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2018年4月 6日 (金)

政府の隠ぺい体質に呆れる。報道の偏り、NHKの政府より体質、追記,安倍政治の末期症状

このところ、安倍自民党政府の隠ぺい、改ざん、体質は目に余ります。
ざっと列挙してみると。
1、財務省による森友学園問題に関する決裁文書の改ざん問題。
 17年2月、「交渉記録は破棄した」財務省理財局長-18年1月、内部文書を開示
 18年3月、財務省は「文書を直ちに確認できないと言っていたー18年3月、14件の決裁文書に改ざんがあったことを公表
 国会で佐川前国税庁長官を招致するも、安倍首相夫妻などの関与ばかりは、きっぱり否定して、後は拒否答弁の連発。政府はこれで安倍首相らの潔白は証明されたと後は知らんぷり。政府系報道機関ももう報道しなくなっています。
2、加計学園問題と文部科学省
 17年5月、「総理の意向」だと伝えた文書を菅官房長官が「怪文書みたいなもの」と発言。
-17年6月、文科省が調査し、文書の存在を確認
3、前川喜平前文科省次官の講演に文科省が圧力
 前川氏の小学校での講演に赤池氏ら自民党議員2人の問い合わせ。露骨な圧力かける
文科省は録音の提出を要求
 
、裁量労働制不適切データ問題と厚労省の隠ぺい
 18年2月、加藤厚労相が、「交渉記録は廃棄した」-18年2月、厚労省の地下倉庫で発見
 これにより裁量労働制の導入は断念せざるを得なかった。
、南スーダンPKO日報問題と防衛省
 16年12月、大規模衝突があった時、稲田防衛相は「日報は廃棄」と説明ー17年2月、保管を認め一部開示、稲田防衛省の辞任
、イラク派兵日報問題と防衛省
・       
 17年2月20日 当時の稲田防衛相は不存在と説明-18年4月、小野寺防衛相は2017年3月に見つかっていたと発表
4月7日追記
 毎日新聞の毎日1面トップは、「空自にも日報、政府危機感」という記事です。
4月11日、NHKで衆院、質問 加計問題で国会もめる
4月12日新聞テレビ欄 加計・森友関連
 NHK 0、日本テレビ 0、テレビ朝日3、TBS,5 ,テレビ東京0,フジ1 
報道機関の差
3月11日「こういちの人間学ブログ」
「森友文書公開。佐川長官が辞任。安倍もついに追いつめられるか。報道機関の比較」
この記事の続きです。
イラク日報隠ぺい問題に関して、4月5日の毎日新聞は1面トップに
日経新聞は、2面に小さく載せるだけでした。
NHKや、読売、日経、産経新聞などは、もう安倍首相への追及は終わったものという報道態度です。
4月6日(金)の毎日新聞1面トップは、「イラク日報 問題と思わず」「防衛相の探索指示に、未報告の陸自研究本部「」というものでした。日経新聞は1面に記事はなく、2面と4面にすこしでていました。
 毎日新聞では2面に「追及強める野党「」。3面に」「危うい文民統制、緩い指示、緩い調査」、とあります。
 4月6日のテレビ欄を見ると、NHKでは森友問題や自衛隊問題などの報道は一切なしでした。日本テレビ(読売系)は1つ、テレビ東京(日経新聞系)とフジテレビ(産経新聞系)は0でした。もうすべて終わったという感じです。
 世の中には政治に無関心という人は多いでしょうが、少なくとも各テレビ局の佐川前長官の話を見そして聞いた人は、「これはひどい」と、これで安倍首相や関係者が無罪放免という人はほとんどいないでしょう。
官邸主導,忖度を生む内閣人事局と荻生田氏
このような政府機関による、自民党政府の擁護と隠ぺい体質はどうして生じてきたのか。
2014年5月30日成立したものとして、内閣官房、(長官は菅 義偉長官)の中に、内閣人事局が作られる
各政府機関の上級官僚が政府の直接支配を受ける―そこに、総理に対する忖度が生じる。
2期目の内閣人事局長は、2015年内閣官房副長官になった、荻生田光一氏(2015年10月~2017年8月)である.。この地位は官僚たちに 最もにらみを利かせやすい位置である。
荻生田光一氏は安倍首相と加計学園の加計氏と一緒にゴルフ場で一緒に写っている写真が目に付く。荻生田氏は安倍首相の極めて腹心の部下で、右翼的な政治家である。日本会議国会議員部会において、事務局長をしている。2017年8月より自民党幹事長代行となっている。
これら、各役所の政府の問題を隠し隠ぺいしようとする体質は、内閣人事局を作り、上級幹部の任命はそこで行うようになってからである。
その他の動き
籠池夫妻の長期拘留が続いている。手のひらを反すような冷淡な安倍首相夫妻に反抗的な態度をとり、余計なことをしゃべらせないようにしている。
安倍首相はアメリカのトランプ大統領べったりの姿勢で、アメリカの日本が尊重されていると、自画自賛していましたが、今度の米朝直接会談で、日本は全くの蚊帳の外だということが露呈しました。ぺこぺこしているのに日本には関税をかけると言われるし。
河野外務大臣は、外相専用機を欲しいと言ってみたり、さもしい性質がよく表れています。
横田基地に後家製造機と言われるようなオスプレイを配属されたり、日本は馬鹿にされています。
◎状況の変化により追記します。
イチロウさんのコメントも是非お読みください。
毎日新聞 松尾貴史のちょっと違和感    追記
 に同じような記事が 4月8日(日)日曜クラブ
 北朝鮮をめぐる問題は、「6か国協議」だったように思うのだが、日本はいつの間にか蚊帳の外のような状態になってしまったようだ。
 「対話は必要がない!圧力あるのみ」とあおり続けていた日本の安倍晋三総理大臣は、対話の枠組みに入れてもらえなくなってしまった。
 声高に自慢なさっていた「経済」と、「外交」も全く成果が出ていない。
 経済の回復は見られず、、期待していた向きから見放されつつある。外国には金をばらまいていい顔をしてもらった以外に何か成果があったのだろうか。
 日米地位協定の改善もできないのに憲法を変えたがり、アメリカにこびへつらうのみ。
韓国中国北朝鮮とも悪化した。
。 国内を見れば、社会の質は劣化し、様々な分断を呼び起こし際立たせ、殺伐とした雰囲気をわざと作っているかと思う。
 まだ3割の人が支持している、どこを見れば評価できるのか、不思議で仕方ない。
 河野外務大臣が、朝鮮が次なる核実験の準備をしていると脅威をあおろうとしたら、アメリカの研究所から明確に否定される始末だ。
 関係諸国は、日本の政権の成り行きを注視しているのかもしれない。
 まさかとは思うが、メンツを保ち支持率を上げるためだけに、膨大な国家予算を渡して北朝鮮の金正恩委員長に会談してもらう、などということがないように祈る。
 

