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2017年11月 5日 (日)

近況、1、発病から4年、2、「不都合な真実2」その批判など。4冊の本購入

1、発病から4年、あまり進展なし
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2017年11月5日の朝日
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11月7日6時15分の朝日
 2017年11月6日で、旅先で脳出血となってから4年目となります。つえを使ってリハビリでは一定の距離を歩けますが、実際の生活では車いすで、実用にはなっていません。左目は眼底出血の影響でよく見えず、右眼は麻痺の影響でずきずきと痛み、本などを読みにくくなっています。
 このところ、皮膚に赤斑ができ、ぶつぶつができかゆくてしょうがありません。来週あたり皮膚科の医者に見てもらおうと、思います。
 9月、10月は天気が悪く、特に土日は連続して台風が来たりしました。11月はようやくいい天気が続きますが寒いです。
2、購入した4冊の本について
『不都合な真実2』 放置された地球 Truth To Power
 あれから10年あなたは衝撃の「現実」を目撃する
  アル・ゴア 枝廣淳子訳 実業之日本社 2017年11月17日 2800円+税
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帯封には小池百合子のコメントが書かれている。
”地球をきちんと未来に引き継ぐ”この大義を忘れず一人一人が小さなことを続ければやがて必ず結果につながる、私はそう信じています。希望にあふれた未来を作るための方法を本書は提示しています。
 
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裏表紙の帯封
第30回東京国際映画祭が10月25日から11月3日まで行われました。「不都合な真実2」は映画祭でクロージング作品となり、引き続き11月17日よりTOHOシネマズみゆき座でロードショウがあります。10年前の2007年に同じ「不都合な真実」が全世界で上映され、アカデミー賞を取り、ノーベル平和賞まで取りました。
◎10年前に鳴り物入りで世界は二酸化炭素削減に取り組んだにもかかわらず、ゴアは「世界は地球は放置され、豪雨、酷暑、強台風、大洪水に見舞われ、10年前よりかなり深刻」であるという
 アメリカのトランプ大統領の登場で、パリ協定からの脱退を表明しましたが、ゴアにとっては格好の攻撃材料であり、温暖化の危機を訴えるには都合がよかったのである。温暖化対策が進まないのはトランプなど反対勢力のせいだ、と。格好の悪役登場というところだ。それに対して正義の味方?、ゴアは吠える。
 しかし、いろいろそれなりにお金をかけて温暖化対策とかをやってきたのではないか。それにもかかわらず、ゴアの言う通り10年前よりいろいろと深刻になっているというのは、二酸化炭素のせいではないのかも知れないのでは?
 すでに、・アル・ゴアについては様々な批判がなされています。イギリスの高等法院のバートン判事は「不都合な真実」には9つの誤りがあり、そこには事実誤認とデータの誇大化があると指摘しました。教室で子どもたちに教材として教えるには注意を要するという判決をしました。
 また、モンクトン卿は2010年1月に「アルゴアの『不都合な真実』にある35の科学的間違い」がると発表しています。そのほかにもいろいろな人が、ゴアの様々な間違いと誇大な発表の誤りを多く指摘されています。
 それらの指摘に対して、反省するのではなく、新しい映画や本では、さまざまな危機がますます深まっていると指摘しています。
 アル・ゴアは環境ビジネスで膨大な利益を得ています。各国がCO2な削減のために膨大な金を支払い、それによる利益を得ているのです。そしてお金をつぎ込んでも炭酸ガスは減らずますます危機は進むというのである。炭酸ガスは一向に減らず上昇を続けている。しかし気温は一直線に上昇していない。停滞している時期もある。2016年は過去130年で最も暑い年であったという。2017年はそれに次ぐと。しかしこの温度の上昇はエルニーニョ現象によって引き起こされたという説もある。また、すでに寒冷化の兆候が表れ小氷期に入っていくという説もある。
 154ページには2014年から2016年の世界全体の二酸化炭素の排出量は増えていないという。しかし測定した地球全体の炭酸ガス量は増え続けている。人間の出す排出量より気温上昇により炭酸ガスの濃度が上がっていると考えられる。気温上昇の後に炭酸ガスの濃度が増すのである。
 アメリカでは温暖化ガス削減への取り組みを削減させようとしていますが、他の多くの国は温暖化ガス削減に相変わらず多大な金をつぎ込もうとしています。これは金を温暖化を叫ぶ連中に巻き上げられ、またどぶへ捨てる行為です。
 日本においては、温暖化ガス削減を叫ぶことは、正義の味方であるということになっています。それは各政党、各マスメディア、その大部分で人為的温暖化ガス削減ということで一致しています。それは見事というほかありません。
「不都合な真実2」は言います。
2050年までに25%の陸生成物が絶滅する
地球上で1500万人が家を失う
毎年琵琶湖の約10倍の氷が地球上から失われる
◎インドで400人が干ばつで自殺やパキスタンで 2015年熱波で2000人いのちを落とした、というが、死ぬ原因は気温ではなく政府の対策の遅れである。ツバルの水没が危機であると騒がれているが、汚染水などでの珊瑚礁の死滅や地下水のくみ上げなどが原因である。
干ばつで多くの耕作地がなくなるというが、それは無制限な木の伐採が原因となることが多い。砂漠に植物を植え水を与えれば砂漠化は止まる。
 大阪の地盤沈下も地下水のくみ上げをおさえたら止まった。
「2016年4月17日の24時間、風力はデンマークの電力需要の103,6%をまかなった」と誇らしげに言うが、デンマークのような小国でのみ可能なことである。日本などでは太陽光発電などに対する膨大な補助金をわれわれが電気料金に上乗せして支払っている。ずいぶん無駄なことをしています。
 気温上昇は100年間で0,7度だという。それも、測定場所のヒートアイランド現象の影響もある。東京の気温は前の気象庁前の場所から北の丸公園に移しただけで、1,7度も気温が落ちたという。
追記
国連環境計画によればパリ協定の目標を各国が達成しても今世紀末には3℃気温が上昇すると予測している。ひどい話だ。
 数字上の計算だけで割り出すとそのようなことになるのだろう。今後小氷期になる可能性があるなんて言うことは考えてもいません。
 
