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2019年3月 3日 (日)

顔の人間学―科学的人相術のランキング、日本人は福耳かどうかについての関心が高い.西洋人相術の本の紹介。

「こういちの人間学ブログ」について、いろいろな分野についてまとめた、カテゴリーという欄があります。その一番最後が、「顔の人間学」という分野です。人間を知るということにあたっては”顔”は極めて重要です。人は相手を判断するときに、顔というものを重要な判断材料にします。「人は見た目が9割」という本があるくらいです。顔についての科学的検討も進み、顔学会というものもあります。筆者は創立の年より学会に入ってきましたが昨年末(2018年)に総合人間学会とともにやめました。

 

日本においても欧米においても人相もしくは手相で相手をもしくは自分を判断する占いとしての、人相術や手相術というものが盛んです。特にこれらの占いは女性に人気があります。ちょっとした悩み事を、手相や人相を介して占い師に相談し、悩みの解消を図ることはお手軽で、良心的な占い師にかかれば気楽なカウンセラーとして一定の効果があるものです。

 

筆者の場合は、人間学の1分野として、人相術や手相術に興味を持ち、古来からの人相術・手相術の本を購入し読むとともに、カルチャーセンターでも学び、また話もしてきました。英文の人相術に関する本(下記)も購入し、つたない英語力で翻訳もしてみました。

 

一方人類学などで、人骨とその復元などの資料からの人間の顔の考察もしてきました。

 

「こういちの人間学ブログ」では,今までに書いた約1000ほどもある記事の中で、、2019年の1月、2月のアクセス数で、2番目に多いのが、「人相術の科学的検証(2)耳 福耳は金持ちになれるのか」でした。この、「人相術の科学的検証シリーズ」の中でどのような順でアクセスが多いのか調べると、日本人が、顔のどの部位に関心を持っているかがわかると思い、1,2月の順位を調べることにしました。

 

元から、ずっと耳に関するブログが多かったので、途中で、記事を追記して、更新しました。写真も多く入れるようにしました。すると、さらにアクセスが増えました。このシリーズは2013年ごろに集中的に記事を書き,それから6年ほど書いてますから、アクセス累計数は相当な数になっていると思います。

 

最近にテーマに追加した文章は「安倍氏は直耳、枝野氏は福耳」というものです。

 

写真も1、耳の大写しの写真―筆者の耳、2、安倍氏の顔写真、3、枝野氏の顔写真を追加しました。安倍氏の出身は山口県、典型的な渡来系弥生人の耳、枝野氏は栃木県出身、縄文系弥生人の典型的な顔と耳をしています。それぞれ、耳のおおきな違いがあり興味深いところです

 

耳たぶが大きいのがいわゆる福耳ですが、どうして福耳かというと、神様の像も、仏様の像も大きな耳と耳たぶを持っているからでしょう。七福神像は恵比寿、大黒様はじめ大体どれも極端なぐらい大きな耳と耳たぶを持っています。

 

仏様の如来像なども大きな耳と耳たぶを持っています。いろいろな衆生の声を聴くために大きいのだと言われます。

 

七福神は恵比寿様以外、外国由来です、大黒様はインド由来などどちらかというと南方由来です。自然に福耳系が多くなるのでしょう。

 

仏陀はもちろん、インドというかネパールで南方系で福耳系なわけです。

 

直耳系の北方系の神様や仏様があまりいないことが影響しているのではないかと思います。

 

商売繁盛などで、店によく置かれる福助も極端なぐらいの福耳です。

 

実際に福耳で幸福になり金持ちになれるかというと、保証の限りではありません。そうなるという自己暗示が少し効くぐらいでしょうか。今その人の、今の世の中における富貴は努力にもよりますが、現在では、生まれつき富裕層に生まれれば、そのまま富裕層になり続けることが多いのです。小原しょうすけさんぐらいのことをしても大富裕層は身上をつぶせません。黙っていてもお金は入ってきます。優れた教育も受けて低所得層との壁は恐ろしく大きいのです。そして急に成り上がった人は無駄遣いの極みで、すぐ没落する可能性が大でしょうが。宝くじで大金が入った人は大体不幸になるようですし・・・。

 

どうも、耳たぶと幸福やお金持ちは関係なさそうです。

 

(1)人相術の科学的検証シリーズ」は以下の順に書いていきました。

 

1、鼻 鼻が高い人は自我意識が強いか?

