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2017年5月22日 (月)

北極の氷はなくなるのか?地球が危ない ユキヒョウ温暖化で減少?日経、続は温暖化ふれず

 2017年5月21日(日)の日経新聞サイエンス版、「無人潜水機、北極海を泳げ」という記事で、地球温暖化により北極海の海氷がどんどん小さくなり、2040年には消失するかもしれない」という記事があり、無人潜水機により塩分や、水温を調べ海氷面積予測に利用するという記事があった。
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 また同じページに「地球が危ない2」で「山の幽霊」(ユキヒョウ)が温暖化の影響により生息地が減少して絶滅するかもしれないという記事がのっていました。
◎ 2週間前の5月7日の日経新聞の記事についてのブログで、温暖化問題の記事「日経の記事、CO2温暖化説だけでなく海水の酸性化も問題と。~」を書いたばかりで、また「地球温暖化で、地球が危ない」という記事です。
 日本では諸外国と違い、地球温暖化問題については政治的な違い、例えば自民党から共産党まで見事に「二酸化炭素地球温暖化仮説」支持の立場でまとまっています。何しろ地球を守ることはいいことであり、アメリカの共和党などの「地球温暖化懐疑論」などは、自分たちの利益を守るためのエネルギ―系の大企業の代弁者であると。
 でもこれだけ日本の政党、御用学会、マスコミがまとまっているのは世界の中でも極めてまれで異常な事態です。何しろ毎年4兆円という膨大な税金が国家・地方自治体に注ぎ込まれ、その恩恵を受けている人たちが膨大な数にのぼっているのです。そのうちの多く見て半分は南極観測、森林保護などに有益に使われているとしても、残りはどぶにお金を捨てているようなものです。 
 以下は日経の記事(5月21日)の要約です。
無人潜水機、北極海を泳げ
 地球温暖化の影響で北極海では夏場の海氷の減少傾向が進み、2040年には姿を消すとの予測もある。海氷の増減などを正確に予測するには北極海のデータがいる。海洋研究機構は海中を動き回れる自立型無人潜水機(AUV)の試作機を昨秋、完成させ、北極海の海氷下の自立航そうにも成功した。
 海洋地球研究船「みらい」から、ロケットのような小型AUV試作機「RA1V]を投下した。~
 地球温暖化などの影響で北極の海氷面積は年々減少し、12年9月には観測史上最小の318万平方キロまで減った。海洋機構・北極環境変動総合研究センターの分析では、過去20年間に失われた海氷面積は焼く300万平方キロメートルと、日本の国土面積の8倍強に達していた。
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北極海の海氷分布。2000年代の1月の平均的な海氷の縁の分布
◎最小の海氷面積になったという割には、あまり減っていないとも見えますが。
 00年以降のペースで海氷の減少が続くと仮定した場合、「40年には北極から氷が消失するする計算になる」と同センターの菊池隆ユニットリーダーは警告する。海氷がなくなれば、ホッキョクグマなど北極に生息する生きものの生態系にも影響を及ぼす。北極航路の開拓など経済活動にも影響する。
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1979年700万平方キロあった海氷が年々減少し2040年には消失するとの予測も。
◎世界中で巨額の温暖化対策のお金をかけているにもかかわらず海氷の減少には少しも歯止めがかかっていないともいえます。
 海氷面積の観測は通常、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の水循環変動観測衛星「しずく」などの衛星のデータを使う。しかし氷の厚さはわからない。人工衛星と海からの小型AUV両方のデータを突き合わせることができる。
 しかしAUVは正確な位置の把握が難しい。今後よりいいものを開発する。
 自立型無人潜水機(AUV)蓄電池などを動力源として海や水の中で航走するロボットだ。
主な用途は軍事、商業、研究用だ。
◎この点に関しての明確な答えは「地球はもう温暖化していない」深井 有平凡社新書2015年10月、がとても参考になります。
「第1章 CO2温暖化論が破たんするまで」の6節、「俗説を排すために」の②「地球温暖化によって世界中の氷河が消えようとしており、また北極海の海氷が減っている。やがて消えてしまうと大変なことになる」p71~74が参考になります。以下そのまま転記します。
「ー大陸氷河は南極大陸とグリーンランドに限られそれぞれ全体の80%と12%を占めている。大陸氷河の消長は測りにくいのだが全体の氷量が減少しつつあるのは確かなようである。
