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2019年7月

2019年7月28日 (日)

人間学研究所2019年度9月例会のおしらせ。杉山靖夫氏(税理士)の「消費税について」。例会で12ページの詳しい資料が配布されました。

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山手線の新大久保と高田馬場の線路沿いの百日紅の花が満開です。下はつつじの花です。

人間学研究所2019年度9月例会(第154回)のお知らせ

日  時 : 2019年9月13日(金)午後6時から

テーマ  : 「消費税について」

講  師 : 杉山靖夫氏 杉山税務事務所長 実用的人間学研究会副会長

場  所 : 西戸山タワーホームズノースタワー集会

◎お詫び 9月の例会が9月13日(金)に変更になりました。

 9月20日はラグビーワールドカップの初日で、日本対ロシア戦があります。観戦される方も

多いと思いますので、1週間前の9月13日に変更いたしました。申し訳ありませんが、よろしく

お願いいたします。

 

大幅な自公の得票数の減少と、自民党の10議席減ということは

あっても、今度の選挙で、人々は消費税増税を支持したことに

なります。オリンピックまではなんとかかんとか、景気を維持

するかもしれませんがオリンピック以後は、世界同時不況と

ともに、ひどい不景気に陥りそうです。

杉山氏に、税理士の立場から、今度の消費税増税をどう見るか

お話しいただきます。

ぜひご参加ください。

        お申し込み、お問い合わせは

    佐竹幸一 090-6549-2677

    pcr92240@nifty.com

◎追 記

 いつも、貴重なコメントを頂くイチロウ様から、この度の

消費税値上げの問題点を鋭く指摘されています。

 コメントを読んでいただくとともに、「ちきゅう座」での

熊王信之氏(イチロウ氏)の論説をぜひ,直接ご覧ください。

7月12日

「消費税は日本国憲法下の税制に相応しいのか」

7月24日

「選挙結果の感想各様」

 

9月13日の例会で配布された資料から

消費税について

H1年消費税 3% H9年 5%  H26年 8% R1年 10%

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平成30年度歳入60.4兆円

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所得税 19兆1100億円 19,5% 法人税12兆Ⅰ670億円 12,5% 消費税17兆5570億円 18%

公債金(借金) 33兆6922億円 34,5%

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上図 所得税、法人税、消費税の内訳 推移

消費税が所得税を抜きそう

下のグラフは歳出の内訳

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ポイント還元利用時の実質消費税率:9パターン

このややこしさ

 

 

2019年7月23日 (火)

イタリア料理、セストセンソ 新宿高島屋に行ってきました。2018,6、二回目。2019年7月23日、3回目の訪問です。更新版。

 2017年3月7日(火)、ヘルパーの斉藤さんと月二回のお出かけの日は、はじめ谷根千へ行くつもりでした。いろいろインターネットで調べていましたが、前日の予報では午後から雨ということになり、車いすで雨の中を走るのは難しく、急きょあまり雨に濡れない新宿高島屋店、タイムズスクエアに変更しました。新宿高島屋店のレストランは今まで何回も行っています。レストランも比較的いい店が多いのです。ベルギービールの店、14階の「ベルジアン、ブラッスリーコート」や、12階の小籠包が有名な「鼎泰豊」、13階のスペイン料理のパエリアの店、「ミゲルファニ」などです。いずれもブログに書いてきました。

 

イタリアン レストラン セストセンソ

 

 インターネットで調べて、今回は13階のイタリアンレストランの「セントセンソ」にしました。セントセンサは新宿高島屋タイムズスクエア13階にあります。ここは山本秀正シェフが銀座店の次に作ったレストランということです。席は室内席が48席、テラス席が34席です。

 

食べログの点数は3,53で高めの点数になっています。

 

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通路のところのテーブルが3席。奥がメインの席です。合計で、室内48席。テラス席が左側に見えます。34席です。メインの席は2時半ごろでもかなり、お客さんがいました。

 

ランチには単品とランチコースがあります。税込みです

 

パスタランチ  1500円
セストランチ   1900円
シェフのランチ  3800円です
ディナーのコースでは
アルジェントコース  2400円
オーロコース      4200円
などがあります

 

シェフのランチコースを頼みました。コースの内訳は下記のようです。

 

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前菜の盛り合わせ。奥にパンが見えます。

 

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選べるパスタでは、3種類の中から好みのものを頼みます。

 

頼んだのは
リカトーニ (イタリア産完熟トマトソース)左

 

タリア、デリ、レジョベーゼ(インカのインゲン豆)右

 

パスタの専門店というだけあっておいしくできていました。
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メインの一つ、「真鯛のポワレ」これはなかなかおいしくできていました。

 

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メインの一つ、「山百合豚のコンフィ」厚切りの肉がふわっとした感じでとてもおいしかったです。豚肉はポークソテーのようなものよりおいしくなります。

 

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デザート モンブラン

 

このほかにドリンクは、 コーヒーを頼みました。コーヒーもおいしかったです。
アルコールの飲み物はグラス赤ワインとグラスビールを頼みました。いずれも500円。
合計で二人で9244円でした。また折をみていってみたいと思います。
電話 5361-1242

 

◎2018年6月2日(土)二度目の訪問です。
今回は自宅から電動車いすで行きました。50分ぐらいかかりました。

 

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前回は、店頭の写真を撮りませんでした。

 

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今回もシェフズランチ3580円を頼みました。前回2017年は3800円でした。

 

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前回は前菜の盛り合わせでした。今回の前菜はガラスの器の中に。

 

後のメインは同じものです。値段の下がった分前菜は簡単になっています。
◎2019年7月23日(火)3回目の訪問です。
今日は  スペシャルランチコースを頼みました。
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前菜盛り合わせ
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エビのトマトソースリゾット
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ナポリタンイルマーレ
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カジキマグロのソテー
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アンガス牛のステーキ
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洋ナシ香るモンブラン
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合計2人分で10324円でした。
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3対2ぐらいで斉藤さんに食べてもらいました。前にはこのコースはなかったように思えます。

2019年7月22日 (月)

参院選与党(自公)が勝利、改選過半数。改憲3分の2届かず。新聞記事ー自民10議席も減らしたのに?憲法改正、首相、国民(民主党)と連携期待だと。

2019年7月22日(月)の朝刊に、毎日新聞、日経新聞に自公が勝利した、安倍首相は国民民主党と連携期待して、首相は「改憲発議、任期中に」と日経新聞に書かれています。

今回の参院選挙では定数が3増えています。その中で自民党は前回の参院選挙より67議席から56議席に、10議席も大幅に減らしました。しかし公明党が3議席増やし、与党たる維新も3議席増やしたので合計で非改選79議席と含めて159議席になった、それで過半数123を超えて大勝利というのである。しかし改憲のための3分の2には届かなかったと。

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安倍首相は満面の、笑みで、勝利したと言っている。自民、公明両党は改選過半数の63議席を上回った。テレビでの報道でも、自公そして維新の改憲勢力の大勝利だと。しかし16年参院選後に得た単独過半数は取れなかったと。

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自民党は今回の選挙では、いろいろな自民党の不祥事の中、勝利目標を大幅に減らしていました。

自公合わせて過半数以上とればいいと。

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自民は前回選挙よりー11も減らしている。公明がプラス3、維新がプラス3としても、合計―5議席である。これではたして大勝利なのだろうか。民意は明らかに自民党から離れつつあるのではないでしょうか。

立憲民主党は改選9議席を17議席に増やしているにも関わらず、大勝利といわないし、いわれない。非常に意図的なものと感じられる。

自公は参院選に勝利したのだから、消費税も予定通り上げようとするでしょう。

そして。!!

