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2017年6月 8日 (木)

30万年前の、現生人類最古の化石?モロッコで発見

2017年6月8日の各紙に、現生人類最古の化石かと思われるものが発見されたと報じられました。
 北アフリカのモロッコのジェベル・イルード遺跡で30万年前に生きていたとみられる現生人類(ホモ・サピエンス)の化石が見つかったと、ドイツ・マックスプランク進化人類学研究所などの国際研究グループが8日発行の科学誌『ネイチャー』に発表しました。これまで最古とされている現生人類の化石の記録を10万年さかのぼっているとしています。
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赤旗、14面の記事の写真。毎日、日経に比べ、最も詳しく書かれていたので紹介しました。
◎筆者の個人的意見
 ここでは現生人類の頭骨と説明がありますが、あとの説明にありますが諏訪元氏の言うように現生人類の移行型のように見えます。見ただけですが眼窩上隆起も高く、ホモサピエンスの頭骨よりネアンデルタール人に近い頭骨に見えます。
 アフリカに存在していた、現生人類以外の人類にホモ・ローデシエンスがいます、南アフリカで発見されたもので30万から12,5万年前とみられています。ネアンデルタール人の前段階のホモ・ハイデルベルゲンシスから派生したものとみられます。
 新しく見つかった人骨はちょうどネアンデルタール人段階のもので、ヨーロッパに多いネアンデルタール人は氷河期のヨーロッパに住み、寒冷地適応して赤い髪、白い肌をしていましたが、より温暖なモロッコあたりの北アフリカにすむ人類はより現生人に近くなったのかも知れません。
記事によりますと
 化石が見つかったのはモロッコ中部、アトラス山脈の丘陵地にある都市マラケシュの西にあるジェベル・イルード遺跡。1960年代から人類の化石や、ヨーロッパ人のネアンデルタール人が使っていたとされるものに似た石器などが見つかっており、化石がどの進化段階にあたる人類なのか注目されていました。
 研究グループは2004年から新たな発掘調査を開始し、これまでに少なくとも5体分の頭骨や歯、身体の骨などを収集。マイクロCT(コンピューター断層撮影)など最新の技術を使って、さまざまな人類の化石と比較した結果、現生人類と最もよく似ていたといいます。また化石が見つかった地層の年代を詳しく調べた結果、約30万年前のものだったことがわかったとしています。
 細胞内小器官のミトコンドリアのDNAを使った遺伝学的研究では、現生人類は約20万年前アフリカで誕生したことが示されています。
◎新しく見つかった化石のDNAの解析はどうなのでしょうか。系統がはっきりします。純粋な骨のDNAがあると、デニソワ人のように小さな指の骨だけでゲノムがわかりました。
 
 このため、現生人類は20万年前ごろ、東アフリカのどこかで出現したというのが、大方の専門家の見方です。東京大学総合研究博物館の諏訪元・教授(人類学)は、「オモ・キビシュやヘルト村で見つかった人類化石直前の段階を表す化石だ。現生人類の出現が30万年前にさかのぼるというよりは、現生人類につながる人類が30万年前に北アフリカにいたことを示していると考えたほうがよい。ただ、年代の決定には不確定要素があり、今後さらに検討が必要だ」と話しています。
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◎この下あごの写真は、毎日新聞と、日経新聞に載せられていたものです。ここでも現生人類の下あごと決めつけていますが、果たしてどうでしょうか。現生人の特徴である、おとがい(下あごの出っ張り―しゃべるのに有利とされている)はありません。
日経新聞には
 化石から復元した頭蓋骨は顔立ちが現代人に似ている一方脳を収める 頭部の形状に、ネアンデルタール人に似た原始的な特徴が残っていた。チームは「アフリカ大陸での石器文化の広がりと相まって初期の現生人類が進化した」とみている。
 年代は石器を含めて35~28万年前のものだと位置づけた。頭骸骨を復元。脳を収める領域は前後に長く(筆者注:長頭型という。現生人は短頭型)、初期人類の特徴が残っていた。
 30~20万年前にはアフリカ各地で現生人類が暮らしていたとみている。
遺跡ではガゼルなど動物の骨が出土し、狩りをして火を使った痕跡も見つかった。
毎日新聞には
 現生人類ということには専門家に異なる意見もあり、議論を呼びそうだ。
チームは「アフリカ大陸での石器文化の広がりと相まって初期の現生人類が進化した」とみている。
各紙の共通部分は省略しました。
◎現生人類の化石の発見が一気に10万年さかのぼるというのは、大きなことです。現生人類の起源を見るために、さらに詳しい研究が望まれます。

