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2018年9月10日 (月)

NHKスペシャル 「人類誕生 未来編」1(なぜホモ・サピエンスが生き残ったのか)2020年 追記版

2018年9月8日(土)NHK BS1で10時から50分間放送がありました。翌日、9日にはその続き2,3がありましたが見損ないました。

2020年1月6日に再放送されました。追記しました。

 

「こういちの人間学ブログ」では

2018年5月14日

「NHKスペシャル『人類誕生2』 「ネアンデルタール人謎の絶滅人類」「現生人類、生存は集団の力」

 

http//koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2018/05/nhk-66bf.html

すみません、つながりません。

2018年7月20日

「NHKスペシャル『人類誕生3』「日本人のルーツ解明」「ホモサピエンス日本へ」

 

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2018/07/nhk3-a78f.html

これはつながります。

 

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人類の未来で、ロボット(AI)の少女、エヴァが人間について、謎の老人ドクに質問をする。ホモ・サピエンスは逆転に次ぐ逆転で、、、現在生き残っている人類は、ホモ・サピエンスのみである。それはどういうわけか。

AIの少女 エヴァ

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1、700万年前、チンパンジーと人類が分化した。

チンパンジーの親子 雄のチンパンジーの犬歯は大きい 争いが多い

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エチオピアのミドルカッシュで人骨を発掘した。それは

440万年前

、アルディピテクス・ラミダス(ラミダス猿人

 

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骨盤の形は人類に近い―二足歩行をしていた 背は低い

 

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アフリカの土地が隆起して、一部が乾燥化した。森林の減少。

 

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ラミダス猿人は樹木と草原の両方で生活。足はまだ木をつかむのに適した形だった。

 

乾燥が進むと草原においては二足歩行のほうが有利。木の実を抱えて歩ける。

 

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ラミダス猿人は家族を持つ 重要な変化

 

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ラミダス猿人はチンパンジーに比べ犬歯が小さい。メスをめぐっての争いがないということ。

 

370万年前

3、オーストラロピテクス・アファレンシス

 

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タンザニア のエラトリ遺跡

370万年前の10人以上の団体で歩いた足跡の化石が残る

 

◎ 猛獣に襲われないために仲間と行動した。-仲間を持つヒト

 

240万年前

、ホモ・ハビリス(華奢型人類)とパラントロプス・ボイセイ(頑丈型人類)が共存していた。

 

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ホモ・ハビリス 死肉をハイエナなどと争う。適応力の強さ。

 

パラントロプスは固い植物ー食べ物ーを噛める強力なあごをもつ。パラントロプスのほうが絶滅した。

 

ホモ属(ヒト属)へホモ・エレクトスとなって世界中へ幅広く分布

 

ジャワ原人や北京原人など。

 

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石器によって残された傷跡

 

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石器など、道具を持つ ホモ・ハビリス

 

180万年前

5、ホモ・エレクトゥス(原人)

 

身長が身長180センチにもなるものがあった。  ドマニシ遺跡(ジョージア)ドマニシ原人

 

長距離を走ることができた。大殿筋の発達。体毛が薄くなるー汗をかいて体温を下げる働きが生まれた。狩りに有力な力を得た。

 

世界中に分布。アジアでは、ジャワ原人や北京原人など。

 

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様々な 心の進化が起きてきた。

 

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歯がなくなった化石 老人でも生きていけるように助け合った。

 

食料の変化ー肉食の増加 消化が良くなり負担減少―脳の増大へ心を持つようになる

 

◎タンパク質の増大が脳を大きくする

 

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40~50万年前ごろ

6、ハイデルベルグ人

(ホモ・ハイデルベルゲンシス)が生まれる。)アフリカや、ヨーロッパ、アジアに広がった。20万年前ごろに絶滅した。

 

その後、ヨーロッパで寒冷地に適応していった人類―ネアンデルタール人、と、20数万年前にアフリカで生まれた、ホモ・サピエンスに分離していった。

 

◎ハイデルベルグ人は50から70万年前ころに生存。20万年前に絶滅。脳容積が大きい。ホモ・エレクトスの1種だとみる見方もある。

 

7、ネアンデルタール人と現生人

寒冷化が進む中で、ヨーロッパのネアンデルタール人とアフリカのホモサピエンスに分かれた。ネアンデルタール人は40万年前から2万数千年ごろに生存。ネアンデルタール人もホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシスとされる。

 

ホモ・サピエンスはネアンデルタール人に比べスマートな形をしていた。

 

◎アジアではデニソワ人、赤鹿人、フローレス人ー(原人)などたくさんの人類が存在した。

 

19万年前から氷期が始まった。

 

ヨーロッパではネアンデルタール人がうまく氷期に適応できた。マンモスやトナカイなどの狩り。寒さに適応したずんぐりとした強力な体,弱い日光に対し、赤い髪、白い肌など。

 

東南アジアでは氷期の厳しさは余り無かった。ヨーロッパに比べ温暖であった。-原人が後まで生存した。

 

アフリカでは乾燥化が強く、ホモ・サピエンスは1万人以下の絶滅寸前となった。これは現代のホモ・サピエンスの遺伝子がほとんどないことからわかる。これを「ボトルネック現象」と呼ぶ。

 

南アフリカの最南端の海岸の遺跡(ピナクルポイント遺跡)にムール貝の貝殻などがたくさん出てくる。貝を食べるなど食べ物に対する柔軟性などが存続へとつながった。

 

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◎氷期は人間に大きな打撃を与えた。現在は温暖な間氷期の期間である。氷期になったら現代文明に壊滅的な打撃を与える。今騒がれている温暖化など問題にならない。

 

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アフリカの最南端。ピナクル・ポイント。

 

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ムール貝を食用にした。貝殻が遺跡に残る。食物の多様性

 

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ネアンデルタール人は言葉を喋ることができたとされている。知能もそれほど劣らなかった。

 

◎ネアンデルタール人は10人程度の小人数で行動し、新しい文化が生まれ、広がるのが遅かった。また女性も狩りに参加し、狩りで傷ついたり死んだりもした。2万1000年前ころには、最も厳しい氷河期(最終氷期)となり、ネアンデルタール人は絶滅した。

 

それに対し、ホモ・サピエンスは大きな集団で行動し、何かを生み出していった。文化の伝播。そして地球全体に広がっていった。ネアンデルタール人は絶滅し、ホモ・サピエンスは栄えた。そして、1万年前頃から地球は温暖化していった。そして文明の誕生へ。

 

◎未来編の3つの巻の最後に、アンドロイドーAIと、人間との話がある。

 

地球上の人類は絶滅し、いわば人類が生きた証としてのアンドロイド・エヴァを残した―という話で終わっていました。

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