近況1、気温は雲次第・・2,1強独裁と依怙贔屓の弊害。3,アクセス累計ランキング
1、気温は雲次第ー異常な暑さから,台風が近寄り一転して涼しくなりました。
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昔、世界が小氷期に入り、天候が不順となり、気温が低下しました。当時のブリューゲルの描いた風景画を見ると空は雲で覆われ陰鬱な天気が描かれています。日本でも同じ時期に天気が悪くなり、東北では、山瀬が吹き荒れ、稲は実らず飢饉となりました。熱帯地方を除き温帯地方では、雲が多く、天候不順が続く時に気温が低下し作物が実りませんでした。火山の大噴火の後にも、ひどい気温の低下が起きました。これもひどい雲が大地を覆っている時間が長かったからです。
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要するに気温に決定的な大きな影響を与えるのが、日照時間であり、それを決定するのが雲=水蒸気でした。今度の台風の影響で数日雲に覆われるだけで気温は急減しました。
カンカン照りの天気が続けば猛暑復活です。
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炭酸ガス(CO2)もたしかに気温を上昇させますが現在の地球上にはそんなに大きな影響を与えないのです。また、寒冷期に比べ温暖期のほうが文明は栄えました。2度気温が上昇して、東京の気温が屋久島並みになり大変だとか言いますが、前にも書きましたが筆者などは、東京の気温が屋久島並みになったら大歓迎です。さらには沖縄並でも大丈夫です。東京や大阪などの大都市のコンクリートジャングルのヒートアイランド現象のほうがはるかに恐ろしいのです。
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2、「一強独裁」や「依怙贔屓」の弊害がいろいろ表れています。
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今同時に次々に問題が明らかになりテレビや新聞の記事になっています。
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1、日本ボクシング協会では、8月9日、1強独裁の山根 明会長が辞任しました。暴力団の元組長との交際や選手への公的助成金の不正流用を認めました。
「奈良判定」とは山根会長が出身連盟である奈良県の選手にいいように判定を下していました。いわゆる依怙贔屓である。山根会長は終身会長となり絶対的権力を握り逆らうことはできませんでした。
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2、日大のアメリカン・フットボールでは辞任した元監督やコーチが、相手の選手を怪我をさせるように指示しました。口裏を合わせれば「1生面倒を見る」。逆らえば「総力を挙げてつぶす」ということを言った。監督やコーチは辞任したが日大の理事長は辞任せず、そのままである。そうこうしているうちに今度は「チアリーダー部」でのパワハラ問題が発覚して、監督が辞任しました。日大のイメージは大きくダウンし、今後の入学希望者が大幅に減るのではないかと言われている。
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3、東京医大の入試で文部省の役人の子弟を合格させたとして、大学の理事長、学長が辞任し、役人も辞任した。よく調べると、女性の受験者を一律減点して合格者を減らしていることも分かった。
以前、東京医大は新宿にあり総合人間学会の事務局が置かれ、会合がよく開かれ、何回も訪問していたので驚きです。こちらも、依怙贔屓になります。
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4、自民党の「ゆるみ」「おごり」露呈相次ぐ失言・失態(新聞画面は下に)
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毎日新聞2018年8月10日の5面に、通常国会中での自民党の失言・失態が相次ぎ、自民党の「ゆるみ」と「おごり」が相次ぎました。自民党議員が次々に問題発言、行動を起こしても軽いけん責ぐらいで済ませるため、それぞれのタガが外れ、本音発言が出ているのである。
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1月25日の松本文明副内閣相の米軍ヘリ不時着で、「それで何人死んだんだ」とヤジで更迭、からはじまり、7月5日の西日本豪雨での「赤坂自民亭」、そして18日の杉田議員の,性的少数者(LGBTなど)「に「子どもを作らないつまり生産性がない」までの数多くの失言失態が続きました。
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5、安倍1強のおごり
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自民党総裁選が行われるが、安倍1強は揺るがないようだ。1強独裁の悪弊は、様々に言われるが、それに対抗して、総裁戦に名乗りを上げるのは石破茂ぐらいである。モリ・カケ問題や様々な問題をものともせず,もう勝ったようなものという状態である。安倍支持なら「論功行賞」、出馬なら「人事で干す」らしい。これも依怙贔屓である。このような状況を安易に許す日本の選挙民にはとても失望します。