『陸王』 TBS日曜劇場原作
 池井戸潤 2016年7月 2017年10月 第7刷 集英社 1700円+税
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『知ってはいけない』 この国を動かすルールとは? 隠された日本支配の構造
 矢部宏治  2017年8月20日 2017年10月 第8刷 講談社現代新書 840円+税
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『日本史の内幕』 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで
 磯田道史 2017年10月25日 中公新書 840円+税
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◎後で記事を追記します。
カテゴリーを「近況」から「地球温暖化論批判」に変えました。
 
 

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地球温暖化論批判」カテゴリの記事

コメント

イチロウ様

 コメントありがとうございます。

目の異常は本を読むのに差し障ります。前は速読できたのに今はできなくなりました。

8月、9月は冷夏でしたよね。関東は特にそうでした。人により既に小氷期に入ってきているという人もいます。小氷期は恐ろしですよね。

 でも寒くて震え上がっても”温暖化のせい”というのでしょうね。

こういち 様

こういち様は、実業の面でも、学問の面でも、努力家でおられますので、日々、活字に接しておられることでしょうが、網膜動脈静脈分枝閉塞症と言う名の難病に犯されておられるのは、私と同じです。 

この病は、治癒すると言われた私でも、疾病に犯される以前の視力には回復していません。 右眼は裸眼でも1.5ありますが、これは、左眼の視力を補っているのです。 左眼は、矯正視力でも1.0しかありません。

従いまして、眼の健康をお考え下さるようにお願いします。 いくら向学心がおありでも失明しては困りますから。

温暖化詐欺については、この国でも広く認識が広まっているようで、近隣の喫茶店で無駄話をご近所の方とする時でも、同意される方が増えました。 

理由は、最近の天候が影響しています。 今夏は、誰でも同意出来る程に、「冷夏」でしたし、最近の冬季の気温が低いのは誰しも気付いておられるからです。 

土木・建設畑で業務についていました経験からは、昨今の冬季には、以前は凍結しなかった地域の道路でも凍結する事態が発生するようになった、と言うのが事実です。 従って、凍結防止剤を消防等と協議の上で用意するのが常識になって来ている地域が多くなっています。 理由は知る由もありませんが、天候が関係しているのは明らかです。 

私の趣味の登山でも、冬季には万全の準備をしなくては、近郊の里山でも安心は出来ない、と用心しています。 急激に冷え込む時があるからです。 これには、確かに自分の年齢も関係しているでしょうが。

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