンドエイドをとったところ
 外反母趾は右足が強く、右足の親指の付け根が硬くなり盛り上がっています。そこが靴にあたり痛くなります。親指は小指側に強く曲がっています。病気前はそれほど強くなかったのですが、病気後強くなったように感じます。ひどくなると赤みが強くなります。
 最近左足の親指のところも圧力がかかると爪に内出血しかけたように赤くなり、痛くなります。右足も左足も靴と靴下と親指の関係で、痛くなるようです。
 どうも、爪の痛みがあると、順調にリハビリも進まず困っています。
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左足も衝撃を和らげるため、バンドエイドを親指に貼っています。
 右足も左足も時々むくみが強くなります。強くなると靴下の後が強く着きます。写真を撮った時は強くありません。
貼り薬を貼るところ
 入院中から現在まで、室内でも常に靴をはいています。車いすですと、右の麻痺側はつねに車いすの足置きのところにおいておき、左足を下して調節をとります。左足に力がかかりますから、左足の膝側面が痛くなりやすくなります。理学療法士さんの話では腸脛靭帯のところだそうです。リハビリの時には左足に力がかかり痛くなります。それで、事前に膝の表と裏のところに貼り薬を貼っておきます。
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左足の貼り薬の位置です。
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右足の貼り薬の位置です。
幅広の靴
 靴は医療用の簡単にマジック・チャックで固定できるズック靴です。もともと、幅広甲高の足で、靴屋さんでは形よりも幅が広くて入りやすいものというのを選んでいました。
 病院以後と退院しても4L・7'Eという靴をはいていました。右側の足に外反母趾があり、親指の付け根が出っ張っています。そこが靴にあたり痛いのです。しばらくはいているとズックが伸びてきて楽になります。
 片足づつ頼めるということで、右足だけ5L・9Eというのを頼みました。そうしたら、リハビリの時足が動いて右足の親指が靴に触れて痛くなり、その靴は1度はいたきりとなりました。
暖かくなったらもう少し実際につえで歩けるようにしたいです。
 つえを使って、室内では5周ほど、マンション前の内廊下では3周ほど、1階のマンション前の廊下では隣のマンションの端まではいけます。しかしそれは事前に理学療法士さんが事前準備をし転倒防止でついてきてもらってです。自分だけではベッドから食卓までわずかを歩くだけです。今まで転倒は1度だけです。父が転倒し頭を打って脳出血を起こして死んでしまったのを見ているので、用心深くなっています。
 暖かくなったら、もう少し、日常的に歩けるようにしたいと思います。

2017年1月 9日 (月)

NHK日本紀行、東京大久保ドリーム、多国籍タウン夢追い人

2017年1月9日(月)午後6時10分から45分まで大久保の街を紹介する番組をやっていました。(    )はブログ筆者のコメント。
街の街頭の放送ではなんと22カ国の言葉で放送しています。(大久保1丁目の大久保小学校では7か国語でお知らせを書いているとか)
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新大久保駅を百人町から見る
1、パキスタン出身の実業家、ハブー・ジャヒーンさんはすでに、インド、ネパール料理など9店を経営している。大久保の店は「アリババ786」大久保の街はいろいろな人がいて最高という。また新たな店を開く交渉をしている。お店の2階には小さなモスクができている。(新大久保のすぐそばのモスクに続き2か所目のようです)
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ジャヒーンさん
 その店で働いているインド人のモハメド・ユースフさん8年前に来日。
得意な料理は骨付きの羊肉を煮込んだニハリと、お米で作るビりヤニである。妻と3人の子供はインドに、いつか呼び寄せたいと思っている。手取りは16万円、仕送りと小遣い3万の他は貯金。1000万貯めたい。友人と共同で部屋を借りている。何とか小さくとも自分の店を持ちたい。(普通ネパールの国旗が店頭に出ていますが、ここではインドの旗)
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ユースフさん
2、塚地武雄さんジャーナリスト。大久保の街での外国人。いろいろな国の人がアパートに住む。干し物いろいろ、国柄で違う。ネパールのひと、スリランカの女性は日本語の勉強をしていると。
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ネパールの人
東京恩恵協会ーキリスト教の教会(大久保2-10-7、年金機構のうら)はじめ韓国の人が多かったが今では7カ国の人が来ている。
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教会に来ている人々
3、ミャンマーから来たチッピョンさん、50歳。動乱のミャンマーから逃れて一人で日本へ。家族5人。娘のパンズンさんが日本語を学びに来る。チッピョンさんは娘の学費70万円を支払うために朝4時半に起き、昼夜仕事をしている。日本語十分にできないので時給1000円ぐらいの簡単な仕事のみ。パンズンさんがご飯を作る。
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娘のバンズンさん
4、部屋の1室にいろいろな仏像を置いてあるところに、中国の遼寧省から来た、高さんが、写経をしている。10年前に来日いろいろな仕事をした。10日前に失職した。小さなお寺の管理人、游さん。普通6時に閉めるが開けておく。翌朝7時に写経完成。家賃32600円の部屋を出て友人の家を転々としている。
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写経をしている高さん
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真面目な高さん
 前住んでいた部屋の大家さんが好意で車をおかしてあげている。真面目なのでと。前の部屋、3畳半で、トイレも台所もなし。
◎新大久保にはマンションの1室にいろいろな宗教の教会やお寺が、心のよりどころ、そして相互扶助を)
5、再びユースフさんの店あまり客が入らぬ。大久保にカレーの店20店ほど。(実際はネパールの店24店です)競争が激しい。新大久保駅近くでビラ配り。女性二人の客、おいしいと。おいしいと言ってくれると嬉しい。インドの奥さんに電話。今年中に家族を呼びたいと。
 
