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2018年11月17日 (土)

11月例会(高橋氏のお話)終了、12月、柴田義松氏をしのぶ会兼忘年会は会場変更

2018年11月例会は高橋喜代治氏はにお話していただきました。
人間学研究所の2918年度11月例会は、西戸山タワーホームズ集会室で行われました。参加者は9名でした。
講師は立教大学特任教授の高橋喜代治氏です。高橋氏には以前、人間学研でお話していただきました。
2016年4月には「耕地の子どもの遊びと暮らし」で
2017年2月には「アクティヴ・ラーニングとひとりひとりの学びの構成」でした。
11月例会、2018年11月16日は
「道徳の教科化と問題解決的な授業」-小グループ指導と教材分析がカギとなる
でした。
当日はたくさんの資料を持ってきていただきました。
「教職研究30号」立教大学
  道徳の問題解決的な授業に関する1考察
毎日新聞、2017年6月7日号 論点 「道徳どうあるべきか」
特別な教科道徳の、学年段階、学校段階の1欄
小学校高学年の読み物  手品師
今まで,「教科外活動」となっていた「道徳」が、小学校で2018年から、中学校で19年度から正式な教科として全面実施される。今度からは成績をつけなければならない。
道徳科の教材で、「手品師」というものがある。
うではいいがパンを買うのもやっとの貧しい手品師がお父さんが死んで、母親が働きに出て寂しい貧しい子供に手品を見せる、子供は喜ぶ。明日もと子供に約束する。しかし友人から2度とない大劇場で演ずるチャンスの電話がかかってくる。しかしチャンスは今日だけ。そして結局友人の誘いを断り子ども一人に手品を見せる。-約束を守るという素晴らしい話、として人気のある教材。
これを巡って論議された。
森岡先生は、友人のせっかくの誘いを断ってしまうのはおかしい~。友人の好意を断ることもおかしいのではないかと。ブログ筆者はその子も、劇場に呼んだらいいのでは。解決策はいくらでもいい方法がある、単に約束を守るということだけでしゃくし定規になるのはおかしいと。・・・
しかし、約束を守り断るという答えをしたものが成績がよく、高得点なのかと。高橋氏も文部省の矛盾点をいろいろ指摘されていました。
道徳の教科書に安倍首相が出てくる教科書があるそうで、、さすがに3校しか採用しなかったそうです。
故柴田義松先生をしのぶ会、および忘年会の会場変更について
・、
2018年12月14日(金)の、上記の会は、場所が多くの方に参加していただくために変更になりました。前の会場は12名まででした。(旧、鍛冶屋文蔵)
初めての方はわかりにくいのでご説明します。
場 所: 西戸山タワーホームズノースタワー集会室
東京都新宿区百人町3-1-5
最寄りの駅
 山手線新大久保駅を降りて、前の道路を渡りマツモトキヨシとパチンコ店の横の道を直進します。
 まっすぐ行くとグローブ座があり、そのために文化通りといいます。
 コンビニ、ローソンがあり、少し坂になります。信号のある小さい十字路があり直進します。 
 右にグローブ座、さらに直進すると3棟の25階の高層マンションがあります。
 一番北側の棟、高田馬場寄りの棟の集会室です。
 高田馬場駅から来た場合、新大久保から来た場合も、
 線路側の道からは直接入れません。またわからくなった人は佐竹まで電話してください。
 090-6549-2677 カギを開けます。
時 間 :午後6時から   会場は準備のため午後5時から空いています。
 午後8時半から9時ころまで。
会 費 : 2500円から3000円程度。お酒を飲まれる量により
◎メールアドレスのある方は、メールでご連絡しますので、出欠をメールでご連絡ください。
ほかの方ははがきでご連絡します。

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人間学研究所の例会」カテゴリの記事

コメント

イチロウ様

コメントありがとうございます。

日本では明治時代以後の道徳科の授業はお国のために身をささげるというものでした。
戦後はそういう考え方は否定されたはずなのに、昔に戻したい連中がいるのですね。

最も道徳的でない連中が政権を握っているのですからどうしようもないです。

こういち 様 この国の道徳そのものが世界とは相違していた過去があります。 例えば、具体的な例を見ますと、戦争では兵士は死ぬことばかりを強いられましたし、臣民も同じでした。 捕虜になることも禁じられ、従って、この国の捕虜の扱いは過酷でした。 このような例はナチス・ドイツ等を除き、欧米ではありませんので、戦後には、一般兵士が思いもしなかった「戦犯」としての責を追及されもしました。

アベ政権に止まらず、この国政府が道徳を言う場合には、要注意です。 また、一般世間においてもこの国の道徳が、世界の非道徳となる場合がありますので眼を海外に開くべきです。

数年前に「ブーム」にまでなりました米国ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の講義は、流石です。 毎回の講義の始めには、具体的な設例を挙げて学生に問うことから始まります。 残念ながら、翻訳が画面には出ませんが、雰囲気は分かるかと思いまして、教授の第一講を挙げておきます。

Lecture 1: The Moral Side Of Murder (殺人の道徳的側面)

Would you murder one person to save three lives? (貴方は、三人の命を救うために一人を殺すか?)

Video:Justice
http://justiceharvard.org/themoralsideofmurder/

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