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日経新聞の1面記事に、安倍首相の任期2021年9月までに憲法改正の国会発議と国民投票を目指すと表明した。衆参各院での3分の2以上の合意形成に向け、国民民主党との連携に期待を示した。国民民主党の玉木雄一郎代表は22日未明の記者会見で「憲法の論議には参加する。環境をきちんと整えてほしい」と指摘した。

国民民主党の参院議席21議席を加えれば、178議席となり3分の2の164議席を超えてしまう。大臣の席などを与えられて憲法改悪の陣営に組み込まれかねない、危険性をはらんでいます。国民民主党は非改選議席数が15議席もあり、今度の選挙では6議席にとどまっています。3年後の参議院選挙で今回の選挙以上に減少したならば、国民民主党を入れても3分の2以上にならなくなります。次の参議院選挙までに国民民主党を抱き込みたいのでしょう。

国民民主党は現在は非改憲勢力となっていて、投票した人もそのつもりで投票したでしょう。これが途中で改憲勢力に変われば、投票した人を裏切ることになります。

◎テレビ討論で、立憲民主党の議員は”自民党は勝った,勝ったと言っているが、3年前の参院選にくらべ、自民党、公明党足して350万票減らしているんですよね”。と発言していたそうです。明日よく調べてみます。

2019年7月23日

毎日新聞7月23日朝刊1面トップは「首相 改憲勢力議論を加速」「参院選勝利―審判下った」です。日経新聞は「改憲論議、柔軟に首相 自民案とらわれず」でした。

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毎日新聞7月23日、朝刊1面 首相、改憲議論を加速、参院選勝利、審判下った

自民党は123議席から113議席に10議席減らし、得票も1771万票で、前回2016年の選挙より240万票減った。そして単独過半数を割りました。これは敗北なのに,勝った、勝ったと宣伝し新聞各紙も同調しているのはどうしたものでしょうか。そして、サー、憲法を変えるぞと、はしゃいでいます。公明党も653万票で前回より100万票減らしている

毎日新聞によれば、国民民主党は9条改正についてのアンケートでは(回答者6人)で、反対が1名、「自衛隊明記」1名、無回答その他が4人です。明快な反対者が1名だけですから良い条件が来れば、改憲に変わります。国民民主党にはできれば自民党に入りたい人もいるとか。安倍首相が強気なのは、下手するともう一部が自民党と裏約束ができているのかも。

公明党の方がアンケートで回答者13名のうち反対が10名(77%)が9条改正に反対でした。

「改憲議論勧める」玉木氏発言 党内に波紋

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7月27日(土)の毎日新聞5面総合面に、25日のインターネット番組で、「私は生まれ変わった。憲法改正議論は進めていくし、安倍晋三首相にもぶつける」と改憲議論に積極的な姿勢を示し、党内に波紋を広げた。~自衛隊の存在明記など改憲4項目にも「反対」とも明言せず、「必ずしも賛成ではない」と抑制的な表現にとどめた。~

 一連の発言は次期衆院選の野党共闘にも影響しかねない。国民副代表は「誤報であることを祈ります」と投稿。

 党内には改憲に前向きな議員もおり、執行部は自民側からの切り崩しを警戒する。

◎これは玉木氏の本音です。紛らわしいから早く離党して仲間と一緒に自民党に入れてもらった方がいいのです。安倍首相とは改憲に票を投じる密約があるのかもしれませんね。

 

2019年7月19日 (金)

高橋喜代治氏の『耕地の子どもの暮らしと遊び』続編が発行されました。素晴らしい本です。ぜひお読みください。

人間学研究所の研究員である、高橋喜代治氏続『耕地の子どもの暮らしと遊び』~旧倉尾村長沢耕地の記憶~が発行されました。

高橋氏からはすでにメールで、本が出版されたので、人間学研究所の事務局のブログ筆者のところへ送付するとのご連絡が来ていました。

本の表紙

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著者  高橋喜代治  1949年生まれ

立教大学特任教授をへて現在は立教大学や成蹊大学で非常勤講師

2019年7月15日 初版第1刷

定価(本体1500円+税)

◎大きな本で、287ページ、図版も大変多い本なのに1500円+税とはずいぶんと安い価格の本です。

発行 ブイツー・ソリューション

  〒466-0848

  名古屋市昭和区長戸町4-40 052-799-7391

裏表紙

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目  次

第1章  遊び

第2章  手伝い

第3章 耕地の暮らし

第4章 学校

第5章 食い物の話

第6章 長沢耕地と寺平・父不見山

    -寺平耕地と父不見山の名づけを追って

第7章 耕地とつつっこ

    ーつつっこの元を求めて

第8章 耕地の秩父事件

 

「こういちの人間学ブログ」

『耕地の子どもの暮らしと遊び』高橋喜代治氏の本と『人間学ニュース」の記事NO76

http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2016/05/post-3329.html

2016年に出版された本です。

カラーの写真や地図などが8ページ最初に書かれています。

1ページ 長沢耕地の暮らしと風景

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耕地の子どもたち(昭和30年ころ)右端が高橋氏の6歳ごろ

旧倉尾村とその周辺(部分)高橋氏は長沢耕地に住んでいました

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長沢耕地(昭和30年ころ)部分(昭和30年ころ)

 

観音堂内部他

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下図 このように墨で描かれた立派な絵がたくさん添えられています。この図はフキとふきのとう

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文章の中で、興味深いところだけを取り上げてみました。

第2章 手伝い  配給通帳で米買いに、

わが家で食べていた飯は、水車で挽いた麦(7割)と米(3割)のいわゆるワリメシ(割飯)だったから、我が家の米の消費量は、たいして多くはなかったはずだ。p60

◎今、朝のテレビで「おしん」を放送している。当時の東北ではお米は地主に半分出してしまうため、自分たちの食べている飯は大根飯であった。秩父の耕地では、稲作ができず、麦だけであった。戦後でもしばらくは7割が麦の飯であったということに驚きます。麦飯でも今はとろろ飯にして少し入っている程度は美味しいのですが。麦が7割のご飯は美味しくなかったでしょう。昔の麦の押し麦は特にぼそぼそしておいしくなかったです。