 

2、耳 福耳は金持ちになれるか?

 

  耳の2 西洋と対比、南北相法も

 

3、目 西洋との対比、目の色の違い。

 

4、口 薄い唇は恋愛に消極的?

 

5、額 広い額は頭がよいか?

 

6、眉 眼と眉の間 西洋との対比

 

7、顎 顎の大きい人は晩年運がよいか?

 

  顎の2 信長、秀吉、家康の比較

 

顔のどの部位にアクセスが多いのか

 

2019年1月のアクセス数の順位の結果は、最もアクセスの多かった、耳のところに追記しました。1月と2月の結果を下記に書いてみます。

 

2019年     1  月         2  月

 

  全体順位  部位  アクセス数

 

      2位   耳(1) 530    2位   耳(1)532

 

      5位   額   122    15位   額    89

 

      35位  鼻    41    44位   鼻    32

 

      65位  眉    27    52位   眉    26

 

      81位  顎(1)  20   136位   顎(1)  7

 

              91位     耳(2) 14    60位   耳(2) 22

 

      161位  顎(2)  7         121位  顎(2)  18

 

      179位  口     6   215位   口    4

 

      262位  目     3   235位   目    3

 

参考  1月

 

        顔の人間学  アクセス 74位   55

 

        西洋、金髪と青い目 アクセス    29

 

        美人について―いくつか

 

        人間にとって顔とは何か―いくつか

 

        手相について

 

        日本人の顔

 

        そのほかを含め30項目ほどを顔の人間学として書き、いろいろあります

 

◎ご覧のようにいかに耳―福耳が金持ちになれるかどうか、について、日本人が関心を寄せているかがわかります。2月は3日少ないので実際は1日あたりはさらに多くなります。

 

それに対して、日本人の目に関しての関心の無さはどういうことでしょうか。欧米で調べたら、逆にかなり上位になるのではないでしょうか。髪の毛は部位として調べませんでしたが日本人ではせいぜい直毛とやや巻き毛くらいで比較対象にあまりなりません。

 

 

欧米では圧倒的に人種的な違いである、目の色や髪の毛の色形が問題になります。

 

「西洋人相術、天使の金髪、魔女の黒髪」が1月のアクセスで見ると、ランキング59位、アクセス数が29あります。日本でもこれだけ関心がありますから、欧米ではさらに、大きなアクセスがあるでしょう。欧米では福耳とかどうかについては全く話題にも上がらないでしょう。

 

西洋人相術に関する本によると、目の色、髪の毛の色については細かく分類されています。それぞれの、顔の部位についても、西洋人相術ではどう見るかについて比較があります。

 

 

西洋人相術については

 

 

イギリスで1936年に最初に書かれたものを1990年にまとめられた書物です。

 

”The Complete Book of FORTUN”Bracken Books London 

 

 640ページの大きな書物です。

 

190303_161401

 

 

すべての占いについて書かれた貴重な書物です。その中に人相術や手相術について書かれたものがあります。人相術は295ページから340ページまで”The Art of Physiognomy”というところに書かれています。手相術は”The Art of Reading the Hand”として、そのあとに書かれています。

 

190303_161502

 

1から60までの項目で、例えば1道徳的か、2非道徳的かなどで分けてゆきます。背が高いか低いかでそれぞれの項目の点数が出ます。

 

そして最後に下図の集計表にまとめます。(これらは日本語に訳してみました)

 

これは非常に厳密なものです。コンピューターで集計すればすぐ一覧表が出ます。

 

ただし、青い目で金髪が道徳的にも優れ、黒髪は情熱的だが道徳的に劣るとかとかの評定となって差別的な感じがします。

 

 

190303_161601

 

 

 

人相術の部位は和訳してみました。

 

 

同じ人相術でもいろいろな方法を紹介しています。

 

上記の方法は顔のそれぞれの部位を細かく判定し、それを集約して点数化して、その人の性格をあてるという厳密なものです。髪の毛、目の色などで細かく分けられていますが、日本人にはあまり当てはまりません。前にかいたよう青い目でかいたように金髪が高貴で評価が高くなっています。

 

190303_161701

 

もう一つの方法で、顔つきが火星型,金星型などと分けるものがあり、日本では通用しないものです。

 

 

 

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