3月21日(土)、自宅に本の移動。人間学研究所の8000冊の図書と人間学研究所の資料の移動と廃棄について
3月21日(土)息子とお手伝いの人2人で、ハイエースで佐竹ビルから、現在の自宅マンションまで本と、仏壇を届けてもらいました
テーブルの向きを変え壁面に書棚を2つ置きました。すべて、自分のベットやデスクのある部屋です。
4月2日に本の位置を変えて少し、すっきりさせました。
本の位置を変える前
机の横にあった小さい書棚はエアコンの下に。人間学研のファイルです。
テレビのとなりに置いた書棚。
ベットにくっついてあった小さい書棚
新たに4~500冊ほど持ってきたでしょうか。今度は本がとりやすくなります。前は、家内の部屋にほとんど本が置いてありました。
◎新しく持ってきた本箱にある本の数は約600冊でした。隣の部屋に約2000冊がありますので2600冊です。今まで人間学研究所においてあった本の数は1万冊です。その後病気後買った本が2~300冊でしょうか。
今までの経過
2013年11月のブログ筆者の旅先での脳出血発病いご、6年が経過しました.自宅のビルの階段の上り下りができなくなり、近くのマンションを借り、そこに住んでいました。6年が経過しても元の住まいに戻れる可能性が少なく、佐竹ビルに戻るのを断念し、5階の住まいと、3階の人間学研究所をともに,第3者に貸し出すことになりました。
1991年4月に第2サタケビルの2階に人間学研究所準備室を作りその壁面の本棚に色々な書物を購入し設置しました。その後、2010年3月に佐竹ビル3階に移転しました。その時に第2サタケビルに12000冊あった書物のうち2000冊を処分しました。残った10000冊は佐竹ビルの3階に作った人間学研究所におきました。書物は研究室の壁の四方と廊下におきました。月に2回ほど人間学研究所の例会も開かれました。印刷機も大型のコピー機も置いてありました。筆者の病気後、1万冊のうち2000冊は今住んでいるマンションに持ってきました。しかし詳しく選別して持ってこれたわけではありません。人間学研究所の例会は引き続き佐竹ビルの3階で開催され、筆者の講師の時だけ今住んでいるマンションの集会室にしてもらいました。2018年6月からは例会の開催場所を筆者の住むマンションに変えてもらいました。それに伴い筆者も人間学研究所の事務局長にも復活しました。
人間学研究所のあった3階には現在8000冊の書物と、人間学研究所とその前身の人間学研究会の50数年の資料が保管されています。人間学研究所の部屋は12畳ほどの部屋で折りたたみテーブルといすがあり、まわりに書棚が囲んでいるという形です。この部屋に入る途中の通路にも書棚があります。そこにあった本と資料の一部、約2000冊の書物は今住んでいるマンションに移動させていますが、残りの大部分が残されています。
前に書いたように、人間学研究所は第2サタケビルの2階にあり、佐竹ビルの3階に移動させた時にも、2000冊の書物を処分しました。6年前の発病後は月に3冊から5冊程度を買うだけで、本も新書版が中心でした。それでも300冊ぐらいは増えてしまいました。
借りたマンションには作り付けの書庫があり前後2列の書棚があります(下図)。それに私のベッドが置いてある部屋にも少し本が置いてあります。今借りているマンションにおいてある本のうち、あまり重要でない本は処分してしまいます。そして今筆者の寝ている部屋を整理して書棚を3つほど持ってきて移動してきた書物を置くようにます。
始め、いろいろの書物の中で、書名に人間とか、人間学という本を集めていました。一時は国立国会図書館での書物のなかの4割ぐらいをそろえていたことがあります。今まで人間学研究所のために購入した本の金額は1000万円を越しているでしょう。しかし古本屋で引き取ってもらうとほんのわずかにしかなりません。前に2000冊を処分してみてわかりました。
人間学研究所の部屋で必要な書物を選び出すために上の息子にスマホで写真に撮ってもらいました。大体書棚、3段から4段分をとってもらいました。とってもらった写真は90枚くらいになります。それでも、廊下のところにある本棚には小説が主体で置いてあるところは写真を撮ってもらっていません。小説類は保管の必要がないのです。
書物のほかに膨大な人間学関係の資料やファイルがあります。人間学史関係17冊、人間諸科学の書物20冊ほど。新聞などの切り抜き、新聞の切り抜き資料、人間学研究会などの例会のためのレジメや資料もたくさんあります。人間学研究所の年誌も16号まで出ていますが以前の分はかなり多く残っています。どこまで保存しておくか考え物です。
マンションの地下1階には畳1畳分プラスくらいのサービスルームがありますので普段必要でない資料や本はそこにおいておけます。-ここには本は置きません。
佐竹ビルの3階と5階の部屋を整理していますが、今までの人間学研究所の例会を記録した、カセットテープやCDなどを佐竹が病気になるまで膨大な量をすべて保管していました。50年以上前のテープもカセットに入れ替えたりもしました。今度の部屋の移動で残念ながらすべて処分しました。まあ、保管していても、再び聞くことは全くありませんでした。
今後の予定
◎3月21日(土)に、息子とお手伝いの人が自宅に来てくれて、本を持ってきてくれました。
