新大久保に女高生増加,人通り戻る。ホットクなど屋台の店の一覧。付、韓流ブームの興亡、貧富の差拡大
韓流ブームの興亡・略史
・
1、韓国の店が増えはじまる。韓国スーパー、「韓国広場」の創業25周年のチラシが入りました。(2018年)ここがオープンしたのは1993年ごろでぼちぼちと韓国のお店が増え始めてきました。韓国広場のお店は当社(株サタケ)で施工しました。
1997年にはアジア通貨危機で韓国も打撃を受けました。
・
2、多国籍の街へ。2000年ころになると、大久保も多国籍の町ということで韓国の店ばかりではなく、多国籍の街というのを呼びものにしはじめました。筆者は大久保全部を回り、エスニック地図を作成しました。
・
3、第1次韓流ブーム 2003年から2005年ころ
2003年、NHKBS放送で「冬のソナタ」が放送され、ぺ・ヨンジュンと、チェ・ジュウにより、大ヒットしました。次いで2005年からは「宮廷女官 チャングムの誓い」が放送されました。このころは、大久保の街は中年女性に最も人気がありました。
また、k、ポップとかが徐々に若い世代にも広がり始めました。職安通り中心。
・
4,第2次韓流ブーム、2005年~2010年ころ
東方神起、KARA,、少女時代などが爆発的人気となり、NHK紅白に出ました。大久保の街に韓国の店が急に増えてきました。イケメン通りに、60店もの韓国の店にができました。サムギョプサルが人気。イケメン通り中心。イケメン通りのテナント料がものすごく上がる。からの化粧品(コスメ)など韓国からの)など輸入品が割安。売り上げ伸びる。
・
5、日韓関係悪化、韓流ブーム衰退、
2012年 大統領竹島上陸、天皇に謝罪要求、慰安婦像設置、ヘイトスピーチなどで、韓国の店の撤退が目立つ。人通りも少なくなる。円安で韓国の化粧品が割高となり売れなくなった。
韓国の店が大幅に減少。テナント料低下により、ベトナム、ネパールの店などが増える
・
参 考:「こういちの人間学ブログ」
2014,6
「コリアタウン存亡の危機、新宿新聞の記事から」
2014,10,8
「韓流百貨店 K-PLUS閉店 最大の要因は貧富の差拡大と円安」
・
6、第3次韓流ブーム 2017年ころから
人通り増える。10代の女性が多くなる。若い男性も増えてきました。韓国の化粧品の売り上げ回復。屋台の店が増加、客単価は減少。ダッカルビが人気。大久保通り中心。
2018年 3月は春休みで親子連れで小、中学生と思われる子供さんも一緒に来ているのも見られます。
・
◎2018年2月20日 NHK BSプレミアム 「アナザーストーリーズ」「冬のソナタが起こした奇跡」韓流ブームの発火点」 「冬のソナタ「」全20話
金大中大統領 映像産業を伸ばそうとし、韓国文化振興財団つくる。
1998年、日韓文化交流始める
「冬のソナタ」では,1,温かさ、2、美しさ、3、純粋さ、を求めて
ユン・ソクホ監督 10年も初恋の人を忘れない
・
庶民の所得低下が第3の韓流ブームの元
・
現在の日本において、長引くアベノミクスにより、庶民の所得は上がらず、所得格差は恐るべきほどに広がっている。庶民は安い値段で楽しめる、新大久保が人気となっているのです。新大久保では安い値段の韓国化粧品を買い、安い価格のスターグッズ商品を買い、安い食べ物でも買うことができるのです。(筆者のビルのテナントの、スターグッズ店、オルチャンはとても繁盛しています。)一方、アベノミクスで泡銭のような利益を得ているものも多く、所得格差は増大しています。今や地域格差、健康格差まで生じている。
日経新聞の折り込みや広告では何千万円もするベントレー、時計などの広告が入り、超高級マンションのチラシが入る。
今やもはや「格差」ではなく、「階級」なのであると言われる。
「新・日本の階級社会」橋本健二 講談社現代新書、2018年1月20日、900円税別
(この本については改めて紹介します)
大久保の街の変化については「こういちの人間学ブログ」カテゴリー、「大久保の街」「をご覧ください。
・
新大久保駅の改造が進みました。入口が8か所ぐらいに増えました。
・
新大久保における屋台のお店が繁盛 若者増加
・
客層の若年化により、客単価が落ち、屋台のお店が急増してきました。道路で立って食べるので、狭い歩道を通り抜けるのが大変です。注文してから出来上がるのを待つ人、出来上がったものを食べる人でごった返します。車いすでは通り抜けるのが大変です。
3月4日(日)9時半ごろの店が開く前に行き写真を撮って来ました。11時ころには写真を撮るのが終了しましたが、もう混み始めました。11時オープンが多いのです。
屋台では、200円のホットクから、500円くらいまでです。
・
大久保通り南側 (百人町1丁目、大久保1丁目)
・
「ジョンノ ホットク」
新大久保駅直ぐ近くです
・
「ホットク」とは、中国の餅に由来する。中にアンやはちみつなどを入れたものなど、いろいろな種類がある。日本のおやきに近いもの。下記に種類と値段が出ています。
・
「市場 ダッカルビ」本店