わが家のお米の通帳はまだ記念にとってあります。

第5章 食い物の話

粗末だったが腹いっぱい食った。割飯に残っている味噌汁を温めてぶっかけたり、ネギ味噌をのせて沸騰した夜間の湯をぶっかけたりしてくわしてくれた。粗末なものばかりだったが、みんな似たり寄ったりだったから、そんな粗末な食生活を不幸なことだなんておもうこともない。

今でも食いたくなる、ジャガイモの田楽いも。吊るし柿、キイチゴの実。~白い米の飯には飢えていた。~甘いものにも飢えていた。

◎高橋喜代治さんは1949年生まれ、1943年2月生まれのブログ筆者とは、6,7歳年下です。戦前の生まれの分、食べ物はきびしい状況であったが、たまたま家が桶屋をやっていて、住み込みで職人さんが5,6人いたから食べ物には困らなかった。でも家族も多く、祖父母、両親,おじさん、おばさん、そして妹、住み込みのお手伝いさんがいる大所帯でした。同じ大テーブルで食べましたから、早く食べて席を空けなければなりません。それで食べるのが早くなる習慣がついてしまいました。家長たるおじいさんだけは別格で、結婚したばかりの家内が高いカニ缶などを酒のつまみに買いに行かされてびっくりしたそうです。後は全員同じものを食べます。贅沢なものを食べるなど考えられません。ご飯だけは白米でした。

第7章 耕地とつつっこ

「つつっこ」とは上州と武州国境の、上武の地にある食べ物 米(もち米とうるち米)をほうや柏の葉で包んだもの

2016年から2017年の2年をかけて、各耕地を調べて調査して1欄表にされています。

第8章 耕地の秩父事件

私の生まれ育った長沢耕地が全6戸参加していることを知った。

明治17年(1884年)困民党員を核に数百人が武装ほう起した。それに対し明治政府は1千名の軍隊を差し向け弾圧した。処分者約4千名、死刑、,戦死など70余名を出した。当時の村民はは借金の返済が困難になっていた。高利貸しのあくどさ。

長沢耕地でも全員が参加。我が家の先祖高橋宅十も自首した。竹槍、過料1円50銭。とあります。

高橋氏の謹呈に文章に、「秩父事件についても、身近な問題として,耕地からの観点で書いてみました。~幼子と妻を家に残し、児玉で政府軍との交戦で、死亡した八谷耕地の東市重(ひがしいちじゅう・31歳)という農民もいました。いきばてのまま児玉の円通寺に葬られているとされています。市重のように、困窮にあえぐ村民を見るに見かね、命をかけて戦った人々に思いをはせることは倉尾の谷に生まれ育ったもののつとめかと思ったのです。」とありました。

 

264ページ「秩父事件の激戦地」金屋野圓通寺のの円通寺横の道 (山崎)延次郎はここで東京鎮台兵と猟銃でたたかった。

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2019年7月15日 (月)

都心で7月の気温が8日連続25℃以下。H5年のコメ騒動以来の冷夏だがほとんど報道されず。気圧低下で体調不良。

都心で7月5日から12日までの8日間、最高気温が25℃以下の日が続き、平成5年(1993年)の米騒動の時の連続8日間夏日にならないという、タイ記録に並びました。13日は27℃(土)でしたが、14日22,5℃、、15日も24℃になりそうです。天気も7月になってより15日まで~さらに今週いっぱい(21日まで)雨と曇りのマークばかりで、晴れのマークが出てきません。

7月5日から数えると9日間連続になります。

東京の最高気温の変化

6月29日  21,2℃  6月30日  24,3℃ 

 

7月1日 24,3度 7月2日 24,3度 7月3日 29℃ 7月4日 25℃

7月5日 24,5℃ 7月6日 24℃  7月7日  20,8℃

7月8日 24,8度7月9日 21,8℃ 7月10日  24,8度

7月10日24,8℃7月11日 23,6℃ 7月12日 21,9℃

7月13日27、0℃7月14日 22,5℃ 7月15日 25℃

7月16日24,0℃7月17日 28,7℃ 7月18日 29,7℃

7月19日31,4℃7月20日 29,9℃ 7月21日 28,2℃  

7月22日24℃  7月23日 29,3℃ 7月24日 31℃

7月25日32℃  7月26日       7月27日     

25℃以上で夏日、30度以上で真夏日です。

21日間日照不足、今後10日ほども日照不足が続く 17日、19日の3時ころより日が差しましたが、20,21,22日、23日とまた天気が悪そうです。28,29日ごろ台風が来て、そのあと梅雨明けしそうです。

天気の変化

6月29日から7月15日まで、お天気マークのお日様マークがありません。7月20日までの予想でも雨または、曇りマークです。これだけ、曇り、雨マークが続くのも珍しいです。

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7月1日からの天気、14日まで晴れマークが1日も無しという異常事態。

7月で最高気温が25度未満が8日続いたのは、1993年(平成5年)の記録的な冷夏で、稲が育たず、コメ不足となり、タイからのコメ輸入で大騒ぎになったとき以来です。1993年はピナツボ火山の噴火の影響もあり日照時間が極端に不足になり米騒動が起きました。2019年はまだ途中ですが、すでに野菜は大幅に上がり、豊島園は入場者95%の減と、観光は大打撃となっています。しかし、ほとんど報道されません。7月15日(祭)昼ごろ、買い物に出かけました、半そでシャツ2枚では寒い気温でした。

7月の東京都心の日照時間の合計は、13日までで2,9時間でした。引きつづき日照不足が予報されています。

◎7月15日の毎日、日経新聞には冷夏のことは記事になっていません。普通なら記事に大きく出るでしょうに、温暖化論にとって、都合のよくない記事は出来るだけ書きたくないのかなと、勘ぐってしまいます。天候不順はあと1週間続きそうです。これから記事がどうなるのか、様子を見てみたいと思います。

7月17日の毎日新聞朝刊で社会面トップの記事が載りました。「梅雨寒 恨めし 日照時間3時間未満 都心20日連続 キュウリ高騰 海の家 閑古鳥」

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◎7月15日(月)午後9時からの、NHK、ニュースウオッチナインで「梅雨寒 広がる影響」をトップで、報道していました。

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東京都心で、日照時間3時間未満、今日まで19日連続 昭和63年の17日連続越え、記録的梅雨寒に