 いずれにせよ、氷河の消長は気温変化より10~100年ほど遅れて起こるので、今起こっていることはこれまで300年にわたる気温上昇の蓄積効果として当分は続くであろう。その後の消長は平均気温がどう変わるかによって決まることだが、もし地球が寒冷化に向かうならば、氷河はやがて成長に転じるはずである。
 氷河消滅の話はIPCC第4次報告書に、ヒマラヤやアフリカの高山で氷河や雪氷が急速に減りつつあると書かれたことから始まった。ヒマラヤ氷河が急速に後退し2035年に消滅するという話は環境団体のパンフレットから誤って転載されたものだと分かった。
 アル・ゴアの映画で、消えていく北極海の氷の上で居場所を失った(?)シロクマが吠えている姿を見た人は多いだろう。確かに北極海に浮かぶ氷(海氷)の面積は年々減ってきた。
 温暖化脅威論者は、この現象が続くならばやがて海氷が消滅し、それをめぐる海流が大きく変化して、地球の気候が激変するかもしれないという。ところがこれも間違いなのだ。北極海の海氷が減ったのは気温上昇のせいではなく、海流の変化によるものと専門家が認めている。実は海氷が減ったのは北極域だけであって、南極域の海氷は逆に増えつづけている。また北極域でも海氷面積は2013年から増加に転じ厚さも増してきているのだ。
 仮に海氷が消えたらどうなるか、ということも心配に及ばない。中世温暖期にはグリーンランドに人が定住し、冬でもバイキングが小舟で行き来していた。この時海氷はほとんどなかった。世界の気候は温暖で豊かな時代だったのである。
 カナダのシロクマ研究所によると、シロクマの数は減っていないし、中世温暖期も生き抜いてきたのだから。」以上。
地球が危ない。2、「山の幽霊」=ユキヒョウの生息地は減っている
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同じ日経新聞のサイエンス版で、「ユキヒョウ」のことがのっていました。
 ユキヒョウは国際自然保護連盟により1972年に絶滅危惧種に指定された。2016年時点での個体数は推定で4080から8700頭にとどまるとされる。
 世界自然保護基金(WWF)は15年ユキヒョウの個体数が過去16年で少なくとも20%減った可能性があるとの報告書を公表した。山岳地帯は地球温暖化の影響を受けやすく、生息地が減っているのが原因だ。人里に現れて家畜を襲って地域住民に殺されたり、毛皮や骨などを利用する目的で密漁されたりするケースもあり現在も危機にさらされている。
 6月8日の「地球が危ない」6
 九州南部では地球温暖化に伴い、飼料用トウモロコシに虫害が広がっている。もともとアフリカやアジアなどに生息していた体長3ミリほどの昆虫「フタテンチビヨコバイ」の分布が拡大しているためだ。
 これも、温暖化のせいだという。100年で気温上昇1度くらいですから、分布の広がりは温暖化のせいだけではないでしょう。気温が上がらなくとも水際の駆除が不十分なら入り込んできます。どうも何でも温暖化のせいと大げさに騒ぎ立てすぎです。
◎ ユキヒョウに限らず野生動物の減少は人間が野生動物の住む地域にどんどん侵入していくこと、人間に殺されるのが原因のほとんどと考えます。温暖化そのものでの減少はほとんど皆無に近いと考えられます。
 WWFはグリーンピースとともにIPCCでの有力な圧力団体です。温暖化阻止と野生動物の危機と保護とか言って様々な補助金を獲得します。
追 記
「地球が危ない」は毎週日曜日に連載されています。残念ながら1,4,5は記録がありません。わかったら追記します。
1,5月14日 「                   」
2,5月21日 「山の幽霊 温暖化が追い打ち」    ●
3,5月28日 「デング熱媒介の蚊 本州全域に」  ●
4,6月4日  「                   」
5,6月11日 「                   」
6,6月18日 「トウモロコシ、気温上昇で虫害拡大」 ●
7,6月25日 「氷河湖」決壊 農作物押し流す」
8,7月2日  「気温上昇 国がなくなる」 ツバル
9、7月9日  「かんきつ類 病害拡大の恐れ」
10、7月16日 「トナカイ減少、先住民族に影響」最終回
 ●印はインターネットに文章があるもの
 気温上昇で,熱い地域の生物の生息が広がり人間に害悪を及ぼすーーというのが一番多いですが。デング熱、トウモロコシの虫害、かんきつ類の病害・・気温上昇というより貨物と共に入ってきてしまう、という問題です。
 この言い方でいうといくらでも温暖化の危機だと云えてしまいます。最近問題になったヒアリも温暖化のせいとなります。上がったと言っても100年で1℃くらいで、そのために自然に外来生物が増えてくるのではありません。山の幽霊―ユキヒョウもツバルの海面上昇も人為的原因です。大阪の一時起きた海面上昇も地下水くみ上げによる地盤沈下であることがわかり、地下水くみ上げを規制したら止まりました。
 
