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2017年9月 2日 (土)

2017年8月、9月気温低下、でもその”異常気象”も”温暖化”のせい?

2017年8月から9月にかけて関東、東北地方は連続した雨と、気温低下となりました。ブログを書いている9月2日(土)の気温予測は最高気温24℃、最低気温19℃、昨日1日は最高気温23℃、最低気温19℃でした。二日間も天気は雨模様です。
 8月は1日から15日まで連続の雨で、東京都心では1977年以来40年ぶりだそうです。一方ではその後も雨模様で48年ぶりとも言います。思い起こせば私の若いときに8月に雨ばかりで子どもたちをあまり遊びに連れ出すことができなかった年があったなーと思いだされます。その後21日から30日はいくらか天気は良くなり30℃以上になりましたが、8月31日から、9月1日、2日と天気が悪く、気温が急降下しました。8月31日、25℃、9月1日23℃、9月2日、24℃(予想)という寒さです。この低温傾向は9月前半も続くようです。9月2日の東京の最高気温は24,5度で平年より―5,2℃でした。9月下旬並みの温度でした。3日の東京は久しぶりに快晴の天気です。しかし最高気温予想は26℃でさわやかな天気です。
 8月の気温低下は、北方のオホーツク高気圧が優勢で、南方の小笠原高気圧が弱いせいでした。台風5号の迷走も大きな影響がありました。
 東北地方の夏の低温、多雨の天気は,「やませ」と言われ、冷たく湿った東寄りの風が吹くとき作物は実らず、冷害を起こしてきました。宮沢賢治の”雨にも負けず~」にも”寒さの夏”にはおろおろ歩きと表現されています。
 今年の東北地方は雨続きで、2009年以来8年ぶりに梅雨明け宣言ができませんでした。仙台では8月の日照時間は1927年以来最小で57,1時間でした。
 東北、関東の冷害は、江戸時代、何度も大飢饉をおこし、徳川幕府倒壊の遠因ともなりました。現在でも日照不足で野菜が育たず値段が上がってきています。温暖化の被害は、何か抽象的なものが多いのですが、寒冷化はじかに響きます。観光産業も大きな打撃があったようです。
8月23日の野菜の価格はキュウリ6割高、ピーマン5割高と軒並み上昇しています。
 北海道の9月2日の気温は9月下旬から10月上旬の気温で、所によっては冬並みの寒さだそうです。
 しかし、この8月、9月の寒さと、多雨については新聞などではあまり報道されません。毎日、日経、赤旗を探して書いてある記事を探しましたが、9月1日(金)の毎日新聞11面に”論点 異常気象どうする”と、これらの異常気象も”温暖化のせい”だそうだ。
今夏、各地で「異常気象」が続いた。九州の集中豪雨、迷走した台風5号、8月下旬まで続いた長雨と激しい残暑などなど・・・日本の亜熱帯化が指摘されて久しいが打つ手はないのか。・・東京も8月に21日の連続降雨となる歴代2位の記録となり海外でも史上2位の猛暑とみている。
-ということで、今年の関東・東北の冷夏も2地球温暖化のせい”なのだそうだ。
170902_130802
記事は、東京大学大気海洋研究所教授の渡部雅浩氏と茨城大学学長の三村信男氏、九州大学の助教である杉本めぐみ氏が書いています。
記事の要旨を下記に書いてみます。
 