◎このところ、「こういちの人間学ブログ」に温暖としんで化論批判のブログが続きました。

2019年7月10日 『余禄』寒冷化による人口減少の歴史(人口崩壊).後漢、欧州、縄文末期の人口崩壊。戦乱、疫病もないのに人口崩壊

2019年7月8日  「今年の夏は冷夏!これも異常気象だから温暖化?~怖いのは寒冷化!梅雨寒と書きたくないマスコミ」

気圧低下で体調不良、

年を取ってくると、気圧が低く天候が不良となると、いろいろな障害が出るものです。よく言われるのは体の節々が痛くなるとかということです。ヘルパーさんに聞いてみると、高齢者にこの天候不良でいろいろと障害が出ているようです。

ブログ筆者の場合は、いつも目が疲れたりすると、障害のある右半身の、右目を中心としてこめかみにかけて、ずきずきと痛むことです。お医者さんの話ですと三叉神経に痛みが起きるのだそうです。前からその症状が出ていて、お医者さんから”リリカ”というカプセルを処方してもらっています。

リリカはファイザーの製品で正式にはプレガバリンカプセルといいます。カルシュウムイオンの流入を抑え興奮性神経伝達物質を過剰に放出しないように抑えて鎮痛作用を起こすようにする薬品だそうです。25mgと75mgのものがあるそうで1日150mgまでを2回に分けて服用するようです。今は1日25mg錠を1日2カプセル分処方されています。このところの天候不良で目の周りが痛み2カプセル以上を飲んでしまうことがあります。普通は余るのですが、7月19日のお医者さんの往診の時までにのみきって仕舞いそうです。

また、体調が悪いと、ぐっすりよく眠れません。夜中途中で目が覚め、しばらく眠れなくなります。すると、翌日眠くなり、昼寝をしてしまいます。すると、また途中で、目が覚めるという悪循環です。普通は睡眠薬を使いませんが、家内から睡眠導入剤を3錠もらいすぐ使ってしまいました。今度お医者さんが来たら、処方してもらいます。

左足の親指のまき爪が治りません。いつまでも傷が治りません。また皮膚科で見てもらいます。

7月16日追記

夜よく眠れず、朝になってからまた寝るようであり、頭が痛く、月2度火曜日のお出かけの日は、無しにしてもらいました。体調悪化でのお休みは初めてです。

選挙中盤の情勢

7月15日(月)の毎日新聞朝刊は「改憲3分の2厳しく」、「1人区で防戦」で獲得議席予想は自民党の予測51~62、公明10~14でした。日経新聞では「改憲勢力3分の2迫る」、「与党、改選過半数の勢い」で自民党53~68、公明党10~15でした。

天候不良でも改憲勢力が大幅に後退すれば、スカッと爽快になるのですが。果たしてどうでしょうか。

◎今後の天気、体調、選挙の状況を追記していきます。

7月29日(月)関東甲信で梅雨明けしました。

東京都心で33,7℃、今年最高になりました。

東京では6月27日から、連続33日間降雨降雨の記録になり、1886年以来となりました。

2019年7月10日 (水)

余禄ー寒冷化による人口激減(人口崩壊)の歴史。後漢、欧州での戦乱、縄文時代末期の人口崩壊。戦乱も疫病もないのに人口崩壊する現代日本

2019年7月10日の、毎日新聞朝刊の『余禄』に,人類史上に何度も起きた人口の激減=人口崩壊のことが載っていました。

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「余禄」には

古代中国前漢末期の戸籍調査で約6000万の人口を記録した。だが直後の前漢滅亡から王莽の新王朝を経て後漢建国にいたる戦乱を潜り抜けた後の人口は約2000万人に激減した。「人口崩壊」である。と書かれています。

欧州でも中世の百年戦争などの戦乱やペスト流行などで住民の⒊分の一やら半分やらが失われる人口崩壊があった。むろん日本でも有史以来,戦乱や飢饉繰り返されたが、人口の何割もが失われる人口崩壊は経験していないという。

だが歴史時代に先立つ縄文時代には縄文人の最も多かった時期の⒊分の一にまでなる人口激減があったという。先ごろ東京大学の研究チームが英科学誌に発表した現代日本人のDNA解析に基づく縄文末期の人口推計である。

DNA解析でご先祖の過去の人口推計まで分かるのは素人には驚きである。ここは結論だけをいえば、今から約3200年前から1200年前の間に一時は約26万人に達した縄文人の人口が⒊分の一にまで減った計算になるそうだ。

1000年以上にわたる話だが、縄文人口崩壊といえようか。原因は寒冷化による食糧不足とみられる。実はこの推計、遺跡数などにもとづく今までの仮説とも一致するという。列島の人口回復は稲作が渡来した弥生時代のことになる

思えば戦乱も疫病もないのに、50年後には人口が3割も減る人口崩壊の時代を生きる今日の日本人である。縄文のご先祖らがにわかに身近に感じられるが新たな”弥生時代”は自ら設計せねばなるまい。

◎以上が『余禄』の内容です。後はブログ筆者の感想です。

前漢から王莽の新、そして後漢の成立の時代、そして後漢の三代の皇帝、光武帝、明帝、章帝における黄金時代、それ以後の衰退と混乱、そして後漢末から三国の時代にかけてを、筆者は小説に書きました。一応小説を書きましたが、分量が多く、出版するには大型本2冊にする分量です。一時、自費出版で出版社に話しましたが、費用が高く断念しました。 

始め、小説の題を、「人 相食む」という題でしたが、途中で、「第五倫伝ー後漢初期の人間学」という題に変えました。それとともに冒頭のいささか残酷な描写もカットしました。2016年の7月の「こういちの人間学ブログ」から、まず,1章部分についてはブログに書きました。興味のある方は、カテゴリー「第五倫伝ー後漢初期の人間学」をご覧ください。1章以外でも部分的に書いています。また、目次部分は更新して2019年7月のブログへと更新いたします。

「余禄」に書いてあるのは、前漢最後の皇帝,平帝の時が人口のピークで、その後王莽の新、そして後漢にいたる混乱で、6000万の人口が2000万人に減ったと書いていますが、平和な後漢時代に前漢時代の人口ピークにまで回復したのに、後漢末から魏、呉、蜀、三国の騒乱に時代に全人口がたしか900万人までに減少してしまったのです。いかにひどい時代かがわかると思います。ブログ筆者の小説ではそのような人口の増減を柱に小説を書きました。当時の蜀の人口は90万といわれます。この人口では魏にはかなわなかったでしょう。

縄文時代は気温が高く、温暖な気候で、海水面が上がり(関東地方の奥まで海が入り込む―縄文海進)北海道の礼文島まで遺跡があるようでした。人為的な炭酸ガスの増加で、1,5℃だ2度になったら大変…どころの気温上昇ではなかったのです。大体気温が高い時には豊かで人間も動植物も繁栄します。炭酸ガスの増加は植物がよく繁茂し農作物も豊かに実ります。