2017年6月1日追記 「イチロウさんから紹介されました」
「温暖化の議論は終わったって?いい加減にしてくれないか?」
  ABCニュース 8年前に放送されたニュースで、YOU TUBEで見られます。
約8分間のニュースですが、47000回見られています。温暖化論やゴアのいい加減さがよくわかります。ぜひご覧ください。
再生できません、という表示が出てしまいます。直接検索してご覧ください。
12月10日から「続地球が危ない」
1、「守り神」保護進むも・・・再開 態度急変する
 温暖化のことなど何も書かなくなりました
1、シマフクロウが減少
 絶滅の危機にあるが、原因は開発などで人為的なもの。国が保護に取り組み70羽に減った数が140羽ほどに回復した。という記事。温暖化は一切触れていません。
2,シカが食い荒らすーツシマウラボシシジミ 触れず
3、歩く松ぼっくり―センザンコウ 密漁により10年間で100万匹以上犠牲に 温暖化触れず
/
この後は、別ブログをご覧ください。
 

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地球温暖化論批判」カテゴリの記事

コメント

イチロウ様

 コメントで、紹介いただいたABCニュースの、youtubeの「温暖化の議論は終わったって?」は、実は今度の人間学の例会で、みんなにわかってもらうためには、画像のほうがいいということで、使う予定でした。パソコン画面をビデオカメラで撮りそれを投射しようと思っていました。
 8年前のものですが5万回ほど見られ、たった8分で温暖化論の矛盾がよくわかります。
 特に小さい子供たちが真剣に温暖化でビルも沈んじゃうのなどとと言っているのは、ゴアは罪深いことです。

 ただパソコン画面からはなかなかきれいに取れません。

 世界ではもう温暖化論をNOという人が多くなっているのに日本は本当にダメですね。多額の税金を取っていて、それは人々に転嫁し自分たちは私腹を肥やしている連中が多いということですね。

こういち 様

温暖化詐欺の実態暴露に役だつ映像を偶然にも見つけましたので下記に引用します。 

温暖化の議論は終わったって? いい加減にしてくれないか? ABCnews
https://www.youtube.com/watch?v=YjVcGqrqiEM

海外よりも日本の方が、二酸化炭素地球温暖化仮説を批判する個人や団体(あればですが)へに対する偏見と迫害が厳しいものがあります。

それは、時の政権が、京都議定書に定める二酸化炭素削減に関わりEUに騙されて、過剰な削減を公約した処から始まります。

公約実現と併せて、バブル崩壊後の大企業補助を企図した諸経済援助政策を実行するのには格好の名目であったからですし、何よりも原発合理化の御題目に役だった歴史があるからです。

そして、諸々の環境保護団体(似非ですが)もそれに相乗りしたのです。 

真正の環境保護とは相入れないものですし、彼等の実態は、単なるビジネスです。 

真実に環境保護に取り組んでいる個人や団体には、この国の政府等は、敵視こそすれ、援助の欠片も与えることはしませんし、そもそも政府等を頼れば、環境保護に反する事態を迎えるのが現実です。

日本人は、本当に騙されやすいです。 

例えば、アル・ゴアの例の映画は、英国では、PG扱いであることを御存じでしょうか。

PGとは、Parent Guide の略称で、幼児・児童は、確かな判断力に欠けるので、保護者の適切な指導の下で視聴すること、と言う指導指針が付されている映画、と言うことです。 