4に出ているように自民党の「ゆるみ」「おごり」がいくら出ようが何のおとがめなしでは、安倍首相のやりたい放題の世の中になるであろう。
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◎権力を長く握り続ければ、周りの人間の「忖度」も生じようし、「おべっか」、「依怙贔屓」などいろいろな障害が生じます。今までもそうだったのですから、安倍3選となったらどれほどの悪影響が深まるか想像もつきません。わが世の春を歌い、やりたい放題をすることでしょう。
しかしこのようなことを続けていたら、いくら新聞を読まず、右翼的な思想に染まった人たちにも、悪政の火の粉が降りかかります。必ずや『おごれる平氏久しからず』になるに違いないと思いますが。
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アクセス組織ランキング・・2018年8月7日累計ランキング (人)
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一般組織 大学
1、日本電気 163 1、東京大学 61
2、日立 154 2、早稲田大学 54
3、NHK 97 3、京都大学 39
4、朝日新聞 85 4、慶応大学 32
5、東京放送 77 5、千葉大学 30
6、日本ヒューレットp 75 6、東北大学 29
7、NTT 66 7、大阪大学 27
8、エスビー食品 65 7、広島大学 27
9、日本通運 58 9、中央大学 26
10、パナソニック 42 10、関西大学 25
日本福祉大学 25
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このところ、エスビー食品のアクセスが急増しました。
毎日新聞2018年8月10日朝刊5面の記事 点検通常国会
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「ゆるみ」「おごり」露呈、相次ぐ失言・失態―若手、大物タガ外れ―相次ぎ9名
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記事の最後の文章ー
閣僚経験者は「問題群」の累積を懸念する。「今は野党が弱く、経済が好調なので収まっているが、何をきっかけに国民の不満が一気に噴出するかわからない」
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コメント
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イチロウ様
コメントありがとうございました。
日本のお上に弱い体質は抜けないどころかだんだんに戦前の軍国主義の日本に戻そうという勢力が強くなり困ったものです。
またスマホを使えないと世の中だんだんに不便になります。なんでもスマホで、という時代です。私は右手がきかないのでスマホの操作ができません。
株はやれば目先の利益で買わないであろうから損はしないと思いますが,1度も買ったことがありません。
土地はしっかり経済の先行きを見定めてうまく飼われたのですね。お父さんは天才的な相場師の雰囲気があるようですし。
わたしもバブルの時は土地は買わず3分の一に落ちたときに駐車場用に買いました。今またバブルになりつつあります。今高くで買ったらオリンピック後に暴落しそうです。また欲を出すとうまい話に騙されるようです。
イチロウさんは猫ちゃんはいいネコちゃんに巡り合いますね。
投稿: こういち | 2018年8月11日 (土) 11時36分
こういち 様
この国は、何でもかでも大勢順応ですし、国民は、権力には極めて弱い、農耕の民ですので、気候変動では、国連のIPCCに盲従して温暖化の合唱ですし、政治では、アベ独裁に無抵抗です。
従って、社会の上から下まで、権威主義的支配が横行していますが、敗戦後に新憲法が制定されてから、多少は、民主主義の気配も嗅げるようになりましたので、村型社会にも波乱が出て来たようです。
「赤信号 みんなで渡れば 恐くない」と言われる国民性では、何事も他人に先んじては得ることが出来ません。 そこで、相場の格言のようなものが云々されます。 例えば、亡父が良く言っていましたのが、「人の行く 裏に道あり 花の山」と言う相場格言です。
実は、亡父の職が証券会社勤務で相場師でしたので、格言どおりの人生でした。 私は、全く相違した職業でしたが、実の処、その経済等を見る眼は、亡父譲りなのでした。
亡父は直観に頼る傾向がありましたが、私は、それよりも研究会等での学問的考究を経ないと納得が出来ませんでした。
それで、不動産バブルの実際は、住宅問題研究会での研究者に依る報告等で、「バブル」を確信したのでした。 (同時に日経平均三万六千円がバブルであることも。) おかげで、マイホームの高掴みをしなくて済みました。 友人の何人もが退職金を貰っても、尚、ローン返済が出来なかったにも拘わらず。
裏を行く者にも陽が射すこともある、と言うことでしょうか。
尤も、猫については、表を歩いていても出会うことが多いのです。 我が家の二女猫の「うり」ですが、五年前に出勤のためにJRの駅に急いでいました時に、可哀想に仔猫で猫風邪のために両目が目脂で塞がり何も見えなかったのか、私の脚にすがりつき、そのまま我が家の二女猫になりました。
投稿: イチロウ | 2018年8月10日 (金) 20時59分