ところが気温の低下は、人類も絶滅寸前(ホモ・サピエンス)にまでなったのです。日本でも気温の低下が飢饉を生じ、人口の減少を招きました。今そろって、人々は自分たちの経済的な利益のために”温暖化で大変だ””と騒ぎ立てます。皆もその大宣伝と洗脳でそうかなと思いこまされているのです。気温上昇によって人間がピンチになったことはありません。寒冷化によってこそ、人間は何度も大ピンチになっているのです。

前のブログにも書きましたが、気温上昇と異常気象を単純に結び付けて、異常気象だ=温暖化のせいだと人々には刷り込まれてしまっているのです。今年の夏は異常に低温で日照時間が少ないのですが、マスコミではあまり報道したくないようです。7月10日の東京新宿の予報では久しぶりに昼は晴れの予報でしたが、残念ながら、数分間晴れ間が出ただけでした。これからまた1,2週間、雨模様で低温が続きそうです。不景気になり、消費税上げどころではなくなります。

前漢末、後漢末の戦乱で多くの人が死にましたが、、令和の時代に、自民党の悪政により、庶民の所得があがらず、結婚して子供を作る余力を持たせないような政治です。だいがいしゃそれで人口の急減が起きるとしたら恐ろしい悪政です。そして一部の大金持ちだけが潤い、そして税金もろくに納めず、でもそんな政治を行っている、自民党と公明、維新が3分の2の議席をとろうとしています。一部の保守勢力の強さを思い知らされます。大会社には様々な優遇策で社内留保がかってないほど積みあがっています。大会社に対する優遇策を減らし、庶民に回したら、子どもを持とうというゆとりを持つ庶民がどれだけ増えるでしょうか。

安倍首相はトランプ大統領の言いなりになり、憲法も変え、戦争に巻き込まれる大日本にしたいのでしょうか。きっと、多くの庶民は人口崩壊し、命の危機が迫るまで、とことん、痛めつけられなければ気が付かないのでしょう。

筆者の書いた小説の中に、後漢時代の有名な「漢書」を書いた班固が、後漢末の惨状について書いた文書を引用しました。

班固 「両都の賦」

『往昔 王莽逆をなして 漢祚(かんそ―皇位)中ごろ欠け,天人誅をなし、六合(上下の方―すなわち世界)相滅す。時の乱において生民はほとんどいなくなり、鬼神さえ泯絶(びんぜつ=ほろびさった)した。村には完棺(完全な棺)なく、村には遺室(残った民家)がなく、原野は人の肉に圧せられ、白骨が野を覆う。川谷は人の血を流し,秦と項羽の争いもこれほどひどくなく、今まで文字が生まれてからこれほどの大破壊はなかった。』

この惨状において人が人を食うという惨状が起き、人口はさらに激減したのである。

中国の歴史書、漢書、後漢書の様な正史には、何年どこどこで「人相食む」と、克明に書き記された。漢の時代から清末まで「人相食む」と正史に書かれたのは124回あった。17年ほどに1回の割合である。

後漢末から王莽の新の時代そして後漢初期の戦乱で、6000万近くあった人口が1400万に減少してしまった。ところが西暦25年の後漢成立から82年間、人相食むということが書かれなくなった。後漢初期の善政のためである。ところが3代皇帝,章帝が亡くなった後、再び戦乱が生じ再び、「人相食む」の記述が現れてきた。筆者の小説「第五倫伝」(旧題「人相食む」)はその時代について書いたのである。

 

 

小説『第五倫伝』 後漢初期の人間学 目次 2019年7月更新版 

『第五倫伝』 後漢初期の人間学 目次
     2019年更新版  旧題名「人 相食む」

 

第1部 後漢朝成立と第五倫下積み時代

 

(太字はブログに書いたものです)

 

第1章 第五倫、一族を守る p1

 

赤眉の来襲

 

恐るべき強弓と強弩

 

第五倫と第五雄

 

李秀の昔語り

 

再び赤眉の大軍が迫る

 

第五氏とその時代

 

第五倫の生い立ち

 

第2章 前漢末と王莽・第五倫の肖像

 

前漢末と王莽

 

民衆の反乱

 

清少納言、紫式部紫宸殿にて知識を競う

 

『賢聖の障子』と第五倫の肖像

 

3章 第五倫 郡の役人となる p28

 

京兆府の役人となる

 

郷と嗇夫(しょくふ)

 

郷が生まれ変わる

 

華と孟の誕生

 

妻、蘭の死

 

楊桂と再婚する

 

4章 第五倫 塩商人となる p39

 

宋二と宋三

 

道士、馬糞掃除をする

 

盗賊に襲われる

 

第五倫、孔子についてついて話をする

 

釈迦、孔子、イエス、ムハンマドに思う

 

庶民厳八の感化

 

人は何のために生きるのか

 

鮮于褒と再会す

 

5章 長安市の市場の監督 不遇と大志

 

京兆尹の閻興

 

市場の監督

 

役所の大改革

 

楊桂出産

 

宋三、華と結婚する

 

第五倫、宗三、韓呈と話をし、大酔する

 

周長生と聖人

 

一生の目標を持つ

 

6章 光武帝劉秀即位 p69

 

劉秀立つ

 

昆陽の戦い

 

雲台二十八将

 

銅馬帝

 

皇帝即位

 

『人相食む』二度と起こさぬことを誓う

 

皇帝、物色し、厳光に会う

 

郭皇后と陰麗華 遊び好きの皇帝

 

司空宋弘、恒譚と糟糠の妻

 

7章 政治の大改革 p86

 

政治の大改革

 

民衆のための政治

 

建武の中興

 

奴隷解放令

 

光武帝、故郷に帰る

 

8章 第五倫下積み生活と家族 p97

 

下積み、しかし望みは大きく

 

第五望、父親から叱責される

 

生真面目な部下の韓呈

 

分業と才能と開花

 

孝廉と、末子第五頡の誕生

 

楊桂の死

 

3人目の妻、荘淑玲

 

房中術と漢や唐の女性の位置

 

望、商人となる

 

9章 第五倫 光武帝と会う p114

 

光武帝と会う

 

次の日

 

人の能力と格差

 

第2部 第五倫、太守へそして罪を得る 

 

1章 会稽郡太守となる p123
都からの急使来る

 

会稽への道

 

日本人のルーツ

 

会稽郡、伝説の地

 

山陰府(紹興)にて、餓死寸前の母子たちを救う

 

山陰府の役人、第五倫一行を迎える

 

第五倫大いに怒る

 

厳八妻をめとる

 

山陰県(紹興)を巡察する

 