◎新大久保に外国人3割というが、百人町、大久保の1,2丁目は日本人が3割。以前百人町1丁目を国勢調査をして判明。正式に住民登録しないで、観光ビザで3か月おきに来る韓国人が多い。
 新大久保の街は目まぐるしく変わっている。ブログ筆者はこの地に生まれ育ち、現在もここでいろいろな国の人にお店を貸しているので、変化がつぶさにわかります。
「大久保、百人町地区の外国人について人口比較、1,2丁目日本人3割」

2017年1月 4日 (水)

クローズアップ現代、「サピエンス全史」文明の構造と人類の幸福、を取り上げる

「サピエンス全史」 について
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2017年1月4日(水)のNHKの番組「クローズアップ現代」は午後10時から25分間、放送されます。毎日新聞には、「クローズアップ現代+世界注目!人類史の本、幸せ探す250万年の旅」と紹介されています。他の新聞でも同じ紹介となっていますが、毎日新聞ではカラーの広告が出ていました。
 『人間学研究所年誌2016』14号への、ブログ筆者の応募論文(2017年3月31日発行)「どこまで人間と見るかー歴史と未来」でも、Ⅱ章、「人間を考えるための、いくつかの論考」でも、約1ページにわたって、「サピエンス全史」文明の構造と人類の幸福、と題して、紹介しています。
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 新聞の広告に「人類史の常識がいまくつがえる!、今世紀最高の必読書!」と紹介されていますが、どのように、NHkで取り上げるのか注目して、紹介したいと思います。
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1月5日の日経新聞の広告です。下段全部を使った大きな広告です。各紙誌で紹介され、いろいろな人が推薦しています。今世紀最高の必読書!とまで書いているのは果たしてどうでしょうか。
 世界200万部突破のベストセラー、と書いてあります。
 原題と著者は”SAPIENS: A Brrief History of Humankind",Yuval Noa Harari 2011
で、日本では『サピエンス全史』上下ー文明の構造と人類の幸福、著者はユヴァル・ノア・ハラリ氏となっています。2016年9月30日発行、訳者、柴田裕之、河出書房新社、1900円+税 上下とも、となっています。
 帯封に48か国で観光の世界的ベストセラー!、ジャレド・ダイアモンド(「銃、病原菌、鉄」の著者)、ビル・ゲイツ(マイクロソフト)、マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック創業者)、日本では、山極壽一(京都大学総長)、山形浩生(評論家)氏の推薦となっています。
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 著者のハラリ氏は、1976年生まれのイスラエル人歴史学者。オックスフォード大学で、中世史、軍事史を専攻して、博士号を取得し、現在ヘブライ大学で歴史学を教えている。軍事史や中世騎士文化についての著書がある。オンライン上での無料講義も行い、多くの受講者を獲得している。(本の紹介より)
 最低限の紹介だけをしました、NHKの放送が始まりましたら、追記して紹介いたします。
「人間学研究所年誌2016」には、次のような文章を書きました。
 「サピエンス全史」文明の構造と人類の幸福
 「サピエンス全史」は、2016年9月に翻訳されたばかりの本で、多くの国でベストセラーになっている。この本を書いたハラリは、なぜホモサピエンスだけが繁栄したのか?という問いを出し、国家、貨幣、企業…虚構が文明をもたらしたという。また、そして文明は人類を幸福にしたのか?と問いかける。
 「想像上のヒエラルキー(階層性とか階級制)と差別」という章で、様々な階級と階級間の差別について書いている。またスペイン人のアステカ王国やインカ帝国への暴虐の限りを尽くした侵略の実態を書いた。これをインディオにとって、あたかも「宇宙からの侵略」のようだと書いた。
 「文明は人間を幸福にしたのか」の章で、農業革命は集団としての能力は拡大したが多くの人間にとって個人の運命はより苛酷になった。ヨーロッパ諸帝国の拡大は膨大な数のアフリカ人、アメリカ先住民、オーストラリア先住民にとっては、とても吉報とは言えなかった。人間には明らかに、権力乱用のあることに照らせば、人間は力を増すごとに幸せになれると考えるのは、あまりにも安直だろう」。
 現代世界は、歴史上はじめて全人類の基本的平等性を認めたことを誇りにしているが、実際はこれまでで、最も不平等な社会を生み出そうとしているところかもしれない。歴史を通して、上流階級はつねに底辺層よりは賢く、強く、全般的に優れていると主張してきた。~実態は優れているわけではなかった~だが、これからは新たな医学の力を借りれば、上流階級のうぬぼれも、間もなく客観的現実となるかもしれない。
