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2017年9月19日 (火)

有料老人ホームへ短期入所へ。入所のための健康診断と事前見学。.クレアチニン値上昇と栄養指導

1、介護付き有料老人ホームへ短期入所とその準備
 2017年10月23日(月)から11月のはじめにかけて、ニチイの介護付き有料老人ホームへ短期入所ということになりました。その理由は、家内が10月24日、JR病院で手の手術を受けるため、1週間ほど入院しなければならないため、筆者がその間入所するというわけです。初め、自宅で一人で、ヘルパーさんの援助があれば大丈夫と、言っていたのですが、家内としては心配だということで、老人ホームの短期入所を、ということになったわけです。手は両手の手術が必要で、一度入所してから今度は違う手の手術でまた入所することになります。
 そのために、老人ホームへの入所のために9月14日に4年ぶりに健康診断を受けることになりました。病気をして以来、医師の訪問診療を月2回受けて、年2回ほどは血液検査を受けていますが、身長、体重、レントゲン検査、視力、聴力などの検査は久しぶりになります。
 ・
 健康診断は大久保戸山診療所で、家内と共に電動車いすで行きました。健康診断と共にクレアチニンの値が上がってきたということで同時に栄養指導も受けることになりました。
 健康診断ではレントゲン撮影と身長測定などが大変です。からだの向きを変えねばならず、しばらく立ったままでいなければなりません。
 健康診断書はニチイのほうへ提出ということになります。
2、ニチイホーム目白への説明を聞き、昼食を食べ
 ニチイの介護付き有料老人ホームは、株式会社 ニチイケアパレスが運営する老人ホームです。はじめ家内の90歳以上のお母さんが入所したらどうかということで、グレースメイトという有料老人ホームをお母さんや義理の姉弟たちが見学に行きました。しかしお母さんはそういうところに入りたくないと取りやめになりました。
 それで、今度は私自身の入所ということでニチイさんで、最も近い目白の施設に行ってみようかとなった次第です。
 高齢者が増え、有料老人ホームを運営する会社は急増しています。ベネッセやニチイが大手のようです。
 9月の17日の日曜日は台風が来ており、一日中の本降りでした。しかし行きかえりを介護タクシーで車いすごと乗れるので助かりました。
 ニチイホーム目白は場所が豊島区西池袋2-21-5で、目白駅から徒歩8分、池袋駅から徒歩9分というところにありました。山手線の線路に近いところで、周りは住宅街で、道路はやっと車が1台とおれるところでした。
 開設は2015年5月でまだ新しい施設です。
 正式に入居する場合、入居プランは、入居金プランが、入居金1380万円、月の使用料が26800円。月払いプランが月513800円です。目白の場合地価の高いところにつくられた値段の高い施設で、例えば最も安い修善寺の施設は入居金270万円、月使用料が179800円です。中野の鷺宮では入居金980万、月使用料226800円という具合です。
 今回の入所は介護保険を利用した短期利用(ショートステイ)ということになります。
費用は1日3160円+介護保険の1割負担金で、利用日数は30日までです。
 ニチイホームは全部で関東全域に71ホームあるそうです。
 介護度は各等級に分かれています。要支援が最も軽いランクで、あと要介護が5段階に分かれています。筆者は要介護の2級で入浴などについての介護を受けています。
 5級が最も重いランクです。身体障害者のランクでは1級は最も重いランクになります。
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1階の間取りと部屋の写真。
この施設にはリハビリの訓練室とリハビリ指導員がいます。
浴室には介護の程度により3タイプがあります。
現在入居している人は、男性は8名、女性は22名だそうです。年齢は80歳以上の人が多いように思います。夫婦室は1室だけあります。
 まだ1階の部屋は全く空いていました。
 部屋はまだ新しい施設ということもあり結構きれいでした。
昼食を出してもらいましたが、17日は敬老の日の特別食とかで、刺身と天ぷら、お赤飯の特別食が出ました。
一日のスケジュールは
朝6時   起床
8時     朝食
10時半   介護予防体操
12時    昼食
14時半   レクリエーション・おやつ
18時    夕食
19時半   就寝
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2017年9月のスケジュール表 サークル、外出、日課が記入されています。
内科診療も、歯科診療もあるようです。
 どうしても入所者の安全を図るために、自由に施設を出入りできると、徘徊する人などでは行方不明になってしまいます。ですから、自由行動は制限されています。入所者が退屈しないように定期的に外出するいろいろ企画を考えています。
 9月の予定では歌舞伎座ギャラリー、デパート巡り、お散歩などが企画されています。
サークルも華道教室、居酒屋レク、映画鑑賞会、カラオケなど、いろいろな企画があります。
 ニチイは職員の数が多く、施設も多いため、施設合同でのバスでの行動などをしやすいようです。
 