関連訴訟においても、当該映画中に在る諸事項は、真実性に欠ける、と認定もされています。

彼の著書にある諸事実と謳ったものは、科学的真実では無い、と公に認められている訳ですし、IPCCの文書中にある諸々の記載も、科学的真実と認められたものではありません。 

この国では、全てが報道管制下にありますので、真実を知ることが難しく、どうしても権力に靡き、多数に靡く、無気力な民草になり果てるのが国民の多数である、と嘆息します。

イチロウ様

 コメントありがとうございます。

トランプ大統領のパリ協定離脱、ということは、すでに公約に掲げられていることですが。

 イバンカ氏とクシュナー氏が民主党にも献金し、温暖化にも賛成していたというのは知りませんでした。

 それにしてもアメリカでは温暖化論を否定する人が多くなっているのに、日本ではあいも変わらずこぞって、政府も各政党も、マスコミもそろって温暖化支持なのは異様な感じです.
 
 今月22日に温暖化論について話をするのですが研究会のメンバーも多くがどちらかというと温暖化論支持者=正義の味方・・かもしれません。

 今回はかなり本も読みこみ22ページの年表も作りました。これから講演資料を作りますが、わずか1時間の話でどう分かりやすく話すか考えているところです。

温暖化に関わるパリ協定に関わり、米国トランプ大統領が離脱を決定する、との重大ニュースが報道されています。

米大統領、パリ協定離脱を決断=温暖化対策に打撃-報道 JIJI.Com
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017053101268&g=int

ただ、トランプ大統領ご自身は、そのツイッターでパリ協定に関わる決定を発表する、と書かれただけです。

ツイッターでは、以下のとおり。

「数日の中にパリ協定に関わる私の決定を発表する。 再び米国を偉大に!。」(I will be announcing my decision on the Paris Accord over the next few days. MAKE AMERICA GREAT AGAIN!)

米国の政治専門情報サイトでは、トランプ政権内での葛藤も報道されていて、トランプ大統領の実質的最重要補佐官である長女のイバンカ氏と右派との間での綱引きも報道されました。

ただ、イバンカ氏のご夫君であるクシュナー氏がロシア選挙介在疑惑に関わるFBIの捜査対象と報道されていましたので、若干、ご夫妻の影響力が弱まった時期に、この決定がなされたのではないか、と思います。 

イバンカ氏とクシュナー氏は、元々、民主党への献金もされていましたし、温暖化に同意もされていたであろうと思いますので、その影響力が強ければ、パリ協定からの脱退がなかなか決定出来ないであろう、と観測していました。

ただ、上に引きましたように、トランプ大統領自身は、その内容については未だに明かされていませんので、正式発表が無いと分かりません。 

政治専門情報サイトのPoliticoが書いたものでは、矢張りパリ協定脱退の見込み、とありますので間違いは無い、と思いますが。

Trump expected to withdraw from Paris climate deal Politico 2017.05.31
http://www.politico.com/story/2017/05/31/trump-paris-climate-change-agreement-238974

イチロウ様

 安倍1強が続く中で、権力におもねる自民党議員だけでなく、公明党、維新の党までもおもねっていますね。民進党の中にも、日本会議や神道政治連盟に入っている人がいます。
 税で優遇されている宗教は自分たちの権益を守るために結束しています。
 物事を科学的・合理的に見ようという立場の人はいろいろな圧迫を受けています。アメリカはとんでもない宗教国家ですし。

 新大久保も日の丸掲げてヘイトスピーチのデモがありました。戦前回帰で天皇陛下万歳と言っている人たちは、天皇の気持ちを大事にしていません。
 今上天皇は真に国民のためを思い、行動し、わたしは尊敬しています。ところが極右の人たちはああだこうだといって、偉そうに、こうすべきだとか言っています。靖国神社も昭和天皇でさえA級戦犯を合祀した靖国神社に行っていません。
 ま、戦前でも天皇はお飾りで軍部が好きなようにやっていたのですから。

 でも最近の動きには不気味な感じがします。
本当に温暖化論に対して懐疑論を言い、国策に背いたから、あるいは安倍首相を批判したから逮捕なんて時代にしないようにしないといけませんね。
 戦争直後の混乱期での苦労を知っているだけに余計強く感じます。

