人間学研究所2019年度9月例会のおしらせ。杉山靖夫氏(税理士)の「消費税について」。例会で12ページの詳しい資料が配布されました。
山手線の新大久保と高田馬場の線路沿いの百日紅の花が満開です。下はつつじの花です。
人間学研究所2019年度9月例会(第154回)のお知らせ
日 時 : 2019年9月13日(金)午後6時から
テーマ : 「消費税について」
講 師 : 杉山靖夫氏 杉山税務事務所長 実用的人間学研究会副会長
場 所 : 西戸山タワーホームズノースタワー集会
◎お詫び 9月の例会が9月13日(金)に変更になりました。
9月20日はラグビーワールドカップの初日で、日本対ロシア戦があります。観戦される方も
多いと思いますので、1週間前の9月13日に変更いたしました。申し訳ありませんが、よろしく
お願いいたします。
大幅な自公の得票数の減少と、自民党の10議席減ということは
あっても、今度の選挙で、人々は消費税増税を支持したことに
なります。オリンピックまではなんとかかんとか、景気を維持
するかもしれませんがオリンピック以後は、世界同時不況と
ともに、ひどい不景気に陥りそうです。
杉山氏に、税理士の立場から、今度の消費税増税をどう見るか
お話しいただきます。
ぜひご参加ください。
お申し込み、お問い合わせは
佐竹幸一 090-6549-2677
pcr92240@nifty.com
◎追 記
いつも、貴重なコメントを頂くイチロウ様から、この度の
消費税値上げの問題点を鋭く指摘されています。
コメントを読んでいただくとともに、「ちきゅう座」での
熊王信之氏(イチロウ氏)の論説をぜひ,直接ご覧ください。
7月12日
「消費税は日本国憲法下の税制に相応しいのか」
7月24日
「選挙結果の感想各様」
9月13日の例会で配布された資料から
消費税について
H1年消費税 3% H9年 5% H26年 8% R1年 10%
平成30年度歳入60.4兆円
所得税 19兆1100億円 19,5% 法人税12兆Ⅰ670億円 12,5% 消費税17兆5570億円 18%
公債金(借金) 33兆6922億円 34,5%
上図 所得税、法人税、消費税の内訳 推移
消費税が所得税を抜きそう
下のグラフは歳出の内訳
ポイント還元利用時の実質消費税率:9パターン
このややこしさ
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イチロウ様
いつも貴重なコメントありがとうございます。
イチロウ様―熊王信之氏の文章をぜひ直接読んでいただきたく、本文の方に追記として書かせていただきました。
投稿: こういち | 2019年7月28日 (日) 20時26分
こういち 様
憲法原理に基づく税制整備が必要である、と主張されていました故北野弘久先生は、税法学の基本書である「税法学原理」でも消費税は憲法に背反する、との論旨を展開されていました。
これについては、ちきゅう座へ投稿した拙文でも書いたのですが、税制の詳しい分析は、税理士中心で纏められた研究書が何冊も出ています。 「不公平な税制をただす会」と言う組織からは、80年代から何冊もが出ています。 また、「公正な税制を求める市民連絡会」では、一般市民にも参加を呼び掛けておられます。 こちらの会は、宇都宮 健児 元日本弁護士連合会会長・弁護士の他、幅広い方々が共同代表をされています。
所得税のように、自らが申告せずに自動的に申告と徴収をされる間接税の消費税では、納税者の基本権が侵害されるのです。 それは、アベ政権のように大企業と富裕層、それに米国を大切にされる立場では国民に黙って税金だけ払って貰うのが望ましいでしょう。 でも、それでは、一般国民層がますます貧困に追いやられ、中小企業は淘汰されます。
こうして、一般層が貧困層に落ち富裕層のみが肥え太るとどうなるのか、と歴史を見ますと、第一次大戦後のドイツのように、ナチス化するのです。 ドイツの場合には、ハイパーインフレがあって中間層が消えましたので更に悲劇が深刻になったのですが。
投稿: イチロウ | 2019年7月28日 (日) 18時53分