大きな段ボールの箱6箱と、小さな段ボールの箱3箱を運んでくれました。それとともに3階にあった、仏壇も持ってきてくれました。
最後に残った本はゴミに出します。
1、今、借りているマンションにある書物のうちから不要なものを処分します。
前はこまかく、選別しないで区画ごとに持ってきたので不要な書物がかなりあるのです。2000冊プラスその後買った300冊、合計2300冊を廃品回収の日に出し、1600~1800冊程度に減らします。
下図 4つの書棚とスライド式の2列の書棚があります。ここは普段家内の部屋で、また扉がついています。必要の時以外、立ち入りません。
右端、奥の書棚。右の青色のファイルは人間学研究所の資料。しかし大部分はまだ研究所に。
2月21日 いらない本を、2月26日のマンションの廃棄図書を出す日に出すように整理中です。
下の4段目の棚以上には車いすからは手がとどきません。ですから重要でない本を置きます。
2、書棚3つをマンションに持ってきてもらいます。
3月21日に息子と孫たちで書棚を3つ持ってきてもらうのと、段ボールに詰めた本400冊ほどを持ってきてもらいます。
そして、現在の自宅の机のおき場所を変えるとか、本箱を設置し、本を部屋を整理し置き場所を作り、入れてもらいます。
3、人間学研究所の書物
息子にスマホで撮ってもらった写真[90枚ほど)から必要なものを選び出して持ってきてもらいます。1000冊から1500冊程度。
現在は8000冊といろいろなファイルが残っています。
書棚の上のファイルは人間学研究所の資料です。
上の棚には文庫本の古いめずらしい本があります。
棚の上の白い本は人間学研究所の年誌です。各号が他にたくさんあります。
右に黄色い本で、横になっている本は、顔学会の会報です。
上の写真は
右の酒瓶が入っている空間のところは、今のマンションに書物を運んだところです。ところどころ開いています。
2月21日、写真に基づいて、自宅に持ってくる書物とノート、書類なども含めて持ってきてくれます
4、残った書物は古書店に売却もしくは処分してもらいます。
7000冊程度。これは息子が手配してくれます。いささかもったいないですがいづれ処分しなければならないので。
最初に来てもらった東大前の古書店はいい本だけを持って帰りました。15000円と少しすべて片づけをしてくれたくらいを置いていきました。珍しい占いの本とかが人気だそうです。
今度は神保町の古書店に話し、そこの社長が見に来ました。改めて3月13日に大きな車で2人で取りに来て取り、大量に持って行ったそうです。代金は3000円だそうです。まあ持って行ってもらえばいいやという感じです。残った本はBook offに20日に撮りに来てもらいます。これも3000円になるかどうかです。後は廃棄物として処分です。700万円分位かけたの本で、全部で2万円ぐらいにしかなりません。
ブックオフは5373円を置いていきました。全部で15000円+3000円+5373円で、23000円~24000円くらいでした。すべて片付けてもらった家内の方へ。息子たちには家内からのお金と私の方で3万を出しました。
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コメント
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イチロウ様
コメントありがとうございます。
今から10数年前2000冊の本を処分しましたが、近くの古本屋で売れそうな本だけ引き取り、5000円でした。後は廃品回収で出しました。
息子が古書店にあたってくれるその後さらに状況は厳しいので、どうなることでしょう。家内の話では、人気のある本で新しいものは定価の3分の一ぐらいでブックオフで売れるそうですが後は10円とかひきとれませんだそうです。
投稿: コウイチ | 2020年2月19日 (水) 19時13分
書物は、読まれない、売れない、保存されない、等々である意味絶滅危惧種になっているようです。 それで、本屋さんが無くなりつつあります。
以前に大阪の古本屋に引き取りの依頼をしたところ、その古本屋曰く、本が売れないので引き取り出来ません、と。 それで、書籍は、一年がかりで段ボールに百以上詰めて、引き取りをしてもらえる古書店に送りました。 雑誌の類は、リサイクルの日に出しました。 古書の代金が振り込まれて集計しますと、段ボールの代金と同等でした。
昔と違い、書籍によれば、ネットで無料公開していますので、何も買わなくても良いのです。 例えば、防衛庁防衛研究所戦史室著の「戦史叢書」です。 日本の戦史が詳細に書かれていまして、第一級の資料になっています。 そしてそれがネットで全部読めるのです。 でも、やはり、紙面の方が眼には優しいので、必要なものは、古書店で買っています。 本日には、「比島攻略作戦」が届きました。 日本の戦史と米軍の戦史を比較しますと興味深いものがあります。
その昔には、NHKの番組でも現在の日本との対比を念頭にされた戦史の番組がありました。 侵略戦争の実相が描かれたものも多くありましたし、銃弾に倒れた兵士よりも餓死した兵士の方がはるかに多数であった実相も描かれていました。 でも、今では視点が違うようです。 NHKそのものが戦前回帰の風潮に靡くように思えます。
投稿: イチロウ | 2020年2月19日 (水) 17時24分