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コメント

こういち 様

本日の報道を早速にブログでアップされる、とは流石にご専門のトピックですね。

私がその昔に中学・高校等で学んだ時代からは、教科書中の多くの事象が書き換えられましたが、これから先も何が書き換えられることになるのかは分かりません。

私達、人類の歴史でさえ未だ発祥以来の全史が明らかになる処か、歴史が書き換えられるような事実が発見されることも多いのです。

それなのに、地球温暖化論のようにこの地球の自然の変遷が全て人類に把握されているかの如く装い、百年後に地球の平均温度が何度上がる等と
断言出来るもの、と失笑してしまいます。

己の都合の良いデータをコンピューターに入れて将来の地球平均温度を計測し、科学的事実を装う阿保らしさは、嘗ての連合艦隊が、己に都合の良い計算で米軍を過小評価し近代海戦史に稀に見る大敗北を喫したミッドウェー海戦のようです。

事実を前にしてもすることは同じで、大本営発表宜しく、デッチ挙げたデータを発表するのでしょう。

イチロウ様

 コメントありがとうございます。文章読み直しましたら転換ミスがありました。よく見直せばいいのにと思いました。

 教科書で習ったことが書き直されたものは本当に多いですね。頼朝の肖像画と言われていたものが、実は足利直義が有力だとか、日本の旧石器人と言われていたものが実は偽物だったとか。

 温暖化論は教科書に載せられてたくさんの副読本もつくられています。シロクマがかわいそうだとの子供向きの本なども何冊も出されています。

 ゴアの「不都合な真実」の2が今年出されるのだそうですが、あんなにでたらめな映画がまた上映されるのに呆れます。でも日本人は素直に感激しながら見るのでしょうね。

こういち 様

ゴアは、己と己の投資企業が投資ポジションとして新興諸国を選択しているのでしょう。

其処から、名目は何でも構わず先進諸国からの資金援助が望ましい訳で、援助名目をデッチ挙げている訳ですし、己の政治的立場(民主党)からして現政権批判の科学的(?)根拠をデッチ挙げるのに好都合なのでしょう。

ゴアのような言説を、金融・投資用語では、ポジショントークと言います。 己の立場から見た市場の傾向等を云々する言説を指す訳です。

アホノミクスの効果で日本経済が立ち直り、市場もそれを好感して日経平均は、三万円を超えるかも、等と言う株屋のデマがそうです。

株屋は素人に株の売買を勧めるのにデマを使う訳ですが、投資をしている者ならば、現在の経済・金融情勢では、デマを信じずに、日経平均が二万円を超えれば売るので普通です。 それが証拠に海外投資ファンドは、既に見切りをつけて売りました。

現在の市場平均は、アベのために公的資金が買い支えているのですが、それを見抜けない国民は、己の老後資金等をアベに貢いでいる間抜けなカモになっているのです。 

詰まり、株式投資をしなくても株で損をするのが今の国民ですが、温暖化詐欺を見抜けない国民ですので、アベのポジショントークも見抜けずにいるのでしょう。 

因みに、詐欺の被害者は、同種犯罪の被害者になる確率が高い、と言うのが犯罪学の常識です。

イチロウ様

 ゴアや安倍のような言説をポジショントークというのですか、ありがとうございます。

 庶民はさまざまな詐欺に騙されるのですね。オレオレ詐欺は犯罪ですが、ゴアや安倍、温暖化サギのような言説は、今のところ犯罪どころか大いにほめたたえられ金儲けしていますね。でも安倍はもう怪しくなりました。

 いつ騙されていることに、一般庶民が気が付くのでしょうか。

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