170902_130701
渡部雅浩氏
気象庁異常気象分析検討委員会作業部会長から東大へ。
「まず広めたい平易な理解」
 地球温暖化は着実に進行し、気象庁の観測によると、日本の平均気温は100年間に約1,2℃のペースで上昇している。地球全体では約0,7度なので、世界平均より大きい。     
短期間の気象は、温暖化による影響よりも、ラニャーニャやエルニーニョなど海水面温度の変化や、大気の動きなど自然の変動が大きく関係するためだ。
 日本の気温上昇は大きくこの傾向は続く。温室効果ガスの排出が増えて気温上昇は加速するだろう。短期間の気象は変化する、8月の関東地方は昨年の猛暑に比べれば気温は落ち着いていた。~温暖化によって異常気象のリスクがどう上がるかのシミュレーションを試みている。都市化が異常気象を助長しているという面もある。ヒートアイランド現象は有名だ。IPCCでは21年までに第6次報告書をまとめる準備をしている。一般市民に分かりやすい冊子などを作る工夫も必要だろう。
三村信男氏
 茨城大学長、IPCC第5次報告書の執筆に参加
「将来見通し地域で適応策を」
 地球温暖化は気温上昇だけでなく、短時間豪雨の増加、海面上昇など、人類のあらゆる面に影響する。
以前は気象災害は30年程度の平均で見ればほぼ横這いであったが温暖化が進み、大規模災害の発生件数が増えている。さらに海面上昇など、長期的な変化が重なる。
 温暖化対策は総合的に進めることが重要だ。IPCCの第3次報告書は、いくら適応策を進めても、各国が温室効果ガスの削減努力をしなければ温暖化は依然として世界に深刻な被害をもたらす危険性が高い。
 大雨や猛暑など目の前の問題に対処することは大事だが、将来の事態に備えた総合的な対応策を進めることも重要だ。
 予測される温暖化の影響を県や市町村レベルで具体的に示すことが欠かせない。
杉本めぐみ氏
 九州大助教「重要性高まる「近所(助)力」
 7月の九州北部の豪雨。住民の多くが高齢者で 平日の午後のため情報が住民に届かない。防災体制を見直すべきだ。テレビや行政の情報を待つだけでは生き延びられない。今回の災害で住民の結束が強いことは明るい材料だ。
◎ 「異常に寒くても異常気象であるから温暖化?」
渡部氏も三村氏もIPCCや政府側の立場で意見を述べ、それをまた新聞が記事に載せている。関東・東北地方の寒冷現象も「気温は落ち着いていた」という表現になる。
そして「地球温暖化」対策の必要性を述べている。
 温暖化ということでの、被害についてはあまり書かれない。野菜が値上がりし、観光に打撃でも関係なく、ほかの異常気象の被害が盛んに取り上げられる。悪いことはみんな温暖化のせいなのである。(江戸時代の寒冷化や飢饉も温暖化のせいにする勢いだ。異常気象はともかく、温暖化はいいことのほうがずっと多い。温暖化して飢饉というのは聞いたことがない―干ばつはありますが)
 温暖化ガス=CO2、はもうだいぶ対策をとっているはずなのに一向に減る気配はない。直線的に上昇している。今の異常気象は単純にCO2のせいなのであろうか。世界中の温暖化論者は企業の利益とあまりにも強く結びついている。特に日本では、他国に比べ、政、財、官、教育界あげて地球温暖化論が圧倒的優勢である。そして多くの人が人為的CO2地球温暖化仮説に洗脳されている。新聞は特になんだかんだと温暖化論者の言説を取り上げる。そして異常に寒くても異常気象であるから温暖化ということになる
 地球温暖化論者は認めようとしないが、地球の気温に一番影響を与えるのは、水蒸気=雲であり、それに最も影響を与えるのは、スベンスマルクが言うように、太陽の強さ(太陽風)と宇宙線の強さであるという説のほうが私には納得できる。前から10数年後に地球の温度が下がるという説のほうが恐ろしい。二酸化炭素の増加は、来るべき将来の寒冷化を妨げる働きをし、地球上の緑を増加させ優れた作用が引き起こさせるという説のほうが、納得性を感じます。
 
◎地球温暖化=異常気象ではありません
 著名な気象学者の根本順吉氏のお話は2回ほど人間学の例会で伺いましたが、最近の異常気象は人為的な二酸化炭素の増大と無関係だと話されていました。根本氏は異常気象が頻発していると、「超異常気象」などの本を書いておられますが、地球が温暖化したのが異常気象の原因だということを否定しています。
「超異常気象 30年の記録から」 根本順吉 1994年1月 中公新書 
2017年9月7日 追記
 大変参考になりますので、イチロウさんのコメントで、近藤純生さんのブログをぜひご覧ください。
 気温が測定する場所で著しく変わるのは、都市でのヒートアイランド現象と共に、ひだまり現象が大きく影響するのだ云うことが詳しく書かれています。ぜひお読みください。
”温暖化は進んでいるか” 1,2,3
 

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地球温暖化論批判」カテゴリの記事

コメント

こういち 様

二酸化炭素地球温暖化仮説は、地球の平均気温観測に関わる基本的な問題を等閑視しているのです。 気候観測の専門家である近藤純正氏は、その観点より衡平にこの問題を見ておられます。 以下の御論稿はその数点です。

4. 温暖化は進んでいるか 
http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kenkyu/ke04.html
K11.温暖化は進んでいるか(2)
http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kenkyu/ke11.html
K12.温暖化は進んでいるか(3)
http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kenkyu/ke12.html

以前に、私も、現気象観測について基本的な疑問を呈しましたことがあります。 即ち、大阪が夏場になると他地方よりも暑い、と言われるのですが、それは、住む処に依り変わるのです。 ヒートアイランド現象等について考慮しないで一般的な気象の話にすると可笑しなことになります。