 「あとがきー神になった動物」で、7万年前、ホモサピエンスはまだアフリカの片隅で生きていくのに精一杯の、取るに足らない動物だった。ところが、その後の年月に、全地球の主となり、生態系を脅かすに至った。今日、ホモサピエンスは神になる寸前で、永遠の若さばかりか、創造と破壊の神聖な能力さえ手に入れかけている。自分が何を望んでいるかもわからない、不満で無責任な神々ほど危険なものはあるだろうか?という問いかけをしている。
以上は論文に書いたことです。不十分さが目立ちます。
本の概略を書きます
この本は4部に分かれている。目次を書きます。
第一部 認知革命
第1章 唯一生き延びた人類種
第2章 虚構が協力を可能にした
第3章 狩猟採集民の豊かな暮らし
第4章 史上最も危険な種
第二部 農業革命
第5章 農耕がもたらした繁栄と悲劇
第6章 神話による社会の拡大
第7章 書記体系の発明
第8章 想像上のヒエラルキーと差別
第三部 人類の統一
第9章 統一へ向かう社会
第10章 最強の征服者、貨幣
第11章 グローバル化を進める帝国のビジョン
第12章 宗教という超人間的秩序
第13章 歴史の必然と謎めいた選択
第四部 科学革命
第14章 無知の発見と近代科学の成立
第15章 科学と帝国の融合
第16章 拡大するパイという資本主義のマジック
第17章 産業の推進力
第18章 国家と市場経済がもたらした世界平和
第19章 文明は人間を幸福にしたのか
第20章 超ホモサピエンスの次代
あとがきー神になった動物
NHKのクローズアップ現代での紹介
オバマ大統領が夢中で読んだという。世界中でのベストセラー。
池上 彰氏がこの本の内容を解説する
認知革命
 ネアンデルタール人などに比べ、成功の秘訣は何か。ホモ・サピエンスの言語を話す能力が重要、また神や国民や法人といったフィクションを信じる力そして、集団力が存続繁栄させてきた。会社とは、お金とは、実体は?
 ラスコーの洞くつ壁画ーバイソンに殺されているところだという鳥のような頭の人間-この世からあの世に行く旅を描いているのかもしれない。
狩猟採集民は豊かな暮らしをしていた。(健康に良く多様な食物、比較的短い労働時間、感染症の少なさ)。それに比べて生産力が上がっている大部分の現代の人々は幸せな暮らしをしていない。
 人類は拡大を続け、多くの種を絶滅してきた。
-文明の発展は人類を幸福にするとは限らない。
今までの歴史、歴史上の出来事、人物にのみ関心を持ってきた。幸せということに注目してきた歴史は少ない。
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農業革命
 農業革命が起きた。そのことにより生産力は飛躍的に上がったが、一人一人は昔より長い時間をはたらかなければならなくなった。少数の者に富が集中する。
食料の増加はより良い食生活やより長い休暇に結びつかなかった。むしろ人口爆発と飽食のエリート層の誕生につながった。平均的な農耕民は平均的な狩猟採集民より、苦労して働いたのに、見返り得られる食べ物は劣っていた。農業革命は史上最大のサギだったのだ。-小麦に人間が家畜化された。
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農業の発展により、富の蓄積や、様々な差別や格差の発生した。
差別や格差は虚構に根差している。
現代社会は個人の幸せには目を向けず、国家や権力にだけ注目してきた。
歴史も個人の幸せに注目してこなかった。
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人類の統一
 神話と虚構のおかげで、人々はほとんど誕生の瞬間から、特定の方法で考え、特定の
標準に従って行動し、特定のものを望み特定の規則を守ることを習慣づけられた。こうして人工的な本能のネットワークのことを「文化」という。
 歴史は統一に向かって進み続ける。グローバル化。しかし資本主義の発展により、一人一人は不幸になってきた。
 帝国の誕生。今後は歴史を個人の幸せから見ていくことが事が、重要であると、ハラリ氏は主張する。
2014年は区切りの年、いろいろな矛盾が激しくなる年。グローバル化、と格差の拡大。
トランプ大統領の登場。アメリカが世界のリーダーである時代の終焉。資本主義は限界なのか。
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フィクションは人間を発展させる一方でその考え方にとらわれてしまう恐れもある。
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今起きている、様々な矛盾。人口減少、低成長、j格差などが生じている。資本主義の行き詰まり、限界が生じてきている。
それを克服するための、新たなイノベーションが必要。
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科学革命
 