宋三うわさの人物を聞き出す

 

2章 謝夷吾、鄭弘と王充  p140

 

謝夷吾と鄭弘に会う

 

鄭弘

 

謝夷吾と王充

 

上虞の人王充 そのおいたち

 

王充、洛陽の太学へ

 

第五倫、謝夷吾と鄭弘を抜擢する

 

第五倫、二人への講義

 

謝夷吾の三人の弟子

 

3章 人間関係と人相   p156

 

第五倫、人間関係について話す

 

怒りの感情から創造へ

 

性格は変わるもの

 

第五倫、人相見の極意を話す

 

顔は口ほどに嘘をつく

 

信長、秀吉、家康の人相

 

4章 牛祭りの禁止     p165

 

会稽と倭

 

方術と占い

 

第五倫、吏員に西門豹について話す

 

太公望、占いを否定する

 

劉昆の「天人相関説」を否定

 

謝夷吾、呪いを打ち破る

 

占いと、暗示の恐ろしさ

 

占いと、ゼネラリスト

 

牛祭り廃止宣言

 

5章 第五倫危うし  p180

 

豪族と荘園

 

第五倫、暗殺計画

 

第五倫、柯岩にて襲われる

 

謝夷吾、風角占候で危機を知る

 

鄭弘、趙袁、一騎打ち

 

謝夷吾、方術にて依頼主を突き止める

 

謝夷吾、県長杜峻の収監を命じられる

 

様々な方術と占い

 

占星術について

 

6章 明帝即位 第五倫罪を得る p196

 

光武帝崩御、

 

明帝即位

 

第五倫罪を得て都へ

 

第五倫、釈放される

 

彩の結婚と、母王麗の死

 

班家の人々と王充

 

7章 鍾離意と宋均  p211

 

仁の人、鐘離意

 

鍾離意と明帝

 

宋均、活躍する

 

宋均、尚書令となり明帝に直言

 

宋均の死

 

8章 第五倫蜀郡太守となる p226

 

第五倫、蜀郡太守となる

 

謝夷吾、寿長県令となり、張雨を表彰する

 

謝夷吾、蝗の害を避ける

 

鄭弘、名を上げる

 

第3部 すばらしい善政とその終了

 

1章 章帝即位 第五倫司空となる p233

 

第五倫、司空となる

 

第五倫、粛宗(章帝)と会う

 

章帝、第五倫より健康法を聞く

 

『医心方』と咽津法(いんしんほう) 

 

第五倫、鄭弘を抜擢する、王充の失望

 

揚 終

 

2章 馬援と馬氏 p246

 

よく苡(ヨクイーハト麦)のそしり

 

第五倫、馬氏について上奏す

 

馬氏の没落と白虎観会議

 

3章 会稽政権、鄭弘、大尉に p258

 

竇一族の横暴

 

雲母屏風の故事

 

謝夷吾の活躍

 

第五倫、謝夷吾を司徒に推薦する

 

4章 王充と論衡 p265

 

王充文筆をもって擁護する

 

王充の自然観

 

陰陽五行説と十二支

 

死と宗教について

 

釈迦と仏教

 

イエスとキリスト教

 

人は生まれかわることができるのか

 

王充の人間観

 

張禹、薫勤、揚州の刺史となり、王充を従事に

 

謝夷吾、王充を推薦する

 

5章 竇憲と和帝  p286

 

第五倫、鄭弘、竇憲について上奏する

 

政変、鄭弘、失脚する

 

毒物と暗殺

 

第五倫引退する

 

6章 第五倫死す p296

 

第五倫死す

 

第五倫、志は子孫まで

 

謝夷吾、自分の死期を予言する

 

王充と「論衡」 

 

王充の墓をたづねる

 

曹娥廟

 

7章 章帝の死と和帝即位 p308

 

章帝の死

 

和帝即位と竇憲の横暴

 

大将軍竇憲の陰謀

 

竇憲一派の滅亡

 

和帝の親政

 

終章 『人相食む』再び p318

 

あとがき p321

 

目 次  p323-329

 

登場人物

 

系図

 

資料

 

故事一覧

 

参考書

 

年表 p 353-360

 

A4判でのページ数です

 

◎ 小説の題名と、書き出し部分を変更します。第1章は書き直して序章とするか、途中にちょっと入れるだけにします。
◎ 2019年7月に、関連したブログを書きましたので、2016年7月に書いたブログを、更新しました。

 

 

 

 

 

2019年7月 8日 (月)

今年の夏は冷夏!これも異常気象だから温暖化?田家氏の本、歴史を変えた異常気象。怖いのは寒冷化!つゆ寒と書きたくないマスコミ?

日経新聞2019年7月5日(金)の夕刊1面トップは「異常気象 世界襲う」「仏で46度・メキシコでひょう」「中印では水害 観光・経済に打撃」 というものでした。

 

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下図は、上記の新聞の一部を大きく写したもの。上はメキシコで大量に降った、ひょうを除去するメキシコ軍の兵士

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下は「世界各国の異常気象の影響は世界に広がっている」

欧州 熱波による猛暑仏では45,9℃を記録

中国 南西部で大規模な洪水 

日本 九州地方で豪雨 

インド 記録的な大雨 ムンバイで20人以上が死亡

メキシコ 中部で大量のひょう 

イラン 3,4月に大規模洪水 

ブラジル 温暖化でデング熱の感染拡大

記事の中で

異常気象は世界各地に広がっており、地球温暖化が影響しているとの指摘は多い。国際労働機関(ILO)は、1日、温暖化が経済に与える影響についての報告書を発表した。労働者はおおむね気温が35度を超えるとストレスを感じ、生産性が低下すると指摘した。~

◎労働者がすべて炎天下で働いているわけではない。平均気温が1,5℃か2℃上昇したぐらいでストレスを感じ生産性が低下しない。また冷房の効いたオフィスで仕事をしている人は影響を受けない。寒冷地で働いている人は温暖化で働きやすくなる。

報告書では、気候変動の経済損失は1995年に2800億ドル(約30兆円)だったが、2030年には2兆4000億ドルまで拡大するとの見通しも示した。~

◎気候変動による経済損失なるものを、勝手にいろいろ数え上げて、危機を煽るのである。気候変動(温暖化)によるプラス面というものを計算に入れない。架空の計算である。

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は18年10月に発表した報告書で発表、30年にも世界の気温が産業革命前に比べて、1,5℃上昇すると警告した。ただ温暖化対策では米国と欧州、先進国と途上国とで意見が食い違っており、有効な対応策は打ち出せていないのが実状だ。各国がまとまらない状況で、今後も自然災害が拡大し続ける可能性がありそうだ。