こういち 様

ご指摘の政治右傾化もそうですが、全て宗教でしょうね。 

つまり、今に比べて昔は良かった、とバブル破綻後の自信喪失した日本国民のモデルに戦前の一時期、全体主義最盛期の日本を理想化して目標に掲げる訳です。 ただし、現政治体制の根本である民主主義を全否定出来ないのが如何にも弱点です。

戦前回帰ならば、以下の欠落した政治の根本規範を復古するためにモデルに掲げなければならないでしょう。

処が、自民党の憲法改正案にもそうした条文はありませんし、極右のアベ首相もその点には、沈黙しています。

即ち、大日本帝国憲法の次の二か条です。

第1条大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス
第4条天皇ハ国ノ元首ニシテ統治権ヲ総攬シ此ノ憲法ノ条規ニ依リ之ヲ行フ

国民は、こうした憲法に現憲法を改悪することを是とするのでしょうか。 今から、良く考える必要があるでしょう。 

何も言わなくても、上の二か条に「実質」同等の政治を現実化することを狙っているのには、間違いがありません。 

そうなれば、気候変動に関わることでも温暖化に反する事象を挙げたのみで、国賊となるのでしょう。 B29に焼け野原にされても「敗戦」等とは口が裂けても言えなかった時代のように。 

iイチロウ様

 コメントありがとうございます。
 コメントを読ませていただくと、環境保護団体なるものと、産業界、政府が本当の危険なものには目をふさぎ、温暖化という抽象的なものに、いかにお金と力を注ぐわけがよくわかります。

 でも、しょっちゅう新聞テレビなどのマスコミから、温暖化が怖いという宣伝を注ぎ込まれていると、真面目で素直な人ほど温暖化は怖い、などと信じ込まされてしまいますね。リハビリに来てくれている方などに話しても”温暖化論”がウソだと考えもしないというのが現状です。

 内容は違いますが、戦前八紘一宇なんて言って戦争に協力させられていたのによく似ています。
 憲法を変えるとか、共謀罪を通すとか昔に戻したい勢力の攻勢が激しいです。

  こういち

こういち 様

私は、長い間会員であった環境保護運動団体(複数)と研究団体を辞めました。 理由は、今そこにある公害問題を放置して抽象的な温暖化問題に急激に傾斜していく運動と研究方針の在り方に疑問を持ったからでした。

勿論のことに、産業界と時の政府にとっては、今そこにある公害を過小評価し、地球的と言うよりも抽象的な環境問題に傾斜する運動と研究は望ましいことでしょう。 己のすることに反対する団体が無くなるからです。

しかも運動方針を歪めると、お金になるのです。 温暖化問題を取り上げると環境省からお金が貰えますし、企業からもお金を貰えます。 これで、己は楽になりますし、反対運動で時の政権に敵対し睨まれることも無くなり、運が良ければ、役員達は、政府から何等かの地位も貰えますし、企業からもお金や地位が貰えます。 

何でもこの調子です。 

自然保護も同じで、何もしない本当の保護は金にならないので企業や政府からは敵視されますが、自然再生や環境再生、等と呼ばれる似非自然保護の流派は、要するに「箱庭」を多額の金銭をかけて「作る」訳ですから、お金になるので企業や政府も大喜びで賛同する訳です。

でも、学者は、お金で転ばない人も多いので、そうした箱庭は本当の自然では無い、と切り捨てる人も居られるので面白いです。 林床に住むダニをつぶさに調査し、「箱庭」に住むダニと自然林に住むダニは違う、と切って捨てられる方もおられるからです。

北極の氷について、ダニと同じく、長年のご自身の研究に基づいて真実を語られたのは、オーロラの研究で名高い赤祖父 俊一氏でした。 温暖化問題でも、著書の「正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために」は、易しい内容の中に真実があるものでした。

地球の気候と同じく、北極圏の氷も変動しているのですから、長期的に観察しないと分からないことです。 

因みに、南極の氷は、NASAの研究発表に依り、既に、増加傾向であることが科学的に判明しています。 北極の氷の増減も、衛星からの観測データがありますので、年間でも変動していることが分かります。 また、南極と同じくNASAからの長期観測結果の発表があれば分かるでしょう。

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