15章 科学と帝国の結合
 クックの遠征、壊血病への対策法発見 クックの遠征の後100年間でオーストラリアとニュージーランドの肥沃な土地が原住民から奪われた。先住民の人口は最大で9割が失われた。生き残った人々も過酷な人種的迫害にさらされた。タスマニアのアボリジニは絶滅。
 宇宙からの侵略のようなースペイン人によるアステカ帝国とインカ帝国の侵略
 産業革命によって、人類は、おおむね周囲の生態系に依存しなくて済むようになった。
全人類の総重量はおよそ3億トン、家畜の総重量は7億トン、残存する大型の野生動物の総重量は1億トンに過ぎない。
 家族とコミュニティの崩壊
近代以前の相関関係-、弱い国家と市場、強い家族とコミュニティ、弱い個人
近代の相関関係ー、強い国家と強い個人、弱い家族とコミュニティ
第19章 文明は人々を幸福にしたのか
 近代のサピエンスが得意になれるのは実験台になったサルや乳牛、ベルトコンベヤーに載せられたひよこの犠牲の上にきづかれたものだ。人類の幸せだけを考慮するすることも誤りだろう。
 幸福度を測るーより豊かで健康になれば人々はより幸せになるはずだと。
富は幸福をもたらすが一定の水準まででそこを超えると富はほとんど意味を持たなくなる。
家族やコミュニティは、富や健康よりも幸福感に大きな影響を及ぼすようだ。よいコミュニティと良い家族を持つ人たちは、家庭が崩壊し、コミュニティの1員にもなれない人よりははるかに幸せだという。-過去2世紀の物質面の劇的な状況改善は、家族やコミュニティの崩壊により相殺されてしまった可能性がある。
 核兵器により超大国間の戦争は集団自殺に等しいものになり、武力による世界征服をもくろむことは不可能になった。
 私たちの未来はどうなるのか。いま科学革命が起きつつあるし、今後さらに必要である。
はたして文明は人間を幸福にしたのかという問いかけ。
 現代世界は、歴史上初めて全人類の基本的平等性を認めたことを誇りにしているが、これまでで最も不平等な社会を生み出そうとしているところなのかもしれない。上流階級はつねに底辺層より賢く強く、全般的に優れていると主張してきた。彼らは自分を欺いてきたが新たな医学の力を借りれば、上流階級のうぬぼれも、おそらく客観事実となるかもしれない。
 今後、1,2世紀のうちに人類は姿を消すと思います。ネアンデルタール人のように絶滅するという意味ではない。人工知能-AIなど、科学の発達が加速度的に進み、いわば超ホモ・サピエンスが生まれてくるのではないか。あるいはターミネーターのいる世界など。コントロールできない社会になるかもしれない。(シンギュラリティなど)
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幸福を探す人類史の旅。
そして幸せな道に進む賢い選択をする必要がある。人類の欲望をコントロールできるのかという問題。いろいろな諸問題の解決、そのためには科学と政治の協力が必要である。
以上がクローズアップ現代の概略です。
あとがき
 今日、ホモ・サピエンスは、神になる寸前で、永遠の若さばかりか、創造と破壊の神聖な能力さえ手に入れかけている。
 不幸にも、サピエンスの地球支配はこれまで、私たちが誇れるようなものをほとんど生み出していない。私たちは環境を征服し、~、だが世の中の苦しみの量を減らしたのだろうか?人間の力は再三にわたって大幅に増したが、個々のサピエンスの幸福は必ずしも増大しなかったし、他の動物たちにはたいてい甚大な災禍を招いた。
 私たちは、かってなかったほど強力だが、それほどの力を何に使えばいいかは、ほとんど見当がつかない。~
 自分が何を望んでいるかもわからない、不満で無責任な神々ほど危険なものがあるだろうか?