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政治と社会の現状」カテゴリの記事

コメント

こういち 様

本当にお説のとおりです。

イタリアは、自国民が蜂起してムッソリーニも自国民が殺害しました。

ドイツは、戦勝国が徹底的に戦争犯罪を裁きました。 犠牲は大きかったですが、首都が戦場になる程で、多くのナチスが亡くなりました。

処が、この国では、沖縄以外に本土が戦場にならず、第一線に出ずに隠れていた戦争犯罪者が殆ど死にもせずに生き残りました。 

そこへ東西対立が起きて、米国が戦争犯罪人を己の走狗として利用したもので、今に至るまでこの国に祟っている訳です。

言わば、戦前の亡霊に祟られている訳です。

亡霊は、墓から出て来られないようにしなければなりません。 

イチロウ様

コメントありがとうございます。

安部、麻生、河野のトリオは全くひどいですね。ほかの大臣とてろくでもないものばかりです。世襲の議員が自民党の中で圧倒的な力を得ているのですから・・・。
でも自民党の支持率が落ちないのは、政府寄りのマスコミの貢献によるものでしょう。大体政治に関心を持たない若者が多いのですね。

ドイツと違って、戦争を推進した連中が、朝鮮戦争を境に米国が復権させたのが災いの元です。
東条内閣の商工大臣の岸が首相となり、その孫が総理大臣になり大きな顔をしているのですから。
 ドイツで言えば、ゲッペルスやヒムラーの孫が大統領や首相になったようなものです。

安倍政権には、首相を始めとしてロクな閣僚がいないようで、最近では、外相がフェイク・ニュースを吹聴する始末です。

鳴り物入りで喧伝された安倍外交が、詰まる処、国費を世界にバラ撒いただけで、そもそも腕前が違いすぎて出来もしないゴルフ外交で親密さをアピールしたトランプ大統領にまで袖にされる始末で、焦ったのか、間抜けな外相がフェイク・ニュースを喧伝し、米国の大学の研究者に窘められる始末です。

そもそも、外交音痴で内外政治に疎いアベやアソウ、それにやたらと海外に出るのみの外相では、現下の混迷した国際情勢を正確に分析出来る訳が無いのです。

北朝鮮に関しては、昨年に米国が空母群を朝鮮半島に派遣した時が正しく危機であった訳でした。 本年の始めから風向きが変わっているのですから、単純に国際情勢を見ていては判断を誤ります。 

米大統領:北朝鮮との戦争を予想せず-武力衝突の懸念否定 Bloomberg 2018年1月11日 6:15 JST 更新日時 2018年1月11日 7:23 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-10/P2D2G46S972801

安倍政権の現状は、戦前の絶対主義的天皇制下での政治と同様です。 ただ、憲法体制が昔と相違していますので、全てが復古していないだけです。

昔は、国民は、戦況に関しても大本営発表で真実を知らされず、ましてや政治・経済を始めとしてあらゆる真実が国民には届くことが無かった訳でした。 彼等は、その体制の再来を期しているのですから、己が政権につけば、どうしても本音が出るのです。 現憲法に基づく立憲民主主義を憎悪している輩ですので、頭の中は、大日本帝国憲法で、しかも、その解釈も神憑りです。 

因みに、戦前の神憑り憲法解釈が公定のものになりこの国が神憑りになった経過については、醍醐聰先生のブログで少しコメントをしました。

(参考)
天皇夫妻の沖縄訪問をめぐる報道を考える 醍醐聰のブログ
http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-99bb.html

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