NHKスペシャル 人体対ウイルス タモリ・山中伸弥 「驚異の免疫ネットワーク」2020,7,4
2020年7月4日(土)午後7時半から8時45分にわたって、今までNHKでやってきた人体シリーズの「特別編」として放送されました。良く見直さないとどうなっているのかわかりませんでした。それで改めて概略を記録してみました。
タモリと山中伸弥、京都大学IPS細胞研究所所長
新型コロナウイルスの世界での死者は50万人を超えています。
◎2020年7月8日、世界の患者 11,626、265人 死者53872人 米国294万、ブラジル 162万・・・
日本の患者 19797人 死者 979人 東京 6973人 7日
「こういちの人間学ブログ」
『あなたの体の9割が細菌』ベストセラー。多くの現代病は腸内細菌のせい?細菌やウイルスも平和的に共存し、重要な役割も
2020年6月23日
http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2020/06/post-1ed319.html
NHKスペシャル、「人体特別編」”神秘の巨大ネットワーク”腸が免疫のカギだった。
2020年7月10日
http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2020/07/post-b233c0.html
シリーズ人体の特別編として 人体 VS ウイルス
1、最初に外部からの異物を取り除くものは気道の繊毛です。外に追い出す。
細菌やウイルスなどの異物に対しての戦いの仕組み
2、食細胞(好中球)がまず防御へ
◎白血球の1種で,細菌等の異物を貪食する 半数以上を占める
白血球は顆粒球,単球、樹状細胞、リンパ球に分かれる。
リンパ球はさらにB細胞(抗体をつくる)とT細胞(ヘルパーTとキラーTに分かれる)
好中球はアメーバの様な食細胞
食細胞
マクロファージは白血球の一種 白血球の5% 一定のサイトカイン(免疫活性物質)を出す
細菌などの異物などを取り込む
それらをすり抜けるとウイルス(赤い球)は細胞内で急激に増殖する。
3、サイトカインによりT細胞(リンパ球の1種)に伝わる
4、変形する キラーT細胞に
キラーT細胞の仕組み 鍵にぴたりと合わさる 新型コロナを集中攻撃
キラーT細胞がターゲットの細菌を攻撃
5、B細胞(リンパ球の1種)で大量の抗体をつくる
B細胞から抗体が大量に生み出される
◎抗体には、Ig、G、A,M,D,Eの5タイプがある。
感染による症状の1つ、肺血栓塞栓症
白血球の自爆攻撃
サイトカイン(ストーム) により 血栓ができて過剰な自爆攻撃が血栓を起こし命を奪うことも
サイトカインストーム 免疫の暴走
6、獲得免疫 第2の防衛システム
同じウイルスに感染してももう感染しない仕組み
病気からした回復した人の免疫の力が他の多くの人を救う
ウイルス由来と考えられる機能 免疫の長期記憶
100才で新コロナウイルス感染が治った人がいる
免疫力を下げないためには、十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動が大事。
日本人やアジアの人の感染者や死者数が少ない理由は共通な遺伝的な特徴による可能性もある。
◎今回の番組はなかなかわかりにくいものでした。ビデオに録りましたが何回も見直しました。他の資料も見て概要が分かったところです。
東洋人の新コロナの死亡率が低いのは、東洋人があまり肥満していないからではないかとも思います。西洋人の肉中心の食事だと新コロナウイルスに弱いのではないかとも思っています。
東京で第2波と思われる100人以上の感染者が続いていますが、今後どうなるのか心配です。
まとめ
1、細菌・ウイルスの(異物)侵入
2、マクロファージ(食細胞の白血球)
-貪食活動
-サイトカインの放出
3、リンパ球(ヘルパーT細胞)に伝達
ーB細胞に抗体を作らせる
-キラーT細胞に破壊させる
「人体シリーズ
神秘の巨大ネットワーク」”腸が免疫のカギだった” BS1 2020年7月7日再放送
◎免疫の仕組み 旺文社の資料から
白血球の種類
好中球
マクロファージ
T細胞
リンパ球
B細胞
NK(ナチュラルキラー細胞)
T細胞
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