 これが最後に著者が言いたいことなのだ。
訳者あとがき
 アフリカ大陸の片隅で捕食者を恐れてほそぼそと暮らしていたとるに足らない動物がこの21世紀までたどってきた道のりを振り返り、将来を見据える。
 それは、多数の見知らぬものどうしが協力し、柔軟に物事に対処する能力をサピエンスだけが身に着けたからだ、と著者はいう。
 貨幣と帝国と宗教(イデオロギー)という3つの普遍的秩序だった。貨幣は人類の寛容性の極みでもある。
 著者は時とともにすべて悪くなる一方などという極端な見方はとらない。
 他の生物や個人の幸せや苦しみにどのような影響を与えてきたか、ほとんど顧みてこられなかった。人類の歴史理解にとって最大の欠落で、この欠落を埋める努力を始めるべきだ。
ブログ筆者のコメント
◎ 幸福の増大と、苦しみを減らす、という観点で書いた、人類の過去現在、未来を書いた壮大な歴史である。今までの歴史を見ると、人々ー人類のためと称しながら、実際には支配階級のための歴史であった。
 かつて、マルクス、エンゲルスの社会主義、共産主義の夢は、スターリンや毛沢東、ポルポトなどにより、無残に打ち砕かれた。現在の世界はグローバル化が進み、北朝鮮や一部のイスラム国を除けば、マグドナルドやケンタッキーやコンビニ店などが世界的に進出している。こういう国にはアメリカは戦争を仕掛けない。大々的な戦争が起きた20世紀に比べいくらかよくなったともいえる。しかし、グローバル化は進み、人口減少、低成長、格差の増大は先進資本主義国共通の悩みである。多国籍企業は利益追求を推し進め一般の人々の幸福の増大などは眼中にない。政治は多国籍企業などに有利に行われる。しかし格差の増大は多国籍企業の発展にも限界を生じさせる。
 このような世界的な風潮の中で、これらの世の中の実態をつかみ、一般庶民のための幸福を増大させるために、何らかの動きをしなければならない。すでに、その動きは出ている。例えば現在の日本の選挙制度は不十分ではあるが、やりようによっては変革可能である。人々の多くが幸せになるために、政治を変えることが大事である。そのための議論が十分に高まることを期待したい。
 人間の=一般庶民の幸福の増大と、苦しみを減らすにはどうしたらよいかということである。政治の仕組みの問題もあるが、その政治を行う人間がどのような政治を行うかということである。中国の後漢の時代、そのはじめ建武・永平の治といわれる優れた政治の時代があった。中国では政治が乱れると、人が人を食べるという悲惨なことが起きたが、光武帝、明帝、和帝の時代には80数年そういう悲惨なことが起きず、人口も急速に増えていきました。それは、「元元を主とする」=庶民が最も大切であるという光武帝の考えと、その考えを受け継いだ歴代皇帝、そして第五倫のような優れた政治家が政治をおこなったからである。皇帝独裁という政治体制でも善政は可能なのである。
 現代の政治の仕組みの多くは建前として民主主義に基づいたものとなっているが、実際には、現代資本主義社会を動かしている支配層が支配している。いまのままでは、幸福の増大と、苦しみの減少より、さらに大企業と大資本家の富を増やすための政治が行われるであろう。そうなれば、科学と技術の進歩は”人間”に破滅的な事態を引き起こすであろう。もうすでに表れているが人工知能(AI)やロボットが人間に置き換わり、一部の大資本家と技術者だけで、あとは人間のいない世界になってしまうかもしれない。もうすでに、仕事の多くが人間から変わりつつあるのである。
 一般の人々の幸福の増大と、苦しみを実際に減らすにはどうしたらいいかを、原点に立ち返って現代の政治の現状について個々に見直してみることでしょう。
 