それに大阪でも、大阪府南部の市街化が無秩序に進んだ処と、北部の都市計画の秩序を保って進めた処では、都市部の緑が温度上昇を阻むので夏場も過ごしやすい処があります。

例えば、茨木市にある川端康成記念館の近辺です。 この川端通り周辺は、昔から緑が多くて夏場も過ごしやすい処です。 昔、小学校から遠足で行ったことがありますが、今も変わりません。 

大阪でも住む処に依り夏場の印象が変わります。 総じて、大阪府では、北部が良いようです。 観測点を北部のみにすれば、夏場の平均温度が変わるでしょう。

基本的な処を無視して、温暖化、温暖化、と唱えるのは、非科学的ですし、あまりにも幼稚です。 

今の議論を全て保存しておけば、何十年後かには、笑われる科学者と尊敬される科学者とに区分されるでしょう。 

私は、自然の変化と思われるものを特別に「温暖化」等と称すること自体が何らかの目的を企図したもの、と思います。 太古の時代から、この地球は、寒暖の変化をして来たのです。 その変化に適応出来なければ絶滅するのみです。

四季の変化があるこの国の気候を、やれ温暖化だ、寒冷化だ、等と言う者が居るでしょうか。

それと同じく、寒暖の変化があるのがこの地球なのです。 

こういち 様

二酸化炭素地球温暖化仮説は、地球の平均気温観測に関わる基本的な問題を等閑視しているのです。 

以前に、私も、現気象観測について基本的な疑問を呈しましたことがあります。 即ち、大阪が夏場になると他地方よりも暑い、と言われるのですが、それは、住む処に依り変わるのです。 ヒートアイランド現象等について考慮しないで一般的な気象の話にすると可笑しなことになります。

それに大阪でも、大阪府南部の市街化が無秩序に進んだ処と、北部の都市計画の秩序を保って進めた処では、都市部の緑が温度上昇を阻むので夏場も過ごしやすい処があります。

例えば、茨木市にある川端康成記念館の近辺です。 この川端通り周辺は、昔から緑が多くて夏場も過ごしやすい処です。 昔、小学校から遠足で行ったことがありますが、今も変わりません。 

大阪でも住む処に依り夏場の印象が変わります。 総じて、大阪府では、北部が良いようです。 観測点を北部のみにすれば、夏場の平均温度が変わるでしょう。

基本的な処を無視して、温暖化、温暖化、と唱えるのは、非科学的ですし、あまりにも幼稚です。 

今の議論を全て保存しておけば、何十年後かには、笑われる科学者と尊敬される科学者とに区分されるでしょう。 

私は、自然の変化と思われるものを特別に「温暖化」等と称すること自体が何らかの目的を企図したもの、と思います。 太古の時代から、この地球は、寒暖の変化をして来たのです。 その変化に適応出来なければ絶滅するのみです。

四季の変化があるこの国の気候を、やれ温暖化だ、寒冷化だ、等と言う者が居るでしょうか。

それと同じく、寒暖の変化があるのがこの地球なのです。 

イチロウ様

 コメントありがとうございます。

 このところ東京は低温が続いています。

 文中の渡部氏も、ヒートアイランド現象のことを言っています。何回も書きましたが、気温自体も測定する場所で大きく変わります。東京の気温も気象庁前から、北の丸公園に変えただけで1,6℃下がったと言われます。
 測定場所をヒートアイランド現象が強いところも入れてはかっても世界全体では100年で、0,7度しか上がっていないのです。
 温暖化よりも異常気象のほうが問題で、異常気象=温暖化とストレートに結びつかないように感じます。

イチロウ様

 イチロウ様のコメントがスパム扱いになっていましたがどういうわけでしょうか。スパム解除して、近藤氏の文章を載せましたが、どうもおかしいです。

 教えていただいた近藤純正氏(東北大名誉教授)のブログは素晴らしいですね。

「温暖化は進んでいるか」で、気温に関係するものとして、1、CO2など温暖化ガス、2、都市化によるもの3、ひだまり効果,を揚げておられますね。100年間の気温上昇は中都市では0,9度上昇し、田舎では0,2℃だそうですね。具体的には札幌市では2,1度、郊外の羊ヶ丘では0,3℃だそうで。前にも書きましたが前の東京の気温の測定場所が気象庁前で、今度は北の丸公園だと1、7度ぐらい下がるとか。

 ひだまり効果は近藤氏が初めて書いたそうですが、人家などにより風が弱められると気温が上昇するということで、、、観測所が年の中に置かれるだけで気温の上昇が行われることを非常に詳しい資料で書かれています。

 マイケル・クライトンの「恐怖の存在」でも、都市に気温上昇が顕著で田舎ではむしろ下がり気味と書いてありました。そういうことを知っていて温暖化と騒ぎ立てるのはまさに詐欺です。

 このことは改めてブログに書いてみたいと思います。ありがとうございました。

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