◎もし1,5℃気温が上昇したとして実際にどれだけの損失が出るのであろうか。よく日本で東京が屋久島の気温になる。大変だと。筆者は大歓迎で、もっと温かく沖縄ぐらいになってもいいと思っている。大体東京都心部では、エアコンの排熱で暑くてたまりません。

蛇行が偏西風の連鎖

欧米や日本などの中緯度帯の約1万メートル上空には偏西風とよぶ強い風が吹いている熱帯域の温かい空気と極域の冷たい空気を隔てる役割をしており、蛇行したり弱まったりすると、暖気や寒気がいつもとは違う地域に入り込み、異常気象をもたらす。

たとえば2018年の西日本豪雨や猛暑の際は、その前に欧州で猛暑を起こした蛇行が伝わり発生したという分析もある。

地球温暖化で極端な猛暑や豪雨は増えると予想される。東京大学の中村尚教授は、「今年のフランスでの猛暑と、九州南部での豪雨も関係している」と指摘する。近年、蛇行の頻度が増えているのかは詳しくはわかっていない。

地球温暖化で極端な猛暑や豪雨は増えると予測されている。中村教授は「温暖化が蛇行に直接影響するとは考えにくいが、猛暑や豪雨が起きた場合により激しくなる」と話す。

同じ日経新聞で上記の記事の下に載った田家 康氏の3冊の気候に関する本の宣伝

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筆者の持っている3冊の本

『気候文明史』世界を変えた8万年の攻防 田家 康 日本経済出版社 2010年2月19日 2600円+税

 これは日経ビジネス文庫として文庫版化しました。文庫版は購入していません。

 田家 康(たんげ やすし)氏は農林中央金庫金融部部長 横浜国立大卒 2001年気象予報士試験合格 日本気象予報士会東京支部長

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「世界史を変えた異常気象」田家康 日経ビジネス文庫2019年4月30日 900円+税

 「世界史を変えた異常気象」2011年8月 を文庫化したもの

 インカ帝国滅亡、イースター島の先住民、インド大飢饉、スターリングラードでのドイツ敗北、世界の食糧危機

わずか1,2度の海水温の変化が人類をほんろうした。海は大気に影響を与え、気象現象を動かす大きな要因となっているのである。

海面水温の変化、特に通常年より2~3℃高くなる、エルニーニョに由来する異常気象を巡る5つのエピソードを、歴史ドラマに仕立てて掘り下げる。突如襲う予想外の気候の変化によって、歴史が思わぬ展開を迎えた例を、豊富な裏付けデータとともに紹介する知的読み物。

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気候で読む日本史』田家 康 日経ビジネス文庫 2019年1月7日 800円+税

 『気候で読み解く日本の歴史』2013年7月を文庫化

プロローグ 太陽活動と火山噴火がもたらす気候変動

  数百年単位で変動する太陽活動 巨大火山噴火による「火山の冬」 地球規模の気候変動は日本列島にも影響を及ぼしてきた

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奈良時代の干ばつと森林伐採による自然破壊

異常気象に対し平安時代と鎌倉時代の差

平安時代までの温暖期が終わり小氷期に入る「1300年イベント」

室町時代の小氷期 飢饉の時代農民から足軽へ

江戸時代の小氷期、火山噴火の多発 度重なる飢饉

◎人類にとっての危機は、いずれにしても気温の低下した,氷期や小氷期の時であった。日本においてはいずれも小氷期の時に甚大な被害が生じて居る。温暖期は、例えば今よりずっと気温の高い縄文期は過ごしやすい時期であった。青森の三内丸山遺跡や礼文島の縄文遺跡なども栄えていた。海水面は高く関東地方の奥まで海が来ていた(縄文海進)。気温が低下した弥生時代には寒さから逃れるため、北方の諸民族が南下してきました。干ばつが起きる地域は少ないのです。そして戦乱の時代となっていった。

気温が1,5℃や2℃上がっても、それほどの被害がない。乾燥地帯では干ばつの被害が心配されるが、日本ではあまり、心配はない。いろいろな被害をもたらす異常気象は気温の上昇と直接関係がない。

 ・

関連した書物として

「人類と気候の10万年史」 中川 毅 講談社ブルーバックス 2017年2月20日 920円+税

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p160~162

現在の温暖期がミランコヴィッチ理論に従うより長く続いている。メタンは5000年前、二酸化炭素は8000年前から増加している。

ラジマン教授はそれは、アジアにおける水田耕作(メタン増加)と、ヨーロッパ人による大規模な森林破壊(光合成の速度を抑える)のせいである。これらの人間活動がなければとっくに地球は次の氷期に突入していたと主張した。

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産業革命の後、人間が化石燃料を大量に使用するようになったようになったことで、大気中の二酸化炭素が増加しているらしいことは大半の研究者が認識していた。だがラジマン教授の主張は、人間が気候を左右するようになった歴史は、100年前ではなく、8000年前にさかのぼるということを意味する。もし、私たちが、温室効果ガスの放出によって、「とっくに来ていた」はず」の氷期を回避しているのだとしたら、温暖化を巡る善悪の議論は根底から揺らいでしまう。私たちは自然にやってくる氷期の地球で暮らしたいのか、それとも人為的に温かく保たれた気候の中で暮らしたいのか、これはもはや哲学の問題であって科学の問題ではない。

◎このような見方もある。いずれにしても2度程度の気温上昇が恐ろしいのではなく、人類にとっては氷期もしくは小氷期の寒冷期の到来である。この氷期の時に人類は甚大な危機を迎えている。大体、温暖化論が出てくるまで、ほとんどの気象学者は小氷期の到来の危機を言っていました。今のように温暖化論全盛では、温暖化論に従って膨大な予算を獲得した方がいいだろうし、正義の味方なる温暖化論者になっていた方が無難である。これは優生学がはやっていた時、障碍者を平然と抑圧していた学者、政治家が正義の味方だったのである。温暖化論者は子どもたちにも影響を与え、学校を休んで抗議活動に参加するという運動があるが、下手するとノーベル平和賞でも出しかねない勢いである。

異常気象を何でも、人為的二酸化炭素のせいだとして、脅かすのは温暖化論者の常套手段であるが、もうやめてもらいたいものだ。氷期や小氷期に移行する時には、さまざまな異常気象が起きるらしい。今はその時期ではないか。温暖化になるころは異常気象は少ないのである。

 

東京の気温の低下と雨や曇りの毎日 しかし温暖化ではないので報道したくないみたい

ずっとこのところ毎日、東京では曇りや雨が続いている。気温も低く昨日8日は最高気温21度でした。後2週間は雨や曇りだそうである。6月、7月は曇天、雨で気温も低く、8月も気温は低いそうである。これを見ても気温の変化は水蒸気=雲、雨で決まるのである。二酸化炭素は温度影響がありません。また、恐ろしいのは温暖化よりも寒冷化です。今までの歴史を見ても明らかです。