 筆者は電動車いすに慣れてしまい、普通の車いすは使いませんが、ニチイの老人ホーム、電動車いすは危ないと使用禁止なのです。ですからニチイのなかでは手と足で動かすようです。ですから入所期間中は普通の車いすを一時借りなければなりません。
 電動車いすではかなりの遠距離でも行くことができます。特に追加のバッテリーを購入したのでずいぶん行動範囲が広いのです。
 ニチイに入った場合出歩きはどうかと尋ねましたが、交通が危険などで外出は誰かの介助がないと駄目みたいです。入所中は部屋でパソコンやテレビ(BSなどは無し)で時間つぶしをするようです。パソコンはワイハイで接続する機器を持参します。
 入院して4か月病院暮らしをしましたからそれよりはましです。
◎10月23日に、実際に入所してからの様子は改めてご報告します。下記をご覧ください
「有料介護付き老人ホーム、ニチイホーム目白に短期入所してみました」
3、入所のための健康診断と栄養指導
 7月22日に結果の出た血液検査で値の高いもの 先日の健康診断で再度血液検査をしました。単位 mg/dl
 
             検査値   基準値
総コレステロール  225     140-219
中性脂肪       522     50-149
尿素窒素       28,5    8,0-20
クレアチニン     1,60    0,60-1,10
あとは正常値
中性脂肪は前から高めの数値が出ていました
尿素窒素とクレアチニンは、腎臓の老廃物排泄機能を調べます。
今回特にクレアチニンが前より高めということで初めて栄養指導を受けました。
クレアチニン
 筋肉運動のエネルギー源となるアミノ酸の一種クレアチンが代謝されてできた物質です。
尿酸や尿素窒素と同時に老廃物の一つです。クレアチニンは腎臓の糸球体でろ過されますが、尿素窒素とは違って尿細管でほとんど再吸収されず、尿中に排出されます。
 クレアチニンは、腎臓が正常に働いていれば、尿として対外に排出されます。つまり血液中のクレアチニンが多いということは、腎機能が障害されているということです。
 クレアチニンは筋肉の量に比例します。そのために男性や筋肉量の多い人は高くなります。
 クレアチニンは腎機能が50%以下になるまで上昇しないため、軽度の腎機能障害には判定には適当ではありません。(すべてdl あたり)
基準値   男性  0,5-1,1mg (1,2~1,3mgは経過観察)
        女性  0,4-0,8mg  (0,9~1mgは経過観察)
 中程度の腎不全では1,5mgを超え、重症では2,4mg以上になります
 5mを超えると回復は難しくなり、10mg以上が透析を始める目安となります・
 食事指導では、肉、魚などのたんぱく質を控え、牛乳なども、1日200㏄程度、牛乳を飲んだらヨーグルトを控えるなどの話がありました。今までは家内にヨーグルトをすすめられ毎日食べるようにしていたのですが。
 食事では朝は食パン薄切り1枚、昼食夕食のご飯は茶碗で3分の2ぐらいです。病気前に比べると半分以下です。ただ病気前に比べ、車いす生活で運動量は激減しています。
 また既に、塩分は高血圧対策でかなり少なめの量ですが、腎臓病対策で引きつづき抑えるようにとの話でした。
 血圧は降圧剤を飲んでいることもあり、かなり低めです。リハビリの前に血圧を測りますが上が100ぐらいで下がが50くらいと、低過ぎることもあります。
 無理なくエネルギーを増やす食品という食品の一覧表をもらいましたが砂糖、はちみつ
あめ玉、バター、油、マヨネーズとか書いてあり、今まで甘いものも控えていたのに、こんなものを食べてもいいのかなと思いました。
 しばらくタンパク質の取り過ぎに注意します。その結果どうなるでしょうか。
2019年3月6日追記
「老人ホームリアルな暮らし」 小島勝利
  祥伝社新書  2019年3月10日 820円プラス税
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既刊
「誰も書かなかった老人ホーム」 天国か地獄か
     小島勝利 祥伝社新書
クレアチニンの値は2019年2月1日の検査で1,41の値に下がりました。
最近、えごま油を飲んでいますがどうでしょうか。
 
 

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コメント

イチロウ様

 コメントありがとうございます。

 一時的利用な老人ホームはどこにもあると思います。施設も人々の高齢化が進むにつれますます増えるとおもいます。

 愛猫の「とら」さんのお話を伺うたびに、いかに「とら」さんが偉大なネコちゃんだったかがわかります。
 お話を伺っていると何か神々しさが感じられるような気がします。。。、

こういち 様

一時的利用も可能な老人ホームとは、また、便利な施設があるのですね。 

東京のような大都市は、地方よりも利便性が高いのでしょう。 これから本格的な少子高齢化の時代に入るのに、大都市を除く地方では、その備えが無いように思えます。

こういち様は、奥様がおられ、また御親族の方々が身近におられるので何かと心が休まれることと御推察しております。 私のように一人住まいでは、何でも我が身でしなければならず、心が休まりません。

それでも、愛猫の「とら」が健在の頃は、飼い主への心配りをしてくれるような気配があり、猫が人間へ心配りをしてくれるなんて、と驚くとともに、愛しさが募るようでした。 

夜遅くまでパソコンの前で持ち帰った仕事をしていますと、黙って私の身近に座り、見ているだけでしたが、遊びの催促もせず、仕事の邪魔もせず、私が抱き上げるまで座っていました。 そして、夜遅くにビールを飲みビデオを見ていますと、何時の間にか私の膝に座り寝息をたてていました。 寄り添う時と離れているべき時のけじめが分るかのようでした。

今でも、猫は四頭もいるのですが、「とら」のような猫はいませんので独り身が身に沁みます。 

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