チーズを使った、チーズ・ダッカルビを始めた店。開店前から行列です。
・
「DEM Kebab]
ケバブ店は一時より減りました。
・
「ソウル市場内ホットク」
・
大久保通り北側)(百人町2丁目、大久保2丁目)
・
「モゴモゴ」
タピオカやホットク
・
プラザ2周辺。このあたりに屋台の店が集中。
33のお店のオープンしているとき
「33」
トッポギや韓国海苔巻きなど
・
「ありらんホットドッグ」日本1号店とか。プラザ2内。
ここはいつも大変混んでいます。韓国風ホットドッグ。通り抜けるのが大変です。
・
「ポポ ホットク 屋台」
・
ホットクの種類と値段です。
・
イケメン通り(大久保1丁目)
・
鶏肉研究所
ドンキ・ホーテ 屋台おでん
ドン・キホーテ、たこ焼き
・
春川ダッカルビ
・
新大久保駅周辺(百人町2丁目)
・
NASCO KEBAB
。文化どうり。隣にも焼き鳥が 。このあたりイスラム通りとも。
・
上海生煎包
大久保通りに面す。
ここで昼ご飯のおかずを買いました。中で食べることもできます。
・
大久保駅近くにケバブ店。ベトナムのサンドイッチ店、バインミーがあります。
« 2017年度第8回、2018年3月138回人間学研究所・実用的人間学研合同例会、倉田氏の話、懇親会にも参加 | トップページ | 近況1、ヨーロッパ強烈寒波、へ、2、3月13日慶応病院へ、3、年誌15号に書いたこと~ »
「大久保の街紹介」カテゴリの記事
- 2023年9月26日。秋分の日近くの日の出を見る。朝焼けがきれいでした。9月29日 中秋の名月も。(2023.09.26)
- 新宿百人町の自宅の近くにある桜美林大学の学園祭を見てきました。初めての学園祭かな?(2023.06.18)
- 新宿百人町の桜美林大学の前の6種類の八重桜を見る。3月28日まだで、4月8日にはもう満開を過ぎていました。(2023.03.29)
- 2022年10月10日 3年ぶりのパレード、「百人町祭り」が開かれました。(2022.11.12)
コメント
« 2017年度第8回、2018年3月138回人間学研究所・実用的人間学研合同例会、倉田氏の話、懇親会にも参加 | トップページ | 近況1、ヨーロッパ強烈寒波、へ、2、3月13日慶応病院へ、3、年誌15号に書いたこと~ »
イチロウ様
コメントありがとうございます。
格差の増大は本当にいろいろなところに出ていますね。
民泊の問題は新大久保でもこれから深刻になるかもしれません。今までは外国人が多くても、それなりの秩序があったのですが、民泊者が急増するのは確実で、いろいろと問題が出てくると思います。
大阪でお会いになった女性たちのひとたちはどこの国の人でしょうか。新宿特に新大久保では多国籍の人は見慣れた風景ですが、今後日本中に広がるのでしょうね。
昔は、若者が革新的で、老人が保守的と言われましたが、今では戦争(戦後の混乱期を含め)の恐ろしさを知る世代がアベノミクスなどに反対で、若者が政治に無関心です。憲法を変えられたら、どれだけひどいことになるかを知らない若者が多くなっているのは恐ろしいことです。それだけ、学校教育、マスコミなどの影響が強いのでしょう。温暖化論の影響もそうですし。
投稿: こういち | 2018年3月 5日 (月) 08時58分
こういち 様
各種格差に関わっては、東京は、未だ良い方だと思われます。 地方では、これから高齢化社会が本格的になるとともに、地方自治体として存続が不可能になる処が相当数出て来るのが確実です。
現在でも問題になって来ているのが空き家の増大です。 人の住んでいない住宅が増大しつつあり、それに伴い各種の問題が表面化しつつあります。
最近、大阪市内で発生した猟奇的犯罪も、民泊が犯罪者に利用された訳ですが、我が家の周辺でも増大しています相続税対策としての賃貸住宅の乱立とともに、必然的に空き室の増加があり、空き家の有効活用としての民泊にも危険があるようです。
実際、最近、我が家の近所で何処の国の方々か分かりませんが、「温泉」の所在地を尋ねられたことがあります。 明らかに、日本人では無い女性数人が、見たことの無い服装で歩いておられたのでした。 中国、韓国等の方ならば、あまり日本人とは相違しない服装ですので、奇異な感も無いのですが、何処の国の方々なのかが一見して分からない方々なのでした。 田舎にも民泊の施設があるのか、と奇異に思ったことでした。
アベの何とかのミクスの依って来る処とその効果は、アベ・アソウ等を特筆するべき高所得階層の飛躍的優遇と重厚長大の大企業の救済に国費を投入し、米国追随の非国民的軍事政策を永続させ、己の欲望のために憲法改悪で大日本帝国を蘇らせたいとの願望を追求する時代遅れの頭にあるのですが、その追求は、昭和20年の敗戦の後に生じた悪性インフレになるのが道理です。
国民は、その真理が分らない日銀や政府を何時まで、中枢に据えておくのでしょうか。
あのトランプ氏が大統領の米国でさえ、FRBが「金融緩和」と言う名の財政ファイナンスを終了させるべく努めている、と謂うのに。
投稿: イチロウ | 2018年3月 5日 (月) 08時20分