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2018年9月21日 (金)

異常気象は温暖化のせい?実は自然現象、住 明正氏 日経新聞-この頃の異常気象

日経新聞の2018年9月8日朝刊の記事「今を読み解く」に東京大学特任教授の住 明正氏が寄稿しています。
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住 明正氏は2017年9月生まれ、東大卒から気象庁に入り、その後東大教授となり、その後、国立環境研究所の理事長などとなり、2017年そこを退任してから再び東大特任教授となりました。日本を代表する著名な気象学者です。
著書は、1999年に「地球温暖化の真実」、2007年に「さらに進む地球温暖化」ともにウエッジ選書、などがあります。
「地球温暖化の真実」、の前書きには「世の中は、地球温暖化の不安をあおるような話ばかりです。~今のまま化石燃料をつかい続けていけば、地球は温暖化するが、破局はしない」といい、「破局するとすれば多量生産、多量消費、になれた現代社会の生活様式なのです」と書かれています多くの温暖化論者が様々に温暖化の危機を煽り立てるのとは一線をかくしています。
 
日経新聞は、地球温暖化論者がヒステリックに地球の危機を声高に叫ぶ論調から次第に離れつつあります。それは経済界の一部に、温暖化論に反対する動きが強くなっているのに対応します。またアメリカの共和党とトランプ大統領が温暖化論を否定するのに対応します。
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「今を読み解く」で、住 明正氏は冒頭にこう述べています。
西日本の集中豪雨、そして台風12号の異様とも思える動きなど、最近の日本を取り巻く天気の状況は、これまでとは何か違うレジーム(状態)に入ったのではないかと思われる。
梅雨末期に西日本を中心に豪雨が襲うのは、実はさほど珍しいことではない。温度が上昇し、水蒸気が増えるからである。今回のケースも1972年7月の豪雨を思い起こせるが、一つ相違がある。今年はすでに7月上旬で梅雨末期の状況が現れ、その後の猛暑が1か月以上も継続している点だ。
◎8月の異常な暑さと、9月のこれまた異常な雨と寒さはこの記事が出た9月8日以後も際立っている。9月は異常な長さで雨と曇りの日が続き、低温が続いている。20日の東京の最高気温は23℃、最低気温16℃で、21日は最低気温15度台で9月の最低気温としては5年ぶりのことだそうである。ともかく気温の変化のもとは水蒸気=雲です。毎日晴れ間が続く8月は異常に暑く、曇りや雨が続く9月は異例の寒さです。(ブログ筆者)
こうした最近の気候変動に関する知見は鬼頭昭雄著『異常気象と地球温暖化』(岩波新書・2015年)にまとめられているので、参考にするとよい。
では、今年の異常気象は地球温暖化のせいなのだろうか。筆者も同じような質問をよく受ける。残念ながら、この問いにはっきりした答えを出すことは難しい。統計的にみて、地球は今、温暖化傾向にある。だが、日々起こる異常気象の原因を温暖化「のみ」に求めることはできない。なぜなら、個々の気象現象は偏西風の蛇行など,様々な要因が複雑に絡んで起こるものだからである。
●実は「自然現象」
木本昌秀著『「異常気象」の考え方』(朝倉書店・17年)をひもといてみよう。と同書によると日々移り変わる「天気」や「気象」は確率分布の一つの実現値、つまりはたくさんある標本の1つにすぎない。我々が異常気象と呼んでいるものは「正常」からの逸脱ではなく,単にめずらしい=低頻度な」現象なのだ。気象学の立場で言えば、異常気象のほとんどは「発生や持続の要因について気象学の範疇で語ることのできる『自然現象』であり、異常でも何でもない」それゆえ、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)などでは「極端現象」という言葉が使われている。
気象学で確率統計の考え方が有効なのは、何回も試行が可能で、その結果を統計的に処理できる点だろう。地球温暖化に伴う気候変化も、確率密度分布が変化していくことととらえられる。だが、現実は確率統計だけで割り切れるものではない。「余生も限られているときに、いかに行動すべきか?」という問題が出てくる。個々の人間はそれぞれ欲があり、非合理的であり、有限の存在だからである。
このような時には、マッケンジー・ファンク著『地球を「売り物」にする人たち』(柴田浩之訳、ダイヤモンド社・16年)の一読を勧める。地球温暖化をビジネスチャンスとして、迷いもせず行動する人々の姿をルポしている。融解する氷の奥に眠る鉱物資源の争奪戦など、あくなき人間のすごさ。逆にこのような資質こそが人類の幾多の困難を救ってきたのかもしれない。
●対応は総合的に
温暖化への対応にはジオエンジニアリングもあるが、賛否両論がある。現状を冷静に紹介するものとして、水谷広著『気候を人工的に操作する』(化学同人・16年)を挙げたい。「宇宙に日除けを打ち上げる」、「海水の上下を入れ替える」「といった壮大な手法の特質を開設しているが、注目すべきなのは、人間が地球温暖化などの問題を引き起こしたとの認識から、社会全体のガバナンスの重要性を述べている点だ。温暖化問題は、産業革命以降の人間社会のあり方を根源的に問い直している。
日本では温暖化の現実を見据えた対応として気候変動適応法が施行されるところだ。人間社会は常に変化する状況に適応してきた。現在でも、高齢化、国土強靭化、財政破綻など様々な課題があり、施策が求められている。その中に、地球温暖化という環境変化も位置付けるべきなのである。
こうした課題は個別ではなく総合的に対応すべきものだ。国連が提唱したSDGs(持続可能な開発目標)が旗印となる。具体的には、地域開発、都市再開発が重要となるだろう。いずれにせよ、「前に向かっている」という感覚が人を勇気づける。必要なのは未来に対する新しい挑戦を継続する覚悟なのだろう。
◎今の日本では「地球温暖化論―人為的二酸化炭素地球温暖化論」がまだ圧倒的に優勢です。しかし世界的にはアメリカのトランプ大統領の共和党や各国で批判勢力が優勢になりつつあります。
ところが、日本では圧倒的に温暖化論が優勢で、各政党が温暖化論支持です。新聞各紙もそうですが、日経新聞が温暖化論から脱却しつつあります。住氏の論説もその流れの中にあります。
日経新聞で「地球が危ない」というシリーズで、はじめ動植物の絶滅がもっぱら地球温暖化のせいだと書いていました。しかし途中から、ほとんど温暖化のせいでなく人為的な原因であると変わって書くようになりました。この辺りは,『こういちの人間学ブログ』にも書いてきました。
日本では温暖化阻止と称して年間3兆円ものお金を注ぎ込んでいますが、一向にCO2が落ちてきたという話は聞きません。かたや、税金をあげ、一方では福祉の予算などを削っています。「温暖化論」「の無意味さを気付いていく人が少しでも多くなればいいのですが。
前のブログを見ていましたら、2017年(昨年)は8月も9月も気温が低かったと書いていました。