今回のような低温と雨が続くと、野菜が腐ったり、いろいろな障害が出てきます。経済活動も天気の悪い日が続くと、停滞気味となります。今後の状況を追記していきます。

日刊ゲンダイDIGITAL、6月25日

立命館大学の高橋学氏によれば、今年の夏は1991年のピナツボ火山の大噴火により1993年に記録的冷夏になり、コメが大凶悪になり外国から輸入される騒ぎとなった年と似ているという。

1、6月22日に千島のライコック島で大噴火があり、噴煙が成層圏まで到達した。2、11年周期で太陽からのエネルギーが極少期を迎える、3、エルニーニュ現象の発生による冷夏、と3つが重なり、冷夏がひどくなる。

◎7月9日以後の天気予報で19日まででお日様マークが雨と半分ついているのは2日だけ。最高気温で31℃が一度だけの予想です。景気後退に加えコメや野菜とれなくなったらどうなるのでしょうか。消費税上げどころではありません。

◎始め13日の、晴れたり曇ったりで31℃の予報は12日の予報では29℃で曇りの予報に変わりました。またさらに寒く雨模様になるかも。

 

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7月9日の民放テレビでは、関東地方で10日間の日照時間が最も短いところを示していました。それは東京の小河内地域でたった36分ということでした。まだまだ続きます。最高気温も20度程度にしかなりません…

7月10日(水)

今日の予報では、久しぶりに昼頃、晴れると予想している。民放テレビ局でも、待望の梅雨の晴れ間か?と書いています。NHKでは放送しないようです。新聞でも3紙では、何も書きません。かなり野菜、そして経済になどに打撃なのでしょうが、あまり書きたくないような感じです。実際にはほんの短時間しか日照はありませんでした。

7月12日(金)

インターネットの記事で、7月は記録的なつゆ寒と日照不足で7月としては26年ぶりの、最高気温が25度に達しない7月となった。7月の日照時間が10日間で5時間にしかならない、と報じた。野菜も値上がりが続いています。この天気は後1週間は続きそうです。

7月12日の朝刊では毎日、赤旗はつゆ寒について報道はありませんでした。日経は38面に小さく「温暖化 西日本に豪雨」雨量、40年で6,5%増と、2018年の豪雨が地球温暖化のせいだと書いています。寒いとか書きたくなくあくまでも地球温暖化と書きたいのですね。

7月12日のテレビ版でつゆ寒関係について、NHK,テレビ朝日、テレビ東京は放送ナシ、日本テレビで、「いつまでつゆ寒続く」、TBSは「三連休は土砂降りも」(冷夏はどうか?は不明)、フジテレビは、「7月の暑さ何処へ」でした。暑ければ大騒ぎして記事に書くのにね。

2019年7月 4日 (木)

近況、1、参院選きょう公示、追記、2、巻き爪で皮膚科へ、3、足のむくみがひどくなる ,4、6月のアクセス

1,2019年7月4日、参院選きょう公示。21日投票日、自民党の横暴を止められるか。

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毎日新聞7月4日夕刊 長期政権問う

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日経新聞7月4日夕刊 安倍政権信任問う

参議院議員選挙がきょう公示された。今回の選挙は改選議員の数により、自民党、公明党、維新の議員数が合計で3分の2以上を占めるかどうかである。安倍首相のひきいる自民党としては何とか、3分の2以上を獲得したいと思っている。年金問題で2000万円を蓄えなければいけないと正直に言ってしまったために麻生財務相が受け取りを拒否した。マクロスライドにより年金がますます少なくなることが明らかになっている。みんなこれでいいのでしょうか。

日本の大企業に対しては様々な税の優遇処置により、社内留保は益々積みあがっている。しかし様々な問題が深刻化しているにも関わらず、野党が分裂して、自公維体制残念乍ら盤石である。まあ、野党が1人区で統一候補を出しているのが救いではあるが。保守勢力の強さをつくづく感ずるところです。

随時、追記してゆきます。

7月6日(土)新聞各紙が選挙の予想を出しています。

毎日新聞

与党、改選過半数は確保

改憲3分の2割れも

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日経新聞では

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政権支持20代は7割 高齢者より高く「分断」示す。

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各年代の支持者の差 50代以上は内閣不支持で、20代ではとても代支持率が高い。

◎20代は収入が増え、不満は減る。となっている。これは本当なのでしょうか。しかし、景気は今後低下が予想されているので、それでも若者が満足となるのでしょうか。

6月の調査では立憲民主党の支持率は、10~30代が4%、70代以上が15%だった。以上が日経新聞記事

◎ドイツなどでは、ナチスは徹底的に否定されたが、日本ではアメリカの都合で右翼的勢力が温存された。筆者世代は筆者の戦前、戦後の悲惨な時代を経験し2度と戦争を起こしてはならないと思っている。しかし、先日の維新の議員若い議員が、もう一度戦争をやってどうのと気軽に話す時代になっている。恐ろしいことである。

2、左足の親指の巻き爪で皮膚科に。前回は親指の右側、今回は親指の左側。かゆみは足の方へ。

左足の親指の爪がまき爪で爪の右側の部分の爪と皮膚の一部を切除しましたが、まだ完全に治らないうちに、今度は左側がまき爪になりました。左側のとがった爪の部分を切除してもらいました。皮膚も一部切り取りました。右側のように肉が盛り上がり爪にかかっていたのをとるために液体窒素をかけて組織を破壊していないので直りは早いと思います。

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右足のかかと部分と土踏まず(ほとんどありませんが)に少しかゆみの炎症が出ています。朝起きてすぐに写真を撮ったため炎。症は強くありません。靴を履いてこすれる内に炎症部分がじんじんして赤くなってきます。体のほかの部分は治ってきたのに足が冷たい時には何ともなかった足が炎症を起こしてきました。靴を履いているのでこすれると炎症が悪くなるようです。昨年のひもなりました。どいときは炎症が水ぶくれのように

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(下図)左足の状況です。左足は右足ほど、まだかゆみが出ていません。左足の右のへり部分が少しかゆみが出ている程度です。

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3、足首のむくみが少しひどくなる

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足首を中心としてむくみが出ています。これも朝写真を撮ったためむくみも少し軽くなっています。しかし今は一時よりむくみが強いため大きな靴に左右変えています。4L、7E,26,0~26,5です。右足は一時、むくみが強くもっと大きな靴を1足買ってあります。

7月3日の皮膚科へ行った日に、理学療法士さんが来てくれましたが、皮膚科で足の爪を切って、そのとき一部足指がわずかに出血があることとむくみをとるためとでマッサージ主体でやってくれました。マッサージでこすり上げると足がずっとほそくなりました。

 

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