戸山オープンカレッジ:私たちの「戦争」体験、開催、雨で参加できず。会の様子送っていただきました
2018年2月17日(土)午後2時から4時まで、「私たちの『戦争』体験―文集出版に寄せて」というテーマで,戸山オープンカレッジ(TOC)が開催されました。
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「戸山オープンカレッジ開催のご案内」
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戸山オープンカレッジは今年度から城北会の活動に組み込まれ、、「土曜講座」として、今回が3回になるそうです。
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演題:私たちの「戦争」体験-文集出版に寄せて
会場:戸山高校 第2,3講義室
講師:文集を執筆・編集した昭37年卒の方々
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狐崎晶雄氏 元核融合の研究者 日本原子力研究所退職後、計算科学、光通信など
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高原伸夫氏 元商社、企業財務、退職後、欧米での体験紹介と五行歌の普及に尽力
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伊東秀子氏 弁護士、元衆議院議員
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文集は「戸山S37文集」で検索して、UHR HTTP:www.geocities.jp/sensoutaiken2016/
から無料でダウンロードできます。楽天koboでも無料。
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詳しくは上記をダウンロードしてみてください。(すみませんが、つながりません)
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◎すでに、この文集のご紹介と、高原伸夫氏と狐崎晶夫氏については、「こういちの人間学ブログ」でご紹介しました。(下記参照)
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ブログ筆者は戸山高校昭和36年卒業で、今回の催しを企画された皆さんの1期前になります。
高原伸夫氏は、「こういちの人間学ブログ」を読んでいただいていること、以前、大久保に住んでおられたことなどを教えてくださいました。、それ以来メールのやり取りを行い、すでに3冊も「五行歌交流誌」、「南の風」を送っていただいています。ありがとうございます。
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「こういちの人間学ブログ」 2017年12月10日
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「『新聞記者』望月衣塑子氏の本について。戸山高1年後輩の高原伸夫さんに筆者は同感です。五行歌―民衆の歌について」
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今回のオープンカレッジ開催を教えていただき、現在住んでいるところから、電動車いすで行けることから、「雨が降らなければお伺いします」と言っていました。開催日にお会いできるのを楽しみにしていました。
2月17日(土)は天気予報では晴れのはずでした。午後2時開催なので、1時半に車いすで出かけました。家を出たときは曇りですが、雨は降っていませんでした。ところが、しばらく走っていたら、急に雨が降ってきました。雨が降ると分かっていれば上下雨具で行けば、車いすでも可能です。(しかし、傘は右マヒがあり、左手で電動車いすを操作しながらはもって行けません。)慌てて引き返しましたが、自宅には開催時間の2時近くになってしまいました。その頃はかなり本格的に降っているので、残念ながら参加を断念しました。はじめから雨具を着ていればよかったのですが。
あとで18日の朝刊の気象状況を見ましたら、東京はにわか雨、北関東、東北はにわか雪でした。残念なことに、講座の終了時間ごろには天気は良くなってしまいました。
高原さん、せっかくご案内いただいたのに申し訳ありませんでした。車いすで大丈夫ですかという問い合わせに、「五体不満足」の乙武洋匡氏も戸山高卒だからバリアフリーで大丈夫と言っていただきましたのに。
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「こういちの人間学ブログ」 2016年1月
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「戦争伝える『最若手』が手記。戸山高1年後輩が自費出版 本が届きました」
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昭和37年卒の、戸山高校の卒業生の後輩は、非常によく結束して、今の世の中の進んでいる方向に、「これでいいのだろうか」と主張しています。筆者も昭和36年卒の同期会に病気をする前には参加していました。しかし37年期生のような動きは感じられませんでした。37年期生の行動には、高原さんや狐崎さんらの熱心な働きかけがあってのことでしょう。
安倍首相は高い支持率?のもと、何とか平和憲法を今年中に変えようと画策しています。特に戦争の恐ろしさを知らない若い世代に、「どうでもいいや」という」無関心の空気漂っているように感じます。戦争の恐ろしさを感じている我々の世代が、昭和37年期生のように、人々に積極的に訴えれば、憲法改悪は阻止できると思います。私もささやかながら今年中の憲法改悪発議を阻止するように何とか頑張りたいと思います。
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2018年2月20日 追記
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本日、メール通信の記録を見てみましたら、2月17日のカレッジ当日に、欠席とすぐ状況をお話しするメールを高原さんにお送りしたのですが、そのメールが届いていないことが判明しました。お詫びのメールを書く前にブログを書くようなことになってしまいました。
大変失礼なことをしました。心よりお詫び申し上げます。
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本日、高原さんから,会でお話しされた内容と写真を送っていただきました。
大変盛況だったようで、参加できず、大変残念でした。
高原さんが講演でお話しされた内容を、多くの方に読んでいただきたいと思いました。
本に書かれた内容に、大幅に付加されています。18ページの内容です。
是非お読みください。
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「焼け跡と憲法に育てられた人生」 高原伸夫
戸山S37同期生の文集」
『私たちの「戦争「」体験』によせて
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コメント
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イチロウ様
自民党支持層とか、保守層とかでも、以前はもっとましだったような気がします。せめて戦争はこりごりで、二度と起こさないとか、ということで。
今の自民党とそれに追随する政党の人たちは、本当に劣化しているように感じます。ほとんど、議員が日本会議や神道政治連盟に参加しているので分かります。
今年中に憲法改悪の発議をさせてしまうほど、日本は変わってしまうのか…恐ろしい時代です。
長期政権で安倍の力が圧倒的に強くなり、また、小選挙制の弊害が出ているように思います。
投稿: こういち | 2018年2月19日 (月) 13時56分
こういち 様
「戸山オープンカレッジ」へのご参加が叶わなかったこと、残念でした。
でも、雨天を押して参加されてお風邪を召されては却って大変ですので、参加されなかったのが良かった、のではないでしょうか。
戦時を実体験された方々でなくても、アベ氏ご一統の現憲法改悪の企みには、反対の立場である方々は、例え自民党支持であっても相当の方々がおられるのが実相である、と思っています。
憲法第九条改悪は、象徴的なものですが、実相は、更に深刻で、彼等の企みは、立憲民主主義そのものの打倒、と思われます。
彼等の信条は、反民主主義そのものであり、現憲法の民主主義にこそ憎悪を抱いているのが真実であるからです。 憲法第九条等は、いわば、現在の国際紛争の現実から見て一般受けすることから言い募っているのみ、と思われます。
従って、憲法改悪の第一目標は、国民主権の制限、と人権条項の制限、其処から象徴天皇制の変質、即ち、大日本帝国憲法の第一条、「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」、同三条、「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」、そして第四条、「天皇ハ国ノ元首ニシテ統治権ヲ総攬シ此ノ憲法ノ条規ニ依リ之ヲ行フ」、この三か条を復権させることが真の狙いなのでしょう。
もっとも、改悪の切欠から、これ等を持ち出すことは無いでしょうが、政治の変質は絶対にある、と思っています。 彼等は、現憲法を守ることをしないから、です。 現に今でも現憲法は変質させられています。
麻生氏がかつて云われたとおりに、ナチスは、当時のワイマール憲法を改悪等していません。 ただ、そのまま無視したのみです。
投稿: イチロウ | 2018年2月19日 (月) 10時21分