2017年1月 2日 (月)

近況、1、元日日の出と近況、2、新宿区の外国人の変化、3、親戚集まる、4、ブログの状況

1、元日日の出と近況
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2017年1月1日の日の出です。朝6時56分です。雲一つない素晴らしい天気です。右の塔は防衛省の電波塔です。
161229_064301
2016年12月29日の日の出です。朝焼けで雲がきれいでした。左の塔がスカイツリー、右端が防衛省の電波塔です。 6時49分です。冬至は過ぎていますが、日照時間は長くなっていますが、日の出は遅くなっています。その代り日没の時間は遅くなっています。
2、新宿区の外国人の変化
 「大久保、百人町地区の外国人について、人口比較、1,2丁目日本人3割」というブログを2010年8月28日に書きました。「こういちの人間学ブログ」
 これは、「新宿区の外国人」ということで、検索すると1ページ目に出てくるので、今でもアクセスが多いのです。途中での状況も追記という形で追加しました。
         2016、12    2008    2003、12
中  国     15258人   10066     9844
韓国朝鮮    10266人   14490    11009
ベトナム     3587人    155      59
ネパール    3407人    565      78
ミャンマー    1912人   1090      940
アメリカ     1040人    850       760
フランス     837人    1196      932
フィリピン    749人     897      898
タイ       729人     699       608
イギリス     365人    424       469
マレーシア   144人     274       961 
・                   
2016年12月 129国  41577人   人口の変化が目まぐるしいです
 新宿区においては1979年ころから、大体において1番多いのは、韓国、朝鮮系でした。
2011年(平成23年)韓国・朝鮮系は最大となり14515人となりました。それが翌年2012年に中国人のほうが多くなり、以後ずっと中国人のほうが多いのです。中国人は増え続け、韓国・朝鮮系は減り続けています。ただ、韓国系の人は正式に住民登録をしないで、3か月おきに観光ビザで来る人が多いのです。実際の数は韓国系の人がまだ多いのかもしれません。ベトナム、ネパールの急増と2003年3位で961人いたマレーシアの急減が激しいです。
 
3、親戚集まる
 1月2日に家内の親戚一同が集まりました。今年は昨年以上に集まり、家内のお母さんを第一世代とし、われわれの世代4家族、7人、その子の第3世代が13人、孫の第4世代で5人で、全部で26人となります。
4、ブログの状況
      2016年12月末  2015、12月末  2014,12末
アクセス累計 138万件   117万件     97万件
記   事   805件     706件      620件
コメント    748件     658件      543件
一番アクセスが多かったのは病気になる前の2013年でした。その頃は月に1000件ほどのアクセスがありました。2013年の11月から2014年2月まで入院していて、ブランクがありました。その後のブログは一日で平均550件ほどのアクセスがありました。このところアクセスが多くなるような記事が少なく、一日に400件台になることもあります。
 

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