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地球温暖化論批判」カテゴリの記事

コメント

こういち 様

気象に限らず、この国では、何から何でも、一度決まると死ぬまで変えることをしません。

例えば、戦国時代に火縄銃が伝わると、何百年間も火縄を使うしか能がありません。 火打石を使って火を起こしていたのですから、火縄の代わりに使えば良いではないのか、と西洋のように普通は考えるでしょうが、絶対にそのようなことは考えません。 単純馬鹿なのです。

加えて、権威には物凄く弱いのです。 例えば、国連ブランドです。 そこへ米国となるともう絶対です。

国連のIPCC、米国のゴア、ノーベル平和賞、となれば、絶対のブランドです。 単純馬鹿なのです。

兎に角、何から何でも単純です。 日露戦争からの日本軍の戦法と同じです。 敵前を迂回して銃剣突撃、と何度失敗しても反復するのです。 ガダルカナルの戦闘でも同様です。 米軍は、日本軍が迂回して此方に来る、と予測して防備を何段もにして待ち構えて殲滅したのです。 インパールはもっと悲惨で、英軍の戦略的退却に引き込まれてインパールで殲滅されました。 全て「失敗の本質―日本軍の組織論的研究」に明らかです。

これが、軍隊のみでは無いのがこの国の真実です。 加えて、戦後もそのままなのです。 「失敗の本質」が出版後数十年経過して今も読まれる故です。

処で、日経は、確かに、米国の太陽探査についても大きく記事を載せ、と温暖化の合唱から少しは外れたようにも見えます。 でも国連IPCCの阿保らしさを暴露することはしませんが。

太陽コロナに入り込み探査 NASA新衛星 日本経済新聞
https://www.youtube.com/watch?v=blTNEHvmrWE

iイチロウ様

コメントありがとうございます。

温暖化ではほんとに日本人はお上に弱いですね。全政党、全新聞が温暖化論支持だから無理もないですが。

日本人が権威-お上や権威に弱いのは痛感します。先日の自民党党首選でもみんな強い安部になびきます。ところが、一般党員では45%もが反安部でした。

もう安部には自民党さえもういいと思っている人が増えています。しかし石破も戦力不保持の第2項削除など右翼です。

日本人の精神主義、非科学的な傾向はまだね強く残っていますね。

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